Quarterly Report • Aug 3, 2016
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| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2016年8月3日 |
| 【四半期会計期間】 | 第92期第2四半期(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) |
| 【会社名】 | 旭硝子株式会社 |
| 【英訳名】 | Asahi Glass Company, Limited |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役 島村 琢哉 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 |
| 【電話番号】 | 東京(03)3218-5603 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営企画部広報・IR室長 小林 純一 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 |
| 【電話番号】 | 東京(03)3218-5603 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営企画部広報・IR室長 小林 純一 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E01122 52010 旭硝子株式会社 Asahi Glass Company, Limited 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2016-01-01 2016-06-30 Q2 2016-12-31 2015-01-01 2015-06-30 2015-12-31 1 false false false E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E01122-000 2016-06-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E01122-000 2016-08-03 E01122-000 2016-06-30 E01122-000 2016-04-01 2016-06-30 E01122-000 2016-01-01 2016-06-30 E01122-000 2015-06-30 E01122-000 2015-04-01 2015-06-30 E01122-000 2015-01-01 2015-06-30 E01122-000 2015-12-31 E01122-000 2015-01-01 2015-12-31 iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:shares xbrli:pure iso4217:JPY
第2四半期報告書_20160801182717
| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
|---|---|---|---|---|
| 回次 | 第91期 第2四半期連結 累計期間 |
第92期 第2四半期連結 累計期間 |
第91期 | |
| 会計期間 | 自2015年 1月1日 至2015年 6月30日 |
自2016年 1月1日 至2016年 6月30日 |
自2015年 1月1日 至2015年 12月31日 |
|
| 売上高 | (百万円) | 658,583 | 624,949 | 1,326,293 |
| (第2四半期連結会計期間) | (332,987) | (316,951) | ||
| 税引前四半期利益又は税引前利益 | (百万円) | 55,330 | 36,782 | 84,522 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 33,981 | 27,030 | 42,906 |
| (第2四半期連結会計期間) | (29,358) | (18,190) | ||
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 | (百万円) | 72,773 | △113,782 | 1,596 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 1,175,486 | 970,042 | 1,094,172 |
| 総資産額 | (百万円) | 2,103,217 | 1,814,468 | 1,991,262 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 29.40 | 23.38 | 37.12 |
| (第2四半期連結会計期間) | (25.40) | (15.73) | ||
| 希薄化後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 29.28 | 23.29 | 36.97 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 55.89 | 53.46 | 54.95 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 91,662 | 99,728 | 187,170 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △52,368 | △53,715 | △115,951 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △15,815 | △20,977 | △35,417 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (百万円) | 94,377 | 125,770 | 104,831 |
注 1 当社は、国際会計基準に基づいて連結財務諸表を作成しております。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
当第2四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社(以下、当社グループという)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。
第2四半期報告書_20160801182717
前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの事業等のリスクについて重要な変更はありません。また、当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクも発生しておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間(2016年1月1日から2016年6月30日まで)における当社グループを取り巻く世界経済は、全体としては引き続き緩やかな景気回復が続いたものの、一部の地域で弱さが見られました。日本においては、政府の経済政策等により、景気は緩やかな回復基調が継続しましたが、先行きに不透明感が見られます。欧州の景気は引き続き緩やかに回復し、米国でも個人消費が増加するなど、景気回復が続いています。中国をはじめとする新興国においては、成長鈍化が見られました。
このような環境の下、当社グループでは円高やディスプレイ事業の売上高減少等の影響を受け、当第2四半期連結累計期間の売上高は前第2四半期連結累計期間比336億円(5.1%)減の6,249億円となりました。営業利益は、原燃材料価格下落等のコストダウンや、建築用ガラスの販売価格上昇及び自動車用ガラスの出荷数量増加等により、同57億円(16.5%)増の399億円となりました。一方、前第2四半期連結累計期間に計上した退職後給付制度改定益が当第2四半期連結累計期間は発生しなかったことから、税引前四半期利益は同185億円(33.5%)減の368億円、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は同70億円(20.5%)減の270億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各報告セグメントの業績は、以下のとおりです。
① ガラス
建築用ガラスの出荷は、欧州や北米で堅調に推移し、日本・アジアでは前年同期並みとなりました。販売価格は多くの地域で前年同期に比べ上昇したものの、円高の影響もあり、建築用ガラスは前年同期に比べ減収となりました。
自動車用ガラスは、欧州や北米で自動車生産台数が増加したことから、当社グループの出荷も増加し、前年同期に比べ増収となりました。
以上の結果から、当第2四半期連結累計期間のガラスの売上高は前第2四半期連結累計期間比13億円(0.4%)増の3,431億円となりました。営業利益については、建築用ガラスの販売価格上昇や自動車用ガラスの堅調な出荷、原燃材料価格下落等により同105億円(199.3%)増の158億円となりました。
② 電子
液晶用ガラス基板の出荷は、顧客における生産調整の影響を受け、前年同期に比べ減少しました。また、販売価格も前年同期に比べ下落しました。ディスプレイ用特殊ガラスの出荷は、電子機器用途では前年同期に比べ減少しましたが、車載用途では拡大しました。ソーラー用ガラスの出荷は、前年同期に比べ減少しました。電子部材については、スマートフォン市場減速の影響を受け、オプトエレクトロニクス用部材の出荷が前年同期に比べ減少しました。
以上の結果から、当第2四半期連結累計期間の電子の売上高は前第2四半期連結累計期間比251億円(17.1%)減の1,216億円、営業利益は同80億円(45.3%)減の96億円となりました。
③ 化学品
クロールアルカリ・ウレタンは、東南アジアにおいて出荷が増加したものの、販売価格の下落や円高の影響を受け、前年同期に比べ減収となりました。フッ素・スペシャリティは、一部製品の出荷が減少し、また円高となったことから、前年同期に比べ減収となりました。
以上の結果から、当第2四半期連結累計期間の化学品の売上高は前第2四半期連結累計期間比102億円(6.5%)減の1,472億円となりました。一方、営業利益は原燃材料価格下落等の影響により、同25億円(19.4%)増の152億円となりました。
各報告セグメントに属する主要な製品の種類は以下のとおりです。
| 報告セグメント | 主要製品 |
| --- | --- |
| ガラス | フロート板ガラス、型板ガラス、網入り磨板ガラス、Low-E(低放射)ガラス、装飾ガラス、 建築用加工ガラス(断熱・遮熱複層ガラス、防災・防犯ガラス、防・耐火ガラス等)、 自動車用ガラス等 |
| 電子 | 液晶用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、ディスプレイ用周辺部材、 ソーラー用ガラス、産業用加工ガラス、半導体プロセス用部材、 オプトエレクトロニクス用部材、照明用製品、理化学用製品等 |
| 化学品 | 塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、撥水撥油剤、ガス、溶剤、 医農薬中間体・原体、ヨウ素製品等 |
上記製品の他、当社は、セラミックス製品、物流・金融サービス等も扱っています。
(2) 財政状態
○資産
当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末比1,768億円減の18,145億円となりました。これは主に、前期末比で円高になったことにより為替換算後の有形固定資産が減少したことに加え、上場株式の株価下落に伴い、その他の金融資産が減少したことによるものであります。
○負債
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比471億円減の7,804億円となりました。これは主に、前期末比で円高になったことによる影響も含め有利子負債が減少したことによるものであります。
○資本
当第2四半期連結会計期間末の資本は、前連結会計年度末比1,297億円減の10,341億円となりました。これは主に、前期末比で円高になったことに加え、上場株式の評価が下落したことに伴い、その他の資本の構成要素が減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より209億円(20.0%)増加し、1,258億円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、997億円の収入(前年同期は917億円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、537億円の支出(前年同期は524億円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、210億円の支出(前年同期は158億円の支出)となりました。これは、有利子負債の返済及び償還、配当金の支払等があったことによるものであります。
(4) 対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。また、当第2四半期連結累計期間において新たな課題も発生しておりません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は19,204百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
第2四半期報告書_20160801182717
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| --- | --- |
| 普通株式 | 2,000,000,000 |
| 計 | 2,000,000,000 |
| 種類 | 第2四半期会計期間末現在発行数(株) (2016年6月30日) |
提出日現在発行数(株) (2016年8月3日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 普通株式 | 1,186,705,905 | 1,186,705,905 | 東京証券取引所 (市場第一部) |
完全議決権株式であり、 権利内容に何ら限定のない 当社における標準となる 株式であります。また、 単元株式数は1,000株で あります。 |
| 計 | 1,186,705,905 | 1,186,705,905 | - | - |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高 (百万円) |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2016年4月1日~2016年6月30日 | - | 1,186,705 | - | 90,873 | - | 91,164 |
| 2016年6月30日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (千株) |
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 60,775 | 5.12 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 〃 中央区晴海一丁目8番11号 | 59,618 | 5.02 |
| 明治安田生命保険相互会社(常任代理人資産管理サービス信託銀行株式会社) | 〃 千代田区丸の内二丁目1番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
48,078 | 4.05 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 31,886 | 2.69 |
| バークレイズ証券株式会社 | 〃 港区六本木六丁目10番1号 | 30,000 | 2.53 |
| 東京海上日動火災保険株式会社 | 〃 千代田区丸の内一丁目2番1号 | 27,247 | 2.30 |
| 公益財団法人旭硝子財団(注2) | 〃 千代田区四番町5番3号 | 23,911 | 2.01 |
| 三菱地所株式会社 | 〃 千代田区大手町一丁目6番1号 | 22,703 | 1.91 |
| 旭硝子取引先持株会 | 〃 千代田区丸の内一丁目5番1号 | 20,301 | 1.71 |
| 日本生命保険相互会社 | 〃 千代田区丸の内一丁目6番6号 | 20,146 | 1.70 |
| 計 | - | 344,667 | 29.04 |
注 1 上記のほか、当社が保有している自己株式が30,383,546株あります。
2 公益財団法人旭硝子財団は、1934年に当社の創立25周年を記念して設立された公益法人で、次の時代を拓く科学・技術に関する調査・研究、国際会議に対し必要な助成等を行うとともに、地球環境問題における顕著な業績に対する顕彰を行っております。
3 株式会社三菱東京UFJ銀行及び共同保有者3名から、2016年5月11日付で、株券等の大量保有に関する変更報告書が提出されておりますが、当社として2016年6月30日現在の実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は、株主名簿上の所有株式数に基づき記載しております。なお、当該報告書による2016年4月28日現在の株式所有状況は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 保有株券等の数(千株) | 株券等保有割合(%) |
| --- | --- | --- |
| 株式会社三菱東京UFJ銀行 | 28,186 | 2.38 |
| 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 67,517 | 5.69 |
| 三菱UFJ国際投信株式会社 | 5,490 | 0.46 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | 6,060 | 0.51 |
| 計 | 107,253 | 9.04 |
| 2016年6月30日現在 |
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| --- | --- | --- | --- |
| 無議決権株式 | - | - | - |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 30,383,000 |
- | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。また、単元株式数は1,000株であります。 |
| (相互保有株式) 普通株式 244,000 |
- | 同上 | |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 1,150,980,000 |
1,150,980 | 同上 |
| 単元未満株式 | 普通株式 5,098,905 | - | 同上 |
| 発行済株式総数 | 1,186,705,905 | - | - |
| 総株主の議決権 | - | 1,150,980 | - |
注 「単元未満株式」欄には、当社所有の自己株式及び相互保有株式が次のとおり含まれております。
| 自己保有株式 | 546株 | ||
| 相互保有株式 | 共栄商事株式会社 | 703株 |
| 2016年6月30日現在 |
| 所有者の氏名又は 名称 |
所有者の住所 | 自己名義所有 株式数(株) |
他人名義所有 株式数(株) |
所有株式数の 合計(株) |
発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%) |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| (自己保有株式) 旭硝子株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 | 30,383,000 | - | 30,383,000 | 2.56 |
| (相互保有株式) 共栄商事株式会社 |
東京都千代田区有楽町一丁目7番1号 | 244,000 | - | 244,000 | 0.02 |
| 計 | - | 30,627,000 | - | 30,627,000 | 2.58 |
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間において役員の異動はありません。
第2四半期報告書_20160801182717
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号、以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2016年4月1日から2016年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2016年1月1日から2016年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前連結会計年度末 (2015年12月31日) |
当第2四半期連結会計期間末 (2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 資産 | |||
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 10 | 104,831 | 125,770 |
| 営業債権 | 10 | 241,294 | 215,758 |
| 棚卸資産 | 235,374 | 220,785 | |
| その他の債権 | 10 | 36,733 | 29,376 |
| 未収法人所得税 | 6,448 | 5,137 | |
| その他の流動資産 | 10 | 12,863 | 14,685 |
| 流動資産合計 | 637,546 | 611,514 | |
| 非流動資産 | |||
| 有形固定資産 | 982,296 | 893,105 | |
| のれん | 34,231 | 31,781 | |
| 無形資産 | 27,456 | 24,257 | |
| 持分法で会計処理されている投資 | 38,850 | 36,901 | |
| その他の金融資産 | 10 | 232,877 | 180,008 |
| 繰延税金資産 | 30,108 | 28,891 | |
| その他の非流動資産 | 7,896 | 8,007 | |
| 非流動資産合計 | 1,353,716 | 1,202,954 | |
| 資産合計 | 1,991,262 | 1,814,468 | |
| 負債及び資本 | |||
| 負債 | |||
| 流動負債 | |||
| 営業債務 | 10 | 126,956 | 114,187 |
| 短期有利子負債 | 10 | 34,989 | 35,964 |
| 1年内返済予定の長期有利子負債 | 9,10 | 61,709 | 57,293 |
| その他の債務 | 10 | 98,678 | 112,354 |
| 未払法人所得税 | 4,737 | 5,852 | |
| 引当金 | 1,887 | 1,802 | |
| その他の流動負債 | 10 | 17,198 | 16,068 |
| 流動負債合計 | 346,157 | 343,522 | |
| 非流動負債 | |||
| 長期有利子負債 | 9,10 | 372,034 | 340,835 |
| 繰延税金負債 | 32,666 | 5,647 | |
| 退職給付に係る負債 | 58,057 | 74,429 | |
| 引当金 | 12,821 | 11,099 | |
| その他の非流動負債 | 10 | 5,758 | 4,841 |
| 非流動負債合計 | 481,338 | 436,854 | |
| 負債合計 | 827,495 | 780,377 | |
| 資本 | |||
| 資本金 | 90,873 | 90,873 | |
| 資本剰余金 | 100,802 | 100,705 | |
| 利益剰余金 | 663,874 | 680,607 | |
| 自己株式 | △29,576 | △29,300 | |
| その他の資本の構成要素 | 268,198 | 127,157 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 1,094,172 | 970,042 | |
| 非支配持分 | 69,594 | 64,048 | |
| 資本合計 | 1,163,767 | 1,034,090 | |
| 負債及び資本合計 | 1,991,262 | 1,814,468 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 売上高 | 658,583 | 624,949 | |
| 売上原価 | △493,395 | △461,363 | |
| 売上総利益 | 165,188 | 163,585 | |
| 販売費及び一般管理費 | △132,410 | △124,223 | |
| 持分法による投資利益 | 1,447 | 522 | |
| 営業利益 | 34,226 | 39,884 | |
| その他収益 | 6 | 37,144 | 2,183 |
| その他費用 | 6 | △16,035 | △4,548 |
| 事業利益 | 55,335 | 37,519 | |
| 金融収益 | 3,315 | 3,097 | |
| 金融費用 | △3,321 | △3,834 | |
| 金融収益・費用合計 | △5 | △737 | |
| 税引前四半期利益 | 55,330 | 36,782 | |
| 法人所得税費用 | △19,918 | △7,653 | |
| 四半期純利益 | 35,412 | 29,128 | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益 | 33,981 | 27,030 | |
| 非支配持分に帰属する四半期純利益 | 1,430 | 2,098 | |
| 1株当たり四半期純利益 | |||
| 基本的1株当たり四半期純利益(円) | 8 | 29.40 | 23.38 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益(円) | 8 | 29.28 | 23.29 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前第2四半期連結会計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 売上高 | 332,987 | 316,951 | |
| 売上原価 | △249,662 | △232,690 | |
| 売上総利益 | 83,324 | 84,261 | |
| 販売費及び一般管理費 | △65,977 | △61,239 | |
| 持分法による投資利益 | 944 | 153 | |
| 営業利益 | 18,290 | 23,175 | |
| その他収益 | 36,690 | 1,959 | |
| その他費用 | △11,335 | △2,132 | |
| 事業利益 | 43,645 | 23,003 | |
| 金融収益 | 2,759 | 2,441 | |
| 金融費用 | △1,614 | △1,558 | |
| 金融収益・費用合計 | 1,145 | 882 | |
| 税引前四半期利益 | 44,790 | 23,886 | |
| 法人所得税費用 | △14,518 | △4,527 | |
| 四半期純利益 | 30,272 | 19,358 | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益 | 29,358 | 18,190 | |
| 非支配持分に帰属する四半期純利益 | 913 | 1,167 | |
| 1株当たり四半期純利益 | |||
| 基本的1株当たり四半期純利益(円) | 8 | 25.40 | 15.73 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益(円) | 8 | 25.30 | 15.67 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 四半期純利益 | 35,412 | 29,128 | |
| その他の包括利益 | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| 確定給付負債(資産)の純額の再測定 | 9,855 | △12,905 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動 | 21,374 | △33,268 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 20 | 32 | |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | 31,250 | △46,141 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | 381 | 1,439 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | 6,767 | △102,944 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 24 | 20 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | 7,173 | △101,483 | |
| その他の包括利益(税引後)合計 | 38,424 | △147,625 | |
| 四半期包括利益合計 | 73,836 | △118,496 | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期包括利益 | 72,773 | △113,782 | |
| 非支配持分に帰属する四半期包括利益 | 1,062 | △4,713 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前第2四半期連結会計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 四半期純利益 | 30,272 | 19,358 | |
| その他の包括利益 | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| 確定給付負債(資産)の純額の再測定 | 3,003 | △3,936 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動 | 6,430 | △11,205 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 88 | 23 | |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | 9,522 | △15,118 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | 62 | 1,737 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | 17,428 | △67,553 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | △3 | 4 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | 17,487 | △65,810 | |
| その他の包括利益(税引後)合計 | 27,009 | △80,929 | |
| 四半期包括利益合計 | 57,281 | △61,571 | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期包括利益 | 55,657 | △58,593 | |
| 非支配持分に帰属する四半期包括利益 | 1,624 | △2,977 |
前第2四半期連結累計期間(自 2015年1月1日 至 2015年6月30日)
(単位:百万円)
| 親会社の所有者に帰属する持分 | |||||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | その他の資本の構成要素 | |||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 注記番号 | 確定給付負債(資産)の純額の再測定 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 期首残高 | 90,873 | 100,670 | 641,866 | △29,784 | △40,859 | 86,402 | |
| 当期変動額 | |||||||
| 四半期包括利益 | |||||||
| 四半期純利益 | - | - | 33,981 | - | - | - | |
| その他の包括利益 | - | - | - | - | 9,676 | 21,358 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 33,981 | - | 9,676 | 21,358 | |
| 所有者との取引額等 | |||||||
| 配当 | 7 | - | - | △10,402 | - | - | - |
| 自己株式の取得 | - | - | - | △28 | - | - | |
| 自己株式の処分 | - | △0 | △65 | 180 | - | - | |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 1 | - | - | △1 | |
| 株式報酬取引 | - | △96 | - | - | - | - | |
| その他企業結合等 | - | - | - | - | - | - | |
| 所有者との取引額等合計 | - | △97 | △10,466 | 151 | - | △1 | |
| 期末残高 | 90,873 | 100,573 | 665,381 | △29,633 | △31,183 | 107,759 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| その他の資本の構成要素 | 合計 | ||||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 注記番号 | キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 期首残高 | △734 | 264,693 | 309,501 | 1,113,126 | 67,364 | 1,180,490 | |
| 当期変動額 | |||||||
| 四半期包括利益 | |||||||
| 四半期純利益 | - | - | - | 33,981 | 1,430 | 35,412 | |
| その他の包括利益 | 405 | 7,351 | 38,792 | 38,792 | △367 | 38,424 | |
| 四半期包括利益合計 | 405 | 7,351 | 38,792 | 72,773 | 1,062 | 73,836 | |
| 所有者との取引額等 | |||||||
| 配当 | 7 | - | - | - | △10,402 | △652 | △11,055 |
| 自己株式の取得 | - | - | - | △28 | - | △28 | |
| 自己株式の処分 | - | - | - | 114 | - | 114 | |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | △1 | - | - | - | |
| 株式報酬取引 | - | - | - | △96 | - | △96 | |
| その他企業結合等 | - | - | - | - | 1,184 | 1,184 | |
| 所有者との取引額等合計 | - | - | △1 | △10,413 | 532 | △9,881 | |
| 期末残高 | △328 | 272,044 | 348,292 | 1,175,486 | 68,959 | 1,244,445 |
当第2四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円)
| 親会社の所有者に帰属する持分 | |||||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | その他の資本の構成要素 | |||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 注記番号 | 確定給付負債(資産)の純額の再測定 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 期首残高 | 90,873 | 100,802 | 663,874 | △29,576 | △35,003 | 91,408 | |
| 当期変動額 | |||||||
| 四半期包括利益 | |||||||
| 四半期純利益 | - | - | 27,030 | - | - | - | |
| その他の包括利益 | - | - | - | - | △12,935 | △33,251 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 27,030 | - | △12,935 | △33,251 | |
| 所有者との取引額等 | |||||||
| 配当 | 7 | - | - | △10,404 | - | - | - |
| 自己株式の取得 | - | - | - | △6 | - | - | |
| 自己株式の処分 | - | - | △120 | 282 | - | - | |
| 支配継続子会社に対する持分変動 | - | 16 | - | - | - | - | |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 226 | - | - | △226 | |
| 株式報酬取引 | - | △113 | - | - | - | - | |
| その他企業結合等 | - | - | - | - | - | - | |
| 所有者との取引額等合計 | - | △96 | △10,298 | 275 | - | △226 | |
| 期末残高 | 90,873 | 100,705 | 680,607 | △29,300 | △47,938 | 57,929 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| その他の資本の構成要素 | 合計 | ||||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 注記番号 | キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 期首残高 | △2,563 | 214,357 | 268,198 | 1,094,172 | 69,594 | 1,163,767 | |
| 当期変動額 | |||||||
| 四半期包括利益 | |||||||
| 四半期純利益 | - | - | - | 27,030 | 2,098 | 29,128 | |
| その他の包括利益 | 1,460 | △96,087 | △140,813 | △140,813 | △6,811 | △147,625 | |
| 四半期包括利益合計 | 1,460 | △96,087 | △140,813 | △113,782 | △4,713 | △118,496 | |
| 所有者との取引額等 | |||||||
| 配当 | 7 | - | - | - | △10,404 | △412 | △10,816 |
| 自己株式の取得 | - | - | - | △6 | - | △6 | |
| 自己株式の処分 | - | - | - | 161 | - | 161 | |
| 支配継続子会社に対する持分変動 | - | - | - | 16 | △419 | △402 | |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | △226 | - | - | - | |
| 株式報酬取引 | - | - | - | △113 | - | △113 | |
| その他企業結合等 | - | - | - | - | △1 | △1 | |
| 所有者との取引額等合計 | - | - | △226 | △10,346 | △832 | △11,179 | |
| 期末残高 | △1,103 | 118,269 | 127,157 | 970,042 | 64,048 | 1,034,090 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 税引前四半期利益 | 55,330 | 36,782 | |
| 減価償却費及び償却費 | 69,227 | 61,837 | |
| 受取利息及び受取配当金 | △3,187 | △3,065 | |
| 支払利息 | 3,279 | 3,068 | |
| 持分法による投資損益 | △1,447 | △522 | |
| 固定資産除売却損益 | 1,311 | 236 | |
| 営業債権の増減額 | 21,458 | 7,394 | |
| 棚卸資産の増減額 | △13,412 | △4,072 | |
| 営業債務の増減額 | △5,074 | △214 | |
| その他 | △25,618 | 9,670 | |
| 小計 | 101,866 | 111,114 | |
| 利息及び配当金の受取額 | 3,494 | 2,948 | |
| 利息の支払額 | △2,961 | △3,862 | |
| 法人所得税の支払額 | △10,736 | △10,471 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 91,662 | 99,728 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 有形固定資産及び無形資産の取得による支出 | △57,510 | △56,612 | |
| 有形固定資産の売却による収入 | 5,397 | 2,707 | |
| その他の金融資産の取得による支出 | △793 | △2,851 | |
| その他の金融資産の売却及び償還による収入 | 883 | 3,209 | |
| その他 | △345 | △168 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △52,368 | △53,715 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 短期有利子負債の増減 | △20,006 | 7,566 | |
| 長期有利子負債の借入及び発行による収入 | 17,093 | 10,370 | |
| 長期有利子負債の返済及び償還による支出 | △2,465 | △27,233 | |
| 非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 | - | △402 | |
| 自己株式の取得による支出 | △28 | △6 | |
| 配当金の支払額 | 7 | △10,402 | △10,404 |
| その他 | △5 | △867 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △15,815 | △20,977 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 1,243 | △4,097 | |
| 現金及び現金同等物の増減額 | 24,722 | 20,938 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 69,655 | 104,831 | |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 94,377 | 125,770 |
1 報告企業
旭硝子株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する企業であります。当社グループの要約四半期連結財務諸表は2016年6月30日を期末日とし、当社及び子会社、並びに関連会社の持分等により構成されております。
当社グループは、主にガラス、電子、化学品などの事業を行っております。詳細については、「注記5 事業セグメント」に記載しております。
2 作成の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「特定会社」の要件を全て満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
要約四半期連結財務諸表の表示通貨は日本円であり、百万円単位で切り捨てにより表示しております。
要約四半期連結財務諸表は、2016年8月3日に、当社代表取締役島村琢哉及び当社最高財務責任者である取締役宮地伸二によって承認されております。
3 重要な会計方針
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
要約四半期連結純損益計算書における「営業利益」は、当社グループの業績を継続的に比較・評価することに資する指標であります。「その他収益」及び「その他費用」の主な内訳には、為替差損益、固定資産売却益、固定資産除却損、減損損失、事業構造改善費用などがあります。「事業利益」には、金融収益・費用及び法人所得税費用を除いたすべての収益・費用が含まれております。
なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
4 重要な会計上の見積り、判断及び仮定
当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定しております。そのため、会計上の見積りと実績は異なることがあります。
当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、原則として前連結会計年度と同様であります。
見積り及びその仮定は継続して見直しております。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した会計期間及びそれ以降の会計期間において認識しております。
5 事業セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品・サービス別に「ガラス」、「電子」及び「化学品」の3カンパニーを置き、各カンパニーは、取扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、グローバルに事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、「ガラス」、「電子」及び「化学品」の3つを報告セグメントとしております。
なお、各報告セグメントに属する主要な製品の種類は、以下のとおりであります。
| 報告セグメント | 主要製品 |
| --- | --- |
| ガラス | フロート板ガラス、型板ガラス、網入り磨板ガラス、Low-E(低放射)ガラス、装飾ガラス、 建築用加工ガラス(断熱・遮熱複層ガラス、防災・防犯ガラス、防・耐火ガラス等)、 自動車用ガラス等 |
| 電子 | 液晶用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、ディスプレイ用周辺部材、 ソーラー用ガラス、産業用加工ガラス、半導体プロセス用部材、 オプトエレクトロニクス用部材、照明用製品、理化学用製品等 |
| 化学品 | 塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、撥水撥油剤、ガス、溶剤、 医農薬中間体・原体、ヨウ素製品等 |
前第2四半期連結累計期間(自 2015年1月1日 至 2015年6月30日)
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | セラミックス・その他 | 合計 | 調整額 | 要約四半期連結純損益計算書計上額 | |||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| ガラス | 電子 | 化学品 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 外部顧客への売上高 | 341,282 | 146,170 | 155,886 | 15,243 | 658,583 | - | 658,583 |
| セグメント間の売上高 | 477 | 564 | 1,515 | 17,235 | 19,792 | △19,792 | - |
| 計 | 341,760 | 146,734 | 157,401 | 32,479 | 678,376 | △19,792 | 658,583 |
| セグメント利益又は損失 (営業利益) |
5,283 | 17,615 | 12,735 | △1,437 | 34,196 | 29 | 34,226 |
| 四半期純利益 | - | - | - | - | - | - | 35,412 |
セグメント間の取引の価格は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
「セラミックス・その他」では、セラミックス製品、物流・金融サービス等を扱っております。
当第2四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年6月30日)
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | セラミックス・その他 | 合計 | 調整額 | 要約四半期連結純損益計算書計上額 | |||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| ガラス | 電子 | 化学品 | |||||
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 外部顧客への売上高 | 342,597 | 121,004 | 146,738 | 14,608 | 624,949 | - | 624,949 |
| セグメント間の売上高 | 474 | 604 | 470 | 20,305 | 21,855 | △21,855 | - |
| 計 | 343,072 | 121,608 | 147,209 | 34,914 | 646,804 | △21,855 | 624,949 |
| セグメント利益又は損失 (営業利益) |
15,811 | 9,644 | 15,210 | △651 | 40,015 | △131 | 39,884 |
| 四半期純利益 | - | - | - | - | - | - | 29,128 |
セグメント間の取引の価格は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
「セラミックス・その他」では、セラミックス製品、物流・金融サービス等を扱っております。
6 その他収益及びその他費用
(1)その他収益
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 為替差益 | - | 523 |
| 固定資産売却益 | 128 | 798 |
| 退職後給付制度改定益 | 36,071 | - |
| その他 | 945 | 861 |
| その他収益合計 | 37,144 | 2,183 |
当社は、2015年4月21日付で確定給付企業年金制度を改定したことに伴い、前第2四半期連結会計期間に退職後給付制度改定益を計上しております。
(2)その他費用
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 為替差損 | △3,159 | - |
| 固定資産除却損 | △1,440 | △1,035 |
| 事業構造改善費用 | △10,065 | △472 |
| その他 | △1,370 | △3,040 |
| その他費用合計 | △16,035 | △4,548 |
7 配当
各年度における配当金の支払額は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間(自 2015年1月1日 至 2015年6月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2015年3月27日 定時株主総会 |
普通株式 | 10,402 | 9.00 | 2014年12月31日 | 2015年3月30日 |
当第2四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年6月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2016年3月30日 定時株主総会 |
普通株式 | 10,404 | 9.00 | 2015年12月31日 | 2016年3月31日 |
また、配当の効力発生日が、翌四半期となるものは、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間(自 2015年1月1日 至 2015年6月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2015年7月31日 取締役会 |
普通株式 | 10,403 | 9.00 | 2015年6月30日 | 2015年9月8日 |
当第2四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年6月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2016年8月1日 取締役会 |
普通株式 | 10,406 | 9.00 | 2016年6月30日 | 2016年9月8日 |
8 1株当たり四半期純利益
(1)基本的1株当たり四半期純利益
基本的1株当たり四半期純利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円) | 33,981 | 27,030 |
| 普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,155,882 | 1,156,184 |
| 基本的1株当たり四半期純利益(円) | 29.40 | 23.38 |
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円) | 29,358 | 18,190 |
| 普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,155,904 | 1,156,262 |
| 基本的1株当たり四半期純利益(円) | 25.40 | 15.73 |
(2)希薄化後1株当たり四半期純利益
希薄化後1株当たり四半期純利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2015年1月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2016年1月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円) | 33,981 | 27,030 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益への調整額(百万円) | - | - |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益(百万円) | 33,981 | 27,030 |
| 普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,155,882 | 1,156,184 |
| 希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響 | ||
| 新株予約権方式によるストック・オプション (千株) |
4,520 | 4,652 |
| 希薄化後の普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,160,403 | 1,160,836 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益(円) | 29.28 | 23.29 |
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年6月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円) | 29,358 | 18,190 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益への調整額(百万円) | - | - |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益(百万円) | 29,358 | 18,190 |
| 普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,155,904 | 1,156,262 |
| 希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響 | ||
| 新株予約権方式によるストック・オプション (千株) |
4,527 | 4,559 |
| 希薄化後の普通株式の加重平均株式数(千株) | 1,160,432 | 1,160,822 |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益(円) | 25.30 | 15.67 |
9 社債
前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における社債の発行及び償還はありません。
10 金融商品
(1)金融商品の公正価値
前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における、金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度末 (2015年12月31日) |
当第2四半期連結会計期間末 (2016年6月30日) |
|||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 公正価値で測定する金融資産 | ||||
| その他の流動資産及びその他の金融資産 | ||||
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | 2,439 | 2,439 | 691 | 691 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | 3 | 3 | 284 | 284 |
| その他の金融資産 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 219,814 | 219,814 | 169,400 | 169,400 |
| 償却原価で測定される金融資産 | ||||
| 現金及び現金同等物 | 104,831 | 104,831 | 125,770 | 125,770 |
| 営業債権 | 241,294 | 241,294 | 215,758 | 215,758 |
| その他の債権 | 24,734 | 24,734 | 20,311 | 20,311 |
| その他の金融資産 | 12,757 | 12,757 | 10,411 | 10,411 |
| 公正価値で測定する金融負債 | ||||
| その他の流動負債及びその他の非流動負債 | ||||
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | 5,818 | 5,818 | 7,241 | 7,241 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | 3,899 | 3,899 | 1,873 | 1,873 |
| 償却原価で測定される金融負債 | ||||
| 営業債務 | 126,956 | 126,956 | 114,187 | 114,187 |
| 有利子負債(短期及び長期) | ||||
| 借入金 | 392,748 | 399,567 | 359,740 | 369,539 |
| コマーシャル・ペーパー | 1,929 | 1,929 | 802 | 802 |
| 社債 | 69,889 | 72,745 | 69,904 | 72,825 |
| リース債務 | 4,166 | 4,166 | 3,646 | 3,646 |
| その他の債務 | 80,879 | 80,879 | 96,051 | 96,051 |
| その他の非流動負債 | 33 | 33 | 25 | 25 |
(2)公正価値ヒエラルキー
以下の表は、公正価値で測定する金融商品を評価方法ごとに分析したものであります。公正価値の測定に利用するインプットをもとにそれぞれのレベルを以下のように分類しております。
インプットには、株価、為替レート並びに金利及び商品価格等に係る指数が含まれております。
・レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
・レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
・レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2015年12月31日) | ||||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| デリバティブ金融資産 | - | 2,443 | - | 2,443 |
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | - | 2,439 | - | 2,439 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | - | 3 | - | 3 |
| 資本性金融商品 | 212,852 | - | 6,962 | 219,814 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 212,852 | - | 6,962 | 219,814 |
| デリバティブ金融負債 | - | 9,717 | - | 9,717 |
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | - | 5,818 | - | 5,818 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | - | 3,899 | - | 3,899 |
(単位:百万円)
| 当第2四半期連結会計期間末(2016年6月30日) | ||||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| デリバティブ金融資産 | - | 975 | - | 975 |
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | - | 691 | - | 691 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | - | 284 | - | 284 |
| 資本性金融商品 | 159,941 | - | 9,458 | 169,400 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 159,941 | - | 9,458 | 169,400 |
| デリバティブ金融負債 | - | 9,115 | - | 9,115 |
| ヘッジの要件を満たさないデリバティブ | - | 7,241 | - | 7,241 |
| ヘッジの要件を満たすデリバティブ | - | 1,873 | - | 1,873 |
レベル間の重要な振り替えが行われた金融商品の有無は毎期末日に判断しております。当第2四半期連結会計期間末において、レベル間の重要な振り替えが行われた金融商品はありません。
レベル3に区分される「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」については、当第2四半期連結累計期間において、重要な変動は生じておりません。
デリバティブ金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の流動資産」及び「その他の金融資産」に含まれております。
資本性金融商品は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の金融資産」に含まれております。
デリバティブ金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含まれております。
11 重要な後発事象
該当事項はありません。
2016年8月1日開催の取締役会において、中間配当の実施に関し決議しました。詳細については、「第4経理の状況、1.要約四半期連結財務諸表、要約四半期連結財務諸表注記、(7 配当)」に記載しております。
第2四半期報告書_20160801182717
該当事項はありません。
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