Interim / Quarterly Report • Oct 15, 2025
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| 【提出書類】 | 半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2025年10月15日 |
| 【中間会計期間】 | 第34期中(自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社ベクトル |
| 【英訳名】 | VECTOR INC. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役会長兼社長CEO 西江 肇司 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都港区赤坂四丁目15番1号 |
| 【電話番号】 | 03-5572-6080 (代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 代表取締役副社長CFO 後藤 洋介 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区赤坂四丁目15番1号 |
| 【電話番号】 | 03-5572-6080 (代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 代表取締役副社長CFO 後藤 洋介 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E26428 60580 株式会社ベクトル VECTOR INC. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2025-03-01 2025-08-31 Q2 2026-02-28 2024-03-01 2024-08-31 2025-02-28 1 false false false E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:Row1Member E26428-000 2025-10-15 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:HumanResourceBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:HumanResourceBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:PublicRelationsBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:NewsReleaseDistributionBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:PublicRelationsBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:DirectMarketingBusinessMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:DirectMarketingBusinessMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E26428-000 2025-08-31 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:NewsReleaseDistributionBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2024-02-29 E26428-000 2025-08-31 E26428-000 2024-08-31 E26428-000 2025-02-28 E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 E26428-000 2024-03-01 2025-02-28 E26428-000 2025-10-15 E26428-000 2025-03-01 2025-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:InvestmentBusinessReportableSegmentsMember E26428-000 2024-03-01 2024-08-31 jpcrp040300-q2r_E26428-000:InvestmentBusinessReportableSegmentsMember iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure
第2四半期報告書_20251015095019
| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第33期
中間連結会計期間 | 第34期
中間連結会計期間 | 第33期 |
| 会計期間 | | 自2024年3月1日
至2024年8月31日 | 自2025年3月1日
至2025年8月31日 | 自2024年3月1日
至2025年2月28日 |
| 売上高 | (百万円) | 27,385 | 29,749 | 59,254 |
| 経常利益 | (百万円) | 2,000 | 3,910 | 7,655 |
| 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益 | (百万円) | 1,019 | 1,765 | 4,195 |
| 中間包括利益又は包括利益 | (百万円) | 860 | 2,290 | 2,723 |
| 純資産額 | (百万円) | 19,327 | 23,023 | 21,337 |
| 総資産額 | (百万円) | 43,245 | 48,357 | 42,881 |
| 1株当たり中間(当期)純利益 | (円) | 21.73 | 37.65 | 89.43 |
| 潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 35.5 | 36.6 | 39.5 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 1,803 | 5,189 | 5,675 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △763 | △2,423 | △1,478 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △889 | 2,793 | △2,901 |
| 現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高 | (百万円) | 15,984 | 22,666 | 17,125 |
(注)1.当社は中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。
当中間連結会計期間より、PR・広告事業において株式会社gracemode及びStoricity, Inc.の株式を取得したため、また、新里程科技傳媒股份有限公司および株式会社ライブコマースを設立したため、連結の範囲に含めております。
当中間連結会計期間において、PR・広告事業に含まれていた株式会社アミーを清算したことにより、連結の範囲から除外しております。
この結果、2025年8月31日現在では、当社グループは、当社及び子会社48社並びに関連会社2社の合計51社で構成されることになりました。
第2四半期報告書_20251015095019
当中間連結会計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当中間連結会計期間(2025年3月1日~2025年8月31日)におけるわが国経済は、円安に伴う物価上昇等の影響があるものの、インバウンド需要の回復や雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続きました。一方で米国の通商政策の影響や、中国経済の先行き懸念、中東地域をめぐる情勢等、海外景気の下振れ影響もあり、先行きは十分注意をする必要がある状況が続いております。
当社グループは、戦略PRサービスを起点とした最先端のコミュニケーション手法によりシンプルかつスピーディにモノを広めるという考えを基軸とし、従来の広告予算より低価格でサービスを提供していることに加え、様々な産業セクターへサービスを提供しており、特定産業の景況の影響を受けづらい収益基盤づくりに努めていることから、景況感の悪化による業績への影響は軽微であり、今後もこの傾向が継続するものと考えております。
このような市場環境のもと、当社グループは、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのマーケティング戦略をワンストップで総合的にサポートする「FAST COMPANY」として、当社グループが有する既存顧客を中心にサービスを展開しました。さらに広告業界においては、インターネット広告費が社会のデジタル化を背景に継続して成長を続けていることを踏まえ、主にデジタル領域の中でも生活者の可処分時間内シェアが増加しているSNS領域においてサービス強化を目的としてM&Aを含むグループ基盤の強化に取り組みました。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は29,749百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は3,730百万円(前年同期比80.2%増)、経常利益は3,910百万円(前年同期比95.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は1,765百万円(前年同期比73.2%増)となりました。
セグメント業績は、次のとおりであります。
・PR・広告事業
PR・広告事業においては、コンサルティングを基本とする戦略PRサービスを起点としながら、タクシーの車内に設置するタブレットを活用したIoTサイネージやSNSなどを活用したデジタルマーケティングを駆使し、顧客に合ったコミュニケーション戦略をワンストップで提供しております。モノの広め方がよりデジタルに移行し、当社の掲げる「FAST COMPANY」という戦略に時代が適合してきたことに加え、SNSマーケティング領域のM&A等によりサービスの拡充を図り、これまで以上に顧客のコミュニケーション戦略を総合的にサポートできる体制を強化してまいりました。
その結果、前期において赤字であったNewsTVや韓国の事業が黒字化したことや、タクシーサイネージ事業及び第1四半期連結会計期間に連結子会社化した株式会社gracemodeが好調に推移したこと等が牽引したため、売上総利益は四半期連結会計期間として過去最高を更新し、また、営業利益においても第2四半期連結会計期間としては過去最高となりました。
以上の結果、PR・広告事業における売上高は16,169百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は2,198百万円(同36.1%増)となりました。
・プレスリリース配信事業
株式会社PR TIMESが手掛けるプレスリリース配信事業においては、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」をはじめとした多数のWebサイトにプレスリリースを配信・掲載しており、社会インフラとして多くの企業に活用され、2025年8月には利用企業社数が116,000社を突破いたしました。また、期初の計画通り、既存顧客による「PR TIMES」の利用頻度の向上に向けた営業活動等を実施した結果、利用企業社数及びプレスリリース配信数が過去最高を更新いたしました。これにより、四半期連結会計期間における過去最高の売上高と営業利益を更新いたしました。
以上の結果、プレスリリース配信事業における売上高は4,674百万円(前年同期比20.1%増)、営業利益は1,892百万円(同97.4%増)となりました。
・ダイレクトマーケティング事業
株式会社ビタブリッドジャパン等が手掛けるダイレクトマーケティング事業においては、広告効率を考慮に入れた既存商品の販売強化と新商品の育成に取り組みました。市況感を見つつ広告投資をコントロールしたことで第2四半期連結会計期間としては過去最高の販売個数と売上高に、営業利益においては広告効率を重視したことで広告宣伝費・販売促進費は抑えられ、増益となりました。なお、株式会社ビタブリッドジャパンにおいては2025年8月に月間過去最高売上を更新しております。
以上の結果、ダイレクトマーケティング事業における売上高は7,467百万円(前年同期比26.0%増)、営業損失は126百万円(前年同期は510百万円の営業損失)となりました。
・HR事業
株式会社あしたのチームにおいては、販売戦略の見直しや営業人員の強化を行いつつ機能改善を企図した開発等を強化し、34百万円の営業利益を計上しました。
動画を活用した採用プラットフォーム「JOBTV」においては、収益基盤の構築に向け、動画等の制作やSNSの運用まで幅広くサービスを展開いたしました。一方で、派遣事業を中心に転職Webメディア事業を展開するビジコネット株式会社が市場のニーズ変化の影響を受けたこと、及び前第3四半期連結会計期間に設立した株式会社クリニックTVへの事業投資により減益となり、「JOBTV」全体で94百万円の営業損失を計上しました。
以上の結果、HR事業における売上高は1,463百万円(前年同期比0.1%増)、営業損失は59百万円(前年同期は46百万円の営業利益)となりました。
・投資事業
投資事業においては、当社が保有する株式を一部売却しましたが、一部の投資先において評価損を計上いたしました。
以上の結果、投資事業における売上高は108百万円(前年同期比36.2%増)、営業損失は173百万円(前年同期は39百万円の営業損失)となりました。
② 財政状態の分析
(資産の部)
当中間連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ5,475百万円増加し、48,357百万円となりました。
流動資産におきましては、当中間連結会計期間末残高は36,229百万円と前連結会計年度末に比べ3,882百万円の増加となりました。これは、流動資産その他に含まれている未収入金が1,603百万円減少した一方で、現金及び預金が5,541百万円増加したことが主な要因となります。
固定資産におきましては、当中間連結会計期間末残高は12,127百万円と前連結会計年度末に比べ1,593百万円の増加となりました。これは、のれんが1,506百万円増加したことが主な要因となります。
(負債の部)
当中間連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ3,789百万円増加し、25,333百万円となりました。
流動負債におきましては、当中間連結会計期間末残高は19,155百万円と前連結会計年度末に比べ4,890百万円の増加となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が281百万円、賞与引当金が252百万円減少した一方で、短期借入金が4,402百万円、未払法人税等が914百万円増加したことが主な要因となります。
固定負債におきましては当中間連結会計期間末残高は6,177百万円と前連結会計年度末に比べ1,100百万円の減少となりました。これは、長期借入金が740百万円、リース債務が114百万円、繰延税金負債が258百万円減少したことが主な要因となります。
(純資産の部)
純資産におきましては、当中間連結会計期間末残高は23,023百万円と前連結会計年度末に比べ1,686百万円の増加となりました。これは、資本剰余金が540百万円、利益剰余金が265百万円、非支配株主持分が842百万円増加したことが主な要因となります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は22,666百万円と、前連結会計年度末に比較して5,541百万円の増加となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は5,189百万円(前年同期は1,803百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益の計上3,836百万円、減価償却費376百万円、未収入金の減少額1,574百万円、破産更生債権等の減少762百万円、売上債権及び契約資産の減少493百万円などによる資金の増加、及び貸倒引当金の減少798百万円などの資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は2,423百万円(前年同期は763百万円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出335百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,903百万円などの資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は2,793百万円(前年同期は889百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増額4,408百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入989百万円などの資金の増加、及び配当金の支払額1,497百万円、長期借入金の返済による支出1,020百万円などの資金の減少によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間において、当社グループ全体の研究開発活動の金額は、57百万円であります。
当研究開発活動は、PR・広告事業セグメントに係るものであり、主な内容は新サービスの開発であります。
(7)資本の財源と資金の流動性に係る情報
当社グループにおける主な資金需要は、運転資金、ベンチャー投資事業における投資資金及びM&Aを含めた成長投資となります。運転資金としては、主に人件費及び広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の支払となります。これらの資金につきましては、内部資金、金融機関から借入及び社債により調達しております。当中間連結会計期間末における現金及び預金は22,666百万円、短期借入金は6,753百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)は7,105百万円、社債(1年内償還予定を含む)は30百万円となっております。
当社は、2025年4月30日付で株式会社gracemodeの全株式を取得いたしました。また、当社の連結子会社であるVectorcom Inc.は、2025年4月30日付でStoricity, Inc.の全株式を取得し、連結子会社化(当社の孫会社化)いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
第2四半期報告書_20251015095019
| 種 類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 131,400,000 |
| 計 | 131,400,000 |
| 種 類 | 中間会計期間末 現在発行数(株) (2025年8月31日) |
提出日現在発行数(株) (2025年10月15日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内 容 |
| 普通株式 | 46,914,039 | 46,914,039 | 東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
| 計 | 46,914,039 | 46,914,039 | - | - |
(注)発行済株式のうち240,000株は、現物出資(金銭報酬債権317百万円)によるものであります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月1日~ 2025年8月31日 |
- | 46,914,039 | - | 3,038 | - | 168 |
| 2025年8月31日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 西江肇司 | 東京都渋谷区 | 18,820,600 | 40.13 |
| 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 東京都港区赤坂1-8-1 | 3,886,200 | 8.29 |
| ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1-8-12 | 1,677,100 | 3.58 |
| THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) |
BOULEVARD ANSPACH1,1000 BRUSSELS,BELGIUM (東京都港区港南2-15-1) |
1,285,000 | 2.74 |
| 吉柳さおり | 東京都渋谷区 | 967,600 | 2.06 |
| THE BANK OF NEW YORK 133612 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) |
BOULEVARD ANSPACH1,1000 BRUSSELS,BELGIUM (東京都港区港南2-15-1) |
916,100 | 1.95 |
| GOVERNMENT OF NORWAY-CFD (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO (東京都新宿区新宿6-27-30) |
461,700 | 0.98 |
| THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) |
240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NY 10286, U.S.A. (東京都港区港南2-15-1) |
460,300 | 0.98 |
| BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行) |
PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内1-4-5) |
460,024 | 0.98 |
| ㈱SBI証券 | 東京都港区六本木1-6-1 | 451,572 | 0.96 |
| 計 | - | 29,386,196 | 62.65 |
(注)1.持分比率は自己株式(9,600株)を控除して算出しております。
2.2025年1月8日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーが2024年12月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として議決権行使基準日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下の通りです。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株式等の数 (株) |
株券等保有割合(%) |
| ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー(Baillie Gifford & Co) | カルトン・スクエア、1グリーンサイド・ロウ、エジンバラ EH1 3AN スコットランド | 2,954,100 | 6.30 |
| 2025年8月31日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | 普通株式 | 9,600 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 46,887,300 | 468,873 | 単元株式数100株 |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 17,139 | - | - |
| 発行済株式総数 | 46,914,039 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 468,873 | - |
| 2025年8月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 株式会社ベクトル | 東京都港区赤坂 四丁目15番1号 |
9,600 | - | 9,600 | 0.02 |
| 計 | - | 9,600 | - | 9,600 | 0.02 |
該当事項はありません。
第2四半期報告書_20251015095019
1.中間連結財務諸表の作成方法について
当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第3編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2025年3月1日から2025年8月31日まで)に係る中間連結財務諸表について、東陽監査法人による期中レビューを受けております。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年2月28日) |
当中間連結会計期間 (2025年8月31日) |
|
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 17,125 | 22,666 |
| 受取手形、売掛金及び契約資産 | 7,843 | 7,442 |
| 営業投資有価証券 | 1,798 | 2,012 |
| 商品及び製品 | 2,021 | 1,594 |
| 未成業務支出金 | 606 | 680 |
| その他 | 3,378 | 2,241 |
| 貸倒引当金 | △427 | △409 |
| 流動資産合計 | 32,346 | 36,229 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物 | 1,216 | 1,251 |
| 機械装置及び運搬具 | 66 | 59 |
| 工具器具備品 | 1,026 | 982 |
| リース資産 | 1,122 | 1,131 |
| 建設仮勘定 | 16 | 30 |
| 減価償却累計額 | △1,622 | △1,747 |
| 有形固定資産合計 | 1,825 | 1,708 |
| 無形固定資産 | ||
| のれん | 2,976 | 4,483 |
| ソフトウエア | 998 | 1,191 |
| その他 | 185 | 152 |
| 無形固定資産合計 | 4,160 | 5,828 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 1,326 | 1,402 |
| 繰延税金資産 | 1,713 | 1,723 |
| 敷金及び保証金 | 714 | 623 |
| その他 | 1,996 | 1,266 |
| 貸倒引当金 | △1,202 | △423 |
| 投資その他の資産合計 | 4,548 | 4,591 |
| 固定資産合計 | 10,534 | 12,127 |
| 資産合計 | 42,881 | 48,357 |
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年2月28日) |
当中間連結会計期間 (2025年8月31日) |
|
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 2,505 | 2,313 |
| 未払金 | 1,728 | 1,980 |
| 短期借入金 | ※1 2,351 | ※1 6,753 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | ※2 2,076 | ※2 1,794 |
| 1年内償還予定の社債 | 10 | 10 |
| リース債務 | 234 | 241 |
| 未払法人税等 | 1,318 | 2,233 |
| 賞与引当金 | 642 | 389 |
| 契約負債 | 1,625 | 1,605 |
| ポイント引当金 | 5 | 10 |
| 株主優待引当金 | 40 | - |
| その他 | 1,726 | 1,822 |
| 流動負債合計 | 14,265 | 19,155 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | ※2 6,051 | ※2 5,310 |
| 社債 | 25 | 20 |
| リース債務 | 526 | 412 |
| 繰延税金負債 | 516 | 257 |
| 退職給付に係る負債 | 33 | 58 |
| その他 | 124 | 117 |
| 固定負債合計 | 7,278 | 6,177 |
| 負債合計 | 21,544 | 25,333 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 3,038 | 3,038 |
| 資本剰余金 | - | 540 |
| 利益剰余金 | 13,477 | 13,742 |
| 株主資本合計 | 16,516 | 17,322 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 40 | 137 |
| 為替換算調整勘定 | 383 | 215 |
| その他の包括利益累計額合計 | 423 | 353 |
| 新株予約権 | 145 | 254 |
| 非支配株主持分 | 4,251 | 5,093 |
| 純資産合計 | 21,337 | 23,023 |
| 負債純資産合計 | 42,881 | 48,357 |
| | | |
| --- | --- | --- |
| | | (単位:百万円) |
| | 前中間連結会計期間
(自 2024年3月1日
至 2024年8月31日) | 当中間連結会計期間
(自 2025年3月1日
至 2025年8月31日) |
| 売上高 | 27,385 | 29,749 |
| 売上原価 | 9,491 | 9,346 |
| 売上総利益 | 17,894 | 20,402 |
| 販売費及び一般管理費 | ※ 15,824 | ※ 16,671 |
| 営業利益 | 2,069 | 3,730 |
| 営業外収益 | | |
| 受取利息及び受取配当金 | 4 | 21 |
| 投資事業組合運用益 | 81 | 4 |
| 持分法による投資利益 | 19 | 30 |
| 為替差益 | - | 234 |
| その他 | 37 | 29 |
| 営業外収益合計 | 142 | 321 |
| 営業外費用 | | |
| 支払利息 | 69 | 86 |
| 為替差損 | 94 | - |
| 投資事業組合運用損 | 23 | 28 |
| その他 | 25 | 25 |
| 営業外費用合計 | 212 | 140 |
| 経常利益 | 2,000 | 3,910 |
| 特別利益 | | |
| 固定資産売却益 | - | 1 |
| 関係会社株式売却益 | 4 | - |
| 新株予約権戻入益 | 1 | - |
| 特別利益合計 | 5 | 1 |
| 特別損失 | | |
| 固定資産売却損 | 3 | - |
| 固定資産除却損 | 37 | 12 |
| 投資有価証券評価損 | - | 27 |
| 事業整理損 | - | 36 |
| 特別損失合計 | 41 | 76 |
| 税金等調整前中間純利益 | 1,964 | 3,836 |
| 法人税等 | 628 | 1,483 |
| 中間純利益 | 1,336 | 2,353 |
| 非支配株主に帰属する中間純利益 | 317 | 587 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 1,019 | 1,765 |
| | | |
| --- | --- | --- |
| | | (単位:百万円) |
| | 前中間連結会計期間
(自 2024年3月1日
至 2024年8月31日) | 当中間連結会計期間
(自 2025年3月1日
至 2025年8月31日) |
| 中間純利益 | 1,336 | 2,353 |
| その他の包括利益 | | |
| 為替換算調整勘定 | 172 | △171 |
| その他有価証券評価差額金 | △668 | 97 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | 19 | 11 |
| その他の包括利益合計 | △476 | △62 |
| 中間包括利益 | 860 | 2,290 |
| (内訳) | | |
| 親会社株主に係る中間包括利益 | 539 | 1,695 |
| 非支配株主に係る中間包括利益 | 320 | 594 |
| (単位:百万円) | ||
| 前中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 税金等調整前中間純利益 | 1,964 | 3,836 |
| 減価償却費 | 309 | 376 |
| のれん償却額 | 245 | 274 |
| 長期前払費用償却額 | 0 | 1 |
| その他の償却額 | 30 | 16 |
| 固定資産売却損益(△は益) | 3 | △1 |
| 固定資産除却損 | 37 | 12 |
| 持分法による投資損益(△は益) | △19 | △30 |
| 投資有価証券評価損益(△は益) | - | 27 |
| 投資事業組合運用損益(△は益) | △58 | 23 |
| 関係会社株式売却損益(△は益) | △4 | - |
| 新株予約権戻入益 | △1 | - |
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | 42 | △798 |
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | △238 | △254 |
| ポイント引当金の増減額(△は減少) | 30 | 4 |
| 株主優待引当金の増減額(△は減少) | △20 | △40 |
| 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) | 7 | 25 |
| 受取利息及び受取配当金 | △4 | △21 |
| 支払利息 | 69 | 86 |
| 売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) | 595 | 493 |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △957 | 342 |
| 営業投資有価証券の増減額(△は増加) | △197 | △82 |
| 仕入債務の増減額(△は減少) | 34 | △213 |
| 預け金の増減額(△は増加) | 237 | 24 |
| 前払金の増減額(△は増加) | 430 | △426 |
| 未収入金の増減額(△は増加) | 474 | 1,574 |
| 未払金の増減額(△は減少) | 936 | 324 |
| 契約負債の増減額(△は減少) | △153 | △11 |
| 破産更生債権等の増減額(△は増加) | △10 | 762 |
| その他 | △222 | 0 |
| 小計 | 3,564 | 6,325 |
| 利息及び配当金の受取額 | 7 | 18 |
| 利息の支払額 | △71 | △88 |
| 法人税等の支払額 | △1,697 | △1,066 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,803 | 5,189 |
| (単位:百万円) | ||
| 前中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
|
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 有形固定資産の取得による支出 | △255 | △77 |
| 有形固定資産の売却による収入 | 8 | 3 |
| 無形固定資産の取得による支出 | △339 | △335 |
| 投資有価証券の取得による支出 | △19 | △70 |
| ゴルフ会員権の取得による支出 | - | △3 |
| 出資金の払込による支出 | △60 | △12 |
| 出資金の回収による収入 | 101 | 10 |
| 貸付けによる支出 | △100 | △32 |
| 貸付金の回収による収入 | 11 | - |
| 敷金及び保証金の差入による支出 | △40 | △9 |
| 敷金及び保証金の回収による収入 | 46 | 6 |
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 | △135 | △1,903 |
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 | 21 | - |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △763 | △2,423 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 1,466 | 4,408 |
| 長期借入れによる収入 | 315 | - |
| 長期借入金の返済による支出 | △990 | △1,020 |
| 非支配株主からの払込みによる収入 | 19 | 149 |
| 社債の償還による支出 | △83 | △5 |
| 株式の発行による収入 | - | 38 |
| 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 | - | △8 |
| 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入 | - | 989 |
| 子会社の自己株式の取得による支出 | △0 | △1 |
| リース債務の返済による支出 | △111 | △116 |
| 配当金の支払額 | △1,358 | △1,497 |
| 非支配株主への配当金の支払額 | - | △144 |
| 投資事業組合員への分配金の支払額 | △146 | - |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △889 | 2,793 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 14 | △17 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 164 | 5,541 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 15,820 | 17,125 |
| 現金及び現金同等物の中間期末残高 | ※ 15,984 | ※ 22,666 |
(1)連結の範囲の変更
当中間連結会計期間より、株式会社gracemode及びStoricity, Inc.の株式を取得したため、また、新里程科技傳媒股份有限公司及び株式会社ライブコマースを設立したため、連結の範囲に含めております。
当中間連結会計期間において、株式会社アミーを清算したことにより、連結の範囲から除外しております。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用しております。
法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響はありません。
また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関する改正については、2022年改正適用指針を当中間連結会計期間の期首から適用しております。なお、当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響はありません。
税金費用の計算
税金費用については、当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、税引前中間純損益に一時差異等に該当しない重要な差異を加減した上で、法定実効税率を使用する方法によっております。
※1.当座貸越契約及びコミットメントライン契約
当社グループにおいては、運転資金の効率的な調達を行うため当中間連結会計期間末において取引銀行13行と当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2025年2月28日) |
当中間連結会計期間 (2025年8月31日) |
|
|---|---|---|
| 当座貸越極度額及びコミットメントライン契約の総額 | 9,186百万円 | 9,180百万円 |
| 借入実行残高 | 2,161 | 6,480 |
| 差引額 | 7,024 | 2,700 |
※2.財務制限条項
(1)当社は、取引銀行4行とのシンジケーション方式の借入契約(前連結会計年度末借入残高 393百万円、当中間連結会計期間末借入残高 131百万円)について、以下の財務制限条項が付されております。
(イ)各年度の決算期の末日における借入人の連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2018年2月に終了した決算期の期末日における借入人の連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%の金額以上に維持すること。
(ロ)各年度の決算期における借入人の連結損益計算書の営業損益に関して、損失を計上しないこと。
(ハ)各年度の決算期における連結貸借対照表に記載される有利子負債の合計金額を、連結損益計算書における営業利益並びに連結キャッシュ・フロー計算書における減価償却費、のれん償却額及び長期前払費用償却額の合計額で除した割合が5倍以下かつ正の値であること。
(2)当社は、取引銀行6行とのシンジケーション方式の借入契約(前連結会計年度末借入残高 3,007百万円、当中間連結会計期間末借入残高 2,738百万円)について、以下の財務制限条項が付されております。
(イ)各年度の決算期の末日における借入人の連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2023年2月に終了した決算期の期末日における借入人の連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%の金額以上に維持すること。
(ロ)各年度の決算期における借入人の連結損益計算書の営業損益に関して、損失を計上しないこと。
(ハ)各年度の決算期における連結貸借対照表に記載される有利子負債の合計金額を、連結損益計算書における営業利益並びに連結キャッシュ・フロー計算書における減価償却費、のれん償却額及び長期前払費用償却額の合計額で除した割合が5倍以下かつ正の値であること。
(3)当社子会社の株式会社あしたのチームは取引銀行1行と締結した金銭消費貸借契約(前連結会計年度末借入残高 239百万円、当中間連結会計期間末借入残高 170百万円)について、以下の財務制限条項が付されております。
(イ)2024年2月決算以降、各年度の決算期における損益計算書に示される営業利益について、317百万円(2023年2月決算期実績値)以下としない。
(ロ)2024年2月決算以降、各年度の決算期における貸借対照表に示される純資産合計金額について、△1,938百万円(2023年2月決算期実績値)以下としない。
(ハ)各四半期末日における取引銀行預金残高について、総預金残高×15%以上に維持すること。
なお、当中間連結会計期間において財務制限条項の一部に抵触しておりますが、期限の利益喪失に係る権利を行使しないことを取扱金融機関から合意を得ております。
(4)当社子会社のビジコネット株式会社は取引銀行1行と締結した金銭消費貸借契約(前連結会計年度末借入残高 27百万円、当中間連結会計期間末借入残高 24百万円)について以下の財務制限条項が付されております。
(イ)以下の各事由の一つにでも該当した場合には、取引銀行より本契約に基づく借入金にかかる利率、利幅の見直しについて協議を求められる可能性があります。
① 2期連続当期赤字
② 債務超過
※販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
|
| 給与手当 | 3,827百万円 | 4,163百万円 |
| 広告宣伝費 | 4,493 | 4,928 |
| 貸倒引当金繰入額 | 59 | △27 |
| 賞与引当金繰入額 | 284 | 336 |
| 退職給付費用 | 20 | 28 |
| ポイント引当金繰入額 | 30 | 4 |
| 株主優待引当金繰入額 | 7 | 0 |
※現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおり
であります。
| 前中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
|
|---|---|---|
| 現金及び預金勘定 | 15,984百万円 | 22,666百万円 |
| 現金及び現金同等物 | 15,984 | 22,666 |
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2024年3月1日 至 2024年8月31日)
1.配当金支払額
| (決 議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2024年5月30日 定時株主総会 |
普通株式 | 1,360 | 29 | 2024年2月29日 | 2024年5月31日 | 利益剰余金 |
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2024年3月15日開催の取締役会決議により、2024年3月29日付で自己株式1,262,061株の消却を実施し、当中間連結会計期間において、資本剰余金が321百万円、利益剰余金が1,126百万円及び自己株式が1,447百万円減少しております。
なお、自己株式の消却により、資本剰余金の残高が負の値となったため、資本剰余金を零とし、当該負の値を利益剰余金から減額しております。
この結果、当中間連結会計期間末において、利益剰余金が10,297百万円及び自己株式が0円となっております。
Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2025年3月1日 至 2025年8月31日)
1.配当金支払額
| (決 議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2025年5月29日 定時株主総会 |
普通株式 | 1,500 | 32 | 2025年2月28日 | 2025年5月30日 | 利益剰余金 |
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2025年8月1日の取締役会決議により、2025年8月8日付で当社の連結子会社である株式会社PR TIMESの株式の一部を売却いたしました。その結果等により、資本剰余金が540百万円となっております。
【セグメント情報】
1.前中間連結会計期間(自 2024年3月1日 至 2024年8月31日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
| (単位:百万円) | ||||||||
| 報告セグメント | 合計 | 調整額(注)1 | 中間 連結損益 計算書 計上額(注)2 |
|||||
| PR・広告事業 | プレス リリース 配信事業 |
ダイレクトマーケティング事業 | HR事業 | 投資事業 | ||||
| 売上高 | ||||||||
| 顧客との契約から生じる収益 | 16,096 | 3,829 | 5,926 | 1,453 | - | 27,306 | - | 27,306 |
| その他の収益 | - | - | - | - | 79 | 79 | - | 79 |
| 外部顧客への売上高 | 16,096 | 3,829 | 5,926 | 1,453 | 79 | 27,385 | - | 27,385 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 53 | 62 | 0 | 9 | - | 125 | △125 | - |
| 計 | 16,150 | 3,892 | 5,927 | 1,462 | 79 | 27,511 | △125 | 27,385 |
| セグメント利益又は損失(△) | 1,615 | 958 | △510 | 46 | △39 | 2,070 | △0 | 2,069 |
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△0百万円は、セグメント間取引消去△0百万円であります。
2.セグメント利益又は損失は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(2)報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
HR事業セグメントにおいて、当中間連結会計期間より、株式会社FINDAWAYを連結の範囲に含めております。当該事象によるのれんの発生額は、102百万円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
2.当中間連結会計期間(自 2025年3月1日 至 2025年8月31日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
| (単位:百万円) | ||||||||
| 報告セグメント | 合計 | 調整額 | 中間 連結損益 計算書 計上額(注) |
|||||
| PR・広告事業 | プレス リリース 配信事業 |
ダイレクトマーケティング事業 | HR事業 | 投資事業 | ||||
| 売上高 | ||||||||
| 顧客との契約から生じる収益 | 16,108 | 4,614 | 7,467 | 1,451 | - | 29,640 | - | 29,640 |
| その他の収益 | - | - | - | - | 108 | 108 | - | 108 |
| 外部顧客への売上高 | 16,108 | 4,614 | 7,467 | 1,451 | 108 | 29,749 | - | 29,749 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 61 | 59 | 0 | 12 | - | 134 | △134 | - |
| 計 | 16,169 | 4,674 | 7,467 | 1,463 | 108 | 29,883 | △134 | 29,749 |
| セグメント利益又は損失(△) | 2,198 | 1,892 | △126 | △59 | △173 | 3,730 | - | 3,730 |
(注)セグメント利益又は損失は、中間連結損益計算書の営業利益と一致しております。
(2)報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
PR・広告事業セグメントにおいて、当中間連結会計期間より、株式会社gracemode及びStoricity, Inc.を連結の範囲に含めております。当該事象によるのれんの発生額は、1,758百万円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
中間連結貸借対照表計上額と時価との差額及び前連結会計年度に係る連結貸借対照表計上額と時価との差額に重要性が乏しいこと、又は前連結会計年度の末日に比して著しい変動が認められないことから、記載を省略しております。
(取得による企業結合)
(株式会社gracemodeの連結子会社化)
当社は、2025年4月30日付で株式会社gracemodeの株式を取得し、同社を連結子会社化いたしました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
① 被取得企業の名称
株式会社gracemode
② 事業内容
化粧品の企画、販売事業、ECサイト運営事業、PR・マーケティング代行事業
(2)企業結合を行った主な理由
株式会社gracemodeは、美容コスメ領域のSNSマーケティングに特化したPR・デジタルマーケティング支援事業を展開しており、「個々の人生の幸せと豊かさに向き合い暮らしを、磨き続ける」というミッションを掲げ、生活者に向けたSNSでの認知拡大から購入まで一貫した施策をワンストップで支援しております。
株式会社gracemodeを子会社化することにより、同社が保有するSNSマーケティングやSNSメディアに関するノウハウと当社グループのPRおよび顧客基盤をかけ合わせることで、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのマーケティング領域を広げ、効果の最大化を図り、クライアントの事業成長に貢献する基盤を強化いたします。
(3)企業結合日
2025年4月30日(株式取得日)
2025年3月1日(みなし取得日)
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5)結合後企業の名称
変更はありません。
(6)取得した議決権比率
100%
(7)取得企業を決定するに至った根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
2.中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績期間
2025年3月1日から2025年8月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
| 取得の対価 | 現金 | 1,492百万円 |
| 取得原価 | 1,492百万円 |
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料等 2百万円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
1,077百万円
(2)発生原因
今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。
(3)償却方法及び償却期間
10年間にわたる均等償却
(連結子会社の株式取得による会社等の買収)
当社の連結子会社であるVectorcom Inc.は、2025年4月30日付でStoricity, Inc.の株式を取得し、同社を連結子会社化いたしました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
① 被取得企業の名称
Storicity, Inc.
② 事業内容
旅行系コンテンツ制作及びメディア運営事業、専属インフルエンサー運営事業
(2)企業結合を行った主な理由
Storicity, Inc.は、韓国トップのフォロワー数を持つ韓国最大の旅行系メディアを運営しており、韓国国内に多数のクライアントを有しております。その一方で、ベクトルコムは日系クライアントを多数有しているため、互いに送客することにより収益拡大につながるものと判断し、同社株式を取得することといたしました。
Storicity, Inc.を子会社化することにより、同社が保有するSNSマーケティングやSNSメディアに関するノウハウと当社グループのPRおよび顧客基盤をかけ合わせることで、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのマーケティング領域を広げ、効果の最大化を図り、クライアントの事業成長に貢献する基盤を強化いたします。
(3)企業結合日
2025年4月30日(株式取得日)
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5)結合後企業の名称
変更はありません。
(6)取得した議決権比率
100%
(7)取得企業を決定するに至った根拠
当社の連結子会社であるVectorcom Inc.が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
2.中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績期間
2025年5月1日から2025年6月30日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
| 取得の対価 | 現金 | 7,300百万韓国ウォン(約731百万円) |
| 取得原価 | 7,300百万韓国ウォン(約731百万円) |
4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
6,805百万韓国ウォン(約681百万円)
(2)発生原因
今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。
(3)償却方法及び償却期間
8年間にわたる均等償却
※日本円換算表記は、1韓国ウォン=0.1001円で換算しております。
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
1株当たり中間純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) |
|
|---|---|---|
| 1株当たり中間純利益 | 21円73銭 | 37円65銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益(百万円) | 1,019 | 1,765 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益(百万円) | 1,019 | 1,765 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 46,908,822 | 46,904,439 |
(注)潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
第2四半期報告書_20251015095019
該当事項はありません。
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