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Sanken Electric Co.,Ltd.

Interim / Quarterly Report Nov 13, 2025

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【表紙】
【提出書類】 半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2025年11月13日
【中間会計期間】 第109期中(自  2025年4月1日  至  2025年9月30日)
【会社名】 サンケン電気株式会社
【英訳名】 Sanken Electric Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長CEO 髙 橋  広
【本店の所在の場所】 埼玉県新座市北野三丁目6番3号
【電話番号】 (048)472―1111(代表)
【事務連絡者氏名】 コーポレートデザイン本部財務統括部長 神 邑 茂 宏
【最寄りの連絡場所】 埼玉県新座市北野三丁目6番3号
【電話番号】 (048)472―1111(代表)
【事務連絡者氏名】 コーポレートデザイン本部財務統括部長 神 邑 茂 宏
【縦覧に供する場所】 サンケン電気株式会社 大阪支店

(大阪府大阪市北区梅田三丁目3番20号

(明治安田生命大阪梅田ビル))

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E01790 67070 サンケン電気株式会社 Sanken Electric Co., Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2025-04-01 2025-09-30 HY 2026-03-31 2024-04-01 2024-09-30 2025-03-31 1 false false false E01790-000 2025-11-13 E01790-000 2025-11-13 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E01790-000 2025-04-01 2025-09-30 E01790-000 2025-09-30 E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:Row1Member E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E01790-000 2025-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E01790-000 2024-04-01 2024-09-30 E01790-000 2024-09-30 E01790-000 2024-04-01 2025-03-31 E01790-000 2025-03-31 E01790-000 2024-03-31 iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

 0101010_honbun_0230047253710.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第108期

中間連結会計期間 | 第109期

中間連結会計期間 | 第108期 |
| 会計期間 | | 自  2024年4月1日

至  2024年9月30日 | 自  2025年4月1日

至  2025年9月30日 | 自  2024年4月1日

至  2025年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 72,792 | 41,011 | 121,619 |
| 経常損失(△) | (百万円) | △14,243 | △837 | △14,276 |
| 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益

又は親会社株主に帰属する中間純損失(△) | (百万円) | 48,000 | △1,397 | 50,934 |
| 中間包括利益又は包括利益 | (百万円) | 17,297 | △704 | 22,083 |
| 純資産額 | (百万円) | 149,670 | 123,755 | 147,928 |
| 総資産額 | (百万円) | 284,267 | 233,033 | 259,067 |
| 1株当たり中間(当期)純利益

又は1株当たり中間純損失(△) | (円) | 1,987.72 | △65.18 | 2,119.53 |
| 潜在株式調整後1株当たり

中間(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 52.5 | 52.9 | 56.9 |
| 営業活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △1,520 | △882 | △9,706 |
| 投資活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | 107,338 | △14,662 | 98,051 |
| 財務活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △28,494 | △16,382 | △47,891 |
| 現金及び現金同等物の

中間期末(期末)残高 | (百万円) | 97,890 | 28,840 | 60,744 |

(注) 1.当社は中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.百万円単位の金額については、単位未満を切り捨てて表示しております。

3.潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。  ### 2 【事業の内容】

当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社についても異動はありません。 

 0102010_honbun_0230047253710.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 財政状態の状況

当中間連結会計期間末における資産の部は、2,330億33百万円となり、前連結会計年度末より260億33百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が159億18百万円、流動資産その他が139億35百万円減少したことなどによるものであります。

負債の部は、1,092億78百万円となり、前連結会計年度末より18億59百万円減少いたしました。これは主に、1年内償還予定の社債が50億円、長期未払金が70億48百万円減少したことなどによるものであります。

純資産の部は、1,237億55百万円となり、前連結会計年度末より241億73百万円減少いたしました。これは主に、自己株式が234億68百万円増加したことなどによるものであります。

(2) 経営成績の状況

当中間連結会計期間における経営環境は、中国の経済停滞、米国による関税措置の影響もあり、予測の難しい環境が継続しました。当社グループでは、前期より2024年中期経営計画(以下、「24中計」)を進めており、初年度となる2025年3月期を震災からの立て直し期間と定め、2年次となる2026年3月期からの3ヶ年を本格的な成長実現フェーズと位置付け、業務執行における責任区分と役割を明確化すべく、今年度よりCxO体制(チーフオフィサー制)を導入いたしました。24中計におけるサンケンコアの最優先課題を収益性改善と定め、そのために必要となる新製品売上高比率の向上や既存製品の適正売価条件の獲得、生産再編などの徹底した原価低減への取り組みを推進しております。

こうした取り組みに加えて、当社が今後拡大を狙うGaNパワーデバイス市場において競争優位性を得るため、高性能なGaNパワーデバイスを早期に上市すべく、2025年4月に買収した株式会社パウデックを、10月1日付で吸収合併しました。また、株主還元策として2024年12月より実施してきた自己株式取得につきましては、2025年9月に予定通り完了し、取得株数は発行済株式総数の16.6%に当たる417万株であり、その取得金額は299億円となりました。なお、これにより取得した全株式については、本年10月3日付で消却いたしました。

当中間連結会計期間の業績につきましては、連結売上高が410億11百万円と、前年同期比317億80百万円(43.7%)減少しました。この主要因は、子会社であったAllegro MicroSystems, Inc.が、2024年8月に持分法適用関連会社となり連結対象から除外されたことによるものです。また、サンケンコアでは、当社の主要市場である自動車向けは堅調に推移したものの、白物家電向けでは、中国市場での競争激化によりシェアが低下したことから、売上高は前期比11.8%の減となりました。

損益につきましては、売上減及び素材価格の高騰といった下押し要因に対し、固定費削減や後工程の生産再編に伴う作り込みの結果、連結営業損失は9億16百万円(前年同期 連結営業損失56億58百万円)となり、連結経常損失は8億37百万円(前年同期 連結経常損失142億43百万円)となりました。特別利益として、ピーティ サンケン インドネシアでの固定資産売却益12億3百万円及び持分変動利益12億39百万円を計上した一方で、特別損失として石川サンケン株式会社及びピーティ サンケン インドネシアでの特別退職金24億8百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する中間純損失は13億97百万円(前年同期 親会社株主に帰属する中間純利益480億円)となりました。

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、288億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ319億3百万円の減少となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、8億82百万円のマイナスとなり、前中間連結会計期間に比べ6億37百万円の支出減となりました。これは主に、利息の支払額の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、146億62百万円のマイナスとなり、前中間連結会計期間に比べ1,220億円の収入減となりました。これは主に、前中間連結会計期間における投資有価証券の売却による収入によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、163億82百万円のマイナスとなり、前中間連結会計期間に比べ121億11百万円の収入増となりました。これは主に、短期借入金の増加及びコマーシャル・ペーパーの増加によるものであります。

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5) 研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は25億63百万円であります。

(6) 従業員数

当中間連結会計期間において、連結従業員数が441名減少しておりますが、主として連結子会社であるピーティー サンケン インドネシアでの生産及び販売が終了したことによるものであります。

なお、従業員数は就業人員数であります。

(7) 主要な設備

新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当中間連結会計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。

(売却)

事業所名

(所在地)
設備の

内容
前期末帳簿価額(百万円) 従業員数

(名)
売却年月
建物及び

構築物
機械装置

及び運搬具
土地

(面積千㎡)
リース

資産
その他 合計
(インドネシア

西ジャワ州

ブカシ)
製造設備 82 7 -

〔50〕
- 15 104 452 2025年9月

(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。

2 土地の一部を賃借しております。〔 〕は外書であります。  ### 3 【重要な契約等】

当社は、2025年8月13日開催の取締役会において、2025年10月1日を効力発生日として、当社を吸収合併存続会社、当社の連結子会社である株式会社パウデックを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議しました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。 

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 51,400,000
51,400,000
種類 中間会計期間末

現在発行数(株)

(2025年9月30日)
提出日現在発行数(株)

(2025年11月13日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 25,098,060 20,925,360 東京証券取引所

プライム市場
単元株式数は100株で

 あります。
25,098,060 20,925,360

(注)2025年9月17日開催の取締役会決議により、2025年10月3日付で自己株式4,172,700株を消却いたしました。これにより、発行済株式総数は20,925,360株となっております。 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2025年4月1日~

2025年9月30日
25,098 20,896 5,225

2025年9月30日現在

氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式

(自己株式を

除く。)の

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂1丁目8番1号 2,453 12.23
ゴールドマン・サックス・インターナショナル

(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)
PLUMTREE COURT, 25 SHOE LANE, LONDON EC4A 4AU, U.K.

(東京都港区虎ノ門2丁目6番1号)
2,404 11.99
イーシーエム エムエフ

(常任代理人 立花証券株式会社)
49 MARKET STREET, P.O.BOX 1586 CAMANA BAY, GRAND CAYMAN, KY1-1110

(東京都中央区日本橋茅場町1丁目13-14)
1,122 5.59
株式会社埼玉りそな銀行 埼玉県さいたま市浦和区常盤7丁目4番1号 934 4.66
J.P. MORGAN SECURITIES PLC FOR AND ON BEHALF OF ITS CLIENTS JPMSP RE CLIENT ASSETS-SEGR ACCT

(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)
25 BANK STREET, CANARY WHARF LONDON E14 5JP UK

 (東京都新宿区新宿6丁目27番30号)
930 4.64
サンテラ(ケイマン)リミテッド アズ トラスティ オブ イーシーエム マスター ファンド

(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)
SUITE 3204,UNIT 2A,BLOCK 3, BUILDING D,P.O.BOX 1586, GARDENIA COURT, 49 MARKET STREET, CAMANABAY, KY1-1110, CAYMAN ISLANDS

(東京都港区虎ノ門2丁目6番1号)
905 4.51
CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL

(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)
CITIGROUP CENTRE, CANADA SQUARE, CANARY WHARF, LONDON E14 5LB

(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)
850 4.23
ビーエヌワイエム エスエーエヌブイ ビーエヌワイエム  ジーシーエム クライアント アカウンツ エム アイエルエム エフイー

(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
2 KING EDWARD STREET, LONDON EC1A 1HQ UNITED KINGDOM

 (東京都千代田区丸の内1丁目4番5号)
641 3.20
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC SECURITIES/UCITS ASSETS

(常任代理人 香港上海銀行東京支店)
60, AVENUE J.F. KENNEDY L-1855 LUXEMBOURG

(東京都中央区日本橋3丁目11-1)
637 3.17
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 541 2.70
11,422 56.96

(注)  1.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次の通りであります。

なお、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する株式には当社株式58千株(役員及び従業員向け株式交付信託)を含めております。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)       2,453千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)            541千株

2.当社は自己株式を5,048千株所有しておりますが、上記の大株主からは除外しております。 

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】
2025年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
普通株式
5,048,500
完全議決権株式(その他) 普通株式 199,797
19,979,700
単元未満株式 普通株式 1単元(100株)未満の株式
69,860
発行済株式総数 25,098,060
総株主の議決権 199,797

(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権2個)、役員及び従業員向け株式交付信託に係る信託口が保有する当社株式58,800株(議決権588個)が含まれております。なお、当該議決権の数の内、509個は議決権不行使となっております。

2 「単元未満株式」欄には、当社所有の自己保有株式が含まれております。

自己保有株式                   34株 ##### ② 【自己株式等】

2025年9月30日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式)

サンケン電気株式会社
埼玉県新座市北野

三丁目6番3号
5,048,500 5,048,500 20.11
5,048,500 5,048,500 20.11

(注)上記自己名義所有株式数には、役員及び従業員向け株式交付信託保有の当社株式数(58,800株)を含めておりません。 

2 【役員の状況】

該当事項はありません。

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第4 【経理の状況】

1.中間連結財務諸表の作成方法について

当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第3編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日まで)に係る中間連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による期中レビューを受けております。

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1 【中間連結財務諸表】

(1) 【中間連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2025年3月31日)
当中間連結会計期間

(2025年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 51,405 35,486
受取手形及び売掛金 20,329 14,489
電子記録債権 3,324 4,034
商品及び製品 11,911 16,246
仕掛品 24,810 26,287
原材料及び貯蔵品 6,949 6,753
その他 18,254 4,318
貸倒引当金 △29 △158
流動資産合計 136,955 107,457
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 17,225 17,035
機械装置及び運搬具(純額) 12,881 12,091
工具、器具及び備品(純額) 1,192 1,260
土地 2,764 2,763
リース資産(純額) 587 697
建設仮勘定 16,404 17,166
有形固定資産合計 51,056 51,014
無形固定資産
ソフトウエア 468 540
のれん 809 1,740
その他 90 144
無形固定資産合計 1,368 2,425
投資その他の資産
投資有価証券 15,632 17,891
関係会社株式 47,819 47,913
繰延税金資産 238 169
退職給付に係る資産 5,071 5,598
その他 998 631
貸倒引当金 △72 △67
投資その他の資産合計 69,687 72,136
固定資産合計 122,111 125,576
資産合計 259,067 233,033
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2025年3月31日)
当中間連結会計期間

(2025年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,888 5,317
電子記録債務 3,909 3,418
短期借入金 9,972 15,696
1年内返済予定の長期借入金 11,736 14,230
1年内償還予定の社債 5,000
コマーシャル・ペーパー 1,000 3,000
リース債務 26 79
未払費用 4,763 4,422
未払法人税等 1,441 331
災害損失引当金 287 0
業績連動報酬引当金 214 107
その他 10,123 10,619
流動負債合計 54,363 57,225
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 25,336 27,378
長期未払金 18,900 11,851
リース債務 71 218
繰延税金負債 1,095 1,322
株式報酬引当金 359 394
役員退職慰労引当金 5 0
退職給付に係る負債 274 295
その他 730 591
固定負債合計 56,774 52,053
負債合計 111,138 109,278
純資産の部
株主資本
資本金 20,896 20,896
資本剰余金 65,217 65,216
利益剰余金 60,148 58,750
自己株式 △10,781 △34,249
株主資本合計 135,481 110,614
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 694 918
為替換算調整勘定 10,957 11,385
退職給付に係る調整累計額 300 310
その他の包括利益累計額合計 11,952 12,613
非支配株主持分 495 527
純資産合計 147,928 123,755
負債純資産合計 259,067 233,033

 0104020_honbun_0230047253710.htm

(2) 【中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書】

【中間連結損益計算書】
(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)
売上高 72,792 41,011
売上原価 56,410 35,683
売上総利益 16,382 5,328
販売費及び一般管理費 ※1 22,040 ※1 6,245
営業損失(△) △5,658 △916
営業外収益
受取利息 533 589
受取配当金 16 24
金銭の信託運用益 71
雇用調整助成金 175
投資事業組合運用益 1,948
雑収入 230 129
営業外収益合計 1,027 2,692
営業外費用
支払利息 1,479 368
為替差損 5,925 826
持分法による投資損失 1,953 1,157
雑損失 254 260
営業外費用合計 9,612 2,613
経常損失(△) △14,243 △837
特別利益
固定資産売却益 ※2 1,530 ※2 1,203
持分変動利益 ※3 97,148 ※3 1,239
事業分離における移転利益 ※4 7,510
特別利益合計 106,188 2,442
特別損失
固定資産処分損 8 37
減損損失 ※5 1,330 ※5 38
特別退職金 ※6 2,408
災害による損失 ※7 14
事業再編損 ※8 39,958
特別損失合計 41,311 2,485
税金等調整前中間純利益又は税金等調整前中間純損失(△) 50,633 △880
法人税等 4,349 507
中間純利益又は中間純損失(△) 46,284 △1,388
非支配株主に帰属する中間純利益又は非支配株主に帰属する中間純損失(△) △1,716 9
親会社株主に帰属する中間純利益又は親会社株主に帰属する中間純損失(△) 48,000 △1,397
(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)
中間純利益又は中間純損失(△) 46,284 △1,388
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △42 230
為替換算調整勘定 △24,014 432
退職給付に係る調整額 104 2
持分法適用会社に対する持分相当額 △5,034 17
その他の包括利益合計 △28,987 683
中間包括利益 17,297 △704
(内訳)
親会社株主に係る中間包括利益 30,515 △736
非支配株主に係る中間包括利益 △13,218 32

 0104050_honbun_0230047253710.htm

(3) 【中間連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益又は税金等調整前中間純損失(△) 50,633 △880
減価償却費 7,377 2,685
減損損失 1,330 38
貸倒引当金の増減額(△は減少) △18 △4
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △425 △303
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △470 △27
災害損失引当金の増減額(△は減少) △287
受取利息及び受取配当金 △549 △614
株式報酬費用 1,545
支払利息 1,479 368
有形固定資産売却損益(△は益) △1,530 △1,203
持分変動損益(△は益) △97,148 △1,239
事業分離における移転利益 △7,510
事業再編損 39,958
投資事業組合運用損益(△は益) △1,948
特別退職金 2,408
売上債権の増減額(△は増加) 7,037 5,429
棚卸資産の増減額(△は増加) △5,235 △5,474
仕入債務の増減額(△は減少) 4,145 △1,264
未収入金の増減額(△は増加) △681 330
未払又は未収消費税等の増減額 1,614 3,295
その他 △746 △344
小計 805 964
利息及び配当金の受取額 276 614
利息の支払額 △1,379 △362
法人税等の支払額 △1,222 △1,740
特別退職金の支払額 △359
営業活動によるキャッシュ・フロー △1,520 △882
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △5,955
有形固定資産の取得による支出 △15,201 △2,406
有形固定資産の売却による収入 2,070 1,732
無形固定資産の取得による支出 △282 △167
投資有価証券の取得による支出 △0
投資有価証券の売却による収入 131,371
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ※2 △1,080
事業分離による支出 ※3 △2,436
事業再編による支出 △7,986 △6,768
貸付けによる支出 △5
貸付金の回収による収入 0 0
その他 △191 △15
投資活動によるキャッシュ・フロー 107,338 △14,662
(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) △4,913 5,677
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) △5,000 2,000
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △497 △33
長期借入れによる収入 224 25,073
長期借入金の返済による支出 △18,304 △20,630
社債の償還による支出 △5,000
自己株式の取得による支出 △2 △23,468
配当金の支払額 △0 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △28,494 △16,382
現金及び現金同等物に係る換算差額 349 23
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 77,673 △31,903
現金及び現金同等物の期首残高 48,115 60,744
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 ※4 △27,899
現金及び現金同等物の中間期末残高 ※1 97,890 ※1 28,840

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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

当中間連結会計期間において、株式取得に伴い、株式会社パウデックを連結の範囲に含めております。 ##### (中間連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。

ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用する方法によっております。 

(中間連結損益計算書関係)

※1  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
給与・賞与 8,893 百万円 1,999 百万円
業務委託料 3,900 百万円 1,289 百万円
株式報酬費用 1,460 百万円 - 百万円
梱包発送費 620 百万円 537 百万円
退職給付費用 30 百万円 18 百万円
業績連動報酬引当金繰入額 101 百万円 68 百万円
株式報酬引当金繰入額 49 百万円 54 百万円
貸倒引当金繰入額 △4 百万円 △0 百万円
前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
土地、建物及び構築物 1,525 百万円 911 百万円
機械装置及び運搬具 4 百万円 63 百万円
その他 - 百万円 228 百万円
合計 1,530 百万円 1,203 百万円

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

当社の連結子会社であったAllegro MicroSystems, Inc.が公募増資を行ったことにより持分法適用関連会社に移行し、その後、当社が保有するAllegro MicroSystems, Inc.の株式を一部売却したことにより、97,148百万円を持分変動利益として計上しております。

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

当社の持分法適用関連会社であるAllegro MicroSystems, Inc.の持分変動により、1,239百万円を持分変動利益として計上しております。 ※4 事業分離における移転利益は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

当社の連結子会社であったPolar Semiconductor, LLCが第三者割当増資を行ったことにより連結の範囲から除外し、また当社からの出資形態が直接出資から投資会社組成によるリミテッド・パートナーシップを通じた間接出資に切り替わったことにより7,510百万円を事業分離における移転利益として計上しております。  ※5 減損損失は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

前中間連結会計期間において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

用途 場所 種類 減損損失

(百万円)
生産設備等 石川県羽咋郡 建物及び構築物 874
機械装置及び運搬具 21
建設仮勘定 109
小計 1,006
遊休資産 茨城県神栖市 建物及び構築物 323
合計 1,330

当社グループは、原則として、製品群を基礎とした概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位でグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っています。

生産設備等について、閉鎖の意思決定により、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失(1,006百万円)として特別損失に計上しております。また、解体の意思決定をした遊休資産について、解体費用を減損損失(323百万円)として特別損失に計上しております。

当資産グループの回収可能価額は、売却見込額に基づく正味売却価額により測定しております。

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

当中間連結会計期間において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

用途 場所 種類 減損損失

(百万円)
遊休資産 石川県羽咋郡 土地 38

当社グループは、原則として、製品群を基礎とした概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位でグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っています。

遊休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失(38百万円)として特別損失に計上しております。

当資産グループの回収可能価額は、売却見込額に基づく正味売却価額により測定しております。 ※6 特別退職金は、次のとおりであります。

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

当社の連結子会社であるピーティー サンケンインドネシアにおける特別退職金335百万円及び当社の連結子会社である石川サンケン株式会社において希望退職者の募集に伴う割増退職金及び希望者に対する再就職支援金等2,073百万円を特別退職金として計上しております。 ※7 災害による損失は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

当社において、令和6年能登半島地震による損失14百万円を災害による損失として計上しております。 ※8 事業再編損は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

当社において、Polar Semiconductor, LLCに対する長期的な投資負担軽減とウェーハの安定調達を目的とした支援金等39,958百万円を事業再編損として計上しております。 

(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
現金及び預金 98,600 百万円 35,486 百万円
引出制限付き預金 △710 百万円 △6,645 百万円
現金及び現金同等物 97,890 百万円 28,840 百万円

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

株式の取得により新たに株式会社パウデックを連結子会社化したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と株式取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産 318 百万円
固定資産 26
のれん 971
技術資産 54
流動負債 △55
固定負債 △36
繰延税金負債 △17
株式の取得価額 1,261
株式取得に伴う付随費用 88
現金及び現金同等物 △268
差引:連結の範囲の変更を伴う

子会社株式の取得による支出
1,080

※3 第三者割当増資による持分比率の低下により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

第三者割当増資による当社の持分比率の低下により、Polar Semiconductor, LLCが連結子会社でなくなったことに伴う除外時の資産及び負債の内訳は次の通りです。

流動資産(注) 11,713 百万円
固定資産 21,555
資産合計 33,269
流動負債 8,441
固定負債 10,769
負債合計 19,210

(注)現金及び現金同等物が1,278百万円含まれており、関連費用として支出した1,157百万円と共に、中間連結キャッシュ・フロー計算書において、「事業分離による支出」として表示しております。

※4 公募増資による持分比率の低下により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

公募増資による当社の持分比率の低下により、Allegro MicroSystems, Inc.及びその子会社が連結子会社でなくなったことに伴う除外時の資産及び負債の内訳は次の通りです。

流動資産(注) 78,819 百万円
固定資産 153,543
資産合計 232,362
流動負債 16,821
固定負債 37,642
負債合計 54,464

(注)現金及び現金同等物が27,899百万円含まれており、中間連結キャッシュ・フロー計算書において、「連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額」として表示しております。

(株主資本等関係)

前中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1.配当金支払額

該当事項はありません。

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の金額の著しい変動

前中間連結会計期間末における株主資本は、前々連結会計年度末と比較して、47,260百万円増加しております。主な事由として48,000百万円の中間純利益を計上したことによるものであります。 当中間連結会計期間(自  2025年4月1日  至  2025年9月30日)

1.配当金支払額

該当事項はありません。

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の金額の著しい変動

当社は、2024年11月29日開催の取締役会決議に基づき、当中間連結会計期間において自己株式3,161,100株の取得を行いました。当該自己株式の取得により、当中間連結会計期間において自己株式が23,499百万円増加しました。この結果、当中間連結会計期間末において自己株式が34,249百万円となっております。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ  前中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

当社グループは半導体デバイス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 

Ⅱ  当中間連結会計期間(自  2025年4月1日  至  2025年9月30日)

当社グループは半導体デバイス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。  ###### (デリバティブ取引関係)

前連結会計年度末(2025年3月31日)

対象物の種類 取引の種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
通貨 為替予約取引
売建
米ドル 35,735 98 98
買建
米ドル 2,847 △21 △21
合計 38,583 77 77

(注) ヘッジ会計が適用されているものはありません。

当中間連結会計期間末(2025年9月30日)

対象物の種類が通貨であるデリバティブ取引が、企業集団の事業の運営において重要なものとなっており、かつ、当該取引の契約額その他の金額に前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められます。

対象物の種類 取引の種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
通貨 為替予約取引
売建
米ドル 30,616 △878 △878
ユーロ 516 △6 △6
合計 31,133 △884 △884

(注) ヘッジ会計が適用されているものはありません。 (企業結合等関係)

取得による企業結合

当社は、株式会社パウデックの全株式を取得することを2025年3月27日に決議し、2025年4月1日に株式の取得を完了しました。

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 株式会社パウデック

事業の内容    GaN系半導体エピ基板及びGaN結晶成長の開発・生産等

② 企業結合を行った主な理由

株式会社パウデックが有するユニークな技術・特許・ノウハウと当社のパワーモジュール・パワーデバイスとを組み合わせることで、サンケン独自のGaNパワーデバイスの製品化の実現が可能になり、GaNパワーデバイスという急成長が見込まれる市場において、我が社の競争力を一層強化するため。

③ 企業結合日

2025年4月1日(株式取得日)

2025年6月30日(みなし取得日)

④ 企業結合の法的形式

株式取得

⑤ 結合後企業の名称

名称に変更はありません。

⑥ 取得した議決権比率

100%

⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が、現金を対価として株式を100%取得した事によるものです。

(2) 中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2025年7月1日から2025年9月30日まで

(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価 現金 1,261百万円
取得原価 1,261百万円

(4) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額

971百万円

② 発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

③ 償却方法及び償却期間

8年間にわたる均等償却

(5) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額及びその内訳

流動資産 318百万円
固定資産 26百万円
資産合計 344百万円
流動負債 55百万円
固定負債 36百万円
負債合計 92百万円

(6) 企業結合が中間連結会計期間の開始の日に完了したと仮定した場合の当中間連結会計期間の中間連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。  (収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下のとおりです。

なお、前中間連結会計期間においてAllegro MicroSystems, Inc.を連結子会社から持分法適用関連会社へ変更したことに伴い、市場別、地域別及び製品別の売上高に「その他」を追加しております。この区分にはAllegro MicroSystems, Inc.製品(以下、「アレグロ製品」)の売上高及び当連結会計年度にて製品販売の終了を予定している「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」の売上高が含まれております。

・市場別売上高

(単位:百万円)
市場 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
増減
金額 構成比(%) 金額 構成比(%) 金額 増減比(%)
自動車 15,736 21.6 14,960 36.5 △775 △4.9
白物家電 22,459 30.9 18,712 45.6 △3,747 △16.7
産機、民生 6,530 9.0 5,797 14.1 △733 △11.2
その他 28,066 38.6 1,541 3.8 △26,524 △94.5
合計 72,792 100.0 41,011 100.0 △31,780 △43.7

(注)上記区分追加に伴い、前中間連結会計期間において、「自動車」37,440百万円に含めていた「アレグロ製品」20,043百万円及び「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」1,660百万円、「白物家電」23,920百万円に含めていた「アレグロ製品」1,461百万円、「産機、民生他」11,430百万円に含めていた「アレグロ製品」4,323百万円及び「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」577百万円は、「その他」28,066百万円に含めるよう組み替えております。

・地域別売上高

(単位:百万円)
地域 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
増減
金額 構成比(%) 金額 構成比(%) 金額 増減比(%)
日本 12,613 17.3 15,802 38.5 3,188 25.3
アジア 30,468 41.9 22,395 54.6 △8,072 △26.5
欧米 1,644 2.3 1,272 3.1 △371 △22.6
その他 28,066 38.6 1,541 3.8 △26,524 △94.5
合計 72,792 100.0 41,011 100.0 △31,780 △43.7

(注)重要性の低下により、「北米・中南米」、「欧州」から「欧米」に区分を変更しております。また、上記区分追加に伴い、前中間連結会計期間において、「日本」18,836百万円に含めていた「アレグロ製品」5,725百万円及び「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」497百万円、「アジア」43,365百万円に含めていた「アレグロ製品」11,156百万円及び「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」1,740百万円、「欧米」10,590百万円に含めていた「アレグロ製品」8,945百万円及び「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」0百万円は、「その他」28,066百万円に含めるよう組み替えております。

・製品別売上高

(単位:百万円)
製品 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)
増減
金額 構成比(%) 金額 構成比(%) 金額 増減比(%)
パワーモジュール 24,580 33.8 20,422 49.8 △4,158 △16.9
パワーデバイス 20,145 27.7 19,048 46.4 △1,097 △5.4
その他 28,066 38.6 1,541 3.8 △26,524 △94.5
合計 72,792 100.0 41,011 100.0 △31,780 △43.7

(注)上記区分追加に伴い、前中間連結会計期間において、「パワーモジュール」26,818百万円に含めていた「スイッチング電源製品(旧ユニット製品)事業」2,238百万円、「パワーデバイス」28,385百万円に含めていた「アレグロ製品」8,240百万円、「センサー他」17,587百万円に含めていた「アレグロ製品」17,587百万円は、「その他」28,066百万円に含めるよう組み替えております。 ###### (1株当たり情報)

1株当たり中間純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2025年4月1日

至  2025年9月30日)
1株当たり中間純利益又は1株当たり中間純損失(△) 1,987.72円 △65.18円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する中間純利益又は親会社株主に帰属する中間純損失(△)(百万円) 48,000 △1,397
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益又は親会社株主に帰属する中間純損失(△)(百万円) 48,000 △1,397
普通株式の期中平均株式数(千株) 24,148 21,446

(注) 1.株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式(役員及び従業員向け株式交付信託)を1株当たり中間純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

(前中間連結会計期間 74,919株、当中間連結会計期間 69,010株)

2.潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。  (重要な後発事象)

(連結子会社の吸収合併)

当社は、2025年8月13日開催の取締役会において、2025年10月1日を効力発生日として、当社を吸収合併存続会社、当社の連結子会社である株式会社パウデックを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2025年10月1日付で吸収合併いたしました。

(1) 取引の概要

① 被結合企業の名称及び事業の内容

被結合企業の名称 株式会社パウデック

事業の内容    GaN系半導体エピ基板及びGaN結晶成長の開発・生産等

② 企業結合日

2025年10月1日

③ 企業結合の方法

当社を存続会社、株式会社パウデックを消滅会社とする吸収合併

④ 結合後企業の名称

サンケン電気株式会社

⑤ 企業結合の目的

株式会社パウデックは高性能なGaNパワーデバイスを実現できる技術を有しておりますが、この高度な技術力をさらに向上させるとともに、高耐圧パワーモジュール・パワーデバイス製品とGaNパワーデバイスを組み合わせることで、当社が今後拡大を狙うGaNパワーデバイス市場における競争力を高めてまいります。

⑥ 本合併に係る割当ての内容

本合併は、当社による完全子会社の吸収合併であるため、本合併による新株式の発行及び金銭等の割当てはありません。

(2) 実施する会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

(自己株式の消却)

当社は、2025年9月17日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議し、2025年10月3日付で消却を実施しております。

(1) 自己株式の消却を行う理由

株主還元の充実と資本効率の向上により更なる企業価値向上を図るため。

(2) 自己株式の消却に係る事項の内容

① 消却する株式の種類         当社普通株式

② 消却する株式の総数         4,172,700株

(消却前の発行済株式総数に対する割合 16.6%)

③ 消却予定日                 2025年10月3日

④ 消却後の発行済株式総数     20,925,360株 #### 2 【その他】

該当事項はありません。 

 0201010_honbun_0230047253710.htm

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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