AI Terminal

MODULE: AI_ANALYST
Interactive Q&A, Risk Assessment, Summarization
MODULE: DATA_EXTRACT
Excel Export, XBRL Parsing, Table Digitization
MODULE: PEER_COMP
Sector Benchmarking, Sentiment Analysis
SYSTEM ACCESS LOCKED
Authenticate / Register Log In

CAPCOM CO., LTD.

Interim / Quarterly Report Oct 30, 2024

Preview not available for this file type.

Download Source File

 0000000_header_0128847253610.htm

【表紙】
【提出書類】 半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年10月30日
【中間会計期間】 第46期中(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)
【会社名】 株式会社カプコン
【英訳名】 CAPCOM CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  辻  本  春  弘
【本店の所在の場所】 大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
【電話番号】 06(6920)3605(代表)
【事務連絡者氏名】 財務経理部長  高  見  啓  太
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
【電話番号】 06(6920)3605(代表)
【事務連絡者氏名】 財務経理部長  高  見  啓  太
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E02417 96970 株式会社カプコン CAPCOM CO., LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2024-04-01 2024-09-30 Q2 2025-03-31 2023-04-01 2023-09-30 2024-03-31 1 false false false E02417-000 2024-10-30 E02417-000 2024-10-30 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02417-000 2024-09-30 E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:Row1Member E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02417-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:AmusementEquipmentsReportableSegmentMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:ArcadeOperationsReportableSegmentMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:DegitalContentsReportableSegmentMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E02417-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02417-000 2023-09-30 E02417-000 2023-04-01 2024-03-31 E02417-000 2024-03-31 E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:AmusementEquipmentsReportableSegmentMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:ArcadeOperationsReportableSegmentMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02417-000:DegitalContentsReportableSegmentMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E02417-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02417-000 2023-03-31 iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

 0101010_honbun_0128847253610.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第45期

中間連結会計期間 | 第46期

中間連結会計期間 | 第45期 |
| 会計期間 | | 自  2023年4月1日

至  2023年9月30日 | 自  2024年4月1日

至  2024年9月30日 | 自  2023年4月1日

至  2024年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 74,934 | 56,402 | 152,410 |
| 経常利益 | (百万円) | 36,164 | 20,706 | 59,422 |
| 親会社株主に帰属する

中間(当期)純利益 | (百万円) | 25,287 | 15,275 | 43,374 |
| 中間包括利益又は包括利益 | (百万円) | 29,752 | 12,952 | 48,206 |
| 純資産額 | (百万円) | 182,372 | 198,907 | 195,081 |
| 総資産額 | (百万円) | 226,694 | 245,782 | 243,476 |
| 1株当たり中間(当期)純利益 | (円) | 60.46 | 36.52 | 103.71 |
| 潜在株式調整後1株当たり

中間(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 80.4 | 80.9 | 80.1 |
| 営業活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | 27,226 | 14,094 | 36,921 |
| 投資活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △3,250 | △1,493 | △5,962 |
| 財務活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △9,380 | △10,099 | △15,969 |
| 現金及び現金同等物の

中間期末(期末)残高 | (百万円) | 107,851 | 110,634 | 109,091 |

(注) 1.当社は中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第45期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり中間(当期)純利益を算定しております。

4.当社は「株式付与ESOP信託」を導入しており、株主資本における自己株式において自己株式として計上されている「株式付与ESOP信託」に残存する自社の株式は、1株当たり中間(当期)純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。 ### 2 【事業の内容】

当中間連結会計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。

(デジタルコンテンツ事業)

当中間連結会計期間において、2024年7月1日付でMinimum Studios Co., Ltd.の株式の3分の2を取得し、同社を連結の範囲に含めております。なお、みなし取得日を2024年9月30日としており、当中間連結会計期間においては貸借対照表のみを連結しております。

(アミューズメント機器事業)

当中間連結会計期間において、2024年4月1日付で新たに設立した株式会社レオスターを連結の範囲に含めております。

この結果、2024年9月30日現在では、当社グループは、当社、子会社15社および関連会社1社により構成されることとなりました。

 0102010_honbun_0128847253610.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態および経営成績の状況

当中間連結会計期間におきましては、当社グループは、グローバル市場においてさらなる進化と拡大を図るため、デジタル販売の継続的な強化を主軸とした成長投資を積極的に推し進めました。また、当社グループの最優先課題の一つである人材投資戦略について、安定的、持続的な成長のため、将来を支える人材の確保と育成に向けた人的資本への投資を継続しました。このような経営戦略のもと、コンシューマゲーム開発におけるアニメーション制作を強みとする3DCG制作会社を子会社化するなど、開発力・技術力の持続的強化を図りました。加えて、取締役の報酬制度について、報酬の業績連動性を高めるとともに、株主との一層の価値共有を図るため、業績連動型株式報酬制度を導入するなど、中長期的な企業価値向上に向けた施策を実施しました。

事業の状況につきましては、中核事業であるデジタルコンテンツ事業において、当期における新作タイトルの発売時期は下期に重点を置くことから、当中間連結会計期間は、人気シリーズタイトルの発売のほか、前期発売の大型タイトルを中心としたリピート販売による商戦を展開しました。その結果、デジタルコンテンツ事業の販売本数は2,002万本と『ストリートファイター6』等を発売した前年同期の2,260万本に比べ減少しましたものの、デジタル販売施策の推進によりリピートタイトルの販売本数は1,895万本と前年同期1,760万本を上回りました。これにより、全世界の220ヵ国・地域に246タイトルを販売し、当社コンテンツの価値向上に寄与しました。

また、当社グループの主力コンテンツと映像作品やライセンス商品、eスポーツとの連携によるIPの持つブランド力の向上に努めました。加えて、アミューズメント施設事業における効率的な店舗運営や積極的な新業態店舗の推進、アミューズメント機器事業におけるスマートパチスロの継続投入や当社グループの人気IP活用等の施策により、収益の向上を図りました。

この結果、当中間連結会計期間の売上高は564億2百万円(前年同期比24.7%減)、営業利益は207億26百万円(前年同期比38.7%減)、経常利益は207億6百万円(前年同期比42.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は152億75百万円(前年同期比39.6%減)と順調に推移しました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① デジタルコンテンツ事業

当事業におきましては、7月に完全新作『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』(Xbox Series X|S、Xbox One、プレイステーション 5、プレイステーション 4、パソコン用)を発売し、高い評価を得ました。加えて、9月に『逆転検事1&2 御剣セレクション』(Nintendo Switch、プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)、『デッドライジング デラックスリマスター』(プレイステーション 5、Xbox Series X|S、パソコン用)、『MARVEL vs. CAPCOM ファイティングコレクション:アーケードクラシックス』(Nintendo Switch、プレイステーション 4、パソコン用)を発売し、シリーズファンを中心とした根強い支持を集めました。

また、リピートタイトルにおいては、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』および『モンスターハンターライズ』が続伸し、「モンスターハンター」シリーズの全世界での累計販売本数が1億本を突破するなど、2025年2月発売のシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』に向けたシリーズタイトルのブランド価値向上に寄与しました。そのほか、積極的なプロモーションによるIPの認知拡大と新たなファン層の獲得を図る施策等を行い、『バイオハザード RE:4』および『ドラゴンズドグマ 2』などシリーズタイトルを中心に販売しました。加えて、前期発売の主力シリーズの大型新作タイトル『ストリートファイター6』について、引き続きeスポーツ展開との連携強化によるブランド認知とユーザー数の拡大を推し進めました。

この結果、当中間連結会計期間の販売本数は、『ストリートファイター6』等を発売した前年同期と比較し減少しましたが、リピートタイトルの販売本数が前年同期を上回ったことにより収益を押し上げ、年間計画達成に向け、計画どおりの進捗となりました。

モバイルコンテンツにおいては、前期に配信を開始した『モンスターハンターNow』が累計1,500万ダウンロードを突破するなど、引き続き多くのユーザーの人気を集め、ブランド浸透と価値向上に寄与しました。加えて、6月にグローバルで配信開始した『モンスターハンターパズル アイルーアイランド』(iOS、Android用)が、100万ダウンロードを達成しました。

また、8月にドイツで開催された「gamescom 2024」の欧州最大級のゲームアワード「gamescom award 2024」において、『モンスターハンターワイルズ』が最多受賞の4冠を達成しました。さらに、9月に開催された「東京ゲームショウ2024」において、今後発売予定のタイトル試遊などを中心とした当社出展ブースが活況を呈しました。加えて、同期間中に発表された「日本ゲーム大賞2024」において、『ストリートファイター6』が年間作品部門で「優秀賞」および「特別賞」、『ドラゴンズドグマ 2』が「優秀賞」を受賞するとともに、フューチャー部門で『モンスターハンターワイルズ』が選出され、今後のタイトル販売に弾みをつけました。

この結果、売上高は397億75百万円(前年同期比35.1%減)、営業利益は206億40百万円(前年同期比40.2%減)となりました。

② アミューズメント施設事業

当事業におきましては、コロナ禍からの観光需要やインバウンドの回復に加え、ユーザーの消費行動に変化が生じつつある状況下、引き続き既存店の効率的な店舗運営や新業態での出店効果などにより来店客数が増加し、収益拡大に貢献しました。また、リアル店舗におけるイベント実施等による魅力の最大化と他事業とのシナジー効果の創出を推進しました。

当中間連結会計期間において、4月に「プラサカプコン 小矢部店」(富山県)をオープンしたことに加え、5月には「プラサカプコン 池袋店」(東京都)に新区画をオープンしましたので、施設数は51店舗となっております。

この結果、売上高は109億91百万円(前年同期比19.9%増)、営業利益は16億67百万円(前年同期比47.8%増)となりました。

③ アミューズメント機器事業

当事業におきましては、スマートパチスロのけん引によりパチスロ市場は堅調に推移している環境下、6月稼働の新機種『ストリートファイターV 挑戦者の道』を5千台販売するとともに、10月6日稼働開始の新機種『鬼武者3』を9月に11千台出荷し、収益に貢献しました。

また、3月発売の『ストライク・ザ・ブラッド』も続伸しました。

この結果、売上高は31億76百万円(前年同期比22.2%増)、営業利益は15億87百万円(前年同期比10.9%減)となりました。

④ その他事業

その他事業につきましては、社内組織の統合によりeスポーツとライセンスビジネスの連携を加速し、当社タイトルのブランド価値向上に向け体制強化を図りました。

このような体制のもと、eスポーツにおいては、人気タイトル『ストリートファイター6』を用いた「CAPCOM Pro Tour 2024」を6月から世界各地域で開催するとともに、国内でのチームリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」を8月から開催するなど、各大会において熱戦が繰り広げられました。また、「CAPCOM Pro Tour 2024」の決勝大会「CAPCOM CUP 11」は昨季に続き優勝賞金100万ドルに決定したほか、グローバル規模でのユーザー層の裾野拡大に向けた施策に加え、国内における普及にも貢献すべく、2024年シーズンの各決勝大会は両国国技館での開催を決定するなど、各大会のさらなる振興を図りました。

そのほか、「モンスターハンター」シリーズ20周年にあわせた各種イベントやコラボレーション展開の推進等、主力IPを活用した映像化や人気タイトル等のキャラクターグッズ展開などに注力しました。

この結果、売上高は24億59百万円(前年同期比30.1%増)、営業利益は11億95百万円(前年同期比94.7%増)となりました。

資産につきましては、前連結会計年度末に比べ23億5百万円増加し、2,457億82百万円となりました。主な増加は、「ゲームソフト仕掛品」102億28百万円、「原材料及び貯蔵品」12億72百万円、「現金及び預金」8億6百万円、前払費用の増加等により「流動資産その他」7億35百万円および「商品及び製品」4億93百万円であり、主な減少は、「売掛金」116億24百万円によるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ15億20百万円減少し、468億74百万円となりました。主な増加は、「支払手形及び買掛金」26億60百万円および未払費用の増加等により「流動負債その他」15億28百万円であり、主な減少は、「賞与引当金」57億54百万円によるものであります。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ38億25百万円増加し、1,989億7百万円となりました。主な増加は、「親会社株主に帰属する中間純利益」152億75百万円であり、主な減少は、「剰余金の配当」91億63百万円および「為替換算調整勘定」23億9百万円によるものであります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ15億42百万円増加し、1,106億34百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、140億94百万円の収入(前年同期は272億26百万円の収入)となりました。資金の主な増加は、「税金等調整前中間純利益」208億47百万円(同361億65百万円)および「売上債権の減少額」113億50百万円(同134億48百万円の減少額)であり、主な減少は、「ゲームソフト仕掛品の増加額」102億22百万円(同21億23百万円の増加額)、「法人税等の支払額」49億23百万円(同116億1百万円)および「賞与引当金の減少額」31億80百万円(同7億45百万円の減少額)によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、14億93百万円の支出(前年同期は32億50百万円の支出)となりました。資金の主な減少は、「有形固定資産の取得による支出」11億78百万円(同28億78百万円)および「無形固定資産の取得による支出」2億58百万円(同2億7百万円)よるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、100億99百万円の支出(前年同期は93億80百万円の支出)となりました。資金の主な減少は、「配当金の支払額」91億56百万円(同85億16百万円)によるものであります。

なお、当中間連結会計期間における資本の財源および資金の流動性の重要な変更はありません。

(3) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当中間連結会計期間において重要な変更および新たに生じた課題はありません。

(4) 財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当中間連結会計期間において重要な変更および新たに定めた基本方針はありません。 

(5) 研究開発活動

当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、221億60百万円であります。

また、当中間連結会計期間における研究開発活動の状況の重要な変更はありません。 ### 3 【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。 

 0103010_honbun_0128847253610.htm

第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 1,200,000,000
1,200,000,000
種類 中間会計期間末

現在発行数(株)

(2024年9月30日)
提出日現在

発行数(株)

(2024年10月30日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 533,011,246 533,011,246 東京証券取引所

プライム市場
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式。

単元株式数は100株であります。
533,011,246 533,011,246

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2024年4月1日

(注)
266,505 533,011 33,239 13,114

(注) 株式分割(1:2)によるものであります。  #### (5) 【大株主の状況】

2024年9月30日現在

氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式

(自己株式を

除く。)の

総数に対する

所有株式数の

割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 56,506 13.26
株式会社クロスロード 大阪府羽曳野市恵我之荘5丁目2番15号 43,734 10.26
ジェーピー モルガン チェース バンク 380815

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON,

E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)
35,188 8.26
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 25,412 5.96
辻 本 美 之 大阪府羽曳野市 15,927 3.74
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)
13,907 3.26
ジェーピー モルガン チェース バンク 385632

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON,

E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)
13,550 3.18
辻 本 春 弘 東京都港区 10,052 2.36
辻 本 良 三 大阪市天王寺区 9,937 2.33
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505025

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)
9,741 2.29
233,960 54.89

(注) 1.上記所有株式のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)                      56,021千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)                               23,447千株

2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)は、株式付与ESOP信託導入に伴い設定された信託であります。なお、当該株式は、中間連結財務諸表において自己株式として表示しております。

3.当社は、自己株式106,789千株を所有しておりますが、上記大株主から除外しております。

4.2021年3月19日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、インベスコ アドバイザーズ インクおよびその共同保有者1名が2021年3月15日現在で当社株式を以下のとおり保有している旨が記載されておりますが、当社として当中間会計期間末時点における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりであります。

また、当社は、2021年4月1日付および2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、以下の保有株券等の数は、当該株式分割前の株式数を記載しております。

氏名又は名称
インベスコ アドバイザーズ インク
インベスコ・アセット・マネジメント・リミテッド

5.2023年6月23日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、パブリック・インベストメント・ファンドが2022年9月26日現在で当社株式を以下のとおり保有している旨が記載されておりますが、当社として当中間会計期間末時点における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりであります。

また、当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、以下の保有株券等の数は、当該株式分割前の株式数を記載しております。

氏名又は名称
パブリック・インベストメント・ファンド

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】
2024年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)

普通株式
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式
106,789,200
完全議決権株式(その他) 普通株式 4,260,564 同上
426,056,400
単元未満株式 普通株式 同上
165,646
発行済株式総数 533,011,246
総株主の議決権 4,260,564

(注) 1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式付与ESOP信託導入に伴い、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社株式が7,966,700株(議決権79,667個)含まれております。

2.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が44,400株(議決権444個)含まれております。

3.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式66株および日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社株式1株ならびに株式会社証券保管振替機構名義の株式80株が含まれております。 ##### ② 【自己株式等】

2024年9月30日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式)
株式会社カプコン 大阪市中央区内平野町

三丁目1番3号
106,789,200 106,789,200 20.04
106,789,200 106,789,200 20.04

(注) 株式付与ESOP信託の信託財産として日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社株式7,966,700株は、上記自己株式等の数に含めておりません。 

2 【役員の状況】

該当事項はありません。

 0104000_honbun_0128847253610.htm

第4 【経理の状況】

1.中間連結財務諸表の作成方法について

当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第3編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)に係る中間連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による期中レビューを受けております。

 0104010_honbun_0128847253610.htm

1 【中間連結財務諸表】

(1) 【中間連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 125,191 125,997
受取手形 268
売掛金 25,383 13,759
商品及び製品 1,692 2,185
仕掛品 1,222 1,292
原材料及び貯蔵品 847 2,120
ゲームソフト仕掛品 39,035 49,263
その他 4,456 5,191
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 197,826 200,076
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 10,938 10,689
その他(純額) 19,529 19,856
有形固定資産合計 30,468 30,545
無形固定資産 1,444 1,699
投資その他の資産
その他 13,760 13,483
貸倒引当金 △23 △23
投資その他の資産合計 13,737 13,460
固定資産合計 45,650 45,706
資産合計 243,476 245,782
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,603 5,264
電子記録債務 1,730 1,264
短期借入金 3,591 3,591
1年内返済予定の長期借入金 626 325
未払法人税等 5,454 5,886
賞与引当金 8,388 2,633
繰延収益 683 614
その他 10,135 11,664
流動負債合計 33,213 31,244
固定負債
長期借入金 3,000 3,053
退職給付に係る負債 4,379 4,586
株式給付引当金 2,074 2,628
その他 5,727 5,361
固定負債合計 15,181 15,630
負債合計 48,394 46,874
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 33,239 33,239
資本剰余金 30,259 30,259
利益剰余金 172,615 178,727
自己株式 △50,012 △49,985
株主資本合計 186,100 192,240
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 9,197 6,888
退職給付に係る調整累計額 △216 △230
その他の包括利益累計額合計 8,980 6,657
非支配株主持分 9
純資産合計 195,081 198,907
負債純資産合計 243,476 245,782

 0104020_honbun_0128847253610.htm

(2) 【中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書】

【中間連結損益計算書】
                  |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| | | | | | | | | | | | (単位:百万円) |
| | | | | | | | | | | 前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日) |
| 売上高 | | | | | | | | | | 74,934 | 56,402 |
| 売上原価 | | | | | | | | | | 29,078 | 23,057 |
| 売上総利益 | | | | | | | | | | 45,855 | 33,345 |
| 販売費及び一般管理費 | | | | | | | | | | ※1 12,019 | ※1 12,618 |
| 営業利益 | | | | | | | | | | 33,835 | 20,726 |
| 営業外収益 | | | | | | | | | | | |
| | 受取利息 | | | | | | | | | 537 | 574 |
| | 受取配当金 | | | | | | | | | 12 | 0 |
| | 為替差益 | | | | | | | | | 1,832 | 376 |
| | その他 | | | | | | | | | 46 | 71 |
| | 営業外収益合計 | | | | | | | | | 2,430 | 1,022 |
| 営業外費用 | | | | | | | | | | | |
| | 支払利息 | | | | | | | | | 29 | 37 |
| | 社会貢献関連費用 | | | | | | | | | - | ※2 940 |
| | その他 | | | | | | | | | 70 | 65 |
| | 営業外費用合計 | | | | | | | | | 100 | 1,043 |
| 経常利益 | | | | | | | | | | 36,164 | 20,706 |
| 特別利益 | | | | | | | | | | | |
| | 固定資産売却益 | | | | | | | | | 1 | 143 |
| | 特別利益合計 | | | | | | | | | 1 | 143 |
| 特別損失 | | | | | | | | | | | |
| | 固定資産除売却損 | | | | | | | | | 0 | 2 |
| | 特別損失合計 | | | | | | | | | 0 | 2 |
| 税金等調整前中間純利益 | | | | | | | | | | 36,165 | 20,847 |
| 法人税等 | | | | | | | | | | 10,878 | 5,571 |
| 中間純利益 | | | | | | | | | | 25,287 | 15,275 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | | | | | | | | | | 25,287 | 15,275 |  

 0104035_honbun_0128847253610.htm

【中間連結包括利益計算書】
                  |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| | | | | | | | | | | | (単位:百万円) |
| | | | | | | | | | | 前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日) |
| 中間純利益 | | | | | | | | | | 25,287 | 15,275 |
| その他の包括利益 | | | | | | | | | | | |
| | その他有価証券評価差額金 | | | | | | | | | 226 | - |
| | 為替換算調整勘定 | | | | | | | | | 4,216 | △2,309 |
| | 退職給付に係る調整額 | | | | | | | | | 21 | △14 |
| | その他の包括利益合計 | | | | | | | | | 4,464 | △2,323 |
| 中間包括利益 | | | | | | | | | | 29,752 | 12,952 |
| (内訳) | | | | | | | | | | | |
| | 親会社株主に係る中間包括利益 | | | | | | | | | 29,752 | 12,952 |
| | 非支配株主に係る中間包括利益 | | | | | | | | | - | - |  

 0104050_honbun_0128847253610.htm

(3) 【中間連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益 36,165 20,847
減価償却費 1,905 2,143
のれん償却額 17
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1 △0
賞与引当金の増減額(△は減少) △745 △3,180
株式給付引当金の増減額(△は減少) 533 553
受取利息及び受取配当金 △550 △574
支払利息 29 37
為替差損益(△は益) △884 △236
固定資産除売却損益(△は益) △1 △141
売上債権の増減額(△は増加) 13,448 11,350
棚卸資産の増減額(△は増加) △1,127 △1,845
ゲームソフト仕掛品の増減額(△は増加) △2,123 △10,222
仕入債務の増減額(△は減少) △1,591 2,221
繰延収益の増減額(△は減少) △4,429 △68
その他 △2,280 △2,433
小計 38,348 18,467
利息及び配当金の受取額 510 586
利息の支払額 △30 △35
法人税等の支払額 △11,601 △4,923
営業活動によるキャッシュ・フロー 27,226 14,094
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △13,294 △16,430
定期預金の払戻による収入 13,294 16,430
有形固定資産の取得による支出 △2,878 △1,178
有形固定資産の売却による収入 1 338
無形固定資産の取得による支出 △207 △258
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △122 △154
その他 △43 △240
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,250 △1,493
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △313 △313
自己株式の取得による支出 △0 △2
配当金の支払額 △8,516 △9,156
その他 △551 △628
財務活動によるキャッシュ・フロー △9,380 △10,099
現金及び現金同等物に係る換算差額 3,785 △958
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 18,380 1,542
現金及び現金同等物の期首残高 89,470 109,091
現金及び現金同等物の中間期末残高 ※ 107,851 ※ 110,634

 0104100_honbun_0128847253610.htm

【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

当中間連結会計期間において、2024年4月1日付で新たに設立した株式会社レオスターを連結の範囲に含めております。また、2024年7月1日付でMinimum Studios Co., Ltd.の株式の3分の2を取得し、同社を連結の範囲に含めております。なお、みなし取得日を2024年9月30日としており、当中間連結会計期間においては貸借対照表のみを連結しております。 ##### (中間連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

税金費用については、当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。 (追加情報)

(株式付与ESOP信託)

当社は、2022年6月に、当社正社員(国内非居住者を除く。以下「対象従業員」といいます。)に対し、従業員インセンティブ・プラン「株式付与ESOP信託」(以下「本制度」といいます。)を導入しております。

(1) 取引の概要

当社は、当社従業員の業績向上に対する貢献意欲や士気を一層高めることを目的として、本制度を導入いたしました。

本制度では、株式付与ESOP(Employee Stock Ownership Plan)信託(以下「ESOP信託」といいます。)と称される仕組みを採用しました。ESOP信託とは、米国のESOP制度を参考にした従業員インセンティブ・プランであり、ESOP信託が取得した当社株式を、予め定める株式報酬規程に基づき、一定の要件を充足する対象従業員に交付するものです。なお、ESOP信託が取得する当社株式の取得資金は全額当社が拠出するため、対象従業員の負担はありません。

ESOP信託の導入により、対象従業員は当社株式の株価上昇による経済的な利益を収受することができるため、株価を意識した対象従業員の業務遂行を促すとともに、対象従業員の勤労意欲を高める効果が期待できます。

また、ESOP信託の信託財産に属する当社株式に係る議決権行使は、受益者候補である対象従業員の意思が反映される仕組みであり、対象従業員の経営参画を促す企業価値向上プランとして有効です。

(2) 信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額および株式数は、前連結会計年度末において13,791百万円、7,983,640株、当中間連結会計期間末において13,762百万円、7,966,701株であります。

なお、2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、株式数を算定しております。 

(中間連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年9月30日)
広告宣伝費 2,732 百万円 1,961 百万円
役員報酬及び給料手当 3,416 百万円 3,891 百万円
賞与引当金繰入額 463 百万円 515 百万円

※2 社会貢献関連費用

社会貢献関連費用の内訳は、万博関連費用が910百万円、寄付金が30百万円であります。 

(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※  現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年9月30日)
現金及び預金勘定 122,164 百万円 125,997 百万円
預入期間が3か月を超える

定期預金
△14,060 百万円 △14,843 百万円
ESOP信託別段預金 △251 百万円 △519 百万円
現金及び現金同等物 107,851 百万円 110,634 百万円
(株主資本等関係)

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日
2023年6月20日

定時株主総会
普通株式 利益剰余金 8,524 40 2023年3月31日 2023年6月21日

(注) 1.2023年6月20日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社の株式に対する配当金159百万円が含まれております。

2.1株当たり配当額には創業40周年記念配当10円が含まれております。

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日
2023年10月26日

取締役会
普通株式 利益剰余金 5,754 27 2023年9月30日 2023年11月15日

(注) 2023年10月26日開催の取締役会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社の株式に対する配当金107百万円が含まれております。 当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日
2024年6月20日

定時株主総会
普通株式 利益剰余金 9,163 43 2024年3月31日 2024年6月21日

(注) 1.2024年6月20日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社の株式に対する配当金171百万円が含まれております。

2.2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、1株当たり配当額は当該株式分割前の金額を記載しております。

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日
2024年10月29日

取締役会
普通株式 利益剰余金 7,671 18 2024年9月30日 2024年11月15日

(注) 2024年10月29日開催の取締役会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社の株式に対する配当金143百万円が含まれております。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)1
合計 調整額

(注)2
中間連結

損益計算

書計上額(注)3
デジタル

コンテンツ
アミューズメント施設 アミューズメント機器
売上高
外部顧客への売上高 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934 74,934
セグメント間の内部

  売上高または振替高
61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934 74,934
セグメント損益 34,503 1,128 1,781 37,413 614 38,027 △4,192 33,835

(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

2.セグメント損益の調整額△4,192百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,192百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント損益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 

Ⅱ 当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)1
合計 調整額

(注)2
中間連結

損益計算

書計上額(注)3
デジタル

コンテンツ
アミューズメント施設 アミューズメント機器
売上高
外部顧客への売上高 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402 56,402
セグメント間の内部

  売上高または振替高
39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402 56,402
セグメント損益 20,640 1,667 1,587 23,895 1,195 25,091 △4,364 20,726

(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

2.セグメント損益の調整額△4,364百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,364百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント損益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 

(企業結合等関係)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

財又はサービスの種類別の内訳

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
パッケージ販売 12,361 12,361 12,361
デジタルダウンロード販売 47,412 47,412 47,412
モバイルコンテンツ 1,502 1,502 1,502
アミューズメント施設 9,169 9,169 9,169
アミューズメント機器 2,598 2,598 2,598
その他 1,891 1,891
顧客との契約から生じる収益 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934
その他の収益
外部顧客への売上高 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

地域別の内訳

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
日本 13,199 9,169 2,598 24,967 939 25,906
米国 22,358 22,358 209 22,568
欧州 10,564 10,564 270 10,835
その他 15,152 15,152 470 15,622
顧客との契約から生じる収益 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934
その他の収益
外部顧客への売上高 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

収益の認識時期

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
一時点で移転される財及びサービス 55,193 9,169 2,598 66,961 1,676 68,637
一定期間にわたり移転される財及びサービス 6,081 6,081 214 6,296
顧客との契約から生じる収益 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934
その他の収益
外部顧客への売上高 61,275 9,169 2,598 73,042 1,891 74,934

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

財又はサービスの種類別の内訳

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
パッケージ販売 3,834 3,834 3,834
デジタルダウンロード販売 33,894 33,894 33,894
モバイルコンテンツ 2,046 2,046 2,046
アミューズメント施設 10,991 10,991 10,991
アミューズメント機器 3,176 3,176 3,176
その他 2,459 2,459
顧客との契約から生じる収益 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402
その他の収益
外部顧客への売上高 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

地域別の内訳

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
日本 7,636 10,991 3,176 21,803 1,454 23,258
米国 14,275 14,275 285 14,560
欧州 6,661 6,661 110 6,771
その他 11,203 11,203 609 11,812
顧客との契約から生じる収益 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402
その他の収益
外部顧客への売上高 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。

収益の認識時期

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注)
合計
デジタル

コンテンツ
アミューズ

メント施設
アミューズ

メント機器
売上高
一時点で移転される財及びサービス 39,775 10,991 3,176 53,943 2,260 56,203
一定期間にわたり移転される財及びサービス 199 199
顧客との契約から生じる収益 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402
その他の収益
外部顧客への売上高 39,775 10,991 3,176 53,943 2,459 56,402

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、キャラクターコンテンツ事業等を含んでおります。 ###### (1株当たり情報)

1株当たり中間純利益および算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年9月30日)
1株当たり中間純利益 60円46銭 36円52銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する中間純利益(百万円) 25,287 15,275
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

中間純利益(百万円)
25,287 15,275
普通株式の期中平均株式数(千株) 418,228 418,246

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.株主資本において自己株式として計上されている「株式付与ESOP信託」に残存する自社の株式は、1株当たり中間純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり中間純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前中間連結会計期間7,994,390株、当中間連結会計期間7,975,334株であります。

3.2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。したがいまして、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり中間純利益を算定しております。 #### 2 【その他】

2024年10月29日開催の取締役会において、定款の規定に基づき2024年9月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。

①  配当金の総額                                                 7,671百万円

②  1株当たりの金額                                               18円00銭

③  支払請求権の効力発生日および支払開始日                     2024年11月15日

(注) 配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76744口)が保有する当社の株式に対する配当金143百万円が含まれております。 

 0201010_honbun_0128847253610.htm

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

Talk to a Data Expert

Have a question? We'll get back to you promptly.