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Kurashicom Inc.

Quarterly Report Dec 15, 2023

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年12月15日
【四半期会計期間】 第18期第1四半期(自 2023年8月1日 至 2023年10月31日)
【会社名】 株式会社クラシコム
【英訳名】 Kurashicom Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 青木 耕平
【本店の所在の場所】 東京都国立市東一丁目16番地17
【電話番号】 042-577-0486
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 山口 揚平
【最寄りの連絡場所】 東京都国立市東一丁目16番地17
【電話番号】 042-577-0486
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 山口 揚平
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E37848 71100 株式会社クラシコム Kurashicom Inc. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2023-08-01 2023-10-31 Q1 2024-07-31 2022-08-01 2022-10-31 2023-07-31 1 false false false E37848-000 2023-12-15 E37848-000 2023-12-15 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E37848-000 2023-10-31 E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E37848-000 2023-10-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E37848-000 2023-08-01 2023-10-31 E37848-000 2023-08-01 2023-10-31 jpcrp040300-q1r_E37848-000:FoufouMember E37848-000 2023-08-01 2023-10-31 jpcrp040300-q1r_E37848-000:HokuohKurashiNoDougutenMember E37848-000 2023-08-01 2023-10-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

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第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

| | | |
| --- | --- | --- |
| 回次 | | 第18期

第1四半期

連結累計期間 |
| 会計期間 | | 自 2023年8月1日

至 2023年10月31日 |
| 売上高 | (千円) | 1,759,904 |
| 経常利益 | (千円) | 308,875 |
| 親会社株主に帰属する

四半期純利益 | (千円) | 197,557 |
| 四半期包括利益 | (千円) | 197,557 |
| 純資産額 | (千円) | 4,138,643 |
| 総資産額 | (千円) | 5,107,151 |
| 1株当たり四半期純利益 | (円) | 26.80 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期純利益 | (円) | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 81.0 |

(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度の主要な経営指標等については記載しておりません。

3.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式がないため、記載しておりません。  

2 【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間の2023年8月1日に、当社は株式会社foufouの全株式を取得し、同社が連結子会社となったことに伴い、報告セグメントの区分変更を行っております。当社は従来からライフカルチャープラットフォーム事業という、世界観でユーザーと繋がるユニークな事業を展開しており、連結子会社となった株式会社foufouにおいてもその事業構造は基本的に同じであると考えておりますが、投資判断に資する適切な情報を開示する観点から、当第1四半期連結累計期間から2つの報告セグメントでの開示に変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

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第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において連結子会社を取得したことにより、当四半期報告書に記載した事業の内容、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識した主な事業等のリスクについて、以下の事項を新たに認識しております。

固定資産の減損リスクについて

当社グループは、のれん等の固定資産を有しておりますが、「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」の適用により、当社グループが保有する固定資産が、収益状況の悪化等の事由によって減損処理が必要となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループは、「フィットする暮らし、つくろう」というミッションを掲げ、当社グループが提案する世界観(ライフカルチャー)に共感する人たちのWell-beingを実現することに貢献します。Well-beingに欠かせない要件の一つとして「自分の生き方を自分らしいと感じ、満足できること」=「フィットする暮らし」だと考え、事業活動を通じて多くの人の「フィットする暮らし」づくりに貢献し、Well-beingな人が大勢いる「心地よい社会」の実現の一助になることを目指しています。

当社グループはライフカルチャープラットフォーム事業という、世界観でユーザーと繋がるユニークな事業を展開し、「北欧、暮らしの道具店」「foufou」という2つの報告セグメントを有しております。

① 北欧、暮らしの道具店

当社グループでは、「北欧、暮らしの道具店」の提供している世界観に共感するユーザーに対し、商品、記事、動画など様々なコンテンツを提供することによって、多くの人の「フィットする暮らし」づくりに貢献しております。

D2Cドメインでは、暮らしにフィットする商品を販売しております。当社とユーザーとの間にはECモールやECプラットフォームが介在しておらず、直接商品を提供しております。取扱商品は、アパレル、キッチン、インテリア雑貨が主力であり、自社企画のオリジナル商品が売上の約半分を占めております。また、「北欧、暮らしの道具店」のライフカルチャーを表現する記事や動画等のコンテンツを、自社サイトやSNS等の多様なチャネルから配信するコンテンツパブリッシャーとしての側面も有しております。

ブランドソリューションドメインは、「北欧、暮らしの道具店」の強いブランドとコアな顧客基盤に加え、D2Cドメインのコンテンツパブリッシングで培った高い企画制作能力を活用し、クライアント企業のブランディング上の課題に対する総合的なマーケティング・ソリューションを提供する、ブランディングエージェンシーとしての事業ドメインです。ナショナルブランドを中心に、多くのブランドを継続的に支援しております。

② foufou

当社グループでは、デザイナーのマール・コウサカ氏が2016年に設立したファッションD2Cブランド「foufou」を展開しております。「健康的な消費のために」というブランドコンセプトを掲げ、「foufou」の世界観を表現するコンテンツをSNSで発信して、ユーザーのエンゲージメントを最大化し、購入会員化、リピーター化する特徴を持つファッションブランドであり、洋服だけでなく、時計や革製品などのファッション雑貨も取り扱っております。

文中の将来に関する事項は、当四半期会計連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間は、国内消費者物価指数の前年同期比が高い状態及び実質賃金の低下が続いており、2023年7-9月期の四半期別GDPはマイナスに転じる(一次速報)など、国内の経済、消費動向は厳しく、先行きについては依然として不透明な状況にあります。また、家計調査によると二人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比でマイナスが続いており、特に当社の取扱商品に近い「家具・家事用品」「被服及び履物」の費目についてのマイナス水準は全体平均よりも大きくなっていることから当社グループを取り巻く事業環境は厳しいものと捉えて経営を行っております。

「北欧、暮らしの道具店」は、新商品を積極的に展開するとともに、新しいカテゴリーの開発にも継続的に取り組んでおります。新感覚のトークバラエティへの挑戦や初の試着会の開催を実施するなど、コンテンツや施策によってお客様との繋がりを作り、深めるための新たな取り組みにも挑戦しました。

「foufou」は、2023年8月1日に組織再編により事業を分離したうえで当社グループに加わったため、まずは安定した業務体制の構築を優先して運営を行ってまいりました。オフィス移転や物流・システムの移行、業績管理・在庫管理体制の構築、原価計算の適正化による価格設定の見直しなど、これからの持続的な事業成長のための体制への移行を進めております。

以上の理由から、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,759,904千円、売上総利益は749,761千円、EBITDAは319,361千円(※)、営業利益は304,933千円、経常利益は308,875千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は197,557千円となりました。

(※)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額

セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。

(北欧、暮らしの道具店)

「北欧、暮らしの道具店」は、初の試着会を開催し、当店を訪れてくださるお客様との直接的な接点を持つことで、今後の商品・コンテンツ開発における多くのヒントを得た四半期でした。コラボ商品や、高単価のサロペットスカート、定番商品に新素材を取り入れた「秋いちボトムス」など、オリジナルブランド「KURASHI & Trips PUBLISHING」の新作商品が続々とヒットし、来期以降の需要拡大に向けてチャレンジし続けた3カ月となりました。また、“人生後半”をテーマにした新感覚のトークバラエティ「あさってのモノサシ」を公開し、幅広い世代から支持され、公開から1カ月で20万回超再生される大人気コンテンツとなりました。

これらの取り組みやエンゲージメントチャネルへの継続投資によって、エンゲージメントアカウント数は順調に増加し、公式スマートフォンアプリ(iOS/Android)は、当第1四半期連結会計期間末日現在、累計約330万ダウンロードとなりました。当第1四半期連結累計期間におけるアプリ経由の注文数は既に「北欧、暮らしの道具店」全体の約67%を占めております。

ブランドソリューションドメインは、YouTube、Instagramの動画や投稿で再生数を伸ばし商品のブランディングに貢献した森永乳業「パルメザンチーズ」との取り組み等、案件数・売上は順調に推移いたしました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における「北欧、暮らしの道具店」セグメントの売上高は1,655,211千円、EBITDAは295,764千円となりました。

(foufou)

「foufou」は、まずは安定した業務体制の構築を優先して運営を行いました。オフィス移転や物流・システムの移行、業績管理・在庫管理体制の構築、原価計算の適正化による価格設定の見直しなど、これからの持続的な事業成長のための体制への移行を進めております。また、そうした中でも、デンマークの老舗ブランド「アルネ・ヤコブセン」の名作デザインとのコラボレーションや、国内の限られた職人にしか製造できないバッグ、ベルト等の革小物、今年3年目となる干支にちなんだスカジャンが完売するなど、定番商品に加え、新たな取り組みにより商品展開の幅が広がっております。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における「foufou」セグメントの売上高は104,692千円、EBITDAは23,596千円となりました。

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における資産総額は、5,107,151千円となりました。主な内訳は、現金及び預金3,609,854千円、売掛金341,342千円、商品555,349千円であります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債総額は、968,507千円となりました。主な内訳は、買掛金319,676千円、長期借入金(1年内返済予定含む)200,276千円であります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、4,138,643千円となりました。主な内訳は、利益剰余金2,862,970千円であります。

自己資本比率は81.0%と財務的健全性を維持しております。

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。  ### 3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。  

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 26,880,000
26,880,000
種類 第1四半期会計期間末

現在発行数(株)

(2023年10月31日)
提出日現在

発行数(株)

(2023年12月15日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 7,370,400 7,370,400 東京証券取引所

グロース市場
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。

なお、単元株式数は100株であります。
7,370,400 7,370,400

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。  #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(千円)
資本金残高

(千円)
資本準備金

増減額

(千円)
資本準備金

残高

(千円)
2023年8月1日~

2023年10月31日
7,370,400 432,841 561,541

(注) 2023年10月27日開催の第17期定時株主総会決議に基づき、2023年12月15日付で減資の効力が発生し、資本金から332,841千円をその他資本剰余金に振り替えております。なお、資本金の減資割合は76.9%であります。 #### (5) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 #### (6) 【議決権の状況】

当第1四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2023年7月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。 ##### ① 【発行済株式】

2023年10月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等)
完全議決権株式(その他) 普通株式 73,669 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。なお、1単元の株式数は100株であります。
7,366,900
単元未満株式 普通株式
3,500
発行済株式総数 7,370,400
総株主の議決権 73,669

(注)「単元未満株式」の普通株式には、当社所有の自己株式46株が含まれております。 ##### ② 【自己株式等】

該当事項はありません。

なお、当第1四半期会計期間末現在の自己株式数は46株、発行済株式総数に対する所有株式数の割合は0.00%であります。

当該株式は、上記「発行済株式」の「単元未満株式」欄に含めております。  ### 2 【役員の状況】

該当事項はありません。 

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、比較情報を記載しておりません。 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2023年8月1日から2023年10月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年8月1日から2023年10月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:千円)
当第1四半期連結会計期間

(2023年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,609,854
売掛金 341,342
商品 555,349
仕掛品 1,573
原材料 10,991
その他 49,536
流動資産合計 4,568,647
固定資産
有形固定資産 66,358
無形固定資産
のれん 210,049
その他 72,077
無形固定資産合計 282,126
投資その他の資産 190,018
固定資産合計 538,504
資産合計 5,107,151
負債の部
流動負債
買掛金 319,676
1年内返済予定の長期借入金 63,332
未払法人税等 111,316
賞与引当金 22,663
その他 314,575
流動負債合計 831,563
固定負債
長期借入金 136,944
固定負債合計 136,944
負債合計 968,507
純資産の部
株主資本
資本金 432,841
資本剰余金 842,889
利益剰余金 2,862,970
自己株式 △56
株主資本合計 4,138,643
純資産合計 4,138,643
負債純資産合計 5,107,151

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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】

【第1四半期連結累計期間】

(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年8月1日

 至 2023年10月31日)
売上高 1,759,904
売上原価 1,010,143
売上総利益 749,761
販売費及び一般管理費 444,827
営業利益 304,933
営業外収益
受取利息 15
配信料収入 3,006
その他 1,221
営業外収益合計 4,243
営業外費用
支払利息 266
その他 34
営業外費用合計 300
経常利益 308,875
税金等調整前四半期純利益 308,875
法人税等 111,318
四半期純利益 197,557
親会社株主に帰属する四半期純利益 197,557

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【四半期連結包括利益計算書】

【第1四半期連結累計期間】

(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年8月1日

 至 2023年10月31日)
四半期純利益 197,557
四半期包括利益 197,557
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 197,557

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【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(連結の範囲の重要な変更)

当第1四半期連結会計期間において、株式会社foufouの全株式を取得したため、同社を連結の範囲に含めております。  (四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。  

(四半期連結貸借対照表関係)

当座貸越契約

当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行1行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は、次のとおりであります。

当第1四半期連結会計期間

(2023年10月31日)
当座貸越極度額 100,000千円
借入実行残高
差引額 100,000千円

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年8月1日

至 2023年10月31日)
減価償却費 9,042千円
のれん償却額 5,385千円

(株主資本等関係)

当第1四半期連結累計期間(自 2023年8月1日 至 2023年10月31日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(千円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2023年9月14日

取締役会
普通株式 331,665 45.00 2023年7月31日 2023年10月30日 利益剰余金

2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。   (企業結合等関係)

(取得による企業結合)

当社は、2023年8月1日に子会社を設立するとともに、当該子会社を通じて株式会社ステイト・オブ・マインドが運営するアパレルブランド「foufou」事業を、吸収分割により承継する会社の全株式を取得し、子会社化いたしました。

1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:株式会社foufou

事業の内容   :アパレルD2Cブランド「foufou」事業

(2) 企業結合を行った主な理由

当社は、「北欧、暮らしの道具店」を通じてライフカルチャープラットフォーム事業を展開して、ビジネスラインとしてD2Cドメインとブランドソリューションドメインを有しております。SNSなどのエンゲージメントチャネルを通じて直接ユーザーと結びつき、コンテンツを通して接点を持ち、関係性を深めていくことによってできる顧客基盤やブランドイメージなどの土台の上でビジネスを展開するというモデルは、他のD2Cブランドとも共通点があり、当社のノウハウを活用することの可能性について検討をしておりました。

株式会社ステイト・オブ・マインドが運営するfoufou事業は、デザイナーのマール・コウサカ氏が立ち上げたD2Cのアパレルブランドであり、「健康的な消費のために」というコンセプトのもとマール・コウサカ氏がデザインした洋服やアパレル雑貨を販売するプロダクトブランドとして地位を確立してきています。また、「foufou」の世界観を表現するコンテンツを各種SNSで発信し、ユーザーのエンゲージメントを最大化し、購入・リピート化というモデルは規模は違うものの当社のライフカルチャープラットフォームと共通する点があります。強いプロダクトブランドである「foufou」と当社の培ってきたマーケティングや効率的な事業運営などに関するノウハウの活用により、より多くの方に「foufou」の魅力を届けることができるようになり、より多くの方の「フィットする暮らし」づくりに貢献できる可能性が広がると考えております。

本件取得によってグループ経営が始まりますが、子会社における財務規律の観点から子会社を設立することにしました。独立した会社としてfoufou事業を経営する責任を負いながら、自立的かつ機動的な意思決定ができる体制により企業価値向上を目指すとともに、健全なグループ経営管理にも繋がると考えております。

(3) 企業結合日

2023年8月1日(株式取得日)

(4) 企業結合の法的形式

株式取得

(5) 結合後企業の名称

株式会社foufou

(6) 取得する議決権比率

100%

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

設立する当社子会社が現金を対価として株式を取得することによるものであります。

2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年8月1日から2023年10月31日まで

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価     現金 300,000千円
取得原価         300,000千円
4.主要な取得関連費用の内訳及び金額

アドバイザリー費用等 4,840千円

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額

215,435千円

(2) 発生原因

主として今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力であります。

(3) 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受ける負債の額並びに主な内訳
流動資産 45,571千円
固定資産 119,455
資産合計 165,027
流動負債 80,462
負債合計 80,462

【セグメント情報】

当第1四半期連結累計期間(自  2023年8月1日 至  2023年10月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結

損益計算書計上額 (注)2
北欧、暮らしの

道具店
foufou 合計
売上高
顧客との契約から生じる収益 1,655,211 104,692 1,759,904 1,759,904
外部顧客への売上高 1,655,211 104,692 1,759,904 1,759,904
セグメント間の内部売上高

又は振替高
1,655,211 104,692 1,759,904 1,759,904
セグメント利益 287,259 17,673 304,933 304,933
減価償却費 8,505 537 9,042 9,042
のれん償却額 5,385 5,385 5,385
EBITDA 295,764 23,596 319,361

(注) 1.EBITDAは、セグメント利益に減価償却費及びのれん償却額を加えた数値であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。

2.報告セグメントの変更等に関する事項

当第1四半期連結会計期間より、株式会社foufouが連結子会社となったことに伴い、ライフカルチャープラットフォーム事業の単一セグメントから、「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つの報告セグメントに変更しております。  (収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。   (1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年8月1日

至 2023年10月31日)
1株当たり四半期純利益 26円80銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 197,557
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益(千円)
197,557
普通株式の期中平均株式数(株) 7,370,354
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前事業年度末から重要な変動があったものの概要

(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式がないため、記載しておりません。  (重要な後発事象)

(資本金の減少)

当社は、2023年10月27日開催の第17回定時株主総会において資本金の減少を行うことを決議し、2023年12月15日付でその効力が発生しております。

1.資本金の額の減少の目的

当社は、財務基盤の強化を図り、資本政策・株主還元の柔軟性を確保することを目的とし、会社法第447条第1項の規定に基づき資本金の額を減少し、その他資本剰余金へ振り替えるものであります。なお、本件は、純資産の部における勘定科目間の振替処理であり、純資産額及び発行済株式総数の変動が生じるものではありません。

2.資本金の額の減少

(1) 減少する資本金の額

当社の資本金の額432,841,280円のうち332,841,280円を減少し、その他資本剰余金に振り替え、減少後の資本金の額を100,000,000円といたしました。

(2) 資本金の額の減少の方法

払い戻しを行わない無償減資とし、発行済株式総数は変更せずに、減少する資本金の額332,841,280円の全額をその他資本剰余金に振り替えることといたしました。

3.減資の日程

(1) 取締役会決議日 2023年9月26日
(2) 定時株主総会決議日 2023年10月27日
(3) 債権者異議申述公告日 2023年11月13日
(4) 債権者異議申述最終期日 2023年12月14日
(5) 減資の効力発生日 2023年12月15日

 0104120_honbun_0487446503511.htm

2 【その他】

2023年9月14日開催の取締役会において、2023年7月31日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり期末配当を行うことを決議いたしました。

① 配当金の総額                                331,665千円

② 1株当たりの金額                               45円00銭

③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日    2023年10月30日  

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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