Interim / Quarterly Report • Nov 13, 2025
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| 【表紙】 | |
| 【提出書類】 | 半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2025年11月13日 |
| 【中間会計期間】 | 第160期中 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
| 【会社名】 | スズキ株式会社 |
| 【英訳名】 | SUZUKI MOTOR CORPORATION |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 鈴 木 俊 宏 |
| 【本店の所在の場所】 | 静岡県浜松市中央区高塚町300番地 |
| 【電話番号】 | 053-440-2032 |
| 【事務連絡者氏名】 | 常務役員 財務本部長 河 村 了 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区東新橋二丁目2番8号 当社東京支店 |
| 【電話番号】 | 03-5425-2158 |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役専務役員 東京支店長 岡 島 有 孝 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E02167 72690 スズキ株式会社 SUZUKI MOTOR CORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true cte 2025-04-01 2025-09-30 HY 2026-03-31 2024-04-01 2024-09-30 2025-03-31 1 false false false E02167-000 2025-11-13 E02167-000 2025-11-13 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpcrp040300-ssr_E02167-000:AutomobileBusinessReportableSegmentMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpcrp040300-ssr_E02167-000:MarineBusinessReportableSegmentMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpcrp040300-ssr_E02167-000:MotorcycleBusinessReportableSegmentMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpcrp040300-ssr_E02167-000:OtherBusinessReportableSegmentMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E02167-000 2025-04-01 2025-09-30 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E02167-000 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| | | | | |
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| 回次 | | 第159期
中間連結会計期間 | 第160期
中間連結会計期間 | 第159期 |
| 会計期間 | | 自 2024年4月1日
至 2024年9月30日 | 自 2025年4月1日
至 2025年9月30日 | 自 2024年4月1日
至 2025年3月31日 |
| 売上収益 | (百万円) | 2,855,000 | 2,864,227 | 5,825,161 |
| 税引前中間(当期)利益 | (百万円) | 376,459 | 332,195 | 730,220 |
| 親会社の所有者に帰属する
中間(当期)利益 | (百万円) | 217,451 | 192,788 | 416,050 |
| 親会社の所有者に帰属する
中間(当期)包括利益 | (百万円) | 92,758 | 189,993 | 330,639 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 2,777,410 | 3,120,189 | 2,970,660 |
| 資産合計 | (百万円) | 5,715,495 | 6,190,459 | 5,993,657 |
| 基本的1株当たり親会社の
所有者に帰属する中間(当期)利益 | (円) | 112.72 | 99.93 | 215.66 |
| 希薄化後1株当たり親会社の
所有者に帰属する中間(当期)利益 | (円) | 112.71 | 99.92 | 215.65 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 48.6 | 50.4 | 49.6 |
| 営業活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | 335,387 | 265,327 | 669,784 |
| 投資活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | △132,789 | △123,957 | △475,605 |
| 財務活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | △100,776 | △68,221 | △185,978 |
| 現金及び現金同等物の
中間期末(期末)残高 | (百万円) | 930,376 | 930,037 | 842,710 |
(注)1 上記指標は、国際会計基準(以下、「IFRS」という。)により作成した要約中間連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいています。
2 当社は要約中間連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していません。 ### 2 【事業の内容】
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
当中間連結会計期間の経営成績につきましては、売上収益は、2兆8,642億円となり前年同期並みとなりました。営業利益は、日本四輪事業が堅調に推移した一方、市況の変化や、原材料価格上昇に加え、インド・欧州で四輪販売台数が減少した結果、2,765億円となり前年同期に比べ585億円(17.5%)減少しました。税引前中間利益は3,322億円となり前年同期に比べ443億円(11.8%)減少しました。親会社の所有者に帰属する中間利益は1,928億円となり前年同期に比べ247億円(11.3%)減少しました。
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
① 四輪事業
売上収益は2兆5,881億円と前年同期並みとなりました。営業利益は2,373億円と前年同期に比べ561億円(19.1%)減少しました。
② 二輪事業
売上収益は2,098億円と前年同期に比べ115億円(5.8%)増加しました。営業利益は225億円と前年同期並みになりました。
③ マリン事業
売上収益は600億円と前年同期に比べ33億円(5.9%)増加しました。営業利益は米国関税影響等により148億円と前年同期に比べ22億円(12.9%)減少しました。
④ その他事業
売上収益は63億円と前年同期に比べ8億円(14.4%)増加しました。営業利益は19億円と前年同期並みとなりました。
当中間連結会計期間末の財政状態につきましては、資産は6兆1,905億円(前期末比1,968億円増加)となりました。
負債は、2兆3,542億円(前期末比486億円増加)となりました。借入金につきましては、世界情勢の不安定さを踏まえ、現在の借入水準を当面維持していく考えです。
資本は、3兆8,362億円(前期末比1,482億円増加)となりました。親会社所有者帰属持分比率は50.4%となりました。
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は、9,300億円となり前期末に比べ873億円増加しました。
営業活動による資金の増加は、2,653億円(前年同期は3,354億円の増加)となりました。主な要因は、税引前中間利益3,322億円等です。
投資活動による資金の減少は、1,240億円(前年同期は1,328億円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出1,913億円等です。
財務活動による資金の減少は、682億円(前年同期は1,008億円の減少)となりました。主な要因は、親会社の所有者への配当金の支払額405億円、及び非支配持分への配当金の支払額302億円等です。
(4) 経営方針・経営戦略等
今年2月に発表した中期経営計画の実現に向けて、技術及びDXに関する戦略を発表しました。
<10年先を見据えた技術戦略2025を発表>
技術戦略2025では、従来の環境・エネルギー問題への対応に加え、人々の移動に関わる社会課題にも、スズキの技術で積極的に取り組みます。
生活に密着したインフラモビリティ企業として、従来の行動理念「現場・現物・現実(3現主義)」に加え、「原理・原則(2原)」を取り入れた「3現・2原」を新たに掲げ、地球に寄り添う技術哲学で「エネルギー極少化」、人に寄り添う技術で「本質価値極大化」を実現し、「Right x Light Mobile Tech(ライトライト モビルテック)」として、お客様に寄り添う価値をご提供していきます。
● 10年先を見据えた技術戦略2024からのアップデート
① 軽くて安全な車体・Sライト
現在80kgの軽量化案のめどが立ちました。目標の100kg軽量化に向けて、ここからはさらに部品の一つ一つ、ボルト一本に至るまで全体最適の視点でムダをそぎ落とす努力を重ね、目標を達成できるように開発を進めます。
② 効率良いICE/CNF技術
昨年紹介したスーパーエネチャージは、先行開発を進めており目標性能を達成できるめどがつきました。カーボンニュートラル燃料対応技術は既にインドで投入を始めており、E20対応車は二輪・四輪共に全モデル対応済みです。FFVについては、二輪車は量産開始、四輪車は今年度内に投入できるよう開発を進めています。
③ バッテリーリーンなBEV/HEV
スズキ初のバッテリーEV新型「e ビターラ」を発表しました。EVとしての先進性やSUVの力強さ、ちょうどいい航続距離を兼ね備えたバッテリーリーンなBEVとしています。
④ SDVライト
新型「e ビターラ」にSDVライトの考え方を適用し、BセグメントSUVをお求めになるお客様に『ちょうどいい』機能を搭載しました。今後も、各モデルのお客様にちょうどいい機能を厳選し、価値ある電装品を搭載していきます。
⑤ サーキュラーエコノミー
リサイクルを容易にする材料統合、分解を容易にできる易分解設計、軽量化のSライトプロジェクトと連携して樹脂部品の減量、再生プラスチックの活用、回収スキームの構築を着々と進めており、計画を立てて製品に投入する予定です。
⑥ 将来技術 CN
新しい取組みの6つ目の柱として、将来技術CNを追加しました。このCNはカーボンネガティブです。内燃機関を高効率にしていくことはもちろんですが、どんなに高効率な内燃機関であってもすべてを再生可能エネルギー100%にしない限りはWell to WheelでのCO2排出はゼロになりません。スズキは、CO2を吸い取る技術、カーボンネガティブ技術にチャレンジしています。まだまだ実験室レベルの技術ではありますが、既存のクルマに後付けでCO2キャプチャー装置を付け、それを農業に活かせないかという技術チャレンジです。
<DX戦略を発表>
2025年9月30日、全従業員がAI・データを活用し、チームスズキで持続的な成長とお客様への新たな価値提供を目指していくための、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を発表しました。
① 人財の変革
経営層から全従業員までがデジタル技術を活用できる人財の育成を推進します。役員はデジタル技術の可能性を理解し、経営判断に反映できる知識を習得します。全従業員はデジタルの知識を学び「原理・原則」を理解し、それぞれの「現場・現物・現実」に即して活用することで、実践的なデジタルスキルを身につけ、「個の成長」につなげます。
② 組織・風土の変革
デジタルと人の力を合わせて組織・風土を変革し、デジタル活用力を具備したチームスズキとして持続的成長を実現します。「やらまいか」精神でチャレンジできる組織風土を醸成し、部門や年齢を超えたプロジェクト活動を推進します。データ基盤の構築やERP・PLMのグローバル導入により、部門間・拠点間の連携を強化し、「中小企業型経営」をさらに推し進めていきます。
③ 製品・サービスの変革
営業分野では、デジタルを活用してスズキがお客様と直接つながり、お客様理解をより進め、お客様が本当に求めている製品・サービスを提供し続けます。また、異業種とのコラボレーションによる新しいお客様との出会いの拡大や、モビリティを超えたつながりを築いていきます。
設計・製造分野ではAI・データをフル活用することによって開発効率を向上させ、お客様に価値ある製品をタイムリーにお届けします。また、スズキスマートファクトリーを推進し、安心・安全な製品を世界中のお客様にお届けします。
スズキはDX戦略のもと、AI技術の革新を積極的に取り入れ、従来の枠を超えた発想で、より多くのお客様に最適なモビリティを提供していきます。そして、お客様、社会にとって身近で頼りになる存在「By Your Side」であり続けます。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たな発生はありません。
当中間連結会計期間における研究開発支出は1,349億円、要約中間連結損益計算書に計上されている研究開発費は1,316億円です。
当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 6,000,000,000 |
| 計 | 6,000,000,000 |
| 種類 | 中間会計期間末 現在発行数(株) (2025年9月30日) |
提出日現在発行数(株) (2025年11月13日) |
上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 1,964,586,400 | 1,964,586,400 | 東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数は 100株です。 |
| 計 | 1,964,586,400 | 1,964,586,400 | ― | ― |
(注) 「提出日現在発行数」には、2025年11月1日からこの半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれていません。
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数(株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
| 2025年9月30日 | ― | 1,964,586,400 | ― | 138,370 | ― | 144,720 |
2025年9月30日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の 総数に対する所有株式数 の割合(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) |
東京都港区赤坂1-8-1 | 313,816 | 16.26 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1-8-12 | 138,950 | 7.20 |
| トヨタ自動車株式会社 | 愛知県豊田市トヨタ町1 | 96,000 | 4.98 |
| ジェーピー モルガン チェース バンク 385632 (常任代理人) 株式会社みずほ銀行決済営業部 |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (常任代理人) 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティ A棟 |
82,994 | 4.30 |
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 東京都千代田区丸の内1-4-5 | 64,003 | 3.32 |
| 株式会社りそな銀行 | 大阪府大阪市中央区備後町2-2-1 | 52,000 | 2.69 |
| 株式会社静岡銀行 | 静岡県静岡市葵区呉服町1-10 | 46,402 | 2.40 |
| ステート ストリート バンク ウエスト クライアント トリーティー 505234 (常任代理人) 株式会社みずほ銀行決済営業部 |
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U.S.A. (常任代理人) 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティ A棟 |
33,523 | 1.74 |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人) 株式会社みずほ銀行決済営業部 |
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (常任代理人) 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティ A棟 |
33,459 | 1.73 |
| JPモルガン証券株式会社 | 東京都千代田区丸の内2-7-3 | 30,626 | 1.59 |
| 計 | - | 891,777 | 46.21 |
(注) 1 上記のほか、当社が保有している自己株式34,949千株があります。
2 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)313,816千株の内、311,311千株は投資信託171,570千株、年金信託3,898千株、管理有価証券135,843千株であり、国内機関投資家及び公的年金の保有によるものです。株式会社日本カストディ銀行(信託口)138,950千株の内、138,314千株は投資信託92,559千株、年金信託5,829千株、管理有価証券39,926千株であり、国内機関投資家及び公的年金の保有によるものです。
3 ジェーピー モルガン チェース バンク 385632、ステート ストリート バンク ウエスト クライアント トリーティー 505234及びステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001は、主として欧米の機関投資家の所有する株式の保管業務を行うとともに、当該機関投資家の株式名義人となっています。
4 野村證券株式会社及びその共同保有者は、2022年11月8日付で提出された大量保有報告書(変更報告書)によると、2022年10月31日現在で27,739千株を所有しています。当該報告書におけるそれぞれの会社の所有株式数は以下のとおりですが、当社として2025年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができないので、上記大株主の状況に含めていません。当社は2024年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っていますが、下記の保有株券等の数は当該株式分割前の株式数を記載しています。
| 氏名又は名称 | 保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
| 野村證券株式会社 | 779 | 0.16 |
| 野村アセットマネジメント株式会社 | 24,973 | 5.08 |
| ノムラ インターナショナル ピーエルシー (NOMURA INTERNATIONAL PLC) |
1,986 | 0.40 |
| 計 | 27,739 | 5.63 |
上記保有株券等の数には、新株予約権付社債の保有に伴う保有潜在株式の数が1,187千株含まれています。
5 ブラックロック・ジャパン株式会社及びその共同保有者は、2023年6月6日付で提出された大量保有報告書(変更報告書)によると、2023年5月31日現在で24,781千株を所有しています。当該報告書におけるそれぞれの会社の所有株式数は以下のとおりですが、当社として2025年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができないので、上記大株主の状況に含めていません。当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っていますが、下記の保有株券等の数は当該株式分割前の株式数を記載しています。
| 氏名又は名称 | 保有株券等の数(千株) | 株券等保有割合 (%) |
| ブラックロック・ジャパン株式会社 | 8,783 | 1.79 |
| ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ (BlackRock Fund Advisors) |
6,167 | 1.26 |
| ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、 エヌ.エイ. (BlackRock Institutional Trust Company, N.A.) |
5,104 | 1.04 |
| ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド (BlackRock Asset Management Ireland Limited) |
2,744 | 0.56 |
| ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド (BlackRock Fund Managers Limited) |
886 | 0.18 |
| ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッド (BlackRock Investment Management(UK)Limited) |
576 | 0.12 |
| ブラックロック(ネザーランド) BV (BlackRock (Netherlands) BV) |
518 | 0.11 |
| 計 | 24,781 | 5.05 |
6 株式会社三菱UFJ銀行及びその共同保有者は、2025年4月21日付で提出された大量保有報告書(変更報告書)によると、2025年4月14日現在で120,201千株を所有しています。当該報告書におけるそれぞれの会社の所有株式数は以下のとおりですが、このうち、株式会社三菱UFJ銀行を除く3社については、当社として2025年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができないので、上記大株主の状況に含めていません。
| 氏名又は名称 | 保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 64,003 | 3.26 |
| 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 23,505 | 1.20 |
| 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 | 23,067 | 1.17 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | 9,625 | 0.49 |
| 計 | 120,201 | 6.12 |
7 三井住友信託銀行株式会社及びその共同保有者は、2025年9月19日付で提出された大量保有報告書(変更報告書)によると、2025年9月15日現在で104,405千株を所有しています。当該報告書におけるそれぞれの会社の所有株式数は以下のとおりですが、当社として2025年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができないので、上記大株主の状況に含めていません。
| 氏名又は名称 | 保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
| 三井住友信託銀行株式会社 | 7,643 | 0.39 |
| 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 49,326 | 2.51 |
| アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社 | 47,435 | 2.41 |
| 計 | 104,405 | 5.31 |
2025年9月30日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
| 普通株式 | 34,949,400 |
―
―
(相互保有株式)
| 普通株式 | 588,900 |
―
―
完全議決権株式(その他)
普通株式
19,287,488
―
1,928,748,800
単元未満株式
普通株式
―
1単元(100株)未満の株式
299,300
発行済株式総数
1,964,586,400
―
―
総株主の議決権
―
19,287,488
―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、4,400株(議決権44個)含まれています。
2 「単元未満株式」欄には、当社所有の自己保有株式82株及び浜名部品工業株式会社所有の相互保有株式92株が含まれています。 ##### ② 【自己株式等】
2025年9月30日現在
| 所有者の氏名 又は名称 |
所有者の住所 | 自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式 総数に対する所有株式数 の割合(%) |
| (自己保有株式) スズキ株式会社 |
静岡県浜松市中央区高塚町300番地 | 34,949,400 | ― | 34,949,400 | 1.78 |
| (相互保有株式) 浜名部品工業株式会社 |
静岡県湖西市鷲津 933番地の1 |
588,900 | ― | 588,900 | 0.03 |
| 計 | ― | 35,538,300 | ― | 35,538,300 | 1.82 |
該当事項はありません。
0104000_honbun_0320847253710.htm
1.要約中間連結財務諸表の作成方法について
当社の要約中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しています。
また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第5編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日まで)に係る要約中間連結財務諸表について、PwC Japan有限責任監査法人による期中レビューを受けています。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しています。
第159期連結会計年度 清明監査法人
第160期中間連結会計期間 PwC Japan有限責任監査法人
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み
当社は、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について連結財務諸表等に的確に反映する体制を構築するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーへ参加しています。
4.IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備
当社は、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っています。また、IFRSに準拠したグループ会計マニュアルを作成し、IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っています。
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1 【要約中間連結財務諸表】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2025年9月30日) |
|
| 資産 | |||
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 9 | 842,710 | 930,037 |
| 営業債権及びその他の債権 | 9 | 590,303 | 611,958 |
| 棚卸資産 | 571,468 | 644,461 | |
| 未収法人所得税 | 7,748 | 13,079 | |
| その他の金融資産 | 9 | 331,252 | 234,329 |
| その他の流動資産 | 179,605 | 195,248 | |
| 小計 | 2,523,089 | 2,629,113 | |
| 売却目的で保有する資産 | 5,591 | 8,466 | |
| 流動資産合計 | 2,528,681 | 2,637,580 | |
| 非流動資産 | |||
| 有形固定資産 | 1,673,471 | 1,713,326 | |
| 使用権資産 | 50,009 | 48,039 | |
| 無形資産 | 178,162 | 185,437 | |
| 持分法で会計処理されている投資 | 115,563 | 117,754 | |
| その他の金融資産 | 9 | 1,344,493 | 1,381,633 |
| 繰延税金資産 | 63,742 | 66,144 | |
| その他の非流動資産 | 39,533 | 40,543 | |
| 非流動資産合計 | 3,464,976 | 3,552,879 | |
| 資産合計 | 5,993,657 | 6,190,459 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2025年9月30日) |
|
| 負債及び資本 | |||
| 負債 | |||
| 流動負債 | |||
| 営業債務及びその他の債務 | 9 | 422,142 | 458,808 |
| 社債及び借入金 | 9 | 297,834 | 315,566 |
| 未払法人所得税 | 52,789 | 71,310 | |
| その他の金融負債 | 9 | 99,457 | 82,034 |
| 引当金 | 165,340 | 153,819 | |
| その他の流動負債 | 564,992 | 569,693 | |
| 流動負債合計 | 1,602,557 | 1,651,233 | |
| 非流動負債 | |||
| 社債及び借入金 | 9 | 427,465 | 420,392 |
| その他の金融負債 | 9 | 52,113 | 53,662 |
| 退職給付に係る負債 | 46,259 | 45,983 | |
| 引当金 | 23,332 | 24,029 | |
| 繰延税金負債 | 91,587 | 103,041 | |
| その他の非流動負債 | 62,270 | 55,890 | |
| 非流動負債合計 | 703,029 | 702,999 | |
| 負債合計 | 2,305,586 | 2,354,232 | |
| 資本 | |||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | |||
| 資本金 | 138,370 | 138,370 | |
| 資本剰余金 | 59,013 | 59,072 | |
| 利益剰余金 | 2,619,684 | 2,770,467 | |
| 自己株式 | △39,166 | △39,167 | |
| その他の資本の構成要素 | 192,758 | 191,447 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 2,970,660 | 3,120,189 | |
| 非支配持分 | 717,410 | 716,037 | |
| 資本合計 | 3,688,070 | 3,836,227 | |
| 負債及び資本合計 | 5,993,657 | 6,190,459 |
0104020_honbun_0320847253710.htm
(2) 【要約中間連結損益計算書及び要約中間連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|
| 売上収益 | 5,7 | 2,855,000 | 2,864,227 |
| 売上原価 | △2,057,683 | △2,126,391 | |
| 売上総利益 | 797,317 | 737,836 | |
| 販売費及び一般管理費 | △467,114 | △476,436 | |
| その他の収益 | 8,938 | 18,672 | |
| その他の費用 | △4,191 | △3,592 | |
| 営業利益 | 5 | 334,949 | 276,479 |
| 金融収益 | 60,339 | 59,715 | |
| 金融費用 | △24,667 | △8,683 | |
| 持分法による投資損益 | 5,839 | 4,682 | |
| 税引前中間利益 | 376,459 | 332,195 | |
| 法人所得税費用 | △105,683 | △87,030 | |
| 中間利益 | 270,776 | 245,164 | |
| 中間利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 217,451 | 192,788 | |
| 非支配持分 | 53,324 | 52,375 | |
| 中間利益 | 270,776 | 245,164 | |
| 1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益 | 8 | ||
| 基本的(円) | 112.72 | 99.93 | |
| 希薄化後(円) | 112.71 | 99.92 |
0104035_honbun_0320847253710.htm
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|
| 中間利益 | 270,776 | 245,164 | |
| その他の包括利益 | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| 確定給付制度の再測定 | △638 | △1,715 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で 測定する金融資産 |
△23,865 | 26,026 | |
| 持分法適用会社における その他の包括利益に対する持分 |
0 | △3 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||
| 在外営業活動体の換算差額 | △138,740 | △50,617 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 120 | - | |
| 持分法適用会社における その他の包括利益に対する持分 |
△2,146 | △7 | |
| その他の包括利益合計 | △165,270 | △26,317 | |
| 中間包括利益 | 105,505 | 218,846 | |
| 中間包括利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 92,758 | 189,993 | |
| 非支配持分 | 12,746 | 28,852 | |
| 中間包括利益 | 105,505 | 218,846 |
0104045_honbun_0320847253710.htm
(3) 【要約中間連結持分変動計算書】
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||||
| 注記 | 資本金 | 資本 剰余金 |
利益 剰余金 |
自己株式 | その他の 資本の 構成要素 |
合計 | |||
| 2024年4月1日 | 138,370 | 67,988 | 2,241,744 | △39,300 | 310,971 | 2,719,773 | 664,654 | 3,384,427 | |
| 中間包括利益 | |||||||||
| 中間利益 | 217,451 | 217,451 | 53,324 | 270,776 | |||||
| その他の包括利益 | △124,692 | △124,692 | △40,577 | △165,270 | |||||
| 中間包括利益合計 | - | - | 217,451 | - | △124,692 | 92,758 | 12,746 | 105,505 | |
| 利益剰余金への振替 | △348 | 348 | - | - | |||||
| 所有者との取引等 | |||||||||
| 剰余金の配当 | 6 | △32,319 | △32,319 | △30,360 | △62,680 | ||||
| 自己株式の取得 | △4 | △4 | △4 | ||||||
| 自己株式の処分 | 105 | 141 | 246 | 246 | |||||
| 連結子会社株式の取得に よる持分の増減 |
△3,043 | △3,043 | △3,113 | △6,157 | |||||
| その他 | - | 98 | 98 | ||||||
| 所有者との取引等合計 | - | △2,938 | △32,319 | 136 | - | △35,121 | △33,375 | △68,496 | |
| 2024年9月30日 | 138,370 | 65,049 | 2,426,528 | △39,164 | 186,626 | 2,777,410 | 644,026 | 3,421,436 |
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||||
| 注記 | 資本金 | 資本 剰余金 |
利益 剰余金 |
自己株式 | その他の 資本の 構成要素 |
合計 | |||
| 2025年4月1日 | 138,370 | 59,013 | 2,619,684 | △39,166 | 192,758 | 2,970,660 | 717,410 | 3,688,070 | |
| 中間包括利益 | |||||||||
| 中間利益 | 192,788 | 192,788 | 52,375 | 245,164 | |||||
| その他の包括利益 | △2,794 | △2,794 | △23,523 | △26,317 | |||||
| 中間包括利益合計 | - | - | 192,788 | - | △2,794 | 189,993 | 28,852 | 218,846 | |
| 利益剰余金への振替 | △1,483 | 1,483 | - | - | |||||
| 所有者との取引等 | |||||||||
| 剰余金の配当 | 6 | △40,522 | △40,522 | △30,174 | △70,697 | ||||
| 自己株式の取得 | △1 | △1 | △1 | ||||||
| 自己株式の処分 | - | - | |||||||
| 連結子会社株式の取得に よる持分の増減 |
△6 | △6 | △23 | △29 | |||||
| その他 | 65 | 65 | △27 | 38 | |||||
| 所有者との取引等合計 | - | 59 | △40,522 | △1 | - | △40,464 | △30,225 | △70,689 | |
| 2025年9月30日 | 138,370 | 59,072 | 2,770,467 | △39,167 | 191,447 | 3,120,189 | 716,037 | 3,836,227 |
0104050_honbun_0320847253710.htm
(4) 【要約中間連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 税引前中間利益 | 376,459 | 332,195 | |
| 減価償却費及び償却費 | 121,431 | 131,934 | |
| 減損損失及び減損損失戻入(△は益) | - | △2,769 | |
| 金融収益及び金融費用(△は益) | △47,113 | △56,629 | |
| 持分法による投資損益(△は益) | △5,839 | △4,682 | |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △37,215 | △64,150 | |
| 営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) | 29,424 | △20,912 | |
| 営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) | 7,823 | 41,025 | |
| 引当金及び従業員給付に係る負債の増減額(△は減少) | △4,752 | △12,228 | |
| その他 | △31,720 | △27,327 | |
| 小計 | 408,498 | 316,453 | |
| 配当金の受取額 | 3,821 | 3,116 | |
| 利息の受取額 | 11,924 | 15,360 | |
| 利息の支払額 | △6,872 | △5,283 | |
| 法人所得税の支払額 | △81,984 | △64,319 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 335,387 | 265,327 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 定期預金の純増減額(△は増加) | △36,433 | 23,347 | |
| 有形固定資産の取得による支出 | △173,144 | △191,342 | |
| 有形固定資産の売却による収入 | 3,728 | 2,843 | |
| 無形資産の取得及び内部開発にかかわる支出 | △26,710 | △25,435 | |
| 無形資産の売却による収入 | 23 | 87 | |
| 貸付けによる支出 | △119 | △192 | |
| 貸付金の回収による収入 | 174 | 311 | |
| その他の金融資産の取得による支出 | △512,830 | △835,937 | |
| その他の金融資産の売却または回収による収入 | 612,521 | 902,334 | |
| その他 | - | 25 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △132,789 | △123,957 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | △27,009 | △22,927 | |
| 長期借入れによる収入 | 269,000 | 115,500 | |
| 長期借入金の返済による支出 | △266,809 | △83,653 | |
| リース負債の返済による支出 | △7,381 | △6,432 | |
| 自己株式の取得による支出 | △0 | △0 | |
| 親会社の所有者への配当金の支払額 | 6 | △32,314 | △40,511 |
| 非支配持分への配当金の支払額 | △30,162 | △30,167 | |
| 連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 | △6,097 | △29 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △100,776 | △68,221 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △11,465 | 14,178 | |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 90,355 | 87,326 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 840,020 | 842,710 | |
| 現金及び現金同等物の中間期末残高 | 930,376 | 930,037 |
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【要約中間連結財務諸表注記】
1.報告企業
スズキ株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在する株式会社です。
要約中間連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)並びに当社グループの関連会社及び共同支配企業に対する持分から構成されています。
当社グループは四輪車、二輪車、船外機の製造、販売を主な事業としています(「5.セグメント情報」参照)。 2.作成の基礎
当要約中間連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第312条の規定によりIAS第34号に準拠して作成しています。
要約中間連結財務諸表の公表は、2025年11月13日に当社の代表取締役社長である鈴木俊宏によって承認されています。
要約中間連結財務諸表は、「3.重要性がある会計方針」に記載する会計方針に基づいて作成されています。資産及び負債残高は、別途記載がない限り、取得原価に基づいて測定しています。
要約中間連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円(百万円単位、単位未満切捨て)で表示しています。 3.重要性がある会計方針
当社グループが本要約中間連結財務諸表において適用する会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同様です。
なお、当中間連結会計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しています。 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
IFRSに準拠した要約中間連結財務諸表の作成にあたり、会計方針の適用、資産、負債、収益及び費用の測定及び偶発資産・偶発負債の開示に影響を及ぼす判断、並びに、見積り及び仮定を用いています。これらの見積り及び仮定は過去の実績及び決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいています。
しかし、その性質上、実際の結果はこれらの見積りとは異なる場合があります。
なお、見積り及び仮定は経営者により継続して見直しています。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した期間及びそれ以降の期間において認識しています。
本要約中間連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。 5.セグメント情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会等の意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは経営組織の形態と製品及びサービスの特性に基づいて、「四輪事業」「二輪事業」「マリン事業」「その他事業」の4つを報告セグメントとしています。
各セグメントの主要製品及びサービスは次のとおりです。
| セグメント | 主要製品及びサービス |
| 四輪事業 | 軽自動車、小型自動車、普通自動車 |
| 二輪事業 | 二輪車、バギー |
| マリン事業 | 船外機 |
| その他事業 | 電動車いす、太陽光発電、不動産 |
報告セグメントの会計方針は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一です。
当社グループの報告セグメントごとの情報は次のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||||
| 報告セグメント | 合計 | ||||||
| 四輪事業 | 二輪事業 | マリン事業 | その他事業 | 計 | 調整額 | ||
| 売上収益 | |||||||
| 外部顧客からの 売上収益 |
2,594,512 | 198,307 | 56,633 | 5,547 | 2,855,000 | - | 2,855,000 |
| 合計 | 2,594,512 | 198,307 | 56,633 | 5,547 | 2,855,000 | - | 2,855,000 |
| 営業利益 | 293,398 | 22,682 | 17,028 | 1,839 | 334,949 | - | 334,949 |
| 金融収益 | 60,339 | ||||||
| 金融費用 | △24,667 | ||||||
| 持分法による投資損益 | 5,839 | ||||||
| 税引前中間利益 | 376,459 |
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||||
| 報告セグメント | 合計 | ||||||
| 四輪事業 | 二輪事業 | マリン事業 | その他事業 | 計 | 調整額 | ||
| 売上収益 | |||||||
| 外部顧客からの 売上収益 |
2,588,077 | 209,849 | 59,953 | 6,347 | 2,864,227 | - | 2,864,227 |
| 合計 | 2,588,077 | 209,849 | 59,953 | 6,347 | 2,864,227 | - | 2,864,227 |
| 営業利益 | 237,268 | 22,529 | 14,831 | 1,850 | 276,479 | - | 276,479 |
| 金融収益 | 59,715 | ||||||
| 金融費用 | △8,683 | ||||||
| 持分法による投資損益 | 4,682 | ||||||
| 税引前中間利益 | 332,195 |
6.配当金
配当金の支払額は、次のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2024年6月27日 定時株主総会 |
普通株式 | 32,319 | 67.00 | 2024年3月31日 | 2024年6月28日 | 利益剰余金 |
(注) 当社は2024年4月1日付で普通株式1株を4株に株式分割しています。1株当たり配当額については、当該株式分割前の配当金の額を記載しています。
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2025年6月27日 定時株主総会 |
普通株式 | 40,522 | 21.00 | 2025年3月31日 | 2025年6月30日 | 利益剰余金 |
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2024年11月8日 取締役会 |
普通株式 | 38,592 | 20.00 | 2024年9月30日 | 2024年11月29日 | 利益剰余金 |
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2025年11月6日 取締役会 |
普通株式 | 42,452 | 22.00 | 2025年9月30日 | 2025年11月28日 | 利益剰余金 |
分解した売上収益とセグメントとの関連は、次のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | 合計 | ||||
| 四輪事業 | 二輪事業 | マリン事業 | その他事業 | ||
| 日本 | 683,003 | 9,053 | 1,694 | 5,547 | 699,298 |
| 欧州 | 306,266 | 24,092 | 9,359 | - | 339,717 |
| アジア | 1,277,681 | 106,170 | 6,540 | - | 1,390,393 |
| その他の地域 | 311,420 | 58,933 | 39,035 | - | 409,389 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 2,578,371 | 198,250 | 56,629 | 5,547 | 2,838,798 |
| その他の源泉から認識した収益(注)1 | 16,141 | 57 | 3 | - | 16,202 |
| 外部顧客からの売上収益 | 2,594,512 | 198,307 | 56,633 | 5,547 | 2,855,000 |
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | 合計 | ||||
| 四輪事業 | 二輪事業 | マリン事業 | その他事業 | ||
| 日本 | 741,624 | 8,200 | 1,724 | 6,347 | 757,897 |
| 欧州 | 266,518 | 22,325 | 10,630 | - | 299,474 |
| アジア | 1,243,963 | 110,293 | 5,982 | - | 1,360,239 |
| その他の地域 | 319,628 | 69,008 | 41,613 | - | 430,249 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 2,571,734 | 209,828 | 59,950 | 6,347 | 2,847,861 |
| その他の源泉から認識した収益(注)1 | 16,342 | 21 | 3 | - | 16,366 |
| 外部顧客からの売上収益 | 2,588,077 | 209,849 | 59,953 | 6,347 | 2,864,227 |
(注)1 その他の源泉から認識した収益は、IFRS第16号「リース」に基づくリース収入等です。
2 国又は地域の区分は、物理的近接度によっています。
3 日本以外の区分に属する主な国又は地域
(1)欧 州・・・・・・ハンガリー、イタリア、英国、ドイツ
(2)ア ジ ア・・・・・・インド、パキスタン、インドネシア、フィリピン
(3)その他の地域・・・・・・米国、オーストラリア、メキシコ、コロンビア、南アフリカ、サウジアラビア
4 顧客の所在地を基礎として区分しています。 8.1株当たり中間利益
基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益及びその算定上の基礎は、次のとおりです。
| 前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|
| 親会社の所有者に帰属する中間利益(百万円) | 217,451 | 192,788 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 1,929,187,316 | 1,929,274,795 |
| 基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益(円) | 112.72 | 99.93 |
希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益及びその算定上の基礎は、次のとおりです。
| 前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|
| 希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益の 計算に使用する中間利益(百万円) |
217,451 | 192,788 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 1,929,187,316 | 1,929,274,795 |
| 希薄化性潜在的普通株式の影響(株) | ||
| 新株予約権 | 85,151 | 85,153 |
| 業績連動型譲渡制限付株式報酬制度 | - | 75,900 |
| 希薄化効果の調整後(株) | 1,929,272,467 | 1,929,435,848 |
| 希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する中間利益(円) | 112.71 | 99.92 |
当社グループにおける公正価値ヒエラルキーのレベルの定義は、次のとおりです。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した公正価値
レベル2:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した公正価値
レベル3:観察不能なインプットを使用して算定した公正価値
公正価値の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、公正価値の算定における優先順位が最も低いレベルに公正価値を分類しています。
また、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しています。
資産及び負債の公正価値は、関連市場情報及び適切な評価方法を使用して決定しています。
資産及び負債の公正価値の測定方法及び前提条件は、次のとおりです。
(現金及び現金同等物、定期預金、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
これらの公正価値は、短期間で決済されるため、帳簿価額と近似しています。
ただし、割賦債権については、満期までの期間及び予想信用損失などの信用リスクを加味した利率で、将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことにより算定しています。したがって、観察不能なインプットを使用しているためレベル3に分類しています。
(投資信託、その他の負債性金融商品)
その他の負債性金融商品は、債券及び投資事業組合への出資金などで構成されています。
活発な市場のある投資信託については、市場における公正価値に基づいて測定しているため、レベル1に分類しています。
債券及び投資信託について、金融機関等の価格決定モデルに基づき、その価格に使用された観察可能なインプットを用いて測定しているものはレベル2に分類しています。
それ以外の投資信託及び投資事業組合への出資金は、当該投資先資本の公正価値を見積り、当該公正価値の持分相当額で測定しています。これらは観察不能なインプットを使用しているため、レベル3に分類しています。
(株式)
上場株式については、市場における公表価格に基づいて測定しているため、レベル1に分類しています。
非上場の株式については、類似企業比較法などのマーケットアプローチで測定しているため、レベル3に分類しています。
レベル3に分類された非上場株式の公正価値測定に関する重要な観察不能なインプットは、類似企業の株価純資産倍率(PBR)及び非流動性ディスカウント(30%)です。公正価値はPBRの上昇(低下)により増加(減少)し、非流動性ディスカウントの上昇(低下)により減少(増加)します。
(デリバティブ)
デリバティブは、為替予約、通貨オプション、金利及び通貨スワップなどから構成されています。
これらの公正価値は、取引先金融機関から提示された価格や為替レート、金利などの市場で観察可能なインプットに基づき測定しているためレベル2に分類しています。
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額に近似しています。
長期借入金の公正価値は、条件及び残存期間の類似する債務に対し適用される現在入手可能な利率を使用し、将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことによって測定しているため、レベル2に分類しています。
レベル3に分類された金融商品の経常的な公正価値測定は、当社グループの評価方針及び手続に従って、財務部門により行われており、金融商品の個々の資産性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しています。また、財務部門は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証しています。
検証の結果、金融商品の公正価値の毀損が著しい際は、部門管理者のレビューと承認を行っています。
なお、レベル3に分類された金融商品について、観察不能なインプットを合理的に考えられる代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の内訳は、次のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で 測定する金融資産 |
||||
| 投資信託 | 1,082,821 | 7,212 | 1,851 | 1,091,885 |
| デリバティブ金融資産 | - | 613 | - | 613 |
| その他の負債性金融商品 | - | 48,308 | 58,021 | 106,330 |
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 |
||||
| 株式 | 192,222 | - | 45,499 | 237,721 |
| 合計 | 1,275,043 | 56,134 | 105,372 | 1,436,550 |
| 金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で 測定する金融負債 |
||||
| デリバティブ金融負債 | - | 805 | - | 805 |
| 合計 | - | 805 | - | 805 |
当中間連結会計期間(2025年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で 測定する金融資産 |
||||
| 投資信託 | 1,011,841 | 7,198 | 2,179 | 1,021,220 |
| デリバティブ金融資産 | - | 1,269 | - | 1,269 |
| その他の負債性金融商品 | - | 46,460 | 54,995 | 101,455 |
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 |
||||
| 株式 | 233,414 | - | 42,518 | 275,932 |
| 合計 | 1,245,255 | 54,928 | 99,693 | 1,399,877 |
| 金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で 測定する金融負債 |
||||
| デリバティブ金融負債 | - | 3,186 | - | 3,186 |
| 合計 | - | 3,186 | - | 3,186 |
経常的に公正価値で測定するレベル3の金融商品について、増減は次のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
| 投資信託 | その他の負債性 金融商品 |
株式 | 合計 | |
| 期首残高 | 1,092 | 49,863 | 29,913 | 80,869 |
| 利得又は損失 | ||||
| 純損益(注)1 | △104 | △1,008 | - | △1,113 |
| その他の包括利益(注)2 | - | - | 6,923 | 6,923 |
| 購入 | 400 | 1,573 | 3,495 | 5,469 |
| 売却 | - | - | △291 | △291 |
| 株式への転換 | - | - | - | - |
| その他 | - | - | △223 | △223 |
| 期末残高 | 1,387 | 50,427 | 39,817 | 91,633 |
| 純損益に含まれる報告期間の末日に 保有する資産に係る未実現損益(注)1 |
△104 | △1,008 | - | △1,113 |
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
| 投資信託 | その他の負債性 金融商品 |
株式 | 合計 | |
| 期首残高 | 1,851 | 58,021 | 45,499 | 105,372 |
| 利得又は損失 | ||||
| 純損益(注)1 | 69 | 508 | - | 577 |
| その他の包括利益(注)2 | - | - | △8,066 | △8,066 |
| 購入 | 258 | 1,853 | 40 | 2,152 |
| 売却 | △1 | △20 | - | △21 |
| 株式への転換 | - | △5,547 | 5,547 | - |
| その他 | 1 | 180 | △502 | △320 |
| 期末残高 | 2,179 | 54,995 | 42,518 | 99,693 |
| 純損益に含まれる報告期間の末日に 保有する資産に係る未実現損益(注)1 |
71 | 357 | - | 429 |
(注)1 純損益に含まれる利得又は損失は、要約中間連結損益計算書上の「金融収益」及び「金融費用」に表示しています。
2 その他の包括利益に含まれる利得又は損失は、要約中間連結包括利益計算書上の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に表示しています。
償却原価で測定する金融資産及び金融負債の内訳は、次のとおりです。なお、帳簿価額と公正価値が近似している金融商品については、次の表には含めていません。
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2025年9月30日) |
|||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| 営業債権及びその他の債権 | ||||
| 割賦債権 | 274,434 | 267,037 | 282,715 | 272,045 |
| 社債及び借入金 | ||||
| 長期借入金 (1年以内返済予定含む) |
603,204 | 593,705 | 635,033 | 625,069 |
(注) 上記の償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーは、割賦債権はレベル3、長期借入金はレベル2に分類しています。 10.偶発事象
インドにて、2025年4月1日から、ELV規則(Environment Protection (End-of-Life Vehicles) Rules, 2025)が施行されました。ELV規則によれば、自動車メーカーには使用済み車両の廃棄に関して、拡大生産者責任(Extended Producer Responsibility (EPR))の義務が課され、解体業者からEPR証明書を取得することで履行されることになりますが、現時点で実施の枠組みは確立されておらず、その影響額を合理的に見積もることは困難であると考えています。
2025年6月27日開催の定時株主総会において、期末配当に関し、次のとおり決議しました。
① 期末配当による配当金の総額……………………………… 40,522百万円
② 1株当たりの金額…………………………………………… 21円00銭
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日…………………… 2025年6月30日
(注) 2025年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行います。
また、2025年11月6日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。
① 中間配当による配当金の総額……………………………… 42,452百万円
② 1株当たりの金額…………………………………………… 22円00銭
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日…………………… 2025年11月28日
(注) 2025年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行います。
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該当事項はありません。
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