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DN HOLDINGS CO., LTD.

Quarterly Report May 15, 2024

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年5月15日
【四半期会計期間】 第3期第3四半期(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
【会社名】 DNホールディングス株式会社
【英訳名】 DN HOLDINGS CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員   新井 伸博
【本店の所在の場所】 東京都千代田区神田練塀町300番地
【電話番号】 03(6675)7002(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 管理本部副本部長 畑田 宣久
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区神田練塀町300番地
【電話番号】 03(6675)7002(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 管理本部副本部長 畑田 宣久
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E36539 73770 DNホールディングス株式会社 DN HOLDINGS CO., LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2023-07-01 2024-03-31 Q3 2024-06-30 2022-07-01 2023-03-31 2023-06-30 1 false false false E36539-000 2024-05-15 E36539-000 2024-05-15 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E36539-000 2024-01-01 2024-03-31 E36539-000 2024-03-31 E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:Row1Member E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E36539-000 2024-03-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E36539-000 2023-07-01 2024-03-31 E36539-000 2023-01-01 2023-03-31 E36539-000 2023-03-31 E36539-000 2022-07-01 2023-06-30 E36539-000 2023-06-30 E36539-000 2022-07-01 2023-03-31 iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

 0101010_honbun_0512847503604.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第2期

第3四半期

連結累計期間 | 第3期

第3四半期

連結累計期間 | 第2期 |
| 会計期間 | | 自 2022年7月1日

至 2023年3月31日 | 自 2023年7月1日

至 2024年3月31日 | 自 2022年7月1日

至 2023年6月30日 |
| 売上高 | (千円) | 24,670,935 | 24,176,306 | 32,580,164 |
| 経常利益 | (千円) | 1,944,964 | 543,657 | 2,353,255 |
| 親会社株主に帰属する

四半期(当期)純利益 | (千円) | 1,404,663 | 535,306 | 1,756,203 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (千円) | 1,448,966 | 645,352 | 2,432,741 |
| 純資産額 | (千円) | 10,872,513 | 12,014,044 | 11,856,211 |
| 総資産額 | (千円) | 26,822,780 | 29,333,533 | 21,025,185 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 175.06 | 66.33 | 218.71 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益 | (円) | 174.49 | 66.11 | 218.01 |
| 自己資本比率 | (%) | 40.5 | 40.9 | 56.3 |

回次 第2期

第3四半期

連結会計期間
第3期

第3四半期

連結会計期間
会計期間 自 2023年1月1日

至 2023年3月31日
自 2024年1月1日

至 2024年3月31日
1株当たり四半期純利益 (円) 116.39 118.49

(注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。 ### 2 【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社における異動は以下のとおりであります。

2023年7月1日付で、当社の連結子会社であった株式会社ダイヤコンサルタントは、当社の連結子会社である大日本コンサルタント株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、第1四半期連結会計期間より同社を連結の範囲から除外しております。なお、存続会社である大日本コンサルタント株式会社は、合併後に大日本ダイヤコンサルタント株式会社に商号変更しております。 

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第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、全体として緩やかな回復が続きました。一方で、世界的な金融引締に伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇や金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

当社グループが属する建設コンサルタント業界及び地質調査業界の経営環境は、2023年6月に改正国土強靱化基本法が成立し、7月には新たな国土強靱化基本計画が閣議決定されましたので、最終年度が2025年度である「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」の終了後においても、国内の公共事業を取り巻く環境は、堅調に推移していくものと考えられます。

このような状況の下で、2023年7月におけるグループ内の組織再編(主要子会社である大日本コンサルタント株式会社と株式会社ダイヤコンサルタントの合併)を踏まえて、2023年7月から2026年6月までの3ヵ年を対象とする中期経営計画を更新し、「信頼のもと、社会になくてはならない企業グループに」をビジョンに掲げて、「サステナビリティ社会の実現に向けた対応、DXの推進」、「マーケットリーダーの地位強化・新たなマーケットリーダーの創出」、「多様な働き方の実現と人材価値の最大化」、「持続的成長を実現するグループガバナンス体制の強化」の4つの基本目標を設定いたしました。「サステナビリティ社会の実現に向けた対応、DXの推進」と「マーケットリーダーの地位強化・新たなマーケットリーダーの創出」は、成長事業とコア事業の事業戦略に研究開発戦略を含んだ基本目標であり、受注拡大及び生産性向上を推進するため、各分野において策定した行動計画に対する諸施策に取り組んでまいりました。「多様な働き方の実現と人材価値の最大化」は、当社グループの競争源泉である人的資本に関する基本目標であり、テレワークの強化などによって多様な働き方を創出し、社員教育の充実等によって付加価値の最大化に努めてまいりました。「持続的成長を実現するためのグループガバナンスの強化」は、当社グループが持続的成長を実現するため、サステナビリティ経営の推進や人的資本への投資などの課題に対する検討を実施し、グループガバナンス体制の強化に努めてまいりました。また、令和6年能登半島地震の発災翌日の1月2日には事業会社である大日本ダイヤコンサルタント株式会社に災害対策本部を設置し、被災地の復旧・復興に向けて、調査・設計の一体化による迅速な対応に努めてまいりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の業績は、受注高は259億6千万円(前年同四半期比127.5%)、受注残高は185億2千2百万円(同130.2%)、売上高は上半期における建設コンサルタント事業の売上高減少に加え、能登半島地震による復旧・復興支援に伴い一部業務の一時中断や工期延長が発生したことなどが影響し、241億7千6百万円(同98.0%)となりました。利益面におきましては、売上高減少による売上総利益の減少に加え、当初より計画しておりました給与水準の引き上げや社員教育の充実に伴う積極的な人的投資が影響し、営業利益は5億2千万円(同27.5%)、経常利益は5億4千3百万円(同28.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億3千5百万円(同38.1%)となりました。

なお、当社グループのセグメントは、総合建設コンサルタント事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べて83億8百万円増加し、293億3千3百万円となりました。主な変動は、運転資金並びに法人税等の支払による現金及び預金の減少16億3千9百万円、受取手形及び売掛金の増加19億6千8百万円、契約資産の増加79億4千8百万円、投資有価証券の増加1億6千万円によるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末と比べて81億5千万円増加し、173億1千9百万円となりました。主な変動は、業務未払金の増加9億2千3百万円、短期借入金の増加83億円、賞与引当金の増加8億5千万円、長期借入金の減少1億6千7百万円、繰延税金負債の減少1億6千4百万円によるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末と比べて1億5千7百万円増加し、120億1千4百万円となりました。主な変動は、利益剰余金の減少2千7百万円(四半期純利益による増加5億3千5百万円、配当金の支払いによる減少5億6千3百万円)、その他有価証券評価差額金の増加1億2千6百万円によるものであります。

これらの結果、当社グループの自己資本比率は40.9%となりました。

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、1億2千3百万円であります。 ### 3 【経営上の重要な契約等】

当社の連結子会社である大日本ダイヤコンサルタント株式会社は、2024年2月20日開催の取締役会において、株式会社ウエルアップの全株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。 

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 39,000,000
39,000,000
種類 第3四半期会計期間末

現在発行数(株)

(2024年3月31日)
提出日現在

発行数(株)

(2024年5月15日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 8,420,000 8,420,000 東京証券取引所

スタンダード市場
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
8,420,000 8,420,000

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(千円)
資本金残高

(千円)
資本準備金

増減額

(千円)
資本準備金

残高

(千円)
2024年1月1日~

 2024年3月31日
8,420,000 2,000,000 500,000

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。  #### (6) 【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できないため、直前の基準日である2023年12月31日に基づく株主名簿により記載しております。 ##### ① 【発行済株式】

2023年12月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己株式)
普通株式 322,700

完全議決権株式(その他)

普通株式 8,089,300

80,893

単元未満株式

普通株式 8,000

1 単元(100株)未満の株式

発行済株式総数

8,420,000

総株主の議決権

80,893

(注) 「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が600株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数6個が含まれております。 ##### ② 【自己株式等】

2023年12月31日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己株式)

DNホールディングス

株式会社
東京都千代田区神田練塀町300番地 322,700 322,700 3.83
322,700 322,700 3.83

(注)自己株式は、2023年11月22日に実施した譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分により50,500株減少しております。 ### 2 【役員の状況】

前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第3四半期累計期間において役員の異動はありません。 

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年7月1日から2024年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:千円)
前連結会計年度

(2023年6月30日)
当第3四半期連結会計期間

(2024年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,266,911 2,627,593
受取手形及び売掛金 1,407,999 3,376,668
契約資産 7,939,461 15,888,194
その他 403,920 396,785
流動資産合計 14,018,293 22,289,241
固定資産
有形固定資産 1,863,996 1,787,788
無形固定資産 373,733 356,120
投資その他の資産
投資有価証券 515,801 676,776
退職給付に係る資産 3,215,922 3,256,127
繰延税金資産 69,774 74,967
その他 967,664 892,512
投資その他の資産合計 4,769,163 4,900,383
固定資産合計 7,006,892 7,044,292
資産合計 21,025,185 29,333,533
(単位:千円)
前連結会計年度

(2023年6月30日)
当第3四半期連結会計期間

(2024年3月31日)
負債の部
流動負債
業務未払金 1,520,342 2,444,128
短期借入金 8,300,000
1年内返済予定の長期借入金 220,284 214,284
未払法人税等 493,721 557,858
契約負債 1,209,475 1,260,436
賞与引当金 850,082
役員株式給付引当金 34,298 45,095
完成業務補償引当金 305,785 236,500
受注損失引当金 35,453
その他 3,069,083 1,428,597
流動負債合計 6,888,443 15,336,983
固定負債
長期借入金 882,005 714,292
退職給付に係る負債 403,244 454,030
役員退職慰労引当金 50
資産除去債務 123,779 122,148
繰延税金負債 788,232 623,979
その他 83,268 68,005
固定負債合計 2,280,530 1,982,506
負債合計 9,168,973 17,319,489
純資産の部
株主資本
資本金 2,000,000 2,000,000
資本剰余金 1,582,321 1,609,136
利益剰余金 7,827,084 7,799,120
自己株式 △77,428 △28,494
株主資本合計 11,331,977 11,379,763
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 207,391 334,280
為替換算調整勘定 △16,333 △16,545
退職給付に係る調整累計額 316,521 299,890
その他の包括利益累計額合計 507,579 617,626
新株予約権 16,654 16,654
純資産合計 11,856,211 12,014,044
負債純資産合計 21,025,185 29,333,533

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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2022年7月1日

 至 2023年3月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年7月1日

 至 2024年3月31日)
売上高 ※1 24,670,935 ※1 24,176,306
売上原価 17,168,898 17,296,956
売上総利益 7,502,036 6,879,350
販売費及び一般管理費 5,609,874 6,358,604
営業利益 1,892,162 520,745
営業外収益
受取利息 50 89
受取配当金 8,793 12,018
不動産賃貸料 11,495 11,446
受取保険金 37,936
その他 27,461 27,087
営業外収益合計 85,736 50,641
営業外費用
支払利息 15,409 18,848
その他 17,524 8,881
営業外費用合計 32,934 27,730
経常利益 1,944,964 543,657
特別利益
投資有価証券売却益 120,375 318,075
特別利益合計 120,375 318,075
税金等調整前四半期純利益 2,065,339 861,732
法人税、住民税及び事業税 931,406 529,421
法人税等調整額 △270,730 △202,994
法人税等合計 660,675 326,426
四半期純利益 1,404,663 535,306
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,404,663 535,306

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【四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2022年7月1日

 至 2023年3月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年7月1日

 至 2024年3月31日)
四半期純利益 1,404,663 535,306
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 28,994 126,889
為替換算調整勘定 △736 △211
退職給付に係る調整額 16,045 △16,630
その他の包括利益合計 44,303 110,046
四半期包括利益 1,448,966 645,352
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,448,966 645,352
非支配株主に係る四半期包括利益

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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社である大日本コンサルタント株式会社は、同じく当社の連結子会社であった株式会社ダイヤコンサルタントを吸収合併し、「大日本ダイヤコンサルタント株式会社」に商号変更いたしました。これに伴い、消滅会社である株式会社ダイヤコンサルタントを連結の範囲から除外しております。 ##### (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)

(有形固定資産の減価償却方法の変更)

従来、当社の連結子会社である大日本ダイヤコンサルタント株式会社における有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却の方法として、主として定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より定額法に変更しております。

大日本コンサルタント株式会社と株式会社ダイヤコンサルタントは両社が保有する人材及び技術の経営資源の一体化を図ることにより、より質の高い営業活動、サービスの提供を可能にすることで、事業領域と顧客基盤を拡大するとともに、生産性の向上を図ることを目的として2023年7月1日に合併をいたしました。

当該合併を契機として有形固定資産の使用状況を見直した結果、調査・解析から計画・設計までの一貫したサービス提供体制の強化等に伴う安定的な受注状況に鑑み、当社の有形固定資産は耐用年数にわたり安定的に使用される見込みであることから、減価償却方法として定額法を採用することが費用配分の観点から合理的であると判断し、今回の変更を行うものであります。

この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響は軽微であります。 

(四半期連結損益計算書関係)

※1 売上高の季節的変動

当社グループの売上高は官公庁への納期に対応して下半期に偏重し、上半期は販売費及び一般管理費の占める 割合が著しく高くなる傾向にあります。 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年7月1日

至  2023年3月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自  2023年7月1日

至  2024年3月31日)
減価償却費 330,470千円 297,326千円
(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自 2022年7月1日 至 2023年3月31日)

1.配当金の支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(千円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2022年9月28日

定時株主総会
普通株式 559,837 70 2022年6月30日 2022年9月29日

(注)1株当たり配当額には記念配当10円が含まれております。

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末

日後となるもの

該当事項はありません。 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年7月1日 至 2024年3月31日)

1.配当金の支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(千円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2023年9月28日

定時株主総会
普通株式 563,270 70 2023年6月30日 2023年9月29日

(注)1株当たり配当額には記念配当10円が含まれております。

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末

日後となるもの

該当事項はありません。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

前第3四半期連結累計期間(自 2022年7月1日 至 2023年3月31日)

経営資源の配分の決定及び業績評価の観点から、当社グループは総合建設コンサルタント事業のみを営んでお

り、単一セグメントであるため、開示すべき事項はありません。

当第3四半期連結累計期間(自 2023年7月1日 至 2024年3月31日)

経営資源の配分の決定及び業績評価の観点から、当社グループは総合建設コンサルタント事業のみを営んでお

り、単一セグメントであるため、開示すべき事項はありません。 (収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

当社グループは、総合建設コンサルタント事業のみを営む単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収

益を分解した情報は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年7月1日

  至 2023年3月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年7月1日

  至 2024年3月31日)
国内 中央省庁 8,396,974 7,675,290
地方自治体 9,300,749 8,354,290
高速道路会社 1,971,634 2,363,939
電力関連会社 1,243,135 2,071,581
民間その他 3,282,940 3,437,316
海外 475,499 273,887
顧客との契約から生じる収益 24,670,935 24,176,306
外部顧客への売上高 24,670,935 24,176,306

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年7月1日

至 2023年3月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2023年7月1日

至 2024年3月31日)
(1)1株当たり四半期純利益 175円06銭 66円33銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 1,404,663 535,306
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益(千円)
1,404,663 535,306
普通株式の期中平均株式数(千株) 8,024 8,070
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 174円49銭 66円11銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円)
普通株式増加数(千株) 26 26
(うち新株予約権(千株)) (26) (26)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含まれなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

取得による企業結合

当社の連結子会社である大日本ダイヤコンサルタント株式会社は、2024年2月20日開催の取締役会において、株式会社ウエルアップの全株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。また、当該契約に基づき、2024年4月1日を株式譲渡実行日として対象会社の全株式を取得し、同社を同日付で連結子会社としました。

(1) 企業結合の概要

①  被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称    株式会社ウエルアップ

事業の内容          建設コンサルタント、地域包括事業、地元支援事業、

住環境の提案及びデザイン、コンピューターを用いたソフトウエア設計、

プログラム開発

②  企業結合を行った主な理由

当社の連結子会社である大日本ダイヤコンサルタント株式会社の事業活動は橋梁設計、地質・地盤の調査・解析にとどまらず、道路やまちづくりに対する調査・計画・設計・監理業務、自然災害に関する防災・減災に関する業務、官民連携による事業促進 PPP や Park-PFI、再生可能エネルギー分野のコンサルタント業務など、その業務領域の拡大にも取り組んでおります。

受注獲得の機会増加が今後見込まれる発注者支援業務や施工管理業務に対し、株式会社ウエルアップが持つ当該業務におけるノウハウと当社グループが保有する顧客基盤及び高度な技術の双方を活かすことでシナジーを創出し、企業価値向上を図るためであります。

③  企業結合日

2024年4月1日

④  企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

⑤  結合後企業の名称

変更はありません。

⑥  取得した議決権比率

100%

⑦  取得企業を決定するに至った主な根拠

大日本ダイヤコンサルタント株式会社が現金を対価として、株式を取得したためであります。

(2) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価 現金 650,000千円
取得原価 650,000千円

(3) 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬・手数料等 63,312千円

(4) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

現時点では確定しておりません。

(5) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

現時点では確定しておりません。 #### 2 【その他】

該当事項はありません。 

 0201010_honbun_0512847503604.htm

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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