Notes - Quarterly Consolidated Balance Sheet

FUKOKU CO.,LTD. - Filing #7592623

Concept As at
2022-06-30
Notes - Quarterly consolidated balance sheet
Notes - Quarterly consolidated balance sheet
Notes regarding guarantee obligations

 (偶発債務)

 訴訟1

当社及び株式会社ビー・ビー・エー(当社が設備購入を発注した法人。以下、二社を併せて「当社等」といいます。)は、当社の発注に基づき株式会社ビー・ビー・エーが株式会社スズキ技研と締結した生産設備の製造請負契約の解除に関して、株式会社スズキ技研から2020年10月6日付でさいたま地方裁判所にて訴訟を提起されました(当社への訴状送達は2020年11月10日)。

送達された訴状によると、製造請負契約が解除されたことに伴い損害を被ったと主張して、当社等に損害賠償金として97百万円の支払いと、支払いが済むまでの遅延損害金の支払いを請求しております。

当該事実が今後の当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点では請求に根拠がないと考えていること、また、仮に支払うこととなったとしても、その影響額を合理的に見積ることが困難なため、四半期連結財務諸表には反映しておりません。

 

 訴訟2

当社の連結子会社であるタイフコクパナプラスファウンドリー株式会社(以下「TFPF」といいます。)と隣接する2社(3社ともに製造会社であり、以下「被告等1」といいます。)及び当社の連結子会社でありTFPFの発行済株式の51%を所有するタイフコク株式会社並びに各社の代表取締役(以下、被告等1と総称して「被告等」といいます。)は、被告等1が操業する工場の近隣の住民及び住宅販売会社Sasi Phat House Co., Ltd.(以下「原告等」といいます。)から2022年1月13日付でタイ国サムトプラカン県裁判所に訴訟を提起されました(2022年1月22日訴状送達)。

送達された訴状によると、原告等は被告等が騒音・粉塵・異臭等を発生させたこと等に起因し損害を被ったとして、被告等に対し87百万タイバーツの損害賠償と問題の是正措置を求めています。

ただし、その後、原告等のうち住民4名からの訴えが取り下げられたことにより原告等の損害賠償請求額は71百万タイバーツに変更され、またタイフコク株式会社は原告等住民が居住する住宅に隣接しておりませんのでタイフコク株式会社及び同社の代表取締役2名に対する訴えも取り下げられました。

TFPFでは環境規制に対応するように留意して操業してまいりましたが、本件訴訟につきましては、訴訟代理人並びに被告等の間の協議、調整のうえ、適切な対応を図る所存です。本件訴訟において未だ被告等1が原告等に対して損害を与えたという事実は立証されておらず、また被告等1においてそのような事実確認もないため、現時点では被告等1には賠償義務はないと認識しており、かかる主張の正当性は本件訴訟を通じて主張してまいります。

なお、本件訴訟の今後の進捗次第では当社の当期以降の連結業績に影響を及ぼす可能性がありますが、仮に支払うこととなったとしても現時点でその影響額を合理的に見積ることが困難なため、四半期連結財務諸表には反映しておりません。

 

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