Quarterly Report • Aug 12, 2021
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| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2021年8月12日 |
| 【四半期会計期間】 | 第95期第1四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) |
| 【会社名】 | 株式会社TBSホールディングス |
| 【英訳名】 | TBS HOLDINGS, INC. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 佐々木 卓 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都港区赤坂五丁目3番6号 |
| 【電話番号】 | 03(3746)1111(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 財務戦略局長 小杉 尚 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区赤坂五丁目3番6号 |
| 【電話番号】 | 03(3746)1111(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 財務戦略局長 小杉 尚 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E04375 94010 株式会社TBSホールディングス TBS HOLDINGS, INC. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2021-04-01 2021-06-30 Q1 2022-03-31 2020-04-01 2020-06-30 2021-03-31 1 false false false E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:RealEstateAndOthersReportableSegmentsMember E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:LifestyleReportableSegmentsMember E04375-000 2021-06-30 E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 E04375-000 2020-06-30 E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 E04375-000 2021-03-31 E04375-000 2020-04-01 2021-03-31 E04375-000 2021-08-12 E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:MediaAndContentsReportableSegmentsMember E04375-000 2021-08-12 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E04375-000 2021-06-30 jpcrp_cor:Row1Member E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:MediaAndContentsReportableSegmentsMember E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:LifestyleReportableSegmentsMember E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 jpcrp040300-q1r_E04375-000:RealEstateAndOthersReportableSegmentsMember E04375-000 2020-04-01 2020-06-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E04375-000 2021-04-01 2021-06-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember xbrli:pure iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:shares
第1四半期報告書_20210811165735
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| 回次 | 第94期 第1四半期 連結累計期間 |
第95期 第1四半期 連結累計期間 |
第94期 | |
| 会計期間 | 自2020年4月1日 至2020年6月30日 |
自2021年4月1日 至2021年6月30日 |
自2020年4月1日 至2021年3月31日 |
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| 売上高 | (百万円) | 69,118 | 86,415 | 325,682 |
| 経常利益 | (百万円) | 8,130 | 12,488 | 19,233 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 4,749 | 8,139 | 28,072 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 61,124 | 11,462 | 211,067 |
| 純資産額 | (百万円) | 647,491 | 806,045 | 794,884 |
| 総資産額 | (百万円) | 855,021 | 1,098,117 | 1,100,223 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 27.77 | 47.67 | 164.32 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 74.2 | 72.2 | 71.0 |
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第1四半期連結累計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
第1四半期報告書_20210811165735
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まり、持ち直しの動きもみられるものの、感染者数が再拡大し、緊急事態宣言の長期化などにより個人消費が停滞するなど、先行きは依然不透明な状況が続いております。
テレビ広告市況は多くの業種で景況が回復しており、スポット広告費の関東地区投下量は前年同期比155.8%と大幅に改善しました。
このような状況の下、当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結売上高は、タイム・スポット収入の大幅な増収などにより、864億1千5百万円(前年同期比25.0%増)となりました。
売上原価と販売費及び一般管理費を合わせた営業費用は、番組制作費や広告代理店手数料の増加などにより、776億4千9百万円(前年同期比18.5%増)となりました。
この結果、営業利益は87億6千5百万円(同144.6%増)となりました。また、経常利益は124億8千8百万円(同53.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は81億3千9百万円(同71.4%増)となりました。
◇メディア・コンテンツ事業セグメント
メディア・コンテンツ事業セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上高は682億3千万円(前年同期比24.0%増)、営業利益は、62億1千6百万円(同151.1%増)となりました。
㈱TBSテレビのテレビ部門の当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、112億3千3百万円増収の478億6千2百万円(前年同期比30.7%増)となりました。このうち、タイム収入が202億7千7百万円(前年同期比6.9%増)、スポット収入が218億6千6百万円(同54.7%増)、国内番販や無料動画配信での広告収入を含むコンテンツ収入が46億7千7百万円(同80.6%増)となりました。タイム収入については、「マスターズ」をはじめとするスポーツイベントが復活するなど、単発番組の好調により、増収となりました。スポットセールスについては、広告主による関東地区投下量の前年同期比55.8%増が大きく貢献し、大幅な増収となりました。5局シェアは20.4%と前年同期比0.1ポイント減となりました。コンテンツ収入については、前年同期の巣ごもり需要による番販の活況からの反動減があったものの、ドラマを中心とした無料・有料動画配信の好調によって大幅な増収となりました。
㈱TBSテレビの事業部門の当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、8億7千3百万円増収の51億5千5百万円(前年同期比20.4%増)となりました。
催事・興行では、「スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021」や「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士-大坂夏の陣-」などが上演され、増収となりました。
海外事業では、中国・韓国への番販環境の回復や、SASUKEなどフォーマット販売も増加し、増収となりました。一方で、メディア事業は、CS事業がチャンネル単価の向上などにより好調でしたが、有料配信事業のテレビ部門への移管により、減収となりました。
㈱BS-TBSの当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、タイムレギュラーセールスの苦戦がありつつも、プロ野球、ゴルフ、バレーボールなどスポーツ番組の再開による反動増で、1億3千6百万円増収の38億6千7百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
㈱TBSラジオの当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、タイムセールスが堅調に推移し、7千7百万円増収の20億4千2百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
費用面においては、レギュラー番組の制作やスポーツ単発の復活による制作費の増加に加え、事業部門も催事・興行の上演再開などにより費用が増加しました。また、広告代理店手数料の増加などがあり、同セグメントにおける営業利益は37億4千1百万円増益となる62億1千6百万円(前年同期比151.1%増)となりました。
◇ライフスタイル事業セグメント
ライフスタイル事業セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上高は、142億3千4百万円(前年同期比39.5%増)、営業利益は5億3千3百万円(前年同期は9億4百万円の営業損失)となりました。
| スタイリングライフグループでは、通信販売事業の㈱ライトアップショッピングクラブが巣ごもり需要拡大基調の中、顧客数および顧客単価を伸ばし増収増益となりました。中核の小売事業「プラザスタイルカンパニー」は、緊急事態宣言の発出による店舗休業や時短営業を強いられたものの、前年同期よりも対象施設が限定的だったこともあり、増収増益となりました。 |
◇不動産・その他事業セグメント
不動産・その他事業セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上高は39億5千万円(前年同期比1.9%増)、営業利益20億1千4百万円(同0.0%減)となりました。
前年同期における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う赤坂Bizタワーの稼働低下からの反動増と修繕費の増加などにより、増収微減益となりました。
当社グループの財政状態は次のとおりです。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は1兆981億1千7百万円で、前連結会計年度末に比べて21億6百万円の減少となりました。現金及び預金が配当金や税金の支払い等により117億8千8百万円減少した一方、保有する株式の含み益の増加等により投資有価証券が41億6百万円増加したこと等によります。
(負債)
負債合計は2,920億7千1百万円で、前連結会計年度末に比べて132億6千6百万円の減少となりました。保有する株式の時価の上昇に伴い繰延税金負債が28億3百万円増加した一方、税金の支払い等により未払法人税等が130億9千7百万円減少したこと等によります。
(純資産)
純資産合計は8,060億4千5百万円で、前連結会計年度末に比べて111億6千万円の増加となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や配当金の支払い等により利益剰余金が差し引き78億9千5百万円増加、その他有価証券評価差額金が35億6百万円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は72.2%、1株当たりの純資産は4,642円28銭となっております。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
[会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針]
当社は、2007年2月28日開催の当社取締役会において、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下「基本方針」といいます)を整備しましたが、当社グループの新たな中期経営計画「TBSグループ中期経営計画2023」の策定と実行に伴い、2021年5月14日の同取締役会において当該中期経営計画に関わる部分について、以下のとおり改定を行いました。
イ 基本方針の内容
当社は、上場企業として市場経済の発展に寄与すべき責務を負うと同時に、有限希少の電波を預かる放送事業者を傘下に持つ認定放送持株会社として、高い公共的使命を与えられている企業であります。その企業としての性格は、当社が制定した「TBSグループ行動憲章」に、「私たちは、表現の自由を貫き、公平・公正・正確な情報の発信に努め、報道機関としての使命を果たします。」、「私たちは、社会とのつながりや自然との共生を大切に考え、持続可能な社会とよりよい地球環境の実現に努めます。」と掲げているとおりであり、とりわけ災害・緊急時等には、わが国の基幹メディアとして、一瞬の遅滞も許されることなく社会のライフラインの機能を果たすべき放送事業者を傘下に持つ認定放送持株会社として、社会的に重大な役割を与えられております。
また、地上デジタル放送の本格化や多メディア時代を迎えて、放送事業は、番組制作・企画開発力とその質の一層の向上を問われております。
これらの社会的使命、社会的役割を実現し、放送事業としての競争力の鍵である番組制作・企画開発力とその質を絶えず向上させていくうえで、従業員や関係職員等当社並びに当社の子会社および関連会社が有する人材が重要な経営資源として位置づけられるのは勿論のこと、業務委託先や取引先その他当社の番組やコンテンツを支える人々との長期の信頼関係も、経営資源として極めて重要な役割を果たしており、これらは当社の企業価値の源泉を構成するものにほかなりません。
したがいまして、当社の企業価値および株主の皆様共同の利益を最大化していくためには、中長期的な観点から、このような当社の企業価値を生み出す源泉を育て、強化していくことが最も重要であって、当社の財務および事業の方針は、このような認識を基礎として決定される必要があります。
もとより、当社は、上場企業として、当社の企業価値および株主の皆様共同の利益の最大化に資する形で当社株式の大量取得行為が行われることや当該行為に向けた提案がなされることを否定するものではありません。しかしながら、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者が、上記のような当社の企業価値の源泉とその中長期的な強化の必要性についての認識を共有せず、上述した当社の企業価値を生み出す源泉を中長期的に見て毀損するおそれがある場合、当社の企業価値および株主の皆様共同の利益の最大化に反する結果につながりかねないものと考えられます。
以上のような観点から、当社といたしましては、放送法および電波法の趣旨にも鑑み、特定の者またはグループ(およびこれらと所定の関係を有する者)が当社の総株主の議決権の20%以上に相当する議決権を有する株式を取得すること等により(かかる場合における特定の者またはグループおよびこれらと所定の関係を有する者を併せて以下「買収者等」といいます)、上述したような当社の企業価値の源泉が中長期的に見て毀損されるおそれがある場合等、当社の企業価値または株主の皆様共同の利益の最大化が阻害されるおそれが存する場合には、かかる買収者等は当社の財務および事業の方針の決定を支配する者として不適切であるとして、法令および当社の定款によって許容される限度において、場合により、当社の企業価値および株主の皆様共同の利益の確保およびその最大化に向けた相当な措置を講じることとしています。
なお、認定放送持株会社制度は、放送事業者にも持株会社制度の利用を認めることにより、マスメディア集中排除原則の趣旨を維持しつつ、放送事業者の経営のより一層の効率化を可能にする新たな経営基盤を提供するものですが、放送の多元性・多様性および地域性を確保する趣旨から、法律上議決権比率が33%を超える株主に関しては当該超過分の議決権の保有が制限されており、当社の株主の皆様につきましても、当社が認定放送持株会社に移行いたしました結果、かかる制限が既に適用されております。
しかしながら、当社は、認定放送持株会社への移行後も、従前同様、放送の不偏不党を堅持しながら、分野に応じて最適な業務提携先と最適な提携を実現し、全体として多彩な業務提携先との間で全方位の関係を構築する、いわゆる全方位型業務提携を提携方針としておりますところ、この観点からは、持株比率が20%を超える株主が出現することは、これにより上記提携方針を維持した場合を上回る利益が見込まれる場合でない限り、依然として当社の企業価値、株主の皆様共同の利益にとって好ましくない事態であると考えられます。かかる趣旨から、当社といたしましては、認定放送持株会社への移行による議決権保有制限制度の適用に拘わらず、今後も、基本方針に照らして不適切な者によって当該株式会社の財務および事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みを維持することとし、 また、この度、当社グループの新しい中期経営計画として、2021年5月14日に「TBSグループ 中期経営計画2023」を策定し、その実現に取り組んでまいります。
ロ 「TBSグループ 中期経営計画2023」の実行による企業価値向上および株主共同の利益最大化に向けた取組み
当社グループは、創立以来、テレビ・ラジオの放送を通じて国民の知る権利に奉仕し、広く愛される良質な娯楽を提供することで企業価値向上に努めてまいりました。しかしながら昨今、少子高齢化、ライフスタイルの多様化、デジタル化など、当社を取り巻く環境は急速に変化し、また、自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大など、予測の難しい経営環境が続いております。このような環境下においても、社会に求められる企業として持続的に企業価値を向上していくことが、当社グループの最大の課題であるとの認識に立ち、当社グループは、従来の積み上げ型ではなく、長期的な視点に立って将来の目指す姿からバックキャスティングする方法で取り組み、2030年の目指す姿である「TBSグループ VISION2030」を策定いたしました。その中で、皆様の「心を揺さぶる」すべてをコンテンツととらえ、当社グループの最大の強みである「コンテンツ創造」の力を軸に、放送の枠を超えてあらゆる「最高の“時”」を創造するコンテンツグループを目指すというビジョンを示しました。そして、その実現に向けた第1フェイズとして、2021年度から2023年度を対象とした「TBSグループ 中期経営計画2023」を策定し、「コロナ禍からの回復と成長への種まき」をテーマに様々な施策に取り組んでいくことといたしました。当社グループは、「TBSグループ 中期経営計画2023」の遂行を通じて、当社および当社グループの企業価値と株主の皆様共同の利益の最大化を目指すとともに、株主の皆様の負託に応えてまいる所存です。
ハ 基本方針に照らして不適切な者による支配を防止するための取組みの概要
当社は、2007年2月28日開催の当社取締役会の決議により、当社の企業価値および株主の皆様の共同の利益を確保し、向上させることを目的として、2005年5月18日付けで公表いたしました「当社株式にかかる買収提案への対応方針」について、その実質を維持しつつ株主の皆様の意思をさらに重視する形で改定(以下、改定後の対応方針を「本プラン」といいます)を行い、2007年6月28日開催の当社第80期定時株主総会(以下「2007年株主総会決議」といいます)において、本プランとその継続につき、同総会に出席した議決権を行使することができる株主の議決権の過半数によるご賛同をもって株主の皆様のご承認をいただいております。本プランにつきましては、その後、当社が2009年4月1日付けで認定放送持株会社に移行したこと、さらには会社法および金融商品取引法の改正および施行等の法的環境の変化を踏まえ、当社企業価値評価特別委員会(以下「特別委員会」といいます)の現任委員全員の同意を得て、2007年株主総会決議の枠内で、本プランについて所要の最小限の範囲で一部修正を行っております。さらに、2021年3月4日付けで特別委員会の現任委員の過半数かつ外部有識者委員の過半数の同意による承認を経て、同日開催の当社取締役会の決議により、2007年株主総会決議の枠内で、特別委員会の構成および委員の利益相反性に関する要件を変更しております。現行の本プランの内容は以下のとおりです。なお、以下の記載は、事業報告における記載の分かりやすさを確保する観点から、本プランの内容を一部簡略化したものです。
(a) 本プランの発動にかかる手続
(ⅰ)本プランの手続の対象となる行為
当社は、以下の①ないし③のいずれかに該当する行為(以下「大規模買付行為等」といいます)が行われた場合を本プランの適用対象とし、これらの行為を行う方針を有する者(当該方針を有するものと当社取締役会が特別委員会の勧告にもとづき合理的に判断した者を含み、当社取締役会が予め承認をした場合を除きます)が現れた場合に、本プランに定めた手続を開始するものといたします。
大規模買付行為等に対する対応措置の内容は、下記(ⅳ)のとおりですが、本プランは、上記の方針を有する者が現れた場合に当然にかかる対応措置を発動するものではなく、当該者に対してかかる対応措置を発動するか否かは、あくまで下記(ⅱ)、(ⅲ)および(ⅴ)ないし(ⅶ)の手続に従って決せられることとなります。
①当社が発行者である株券等についての、買付け等の後における公開買付者グループの株券等所有割合の合計が20%以上となることを目的とする公開買付け
②当社が発行者である株券等についての、大規模買付者グループの、買付け等の後における株券等保有割合が20%以上となるような買付け等
③当社が発行者である株券等についての公開買付けまたは買付け等の実施にかかわらず、大規模買付者グループと、当該大規模買付者グループとの当社の株券等にかかる株券等保有割合の合計が20%以上となるような当社の他の株主との間で、当該他の株主が当該大規模買付者グループに属するいずれかの者の共同保有者に該当するに至るような合意その他の行為、または当該大規模買付者グループの中核を成す当社の株主と当該他の株主との間にその一方が他方を実質的に支配しもしくはそれらの者が共同ないし協調して行動する関係を樹立する行為
以下、公開買付者グループおよび大規模買付者グループと、上記③において定める「他の株主」とを併せて、「買収者グループ」といいます。
(ⅱ)買収者グループに対する情報提供の要求等
大規模買付行為等を行う買収者グループは、当社取締役会が別途認めた場合を除いて、当該大規模買付行為等の開始または実行に先立ち、当社に対して、下記の各号に定める情報(以下「本必要情報」といいます)とそれらに加えて、取締役会評価期間(下記(ⅲ)に定義されます)および当該期間における検討の結果下記(ⅵ)に従い当社取締役会が株主総会の招集を決議した場合にはそのときからさらに21日間の待機期間において当社株券等の買付け等を行わないこと、並びに本プランに定める手続を遵守する旨の誓約文言等を記載した書面を提出していただきます。
特別委員会は、提出された情報が本必要情報として不十分であると判断した場合には、同グループに対し、適宜回答期限(原則として60日といたします)を定めたうえ、追加的に情報を提供するよう求めることがあります。
①買収者グループの概要
②大規模買付行為等の目的、方法および内容
③大規模買付行為等を行うに際しての第三者との間における意思連絡の有無並びに意思連絡が存する場合にはその相手方名およびその概要、並びに当該意思連絡の具体的な態様および内容
④大規模買付行為等にかかる買付けの対価の算定根拠およびその算定経緯
⑤大規模買付行為等にかかる買付けのための資金の裏付け
⑥大規模買付行為等の完了後に意図されている当社および当社グループの経営方針、事業計画、財務計画、資金計画、投資計画、資本政策、配当政策および番組編成方針等その他大規模買付行為等の完了後における当社および当社グループの役員、従業員、取引先、顧客、業務提携先その他の当社および当社グループにかかる利害関係者の処遇方針
⑦反社会的勢力ないしテロ関連組織との関連性の有無およびこれらに対する対処方針
⑧当社の認定放送持株会社としての、およびTBSテレビの放送事業者としての公共的使命に対する考え方
⑨その他当社取締役会または特別委員会が合理的に必要と判断する情報
(ⅲ)取締役会および特別委員会による検討等
当社取締役会および特別委員会は、買収者グループが開示した大規模買付行為等の内容に応じた下記①または②の期間を、当社取締役会による評価、検討、意見形成、代替案立案および買収者グループとの交渉のための期間(以下「取締役会評価期間」といいます)として設定いたします。
①対価を現金のみとする公開買付けによる当社の全ての株券等の買付けが行われる場合:60日間
②上記①を除く大規模買付行為等が行われる場合:90日間
当社取締役会は、取締役会評価期間内において、買収者グループから提供された本必要情報にもとづき、当社の企業価値および株主の皆様共同の利益の最大化の観点から、買収者グループの大規模買付行為等に関する提案等の評価、検討、意見形成、代替案立案および買収者グループとの交渉を行うものといたします。
また、特別委員会も上記と並行して買収者グループからの提案等の評価および検討等を行いますが、特別委員会がかかる評価および検討等を行うに当たっては、必要に応じて、当社取締役会から独立した第三者的立場にある専門家の助言を得ることができるものといたします。なお、かかる費用は当社が負担するものといたします。
また、特別委員会は、買収者グループが本プランに定められた手続に従うことなく大規模買付行為等を開始したものと認める場合には、引き続き本必要情報の提出を求めて同グループと協議・交渉等を行うべき特段の事情がある場合を除き、当社取締役会に対して、本新株予約権の無償割当て等の下記(ⅳ)で定める所要の対応措置を発動することを勧告できるものといたします。この場合、当社取締役会は、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り、特別委員会の上記勧告を最大限尊重のうえ、本新株予約権の無償割当て等の下記(ⅳ)で定める所要の対応措置を発動することといたします。
(ⅳ)対応措置の具体的内容
当社が本プランにもとづき発動する大規模買付行為等に対する対応措置は、原則として、本新株予約権の無償割当てによるものといたします。但し、会社法その他の法令および当社の定款上認められるその他の対応措置を発動することが適切と判断された場合には当該その他の対応措置が用いられることもあるものといたします。
大規模買付行為等に対する対応措置として本新株予約権の無償割当てをする場合の概要は、下記「3.本新株予約権の無償割当ての概要」に記載のとおりですが、実際に本新株予約権の無償割当てをする場合には、
①例外事由該当者(下記「3.本新株予約権の無償割当ての概要」の(c)において定義されます)による権利行使は認められないとの条件や、
②新株予約権者が例外事由該当者に当たるか否かにより異なる対価で当社がその本新株予約権を取得できる旨を定めた取得条項(例外事由該当者以外の新株予約権者が保有する本新株予約権については、これを当社がその普通株式と引換えに取得する一方、例外事由該当者に該当する新株予約権者が保有する本新株予約権については、当社が適当と認める場合には、これを本新株予約権に代わる新たな新株予約権その他の財産と引換えに取得することができる旨を定めた条項)、または
③当社が本新株予約権の一部を取得することとするときに、例外事由該当者以外の新株予約権者が所有する本新株予約権のみを取得することができる旨を定めた取得条項
等、大規模買付行為等に対する対応措置としての効果を勘案した行使期間、行使条件、取得条項等を設けることがあり得ます。
(ⅴ)対応措置の不発動の勧告
特別委員会は、買収者グループによる大規模買付行為等ないしその提案内容の検討と、同グループとの協議・交渉等の結果、同委員会の現任委員の全員一致によって、当社が定めるガイドラインに照らし、買収者グループが総体として濫用的買収者に該当しないと判断した場合には、取締役会評価期間の終了の有無を問わず、当社取締役会に対して、本新株予約権の無償割当て等の対応措置を発動すべきでない旨の勧告を行います。
本新株予約権の無償割当てその他の対応措置について、特別委員会から不発動の勧告がなされた場合には、当社取締役会は、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り、当該勧告に従って、本新株予約権の無償割当てその他の対応措置を発動しない旨の決議を行うものといたします。
(ⅵ)株主総会の開催
特別委員会は、買収者グループによる大規模買付行為等ないしその提案の内容の検討、同グループとの協議・交渉等の結果、同委員会がその現任委員の全員一致により上記(ⅴ)の勧告を行うべき旨の判断に至らなかった場合には、本新株予約権の無償割当ての実施およびその取得条項の発動その他の対応措置の発動につき株主総会に諮るべきである旨を当社取締役会に勧告するものといたします。その場合、当社取締役会は、本新株予約権の無償割当てを行うことおよびその取得条項の発動その他の対応措置の発動についての承認を議案とする株主総会の招集手続を速やかに実施するものといたします。
当該株主総会の決議は、出席した議決権を行使することができる株主の議決権の過半数によって決するものといたします。当該株主総会の結果は、その決議後速やかに開示するものといたします。
(ⅶ)取締役会の決議
当社取締役会は、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り特別委員会の勧告(上記(ⅲ)にもとづく対応措置発動の勧告または上記(ⅴ)にもとづく対応措置不発動の勧告)を最大限尊重し、または上記株主総会の決議に従って、本新株予約権の無償割当ておよびその取得条項の発動その他の対応措置の発動または不発動に関する会社法上の機関としての決議を本プラン所定の手続に従って遅滞なく行うものといたします。
なお、買収者グループは、当社取締役会が本プラン所定の手続に従って本新株予約権の無償割当てその他の対応措置を発動しない旨の決議を行った後でなければ、大規模買付行為等を実行してはならないものとさせていただきます。
(b) 本プランの有効期間、廃止および変更
本プランは、2019年4月以降最初に開催される定時株主総会において本プランを廃止する旨の決議がなされない限り、さらに3年間自動的に更新されるものとし、その後も同様とされているものであります。
但し、本プランは、有効期間内であっても当社取締役会もしくは当社株主総会において本プランを廃止する旨の決議がなされた場合または特別委員会が全員一致で本プランを廃止する旨決議した場合には、その時点で廃止されるものといたします。
また、当社取締役会は、有効期間の満了前であっても、特別委員会の現任委員の過半数かつ外部有識者委員の過半数の同意による承認を得たうえで、本プランを株主総会の承認の範囲内で修正しまたは変更する場合があります。
特別委員会は、本プランにもとづき当社取締役会から諮問を受けた事項およびその他につき当社の企業価値最大化を実現する方策としての適性を検討し、その結果を勧告する当社取締役会の社外諮問機関であります。一方、当社取締役会は、特別委員会の勧告を最大限尊重のうえ、対応方針にもとづく事前対応および対応措置に関し必要となる事項についての最終判断を行うこととしております。また、当社監査役会は、当社取締役会および特別委員会の判断過程を監督することとしております。
特別委員会は、当社またはTBSテレビ社外取締役のうちから1ないし3名、社外監査役のうちから1ないし2名、および弁護士・会計士・投資銀行業務経験者・経営者としての実績や会社法に通じた学識経験者等社外の有識者から1ないし3の社外委員(但し、いずれも事前対応または対応措置の対象となる買収者グループと利害関係のない者とします)をもって構成することとしており、各委員の任期は2年です。
(a)割当対象株主
取締役会で定める基準日(上記「1.本プランの概要」(a)(ⅰ)柱書所定の事由発生後の日とされます)における最終の株主名簿に記載または記録された株主に対し、その所有株式(但し、当社の有する当社普通株式を除きます)1株につき1個の割合で新株予約権の無償割当てをします。
(b)新株予約権の目的である株式の種類および数
新株予約権の目的である株式の種類は当社普通株式とし、新株予約権の行使により交付される当社普通株式は1株以内で取締役会が定める数とします。
(c)新株予約権の行使条件
新株予約権の行使条件は取締役会において定めるものとします(なお、買収者グループに属する者であって取締役会が所定の手続に従って定めた者(以下「例外事由該当者」といいます)による権利行使は認められないとの行使条件を付すこともあり得ます)。
(d)当社による新株予約権の取得
(ⅰ)当社は、取締役会において定める一定の事由が生じることまたは一定の日が到来することのいずれかを条件として、新株予約権の全部または例外事由該当者以外の新株予約権者が所有する新株予約権のみを取得することができる旨の取得条項を取締役会決議により付すことがあり得ます。
(ⅱ)前項の取得条項を付す場合には、例外事由該当者以外の新株予約権者が所有する新株予約権を取得するときは、これと引換えに、当該新株予約権者に対して当該新株予約権1個につき1株以内で取締役会が予め定める数の当社普通株式を交付するものとします。他方、例外事由該当者に当たる新株予約権者が所有する新株予約権を取得するときは、これと引換えに、当該新株予約権者に対して当該新株予約権1個につき当該新株予約権に代わる新たな新株予約権またはその他の財産を交付するものとすることがあり得ます。
(ⅲ)上記(ⅰ)の取得条項にもとづく新株予約権の取得により、例外事由該当者に当たらない外国人等が当社の議決権の割合の20%以上を保有することとなる場合には、当該外国人等に取得の対価として付与される当社普通株式のうち、当社の議決権の割合の20%以上に相当するものについては、株式に代えて上記新株予約権1個につき当該新株予約権に代わる新たな新株予約権またはその他の財産を、それぞれの外国人等の持株割合に按分比例して交付するものとします。
(a)本プラン更新時に株主および投資家の皆様に与える影響
本プランの更新時点においては、本新株予約権の発行等は行われませんので、株主や投資家の皆様の権利に影響が生じることはありません。
(b)取締役会評価期間中に株主および投資家の皆様に与える影響
取締役会評価期間における事前対応において、当社が買収者グループから提供を受け、また自ら収集した資料等およびこれらにもとづく当社の意見ないし判断については、必要かつ適切な範囲で株主および投資家の皆様に適宜開示いたします。さらに、当社による代替案がある場合には、これを提示することといたします。当社は、事前対応を、株主および投資家の皆様のご判断のために必要となる重要な情報開示の機会ととらえております。
(c)本新株予約権の無償割当てに伴い株主および投資家の皆様に与える影響
本プランにおいて想定されている対応措置の仕組み上、本新株予約権の無償割当て時においては、当社の株主の皆様が保有する当社株式1株当たりの価値の希釈化は生じますが、保有する当社株式全体の価値の希釈化は生じないことから、株主および投資家の皆様の法的権利および経済的利益に対して直接的具体的な影響を与えることは想定しておりません。 但し、例外事由該当者については、対応措置が発動された場合、結果的に、法的権利および経済的利益に何らかの影響が生じる可能性があります。 当社といたしましては、本プランにもとづき対応措置を発動するに際しては、関係法令等および関係する金融商品取引所の規則に従って適時適切に開示を行うとともに、株主および投資家の皆様に不測の損害または不利益が生じないよう十分に配慮し、適切に対処いたします。
また、対応措置としての本新株予約権の無償割当ての決議および本新株予約権の無償割当てに係る権利落ち後においては、株主および投資家の皆様に不測の損害または不利益が生じないよう、本新株予約権の無償割当ての中止、または無償割当てされた本新株予約権の無償取得は行わないものとします。
ニ 上記取組みに対する当社取締役会の判断およびその理由
本プランは、当社企業価値および株主の皆様共同の利益を確保し、向上させることを目的として、2005年5月18日開催の当社取締役会で決定した「当社株式にかかる買収提案への対応方針」につき、2007年2月28日開催の当社取締役会において、基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みとして新たに位置付けるとともに内容の一部改定を行い、2007年株主総会決議において株主の皆様のご承認をいただいているものであり、2009年4月3日開催の当社取締役会の決議により行った所要の最小限の範囲での一部修正も、2007年株主総会決議の枠内にとどまるものですので、基本方針に沿うものと判断しております。
なお、本プランは、会社法をはじめとする企業法制、経済産業省および法務省が2005年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保または向上のための買収防衛策に関する指針」、並びに東京証券取引所が2006年3月7日に発表した「買収防衛策の導入に係る上場制度の整備等に伴う株券上場審査基準等の一部改正について」および同取引所の諸規則等に則り、株主の皆様の権利内容やその行使、当社株式が上場されている市場への影響等について十分な検討を重ねて整備したものであり、対応措置の発動に際しては、原則として株主総会を開催し株主の皆様の意思を確認するものであること、判断の公正性・客観性を担保するため、当社取締役会の諮問機関として、独立性の高い社外取締役および社外監査役並びに社外有識者からなる特別委員会を設置し、対応措置の発動または不発動等の判断に際してはその勧告を得たうえでこれを最大限尊重すべきこととされているものであること、本プランが1回の株主総会決議を通じて廃止可能となるよう手当てされていること等から、企業価値および株主の皆様共同の利益を損なうものではなく、かつ、当社役員の地位の維持を目的とするものではないものと判断しております。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は4千4百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結会計期間末における当社グループの有利子負債は、長期借入金276億円(1年以内返済予定分を含み、リース債務を除く)となっております。
また、当社グループは、運転資金の機動的な確保を目的として、当第1四半期連結会計期間末において、複数の金融機関との間で合計110億円のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高なし、借入未実行残高110億円)。
このほか、資金の効率化を図るため、売掛債権の一部流動化を実施しております。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
第1四半期報告書_20210811165735
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 400,000,000 |
| 計 | 400,000,000 |
| 種類 | 第1四半期会計期間末現在発行数(株) (2021年6月30日) |
提出日現在発行数 (株) (2021年8月12日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 174,709,837 | 174,709,837 | 東京証券取引所 (市場第一部) |
単元株式数 100株 |
| 計 | 174,709,837 | 174,709,837 | - | - |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式総数増減数 (株) |
発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
| 2021年4月1日~2021年6月30日 | - | 174,709,837 | - | 54,986 | - | 35,026 |
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2021年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
| 2021年6月30日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | 普通株式 | 3,898,900 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 170,729,800 | 1,707,298 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 81,137 | - | - |
| 発行済株式総数 | 174,709,837 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 1,707,298 | - |
| 2021年6月30日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合 (%) |
| ㈱TBSホールディングス | 東京都港区赤坂 5丁目3-6 |
3,898,900 | - | 3,898,900 | 2.23 |
| 計 | - | 3,898,900 | - | 3,898,900 | 2.23 |
該当事項はありません。
第1四半期報告書_20210811165735
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2021年6月30日) |
|
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 116,121 | 104,333 |
| 受取手形及び売掛金 | 43,008 | - |
| 受取手形、売掛金及び契約資産 | - | 40,940 |
| 有価証券 | - | 40 |
| 商品及び製品 | 7,610 | 8,048 |
| 番組及び仕掛品 | 6,287 | 8,760 |
| 原材料及び貯蔵品 | 554 | 639 |
| 前払費用 | 8,063 | 10,515 |
| その他 | 8,554 | 13,303 |
| 貸倒引当金 | △147 | △155 |
| 流動資産合計 | 190,053 | 186,427 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物 | 210,807 | 211,375 |
| 減価償却累計額 | △123,473 | △125,163 |
| 建物及び構築物(純額) | 87,333 | 86,211 |
| 機械装置及び運搬具 | 76,882 | 77,403 |
| 減価償却累計額 | △69,382 | △70,207 |
| 機械装置及び運搬具(純額) | 7,500 | 7,195 |
| 工具、器具及び備品 | 32,854 | 17,889 |
| 減価償却累計額 | △30,448 | △15,439 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 2,406 | 2,449 |
| 土地 | 126,409 | 126,574 |
| リース資産 | 1,954 | 2,197 |
| 減価償却累計額 | △1,592 | △1,753 |
| リース資産(純額) | 361 | 443 |
| 建設仮勘定 | 7,871 | 6,982 |
| 有形固定資産合計 | 231,883 | 229,857 |
| 無形固定資産 | ||
| ソフトウエア | 7,062 | 7,050 |
| のれん | 11,408 | 10,959 |
| その他 | 762 | 797 |
| 無形固定資産合計 | 19,234 | 18,807 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 646,435 | 650,542 |
| 長期貸付金 | 210 | 189 |
| 繰延税金資産 | 2,477 | 2,189 |
| 長期前払費用 | 169 | 250 |
| その他 | 9,951 | 10,045 |
| 貸倒引当金 | △192 | △192 |
| 投資その他の資産合計 | 659,052 | 663,025 |
| 固定資産合計 | 910,170 | 911,689 |
| 資産合計 | 1,100,223 | 1,098,117 |
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2021年6月30日) |
|
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 支払手形及び買掛金 | 39,289 | 35,549 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 600 | 600 |
| 未払金 | 13,439 | 8,914 |
| 未払法人税等 | 14,893 | 1,795 |
| 未払消費税等 | 2,359 | 2,627 |
| 未払費用 | 1,723 | 1,755 |
| 賞与引当金 | 3,940 | 1,122 |
| 役員賞与引当金 | 40 | 6 |
| その他 | 9,890 | 17,583 |
| 流動負債合計 | 86,176 | 69,954 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | 27,000 | 27,000 |
| 退職給付に係る負債 | 15,128 | 15,383 |
| リース債務 | 436 | 447 |
| 繰延税金負債 | 161,073 | 163,877 |
| その他 | 15,523 | 15,408 |
| 固定負債合計 | 219,162 | 222,116 |
| 負債合計 | 305,338 | 292,071 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 54,986 | 54,986 |
| 資本剰余金 | 47,473 | 47,473 |
| 利益剰余金 | 328,723 | 336,618 |
| 自己株式 | △6,376 | △6,377 |
| 株主資本合計 | 424,807 | 432,702 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 356,515 | 360,021 |
| 繰延ヘッジ損益 | 49 | 46 |
| 為替換算調整勘定 | △8 | △9 |
| 退職給付に係る調整累計額 | 9 | △1 |
| その他の包括利益累計額合計 | 356,566 | 360,056 |
| 非支配株主持分 | 13,511 | 13,287 |
| 純資産合計 | 794,884 | 806,045 |
| 負債純資産合計 | 1,100,223 | 1,098,117 |
| (単位:百万円) | ||
| 前第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) |
|
| 売上高 | 69,118 | 86,415 |
| 売上原価 | 46,986 | 56,001 |
| 売上総利益 | 22,131 | 30,413 |
| 販売費及び一般管理費 | 18,547 | 21,648 |
| 営業利益 | 3,584 | 8,765 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 3 | 3 |
| 受取配当金 | 4,131 | 4,177 |
| 持分法による投資利益 | 442 | - |
| その他 | 153 | 128 |
| 営業外収益合計 | 4,731 | 4,309 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 10 | 23 |
| 持分法による投資損失 | - | 80 |
| 固定資産除却損 | 45 | 47 |
| 固定資産圧縮損 | 21 | 0 |
| 投資事業組合運用損 | - | 315 |
| その他 | 106 | 117 |
| 営業外費用合計 | 185 | 586 |
| 経常利益 | 8,130 | 12,488 |
| 特別利益 | ||
| 投資有価証券売却益 | - | 1,081 |
| 特別利益合計 | - | 1,081 |
| 特別損失 | ||
| 事業構造改善費用 | - | ※1 1,176 |
| 感染症拡大に伴う損失 | ※2 1,314 | ※2 150 |
| 投資有価証券評価損 | 157 | 103 |
| 組織再編関連費用 | 36 | - |
| 特別損失合計 | 1,507 | 1,430 |
| 税金等調整前四半期純利益 | 6,622 | 12,139 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 1,835 | 2,443 |
| 法人税等調整額 | 497 | 1,723 |
| 法人税等合計 | 2,332 | 4,166 |
| 四半期純利益 | 4,290 | 7,972 |
| 非支配株主に帰属する四半期純損失(△) | △459 | △166 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 4,749 | 8,139 |
| (単位:百万円) | ||
| 前第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) |
|
| 四半期純利益 | 4,290 | 7,972 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 56,827 | 3,518 |
| 繰延ヘッジ損益 | 0 | △1 |
| 為替換算調整勘定 | △8 | △0 |
| 退職給付に係る調整額 | 10 | △11 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | 4 | △14 |
| その他の包括利益合計 | 56,834 | 3,489 |
| 四半期包括利益 | 61,124 | 11,462 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 61,581 | 11,629 |
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | △457 | △166 |
当社の連結子会社であった(株)赤坂グラフィックスアート、(株)アックス、OXYBOT(株)、(株)ティ・エル・シー、(株)TBSテックス、(株)東通は、(株)TBSアクトにより吸収合併され消滅したため、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲から除外しております。
(株)TBSアクトは重要性が高まったため、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
これにより、メディア・コンテンツ事業における映像コンテンツに係るライセンス供与取引のうち一部の取引について、従来は、ライセンス期間等の一定期間にわたって収益を認識しておりましたが、当第1四半期連結会計期間より、ライセンスを顧客に供与する際の約束の性質が、ライセンスが供与される時点で知的財産を使用する権利である場合には、顧客が当該ライセンスを使用し便益を享受できるようになった時点で収益を認識する方法に変更しております。
また、ライフスタイル事業における顧客への商品の販売等について、従来は、顧客から受け取る対価の総額で収益を認識しておりましたが、当第1四半期連結会計期間より、顧客への財又はサービスの提供における役割(本人又は代理人)を判断した結果、当社グループの役割が代理人に該当する取引については、総額から仕入先に対する支払額を差し引いた純額で収益を認識する方法に変更しております。
さらに、主にライフスタイル事業において、顧客への商品の販売等に併せて配送サービスを提供しております。従来は、顧客が商品に対する支配を獲得した後に行う配送サービスについては、収益を認識しておりませんでしたが、当第1四半期連結会計期間より、当該配送サービスについては、商品を移転する約束を履行するための一体の活動として処理し、商品の販売等に関する履行義務を充足した時点で収益を認識する方法に変更しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高に与える影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、当該会計基準等の適用が四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
該当事項はありません。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する仮定については、前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載した内容から重要な変更はありません。
1.偶発債務
保証債務
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2021年6月30日) |
|||
| 従業員の住宅ローン | 636 | 百万円 | 611 | 百万円 |
2.当社グループは、運転資金の機動的な確保を目的として、複数の金融機関との間でコミットメントライン契約を締結しております。契約極度額及び借入実行残高は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2021年6月30日) |
|||
| 契約極度額 | 11,000 | 百万円 | 11,000 | 百万円 |
| 借入実行残高 | - | - | ||
| 差引額 | 11,000 | 11,000 |
※1 事業構造改善費用
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
当社のグループ会社である(株)スタイリングライフ・ホールディングスにおいて、収益基盤の再構築・経営効率改善のために、構造改革を行うことが不可欠と判断し、希望退職者の募集を行いました。早期割増退職金は、当該希望退職者募集に伴い発生した特別退職慰労金等です。
※2 感染症拡大に伴う損失
新型コロナウイルス感染症に対する政府、自治体からの要請や声明等を踏まえ、イベントの中止、店舗営業の自粛により発生した固定費(人件費・賃借費・減価償却費)等を「感染症拡大に伴う損失」として、特別損失に計上しております。
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)、のれんの償却額は、次のとおりであります。
| 前第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) |
|||
| 減価償却費 | 3,380 | 百万円 | 3,196 | 百万円 |
| のれんの償却額 | 449 | 449 |
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
配当に関する事項
配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2020年6月26日 定時株主総会 |
普通株式 | 2,930 | 利益剰余金 | 17 | 2020年3月31日 | 2020年6月29日 |
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
配当に関する事項
配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2021年6月29日 定時株主総会 |
普通株式 | 2,562 | 利益剰余金 | 15 | 2021年3月31日 | 2021年6月30日 |
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額 (注1) |
四半期連結損益計算書計上額 (注2) |
||||
| メディア・ コンテンツ事業 |
ライフ スタイル事業 |
不動産・ その他事業 |
計 | |||
| 売上高 | ||||||
| 外部顧客への売上高 | 55,032 | 10,207 | 3,878 | 69,118 | - | 69,118 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 69 | 6 | 1,194 | 1,270 | △1,270 | - |
| 計 | 55,102 | 10,213 | 5,072 | 70,389 | △1,270 | 69,118 |
| セグメント利益又は損失 (△) |
2,475 | △904 | 2,014 | 3,585 | △0 | 3,584 |
(注)1.セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額 (注1) |
四半期連結損益計算書計上額 (注2) |
||||
| メディア・ コンテンツ事業 |
ライフ スタイル事業 |
不動産・ その他事業 |
計 | |||
| 売上高 | ||||||
| 外部顧客への売上高 | 68,230 | 14,234 | 3,950 | 86,415 | - | 86,415 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 84 | 0 | 1,246 | 1,331 | △1,331 | - |
| 計 | 68,314 | 14,235 | 5,197 | 87,747 | △1,331 | 86,415 |
| セグメント利益 | 6,216 | 533 | 2,014 | 8,764 | 0 | 8,765 |
(注)1.セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識に関する会計基準等の適用)
(会計方針の変更)に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識基準等を適用し、収益認識に関する会計方針を変更したため、報告セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
なお、当該変更による当第1四半期連結累計期間のセグメント情報に与える影響は軽微であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(完全子会社間の合併について)
当社完全子会社である㈱TBSアクト、㈱赤坂グラフィックスアート、㈱アックス、㈱アンクル、㈱エヌ・エス・ティー、OXYBOT㈱、㈱タムコ、㈱ティ・エル・シー、㈱TBSテックス、㈱テクト、㈱データトラフィック、㈱東通、㈱ラ・ルーチェは、2021年4月1日を効力発生日として、㈱TBSアクトを存続会社とする吸収合併を行いました。
1.取引の概要
(1)合併当事企業の名称及び当該事業の内容
| 吸収合併存続会社 事業の内容 |
㈱TBSアクト 番組制作等に関する技術及び美術制作・コンピューターグラフィックス制作関連事業等 |
| 吸収合併消滅会社 事業の内容 |
㈱赤坂グラフィックスアート コンピューターグラフィックス制作事業等 |
| ㈱アックス 美術制作事業等 |
|
| ㈱アンクル 労働者派遣事業等 |
|
| ㈱エヌ・エス・ティー 映像技術事業等 |
|
| OXYBOT㈱ コンピューターグラフィックス制作事業等 |
|
| ㈱タムコ 音声技術事業等 |
|
| ㈱ティ・エル・シー 照明関連事業等 |
|
| ㈱TBSテックス 映像技術事業等 |
|
| ㈱テクト 中継技術等の番組制作関連事業等 |
|
| ㈱データトラフィック 字幕制作事業等 |
|
| ㈱東通 番組制作等に関する技術事業等 |
|
| ㈱ラ・ルーチェ 照明関連事業等 |
(2)企業結合日
2021年4月1日
(3)企業結合の法的形式
㈱TBSアクトを存続会社、㈱赤坂グラフィックスアート、㈱アックス、㈱アンクル、㈱エヌ・エス・ティー、OXYBOT㈱、㈱タムコ、㈱ティ・エル・シー、㈱TBSテックス、㈱テクト、㈱データトラフィック、㈱東通、㈱ラ・ルーチェの12社を消滅会社とする吸収合併方式
(4)合併後企業の名称
㈱TBSアクト
(5)その他取引の概要に関する事項
当社グループは「東京」という枠を超えて、「日本」さらには「世界」のあらゆる地域の人々の豊かな生活へ寄与できるよう、また、あらゆるメディア・未来技術を駆使して、従来の主たる事業であった「放送」を超えて、最高の“時”を皆さまにお届けするという目的を達成するために、当社グループの各子会社に分散していた技術関連及び美術・コンピューターグラフィックス関連等の機能を㈱TBSアクトに統合しました。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として会計処理しております。
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
| メディア・ コンテンツ事業 |
ライフスタイル 事業 |
不動産・その他 事業 |
合計 | ||
| 地上波 広告収入 |
タイム | 20,173 | ― | ― | 20,173 |
| スポット | 21,851 | ― | ― | 21,851 | |
| 放送関連その他収入 | 12,784 | ― | ― | 12,784 | |
| 不動産その他収入 | ― | ― | 3,950 | 3,950 | |
| その他事業収入 | 13,420 | 14,234 | ― | 27,654 | |
| 外部顧客への売上高 | 68,230 | 14,234 | 3,950 | 86,415 |
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) |
|
| 1株当たり四半期純利益 | 27円77銭 | 47円67銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) |
4,749 | 8,139 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) | 4,749 | 8,139 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 171,067 | 170,769 |
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
第1四半期報告書_20210811165735
該当事項はありません。
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