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NGK INSULATORS, LTD.

Quarterly Report Feb 6, 2018

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成30年2月6日
【四半期会計期間】 第152期第3四半期(自  平成29年10月1日  至  平成29年12月31日)
【会社名】 日本碍子株式会社
【英訳名】 NGK INSULATORS, LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長    大島  卓
【本店の所在の場所】 名古屋市瑞穂区須田町2番56号
【電話番号】 052(872)7171番
【事務連絡者氏名】 財務部長  神藤  英明
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号

丸の内ビルディング25階

日本碍子株式会社  東京本部
【電話番号】 03(6213)8855番
【事務連絡者氏名】 東京総務グループ マネージャー 三枝  秀樹
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

株式会社名古屋証券取引所

(名古屋市中区栄三丁目8番20号)

E01137 53330 日本碍子株式会社 NGK INSULATORS, LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2017-04-01 2017-12-31 Q3 2018-03-31 2016-04-01 2016-12-31 2017-03-31 1 false false false E01137-000 2018-02-06 E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 E01137-000 2016-04-01 2017-03-31 E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 E01137-000 2016-12-31 E01137-000 2017-03-31 E01137-000 2017-12-31 E01137-000 2016-10-01 2016-12-31 E01137-000 2017-10-01 2017-12-31 E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:ElectricPowerRelatedReportableSegmentsMember E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:ElectricPowerRelatedReportableSegmentsMember E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:CeramicsReportableSegmentsMember E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:CeramicsReportableSegmentsMember E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:ElectronicsReportableSegmentsMember E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 jpcrp040300-q3r_E01137-000:ElectronicsReportableSegmentsMember E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E01137-000 2016-04-01 2016-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E01137-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 0101010_honbun_0603247503001.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第151期

第3四半期

連結累計期間 | 第152期

第3四半期

連結累計期間 | 第151期 |
| 会計期間 | | 自  平成28年4月1日

至  平成28年12月31日 | 自  平成29年4月1日

至  平成29年12月31日 | 自  平成28年4月1日

至  平成29年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 293,345 | 332,394 | 401,266 |
| 経常利益 | (百万円) | 49,544 | 53,187 | 64,557 |
| 親会社株主に帰属する

四半期(当期)純利益 | (百万円) | 34,754 | 33,560 | 36,379 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 40,006 | 60,801 | 33,978 |
| 純資産額 | (百万円) | 433,742 | 475,276 | 427,593 |
| 総資産額 | (百万円) | 735,118 | 836,693 | 759,434 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益金額 | (円) | 107.56 | 104.33 | 112.71 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益金額 | (円) | 107.38 | 104.15 | 112.51 |
| 自己資本比率 | (%) | 57.5 | 55.4 | 54.9 |

回次 第151期

第3四半期

連結会計期間
第152期

第3四半期

連結会計期間
会計期間 自  平成28年10月1日

至  平成28年12月31日
自  平成29年10月1日

至  平成29年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 40.53 42.80

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。 

2 【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。

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第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用や所得環境の改善から緩やかな回復が続きました。海外では、米国や欧州など先進国で回復基調が続いたほか、中国・新興国でも持ち直しの動きがみられるなど、総じて堅調に推移しました。

当社グループにおきましては、電力関連事業では、電力貯蔵用NAS®電池(ナトリウム/硫黄電池)が低調だったものの、がいしで海外向けの出荷が増加いたしました。セラミックス事業では、米国市場・欧州市場のトラック販売増やオフロード車の販売増により触媒用セラミックス担体(大型ハニセラム)の物量が増加したほか、欧州や中国の排ガス規制強化に伴う使用本数増により、センサーの物量が増加しました。エレクトロニクス事業では、中国の携帯基地局投資が低調でセラミックパッケージの物量が減少した一方、半導体の高積層化・微細化を背景に半導体製造装置用セラミックス製品の物量が増加しました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比13.3%増の3,323億94百万円となりました。利益面では、研究開発費や減価償却費、立ち上げ費用等が増加したものの、売上高の増加により営業利益は前年同期比10.2%増の549億34百万円、経常利益は同7.4%増の531億87百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失として固定資産減損損失24億62百万円や競争法関連損失引当金繰入額21億45百万円等を計上した結果、同3.4%減の335億60百万円となりました。

セグメント別には、電力関連事業では売上高は前年同期比3.2%増の409億25百万円、営業損益は25億1百万円の営業損失(前年同期は35億95百万円の営業損失)、セラミックス事業では売上高は同9.9%増の1,970億96百万円、営業利益は同11.8%減の440億35百万円、エレクトロニクス事業では売上高は同26.8%増の944億67百万円、営業利益は同278.2%増の133億94百万円となりました。

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて772億58百万円増加の8,366億93百万円となりました。これは主として、有形固定資産や現金及び預金、たな卸資産が増加したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べて295億75百万円増加の3,614億16百万円となりました。これは主として、未払法人税等や競争法関連損失引当金が減少した一方で、長期借入金や社債が増加したことによるものであります。

また、純資産合計は、利益剰余金や為替換算調整勘定の増加により、前連結会計年度末に比べ476億83百万円増加の4,752億76百万円となりました。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の当社グループ全体の研究開発費は151億75百万円であり、この中には当社グループ外部からの受託研究にかかわる費用7億23百万円が含まれております。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数 (株)
普通株式 735,030,000
735,030,000
種類 第3四半期会計期間末

現在発行数 (株)

(平成29年12月31日)
提出日現在発行数 (株)

(平成30年2月6日)
上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名
内容
普通株式 327,560,196 327,560,196 東京証券取引所

名古屋証券取引所

各市場第一部
単元株式数

100株
327,560,196 327,560,196

(注)「提出日現在発行数」欄には、平成30年2月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。 #### (2) 【新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。 #### (5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
平成29年10月1日~

平成29年12月31日
327,560 69,849 70,135

(6) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

#### (7) 【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成29年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。##### ①【発行済株式】

平成29年9月30日現在

区分 株式数 (株) 議決権の数 (個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 5,871,500 単元株式数は100株であります。
完全議決権株式(その他) 普通株式 321,471,700 3,214,717 同上
単元未満株式 普通株式 216,996
発行済株式総数 327,560,196
総株主の議決権 3,214,717

(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が2,000株含まれております。

また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数20個が含まれております。 ##### ②【自己株式等】

平成29年9月30日現在

所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義所有

株式数 (株)
他人名義所有

株式数 (株)
所有株式数の

合計 (株)
発行済株式総数に

対する所有株式数の割合 (%)
日本碍子株式会社 名古屋市瑞穂区須田町

2番56号
5,871,500 5,871,500 1.79
5,871,500 5,871,500 1.79

2 【役員の状況】

該当事項はありません。

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(平成29年10月1日から平成29年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 119,145 137,427
受取手形及び売掛金 92,181 99,145
有価証券 71,659 69,649
たな卸資産 119,081 134,463
その他 37,062 32,414
貸倒引当金 △867 △673
流動資産合計 438,263 472,426
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 66,293 75,157
機械装置及び運搬具(純額) 97,018 115,206
その他(純額) 65,795 73,505
有形固定資産合計 229,107 263,870
無形固定資産 2,962 3,605
投資その他の資産
投資有価証券 72,526 81,500
その他 16,723 15,438
貸倒引当金 △148 △147
投資その他の資産合計 89,101 96,791
固定資産合計 321,170 364,266
資産合計 759,434 836,693
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 38,898 44,532
短期借入金 6,016 7,862
1年内返済予定の長期借入金 6,973 10,590
未払法人税等 21,056 ※1 10,789
NAS電池安全対策引当金 3,650 3,023
競争法関連損失引当金 9,167 1,174
その他 42,676 41,180
流動負債合計 128,439 119,154
固定負債
社債 10,000
長期借入金 161,160 188,318
退職給付に係る負債 20,926 21,092
その他 21,314 22,851
固定負債合計 203,401 242,262
負債合計 331,841 361,416
純資産の部
株主資本
資本金 69,849 69,849
資本剰余金 72,055 71,967
利益剰余金 289,996 310,368
自己株式 △12,407 △12,277
株主資本合計 419,492 439,908
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 23,458 30,887
繰延ヘッジ損益 △20 △41
為替換算調整勘定 △15,475 1,692
退職給付に係る調整累計額 △10,713 △8,919
その他の包括利益累計額合計 △2,751 23,619
新株予約権 898 962
非支配株主持分 9,953 10,786
純資産合計 427,593 475,276
負債純資産合計 759,434 836,693

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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
売上高 293,345 332,394
売上原価 195,835 226,994
売上総利益 97,510 105,399
販売費及び一般管理費 47,675 50,464
営業利益 49,834 54,934
営業外収益
受取利息 344 455
受取配当金 1,274 1,502
為替差益 882
その他 913 2,141
営業外収益合計 3,415 4,099
営業外費用
支払利息 1,532 1,833
持分法による投資損失 228 920
為替差損 671
デリバティブ評価損 1,567 273
関係会社清算損 1,847
その他 377 300
営業外費用合計 3,705 5,846
経常利益 49,544 53,187
特別利益
固定資産売却益 185 52
投資有価証券売却益 1,793 818
特別利益合計 1,979 871
特別損失
固定資産処分損 192 647
減損損失 ※1 3,228 ※1 2,462
競争法関連損失引当金繰入額 ※2 1,062 ※2 2,145
特別損失合計 4,483 5,255
税金等調整前四半期純利益 47,041 48,802
法人税、住民税及び事業税 10,791 ※3 12,176
法人税等調整額 1,407 2,680
法人税等合計 12,199 14,856
四半期純利益 34,841 33,946
非支配株主に帰属する四半期純利益 86 385
親会社株主に帰属する四半期純利益 34,754 33,560

 0104035_honbun_0603247503001.htm

【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
四半期純利益 34,841 33,946
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 6,730 7,457
繰延ヘッジ損益 △71 △22
為替換算調整勘定 △2,633 17,705
退職給付に係る調整額 1,524 1,726
持分法適用会社に対する持分相当額 △383 △10
その他の包括利益合計 5,165 26,855
四半期包括利益 40,006 60,801
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 39,955 59,931
非支配株主に係る四半期包括利益 51 870

 0104100_honbun_0603247503001.htm

【注記事項】

(追加情報)

当社は、平成19年3月期から平成22年3月期までの事業年度におけるポーランド子会社との取引に関し、名古屋国税局より移転価格税制に基づく更正処分を平成24年3月に受け、地方税を含めた追徴税額約62億円を納付したとともに異議申し立てを行いました。その後、名古屋国税不服審判所に対し審査請求を行い、平成28年6月24日に当該処分を一部取り消す旨の裁決書を受領いたしました。しかしながら、法人税額・地方税額等約1億円の還付に止まるもので、当社としては全額が取り消されるべきと考え、平成28年12月20日に東京地方裁判所に対し更正処分の取消訴訟を提起いたしました。

この結論を得るまでには暫く時間を要すると考えておりますが、他方では平成23年3月期から平成27年3月期までの事業年度について、平成29年6月23日に更正処分の通知を受領したことから、この5年間の追徴税額85億円並びに平成28年3月期及び平成29年3月期についても、同様の課税を受けるとした場合の見積税額を加えて、平成29年3月期決算に反映いたしました。また、当連結会計年度分として当第3四半期連結累計期間にかかる見積税額を法人税、住民税及び事業税に計上いたしました。 

(四半期連結貸借対照表関係)

※1. 未払法人税等

ポーランド子会社と当社の取引に関し、平成29年6月23日に移転価格税制に基づく更正処分の通知を受領したため、平成28年3月期から当第3四半期連結会計期間について同様の課税を受けるとした場合の見積税額を含んでおります。

2.偶発債務

当社グループは、競争状況に関して国際的な調査の対象となっております。平成23年に当社の米国子会社が米国司法省より文書提出命令を受領し、当社は、自動車用触媒担体に関する当該調査に対し、平成24年に独立委員会を設置するなど協力してきました。平成27年9月には、当社は米国司法省との間で自動車用触媒担体の取引の一部に関して米国反トラスト法違反などがあったとして、罰金6,530万米ドルを支払うことを主な内容とする司法取引に合意し、平成27年11月に全額を支払いました。また、関連する顧客とは損害賠償の交渉を行っており、一部では支払いを要するほか、民事訴訟(集団訴訟)も提起されております。

こうした進捗に鑑み、将来発生しうる損失について見積りを行い、当第3四半期連結会計期間末における見積額を「競争法関連損失引当金」として計上しておりますが、新たな事実が判明した場合には追加の損失が発生する可能性があります。なお、調査及び交渉の内容等については、当社グループの立場が不利になる可能性があるため、開示しておりません。 

(四半期連結損益計算書関係)

※1.減損損失

前第3四半期連結累計期間(自  平成28年4月1日  至  平成28年12月31日)

当社グループは、主に以下の資産グループについて、減損損失を計上しております。

用途 種類 場所 減損損失

(百万円)
がいし事業用資産 建物及び構築物、機械装置及び運搬具等 米国 1,681
NAS事業用資産 機械装置、建設仮勘定等 愛知県春日井市他 362
遊休資産 機械装置、建設仮勘定等 山梨県都留市 1,157

当社グループは、主に内部管理上採用している事業によりグルーピングを行っており、また遊休資産については個々の資産を資産グループとしております。

事業用資産については、事業環境の悪化を受け将来事業計画を見直した結果、当初想定していた収益性が見込まれなくなったこと、また、遊休資産については、将来の使用が見込まれなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。その内訳は建物及び構築物421百万円、機械装置及び運搬具1,518百万円、工具、器具及び備品37百万円、土地135百万円、建設仮勘定1,111百万円、その他3百万円であります。

なお、当該資産の回収可能額は零としております。

当第3四半期連結累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年12月31日)

当社グループは、主に以下の資産グループについて、減損損失を計上しております。

用途 種類 場所 減損損失

(百万円)
パッケージ事業用資産 建物及び構築物、機械装置及び運搬具等 山口県美祢市他 2,365
NAS事業用資産 機械装置、建設仮勘定等 愛知県春日井市他 97

当社グループは、主に内部管理上採用している事業によりグルーピングを行っており、また遊休資産については個々の資産を資産グループとしております。                                                  

事業環境の悪化を受け将来事業計画を見直した結果、当初想定していた収益性が見込まれなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。その内訳は建物及び構築物702百万円、機械装置及び運搬具1,060百万円、土地692百万円、その他7百万円であります。

当該資産の回収可能額については主に使用価値により測定しております。なお、使用価値の場合には将来キャッシュ・フローを7.1%で割り引いて算出しております。 ※2.競争法関連損失引当金繰入額

競争法にかかる損失について、将来発生しうる見積り金額を含め計上しております。 ※3.法人税、住民税及び事業税

ポーランド子会社と当社の取引に関し、平成29年6月23日に移転価格税制に基づく更正処分の通知を受領したため、同様の課税を受けるとした場合の当第3四半期連結累計期間にかかる見積税額を含んでおります。 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自  平成28年4月1日

   至  平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

   至  平成29年12月31日)
減価償却費 19,671 百万円 22,302 百万円
(株主資本等関係)

Ⅰ  前第3四半期連結累計期間(自  平成28年4月1日  至  平成28年12月31日)

1.配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成28年6月29日

定時株主総会
普通株式 6,531 20.00 平成28年3月31日 平成28年6月30日 利益剰余金
平成28年10月28日

取締役会
普通株式 6,432 20.00 平成28年9月30日 平成28年12月2日 利益剰余金

当社は、平成28年4月28日開催の取締役会決議に基づき、自己株式5,000,000株の取得を行いました。この取得等により、当第3四半期連結累計期間において自己株式が11,106百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が12,469百万円となっております。 

Ⅱ  当第3四半期連結累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年12月31日)

配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成29年6月29日

定時株主総会
普通株式 6,432 20.00 平成29年3月31日 平成29年6月30日 利益剰余金
平成29年10月31日

取締役会
普通株式 6,755 21.00 平成29年9月30日 平成29年12月1日 利益剰余金

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(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ  前第3四半期連結累計期間(自  平成28年4月1日  至  平成28年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 調整額

(注)
四半期連結

損益計算書

計上額
電力関連

事業
セラミックス事業 エレクトロ

ニクス事業
売上高
外部顧客への売上高 39,629 179,192 74,523 293,345 293,345
セグメント間の内部売上高

  又は振替高
14 198 212 △212
39,643 179,391 74,523 293,558 △212 293,345
セグメント利益又は損失(△)

(営業利益又は損失(△))
△3,595 49,916 3,541 49,862 △27 49,834

(注)セグメント利益又は損失(△)の調整額△27百万円は、セグメント間取引の調整であります。 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

「電力関連事業」セグメントにおいて、がいし事業及びNAS事業の固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において2,044百万円であります。

「エレクトロニクス事業」セグメントにおいて、将来の使用が見込まれなくなった遊休資産等の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において1,184百万円であります。 

Ⅱ  当第3四半期連結累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 調整額

(注)
四半期連結

損益計算書

計上額
電力関連

事業
セラミックス事業 エレクトロ

ニクス事業
売上高
外部顧客への売上高 40,887 197,038 94,467 332,394 332,394
セグメント間の内部売上高

  又は振替高
37 57 94 △94
40,925 197,096 94,467 332,489 △94 332,394
セグメント利益又は損失(△)

(営業利益又は損失(△))
△2,501 44,035 13,394 54,928 5 54,934

(注)セグメント利益又は損失(△)の調整額5百万円は、セグメント間取引の調整であります。 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

「電力関連事業」セグメントにおいて、NAS事業の固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において97百万円であります。

「エレクトロニクス事業」セグメントにおいて、パッケージ事業等の固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において2,365百万円であります。                 ###### (1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自  平成28年4月1日

   至  平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

   至  平成29年12月31日)
(1) 1株当たり四半期純利益金額 107.56円 104.33円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額 (百万円) 34,754 33,560
普通株主に帰属しない金額 (百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益金額
(百万円) 34,754 33,560
普通株式の期中平均株式数 (千株) 323,100 321,677
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 107.38円 104.15円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額 (百万円)
普通株式増加数 (千株) 570 550
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

該当事項はありません。  #### 2 【その他】

(剰余金の配当)

平成29年10月31日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・・6,755百万円

(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・21円00銭

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・平成29年12月1日

(注)平成29年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行っております。 

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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