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CANON INC.

Interim / Quarterly Report Aug 7, 2025

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 第2四半期報告書_20250807094544

【表紙】

【提出書類】 半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2025年8月7日
【中間会計期間】 第125期中(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
【会社名】 キヤノン株式会社
【英訳名】 CANON INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役会長兼社長 CEO  御手洗 冨士夫
【本店の所在の場所】 東京都大田区下丸子三丁目30番2号
【電話番号】 03(3758)2111
【事務連絡者氏名】 連結経理部長 谷野 幸穂
【最寄りの連絡場所】 東京都大田区下丸子三丁目30番2号
【電話番号】 03(3758)2111
【事務連絡者氏名】 連結経理部長 谷野 幸穂
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

株式会社名古屋証券取引所

(名古屋市中区栄三丁目8番20号)

証券会員制法人福岡証券取引所

(福岡市中央区天神二丁目14番2号)

証券会員制法人札幌証券取引所

(札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1)

E02274 77510 キヤノン株式会社 CANON INC. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 US GAAP true CTE 2025-01-01 2025-06-30 Q2 2025-12-31 2024-01-01 2024-06-30 2024-12-31 1 false false false E02274-000 2025-08-07 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:Row1Member E02274-000 2025-08-07 E02274-000 2025-06-30 E02274-000 2025-01-01 2025-06-30 E02274-000 2024-06-30 E02274-000 2024-01-01 2024-06-30 E02274-000 2024-12-31 E02274-000 2024-01-01 2024-12-31 E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E02274-000 2025-06-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 第2四半期報告書_20250807094544

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第124期

中間連結会計期間 | 第125期

中間連結会計期間 | 第124期 |
| 会計期間 | | 2024年

1月1日から

2024年

6月30日まで | 2025年

1月1日から

2025年

6月30日まで | 2024年

1月1日から

2024年

12月31日まで |
| 売上高 | (百万円) | 2,156,305 | 2,198,567 | 4,509,821 |
| 税引前中間(当期)純利益 | (百万円) | 221,447 | 222,319 | 301,161 |
| 当社株主に帰属する

中間(当期)純利益 | (百万円) | 149,806 | 155,904 | 160,025 |
| 中間包括利益(損失)

又は包括利益(損失) | (百万円) | 374,886 | 116,628 | 393,160 |
| 株主資本 | (百万円) | 3,546,706 | 3,210,363 | 3,380,273 |
| 純資産 | (百万円) | 3,806,859 | 3,481,054 | 3,645,051 |
| 総資産 | (百万円) | 6,043,449 | 5,970,001 | 5,766,246 |
| 基本的1株当たり

当社株主に帰属する

中間(当期)純利益 | (円) | 152.53 | 169.16 | 165.53 |
| 希薄化後1株当たり

当社株主に帰属する

中間(当期)純利益 | (円) | 152.45 | 169.06 | 165.44 |
| 株主資本比率 | (%) | 58.7 | 53.8 | 58.6 |
| 営業活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | 241,981 | 158,892 | 606,831 |
| 投資活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △148,942 | △124,160 | △297,322 |
| 財務活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | 67,805 | 187,387 | △225,996 |
| 現金及び現金同等物の

中間期末(期末)残高 | (百万円) | 593,541 | 715,178 | 501,565 |

(注)1 当社の中間連結財務諸表は、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(以下「米国会計基準」という。)に基づいて作成されております。

2 売上高には、消費税等を含んでおりません。

2【事業の内容】

当社は米国会計基準によって中間連結財務諸表を作成しており、関係会社についても当該会計基準の定義に基づいて開示しております。第2「事業の状況」においても同様であります。

当グループ(2025年6月30日現在、当社及びその連結子会社327社、持分法適用関連会社10社で構成)は、プリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアル、その他及び全社の分野において、開発、生産から販売、サービスにわたる事業活動を営んでおります。

当中間連結会計期間において、当グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社についても異動はありません。

 第2四半期報告書_20250807094544

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たに発生した重要な事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。  

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当中間連結会計期間の世界経済は、米国の関税政策による景気下押し圧力が懸念されるものの、総じて底堅い成長が続きました。地域別に見ますと、米国では、先行き懸念から企業の設備投資が鈍化しましたが、個人消費は底堅く推移しました。欧州では、消費マインドの改善傾向が続き緩やかな回復が見られました。中国では、景気刺激策による内需押し上げ効果がありましたが、不動産市場の低迷などを背景に弱含みました。その他の新興国については、個人消費が堅調なことに加え、相互関税の一次的な中断に伴う輸出の拡大もあり、堅調に推移しました。わが国では、雇用や所得環境の改善の動きが続く中で持ち直しが見られ、景気は緩やかに回復しました。

このような状況の中、当社関連市場においても需要は総じて堅調に推移しました。製品別に見ますと、オフィス向け複合機は欧州や中国で市況低迷が続きましたが全体としては底堅く推移しました。商業印刷は、一部の地域で設置の延伸などの動きが見られました。インクジェットプリンターの市場は縮小傾向が続いておりますが、大容量インクタンクモデルは堅調に推移しました。レーザープリンターは中国を中心に市場縮小が続いており、企業の投資抑制による影響を受けました。医療機器は、米国や新興国で堅調に推移しました。カメラ市場は、ミラーレスカメラを中心に需要が高い水準で推移しました。半導体製造装置市場は、スマホやPC向けメモリの需要は引き続き弱さがみられたものの、生成AI向け需要は増加しました。FPD製造装置市場は、パネルの需給バランスの改善に伴い、パネルメーカーの収益改善が進む中で緩やかな回復が継続しました。

平均為替レートにつきましては、米ドルが前年同期比で約4円円高の148.34円、ユーロが前年同期比で約3円円高の162.23円となりました。

[中間連結会計期間]

経営指標 (億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減率

(%)
売上高 21,563 21,986 2.0%
売上総利益 10,300 10,357 0.6%
営業費用 8,315 8,214 △1.2%
営業利益 1,985 2,143 8.0%
営業外収益及び費用 229 80
税引前中間純利益 2,214 2,223 0.4%
当社株主に帰属する中間純利益 1,498 1,559 4.1%
1株当たり当社株主に帰属する中間純利益 (円)
基本的 152.53 169.16 10.9%
希薄化後 152.45 169.06 10.9%

当中間連結会計期間は、ミラーレスカメラやネットワークカメラなどが好調に推移し、売上高は前年同期比2.0%増の2兆1,986億円となり、2007年以来の過去最高売上を記録しました。売上総利益率は、円高やプロダクトミックスの影響を受け前年同期を0.7ポイント下回る47.1%となりましたが、売上総利益は販売増により前年同期比0.6%増の1兆357億円となりました。営業費用は、徹底した経費管理や昨年行った海外での構造改革の効果が出ており、前年同期比1.2%減の8,214億円となりました。その結果、営業利益は前年同期比8.0%増の2,143億円となりました。営業外収益及び費用は、外貨建て債権から生じた為替差損などにより、前年同期比で149億円悪化し、80億円の収益となりました。これらの結果、税引前中間純利益は前年同期比0.4%増の2,223億円、当社株主に帰属する中間純利益は前年同期比4.1%増の1,559億円となりました。

基本的1株当たり当社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べ16円63銭増の169円16銭となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。セグメント情報に関する詳細は「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項 注20 セグメント情報」をご参照ください。

プリンティングビジネスユニット (億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減率

(%)
プロダクション 2,100 2,028 △3.4%
オフィス 5,271 5,240 △0.6%
プロシューマー 4,937 4,915 △0.5%
外部顧客向け売上高合計 12,308 12,183 △1.0%
セグメント間取引 40 33 △17.3%
売上高合計 12,348 12,216 △1.1%
売上原価及び営業費用 10,901 10,716 △1.7%
営業利益 1,447 1,500 3.6%
税引前中間純利益 1,525 1,600 4.9%

プリンティングビジネスユニットでは、プロダクション市場向け機器の販売は安定的に推移していますが、前年は大型商談があったことが影響し、減収となりました。オフィス向け複合機は、市況悪化が継続する欧州で販売台数が減少しましたが、全体としては底堅く推移しました。インクジェットプリンターは大容量インクタンクモデルの販売が順調に推移しました。レーザープリンターは、OEM先の在庫調整が一巡し、出荷を大きく増やした前年同期と比較すると減収となりました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同期比1.1%減の1兆2,216 億円、税引前中間純利益は、前年同期比4.9%増の1,600億円となりました。

メディカルビジネスユニット (億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減率

(%)
外部顧客向け売上高合計 2,750 2,790 1.5%
セグメント間取引 2 3 23.8%
売上高合計 2,752 2,793 1.5%
売上原価及び営業費用 2,641 2,675 1.3%
営業利益 111 118 6.5%
税引前中間純利益 114 121 5.5%

メディカルビジネスユニットでは、地域別では米国や新興国を中心に売上を伸ばし、また市場における稼働台数増加などによりサービスの売上も堅調でした。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同期比1.5%増の2,793億円、税引前中間純利益は、メディカル事業革新委員会による活動の効果もあり、前年同期比5.5%増の121億円となりました。

イメージングビジネスユニット (億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減率

(%)
カメラ 2,573 2,734 6.3%
ネットワークカメラ他 1,628 1,992 22.3%
外部顧客向け売上高合計 4,201 4,726 12.5%
セグメント間取引 2 2 25.9%
売上高合計 4,203 4,728 12.5%
売上原価及び営業費用 3,650 4,025 10.3%
営業利益 553 703 27.2%
税引前中間純利益 566 724 27.8%

イメージングビジネスユニットでは、カメラは、前年下期に発売したEOS R5 Mark IIに加え、今年投入の動画撮影を重視した新製品EOS R50 VやPowerShot V1が中心となって好調に推移し、大幅な増収となりました。ネットワークカメラも市場が安定的に成長する中、米国関税引き上げが本格化する前の駆け込み需要もあり、売上を大きく伸ばしました。これらの結果、当ユニットの売上高は、12.5%増の4,728億円、税引前中間純利益は、27.8%増の724億円となりました。

インダストリアルビジネスユニット (億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減率

(%)
光学機器 1,083 1,117 3.1%
産業機器 494 463 △6.3%
外部顧客向け売上高合計 1,577 1,580 0.2%
セグメント間取引 29 18 △36.2%
売上高合計 1,606 1,598 △0.5%
売上原価及び営業費用 1,306 1,337 2.4%
営業利益 300 261 △12.9%
税引前中間純利益 307 274 △10.6%

インダストリアルビジネスユニットでは、半導体露光装置は生成AI向けの高い需要を捉え、業界標準となっている当社の後工程向け露光装置の販売は拡大傾向にありますが、販売台数は前年並みに推移しました。FPD露光装置は市況が緩やかな回復基調にある中で装置の設置が進み、販売台数は前年同期を上回りました。これらの結果に対し、円高の影響があり、当ユニットの売上高は、0.5%減の1,598億円となりました。税引前中間純利益は、これに加えてプロダクトミックス悪化の影響などもあり、10.6%減の274億円となりました。

②財政状態の状況

(億円)
第124期

前連結会計年度

2024年12月31日
第125期

中間連結会計期間

2025年6月30日
増減
資産合計 57,662 59,700 2,038
負債合計 21,212 24,889 3,678
株主資本合計 33,803 32,104 △1,699
非支配持分 2,648 2,707 59
純資産合計 36,451 34,811 △1,640
負債及び純資産合計 57,662 59,700 2,038
株主資本比率(%) 58.6% 53.8% △4.8%

当中間連結会計期間末における総資産は、売掛債権の減少等はありましたが、現金及び現金同等物の増加や棚卸資産の積み増しなどにより、前連結会計年度末から2,038億円増の5兆9,700億円となりました。負債は、必要な運転資本の増加に伴う借入の実行などにより、前連結会計年度末から3,678億円増の2兆4,889億円となりました。純資産は、当社株主に帰属する中間純利益の積み増しはありましたが、当社株主への配当や2度の自己株式の取得を実施したこと、また円高により為替換算調整額が減少したことにより、前連結会計年度末から1,640億円減の3兆4,811億円となりました。

これらの結果、株主資本比率は、前連結会計年度末から4.8ポイント減少し53.8%となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

(億円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
増減
--- --- --- ---
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,420 1,589 △831
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,489 △1,242 248
フリーキャッシュ・フロー 930 347 △583
財務活動によるキャッシュ・フロー 678 1,874 1,196
為替変動の現金及び現金同等物への影響額 314 △85 △399
現金及び現金同等物の増減 1,922 2,136 214
現金及び現金同等物の期首残高 4,013 5,016 1,002
現金及び現金同等物の期末残高 5,935 7,152 1,216

当中間連結会計期間の営業キャッシュ・フローは、中間純利益は増加となりましたが、運転資本が増加したことなどにより前年同期比831億円減の1,589億円の収入となりました。投資キャッシュ・フローは、生産設備への投資は前年同期並みとなったものの、前年同期にプリマジェスト社の買収があったことから、前年同期比248億円減の1,242億円の支出となりました。当社は、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを控除した純額をフリーキャッシュ・フローと定義しており、当中間連結会計期間のフリーキャッシュ・フローは、前年同期比で583億円減少し、347億円の収入となりました。財務キャッシュ・フローは、増配や2度の自己株式の取得など積極的な株主還元を実施した一方で、必要な運転資本の増加に伴う短期借入金が増加したことにより前年同期から1,196億円増加し、1,874億円の収入となりました。

これらの結果、当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は、為替変動の影響分と合わせて前連結会計年度末から2,136億円増加し、7,152億円となりました。

(3)米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)

当社は、米国会計基準に基づき財務情報を報告しております。

これに加えて、当社は米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)であるフリーキャッシュ・フローを開示情報に含めております。

この指標は、当社の営業活動と投資活動を踏まえており、投資家の方々が、当社の現在の流動性や財務活動における資金の使用可能性を理解する上で重要な指標と考えております。

なお、最も直接的に比較可能な米国会計基準に基づき作成された指標とフリーキャッシュ・フローとの照合調整表は以下のとおりです。

(億円)

第125期

中間連結会計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,589
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,242
フリーキャッシュ・フロー 347

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当中間連結会計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(6)研究開発活動

当中間連結会計期間における研究開発費は、1,636億円です。

(7)設備の状況

①主要な設備の状況

当中間連結会計期間において、主要な設備の異動はありません。

②設備の新設、除却等の計画

当中間連結会計期間において、前連結会計年度末に計画中であった重要な設備の新設について、重要な計画変更並びに重要な設備計画の完了はありません。なお、重要な設備の除却等の計画はありません。  

3【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。 

 第2四半期報告書_20250807094544

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数 (株)
普通株式 3,000,000,000
3,000,000,000
②【発行済株式】
種類 中間会計期間末

現在発行数 (株)

(2025年6月30日)
提出日現在発行数 (株)

(2025年8月7日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 1,333,763,464 1,333,763,464 東京、名古屋、福岡、札幌 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
1,333,763,464 1,333,763,464

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】
決議年月日 2025年2月13日
付与対象者の区分及び人数(名) 執行役員2 計2
新株予約権の数(個) ※ 192
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ 普通株式 19,200(注)1
新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ 当該各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの行使価額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
新株予約権の行使期間 ※ 自 2025年3月25日

至 2055年3月24日
新株予約権の行使により株式を発行する場合

の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※
発行価格  4,354(注)2

資本組入額 2,177(注)3
新株予約権の行使の条件 ※ 原則として、(i)当社の取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から10日(10日目が休日に当たる場合には翌営業日)を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できるものとし、また、(ii)違法若しくは不正な職務執行、善管注意義務・忠実義務に抵触する行為、またはこれらに準ずる行為があると認められるときは、取締役会の決議によって、該当する新株予約権者の行使しうる新株予約権の数を制限することができ、この場合、当該新株予約権者は、かかる制限を超えて新株予約権を行使することができないものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項 ※ 譲渡による新株予約権の取得については、取締役会決議による承認を要する。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関

する事項 ※
(注)4

※ 新株予約権証券の発行時(2025年3月24日)における内容を記載しております。

(注)1 新株予約権の目的である株式の種類は、当社普通株式とし、新株予約権の目的である株式の数(以下、

「付与株式数」という)は、新株予約権1個当たり100株とする。

ただし、新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という)以降、当社が、当社普通株式の株式分割

(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下、株式分割の記載につき同じ)または株式併合を行う場合

には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨て

る。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割または株式併合の比率

また、前記のほか、割当日以降、当社が合併または会社分割を行う場合その他これらの場合に準じて付与

株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。

2 発行価格は、新株予約権の行使時の払込金額(1株当たり1円)と割当日における新株予約権の公正価額

を合算する。

3 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項

に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたとき

は、その端数を切り上げるものとする。

4 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)、または株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生じる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生じる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生じる日および株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めることを条件とする。

a.交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。

b.新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類

再編対象会社の普通株式とする。

c.新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数

組織再編行為の条件等を勘案の上、上記(注)1に準じて決定する。

d.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定められる再編後行使価額に上記cに従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。

e.新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。

f.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

イ.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条

第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。

ロ.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記イ.記載の

資本金等増加限度額から上記イ.に定める増加する資本金の額を減じた額とする。

g.譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。

h.新株予約権の行使の条件

イ.新株予約権者は、当社の取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から10日(10日

目が休日に当たる場合には翌営業日)を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できるものとする。

ロ.違法若しくは不正な職務執行、善管注意義務・忠実義務に抵触する行為、またはこれらに準ずる行為

があると認められるときは、取締役会の決議によって、該当する新株予約権者の行使しうる新株予約権の数を制限することができ、この場合、当該新株予約権者は、かかる制限を超えて新株予約権を行使することができないものとする。

i.新株予約権の取得に関する事項

当社が消滅会社となる合併契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約もしくは分割計画承認の議案または当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画承認の議案につき、当社株主総会で承認されたとき(株主総会決議が不要の場合は当社の取締役会決議がなされたとき)は、取締役会が別途定める日に、当社は、新株予約権を無償で取得することができる。

決議年月日 2025年3月28日
付与対象者の区分及び人数(名) 取締役(社外取締役を除く)6

執行役員33 計39
新株予約権の数(個) ※ 1,238
新株予約権の目的となる株式の種類、

内容及び数(株) ※
普通株式 123,800(注)1
新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ 当該各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの行使価額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とする。
新株予約権の行使期間 ※ 自 2025年5月1日

至 2055年4月30日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の

株式の発行価格及び資本組入額(円) ※
発行価格  3,705(注)2

資本組入額 1,853(注)3
新株予約権の行使の条件 ※ 原則として、(i)当社の取締役及び執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から10日(10日目が休日に当たる場合には翌営業日)を経過する日までの間に限り、新株予約権を一括してのみ行使できるものとし、また、(ii)違法若しくは不正な職務執行、善管注意義務・忠実義務に抵触する行為、またはこれらに準ずる行為があると認められるときは、取締役会の決議によって、該当する新株予約権者の行使しうる新株予約権の数を制限することができ、この場合、当該新株予約権者は、かかる制限を超えて新株予約権を行使することができないものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項 ※ 譲渡による新株予約権の取得については、取締役会決議による承認を要する。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に

関する事項 ※
(注)4

※ 新株予約権証券の発行時(2025年4月30日)における内容を記載しております。

(注)1、2、3、4は2025年2月13日取締役会決議の(注)1、2、3、4に同じです。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
2025年1月1日

~2025年6月30日
1,333,763,464 174,762 306,288

(5)【大株主の状況】

2025年6月30日現在
氏名又は名称 住所 所有株式数

(株)
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行(株)

(信託口)
東京都港区赤坂一丁目8番1号 167,634,500 18.59
(株)日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 61,717,800 6.85
(株)みずほ銀行

[常任代理人]

(株)日本カストディ銀行
東京都千代田区大手町一丁目5番5号

(東京都中央区晴海一丁目8番12号)
22,558,173 2.50
ステート ストリート バンク

ウェスト クライアント トリーティー

505234

[常任代理人]

(株)みずほ銀行
米国、ノースクインシー

(東京都港区港南二丁目15番1号)
21,369,778 2.37
SMBC日興証券(株) 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 18,040,226 2.00
モックスレイ・アンド・カンパニー・

エルエルシー(注)1

[常任代理人]

(株)三菱UFJ銀行
米国、ニューヨーク

(東京都千代田区丸の内一丁目4番5号)
13,214,116 1.47
損害保険ジャパン(株)

[常任代理人]

(株)日本カストディ銀行
東京都新宿区西新宿一丁目26番1号

(東京都中央区晴海一丁目8番12号)
13,080,087 1.45
第一生命保険(株)(注)2

[常任代理人]

(株)日本カストディ銀行
東京都千代田区有楽町一丁目13番1号

(東京都中央区晴海一丁目8番12号)
12,120,780 1.34
JPモルガン証券(株) 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 11,900,893 1.32
(株)大林組 東京都港区港南二丁目15番2号 11,132,007 1.23
352,768,360 39.13

(注)1 モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシーはADR(米国預託証券)の受託機関である

ジェーピー・モルガン・チェース・バンクの株式名義人です。

2 第一生命保険(株)については、上記の他に、退職給付信託に係る信託財産として設定した当社株式が

6,180,000株あります。

3 上記の他に、当社が所有している自己株式432,211,159株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合

32.41%)があります。 

(6)【議決権の状況】

①【発行済株式】
2025年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 432,211,100 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式
完全議決権株式(その他) 普通株式 900,173,400 9,001,734 同上
単元未満株式 普通株式 1,378,964 同上
発行済株式総数 1,333,763,464
総株主の議決権 9,001,734

(注) 「単元未満株式」の中には、当社保有の自己株式が次のとおり含まれております。

自己株式    59株  

②【自己株式等】
2025年6月30日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義所有

株式数(株)
他人名義所有

株式数(株)
所有株式数の

合計(株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
キヤノン(株) 東京都大田区下丸子三丁目30番2号 432,211,100 - 432,211,100 32.41
432,211,100 - 432,211,100 32.41

2【役員の状況】

(1)取締役・監査役の状況

前事業年度の有価証券報告書提出日後、当中間会計期間における役員の異動はありません。

なお、役職の異動は次のとおりであります。

役職の異動

新役名 新職名 旧役名 旧職名 氏名 異動年月日
代表取締役副社長CFO 渉外本部長 兼

サステナビリティ推進本部長 兼

コーポレートガバナンス推進室長
代表取締役副社長CFO 渉外本部長 兼

コーポレートガバナンス推進室長
田中 稔三 2025年4月1日

(2)執行役員の状況

前事業年度の有価証券報告書提出日後、当中間会計期間における執行役員の異動はありません。

なお、役職の異動は次のとおりであります。

役職の異動

新役名 新職名 旧役名 旧職名 氏名 異動年月日
常務執行役員 基盤技術開発本部長 常務執行役員 基盤技術開発本部

副本部長
新庄 克彦 2025年4月1日
常務執行役員 生産技術本部長 常務執行役員 キヤノンマシナリー株式会社 社長 大森 正樹 2025年4月1日
執行役員 メディカル事業本部

統括
執行役員 メディカル事業本部

統括 兼

スマートモビリティ事業推進センター所長
大川原 裕人 2025年4月1日

(3)役員の男女別人数及び女性の比率

男性50名 女性4名 (役員のうち女性の比率7.4%)

(注)役員のうち女性の比率は、取締役及び監査役15名、ならびに提出日時点で在任中の執行役員39名を加えて

算出しております。  

 第2四半期報告書_20250807094544

第4【経理の状況】

1.中間連結財務諸表の作成方法について

当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する内閣府令」(平成14年(2002年)内閣府令第11号)附則第6項の規定により、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準による用語、様式及び作成方法に準拠して作成しております。

また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第3編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2025年1月1日から2025年6月30日まで)に係る中間連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより期中レビューを受けております。

1【中間連結財務諸表】

(1)【中間連結貸借対照表】

前連結会計年度

(2024年12月31日)
当中間連結会計期間

(2025年6月30日)
区分 注記

番号
金額(百万円) 構成比

(%)
金額(百万円) 構成比

(%)
--- --- --- --- --- --- ---
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
1.現金及び現金同等物 注18,19 501,565 715,178
2.短期投資 注2,18 4,775 6,816
3.売上債権 注3 705,591 639,785
4.棚卸資産 注4 841,836 879,459
5.短期リース債権 注6 167,612 159,090
6.前払費用及び

  その他の流動資産
注12,

14,18
245,665 261,468
7.信用損失引当金 注3,6 △16,961 △16,569
流動資産合計 2,450,083 42.5 2,645,227 44.3
Ⅱ 長期債権 注16 29,614 0.5 29,819 0.5
Ⅲ 投資 注2,18 113,241 2.0 118,328 2.0
Ⅳ 有形固定資産 注5 1,147,380 19.9 1,157,398 19.4
Ⅴ オペレーティングリース

  使用権資産
注15 136,717 2.4 122,335 2.0
Ⅵ 無形固定資産 注7 275,391 4.8 260,636 4.4
Ⅶ のれん 注7 915,258 15.9 931,024 15.6
Ⅷ 長期リース債権 注6 363,749 6.3 348,029 5.8
Ⅸ その他の資産 339,569 5.8 361,415 6.1
Ⅹ 信用損失引当金 注6 △4,756 △0.1 △4,210 △0.1
資産合計 5,766,246 100.0 5,970,001 100.0
前連結会計年度

(2024年12月31日)
当中間連結会計期間

(2025年6月30日)
区分 注記

番号
金額(百万円) 構成比

(%)
金額(百万円) 構成比

(%)
--- --- --- --- --- --- ---
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
1.短期借入金及び1年以内に返済する長期債務合計 注9,17 318,330 688,004
金融サービスに係る短期借入金 40,400 40,200
その他の短期借入金及び1年以内に返済する長期債務 277,930 647,804
2.買入債務 注8 350,128 346,710
3.未払法人税等 78,438 60,498
4.未払費用 注16 433,329 393,482
5.短期オペレーティング

  リース負債
注15 41,876 40,009
6.その他の流動負債 注12,

14,18
324,205 304,437
流動負債合計 1,546,306 26.8 1,833,140 30.7
Ⅱ 長期債務 注9,17 205,075 3.6 304,908 5.1
Ⅲ 未払退職及び年金費用 166,153 2.9 165,655 2.8
Ⅳ 長期オペレーティング

  リース負債
注15 98,219 1.7 85,409 1.4
Ⅴ その他の固定負債 注12 105,442 1.8 99,835 1.7
負債合計 2,121,195 36.8 2,488,947 41.7
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本 注10
1.資本金 174,762 3.0 174,762 2.9
(発行可能株式総数) (3,000,000,000) (3,000,000,000)
(発行済株式総数) (1,333,763,464) (1,333,763,464)
2.資本剰余金 412,287 7.2 412,668 6.9
3.利益剰余金
利益準備金 61,893 62,183
その他の利益剰余金 3,818,668 3,898,715
利益剰余金合計 3,880,561 67.2 3,960,898 66.4
4.その他の包括利益

  (損失)累計額
注11 470,897 8.2 420,072 7.0
5.自己株式 △1,558,234 △27.0 △1,758,037 △29.4
(自己株式数) (389,771,598) (432,211,159)
株主資本合計 3,380,273 58.6 3,210,363 53.8
Ⅱ 非支配持分 注10 264,778 4.6 270,691 4.5
純資産合計 注10 3,645,051 63.2 3,481,054 58.3
負債及び純資産合計 5,766,246 100.0 5,970,001 100.0

(2)【中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書】

【中間連結損益計算書】

前中間連結会計期間

(2024年1月1日から

  2024年6月30日まで)
当中間連結会計期間

(2025年1月1日から

  2025年6月30日まで)
区分 注記

番号
金額(百万円) 百分比

(%)
金額(百万円) 百分比

(%)
--- --- --- --- --- ---
Ⅰ 売上高
1.製品売上高 1,701,944 1,742,661
2.サービス売上高 454,361 455,906
合計

6,11,

12,14
2,156,305 100.0 2,198,567 100.0
Ⅱ 売上原価
1.製品売上原価 915,331 954,711
2.サービス売上原価 210,944 208,143
合計 注15,19 1,126,275 52.2 1,162,854 52.9
売上総利益 1,030,030 47.8 1,035,713 47.1
Ⅲ 営業費用
1.販売費及び一般管理費 注11,

15,19
667,046 31.0 657,785 30.0
2.研究開発費 164,510 7.6 163,620 7.4
合計 831,556 38.6 821,405 37.4
営業利益 198,474 9.2 214,308 9.7
Ⅳ 営業外収益及び費用
1.受取利息及び配当金 7,729 7,543
2.支払利息 △1,475 △2,990
3.その他-純額

2,11,

14,19
16,719 3,458
合計 22,973 1.1 8,011 0.4
税引前中間純利益 221,447 10.3 222,319 10.1
Ⅴ 法人税等 61,770 2.9 53,970 2.4
非支配持分控除前

中間純利益
159,677 7.4 168,349 7.7
Ⅵ 非支配持分帰属損益 9,871 0.5 12,445 0.6
当社株主に帰属する

中間純利益
149,806 6.9 155,904 7.1
1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益
注13
基本的 152.53円 169.16円
希薄化後 152.45円 169.06円

【中間連結包括利益計算書】

前中間連結会計期間

(2024年1月1日から

  2024年6月30日まで)
当中間連結会計期間

(2025年1月1日から

  2025年6月30日まで)
区分 注記

番号
金額(百万円) 金額(百万円)
--- --- --- ---
Ⅰ 非支配持分控除前中間純利益 159,677 168,349
Ⅱ その他の包括利益(損失)

  -税効果調整後
注11
1.為替換算調整額 215,648 △55,671
2.未実現有価証券評価損益 21 4
3.金融派生商品損益 △4,021 1,413
4.年金債務調整額 3,561 2,533
合計 215,209 △51,721
中間包括利益(損失) 注10 374,886 116,628
Ⅲ 非支配持分帰属中間包括利益 11,613 11,548
当社株主に帰属する

中間包括利益(損失)
363,273 105,080

(3)【中間連結キャッシュ・フロー計算書】

前中間連結会計期間

(2024年1月1日から

  2024年6月30日まで)
当中間連結会計期間

(2025年1月1日から

  2025年6月30日まで)
区分 注記

番号
金額(百万円) 金額(百万円)
--- --- --- ---
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1 非支配持分控除前中間純利益 159,677 168,349
2 営業活動によるキャッシュ・フローへの調整
減価償却費 113,345 108,743
固定資産売廃却損益 520 44
法人税等繰延税額 △9,193 △17,053
売上債権の減少 15,246 44,745
棚卸資産の増加 △57,966 △50,788
リース債権の増加 注6 △22,685 △4,905
買入債務の増加 49,900 4,142
未払法人税等の増加(△減少) 11,297 △17,775
未払費用の減少 △13,359 △33,845
未払退職及び年金費用の減少 △18,575 △9,491
その他-純額 注15 13,774 △33,274
営業活動によるキャッシュ・フロー 241,981 158,892
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1 固定資産購入額 注5 △114,768 △119,210
2 固定資産売却額 注5 1,985 1,515
3 有価証券購入額 △2,785 △6,658
4 有価証券売却額及び償還額 3,595 4,024
5 事業取得額(取得現金控除後) 注7 △32,672 △539
6 その他-純額 △4,297 △3,292
投資活動によるキャッシュ・フロー △148,942 △124,160
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1 長期債務による調達額 注9 100,000 -
2 長期債務の返済額 △1,159 △1,238
3 金融サービスに係る短期借入金の増加(減少△)-純額 注9 3,100 △200
4 その他の短期借入金の増加額-純額 注9 140,000 470,000
5 配当金の支払額 △69,146 △75,520
6 自己株式取得及び処分 △100,016 △200,011
7 その他-純額 △4,974 △5,644
財務活動によるキャッシュ・フロー 67,805 187,387
Ⅳ  為替変動の現金及び現金同等物への影響額 31,374 △8,506
Ⅴ  現金及び現金同等物の純増減額 192,218 213,613
Ⅵ  現金及び現金同等物の期首残高 401,323 501,565
Ⅶ  現金及び現金同等物の中間期末残高 593,541 715,178

補足情報

期中支払額
利息 1,464 2,810
法人税等 67,775 89,565

注記事項

注1 主要な会計方針についての概要

(1)連結会計方針

当社は、1969年5月に米国市場において転換社債を発行し、米国預託証券(以下「ADR」)を米国店頭市場に登録したことにより、米国1933年証券法及び米国1934年証券取引所法に基づき、米国会計基準に基づいて作成された連結財務諸表の米国証券取引委員会(以下「SEC」)への提出を開始し、それ以降、継続して年次報告書(Form 20-F)を提出してきました。その後、1972年2月にナスダックにADRを登録し、2000年9月にニューヨーク証券取引所(以下「NYSE」)に上場いたしました。

当社は、2023年3月にNYSEにおける上場を廃止しており、またSECに対してADRの登録廃止申請を行う要件を満たしたため、2024年3月7日に、米国証券取引法に基づく「ADRの登録廃止」及び「継続開示義務を終了」させるための申請書(Form 15F)をSECに提出しております。米国証券取引法に基づく継続開示義務は、Form 15Fの提出をもって一旦停止し、提出日から90日後の同年6月5日に終了しております。

当社の中間連結財務諸表は、米国会計基準に基づいて作成しております。なお、米国会計基準により要請される記載及び注記の一部を省略しております。2024年12月31日及び2025年6月30日現在の連結子会社数及び持分法適用関連会社数は以下のとおりであります。

第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
連結子会社数 334 327
持分法適用関連会社数 10 10
合計 344 337

当グループ(当社及びその連結子会社。以下、当該項目では「当社」という。)が採用している会計処理の原則及び手続並びに表示方法のうち、我が国の連結財務諸表規則に準拠した場合と異なるもので主要なものは次のとおりであり、金額的に重要性のある項目については、我が国の基準に基づいた場合の税引前中間純利益に対する影響額を併せて開示しております。

(イ)退職給付及び年金制度に関しては、米国財務会計基準審議会会計基準書(以下「基準書」という。)715「給付-退職給付」を適用しており、保険数理計算に基づく年金費用を計上しております。その影響額は、第124期及び第125期中間連結会計期間においてそれぞれ1,318百万円(利益の減少)、7,070百万円(利益の減少)であります。

(ロ)新株発行費は税効果調整を行った後、資本剰余金より控除しております。

(ハ)金融派生商品に関しては、基準書815「金融派生商品とヘッジ取引」を適用しております。

(ニ)のれん及び耐用年数が確定できないその他の無形固定資産に関しては、基準書350「無形固定資産-のれん及びその他」を適用しており、償却を行わずに少なくとも年1回の減損の判定を行っております。

(ホ)持分証券に関しては、基準書321「投資-持分証券」を適用しており、原則として公正価値で測定し、その変動を税引前中間純利益に計上しております。

(ヘ)リースに関しては、基準書842「リース」を適用しており、リース期間にわたるリース料の現在価値に基づいてオペレーティングリース使用権資産及び負債を連結貸借対照表に計上し、リース費用は、リース期間にわたって定額法で認識しております。

(2)連結の基本方針

当社の中間連結財務諸表は、当社、当社が過半数の株式を所有する子会社、及び当社及び連結子会社が主たる受益者となる変動持分事業体の勘定を含んでおります。連結会社間の重要な債権債務及び取引は全て消去しております。

(3)新会計基準

未適用の新会計基準

2023年12月に、FASBより基準書2023-09(「法人税開示の改善」-基準740(法人税))が公表されました。同基準は、税率調整表における特定の区分、法人所得税の支払額(国内および国外を区分)、法人税控除前の継続事業からの利益(国内および国外を区分)、および継続事業からの法人税費用(国内および国外を区分)を開示することを要求しております。同基準は、2024年12月15日以降に開始する連結会計年度に適用されます。現在、当社はこの基準の適用が、当社の開示に与える影響について検討しております。なお、この基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響はありません。

2024年11月に、FASBより基準書2024-03(「損益計算書における費用の分解」-基準220-40(損益計算書-包括利益の報告-費用の分解開示))が公表されました。同基準は、棚卸資産の購入額、従業員報酬、減価償却費、無形資産の償却費、減耗費の5種類のコスト又は費用のいずれかを含む損益計算書上の費用科目の金額それぞれについて、これらのコスト及び費用を表形式で分解して開示することを要求しております。既存の米国会計基準の規定により開示が要求されている特定の費用や利得及び損失についても同表形式の開示において、独立した項目として開示することを要求しております。分解して開示されることが要求されないその他に分類される金額については、質的な説明を行うことを要求しております。また、表形式の開示に加えて、継続事業において認識された販売費の合計額、及び連結会計年度においては企業による販売費の定義の開示を要求しております。同基準は、2026年12月15日以降に開始する連結会計年度及び2027年12月15日以降に開始する連結会計年度の期中会計期間に適用されます。現在、当社はこの基準の適用が、当社の開示に与える影響について検討しております。なお、この基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響はありません。

注2 投資

2025年6月30日現在における満期保有目的負債証券はありません。なお、2024年12月31日における連結貸借対照表の短期投資に含めている満期保有目的負債証券は142百万円であります。

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における連結貸借対照表の投資に含めている売却可能負債証券の取得原価、未実現利益及び損失、公正価値は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
取得原価 総未実現

利益
総未実現

損失
公正価値 取得原価 総未実現

利益
総未実現

損失
公正価値
投資:
社債 16,636 96 53 16,679 20,179 104 55 20,228
合計 16,636 96 53 16,679 20,179 104 55 20,228

2025年6月30日現在における連結貸借対照表の投資に含めている売却可能負債証券の満期別情報は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
公正価値
--- ---
1年超5年以内 20,228
合計 20,228

第124期及び第125期中間連結会計期間における、持分証券に係る未実現及び実現損益は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
持分証券の当期の損益合計 1,216 1,761
控除:持分証券の売却による当期の実現損益 △20 369
6月30日現在保有している持分証券の未実現損益 1,236 1,392

容易に算定可能な公正価値がない市場性のない持分証券の帳簿価額は、2024年12月31日及び2025年6月30日現在で11,067百万円、11,615百万円であります。第124期及び第125期中間連結会計期間における減損または観察可能な価格の変動による調整に重要性はありません。

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における取得日から満期日までが3ヶ月超1年未満の定期預金はそれぞれ4,633百万円、6,816百万円であり、連結貸借対照表の短期投資に含めております。また、2024年12月31日及び2025年6月30日現在における取得日から満期日までが1年超の定期預金はそれぞれ26,665百万円、26,799百万円であり、連結貸借対照表の投資に含めております。

注3 売上債権

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における売上債権は、以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
受取手形 33,541 29,907
売掛金 672,050 609,878
売上債権 705,591 639,785
信用損失引当金 △14,856 △14,701
合計 690,735 625,084

注4 棚卸資産

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における棚卸資産は、以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
製品 521,961 540,928
仕掛品 250,939 268,925
原材料 68,936 69,606
合計 841,836 879,459

注5 有形固定資産

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における有形固定資産は、以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
土地 286,826 285,068
建物及び構築物 1,905,387 1,895,982
機械装置及び備品 2,043,569 2,033,353
建設仮勘定 105,917 130,711
ファイナンスリース使用権資産 9,008 8,918
取得価額計 4,350,707 4,354,032
減価償却累計額 △3,203,327 △3,196,634
1,147,380 1,157,398

中間連結キャッシュ・フロー計算書に表示されている固定資産には、有形固定資産と無形固定資産を含めております。

注6 貸手のリース会計

リース収益情報は以下のとおりであります。リース収益は連結損益計算書の製品売上高に含まれております。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
販売型リース及び直接金融リース収益
リース開始時の収益 76,319 73,767
利息収益 15,662 16,897
販売型リース及び直接金融リース収益計 91,981 90,664
オペレーティングリース収益 21,075 19,654
変動リース収益 3,317 3,417
リース収益計 116,373 113,735

リース債権の内訳

リース債権は、主に当社製品及び関連製品の販売から生じる販売型リース及び直接金融リースから構成されるファイナンスリースに係るものであります。これらの債権の回収期間は概ね1年から20年であります。

2024年12月31日及び2025年6月30日現在におけるリース債権の残高はそれぞれ531,361百万円、507,119百万円であり、第124期及び第125期中間連結会計期間におけるリース債権に対する信用損失引当金は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
期首残高 5,871 6,861
引当金償却 △1,688 △ 1,376
当期繰入額 1,344 900
その他 1,042 △ 308
期末残高 6,569 6,077

当社は、製品の販売に際し、顧客の信用履歴が適切であることを確認し、滞留期間、マクロ経済状況、顧客に対する法的手続の開始及び破産申請等、種々の情報に基づき債権計上先の信用状況を継続的にモニタリングしております。リース債権に対する信用損失引当金は、リスクの特徴が類似する債権ごとに過去の信用損失実績及び合理的かつ裏付け可能な予測に基づき評価しております。当社は、破産申請等の顧客の債務返済能力がなくなったと認識した時点において、顧客ごとに信用損失引当金を積み増しております。2024年12月31日及び2025年6月30日現在における期日を経過したリース債権または顧客ごとに信用損失引当金を評価しているリース債権には重要性がありません。

リース債権の譲渡

当社は、外部の金融機関との間でリース債権を売却する債権譲渡契約を締結しています。当社は、この取引を基準書860「譲渡とサービシング」に基づき、売却として処理しています。第124期中間連結会計期間において譲渡されたリース債権はなく、第125期中間連結会計期間において譲渡されたリース債権の金額は22,224百万円であります。2024年12月31日及び2025年6月30日現在における未回収金額はそれぞれ72,969百万円、75,176百万円であります。なお、当該取引による現金収入は、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローのリース債権の増加に含めております。当社は、引き続き金融機関に対して回収事務業務を提供していますが、2024年12月31日及び2025年6月30日現在における当該サービス負債の公正価値に重要性はありません。債務不履行が生じた際には、当社は一部遡求義務を負いますが、2024年12月31日及び2025年6月30日現在における当該遡求義務に重要性はありません。

注7 買収

2024年3月29日に、当社子会社のキヤノンマーケティングジャパン株式会社は、株式会社プリマジェストの発行済株式総数の100%を、現金を対価として37,000百万円にて取得し、株式会社プリマジェスト及びその子会社である他3社(以下、あわせて「プリマジェスト社」と総称)を子会社化しております。

当該買収により、プリマジェスト社が保有する知見やノウハウを取り入れることで、オペレーション効率とサービス品質を高めてBPO事業の更なる拡大を図るとともに、当社グループが保有する映像ソリューションやデジタルドキュメントサービス等で培った技術やシステム開発力を組み合わせることで新たなサービスを創出することができると考えております。

当該買収は取得法で処理されております。取得関連費用は発生時に費用として計上しており、その金額に重要性はありません。

支配獲得日において取得した資産及び引き継いだ負債に関する最終評価の公正価値の集計は以下の通りです。

(単位 百万円)

流動資産 8,617
無形固定資産 17,259
のれん 19,715
その他 3,734
取得資産計 49,325
引受負債 12,307
非支配株主持分 △18
取得純資産 37,000

取得した償却対象無形固定資産は、顧客関係16,219百万円、ソフトウエア1,040百万円により構成されております。顧客関係、ソフトウエアの加重平均償却年数はそれぞれ約19年、約5年であり、無形固定資産全体の加重平均償却年数は約18年であります。

計上したのれんは、今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から構成されており、税務上損金算入はできません。当社は、のれんを本社資産としており、内部管理上はビジネスユニットに配分をしておりません。なお、減損テストにおいては、当該のれんをプリンティングビジネスユニットに属する報告単位に配分しております。当社の第124期連結損益計算書に含まれる支配獲得日以降のプリマジェスト社の売上高および純利益に重要性はありません。第124期の期首時点でプリマジェスト社が当社の連結財務諸表に含まれていたと仮定した場合の経営成績は、当社の連結損益計算書に与える影響が軽微なため、開示しておりません。

注8 買入債務

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における買入債務は、以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
--- --- --- ---
支払手形 78,485 64,442
買掛金 271,643 282,268
合計 350,128 346,710

当社は、第三者金融機関とサプライヤー・ファイナンス・プログラムを締結しており、サプライヤーと結んだ契約に基づいて、第三者金融機関に対して20日から180日後に支払いをしております。サプライヤーは第三者金融機関より、割引による早期支払いを自らの裁量で受けることができます。当社は、サプライヤー・ファイナンス・プログラムのための担保資産あるいは保証の提供はありません。また、当社はサプライヤーと第三者金融機関との間の契約に関与しておりません。2024年12月31日及び2025年6月30日現在におけるサプライヤー・ファイナンス・プログラムの債務金額は、それぞれ91,407百万円、74,021百万円であり、主に上記の買入債務に含まれております。第124期及び第125期中間連結会計期間における変動は以下のとおりです。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
期首残高 87,026 91,407
新規計上額 155,424 156,700
支払額 △139,396 △174,087
その他 9 1
期末残高 103,063 74,021

注9 短期借入金及び長期債務

金融サービスに係る短期借入金は、当社が保有するリース子会社において、顧客に対する融資をファイナンスするための銀行借入であります。2024年12月31日及び2025年6月30日現在における銀行借入による金融サービスに係る短期借入金は、それぞれ40,400百万円、40,200百万円であり、その他の銀行借入による短期借入金は276,106百万円、546,182百万円であります。

当社グループの2025年6月30日現在における無担保の長期の銀行借入による借入残高は401,801百万円であります。返済期限は2026年度から2030年度となっており、2025年6月30日現在における平均利率は1.04%であります。

なお、上記の銀行借入には2025年7月23日に実行した長期の銀行借入200,000百万円、ならびに短期借入金200,000百万円の返済が含まれており、両取引について当期の連結貸借対照表上は、その他の短期借入金及び1年以内に返済する長期債務から長期債務に組み替えて表示しております。

注10 純資産

第124期及び第125期中間連結会計期間における、連結貸借対照表の株主資本、非支配持分及び純資産の帳簿価額の変動は、以下のとおりであります。

第124期中間連結会計期間 (単位 百万円)
区分 資本金 資本

剰余金
利益剰余金 その他の 自己株式 株主資本 非支配

持分
純資産

合計
利益 その他の 利益 包括利益
準備金 利益 剰余金 (損失)
剰余金 合計 累計額
2023年12月31日現在残高 174,762 404,935 61,634 3,801,212 3,862,846 268,758 △1,358,279 3,353,022 252,685 3,605,707
非支配持分との資本取引及びその他 335 △762 △762 △427 43 △384
当社株主への配当金

(1株当たり70.00円)
△69,146 △69,146 △69,146 △69,146
非支配持分への配当金 △4,973 △4,973
子会社の取得 785 785
利益準備金への振替 189 △189 - - -
包括利益
1.中間純利益 149,806 149,806 149,806 9,871 159,677
2.その他の包括利益(損失)
-税効果調整後
(1)為替換算調整額 214,038 214,038 1,610 215,648
(2)未実現有価証券評価損益 21 21 21
(3)金融派生商品損益 △4,029 △4,029 8 △4,021
(4)年金債務調整額 3,437 3,437 124 3,561
中間包括利益(損失) 363,273 11,613 374,886
自己株式取得及び処分 △58 △18 △18 △99,940 △100,016 △100,016
2024年6月30日現在残高 174,762 405,212 61,823 3,880,903 3,942,726 482,225 △1,458,219 3,546,706 260,153 3,806,859
第125期中間連結会計期間 (単位 百万円)
区分 資本金 資本

剰余金
利益剰余金 その他の 自己株式 株主資本 非支配

持分
純資産

合計
利益 その他の 利益 包括利益
準備金 利益 剰余金 (損失)
剰余金 合計 累計額
2024年12月31日現在残高 174,762 412,287 61,893 3,818,668 3,880,561 470,897 △1,558,234 3,380,273 264,778 3,645,051
非支配持分との資本取引及びその他 542 - - △1 541 33 574
当社株主への配当金

(1株当たり80.00円)
△75,520 △75,520 △75,520 △75,520
非支配持分への配当金 △5,673 △5,673
子会社の取得 5 5
利益準備金への振替 290 △290 - - -
包括利益
1.中間純利益 155,904 155,904 155,904 12,445 168,349
2.その他の包括利益(損失)
-税効果調整後
(1)為替換算調整額 △54,901 △54,901 △770 △55,671
(2)未実現有価証券評価損益 4 4 4
(3)金融派生商品損益 1,479 1,479 △66 1,413
(4)年金債務調整額 2,594 2,594 △61 2,533
中間包括利益(損失) 105,080 11,548 116,628
自己株式取得及び処分 △161 △47 △47 △199,803 △200,011 △200,011
2025年6月30日現在残高 174,762 412,668 62,183 3,898,715 3,960,898 420,072 △1,758,037 3,210,363 270,691 3,481,054

注11 その他の包括利益(損失)

第124期及び第125期中間連結会計期間における、その他の包括利益(損失)累計額の変動は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期 中間連結会計期間
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
為替換算

調整額
未実現

有価証券

評価損益
金融派生

商品損益
年金債務

調整額
合計
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
2023年12月31日現在残高 374,937 26 924 △107,129 268,758
組替前その他の包括利益

(損失)
214,038 55 △4,609 1,278 210,762
その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額 - △34 580 2,159 2,705
純変動額 214,038 21 △4,029 3,437 213,467
2024年6月30日現在残高 588,975 47 △3,105 △103,692 482,225
(単位 百万円)
第125期 中間連結会計期間
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
為替換算

調整額
未実現

有価証券

評価損益
金融派生

商品損益
年金債務

調整額
合計
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
2024年12月31日現在残高 519,361 31 △1,519 △46,976 470,897
組替前その他の包括利益

(損失)
△55,446 55 881 568 △53,942
その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額 544 △51 598 2,026 3,117
純変動額 △54,902 4 1,479 2,594 △50,825
2025年6月30日現在残高 464,459 35 △40 △44,382 420,072

第124期及び第125期中間連結会計期間における、その他の包括利益(損失)累計額から組替えられた金額は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額(注)
--- --- --- --- --- --- ---
第124期

中間連結

会計期間
第125期

中間連結

会計期間
連結損益計算書に

影響する項目
--- --- --- --- --- --- ---
為替換算調整額:
793 販売費及び一般管理費
△249 法人税等
544 非支配持分控除前中間純利益
非支配持分帰属損益
544 当社株主に帰属する中間純利益
未実現有価証券評価損益:
△43 △64 その他-純額
9 13 法人税等
△34 △51 非支配持分控除前中間純利益
非支配持分帰属損益
△34 △51 当社株主に帰属する中間純利益
金融派生商品損益:
758 637 売上高
△246 △73 法人税等
512 564 非支配持分控除前中間純利益
68 34 非支配持分帰属損益
580 598 当社株主に帰属する中間純利益
年金債務調整額:
2,315 2,192 その他-純額
△358 △365 法人税等
1,957 1,827 非支配持分控除前中間純利益
202 199 非支配持分帰属損益
2,159 2,026 当社株主に帰属する中間純利益
組替金額合計

 -税効果及び非支配持分調整後
2,705 3,117

(注)金額の増加(減少)は連結損益計算書における利益の減少(増加)を示しております。

注12 収益

当社は、主にプリンティングの製品のサービスから生じる未請求債権を契約資産として計上しております。契約資産は、契約条件に基づいて請求されるときに売上債権に振り替えられており、契約資産にかかる期首残高と期末残高の差額は主に、履行義務を充足する時点と顧客への請求時点が異なることに起因しております。2024年12月31日及び2025年6月30日現在における契約資産は、それぞれ、46,046百万円、47,988百万円であり、連結貸借対照表の前払費用及びその他の流動資産に含めております。

当社は、通常、履行義務を充足した時点で、顧客に対して取引価格を請求し、その後短期間で回収をしております。また、当社は、一部のプリンティングの製品及びメディカルの製品のサービス契約並びに一部のインダストリアルの製品の販売において、対価の一部を前受金として回収する場合があります。顧客から受領した対価のうち既に収益として認識した額を上回る部分を、財またはサービスの移転による履行義務を充足するまで繰延収益として計上しております。2024年12月31日及び2025年6月30日現在における繰延収益は、それぞれ、178,436百万円、171,123百万円であります。このうち、159,326百万円、152,839百万円を連結貸借対照表のその他の流動負債、19,110百万円、18,284百万円をその他の固定負債に含めて表示しております。2024年12月31日時点の繰延収益のうち、94,037百万円を第125期中間連結会計期間に収益として認識しております。

製品の販売から生じる未充足の履行義務は、主に一部のインダストリアルの製品の販売から発生しており、2025年6月30日現在において、131,204百万円であります。このうち、83%は1年以内に収益認識され、残りの17%は2年以内に収益認識されると見込んでおります。当初に予想された契約期間が1年を超えるサービス契約の固定契約から生じる未充足の履行義務は、2025年6月30日現在において、218,670百万円であります。このうち、37%は1年以内に収益認識されると見込んでおり、平均残存契約年数は約3年となっております。なお、サービス契約の大部分については、請求金額に基づき収益計上する実務上の簡便法を適用しているか、または当初に予想された契約期間が1年未満であることから、未充足の履行義務に関する注記を省略しております。

セグメント別、製品別、及び地域別に細分化した収益については、注20に記載しております。

注13 1株当たり当社株主に帰属する中間純利益

第124期及び第125期中間連結会計期間における基本的及び希薄化後1株当たり当社株主に帰属する中間純利益の計算上の分子及び分母の調整表は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
--- --- --- ---
当社株主に帰属する中間純利益 149,806 155,904
希薄化後当社株主に帰属する

中間純利益
149,803 155,900
(単位 株式数)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
--- --- --- --- ---
普通株式の期中加重平均株式数 982,145,453 921,617,922
希薄化効果のある証券の影響:
ストックオプション 458,179 533,986
希薄化後普通株式の期中加重平均株式数 982,603,632 922,151,908
(単位 円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
--- --- --- --- ---
1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益:
基本的 152.53 169.16
希薄化後 152.45 169.06

第124期及び第125期中間連結会計期間において、当社が付与しているストックオプションは希薄化効果を有しております。

注14 金融派生商品とヘッジ活動

リスク管理方針

当社は国際的に事業を営み、外国為替レートの変動リスクにさらされております。当社が保有しております金融派生商品は、主にこれらのリスクを軽減するための先物為替契約であります。当社は、外国為替レートリスクの変化を継続的に監視すること及びヘッジ機会を検討することによって、外国為替レートリスクを評価しております。当社はトレーディング目的のための金融派生商品を保有または発行しておりません。また、当社は金融派生商品の契約相手による契約不履行の場合に生ずる信用リスクにさらされております。契約相手は国際的に認知された金融機関がほとんどで、当社はそれらの財政状態を勘案しており、契約も多数の主要な金融機関に分散されておりますので、そのようなリスクは小さいと考えております。

外国為替レートリスク管理

当社は国際的な事業により、外国為替レート変動リスクにさらされております。米ドルやユーロといった外貨による売上により生じる外国為替レートリスクを管理するために、当社は先物為替契約を締結しております。これらの契約は主に、外貨建のグループ会社間の予定売上取引及び売上債権に関する外国為替レート変動リスクをヘッジするために利用されております。当社はリスク管理方針に基づき、グループ会社間の予定売上取引から生じる外国為替レート変動リスクの一部を、主に3ヶ月以内に満期が到来する先物為替契約を利用することによりヘッジしております。

キャッシュ・フローヘッジ

グループ会社間の予定売上取引に係る先物為替契約等、キャッシュ・フローヘッジとして指定された金融派生商品の公正価値の変動は、その他の包括利益(損失)累計額として認識されます。これらの金額は、ヘッジ対象が収益または費用として認識された期において、損益に振り替えられます。2025年6月30日現在のその他の包括利益(損失)累計額は、今後12ヶ月の間に売上高として認識されると予想しております。また、ヘッジ対象である予定売上取引が発生した時点でヘッジ会計は中止し、それ以降に生じる公正価値の変動はただちに収益または費用として認識されます。

ヘッジ指定されていない金融派生商品

当社は、主に外貨建資産から生じる為替差損益を相殺するために先物為替契約を締結しております。これらの先物為替契約はヘッジ会計を適用するために必要とされているヘッジ指定をしておりませんが、経済的な観点からはヘッジとして有効と判断しております。ヘッジ指定していない先物為替契約の公正価値の変動はただちに収益または費用として認識されます。

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における先物為替契約の残高は以下のとおりであります。

(単位 百万円)

第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
外貨売却契約 180,366 222,877
外貨購入契約 18,836 7,620

連結貸借対照表に含まれる金融派生商品の公正価値

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における金融派生商品の公正価値は以下のとおりであります。

(単位 百万円)

ヘッジ指定の金融派生商品 科目 第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
資産:
先物為替契約 前払費用及び

その他の流動資産
184 1,293
負債:
先物為替契約 その他の流動負債 1,690 1,217

(単位 百万円)

ヘッジ指定外の金融派生商品 科目 第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
資産:
先物為替契約 前払費用及び

その他の流動資産
42 107
負債:
先物為替契約 その他の流動負債 1,690 3,253

金融派生商品の連結損益計算書への影響

第124期及び第125期中間連結会計期間における金融派生商品の連結損益計算書への影響は以下のとおりであります。

ヘッジ指定の (単位 百万円)
金融派生商品 第124期 中間連結会計期間
キャッシュ・フロー その他の包括利益(損失)に計上された損益 その他の包括利益(損失)累計額から損益への振替額
ヘッジ 計上金額 科目 計上金額
先物為替契約 △6,499 売上高 △758
(単位 百万円)
第125期 中間連結会計期間
キャッシュ・フロー その他の包括利益(損失)に計上された損益 その他の包括利益(損失)累計額から損益への振替額
ヘッジ 計上金額 科目 計上金額
先物為替契約 1,095 売上高 △637
(単位 百万円)
ヘッジ指定外の

金融派生商品
第124期 中間連結会計期間 第125期 中間連結会計期間
金融派生商品より認識された損益 金融派生商品より認識された損益
--- --- --- --- --- --- --- ---
科目 計上金額 科目 計上金額
--- --- --- --- --- --- --- ---
先物為替契約 その他-純額 △15,818 その他-純額 △1,771

注15 借手のリース会計

リースに係る連結損益計算書情報は以下のとおりであります。

なお、リース費用は連結損益計算書の売上原価、販売費及び一般管理費に含まれております。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
オペレーティングリース費用 27,533 26,990
短期リース費用 7,743 8,203
その他リース費用 185 176
合計 35,461 35,369

リースキャッシュ・フローの内訳

リースに係る連結キャッシュ・フロー計算書情報は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
リース負債測定に含まれる現金支払総額
オペレーティングリースに係る営業キャッシュ・フロー 23,371 25,146
リース負債と交換で取得した使用権資産に係る非資金取引
オペレーティングリース 29,693 14,645

将来リース料の年度別内訳

2025年6月30日現在におけるオペレーティングリースに関する将来の最低支払リース料の年度別金額は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
1年内 43,172
2年 31,288
3年 20,589
4年 13,679
5年 9,368
それ以降 20,230
最低支払リース料計 138,326
利息費用 △12,908
リース負債計 125,418

注16 コミットメント及び偶発債務

コミットメント

2025年6月30日現在における、設備投資の発注残高及び部品と原材料の発注残高はそれぞれ、79,428百万円、190,368百万円であります。

保証債務

当社は、オペレーティングリースとして処理されるリース契約に基づき、営業所及びその他の施設を使用しております。リース契約に基づく、原状回復を目的とした差入保証金は、2024年12月31日及び2025年6月30日現在においてそれぞれ12,328百万円、11,973百万円であり、連結貸借対照表上、長期債権に含まれております。

当社は、従業員及び関係会社等について、債務保証を行っております。従業員に関する債務保証は、主に住宅ローンに対するものであります。関係会社等に関する債務保証は、リース債務及び銀行借入金に対するものであり、それらの会社における資金調達を容易にするためのものであります。

契約期間中に従業員及び関係会社等が債務不履行に陥った場合、当社は支払義務を負います。債務保証の契約期間は、従業員の住宅ローンについては1年から9年、関係会社等のリース債務及び銀行借入金については1年から5年であります。2025年6月30日現在において、債務不履行が生じた場合に当社が負う割引前の最高支払額は、1,626百万円であります。2025年6月30日現在において、これらの債務保証に関して認識されている負債の金額には重要性はありません。

また当社は、ある一定期間において、当社の製品及びサービスに対する品質保証型の製品保証を提供しております。製品保証費は収益を認識した時点で連結損益計算書上、販売費及び一般管理費として計上しており、製品保証引当金の見積りは過去の実績に基づいております。製品保証引当金は連結貸借対照表上、未払費用に含めており、第124期及び第125期中間連結会計期間における製品保証引当金の変動は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
--- --- --- ---
期首残高 23,290 23,685
当期増加額 11,659 12,514
当期減少額(目的使用) △11,362 △10,986
その他 △353 △1,196
期末残高 23,234 24,017

訴訟事項

当社は、通常の事業活動から生じる、種々の要求及び法的行為にさらされております。当社は、損失の発生の可能性が高く、かつ、損失額を合理的に見積もることができる場合に、引当金を計上しております。当社は、少なくとも四半期に一度当該引当金を検討し、交渉、和解、判決、弁護士の助言及び特定の案件に関連したその他の情報及び事象の影響を反映して、当該引当金を修正しております。訴訟は本来的に予測が困難でありますが、当社は、経験上、これらの案件における損害賠償請求額は当社の潜在的な負債を必ずしも示唆するものではないと考えており、これらの案件から発生する可能性のある損失は、当社の連結上の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を与えることはないと考えております。

注17 金融商品の公正価値及び信用リスクの集中

金融商品の公正価値

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における、当社の金融商品の公正価値は以下のとおりであります(△負債)。

現金及び現金同等物、定期預金、売上債権、長期債権、短期借入金、買入債務及び未払費用は連結貸借対照表計上額が公正価値に近似しており、下記の表には含めておりません。また投資に関しては注2及び注18に、先物為替契約に関しては注14にて記載しておりますので、下記の表には含めておりません。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
--- --- --- --- --- --- --- ---
計上金額 公正価値 計上金額 公正価値
--- --- --- --- --- --- --- ---
長期債務

(1年以内に返済される債務を含む)
△202,031 △201,944 △401,901 △401,811

上記の金融商品は、下記の前提と方法に基づいてその公正価値を算定しております。

長期債務

長期債務の公正価値は借入ごとに将来のキャッシュ・フローから類似の満期日の借入金に対して適用される期末における市場での借入金利を用いて割り引いて算定した現在価値に基づいて算定しており、レベル2に分類しております。レベルの区分については、注18に記載しております。

見積公正価値の前提について

公正価値の見積りは当該金融商品に関連した市場価格情報及びその契約内容を基礎として期末の一時点で算定されたものであります。これらの見積りは実質的に当社が行っており、不確実性及び見積りに重要な影響を及ぼす当社の判断を含んでおり、精緻に計算することはできません。このため、想定している前提条件の変更により当該見積りは重要な影響を受ける可能性があります。

信用リスクの集中

2024年12月31日及び2025年6月30日現在において、特定顧客に対し売上債権の10%を超える信用リスクの集中はありません。

注18 公正価値の開示

公正価値は、その資産または負債に関する主要なまたは最も有利な市場において測定日における市場参加者の間の秩序ある取引により資産を売却して受け取るであろう価格、または負債を移転するために支払うであろう価格と定義しております。公正価値の測定に使用されるインプットの優先順位を付ける公正価値の階層の3つのレベルは以下のとおりであります。

レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格

レベル2-活発な市場における類似資産・負債の市場価格、活発ではない市場における同一または類似資産・負債の市場価格、観察可能な市場価格以外のインプット及び相関関係またはその他の方法により観察可能な市場データから主として得られたまたは裏付けられたインプット

レベル3-1つまたは複数の重要なインプットが観察不能で、市場参加者が価格決定で使用する仮定に関して報告企業自身の仮定を使用する評価手法から得られるインプット

経常的に公正価値で測定される資産及び負債

2024年12月31日及び2025年6月30日現在における経常的に公正価値で測定される資産及び負債は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
レベル1 レベル2 レベル3 合計 レベル1 レベル2 レベル3 合計
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
資産:
現金及び現金同等物 - 1,500 - 1,500 - 820 - 820
投資:
売却可能負債証券:
社債 - 16,679 - 16,679 - 20,228 - 20,228
投資信託等 3,944 450 - 4,394 3,731 488 - 4,219
株式 25,455 - - 25,455 26,441 - - 26,441
前払費用及び

 その他流動資産:
金融派生商品 - 226 - 226 - 1,400 - 1,400
資産合計 29,399 18,855 - 48,254 30,172 22,936 - 53,108
負債:
その他の流動負債:
金融派生商品 - 3,380 - 3,380 - 4,470 - 4,470
負債合計 - 3,380 - 3,380 - 4,470 - 4,470

レベル1の投資は、主に国内株式であり、十分な取引量と頻繁な取引がある活発な市場における調整不要な市場価格で評価しております。

レベル2の資産及び負債は、主に現金及び現金同等物、投資に含まれる社債、金融派生商品です。現金及び現金同等物、投資に含まれる社債は、活発でない市場における同一資産の市場価格、または取引相手方または第三者から入手した相場価格により評価しております。金融派生商品は、先物為替契約によるもので、取引相手方または第三者から入手した相場価格に基づき評価され、マーケット・アプローチに基づく外国為替レート及び金利などの観察可能な市場インプットを使用した価格モデルに基づき定期的に検証しております。

非経常的に公正価値で測定される資産及び負債

第125期中間連結会計期間において、非経常的に公正価値で測定された重要な資産及び負債はありません。

第124期において非経常的に公正価値で測定された資産及び関連する減損損失は以下のとおりであります。

(単位 百万円)
第124期
損失計上額 レベル1 レベル2 レベル3 合計
資産:

 のれん
△165,100 403,131 403,131

のれんはレベル3に分類され、観察不能なインプットを用いたインカム・アプローチに基づき評価されております。当社は、年次ののれんの減損テストを2024年10月1日時点で実施し、上記資産が含まれる報告単位の公正価値が帳簿価額を下回る結果となりました。当社は、当該公正価値と帳簿価額の差額をのれんの減損損失として認識しております。当該報告単位の公正価値は、6.0%の加重平均資本コスト及び将来キャッシュ・フローを用いたディスカウント・キャッシュ・フロー法により測定しております。将来キャッシュ・フローは、産業動向及び市場状況を考慮した上で、売上、売上総利益、営業費用、永久成長率等の予測に関するマネジメントの見積りに基づいて算定しております。

注19 損益等の補足説明

為替差損益

先物為替契約を含む外貨建取引、外貨建の資産及び負債の換算から生じる為替差損益は、連結損益計算書の営業外収益及び費用のその他-純額に含めております。第124期及び第125期中間連結会計期間における為替差損益は、それぞれ2,126百万円の利益、11,318百万円の損失であります。

広告宣伝費

広告宣伝費は発生時に費用として計上しており、第124期及び第125期中間連結会計期間においてそれぞれ20,673百万円、19,285百万円であります。これらは連結損益計算書の販売費及び一般管理費に含めております。

発送費及び取扱手数料

発送費及び取扱手数料は、第124期及び第125期中間連結会計期間においてそれぞれ34,260百万円、34,581百万円であります。これらは連結損益計算書の販売費及び一般管理費に含めております。

期間純年金費用

第124期及び第125期中間連結会計期間における期間純年金費用の内訳は、それぞれ以下のとおりであります。期間純年金費用のうち、勤務費用は、連結損益計算書の売上原価または営業費用に含めており、勤務費用以外の要素は、連結損益計算書の営業外収益及び費用のその他-純額に含めております。

(単位 百万円)
第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
勤務費用 12,674 11,466
利息費用 13,576 14,175
年金資産の期待運用収益 △22,039 △21,984
過去勤務債務の償却費用 △2,434 △1,339
数理差異の償却費用 4,749 3,531
合計 6,526 5,849

現金同等物

売却可能負債証券に分類される取得日から3ヶ月以内に満期となる一部の負債証券は、2024年12月31日及び2025年6月30日現在においてそれぞれ1,500百万円、820百万円であり、連結貸借対照表の現金及び現金同等物に含めております。これらの負債証券の公正価値は取得原価と近似しております。

注20 セグメント情報

当社は、組織構造及び業績評価並びに資源配分を行うために当社のマネジメントが管理している情報に基づき、プリンティングビジネスユニット、メディカルビジネスユニット、イメージングビジネスユニット、インダストリアルビジネスユニットの4つの報告セグメントと、その他及び全社に区分しております。

当社は、第125期第1四半期より、報告セグメントごとの業績をより適切に管理するため、インダストリアルビジネスユニットにおけるグループ間取引の業績管理方法を変更しております。これに伴い、第124期中間連結会計期間についても組み替えて表示しております。

セグメントごとの主要製品は以下のとおりであります。

・プリンティングビジネスユニット:デジタル連帳プリンター、デジタルカットシートプリンター、

大判プリンター、オフィス向け複合機、ドキュメントソリューション、

レーザー複合機、レーザープリンター、インクジェットプリンター、

イメージスキャナー、電卓

・メディカルビジネスユニット:  CT装置、超音波診断装置、X線診断装置、MRI装置、

デジタルラジオグラフィ、眼科機器、体外診断システム及び試薬、

ヘルスケアITソリューション

・イメージングビジネスユニット: レンズ交換式デジタルカメラ、交換レンズ、

コンパクトデジタルカメラ、コンパクトフォトプリンター、

MRシステム、ネットワークカメラ、ビデオ管理ソフトウェア、

映像解析ソフトウェア、デジタルビデオカメラ、

デジタルシネマカメラ、放送機器

・インダストリアルビジネスユニット:半導体露光装置、FPD露光装置、有機ELディスプレイ製造装置、

真空薄膜形成装置、ダイボンダー

・その他:                        ハンディターミナル、ドキュメントスキャナー

セグメントの会計方針は概ね当社の中間連結財務諸表に用いている会計方針と同じであります。当社は、税引前当期純利益に基づいて業績の評価及び資源の配分を行っております。

第124期及び第125期中間連結会計期間におけるセグメント情報は以下のとおりであります。

セグメント別損益計算書、減価償却費及び資本的支出                                           (単位 百万円)

第124期中間連結会計期間

プリンティング メディカル イメージング インダストリアル その他及び全社 消去 連結
売上高
外部顧客向け 1,230,823 274,959 420,126 157,662 72,735 - 2,156,305
セグメント間取引 3,955 248 139 2,949 42,282 △49,573 -
1,234,778 275,207 420,265 160,611 115,017 △49,573 2,156,305
売上原価 657,665 149,174 190,757 91,799 88,163 △51,283 1,126,275
売上総利益 577,113 126,033 229,508 68,812 26,854 1,710 1,030,030
研究開発費 50,104 24,962 48,894 14,555 25,995 - 164,510
その他営業費用 382,295 90,000 125,348 24,293 44,486 624 667,046
営業利益 144,714 11,071 55,266 29,964 △43,627 1,086 198,474
営業外収益及び費用 7,804 363 1,349 686 12,771 - 22,973
税引前中間純利益 152,518 11,434 56,615 30,650 △30,856 1,086 221,447
減価償却費 30,362 6,580 9,370 5,267 61,766 - 113,345
資本的支出 35,447 8,733 19,772 4,231 58,829 - 127,012

(単位 百万円)

第125期中間連結会計期間

プリンティング メディカル イメージング インダストリアル その他及び全社 消去 連結
売上高
外部顧客向け 1,218,306 278,985 472,589 157,959 70,728 - 2,198,567
セグメント間取引 3,271 307 175 1,881 45,929 △51,563 -
1,221,577 279,292 472,764 159,840 116,657 △51,563 2,198,567
売上原価 653,765 155,311 220,713 91,313 93,978 △52,226 1,162,854
売上総利益 567,812 123,981 252,051 68,527 22,679 663 1,035,713
研究開発費 46,791 24,244 51,974 15,222 25,389 - 163,620
その他営業費用 371,036 87,945 129,757 27,218 41,528 301 657,785
営業利益 149,985 11,792 70,320 26,087 △44,238 362 214,308
営業外収益及び費用 10,011 270 2,054 1,301 △5,626 1 8,011
税引前中間純利益 159,996 12,062 72,374 27,388 △49,864 363 222,319
減価償却費 29,339 6,556 9,825 5,484 57,539 - 108,743
資本的支出 34,593 7,723 18,873 7,916 47,414 - 116,519
セグメント別総資産 (単位 百万円)
第124期

2024年12月31日
第125期

2025年6月30日
増減
プリンティング 1,354,948 1,281,133 △73,815
メディカル 421,453 410,925 △10,528
イメージング 425,515 439,033 13,518
インダストリアル 238,625 253,069 14,444
その他及び全社 3,329,047 3,588,948 259,901
消去 △3,342 △3,107 235
連結 5,766,246 5,970,001 203,755

最高業務意思決定者(CODM)である最高経営責任者(CEO)は売上、売上総利益率や売上高経費率、営業利益率、税引前当期純利益率を指標として、セグメントを評価し、資源分配の意思決定を行っております。

セグメント間の取引は一般取引と同様の価格で行われております。特定のセグメントに直接関連しない費用は、最も適切で利用可能な指標に基づき各セグメントに配分しております。全社費用には、本社部門に属する研究開発費及び東芝メディカルシステムズ(株)(現キヤノンメディカルシステムズ(株))買収に伴う取得価額配分により認識した無形固定資産の償却費等が含まれております。セグメント資産は、各セグメントに直接関連する資産で構成されております。全社資産は、主に現金及び現金同等物、投資、繰延税金資産、のれん、買収により取得した無形資産及びその他本社資産で構成されております。資本的支出は、有形固定資産及び無形固定資産の増加額を表しております。

その他営業費用の主要な項目は人件費となっております。

第124期及び第125期中間連結会計期間における各ビジネスユニットの外部顧客向け製品別売上高の内訳情報は、以下のとおりであります。

(単位 百万円)

第124期

中間連結会計期間
第125期

中間連結会計期間
プリンティング
プロダクション 210,012 202,815
オフィス複合機 325,861 309,651
オフィスその他 201,204 214,356
オフィス 527,065 524,007
レーザープリンター 323,546 327,339
インクジェットプリンター他 170,200 164,145
プロシューマー 493,746 491,484
合計 1,230,823 1,218,306
メディカル
診断機器 274,959 278,985
イメージング
カメラ 257,286 273,426
ネットワークカメラ他 162,840 199,163
合計 420,126 472,589
インダストリアル
光学機器 108,333 111,721
産業機器 49,329 46,238
合計 157,662 157,959
その他及び全社 72,735 70,728
連結 2,156,305 2,198,567

第124期及び第125期中間連結会計期間における地域別セグメント情報は以下のとおりであります。

(単位 百万円)

第124期中間連結会計期間

日本 米州 欧州 アジア・

オセアニア
売上高 480,338 677,552 555,906 442,509 2,156,305

(単位 百万円)

第125期中間連結会計期間

日本 米州 欧州 アジア・

オセアニア
売上高 481,043 700,024 569,564 447,936 2,198,567

売上高は顧客の仕向地別に分類しております。

注21 後発事象

当社は、当半期報告書提出日である2025年8月7日までの後発事象を評価しました。

自己株式の取得

当社は、2025年7月29日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される

同法第156条の規定に基づく自己株式の取得について次のとおり決議いたしました。

(1) 自己株式の取得を行う理由

当社は、積極的な成長投資により企業価値の更なる向上を目指すと共に、資本効率の向上を通じて株主還元の充実を図っております。この株主還元策の一環として、自己株式の取得を実施することを決定しました。

(2) 取得する株式の種類及び数         普通株式 32,000,000株(上限)

(3) 取得価額の総額              100,000百万円(上限)

(4) 取得の時期                2025年7月30日~2026年1月30日

(5) 取得方法                 東京証券取引所における市場買付

①自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による市場買付

②取引一任契約に基づく立会取引市場における市場買付

資金の借入

当社は、(株)三井住友銀行との当座貸越契約に基づき、次のとおり借入を実行いたしました。

(1) 資金使途                 運転資金

(2) 借入実行日                2025年8月6日

(3) 借入先                  (株)三井住友銀行

(4) 借入金額                 100,000百万円

(5) 金利                   基準金利+スプレッド    

2【その他】

2025年7月24日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

中間配当による配当金の総額 72,124百万円
1株当たりの金額 80円00銭
支払請求の効力発生日及び支払開始日 2025年8月25日

(注) 2025年6月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対して支払いを行います。  

 第2四半期報告書_20250807094544

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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