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Japan Airport Terminal Co.,Ltd.

Quarterly Report Nov 13, 2015

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 第2四半期報告書_20151109181839

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成27年11月13日
【四半期会計期間】 第72期第2四半期(自 平成27年7月1日 至 平成27年9月30日)
【会社名】 日本空港ビルデング株式会社
【英訳名】 Japan Airport Terminal Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  鷹城 勲
【本店の所在の場所】 東京都大田区羽田空港三丁目3番2号 第1旅客ターミナルビル
【電話番号】 03(5757)8020
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 米本 靖英
【最寄りの連絡場所】 東京都大田区羽田空港三丁目3番2号 第1旅客ターミナルビル
【電話番号】 03(5757)8020
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 米本 靖英
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E03863 97060 日本空港ビルデング株式会社 Japan Airport Terminal Co.,Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2015-04-01 2015-09-30 Q2 2016-03-31 2014-04-01 2014-09-30 2015-03-31 1 false false false E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E03863-000 2015-09-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:FacilitiesManagementReportableSegmentsMember E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:MerchandiseSalesReportableSegmentsMember E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:FoodAndBeverageReportableSegmentsMember E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E03863-000 2015-11-13 E03863-000 2015-09-30 E03863-000 2015-07-01 2015-09-30 E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 E03863-000 2014-09-30 E03863-000 2014-07-01 2014-09-30 E03863-000 2014-04-01 2014-09-30 E03863-000 2015-03-31 E03863-000 2014-04-01 2015-03-31 E03863-000 2014-03-31 E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:FoodAndBeverageReportableSegmentsMember E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:MerchandiseSalesReportableSegmentsMember E03863-000 2015-04-01 2015-09-30 jpcrp040300-q2r_E03863-000:FacilitiesManagementReportableSegmentsMember xbrli:shares xbrli:pure iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares

 第2四半期報告書_20151109181839

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

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回次 第71期

第2四半期連結

累計期間
第72期

第2四半期連結

累計期間
第71期
会計期間 自平成26年

 4月1日

至平成26年

 9月30日
自平成27年

 4月1日

至平成27年

 9月30日
自平成26年

 4月1日

至平成27年

 3月31日
売上高 (百万円) 82,314 100,080 173,505
経常利益 (百万円) 6,193 7,729 11,849
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 (百万円) 3,940 5,277 6,648
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 4,498 5,726 9,483
純資産額 (百万円) 107,724 117,249 112,530
総資産額 (百万円) 184,211 214,435 218,229
1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 48.51 64.97 81.84
潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 63.40 81.56
自己資本比率 (%) 57.18 53.32 50.22
営業活動による

キャッシュ・フロー
(百万円) 7,191 8,288 19,520
投資活動による

キャッシュ・フロー
(百万円) △3,223 △3,479 △4,008
財務活動による

キャッシュ・フロー
(百万円) △6,833 △7,740 16,251
現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 12,267 43,964 46,897
回次 第71期

第2四半期連結

会計期間
第72期

第2四半期連結

会計期間
--- --- --- ---
会計期間 自平成26年

 7月1日

至平成26年

 9月30日
自平成27年

 7月1日

至平成27年

 9月30日
--- --- --- ---
1株当たり四半期純利益金額 (円) 25.50 35.04

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には消費税等は含まれておりません。

3.「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準21号 平成25年9月13日)等を適用し、第1四半期連結累計期間より、「四半期(当期)純利益」を「親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益」としております。

  1. 第71期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、

潜在株式が存在しないため記載していません。

2【事業の内容】

当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関連会社における異動もありません。 

 第2四半期報告書_20151109181839

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部に弱さもみられるものの、緩やかな回復基調が続いております。先行きにつきましては、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されますが、アメリカの金融政策が正常化に向かうなか、中国を始めとするアジア新興国等の景気の下振れが、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。

航空業界におきましては、航空自由化(オープンスカイ)やLCC(ロー・コスト・キャリア)の路線拡大等による競争の激化、上下一体化による効率運営を目指した空港経営改革や首都圏空港の機能強化の具体化に向けた動き、羽田空港へのさらなる陸上アクセスの改善など、事業環境は大きく変化しつつあり、一層競争力強化に向けた取組みが求められております。

当第2四半期連結累計期間の航空旅客数につきましては、羽田空港の国内線航空旅客数は前年同期をわずかに下回りましたが、羽田空港国際線をはじめ成田空港、関西空港などの国際線航空旅客数は各月の訪日外国人旅客数が過去最高記録を更新するなど、前年同期を上回っております。

このような状況の中、当社グループは、中期経営計画(平成25年度から平成27年度)の最終年度として、さらなる羽田国際化への対応、新しい空港運営の未来の構築、事業収益性の改善、人材・組織力の強化を重点課題として取り組んでおります。

免税事業につきましては、訪日外国人旅客の増加に対応し、購買単価の改善や、中国や東南アジア等からの訪日外国人旅客を対象とした集客施策が奏功し、航空旅客数の伸びを上回る大幅な増収となり、当第2四半期連結累計期間の業績に大きく寄与いたしました。なお、市中免税事業を展開するべく、昨年設立した新会社につきましては、空港型免税売店(Japan Duty Free GINZA)の年度内開業に向けて準備を進めております。

羽田空港におきましては、第2旅客ターミナルビルに、本年7月にレストラン、カフェ、ラウンジのスペースを備えたアジア初の新たなブランド情報の発信拠点である「Mercedes me Tokyo HANEDA」を展開したほか、8月には、「東京食賓館」をこれまでの対面型販売から商品を直接手に取って頂ける店舗レイアウトにリニューアルするなど、利便性の向上、事業収益性の改善に取り組んでまいりました。さらに、2月より国内線旅客ターミナルビルのリニューアルを進めており、第1旅客ターミナルビル3階南北テラスへのエスカレーターの増設や、さらなる国際化を見据えた案内サインの改修、第1旅客ターミナルビルのPBB(旅客搭乗橋)の更新工事(ステップレス化)を順次実施するなど、利便性、快適性及び機能性の向上を図ってまいりました。

加えて、7月には、サイバーダイン社と基本合意書を締結し、羽田空港旅客ターミナルビルへ次世代ロボットを導入していくことで、新しい空港価値の創造と利便性の質的向上に努めております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、営業収益は 1,000億8千万円(前年同期比 21.6%増)、営業利益は 65億7千8百万円(前年同期比 30.6%増)、経常利益は 77億2千9百万円(前年同期比 24.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 52億7千7百万円(前年同期比 33.9%増)となりました。

なお、本年5月に羽田空港旅客ターミナルビルは開館60周年の節目を迎えました。昨年に続き2年連続で世界最高水準の旅客ターミナルビルであると評価され受賞した、英国SKYTRAX社による「5スターエアポート」の評価に満足することなく、今後2020年に控える東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今まで以上に羽田空港全体で連携しながら、空港を利用されるお客様を第一に考え、安全性はもちろん、利便性、快適性及び機能性に優れたサービスを提供し、お客様から信頼され続ける世界ナンバーワン品質の旅客ターミナルビルを目指し、航空輸送の発展に貢献してまいりたいと考えております。

セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、営業利益はセグメント利益に該当します。

(施設管理運営業)

家賃収入につきましては、羽田空港国内線旅客ターミナルビルにおけるテナント歩合賃料の減少等により、前年同期をわずかに下回りました。

施設利用料収入につきましては、国内線航空旅客数の減少により、国内線旅客取扱施設利用料が減収となる等、前年同期をわずかに下回りました。

その他の収入につきましては、羽田空港国際線旅客ターミナルビルにおける業務受託料収入や、昨年9月に開業した「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」による収入の増加等により、前年同期を上回りました。

その結果、施設管理運営業の営業収益は 259億6千1百万円(前年同期比 3.7%増)、営業利益は修繕費の増加等により 32億8千万円(前年同期比 1.0%増)となりました。

(物 品 販 売 業) 

円安の影響や東南アジア等のビザ発給緩和などにより、訪日外国人旅客数が前年同期より大幅に増加したことに伴い、国際線売店売上及びその他の売上(卸売)が大幅に増加いたしました。

国際線売店売上につきましては、購買単価の改善や、中国や東南アジア等からの訪日外国人旅客を対象とした集客施策が奏功し、ブランド品を中心に売上が好調に推移し、前年同期を大きく上回りました。

その他の売上(卸売)につきましても、羽田空港、成田空港、関西空港、中部空港といった主要空港に加え他空港への卸売も好調に推移したこと等により、前年同期を大きく上回りました。

国内線売店売上につきましては、国内線航空旅客数は減少しているものの、昨年営業を開始したイセタン羽田ストア2店舗の売上貢献により、前年同期を上回りました。

その結果、物品販売業の営業収益は 668億4千6百万円(前年同期比 31.6%増)、営業利益は免税商品を中心に売上総利益が伸びたこともあり、55億2千3百万円(前年同期比 41.0%増)となりました。

(飲  食  業)

飲食店舗売上につきましては、羽田空港国内線旅客ターミナルビルおよび国際線旅客ターミナルビルでの新規店舗展開等により前年同期を上回りました。

機内食売上につきましては、顧客である外国航空会社の増便や新規取引等により、前年同期を上回りました。

その他の売上につきましては、羽田空港国際線旅客ターミナルビルの拡張に伴う業務受託料収入の増加により、前年同期を上回りました。

その結果、飲食業の営業収益は 98億3千7百万円(前年同期比 8.5%増)、営業利益は人件費や物件費の各種コスト削減効果もあり、2億9千9百万円(前年同期比 436.9%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ 29億3千2百万円減少し、439億6千4百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ 10億9千6百万円増加(前年同期比

15.2%増)し、82億8千8百万円となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純利益の増加及び売上債権の増加額が減少したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ 2億5千6百万円増加(前年同期比8.0%増)し、34億7千9百万円となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ 9億7百万円増加(前年同期比13.3%増)し、77億4千万円となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出及び親会社による配当金の支払額が増加したこと等によるものであります。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

航空業界におきましては、航空自由化やLCCの路線拡大等による競争の激化、上下一体化による効率運営を目指した空港経営改革や首都圏空港の機能強化の具体化に向けた動き、羽田空港へのさらなる陸上アクセスの改善など、事業環境は大きく変化しつつあり、一層競争力強化に向けた取組みが求められております。

このような状況を踏まえつつ、当社グループは、公共性と企業性の調和という基本理念の下、「羽田空港のさらなる進化への取組みと新しい空港運営の未来に向けた事業基盤の強化」をテーマとした中期経営計画(平成25年度から平成27年度)に基づき、さらなる羽田国際化への対応、新しい空港運営の未来の構築、事業収益性の改善、人材・組織力の強化を重点課題として取り組んでまいります。

当面の課題対応として、今後も増加が見込まれる訪日外国人旅客需要を収益増に結びつける施策の展開や購買単価の改善等を図り、さらなる事業収益性の改善に努めてまいります。また、積極的な設備投資をはじめとした旅客ターミナルビルの魅力向上に取り組むなど、グループ一丸となって旅客ターミナルビルの利便性、快適性及び機能性の向上を目指し、環境変化に着実に対応することで企業価値の向上に努めてまいります。

当社グループは、今後とも、航空会社との協力・協調関係を一層強め、航空業界と一体となって首都圏空港の新たな発展に寄与してまいります。

当社の会社支配に関する基本方針、及び会社支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組み、並びに会社

支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止

するための取組みの各概要は以下のとおりです。

①会社の支配に関する基本方針

当社は、当社株式の大規模買付行為が行われる場合に、これを受け入れるか否かの最終的な判断はその時点に

おける株主の皆様に委ねられるべきものであると考えます。

当社は羽田空港において、航空系事業として、国内線旅客ターミナルビルの建設、管理運営を行うとともに、

国際線旅客ターミナルビルを建設、管理運営する東京国際空港ターミナル株式会社の筆頭株主として、同社から

国際線旅客ターミナルビルの主要な運営業務の一括受託などを行っております。一方、非航空系事業として、羽

田空港、成田国際空港、関西国際空港並びに中部国際空港において物品販売業等を営み、その収益を基盤として

航空界の急速な発展に即応した旅客ターミナルビルの拡充整備に努め、事業規模の拡大を図ってまいりました。

そのため、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、旅客ターミナル事業の有する高度の安全性と公共

性についての適切な認識に加え、当社の企業価値の源泉をなす重要な経営資源(独創性の高い技術・ノウハウ、

特定の市場分野における知識・情報、長期にわたり醸成された取引先との深い信頼関係、専門分野に通暁した質

の高い人材等)への理解が不可欠であると考えます。

当社は、大規模買付者が突然現れた場合に、当該大規模買付行為が当社の企業価値ひいては株主共同の利益に

与える影響について株主の皆様が短期間の内に適切に判断するためには、大規模買付者及び当社取締役会の双方

から、大規模買付行為が当社に与える影響や、大規模買付者の経営方針等の情報が適切かつ十分に提供されるこ

とが不可欠と考えます。さらに、当該大規模買付行為に関する当社取締役会による検討結果等の提示は、株主の

皆様の判断に資するものであると考えます。

当社としましては、大規模買付行為が行われる場合には、大規模買付者において、株主の皆様の判断のため

に、当社が設定して事前に開示する一定のルールに従って、大規模買付行為に関する必要かつ十分な情報を当社

取締役会に事前に提供していただく必要があると考えております。また、当社の企業価値ひいては株主共同の利

益を毀損することとなる悪質な当社株式の大規模買付行為を防止するため、大規模買付者に対して相応の質問や

大規模買付者の提案内容等の改善を要求し、あるいは株主の皆様にメリットのある相当な代替案が提示される機

会を確保し、さらには当該大規模買付ルールを遵守しない大規模買付行為に対しては企業価値ひいては株主共同

の利益の維持・向上の観点から相当な措置がとられる必要があると考えております。

②会社の支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組み

当社は、会社の支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組みとして、下記③で記載するもののほか、以下の取組みを行い、企業価値ひいては株主共同の利益の維持・向上に努めております。

(ⅰ)中期経営計画に基づく取組み

当社は、旅客ターミナルビルにおける絶対安全の確立のため、さらなる安全対策強化に全力を傾注するとともに、羽田空港国内線第1旅客ターミナルビル及び第2旅客ターミナルビルの一体的運営による一層の効率化を図り、運営諸費用の増加等への対策に努めております。また、東京国際空港ターミナル株式会社を建設、管理運営主体とする国際線旅客ターミナルビルにつきましては、同社の筆頭株主として、主要な運営業務の一括受託などを行っております。併せてお客様本位の旅客ターミナルビルの運営を目指し、当社グループCS理念「訪れる人に安らぎを、去り行く人にしあわせを」の下、顧客第一主義を徹底するほか、積極的な人材育成を図り、全社を挙げて一層のサービス向上、さらなる収益の向上に努めることとし、中期経営計画に基づく諸施策に積極的に取り組んでおります。

(ⅱ)コーポレート・ガバナンスの強化充実に向けた取組み

当社はコーポレート・ガバナンスが経営上重要な問題であるとの基本的認識に立ち、経営の透明性の確保を図るため、創業以来、社外取締役及び社外監査役を選任しております。平成16年には、経営に関する監督・助言機能を強化するため、従来の社外監査役2名に加え、新たに社外監査役1名を選任しました。さらに、平成21年には監督と執行の分離等を目的に執行役員制度を導入するとともに、取締役の定数を25名から15名に削減し、コーポレート・ガバナンスの強化と経営の効率化を図りました。また、平成22年には独立役員を2名指定しておりますが、平成25年にさらに1名指定しております。今後も最適なコーポレート・ガバナンスのあり方を検討してまいります。

③会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されること

を防止するための取組み

当社は、①で述べた会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するため、「当社株式に対する大規模買付行為への対応方針(買収防衛策)」(以下「本対応方針」という。)により、大規模買付行為が行われる場合に関して大規模買付ルールを定め、かつ、大規模買付者が当該ルールを遵守しなかった場合における対抗措置の発動に係る手続きについて定めております。

(ⅰ)独立委員会の設置

大規模買付行為が当社の企業価値ひいては株主共同の利益を害するものか否かの検討・審議を行い、大規模買付行為に関する当社取締役会の判断及び対応の公正を担保する機関として、独立委員会を設置します。独立委員会の委員は3名以上とし、公正で中立な判断を可能とするため、当社の業務執行を行う経営陣から独立している当社社外取締役、当社社外監査役、及び社外有識者のいずれかに該当する者の中から選任します。

当社取締役会は、大規模買付行為が開始された場合に当該大規模買付行為との関係では対抗措置を発動しない旨の不発動決議の是非について独立委員会に諮問することとし、当社取締役会はその勧告を最大限尊重するものとします。

(ⅱ)大規模買付ルール

大規模買付ルールとして、大規模買付者は、定められた手続きに従い情報提出等を行うものとし、かつ、

情報提出手続き等を経て、当社取締役会が不発動決議を行うまで、大規模買付行為を行わないこととします。

(ア)大規模買付意向表明書の当社への事前提出

大規模買付者は、大規模買付ルールに従って大規模買付行為を行う旨の大規模買付意向表明書(当社所定の書式)を事前に当社に対して提出していただきます。

(イ)大規模買付行為に関する情報の提出

大規模買付者から大規模買付意向表明書をご提出いただいた場合、当社は当該大規模買付者に対し、改めてご提出いただく情報の項目を記載した情報リストを10営業日(初日不算入)以内に交付いたします。

大規模買付者は、情報リストに基づき、株主の皆様のご判断及び独立委員会の検討のために必要かつ十分な大規模買付行為に関する情報を当社にご提出いただきます。

(ウ)独立委員会による検討開始に係る通知

当社は、当該大規模買付行為に関する情報の提出が完了したと認められる場合等、独立委員会による検討を開始するのが適当と合理的に判断される場合には、その旨を大規模買付者に通知し開示するとともに、独立委員会による検討の開始を依頼いたします。

(エ)独立委員会による検討及び不発動勧告決議

独立委員会は、独立委員会検討期間として定められた期間内に、大規模買付行為の内容の検討、当社取締役会等の提供する代替案の検討等を行います。

大規模買付者は、独立委員会が検討資料その他の情報提供、協議・交渉等を求めた場合には、速やかにこれに応じなければならないものとします。独立委員会は、当該大規模買付行為に関する情報の検討等の結果、全員一致の決議により、当該大規模買付行為が当社企業価値を毀損し会社の利益ひいては株主共同の利益を害するおそれがないものと認める場合には、当社取締役会に対して、不発動勧告決議を行うこととします。

(オ)株主総会における株主意思確認

独立委員会は、独立委員会検討期間内に不発動勧告決議を行うに至らなかった場合には、当該大規模買付行為に対する対抗措置に係る株主意思確認総会を開催する旨を勧告することとし、かかる勧告を受けて当社取締役会は、株主意思確認総会の招集を速やかに決定するものとします。

株主意思確認総会の決議は、出席株主の議決権の過半数によって決するものとします。

(カ)取締役会の不発動決議

当社取締役会は、独立委員会が当該大規模買付行為について不発動決議を行うべき旨勧告した場合、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情が存しない限り、不発動決議を速やかに行うものとします。また、当社取締役会は、上記(ⅱ)(オ)に定める株主意思確認総会において対抗措置を発動すべきでない旨の株主意思が示された場合、不発動決議を速やかに行うものとします。

(キ)大規模買付ルールに従わない大規模買付行為に対する対抗措置の発動

当社取締役会が不発動決議を行うまで、大規模買付者は、大規模買付行為を行ってはならないものとします。当社取締役会は、大規模買付ルールに従わない大規模買付行為が行われ対抗措置の発動が相当である場合、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上を目的として、本対応方針に基づく対抗措置を行うものとします。本対応方針の対抗措置としては、新株予約権の無償割当てその他の法令及び当社の定款上許容される手段を想定しております。

(ⅲ)株主・投資家に与える影響

本対応方針は、当社株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断されるために必要な情報を提供し、さらには、当社株主の皆様が大規模買付行為に係るより良い提案や、当社取締役会等による代替案の提示を受ける機会を保証するための相応の検討時間・交渉力等が確保されることを目的としています。これにより、当社株主の皆様は、十分な情報のもとで、大規模買付行為への応諾その他の選択肢について適切な判断をされることが可能となり、そのことが当社株主全体の利益の保護につながるものと考えます。従いまして、本対応方針の設定は、当社株主及び投資家の皆様が適切な投資判断をなされる上での前提となるものであり、当社株主及び投資家の皆様の利益に資するものであると考えております。

④取締役会の判断及びその理由

当社の中期経営計画、コーポレート・ガバナンスの強化充実等の各施策は、当社の企業価値・株主共同の利益を継続的かつ持続的に向上させるための具体的方策として策定されたものであり、まさに当社の基本方針に沿うものです。

また、本対応方針は上記の基本方針に沿うものであり、またその合理性を高めるため以下のような特段の工夫が施されておりますので、本対応方針は、当社の企業価値・株主共同の利益を損なうものではなく、また当社役員の地位の維持を目的とするものでもありません。

(ⅰ)本対応方針は、平成26年6月27日開催の第70回定時株主総会においてその基本的内容につき、株主の皆様の事前承認を受けております。当該株主総会の承認は、当該定時株主総会から3年を有効期間とします。当社取締役会は、3年が経過した時点で、改めて本対応方針に関する株主意思の確認を行い、株主の皆様にご判断いただくことを予定しております。当社取締役会は、当該株主総会承認の有効期間中、関連する法制度の動向その他当社を取り巻く様々な状況を勘案して、当該株主総会承認の趣旨の範囲内で、本対応方針の細目その他必要な事項の決定や修正等を行うこととします。

(ⅱ)本対応方針は、株主意思確認総会において対抗措置を発動すべきでない旨の株主意思が示された場合、当社取締役会は不発動決議を速やかに行うものとしております。また、当社の業務執行を行う経営陣から独立している当社社外取締役、当社社外監査役、及び社外有識者のいずれかに該当する者の中から選任される委員により構成される独立委員会が、株主意思確認総会の招集に先立つ独立委員会検討期間内において、当該大規模買付行為が当社企業価値を毀損し会社の利益ひいては株主共同の利益を害するおそれがないものと認め不発動勧告決議を行った場合には、当社取締役会は、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り、速やかに同勧告決議に従い不発動決議を行うこととされています。このように、取締役の地位の維持等を目的とした恣意的な発動を防止するための仕組みを本対応方針は確保しております。

(ⅲ)当社は、取締役の解任決議要件の普通決議からの加重も行っておりません。本対応方針は、大規模買付者が自己の指名する取締役を当社株主総会の普通決議により選任し、かかる取締役で構成される取締役会により、廃止させることが可能です。従いまして、本対応方針は、デッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)ではありません。また、当社は、期差任期制を採用していないため、本対応方針はスローハンド型(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)でもありません。

(ⅳ)本対応方針は、経済産業省及び法務省が定めた平成17年5月27日付「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」が求める適法性の要件(新株予約権等の発行の差止めを受けることがないために充たすべき要件)、合理性の要件(株主や投資家など関係者の理解を得るための要件)をすべて充たしております。また、経済産業省企業価値研究会の平成20年6月30日付報告書「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」の提言内容にも合致しております。

(ⅴ)その他

本対応方針の詳細につきましては、当社ホームページに掲載の「当社株式に対する大規模買付行為への対応

方針(買収防衛策)の継続について」の本文をご覧ください。

( 参考URL http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/company/ir/ )

(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当社グループの事業の根幹は、空港旅客ターミナルビルにおける事務室等の賃貸や航空旅客に対する物品の販売及び飲食や旅行サービスの提供であることから、主要賃貸先である航空会社や物品販売等の主要顧客である航空旅客の動向への依存度が高く、国際情勢の変化や自然災害発生等の航空業界を取り巻く環境の変化が与える国内線・国際線の運航便数や航空旅客数の変動が、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因と考えております。また、景気の動向、少子高齢化等に伴う消費行動の構造的変化等による影響も大きいと考えております。

航空業界におきましては、航空自由化やLCCの路線拡大等による競争の激化、上下一体化による効率運営を目指した空港経営改革や首都圏空港の機能強化の具体化に向けた動き、羽田空港へのさらなる陸上アクセスの改善など、事業環境は大きく変化しつつあり、一層競争力強化に向けた取組みが求められております。

このような状況を踏まえつつ、当社グループは、公共性と企業性の調和という基本理念の下、「羽田空港のさらなる進化への取組みと新しい空港運営の未来に向けた事業基盤の強化」をテーマとした中期経営計画(平成25年度から平成27年度)に基づき、さらなる羽田国際化への対応、新しい空港運営の未来の構築、事業収益性の改善、人材・組織力の強化を重点課題として取り組んでまいります。

当面の課題対応として、今後も増加が見込まれる訪日外国人旅客需要を収益増に結びつける施策の展開や購買単価の改善等を図り、さらなる事業収益性の改善に努めてまいります。また、積極的な設備投資をはじめとした旅客ターミナルビルの魅力向上に取り組むなど、グループ一丸となって旅客ターミナルビルの利便性、快適性及び機能性の向上を目指し、環境変化に着実に対応することで企業価値の向上に努めてまいります。

当社グループは、今後とも、航空会社との協力・協調関係を一層強め、航空業界と一体となって首都圏空港の新たな発展に寄与してまいります。 

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第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
--- ---
普通株式 288,000,000
288,000,000
②【発行済株式】
種類 第2四半期会計期間末現在発行数(株)

(平成27年9月30日)
提出日現在発行数(株)

(平成27年11月13日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
--- --- --- --- ---
普通株式 84,476,500 84,476,500 東京証券取引所

(市場第一部)
単元株式数

100株
84,476,500 84,476,500

(2)【新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4)【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
--- --- --- --- --- --- ---
平成27年7月1日~

平成27年9月30日
84,476 17,489 21,309

(6)【大株主の状況】

平成27年9月30日現在
氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
日本航空株式会社 東京都品川区東品川2-4-11 4,398 5.20
ANAホールディングス株式会社 東京都港区東新橋1-5-2 4,398 5.20
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社

(三井住友信託銀行再信託分・京浜急行電鉄株式会社退職給付信託口)
東京都中央区晴海1-8-11 3,484 4.12
株式会社三菱東京UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2-7-1 3,408 4.03
株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 3,300 3.90
MSIP CLIENT SECURITIES

(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)
25 CABOT SQUARE, CANARY WHARF, LONDON E14 4QA, U.K.

(東京都千代田区大手町1-9-7)
3,117 3.69
三菱地所株式会社 東京都千代田区大手町1-6-1 3,111 3.68
大成建設株式会社 東京都新宿区西新宿1-25-1 2,831 3.35
日本通運株式会社 東京都港区東新橋1-9-3 2,337 2.76
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 2,101 2.48
32,486 38.45

(注)1 当社は、自己株式3,247,362株を所有しておりますが、上記大株主の状況には含めておりません。

2 平成27年9月25日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社みずほ銀

行及びその共同保有者であるみずほ証券株式会社、みずほ信託銀行株式会社及びみずほインターナショナルが

平成27年9月15日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、上記の表中に記載の

株式会社みずほ銀行を除き、当社として当第2四半期会計期間末現在における実質的所有株式数の確認ができ

ませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1—5—5 3,300 3.90
みずほ証券株式会社 東京都千代田区大手町1—5—1 414 0.49
みずほ信託銀行株式会社 東京都中央区八重洲1—2—1 1,415 1.67
みずほインターナショナル Bracken House, One Friday Street, London, EC4M 9JA,United Kingdom 81 0.10

(7)【議決権の状況】

①【発行済株式】
平成27年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
--- --- --- ---
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式   3,247,300
完全議決権株式(その他) 普通株式  81,206,600 812,066
単元未満株式 普通株式      22,600
発行済株式総数 84,476,500
総株主の議決権 812,066
②【自己株式等】
平成27年9月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
--- --- --- --- --- ---
日本空港ビルデング株式会社 東京都大田区羽田空港3-3-2

第1旅客ターミナルビル
3,247,300 3,247,300 3.84
3,247,300 3,247,300 3.84

2【役員の状況】

該当事項はありません。

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第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(平成27年7月1日から平成27年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成27年3月31日)
当第2四半期連結会計期間

(平成27年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 46,974 28,053
売掛金 14,383 14,786
有価証券 16,002
商品及び製品 5,485 6,489
原材料及び貯蔵品 122 118
繰延税金資産 1,158 1,168
その他 1,529 1,886
貸倒引当金 △174 △11
流動資産合計 69,480 68,493
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 272,828 273,341
減価償却累計額及び減損損失累計額 △181,513 △185,570
建物及び構築物(純額) 91,314 87,770
機械装置及び運搬具 10,417 10,388
減価償却累計額及び減損損失累計額 △8,567 △8,643
機械装置及び運搬具(純額) 1,849 1,744
土地 10,466 10,466
リース資産 2,938 2,722
減価償却累計額及び減損損失累計額 △1,966 △1,832
リース資産(純額) 971 889
建設仮勘定 203 76
その他 26,734 27,408
減価償却累計額及び減損損失累計額 △22,086 △22,647
その他(純額) 4,647 4,760
有形固定資産合計 109,453 105,709
無形固定資産 1,416 1,400
投資その他の資産
投資有価証券 22,994 24,175
長期貸付金 6,664 6,666
繰延税金資産 5,290 5,121
退職給付に係る資産 197 245
その他 2,731 2,622
投資その他の資産合計 37,878 38,831
固定資産合計 148,748 145,941
資産合計 218,229 214,435
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成27年3月31日)
当第2四半期連結会計期間

(平成27年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 7,238 7,552
短期借入金 11,402 10,222
未払法人税等 3,233 2,540
賞与引当金 1,165 1,347
役員賞与引当金 196 114
その他 14,793 13,449
流動負債合計 38,029 35,226
固定負債
新株予約権付社債 30,148 30,135
長期借入金 28,328 23,122
リース債務 655 685
退職給付に係る負債 4,409 4,028
資産除去債務 456 460
その他 3,672 3,527
固定負債合計 67,669 61,958
負債合計 105,699 97,185
純資産の部
株主資本
資本金 17,489 17,489
資本剰余金 21,309 21,309
利益剰余金 73,252 77,555
自己株式 △3,242 △3,244
株主資本合計 108,808 113,110
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,405 4,673
繰延ヘッジ損益 △2,816 △2,754
為替換算調整勘定 56 57
退職給付に係る調整累計額 △850 △746
その他の包括利益累計額合計 795 1,230
非支配株主持分 2,926 2,908
純資産合計 112,530 117,249
負債純資産合計 218,229 214,435

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

 至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

 至 平成27年9月30日)
営業収益
家賃収入 6,457 6,441
施設利用料収入 8,942 8,899
その他の収入 9,215 10,489
商品売上高 50,436 66,494
飲食売上高 7,263 7,755
営業収益合計 82,314 100,080
売上原価
商品売上原価 37,271 49,415
飲食売上原価 4,621 5,053
売上原価合計 41,893 54,469
営業総利益 40,421 45,611
販売費及び一般管理費
従業員給料 3,709 3,984
賞与引当金繰入額 1,072 1,274
役員賞与引当金繰入額 96 112
退職給付費用 496 465
賃借料 4,890 6,100
業務委託費 8,382 9,706
減価償却費 5,847 5,525
その他の経費 10,890 11,864
販売費及び一般管理費合計 35,386 39,033
営業利益 5,035 6,578
営業外収益
受取利息 218 325
受取配当金 154 186
持分法による投資利益 705 798
雑収入 542 271
営業外収益合計 1,620 1,581
営業外費用
支払利息 400 293
固定資産除却損 37 110
雑支出 23 25
営業外費用合計 462 429
経常利益 6,193 7,729
特別損失
関係会社株式売却損 22
その他の投資評価損 4
特別損失合計 22 4
税金等調整前四半期純利益 6,170 7,725
法人税等 2,218 2,447
四半期純利益 3,951 5,278
非支配株主に帰属する四半期純利益 10 1
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,940 5,277
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

 至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

 至 平成27年9月30日)
四半期純利益 3,951 5,278
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 657 271
為替換算調整勘定 △5 0
退職給付に係る調整額 123 100
持分法適用会社に対する持分相当額 △228 75
その他の包括利益合計 547 447
四半期包括利益 4,498 5,726
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,481 5,713
非支配株主に係る四半期包括利益 17 13

(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

 至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

 至 平成27年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 6,170 7,725
減価償却費 5,887 5,570
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 144 △119
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △89 △163
賞与引当金の増減額(△は減少) 76 181
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △74 △81
受取利息及び受取配当金 △372 △511
支払利息 400 293
持分法による投資損益(△は益) △705 △798
関係会社株式売却損益(△は益) 22
有形固定資産除却損 37 110
売上債権の増減額(△は増加) △2,867 △403
たな卸資産の増減額(△は増加) △444 △999
その他の流動資産の増減額(△は増加) △1,020 △284
仕入債務の増減額(△は減少) 276 313
その他の流動負債の増減額(△は減少) 1,937 648
その他の固定負債の増減額(△は減少) △72 △105
その他 △163 △121
小計 9,143 11,256
利息及び配当金の受取額 321 514
利息の支払額 △400 △315
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △1,872 △3,166
営業活動によるキャッシュ・フロー 7,191 8,288
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △12 △13
投資有価証券の取得による支出 △12 △0
有形固定資産の取得による支出 △2,875 △3,312
無形固定資産の取得による支出 △193 △175
その他の支出 △216 △21
その他の収入 87 44
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,223 △3,479
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

 至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

 至 平成27年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △5,886 △6,386
リース債務の返済による支出 △360 △347
非支配株主からの払込みによる収入 11
親会社による配当金の支払額 △568 △974
非支配株主への配当金の支払額 △28 △31
その他 △0 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,833 △7,740
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1 △0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,866 △2,932
現金及び現金同等物の期首残高 15,133 46,897
現金及び現金同等物の四半期末残高 ※ 12,267 ※ 43,964

【注記事項】

(会計方針の変更)

(企業結合に関する会計基準等の適用)

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」という。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する方法に変更しております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半期連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。加えて、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っております。

企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及び事業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首時点から将来にわたって適用しております。

これによる損益に与える影響はありません。

(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。 

(四半期連結貸借対照表関係)

保証債務

次の関係会社について、金融機関からの借入に対し債務保証を行っております。

前連結会計年度

(平成27年3月31日)
当第2四半期連結会計期間

(平成27年9月30日)
--- --- --- ---
日本エアポートデリカ株式会社(借入債務) 468百万円 日本エアポートデリカ株式会社(借入債務) 414百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前第2四半期連結累計期間

(自  平成26年4月1日

至  平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自  平成27年4月1日

至  平成27年9月30日)
--- --- ---
現金及び預金勘定 12,321百万円 28,053百万円
有価証券勘定 16,002
預入期間が3ヵ月を超える定期預金 △54 △90
現金及び現金同等物 12,267 43,964
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年9月30日)

1.配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
平成26年6月27日

定時株主総会
普通株式 568 7.0 平成26年3月31日 平成26年6月30日 利益剰余金

2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後となるもの

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
平成26年11月5日

取締役会
普通株式 731 9.0 平成26年9月30日 平成26年12月8日 利益剰余金

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年9月30日)

1.配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
平成27年6月26日

定時株主総会
普通株式 974 12.0 平成27年3月31日 平成27年6月29日 利益剰余金

2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後となるもの

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
平成27年11月5日

取締役会
普通株式 1,218 15.0 平成27年9月30日 平成27年12月7日 利益剰余金
(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自平成26年4月1日 至平成26年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)
施設管理

運営業
物品販売業 飲食業
売上高
外部顧客への売上高 24,001 50,436 7,876 82,314 82,314
セグメント間の内部

売上高又は振替高
1,030 342 1,193 2,566 (2,566)
25,031 50,779 9,069 84,881 (2,566) 82,314
セグメント利益 3,249 3,918 55 7,223 (2,188) 5,035

(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配分していない親会社本社の総務部門等管理部門に係る

費用2,190百万円が含まれております。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自平成27年4月1日 至平成27年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)
施設管理

運営業
物品販売業 飲食業
売上高
外部顧客への売上高 25,027 66,498 8,554 100,080 - 100,080
セグメント間の内部

売上高又は振替高
934 347 1,282 2,563 (2,563) -
25,961 66,846 9,837 102,644 (2,563) 100,080
セグメント利益 3,280 5,523 299 9,104 (2,526) 6,578

(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配分していない親会社本社の総務部門等管理部門に係る

費用2,528百万円が含まれております。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。 

(有価証券関係)

その他有価証券が、企業集団の事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連結会計年度の末日に

比べて著しい変動が認められます。

その他有価証券

前連結会計年度(平成27年3月31日)

取得原価(百万円) 連結貸借対照表計上額(百万円) 差額(百万円)
--- --- --- ---
(1)株式 4,683 11,134 6,451
(2)債券
国債・地方債等
社債
その他
(3)その他
合計 4,683 11,134 6,451

当第2四半期連結会計期間(平成27年9月30日)

取得原価(百万円) 四半期連結貸借対照表計上額(百万円) 差額(百万円)
--- --- --- ---
(1)株式 4,683 11,532 6,848
(2)債券
国債・地方債等
社債
その他
(3)その他 16,002 16,002 0
合計 20,686 27,534 6,848
(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

至 平成26年9月30日)
当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

至 平成27年9月30日)
--- --- ---
(1)1株当たり四半期純利益金額 48円51銭 64円97銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額

(百万円)
3,940 5,277
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 3,940 5,277
普通株式の期中平均株式数(千株) 81,229 81,229
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 63円40銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期利益調整額

(百万円)
△8
(うち支払利息(税額相当額控除後)

(百万円))
(△8)
普通株式増加数(千株) 1,867
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

(注) 前第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しない

ため記載しておりません。 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。    

2【その他】

平成27年11月5日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

配当金の総額              1,218百万円

1株当たりの金額            15円00銭

支払請求の効力発生日及び支払開始日   平成27年12月7日

(注) 平成27年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主又は質権者に対し、支払いを行います。 

 第2四半期報告書_20151109181839

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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