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F&M CO.,LTD.

Quarterly Report Feb 13, 2024

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 第3四半期報告書_20240213103341

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2024年2月13日
【四半期会計期間】 第34期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 株式会社エフアンドエム
【英訳名】 F&M CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  森中 一郎
【本店の所在の場所】 大阪府吹田市江坂町1丁目23番38号
【電話番号】 06(6339)7177(代表)
【事務連絡者氏名】 管理本部長  森山 大
【最寄りの連絡場所】 大阪府吹田市江坂町1丁目23番38号
【電話番号】 06(6339)7177(代表)
【事務連絡者氏名】 管理本部長  森山 大
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

株式会社エフアンドエム 名古屋支社

(名古屋市中村区名駅南1丁目21番19号)

E05107 47710 株式会社エフアンドエム F&M CO.,LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2023-04-01 2023-12-31 Q3 2024-03-31 2022-04-01 2022-12-31 2023-03-31 1 false false false E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:SystemDevelopmentIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:SystemDevelopmentIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:RealEstateLeaseIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:BusinessSolutionIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:BusinessSolutionIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:ConsultingIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:ConsultingIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:AccountingServiceIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:AccountingServiceIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E05107-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E05107-000 2024-02-13 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E05107-000 2024-02-13 E05107-000 2022-04-01 2023-03-31 E05107-000 2023-12-31 E05107-000 2023-10-01 2023-12-31 E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 E05107-000 2022-12-31 E05107-000 2022-10-01 2022-12-31 E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 E05107-000 2023-03-31 E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E05107-000:RealEstateLeaseIncomeReportableSegmentsMember E05107-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E05107-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 第3四半期報告書_20240213103341

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第33期

第3四半期連結

累計期間 | 第34期

第3四半期連結

累計期間 | 第33期 |
| 会計期間 | | 自2022年4月1日

至2022年12月31日 | 自2023年4月1日

至2023年12月31日 | 自2022年4月1日

至2023年3月31日 |
| 売上高 | (千円) | 9,417,009 | 10,818,345 | 12,699,687 |
| 経常利益 | (千円) | 1,912,942 | 1,654,511 | 2,621,277 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (千円) | 1,266,456 | 1,160,489 | 1,881,341 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (千円) | 1,281,424 | 1,130,411 | 1,895,243 |
| 純資産額 | (千円) | 9,954,379 | 11,173,176 | 10,568,198 |
| 総資産額 | (千円) | 13,191,064 | 14,893,328 | 13,533,509 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 86.79 | 79.53 | 128.92 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 75.5 | 75.0 | 78.1 |

回次 第33期

第3四半期連結

会計期間
第34期

第3四半期連結

会計期間
会計期間 自2022年10月1日

至2022年12月31日
自2023年10月1日

至2023年12月31日
--- --- --- ---
1株当たり四半期純利益 (円) 45.72 36.07

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 

2【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。

なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 

 第3四半期報告書_20240213103341

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当社グループは「サービスの水道哲学」の実現を目指し、個人事業主と中堅中小企業の活性化にこだわりをもって社会貢献に取り組んでおります。

当第3四半期連結累計期間におきましては、物価の上昇、中東地域の情勢への懸念、海外景気の後退など、多くの個人事業主・中堅中小企業においても先行き不透明な状況が続きました。しかし、設備投資や個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、国内景気は緩やかな回復基調となっております。

このような経済状況のもと、当社グループでは、顧客を取り巻く環境に合わせたサービス提供を行うべく、主要事業ごとにサービス内容を拡充し業務の効率化に取り組むことで会員数の増加に努めてまいりました。

(財政状態)

(ⅰ)資産

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は66億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億59百万円増加しました。これは主に現金及び預金が1億40百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が4億72百万円、有価証券が1億円増加したことなどによるものです。

固定資産は82億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億円増加しました。これは主に建物及び構築物(純額)が1億24百万円、ソフトウエアが1億96百万円、その他(無形固定資産)が4億3百万円増加した一方、建設仮勘定が1億22百万円減少したことなどによるものです。

この結果、総資産は148億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億59百万円増加しました。

(ⅱ)負債

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は35億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億57百万円増加しました。これは主にその他(流動負債)が8億30百万円増加した一方、未払法人税等が1億7百万円減少したことなどによるものです。

固定負債は1億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少しました。これは主にその他(固定負債)が7百万円減少したことなどによるものです。

この結果、負債合計は37億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億54百万円増加しました。

(ⅲ)純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は111億73百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億4百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益11億60百万円が計上された一方、剰余金の配当を5億25百万円行ったことなどによるものです。

この結果、自己資本比率は75.0%(前連結会計年度末は78.1%)となりました。

なお、特筆すべき重要な資本的支出の予定及びそれに伴う資金の調達は当面ありません。

(経営成績)

当第3四半期連結累計期間の経営成績は売上高108億18百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益16億42百万円(同13.5%減)、経常利益16億54百万円(同13.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億60百万円(同8.4%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

(ⅰ)アカウンティングサービス事業

アカウンティングサービス事業は、生命保険営業職員を中心とする個人事業主及び小規模企業に対する記帳代行等の会計サービスになります。同事業では、各生命保険会社が新入社員向けに随時行っている研修への参加による営業機会の確保に注力いたしました。その結果、当第3四半期連結会計期間末(2023年12月31日)の会計サービス会員数は94,026名(前期末比9,971名増)となりました。

この結果、アカウンティングサービス事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は30億17百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は8億48百万円(同5.0%増)となりました。

(ⅱ)コンサルティング事業

コンサルティング事業は、中堅中小企業の総務経理部門に対する各種情報提供サービスの「エフアンドエムクラブ」、ISO及びプライバシーマークの認証取得支援、「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」をはじめとした補助金申請支援等になります。

「エフアンドエムクラブ」については、2023年12月末時点で213行庫の地域金融機関と連携契約しております。連携済みの金融機関には、好連携事例の共有や勉強会の開催、結果報告などによる情報共有の強化によって稼働促進を図ることで、営業機会の増強に努めました。また、引き続き中小企業経営者から非常に高い注目を集めている「事業再構築補助金」などの補助金活用を切り口とした提案を行いました。加えて、常態化している人手不足を解消するため積極的に採用活動を行いたい企業、労務管理を適切に行うことで就業環境を整備したい企業、公的支援制度を漏れなく活用したい企業などの経営者ニーズを掴んだことが、新規の会員獲得に貢献しました。会員企業向けには、企業ごとの事情に合わせたタイムリーな提案を可能にするため、人に頼らない定期的な情報収集の仕組みを運用させつつ、状況を継続的に把握している個社担当がいることでの安心感、専門家が対応することでの満足感を提供するサービス体制の構築を進めました。特に契約間もない企業については、オンボーディングを専門に行う部門を稼働させ、自走できる状態で継続的にサービスをご利用いただけるよう支援を行っております。その結果、当第3四半期連結会計期間末(2023年12月31日)のエフアンドエムクラブ会員数は10,445社(前期末比1,398社増)となりました。

ISO及び第三者認証取得支援については、個人情報保護法の改正やサイバー攻撃等による情報セキュリティニーズによるプライバシーマークおよびISO27001、食品業界が海外輸出を目論む事案からISO22000およびFSSC22000、自動車関連製造業では今後のEV対応を睨みIATF16949(自動車部品品質マネジメントシステム)およびISO9001の取得が増加傾向にあります。また、建設資材の高騰のため公共工事への参入を目的にISO9001およびISO14001の取得が増加しています。これらの旺盛なニーズへの対応に注力しました。

「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」をはじめとした補助金受給申請支援については、令和元年度補正予算・令和3年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」として、当第3四半期連結会計期間では16次締切の申請支援を行いました。その結果、71件が採択されました(採択結果は2024年1月19日に発表)。また、「事業再構築補助金」は、第11回締切の採択結果発表が2023年12月に2024年1月下旬~2月上旬頃へ延期する旨の政府発表がありました。それに伴い第12回締切分の公募ならびに採択結果発表についても後ろ倒しになります。「事業再構築補助金」については、2023年11月に実施された行政レビューを元に枠組みや審査基準等の見直しを行った上で継続することが決定しておりますが、第12回締切分に関する売上は2025年3月期に計上されることになるため、全社業績に影響を与えることになります。

補助金名 締切 採択数
ものづくり補助金 14次 81件
15次 59件
16次 71件 ※1
事業再構築補助金 第8回 231件
第9回 139件
第10回 147件
第11回 ※2

※1 採択結果は2024年1月19日に発表されました。

※2 採択結果は発表待ちの状態です(2024年1月31日現在)。

この結果、コンサルティング事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は44億45百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は10億72百万円(同33.3%減)となりました。

(ⅲ)ビジネスソリューション事業

ビジネスソリューション事業は、士業向けコンサルティング、及び企業・士業向けITソリューションの提供等になります。

士業向けコンサルティングは、認定支援機関である税理士・公認会計士事務所の対応力向上を支援する「経営革新等支援機関推進協議会」等となります。

「経営革新等支援機関推進協議会」では、コロナ禍によって強まった中小企業からの優遇税制支援や財務支援要請に対応するためのノウハウを必要とする税理士・公認会計士の継続的なニーズが、営業機会の確保につながりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末(2023年12月31日)の「経営革新等支援機関推進協議会」の会員数は1,715件(前期末比37件増)となりました。

企業・士業向けITソリューションの提供としては、人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」シリーズの販売となります。「オフィスステーション」シリーズは、社会保険労務士や税理士向けの「オフィスステーション Pro」、企業向けの「オフィスステーション マイナンバー」「オフィスステーション 労務」「オフィスステーション 労務ライト」(「労務」の機能を一部制限して無料提供)「オフィスステーション 年末調整」「オフィスステーション 給与明細」「オフィスステーション 有休管理」「オフィスステーション 勤怠」(2023年4月リリース)で構成されています。

社会保険労務士事務所マーケットの深耕については、大規模事務所向けのパッケージプランの提案を進めました。大規模事務所からのニーズが強かった事務組合機能をリリースしたことにより、社会保険労務士事務所が求める一定程度の利便性を提供できる環境が整ったことが、販売を後押ししています。既存事務所に向けては、引き続き主に大規模事務所を対象としたハイタッチフォローを継続して行い、事務所での稼働を促進しました。

企業向けには、販売代理店となるパートナー企業での定期的な勉強会の開催や主催イベントへの参加、大規模展示会への出展により、商談数の増加につなげました。合わせて都市部ではタクシー広告を展開することで価値遡及を行いました。「オフィスステーション 年末調整」については、入力された情報からふるさと納税の上限額の目安を表示し、連携したふるさと納税サイトへ誘引する機能を追加しました。情報の取りまとめを行う労務担当者の利便性向上だけではなく、エンドユーザーである従業員のベネフィットを追求し、継続して選ばれるプロダクトを目指しました。また、新規の商談案件についてはフィールドセールスとカスタマーサクセスが連携を密にすることで、リードタイムの短縮や成約率向上に努めました。特にカスタマーサクセスについては、一社あたりのユーザー数を増大させることに加え、クロスセルの取り組みに注力しました。

その結果、当第3四半期連結会計期間末(2023年12月31日)の「オフィスステーション」シリーズの利用は、無料で提供している「オフィスステーション 労務ライト」の利用を含み、企業が35,381社(前期末比9,368社増)、士業が2,919件(前期末比452件増)となりました。

この結果、ビジネスソリューション事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は30億69百万円(前年同期比41.3%増)、営業利益は4億28百万円(同91.1%増)となりました。

(ⅳ)不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は当社が所有するビルの賃貸収入で、安定した収益を計上しております。当第3四半期連結累計期間の売上高は80百万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は22百万円(同3.4%増)となりました。

(ⅴ)システム開発事業

システム開発事業は、連結子会社エフアンドエムネット株式会社のシステム開発事業等になります。前期まではその他事業として区分していたものです。エフアンドエムネットでは、「オフィスステーション」シリーズを中心としたエフアンドエムが販売する商品などのグループ内向け開発が大部分を占めました。

この結果、システム開発事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は1億58百万円(前年同期比33.7%増)、営業利益は34百万円(前年同期は65百万円の営業損失)となりました。

(ⅵ)その他事業

その他事業は、パソコン教室の本部運営及びFC指導事業等になります。パソコン教室の本部運営及びFC指導事業においては、受講生に対する積極的なカウンセリング、資格取得のためのサポートなどを強化することで継続率の向上に努めました。

この結果、その他事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は46百万円(前年同期比25.7%減)、営業利益は4百万円(同39.7%減)となりました。

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。  

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。  

 第3四半期報告書_20240213103341

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 50,400,000
50,400,000
②【発行済株式】
種類 第3四半期会計期間末現在発行数(株)

(2023年12月31日)
提出日現在発行数(株)

(2024年2月13日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 15,714,400 15,714,400 東京証券取引所

スタンダード市場
単元株式数

100株
15,714,400 15,714,400

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数

(株)
発行済株式総数残高

(株)
資本金

増減額

(千円)
資本金残高

(千円)
資本準備金増減額

(千円)
資本準備金残高

(千円)
2023年10月1日~

2023年12月31日
15,714,400 989,650 370,149

(5)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。  

(6)【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2023年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。

①【発行済株式】
2023年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 1,121,800
完全議決権株式(その他) 普通株式 14,590,100 145,901
単元未満株式 普通株式 2,500
発行済株式総数 15,714,400
総株主の議決権 145,901

(注) 「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が3,300株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数33個が含まれております。

②【自己株式等】
2023年9月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
株式会社エフアンドエム 大阪府吹田市江坂町1丁目23番38号 1,121,800 1,121,800 7.14
1,121,800 1,121,800 7.14

2【役員の状況】

該当事項はありません。  

 第3四半期報告書_20240213103341

第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:千円)
前連結会計年度

(2023年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,909,140 5,049,699
受取手形、売掛金及び契約資産 812,412 1,284,847
有価証券 100,392
商品及び製品 2,512 2,253
仕掛品 5,176 7,636
原材料及び貯蔵品 3,151 2,892
その他 130,476 179,197
貸倒引当金 △5,276 △9,592
流動資産合計 5,857,594 6,617,326
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,189,576 1,313,764
工具、器具及び備品(純額) 140,988 189,836
土地 1,281,627 1,281,627
建設仮勘定 122,168
有形固定資産合計 2,734,360 2,785,228
無形固定資産
のれん 34 20
ソフトウエア 3,218,456 3,415,179
その他 127,409 531,013
無形固定資産合計 3,345,899 3,946,214
投資その他の資産
投資有価証券 702,141 635,770
繰延税金資産 338,730 331,577
滞留債権 28,296 52,236
差入保証金 137,762 141,078
保険積立金 403,682 417,830
その他 8,905 8,675
貸倒引当金 △23,865 △42,608
投資その他の資産合計 1,595,654 1,544,560
固定資産合計 7,675,914 8,276,002
資産合計 13,533,509 14,893,328
(単位:千円)
前連結会計年度

(2023年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,346 9,847
未払法人税等 341,992 234,934
賞与引当金 604,914 638,421
その他 1,864,510 2,694,995
流動負債合計 2,820,764 3,578,198
固定負債
退職給付に係る負債 70,152 75,034
負ののれん 730 594
その他 73,662 66,324
固定負債合計 144,546 141,953
負債合計 2,965,310 3,720,152
純資産の部
株主資本
資本金 989,650 989,650
資本剰余金 2,168,059 2,168,059
利益剰余金 7,613,389 8,248,545
自己株式 △271,959 △272,059
株主資本合計 10,499,140 11,134,196
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 69,057 38,980
その他の包括利益累計額合計 69,057 38,980
純資産合計 10,568,198 11,173,176
負債純資産合計 13,533,509 14,893,328

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)
売上高 9,417,009 10,818,345
売上原価 2,933,157 3,617,011
売上総利益 6,483,851 7,201,333
販売費及び一般管理費 4,585,684 5,558,765
営業利益 1,898,167 1,642,567
営業外収益
受取利息 507 518
有価証券利息 3,622 4,574
受取配当金 1,580 1,814
受取手数料 1,621
助成金収入 5,689 1,159
保険返戻金 1,164
除斥配当金受入益 608 717
その他 2,250 1,536
営業外収益合計 15,424 11,943
営業外費用
その他 650
営業外費用合計 650
経常利益 1,912,942 1,654,511
特別利益
固定資産売却益 99
投資有価証券売却益 89,264
特別利益合計 89,364
特別損失
固定資産除却損 233 0
特別損失合計 233 0
税金等調整前四半期純利益 1,912,709 1,743,875
法人税、住民税及び事業税 623,612 562,959
法人税等調整額 22,640 20,427
法人税等合計 646,252 583,386
四半期純利益 1,266,456 1,160,489
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,266,456 1,160,489
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)
四半期純利益 1,266,456 1,160,489
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 14,967 △30,077
その他の包括利益合計 14,967 △30,077
四半期包括利益 1,281,424 1,130,411
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,281,424 1,130,411

【注記事項】

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)、のれんの償却額及び負ののれんの償却額は、次のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)
減価償却費 683,597千円 938,321千円
のれんの償却額 13 13
負ののれんの償却額 △135 △135
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

配当金支払額

(決 議) 株式の種類 配当金の総額

(千円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2022年6月28日

定時株主総会
普通株式 218,889 15 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
2022年11月14日

取締役会
普通株式 248,074 17 2022年9月30日 2022年12月1日 利益剰余金

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

配当金支払額

(決 議) 株式の種類 配当金の総額

(千円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2023年6月28日

定時株主総会
普通株式 248,074 17 2023年3月31日 2023年6月29日 利益剰余金
2023年10月13日

取締役会
普通株式 277,258 19 2023年9月30日 2023年12月1日 利益剰余金
(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:千円)
報告セグメント その他

(注)
合計
アカウンティングサービス事業 コンサルティング事業 ビジネスソリューション事業 不動産賃貸事業 システム開発事業
売上高
外部顧客への売上高 2,723,288 4,256,951 2,171,852 83,510 118,804 9,354,406 62,602 9,417,009
セグメント間の内部売上高又は振替高 2,216 1,693 5,825 1,408,756 1,418,492 4,627 1,423,119
2,723,288 4,259,168 2,173,545 89,335 1,527,560 10,772,898 67,230 10,840,129
セグメント利益又は損失(△) 808,420 1,609,394 224,448 22,191 △65,062 2,599,392 7,322 2,606,715

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、パソコン教室の運営及びFC指導事業等を含んでおります。

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:千円)

利益 金額
報告セグメント計 2,599,392
「その他」の区分の利益 7,322
セグメント間取引消去 △3,457
のれんの償却額 △13
全社費用(注) △656,174
固定資産の調整額 △48,902
四半期連結損益計算書の営業利益 1,898,167

(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:千円)
報告セグメント その他

(注)
合計
アカウンティングサービス事業 コンサルティング事業 ビジネスソリューション事業 不動産賃貸事業 システム開発事業
売上高
外部顧客への売上高 3,017,758 4,445,747 3,069,013 80,480 158,808 10,771,808 46,537 10,818,345
セグメント間の内部売上高又は振替高 2,513 1,703 6,206 1,763,055 1,773,478 4,603 1,778,082
3,017,758 4,448,260 3,070,716 86,687 1,921,863 12,545,287 51,140 12,596,428
セグメント利益 848,455 1,072,937 428,867 22,935 34,137 2,407,332 4,412 2,411,744

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、パソコン教室の運営及びFC指導事業等を含んでおります。

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:千円)

利益 金額
報告セグメント計 2,407,332
「その他」の区分の利益 4,412
セグメント間取引消去 △44
のれんの償却額 △13
全社費用(注) △726,362
固定資産の調整額 △42,756
四半期連結損益計算書の営業利益 1,642,567

(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.報告セグメントの変更等に関する事項

これまで「その他事業」に含めておりました連結子会社エフアンドエムネット株式会社の「オフィスステーション開発事業」、「その他開発事業」及び「保守事業」の3事業セグメントについて、経営管理上の意思決定等を見直した結果、「システム開発事業」の1事業セグメントに変更することといたしました。この結果、量的な重要性が高いと判断したため第1四半期連結会計期間より「システム開発事業」を報告セグメントとして記載する方法に変更しております。

なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第3四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

報告セグメント その他

(注)
合計
アカウンティングサービス事業 コンサルティング事業 ビジネスソリューション事業 不動産賃貸事業 システム開発事業
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
一時点で移転される財及びサービス 67,155 1,585,543 683,891 24,633 2,361,224 62,215 2,423,439
一定の期間にわたり移転される財及びサービス 2,656,132 2,671,407 1,487,960 94,170 6,909,671 387 6,910,058
顧客との契約から生じる収益 2,723,288 4,256,951 2,171,852 118,804 9,270,896 62,602 9,333,498
その他の収益 83,510 83,510 83,510
外部顧客への売上高 2,723,288 4,256,951 2,171,852 83,510 118,804 9,354,406 62,602 9,417,009

(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、パソコン教室の本部運営及びFC指導事業等を含んでおります。

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

(単位:千円)

報告セグメント その他

(注)1
合計
アカウンティングサービス事業 コンサルティング事業 ビジネスソリューション事業 不動産賃貸事業 システム開発事業
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
一時点で移転される財及びサービス 115,351 1,215,190 1,073,380 19,264 2,423,187 46,534 2,469,721
一定の期間にわたり移転される財及びサービス 2,902,406 3,230,556 1,995,632 139,543 8,268,140 3 8,268,143
顧客との契約から生じる収益 3,017,758 4,445,747 3,069,013 158,808 10,691,327 46,537 10,737,864
その他の収益 80,480 80,480 80,480
外部顧客への売上高 3,017,758 4,445,747 3,069,013 80,480 158,808 10,771,808 46,537 10,818,345

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、パソコン教室の本部運営及びFC指導事業等を含んでおります。

2.「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間の顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、当第3四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)
1株当たり四半期純利益 86円79銭 79円53銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 1,266,456 1,160,489
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 1,266,456 1,160,489
普通株式の期中平均株式数(株) 14,592,634 14,592,583

(注)潜在株式が存在しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益は記載しておりません。 

2【その他】

2023年10月13日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)配当金の総額………………………………………277百万円

(ロ)1株当たりの金額…………………………………19円00銭

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2023年12月1日

(注)2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。

 第3四半期報告書_20240213103341

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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