AI assistant
NICHIRYOKU CO., LTD. — M&A Activity 2026
May 25, 2026
12641_rns_2026-05-25_5389e690-b2bd-4819-a406-473c4ea088e9.pdf
M&A Activity
Open in viewerOpens in your device viewer
2026年5月25日
各位
| 上場会社名 | 株式会社ニチリョク | |
|---|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 | 渡邊 将志 |
| (コード番号 | 7578) | |
| 問合せ先責任者 | 取締役経営統括本部長 | 服部 聡昌 |
| (TEL | 03-6281-8470) |
当社子会社による納骨堂事業に係る事業譲受及び債権取得に関するお知らせ
当社は、2026年5月25日開催の取締役会において、以下の通り、当社子会社であるニチリョク納骨堂株式会社によるRSJ合同会社の所有する納骨堂(以下縁の園という)の永代使用権の独占販売権及び債権(約26億円)の事業譲受を決議し、同日付で契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 事業譲受の理由
当社は、終活関連サービスを基盤としたプラットフォーム型ビジネスモデルの確立を重要な経営課題と位置付けております。
近年、都市部に在住する方を中心に、地方の実家の墓の維持が困難となり、「墓じまい」を行うニーズが年々高まっております。核家族化やライフスタイルの変化を背景として、従来型の墓地に代わり、アクセス性が良く手ぶらで気軽にお参りできる機械式納骨堂を選択する傾向が増えております。
特に都心近接エリアにおいては、日常生活圏から無理なくお参りできるニーズが強く、利便性の高い立地にある納骨施設の価値は一層高まるものと見込まれます。
本件は、このような市場環境のもと、都市型納骨堂の独占販売権を非常に安価に取得し、「墓じまい」ニーズを含む需要の取り込みを図ることで、高い収益の機会を確保することを目的とするものであります。
さらに、当社は既に都内において納骨堂を運営しており、当該事業を通じて蓄積した運営ノウハウおよび顧客基盤を活用することで、マーケティング効率の改善および運営体制の最適化などのシナジー効果が期待されます。
また、本件については、2025年4月15日提出の有価証券届出書においても、資金調達の背景及び資金使途として納骨堂に関する事業譲受の実施を含めて公表しているものであります。
さらに、2026年4月16日公表の第三者割当による新株式発行等に関するプレスリリースにおいても、「調達資金の具体的な使途」として納骨堂に関する事業譲受への充当を明示しており、本件は一連の資本政策及び投資計画に基づく施策であり、当社が掲げる成長戦略に沿った施策であります。
事業譲受の概要
(1) 対象事業
納骨堂「茗荷谷陵苑 林泉寺 縁の園」に係る永代使用権販売事業及び管理運用業務
(2) 譲受資産、負債の項目及び金額
① 資産の内容
·永代使用権の独占販売権
·当該事業に係る営業上の権利一式
② 負債の内容
該当事項はありません。
③ 譲受価額
本件事業譲受に係る総額は5億円
④ その他
本件に関連し、寺院に対する立替払いに係る債権約26億円を取得いたします。当該債権は永代使用権の販売収益を原資として回収される構造であり、当社グループにおいては販売活動と一体として管理・回収を行う方針であります。なお、当該債権については、回収原資が永代使用権の販売収益に限定されており、販売進捗に依存する性質を有するとともに、回収期間が長期にわたることが想定されます。当社の会計方針においては、当該債権は将来の販売状況により回収額が変動する不確実性を有することから、現時点において合理的に算定可能な現在価値を見積ることが困難であると判断しております。このため、当該債権については財務諸表上の資産としては計上せず、販売活動と一体として管理・回収を行う権利として認識しております。
なお、本件対象施設における販売可能区画数は約7,000区画規模であり、現時点において約6,500区画の販売余地を有しております。
(3) 譲受事業の内容
高齢者の人口は今後も年々増加すると予想されています。お墓事業においては、首都圏の居住者が所有する故郷のお墓を引っ越しする需要(所謂「墓じまい」)は緩やかに増加しており、また、「近隣で良いお寺があれば、ご先祖を含め永続的に供養をお願いしたい。」という消費者ニーズも増えております。一方、当社が首都圏内で販売代理を行っている納骨堂は、赤坂一ツ木陵苑(東京都港区)1ヶ所しかなく、顧客ニーズに対して供給が不足するおそれがあります。当社としましては、納骨堂の安定供給、商品ラインアップの拡張、自社販売体制の強化を図るため、今回RSJ合同会社における、林泉寺が運営する納骨堂「茗荷谷陵苑 林泉寺 緑の園(所在地:東京都文京区小日向四丁目7番2号)」に係る永代使用権の独占的販売媒介事業の事業譲受(以下「本事業譲受」といいます。)を実施するものであります。
また、本件は既に公表している資金調達に基づく投資計画の具体的な実行段階にあたるものであり、当該成長戦略の着実な進捗を示すものと認識しております。
本事業譲受の実施において茗荷谷にある納骨堂を選んだ理由は、以下の相乗効果を見込んでいるためです。
(a) 茗荷谷エリアと赤坂エリアの地理的な相乗効果
本件納骨堂は最寄駅東京メトロ茗荷谷駅至近の交通利便性の高い立地にあり両エリアは東京メトロ(丸ノ内線・千代田線など)で都心部と繋がっており、顧客の移動負担が少ないという共通のメリットがあります。一方で、赤坂(ビジネス街、高級住宅街、寺社仏閣が点在)と茗荷谷(文教地区、落ち着いた住宅街、高齢者層が多い)は都内でも異なる特性を持つエリアです。このため、赤坂一
ツ木陵苑で築いたブランド力を活かしつつ、茗荷谷で新たな顧客層を開拓し、首都圏における事業基盤をさらに強化できると期待しています。
(b) 両納骨堂の商品・サービスラインアップにおける相乗効果
縁の園の提供する商品・サービスは、華やかな特徴を有する赤坂一ツ木陵苑とは異なり、販売価格帯は概ね80万円~110万円程度を想定しており、よりカジュアルに利用できるという魅力を備えており、既存施設と異なる価格帯・商品特性により新たな顧客層の獲得を企図し、異なる顧客層の多様なニーズに対応できます。
これにより、良質な納骨堂設備やサービスをより多くの方へ提供できると考えています。
(4) 譲受事業の経営成績
売上高 98百万円
営業利益 79百万円
なお、上記数値は対象事業に係る2026年3月期を基に算出しております。
- 相手先の概要
| 名称 | R S J 合同会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門3-22-10 |
| 代表者の役職・氏名 | 代表社員 縁の園一般社団法人 |
| 職務執行者 青木克典 | |
| 事業内容 | 納骨堂建立に関する企画・立案・建設・運営に関するコンサルティング業務 |
| 資本金 | 10万円 |
| 設立年月日 | 2014年7月22日 |
| 上場会社と当該会社の関係 | 資本関係/人的関係/取引関係/関連当事者 該当なし |
| 大株主及び持株比率 | 大株主及び持株比率については、RSJ合同会社の方針及び株主からの同意が得られていないことから、非開示とさせていただきます。 |
- 当社子会社の概要
| 名称 | ニチリョク納骨堂株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区八重洲1-7-20 |
| 代表者の役職・氏名 | 代表取締役 渡邊 将志 |
| 事業内容 | 納骨堂における永代使用権の販売 |
| 資本金 | 10百万円 |
| 設立年月日 | 2025年7月30日 |
| 大株主及び持株比率 | 当社 100% |
4.譲受の日程
| 取締役会決議 | 2026年5月25日 |
|---|---|
| 事業譲受契約締結日 | 2026年5月25日 |
| 事業譲受日 | 2026年5月25日(同日) |
5.今後の見通し
本件は販売進捗に応じた収益の積み上げが見込まれる事業であり、当社としては中長期的な収益への寄与を期待しており、中長期的には当社の業績向上に資するものと考えております。
当該事業譲受が当期業績に与える影響は、現時点において、販売計画を踏まえた一定の前提のもと試算した結果、以下のとおりであります。
売上高 約100百万円
営業利益 約70百万円
なお、当該数値は販売進捗等により変動する可能性があります。
以上