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GENERATION PASS CO.,LTD

Annual Report Jan 29, 2016

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【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成28年1月29日
【事業年度】 第14期(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)
【会社名】 株式会社ジェネレーションパス
【英訳名】 GENERATION PASS CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 岡本 洋明
【本店の所在の場所】 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号
【電話番号】 03-3343-3544
【事務連絡者氏名】 取締役 鈴木 智也
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号
【電話番号】 03-3343-3544
【事務連絡者氏名】 取締役 鈴木 智也
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E3088131950株式会社ジェネレーションパスGENERATION PASS Co.,Ltd企業内容等の開示に関する内閣府令第三号様式Japan GAAPtruectecte2015-01-012015-10-31FY2015-10-312014-01-012014-12-312014-12-311falsefalsefalseE30881-0002016-01-29E30881-0002011-01-012011-12-31E30881-0002012-01-012012-12-31E30881-0002013-01-012013-12-31E30881-0002014-01-012014-12-31E30881-0002015-01-012015-10-31E30881-0002011-12-31E30881-0002012-12-31E30881-0002013-12-31E30881-0002014-12-31E30881-0002015-10-31E30881-0002011-01-012011-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002012-01-012012-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-01-012013-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002011-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002012-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMemberE30881-0002015-10-31jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:CapitalSurplusMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:CapitalSurplusMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:CapitalStockMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:CapitalSurplusMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:CapitalSurplusMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:RetainedEarningsMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:CapitalStockMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:CapitalSurplusMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:RetainedEarningsMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp030000-asr_E30881-000:ECMarketingBusinessReportableSegmentsMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp030000-asr_E30881-000:ProductPlanningRelatedBusinessReportableSegmentsMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp_cor:ReportableSegmentsMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jpcrp_cor:ReconcilingItemsMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002013-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:CapitalStockMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:CapitalStockMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-01-012015-10-31jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002014-01-012014-12-31jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:CapitalStockMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberE30881-0002015-10-31jppfs_cor:ShareholdersEquityMemberjppfs_cor:NonConsolidatedMemberiso4217:JPYiso4217:JPYxbrli:sharesxbrli:purexbrl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第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 平成23年12月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年10月
売上高 (千円) 2,835,370 3,670,202 4,413,430 4,338,728
経常利益 (千円) 55,719 83,755 93,901 62,443
当期純利益 (千円) 32,042 52,085 57,977 40,133
包括利益 (千円) 32,042 52,085 57,977 40,133
純資産額 (千円) 155,436 237,698 601,373 1,499,356
総資産額 (千円) 569,989 770,335 1,139,213 2,017,852
1株当たり純資産額 (円) 112.23 166.44 352.71 729.61
1株当たり当期純利益

金額
(円) 29.05 37.58 38.67 21.75
潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

金額
(円) 38.41 21.61
自己資本比率 (%) 27.3 30.9 52.8 74.3
自己資本利益率 (%) 25.6 26.5 13.8 3.8
株価収益率 (倍) 33.3 81.9
営業活動による

キャッシュ・フロー
(千円) 37,839 △144,431 △171,576 86,956
投資活動による

キャッシュ・フロー
(千円) △9,530 357 △8,022 △20,094
財務活動による

キャッシュ・フロー
(千円) 28,500 130,177 199,010 853,142
現金及び現金同等物

の期末残高
(千円) 82,608 68,711 88,271 1,009,512
従業員数

〔ほか、平均臨時

雇用人員〕
(名)

〔―〕
25

〔2〕
29

〔5〕
36

〔6〕
47

〔7〕

(注)1.当社は、第11期より連結財務諸表を作成しております。

2.売上高には消費税等は含まれておりません。

3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第11期については潜在株式が存在しないため、第12期については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。

4.第11期及び第12期の株価収益率は当社株式が非上場であったため記載しておりません。

5.第11期から第14期の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

6.平成25年3月31日付で株式1株につき1,000株の分割を、平成26年6月2日付で株式1株につき5株の分割を行っております。第11期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。

7.平成27年3月27日開催の第13期定時株主総会決議により、決算期を12月31日から10月31日に変更しました。従って、第14期は平成27年1月1日から平成27年10月31日の10か月間となっております。  (2) 提出会社の経営指標等

回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 平成23年12月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年10月
売上高 (千円) 2,187,722 2,835,370 3,592,995 4,374,715 4,327,015
経常利益 (千円) 64,887 55,719 78,270 95,253 64,718
当期純利益 (千円) 38,523 32,042 48,361 59,400 42,478
持分法を適用した場合の投資利益 (千円)
資本金 (千円) 11,000 25,250 40,338 193,187 622,112
発行済株式総数 (株) 220 277 285,622 1,705,010 2,055,010
純資産額 (千円) 94,893 155,436 233,975 599,072 1,499,401
総資産額 (千円) 410,049 564,094 759,684 1,130,640 2,017,212
1株当たり純資産額 (円) 86.27 112.23 163.84 351.36 729.63
1株当たり配当額 (円)
(1株当たり中間配当額) (―) (―) (―) (―) (―)
1株当たり当期純利益

金額
(円) 35.02 29.05 34.90 39.62 23.02
潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

金額
(円) 39.35 22.87
自己資本比率 (%) 23.1 27.6 30.8 53.0 74.3
自己資本利益率 (%) 50.9 25.6 24.8 14.3 4.0
株価収益率 (倍) 32.5 77.4
配当性向 (%)
従業員数 (名) 21 23 29 36 47
〔ほか、平均臨時

雇用人員〕
〔 1 〕 〔 2 〕 〔 5 〕 〔 6 〕 〔 7 〕

(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第10期から第11期については潜在株式が存在しないため、第12期については潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。

3.第10期、第11期及び第12期の株価収益率は当社株式が非上場であったため記載しておりません。

4.平成25年3月31日付で株式1株につき1,000株の分割を、平成26年6月2日付で株式1株につき5株の分割を行っております。第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。

5.第11期から第14期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けておりますが、第10期の財務諸表については、監査を受けておりません。

6.平成27年3月27日開催の第13期定時株主総会決議により、決算期を12月31日から10月31日に変更しました。従って、第14期は平成27年1月1日から平成27年10月31日の10か月間となっております。  ### 2 【沿革】

当社の創業者である岡本洋明は、前職で営業支援システム及びコンサルティングを行う企業の取締役として経営全般と営業面を統括しておりました。その後、企業が情報システムを更新する際に過去のデータベースを引き継ぐことに着目し、個人の情報(思い出の写真)についても同様に引き継げるようにすることを目的として、世代を超えて個人間の思い出を橋渡しする会社として、写真などのアーカイブ化を事業とする「株式会社ジェネレーションパス」を創業いたしました。

当社設立以後の主な経緯は、次のとおりであります。

年月 沿革
平成14年1月 東京都千代田区紀尾井町に思い出写真のアーカイブ化、映像化システムの製造販売を事業目的とした、株式会社ジェネレーションパス(資本金11百万円)を設立
平成14年6月 個人情報のストレージサービスの提供開始
平成14年12月 写真の映像化システム「G-ALBUM Creator」販売開始
平成15年1月 東京都新宿区西新宿に本社移転
平成15年2月 ブライダル専門映像自社サイト「ブライダルDVD」事業スタート
平成19年6月 ネットマーケティング事業「リコメン堂」開始
平成19年7月 ECモールへの出店開始(Yahoo!ショッピング、DeNAショッピング)
平成20年7月 楽天市場出店開始
平成23年7月 千葉県の農事組合法人和郷園が生産した農産物の販売事業を営む株式会社和郷と生産物の販売に関する業務提携
平成24年12月 システム構築企業株式会社トリプルダブル(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
平成25年1月 ネットマーケティング事業をECマーケティング事業とし、合わせて、ECサポート事業の開始
平成25年11月 宅配ボックスの製造・運営管理事業を営む株式会社フルタイムシステムと会員向けビジネスに関する業務提携
平成26年9月 東京証券取引所マザーズに株式を上場。
平成27年2月 商品企画関連事業開始
平成27年7月 Charoen Pokphand(チャロン・ポカパン) Group Company Limitedと資本提携
資本金を6億22百万円に増資

当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社トリプルダブルの計2社で構成されており、インターネット上の店舗(ECサイト)で商品販売を行う「ECマーケティング事業」、マーケティングデータを基に商品の企画サポートを行う「商品企画関連事業」、システム受託開発や映像制作を行う「その他事業」を展開しております。

当社グループは「優良な商材を創る企業の大切な思いを、消費者へと伝える橋渡し役を担う企業でありたい」という企業理念のもと、継続的なマーケティングデータの収集と分析及びオペレーションのシステム化を背景とした「ECマーケティング事業」を主たる事業として展開しています。

当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関係は次の通りであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。

また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

(1) ECマーケティング事業

「EC事業」は当社及び子会社である株式会社トリプルダブルが行っており、「ECサポート事業」は当社が行っております。

① EC事業

当事業は、マーケティングの基礎となるビッグデータ(※1)を、当社グループの運営するECサイトや、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等のECモール及びインターネット全体から収集・分析し、当社グループと取引のあるメーカー及び卸売事業者から提案された商品について、消費者の購買につながる可能性の高いキーワード、商品画像、価格等を設定し、当社グループECサイトで販売を行う事業となります。

当事業では、継続的かつ適時に膨大な量のマーケティングデータ(ビッグデータ)の収集を行うことが重要となります。これらの収集・分析を行う一連のシステムは当社グループ内にて自社開発しております。当社グループはEPO(EC Platform Optimization)と名付けたマーケティング手法に基づき、収集したデータから計画・施策を立て、商品の販売を行い、その結果を検証・評価し、また次の再販施策に活用するといった継続的なPDCAサイクル(※2)を行っております。(EPOの内容は「(4) 当社グループの特徴について」をご参照)

また、当社グループの手法は汎用性のあるマーケティング手法であるため、取扱う商品ジャンルは限定されることなく、インテリア、ファッション、美容コスメ、スポーツ、キッズ・ベビー、家電、食品、日用品、その他の幅広いジャンルの商品を取り扱うことが可能となっております。

店舗については主に「リコメン堂」の屋号で、インテリア、ファッション、美容コスメ、スポーツ等のジャンル別に複数のモールにまたがり、合計42店舗(共同購入型クーポンサイトを含む。平成27年10月31日時点)を展開しております。

当社グループECサイトでは、主として、在庫を保有しないドロップシッピング方式(※3)を採用しております。当社グループの取扱商品数は継続的に増加しており、平成27年10月31日時点で129万点にのぼります。なお、売れ筋商品については、メーカーや卸売事業者の在庫切れによる販売機会損失を勘案し、一定程度在庫を保有する方針としております。

また、129万点かつ多ジャンルに渡る種類の商品について、当社グループ内で商品撮影から、商品ページの制作、商品の受注・発注処理を実施することに加え、お客様の満足度向上のため、多くのEC事業者がメールだけの問い合わせ対応をしているところ、当社グループでは、お客様からのお問い合わせに関してはメールだけでなく、電話での窓口を社内に設置し、様々なお客様のご意見、ご感想、クレームに至るまでを記録及びデータ管理し、即時運営に反映可能な体制を構築しております。

※1  マーケティングの基礎となるビッグデータ…商品ページ上の各種キーワード、商品画像、価格、出店店舗

数等の購買の際に判断基準となる各種ビッグデータ。

※2  PDCAサイクル……………………………………業務活動を円滑に進行させるためのサイクル。

Plan(分析)→Do(販売)→Check (検証)→Action(評価)

※3 ドロップシッピング方式…お客様からのご注文後、メーカーや卸売事業者から商品を直送することにより配

送のリードタイムを短縮し、また在庫リスクのないEC店舗の運営形態の一つ。

② ECサポート事業

当事業は、当社グループの各種ECマーケティング機能を、今後ECサイトの運営を検討中である、または既に運営している企業向けに提供する事業となります。当社グループのECマーケティング事業で獲得した各種マーケティングデータを活用し、対象となるECサイトへ売れる商品情報の提供、店舗デザインの編集、商品構成(選定)と最適な検索キーワード及び商品ページの作成、集客、顧客対応等の運営支援を全般的に行うサービスとして提供を行っております。導入までの初期費用とマーケティング活動に必要な費用以外は、実際に商品が売れた段階で発生する成果報酬型のビジネスモデルとなっております。

(2) 商品企画関連事業

「商品企画関連事業」は当社が行っております。

当事業は、当社グループのECマーケティング事業で獲得した商品データを活用し、主にメーカーと共同して商品の企画開発を行う事業であります。具体的には売れ筋データ分析によるメーカーとの共同商品開発の推進、高品質かつ高採算商品の製造のための海外工場との直接提携による生産管理体制の構築、自社ECマーケティング事業及びインターネット市場全体の分析による、実店舗への情報提供及び商品提供を行う事業となります。

(3) その他事業

「その他事業」は、子会社である株式会社トリプルダブルが行うソフトウェアの受託開発及びシステム開発事業と当社が行う思い出事業であります。

①ソフトウェアの受託開発及びシステム開発事業

ソフトウェアの受託開発及びシステム開発事業は子会社の株式会社トリプルダブルにて行っている事業で、主に大学、企業の研究所との共同研究を通じて、システム、アプリケーションの受託開発やシステム開発の技術支援を行う事業であります。

②思い出事業

思い出事業は、親から子、祖父母から孫へなどに、言葉では伝えきれない個人の歴史が詰まった思い出の写真や映像を物語仕立てに編集・映像制作し、DVD等のメディアにする事業であります。

(4) 当社グループの特徴について

① EPOについて

EPOとは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等に代表されるECモールをマーケティングインフラとして捉え、それぞれのECモールごとにおける特性をデータとして蓄積し、対象となる商品について、販売に最適な各種条件の設定をしていくものとなります。そして当社グループECサイトにて販売を行い、その売れ行き状況を判断材料とし、より効果の高い販売結果を導き出すサイクルを実現するものです。また、ECモールによらない単独サイトでの販売に比べ、サイト開設時の初期コストが圧縮できる他に集客費や広告費が抑制され、効率的なマーケティングを行えることも特徴の一つとなっております。なお、EPOは、当社グループで定義し、用いている用語であります。

EPOのサイクルは、以下4つの機能から構成されています。

1. 収集・分析

各ECモール及びインターネット上で販売されている商品について、マーケティングの基礎となるビッグデータを「収集」し、そのデータの「分析」を行います。

2. 集客

「収集・分析」で得られた結果を基に、該当商品の販売に最適なECモールを選択することに加え、消費者による検索結果の上位に当社グループECサイトを表示させるECモール内SEO(※4)及びインターネット広告に活用することで、購買見込みの高いお客様を当社グループECサイトへ誘引し、「集客」します。

3. 実行(販売)

「収集・分析」で得られた結果を基に、価格や配送、ポイント等の各種条件を設定し、商品画像、商品ページ等の制作を行った上で、商品の販売を開始致します。同一のECモール内においても、ECサイトごとに商品ページの掲載情報を変化させることにより、売れ行き状況が異なるため、より最適な販売結果に結び付けるための「実行(販売)」となります。

4. 検証

「実行(販売)」で得られた結果に基づき、より高い販売効果を追求するための「検証」を行います。改善プランの策定及び商品ページの再撮影を含む商品ページの再構築及び集客の見直しを行います。その結果を「収集・分析」フェーズに蓄積することにより、データ収集や分析だけを行うのではなく、実際の販売結果を向上させることが可能なサイクルを実現しています。

そして、このEPOサイクルを実現するためには4つの基礎能力が必要となります。

①関連する商品情報を把握し、お客様の多様なニーズに対応するための「多種商品調達力」

②商品の販売条件を変えて売れ行き状況の反応を確認するための「多店舗運営能力」

③粗利益の低い商品でも対応可能な「ローコストオペレーション」

④上記3点を管理する「システム開発力とデータ分析力」

これらのEPOを実現するための基礎能力を持つことにより、少ない商品であれば可能なPDCAサイクルを129万点かつ多ジャンルにわたる商品に対応することが可能となっております。

※4  SEO…………………………………………………消費者による検索結果の上位に自社サイトを表示し、訪問者

数を増加させることを目的とした広告手法。

② システムインフラについて

129万点かつ多ジャンルに渡る取扱商品についての受発注オペレーションを支えるシステムインフラとして、平成25年に社内開発の受発注システム(GPMS=Generation Pass Management System) をリリースしました。全42店舗(共同購入型クーポンサイトを含む)の大量の受注及び430社を超えるメーカー及び卸売事業者への発注に加え、お客様への各種連絡(注文確認連絡、納期連絡、出荷連絡等)を一括して効率的に行うことが可能です。

また、売れ筋商品の在庫発注管理、商品ページ制作、卸売事業者への大量発注等の自動化についてもGPMSとの連動によりシステム化を図っております。本受発注システムにより、膨大な人員を必要としていた作業の削減が実現し、注文件数の増加に伴うオペレーション費用の抑制が可能となりました。

なお、各ECモール及びインターネット全体からマーケティングデータの基礎となるビッグデータの収集・分析を行うためのシステムである、MIS(Marketing Information System)についても社内開発し、平成26年より稼働しています。MISは、収集されたデータから使用頻度の高い商品キーワード、商品画像、価格等のビッグデータを分析することにより、出品前の商品売れ行き予測や、最適な商品キーワードの自動生成が可能となり、販売量の拡大に繋がっております。 ### 4 【関係会社の状況】

名称 住所 資本金

(千円)
主要な事業

の内容
議決権の所有

(又は被所有)

割合(%)
関係内容
(連結子会社)
株式会社トリプルダブル 東京都新宿区 10,000 EC事業及びソフトウェア製品の開発製造、販売。 100.0 役員兼任1名

管理業務及び通販業務の委託契約あり。

システム開発・保守の提供あり。

(注) 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

平成27年10月31日現在

セグメントの名称 従業員数(名)
ECマーケティング事業 29 〔5〕
商品企画関連事業 6 〔1〕
その他の事業 1 〔―〕
全社(共通) 11 〔1〕
合計 47 〔7〕

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2.従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。

3.全社(共通)と記載している従業員数は、管理本部、システムチーム、内部監査室、企画本部に所属しているものであります。

4.前連結会計年度末に比べ従業員数が11名増加しております。主な理由は、事業規模の拡大による業容拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。

(2) 提出会社の状況

平成27年10月31日現在

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
47 〔7〕 32.04 2.51 3,226
セグメントの名称 従業員数(名)
ECマーケティング事業 29 〔5〕
商品企画関連事業 6 〔1〕
その他の事業 1 〔―〕
全社(共通) 11 〔1〕
合計 47 〔7〕

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。

4.全社(共通)と記載している従業員数は、管理本部、システムチーム、内部監査室、企画本部に所属しているものであります。

5.前事業年度末に比べ従業員数が11名増加しております。主な理由は、事業規模の拡大による業容拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。

6.当事業年度は決算期変更により10か月決算となっておりますので、平均年間給与は、平成26年11月から平成27年10月までの1年間で記載しております。

(3) 労働組合の状況

当社グループでは、労働組合は存在しませんが、従業員の過半数の賛成により従業員代表を定めており、労使関係は円満に推移しております。

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第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

当社は、平成27年3月27日に開催された定時株主総会で、「定款一部変更の件」が承認されたことを受けて、当連結会計年度より決算期末日を12月31日から10月31日に変更致しました。このため、対前期増減率は記載しておりません。

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和等を背景に円安及び株高が継続し、設備投資の回復や雇用環境の改善により、緩やかな回復への動きが見られました。それに伴い、消費税増税後に低迷していた個人消費も一部持ち直しの動きが見られるものの、円安による物価上昇などの影響もあり厳しい商品選別を伴うものとなりました。 

このような状況の中、当社グループは、継続的なビッグデータの収集とその分析を進めることで、マーケットニーズに沿った「ECマーケティング事業」の展開を推し進めてまいりました。平成27年10月31日時点における出店店舗数は合計で42店舗(共同購入型クーポンサイトを含む)と引き続き増加しており、既存モールでは、当社独自の戦略であるEC Platform Optimization(以下「EPO」という)を推進し、集客と売上拡大施策に注力しております。また、当該ビッグデータを活用した「商品企画関連事業」についても順調に事業が立ち上がり、売上が計上されています。さらに、当連結会計年度においてアジア有数の大手複合企業の一つであるCharoen Pokphand Group Company Limitedグループと資本提携を行い、今後急激な拡大が見込まれる中国越境ECへ参入する体制を構築し、来期以降の売上の拡大に向けた準備を行いました。費用面に関しては、「商品企画関連事業」の新規立ち上げに係る費用、第三者割当増資に係る費用、中国を対象とした越境EC事業の推進に係る費用、及びシステム開発のための投資により大きく増加しておりますが、売上高の堅調な増加により当初年度計画以上の経常利益の確保を実現しております。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は4,338百万円となりました。ECマーケティング事業及び商品企画関連事業の売上高が堅調に推移したことにより、営業利益は63百万円、経常利益は62百万円、当期純利益は40百万円となりました。

セグメントの業績については、以下のとおりであります。

①ECマーケティング事業

ECマーケティング事業につきましては、継続的に収集されるビッグデータの分析に基づき各種マーケティング施策を実施し、売上拡大に向けて積極的に取り組んでまいりました。また、取引先の増加に伴い、出店中の各モールにおける商品数も順調に増加しております。更に、販売を促進する商品コンテンツの拡充を実現するために、撮影スタジオを大幅に増床し、撮影機材及び人員への投資を促進しております。上記に加えて、蓄積されたビッグデータやEC運営ノウハウを活用して他社を支援するECサポート事業についても、着実に受注を積み重ねており、今後の事業収益の柱の1つとするための基盤づくりを進めております。また、当連結会計年度において中国を対象とした越境EC事業の本格参入を決定し、平成27年11月に日本企業として初めて上海跨境通国際貿易有限公司が運営する中国のECモール「KJT.com」(中国(上海)自由貿易試験区正定路530号)へ新規出店し、運営を開始しております。

システム面では、当社が独自に開発したオペレーションシステム(GPMS:Generation Pass Management System)及びEPOを推進するためのビッグデータの収集及びその分析を行うシステム(MIS:Marketing Information System)の強化を進め、利益率を向上または改善させるための投資を進めてまいりました。

以上の結果、売上高は3,742百万円、セグメント利益は121百万円となりました。

②商品企画関連事業

商品企画関連事業につきましては、引先商品の企画サポートが開始され、ベトナム及びカンボジア工場における生産がスタートし、家具や雑貨等の輸入について順調な滑り出しとなりました。また、売れ筋データ分析によるパートナー企業との共同商品開発を推進するため、事業展開に関する投資を行っております。

以上の結果、売上高は584百万円、セグメント利益は77百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて921百万円増加し、1,009百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、獲得した資金は86百万円(前連結会計年度は171百万円の使用)となりました。税金等調整前当期純利益が62百万円となり、売上債権の減少(118百万円)があった一方で、たな卸資産の増加(65百万円)及び未払金の減少(49百万円)、前渡金の増加(40百万円)があったことによるものであります。 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は20百万円(前連結会計年度は8百万円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出(12百万円)及び無形固定資産の取得による支出(5百万円)、有形固定資産の取得による支出(1百万円)があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、獲得した資金は853百万円(前連結会計年度は199百万円の獲得)となりました。これは主に、株式の発行による収入(857百万円)によるものであります。   ### 2 【生産、受注及び販売の状況】

当連結会計年度において、新たな事業(商品企画関連事業)を開始したことに伴い、新たなセグメント「商品企画関連事業」を新設いたしました。また、当連結会計年度は決算期変更により、平成27年1月1日から平成27年10月31日までの10か月間となっております。このため、前年同期比については記載しておりません。

(1) 仕入実績

当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 仕入高(千円) 前年同期比

(%)
ECマーケティング事業 2,723,310
EC事業 2,723,310
ECサポート事業
商品企画関連事業 482,627
3,205,938

(注) 1.生産については、該当実績がないため、記載しておりません。当社グループ主要事業に係る仕入実績を記載しております。

2.金額は、仕入価格によっております。

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) 受注実績

当社グループは受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であります。また、ECマーケティング事業においては、一部需要動向を見込んだ商品仕入を行っております。そのため、受注実績に重要性がないため、記載を省略しております。

(3) 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比

(%)
ECマーケティング事業 3,742,777
EC事業 3,736,105
ECサポート事業 6,672
商品企画関連事業 584,233
その他事業 11,717
合計 4,338,728

(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先 前連結会計年度 当連結会計年度
販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%)
三菱商事ファッション㈱ 584,233 13.46

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。  ### 3 【対処すべき課題】

当社グループが対処すべき主な課題は、以下の項目と認識しております。

① 利益面の課題

主力商品であるインテリア製品においては、主としてドロップシッピング形式(お客様からのご注文後、メーカーや卸売事業者から商品を直送することにより、配送のリードタイムを短縮し、また在庫リスクのないEC店舗の運営形態の一つ。以下同様。)での運営を行っているため、在庫を保有する一般的な大手インテリア企業の粗利益率に比べ低くなっております。当社グループは消費者に価格転嫁することなくこの課題を解決するために、販売計画に基づき、売れ筋商品については在庫を保有する方針とし、一括仕入れを行うことで粗利益率の向上を図っております。併せて、自社での管理のもと、良質で低コストのPB商材(プライベート商材)の開発に注力し、安価な仕入れを実現していく方針です。

② 顧客サービス面の課題

当社グループはドロップシッピングが基本的な取引形態の為、メーカーや卸売事業者の在庫を適時に把握することが困難であり、キャンセルによる失注が一定数発生するといった課題があります。この解決の為に、メーカー等と直接システム結合を行える在庫管理システムの構築がスタートし、一定の成果が出てきております。

③ 配送サービス面の課題

実際の商品がメーカーや卸売事業者にあるため、配送に関してのきめ細かい工夫、効率的な梱包、独自のサービスの提供が困難であり、配送コストの削減が課題となります。この課題を解決する方法として、売れ筋商品を当社グループにて一括して管理できる提携倉庫の管理を強化しました。これにより、複数の異なった企業が提供する商品も一括で配送できることとなり、配送コストの削減と、一度に商品を受け取れるという顧客利便性の双方が実現し、一部成果が出始めております。

④ ECモールに偏った事業運営

ECモールに偏った運営は、独自のサービスや顧客リレイションを弱くし、継続的にモールなどの手数料が付加されるため価格競争力が弱くなるという課題があります。この課題を解決するためにはモールから独自サイトへの移行や自社で新たなECモールを構築していくことが必要になります。当社グループの商品群からみると、インテリア等においては既に十分にスタートを切れる商品数となっており、一部テスト店舗の運営を開始しております。  ### 4 【事業等のリスク】

以下において、当社グループの事業、経営の状況などに関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。

当社グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生後の対応に努めるものでありますが、当社グループの株式に関する投資判断は、本項及び本報告書中の本項以外の記載事項も慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) ビジネスモデルのリスク

当社グループのビジネスモデルは、インターネットを介して商品情報を提供し販売していることから、インターネット環境の進化により、EC市場などのインターネット関連市場が今後も拡大していくことが事業展開の基本条件であると考えています。仮に新たな法的規制の導入、技術革新の停滞、通信コストの改定などの予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 事業内容に関するリスク

①EC市場における競争について

当社グループが属するEC分野においては、小規模な事業者まで含めるとECを行う事業者は多数存在しています。参入障壁が低いことから、今後もEC市場のさらなる拡大に伴い、新規参入業者が増加し、利益率や品質を度外視した過当な価格競争が業界内に横行するような状況になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、カタログ等の紙媒体を主力としている大手の通信販売事業者がインターネットを本格的に活用した販売活動を強化する可能性もあります。豊富な商品群や顧客基盤、販売ノウハウを有するカタログ通販業者等がインターネットによる販売活動を強化した場合、想定していた市場シェアを確保できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

②商品の安全性について

当社グループは、安全性を確認できる商品のみ提供する方針であるため、健康等への影響が大きい化粧品や健康食品については、大手メーカーにて検査体制や品質の維持及び管理において安全性が確保されていると考えられる商品以外は取り扱っておりません。

また、他の商品においても、製造者や卸業者が提示する機能などに関しては、可能な場合は第三者機関証明書を徴求する等、出来る限り表示内容の確認を実施し、お客様により安心して購入していただくための環境整備に努めております。

しかしながら、当社グループの取扱商品について、製造者や生産者による表示の偽装や品質に関する虚偽の情報提供などが行われる可能性は否定できません。かかる事象が発生した場合、行政処分や消費者からのクレームによる損害賠償等が生じる可能性があるとともに、当社グループの対外的信用力が低下することにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

③インターネットモールにかかる影響について

当社グループは、EPOというマーケティング手法により、インターネット上のECモールにおけるマーケティングの最適化を行うことを大きな武器として成長しております。そのため、日本の代表的なECモールである楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECのインフラとも言うべき企業の運営方針の影響を受けます。複数のECモールへの出店や独自サイトの運営の開始などにより、一つのECモールに依存しない運営体制の構築に務めておりますが、ECモールが同一企業による複数の店舗の出店を禁止することによる既存店舗の閉鎖や、販売ロイヤリティ率の引き上げに伴いECモールへの出店に関する費用が増大する場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

④季節変動について

当社グループは、夏季休暇が含まれる8月~9月は売上高・利益が減少する傾向にあり、11月~12月の贈答シーズンに売上高・利益が増加する傾向にあるため、通期の業績に占める第1四半期の比重が高くなっております。

このため、特定の四半期業績のみをもって当社グループの通期業績見通しを判断することは困難であり、第1四半期の業績如何によっては年度の経営成績が影響を受ける可能性があります。

⑤物流業務の外部委託について

当社グループでは、主に静岡県磐田市並びに埼玉県三郷市などに売れ筋商品を中心とした在庫を保有しており、当該商品の検品・保管・仕分・梱包といった物流関連業務を物流サービス業者に委託しております。したがって、当該物流サービス企業の業績の悪化や在庫を保有している倉庫が自然災害又は火事などにより操業できなくなった場合、在庫の滅失、毀損や配送遅延、サービス一時停止などといった事態の発生により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑥運送会社との取引関係について

当社グループからお客様への商品配送は、そのほとんどを佐川急便株式会社やヤマト運輸株式会社などの運送会社を介してお客様に商品をお届けしております。当社グループとしては、リスク分散の観点からも各社との良好な取引関係の維持に努めるとともに、代替的な配送業者との関係構築を常に模索するように努めておりますが、今後、各社からの大幅な配送料の値上げ要請や取引関係の縮小などがあった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑦需要予測に基づく仕入れについて

当社グループは、基本的には在庫を持たずマーケティングに特化した事業運営を行っておりますが、在庫切れなどによる販売機会のロスの回避、配送早期化に伴う顧客サービスの向上、一括仕入れによる原価率の低減を図るために、一部の売れ筋商品につき過去の販売実績やその商品自体の需要予測に基づき仕入れを行い、在庫を保有しております。

また、今後は販売機会のロスの更なる低下を目的として在庫保有水準を一定程度引き上げる方針であり、そのため自社倉庫を保有することを計画しております。実際に販売実績の多い商品を中心に保有する方針に変更はないものの、実際の受注が需要予測を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。

⑧返品について

当社グループの事業は、通信販売という販売形態でありますが、お客様に対する販売において、不良品などのやむを得ない場合を除いて基本的に返品を受け付けておりません。しかし売れ筋商品に対する不具合の発覚等によりこれらの返品が多数発生した場合には、返品の処理、代替商品の配送等に伴う追加的な費用が発生し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑨カントリーリスクと為替変動について

当社グループがメーカーや卸業者から仕入れる商品の多くは、主に中国やインドネシア等において生産されております。したがって当該地域に関連する地政学的リスク、社会リスク、信用リスク、市場リスクは、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外で製造された商品であるが故に、為替変動におけるリスクはメーカーや卸売事業者からの仕入価額の変動を通じて当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、商品企画関連事業について、主にベトナムやカンボジアの業者との取引を開始しており、輸入仕入に関わる外貨建取引の決済及び売上に関わる外貨建取引の決済、外貨建資産・負債の換算に際しては為替相場の影響を受けております。したがって、為替の動向によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑩システム障害について

当社グループの事業は、Webサイトの管理を始め、受注、発注、仕入、在庫、発送、売上までのほとんどの業務が業務管理システムに依存しております。これらのシステムでは、それぞれ予備系統や予備データの保有機能等の二重化措置やファイヤウォール、ウィルスチェック等、外部からの攻撃を回避するための対策を講じております。しかしながら、想定を超えたアクセスの急激な増加や、コンピュータウィルスの侵入、人為的な破壊行為又は構築したアプリケーション内の不具合等、様々な要因によって当社グループのシステムに障害又は問題が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑪個人情報の取り扱いについて

当社グループは、EC等による商品の販売に際してお客様の氏名、住所等の申し出を受け、多くの個人情報を保有するため、平成17年4月に施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)に規定する個人情報取扱事業者に該当します。このため、当社グループは、個人情報にかかる取り組みとして、アクセスコントロール、情報管理規程・マニュアルを制定し、プログラム作成者の教育訓練及び全社員を対象とした社内教育を徹底しております。また、現在、プライバシーマークについての認定を取得し、情報管理体制の整備強化に努めております。しかしながら当該施策に関わらず、当社グループのお客様などの個人情報が社外に漏洩した場合には、損害賠償や社会的な信用失墜等により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑫技術革新への対応について

当社グループが事業を展開しているインターネット関連の業界は、新たな技術革新やサービスが次々と登場することが特徴となっており、当社グループでは、それらの技術革新等により開発されたサービスや機能等を当社グループ事業に活用するため、積極的な対応に努めております。しかしながら、技術革新等への対応が遅れた場合や、システム等に関連する投資額や費用が予想外に増加した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑬法的規制等について

当社グループは、「不当景品類及び不当表示防止法(景表法)」、「特定商取引に関する法律(特商法)」及び「薬事法」等の法令による規制を受けております。当社グループでは、これらの法令等を遵守するための管理体制及び従業員教育を徹底し、コンプライアンス体制の整備に努めております。しかしながら、これらの法令等に抵触した場合、当社グループのブランドイメージが損なわれることによるお客様からの信頼度の低下や法令等の改正又は新たな法令等の制定により法的規制が強化された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(3) 事業体制に関するリスク

①代表者への依存について

代表取締役社長岡本洋明は当社の設立の中心人物であり、経営方針や経営戦略等、当社グループの事業活動全般において重要な役割を果たしており、同氏に対する当社グループの依存度は高くなっております。

当社グループにおいては、同氏に過度に依存しない経営体制を構築すべく、他の取締役や従業員への権限委譲等を進めておりますが、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難となった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

②人材の確保や育成について

当社グループでは、急激な事業拡大に伴って優秀な人材の確保とその育成が重要な課題となっており、内部での人材育成と抜擢及び外部からの人材登用に努めております。

また、特にお客様からの問い合わせ等に対応するカスタマーサービス業務については労働集約的な側面があり、恒常的に多数の従業員を効率的に配置する必要があることから、当社グループとしてはその採用と教育に努めております。

しかしながら、当社グループの属する市場が今後拡大し、競争が激化すれば、競合他社との人材獲得競争も激化し、当社グループの人材が外部に流出することや、人材確保に支障をきたすことも想定されます。また、今後急激な受注高の増加などに伴い業務量が急増した場合、出荷関連業務やカスタマーサービス業務の人員不足により業務効率が低下するなどの事態が発生することも想定されます。このような事態が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(4) その他のリスク

①配当政策について

当社グループは、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要であると考え、会社設立以来、当事業年度を含め配当は実施しておりません。しかしながら、株主利益の最大化を重要な経営目標の一つとして認識しており、今後の株主への剰余金の配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針でありますが、現時点では実現可能性及びその実施時期等については未定であります。

②新株予約権の行使による株式価値の希薄化について

当社グループでは、当社グループ役員、従業員及び外部の協力者に対するインセンティブを目的として、新株予約権(以下「ストック・オプション」)を付与しております。平成27年10月末日現在におけるストック・オプションの目的となる株式の数は16,800株であり、潜在株式比率は発行済株式総数2,055,010株の0.81%となっております。これらのストック・オプションの行使が行われた場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があり、この株式価値の希薄化が株価形成に影響を及ぼす可能性があります。  ### 5 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成27年6月16日開催の取締役会において、Charoen Pokphand Group Company Limitedの子会社であるCT Bright Holdings Limited を引受先とする第三者割当による新株の発行を決議しました。

本第三者割当の概要

① 募集株式の種類及び数 普通株式 350,000株
② 発行価額 1株につき金2,451円
③ 申込期日 平成27年7月2日
④ 払込期日 平成27年7月2日から平成27年7月3日
⑤ 発行価額の総額 857百万円
⑥ 増加する資本金及び資本準備金に関する事項 増加する資本金の額

1株につき金1,225.50円(総額 428百万円)

増加する資本準備金の額

1株につき金1,225.50円(総額 428百万円)
⑦ 募集または割当方法 第三者割当の方法により以下の割当先に割り当てる。

CT Bright Holdings Limited
⑧ 資金使途 中国企業との資本提携又は買収の原資金として今回の資金の一部を充当。

当社は、マーケティングデータの基礎となるビッグデータの収集・分析等の研究開発を行っております。セグメントごとの研究開発活動を示すと次の通りであります。

(1) ECマーケティング事業

平成26年より各ECモール及びインターネット全体からマーケティングデータの基礎となるビッグデータの収集・分析を行うためのシステムであるMISを国内で稼働しております。新たにMISに各商品ごとの販売数に関する推定機能の付加、及び中国でのECマーケティング事業に必要なビッグデータの収集・分析を行うための機能の付加を目的として研究開発を開始しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は1百万円であります。

(2) 商品企画関連事業

該当事項はありません。

(3) その他事業

該当事項はありません。  ### 7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。

見積り及び判断・評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

当社は、平成27年3月27日に開催された定時株主総会で、「定款一部変更の件」が承認されたことを受けて、当連結会計年度より決算期末日を12月31日から10月31日に変更致しました。このため、対前期増減率は記載しておりません。

(売上高)

当連結会計年度の売上高は4,338百万円となりました。

事業のセグメント別にみると、ECマーケティング事業については、主力商品であるインテリア製品から食材まで商品領域の拡大を進め、商品数も129万点と向上したこと等により3,742百万円となりました。次に、商品企画関連事業については、取引先商品の企画サポートが開始され、ベトナム及びカンボジア工場における生産がスタートし、家具や雑貨等の輸入について順調な滑り出しとなり584百万円となりました。なお、その他事業については11百万円となりました。

(売上総利益)

当連結会計年度における売上総利益は、上記の諸要因により、1,193百万円となり、売上総利益率は27.50%となりました。

(営業利益)

当連結会計年度における営業利益は、越境EC事業への投資及び決算賞与の支給等が発生したことにより、63百万円となりました。

(経常利益)

当連結会計年度における経常利益は、雇用に関する補助金等により営業外収益が5百万円、株式交付費等により営業外費用が6百万円となったことにより、62百万円となりました。

(当期純利益)

税金等調整前当期純利益は62百万円となり、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額を計上した結果、当連結会計年度は当期純利益40百万円となりました。

(3) 当連結会計年度の財政状態の分析

(資産)

当連結会計年度末の総資産は、2,017百万円となり、前連結会計年度末に比べ878百万円の増加となりました。

流動資産は1,978百万円となり、前連結会計年度末に比べ911百万円の増加となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が921百万円、商品が64百万円、その他が39百万円増加し、売掛金が118百万円減少したことによるものであります。

固定資産は、39百万円となり、前連結会計年度末に比べ33百万円の減少となりました。主な要因といたしましては、投資有価証券が12百万円増加し、その他が48百万円減少したことによるものであります。

(負債)

負債は、518百万円となり、前連結会計年度末に比べ19百万円の減少となりました。

流動負債は、516百万円となり、前連結会計年度末に比べ19百万円の減少となりました。主な要因といたしましては、支払手形及び買掛金が30百万円増加し、未払金が49百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

純資産は、1,499百万円となり、前連結会計年度末に比べ897百万円の増加となりました。主な要因といたしましては、新株発行により資本金が428百万円、資本剰余金が428百万円、当期純利益の計上により利益剰余金が40百万円増加したことによるものであります。

(4) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因および経営戦略の現状と見通しについて

当社グループの業績は、外的要因として①EC市場の環境変化、②競合との競争の激化、③技術革新、④法的規制の変化、⑤自然災害、⑥経済状況の影響を受ける可能性があります。近年世界的な不況下にあっても、当社グループの業績はEC市場の伸長に伴い堅調に推移しております。

また、内部要因としては①新サービスの開発、②優秀な人材の確保や人材育成、③内部管理体制、④システム障害等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がありますが、組織体制の整備及び内部統制制度の強化によりこれらのリスク要因に対応するよう努めてまいります。

当社グループとしては、これらの状況を踏まえて当社グループが強固な経営基盤を構築するため、財務体質の改善と生産性・品質の向上とともにコスト競争力の強化を図り、事業環境の変化に適応した収益の確保に努めていく所存であります。

(6) 経営者の問題意識と今後の方針について

当社グループは、ECモール上でのマーケティングを行うことを事業としており、データ収集のために幅広い商品群を扱うことから、主としてドロップシッピング形式での運営を行っています。これにより利益面では、在庫を保有する他の一般的な大手企業の粗利益率に比べ低くなっており、また在庫管理面では仕入先に在庫があるため適時に正確な在庫把握が困難となり、注文後に在庫が無いことによる失注が一定数発生しています。当社グループはこのような課題を解決するために、収集したマーケティングデータに基づき、売れ筋商品については在庫保有を増加させるとともに、メーカー等と直接システム結合を行える在庫管理システムの構築をスタートさせています。また、将来の配送コストの効率化、在庫保有額の増加をコントロールするべく自社倉庫の保有も視野に入れ物流を含めた最適化を図っていく所存であります。 

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第3 【設備の状況】

1 【設備投資等の概要】

当連結会計年度の設備投資総額(無形固定資産を含む)は6百万円で、主に販売管理システム(GPMS)の構築であります。なお、設備投資のセグメント別内訳は、事業セグメントに資産を配分していないため、記載しておりません。 ### 2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

平成27年10月31日現在

事業所名

(所在地)
セグメント名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数

(名)
建物 車両運搬具 工具、器具及び備品 その他 合計
本社

(東京都新宿区)
ECマーケティング事業

商品企画関連事業

その他事業
事務所 803 1,261 1,551 11,338 14,955 47(7)

(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間平均雇用人員(1日8時間換算)を( )外数で記載しております。

4.その他の主な内容は、ソフトウエア11,338千円であります。 ### 3 【設備の新設、除却等の計画】

(1) 重要な設備の新設等

該当事項はありません。

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。 

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第4 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 5,000,000
5,000,000
種類 事業年度末現在

発行数(株)

(平成27年10月31日)
提出日現在

発行数(株)

(平成28年1月29日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 2,055,010 2,061,510 東京証券取引所

(マザーズ)
完全議決権株式であり、株主としての権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。また、単元株式数は100株であります。
2,055,010 2,061,510

(注) 提出日現在の発行数には、平成28年1月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。  #### (2) 【新株予約権等の状況】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

平成25年11月29日臨時株主総会決議

事業年度末現在

(平成27年10月31日)
提出日の前月末現在

(平成27年12月31日)
新株予約権の数(個) 168 93
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左
新株予約権の目的となる株式の数(株) 16,800(注)1、3 9,300 (注)1、3
新株予約権の行使時の払込金額(円) 700(注)2、3 700(注)2、3
新株予約権の行使期間 平成27年11月30日~

平成35年11月29日
同左
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) 発行価格  700(注)3

資本組入額 350(注)3
同左
新株予約権の行使の条件 新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当社または当社の関係会社の取締役、監査役もしくは従業員のいずれかの地位にあることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職等その他正当な理由のある場合はこの限りではありません。

 その他の条件は、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結した「新株予約権付与契約」で定めるところによるものとします。
同左
新株予約権の譲渡に関する事項 新株予約権を譲渡するときは、当社取締役会の決議による承認を要するものとします。 同左
代用払込みに関する事項
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注) 1.当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整する。調整により生ずる1株未満の端数についてはこれを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割・併合の比率

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

調整後払込金額=調整前払込金額×
分割・併合の比率

また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行または自己株式の処分(旧商法に基づく転換社債の転換または新株引受権証券に係る新株引受権もしくは旧商法に定める新株引受権の行使、または新株予約権の行使の場合を除く。)を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。

調整後払込金額 = 調整前払込金額 × 既発行株式数+ 新規発行株式数×1株当たり払込金額
1株当たり時価
既発行株式数+分割・新規発行株式数

3.平成26年6月2日付で、株式1株につき5株の分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されています。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。  #### (4) 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。 #### (5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

 

(千円)
資本金残高

 

(千円)
資本準備金

増減額

(千円)
資本準備金

残高

(千円)
平成24年12月28日

(注1)
57 277 14,250 25,250 14,250 14,250
平成25年3月31日

(注2)
276,723 277,000 25,250 14,250
平成25年12月25日

(注3)
8,622 285,622 15,088 40,338 15,088 29,338
平成26年6月2日

(注4)
1,142,488 1,428,110 40,338 29,338
平成26年9月23日

(注5)
216,000 1,644,110 119,232 159,570 119,232 148,570
平成26年10月21日

(注6)
60,900 1,705,010 33,616 193,187 33,616 182,187
平成27年7月2日

(注7)
350,000 2,055,010 428,925 622,112 428,925 611,112

(注) 1.有償第三者割当

発行価格 500,000円 資本組入額 250,000円
割当先 取締役等4名
2.株式分割 1株を1,000株に分割

3.有償第三者割当

発行価格 3,500円 資本組入額 1,750円
割当先 株式会社 和郷、株式会社 フルタイムシステム、従業員等7名
4.株式分割 1株を5株に分割

5.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)

発行価格    1,200円

引受価額    1,104円

資本組入額    552円

6.有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)

発行価格 1,104円 資本組入額 552円
割当先 野村證券株式会社

7.有償第三者割当

発行価格 2,451円 資本組入額 1,225.50円
割当先 CT Bright Holdeings Limited

8.有償第三者割当

平成27年11月1日から平成27年12月31日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が6,500株、資本金が2,275千円、資本準備金が2,275千円増加しております。  #### (6) 【所有者別状況】

平成27年10月31日現在

区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満

株式の状況

(株)
政府及び

地方公共

団体
金融機関 金融商品取引業者 その他の

法人
外国法人等 個人

その他
個人以外 個人
株主数

(人)
2 14 17 18 1 479 531
所有株式数

(単元)
482 852 768 4,720 1 13,723 20,546 410
所有株式数

の割合(%)
2.35 4.15 3.74 22.97 0.00 66.78 99.98

(7) 【大株主の状況】

平成27年10月31日現在

氏名又は名称 住所 所有株式数

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
岡本 洋明 東京都千代田区 534,800 26.02
CT Bright Holdings Limited P.O.Box 957,Offshore Incorporations Centre,Road Town,Tortola,British Virgin Islands 350,000 17.03
久野 貴嗣 東京都江東区 178,400 8.68
Lucky Shore Investments Limited P.O.Box 957,Offshore Incorporations Centre,Road Town,Tortola,British Virgin Islands 85,000 4.13
岡本 薫 千葉県浦安市 60,000 2.91
岡本 八洋 千葉県浦安市 60,000 2.91
岡本 あかね 千葉県浦安市 60,000 2.91
桐原 幸彦 東京都世田谷区 58,400 2.84
鈴木 智也 東京都新宿区 58,400 2.84
岡本 由美子 千葉県浦安市 51,000 2.48
1,496,000 72.79

(注) CT Bright Holdings Limitedは、平成27年7月2日に当社が第三者割当増資のため発行した株式を100%引き受けたことにより、主要株主になっております。これに伴い、久野 貴嗣は主要株主でなくなっております。

(8) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

平成27年10月31日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等)
完全議決権株式(その他) 普通株式

2,054,600
20,546 株主としての権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。また、単元株式数は100株であります。
単元未満株式 普通株式

410
発行済株式総数 2,055,010
総株主の議決権 20,546

平成27年10月31日現在

所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)

当社は、新株予約権方式によるストックオプション制度を採用しております。

当該制度の内容は、会社法第236条、第238条及び第239条の規定に基づき、新株予約権を発行する方法によるものです。当該制度の内容は、次のとおりであります。

平成25年11月29日開催の臨時株主総会決議による新株予約権

決議年月日

平成25年11月29日

付与対象者の区分及び人数(名)

当社の監査役 1
当社の従業員 28
子会社の取締役 1

新株予約権の目的となる株式の種類

「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。

株式の数

同上

新株予約権の行使時の払込金額

同上

新株予約権の行使期間

同上

新株予約権の行使の条件

同上

新株予約権の譲渡に関する事項

同上

代用払込みに関する事項

同上

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

同上

(注)退職による権利喪失により、本報告書提出日現在の付与対象者の区分及び人数は、当社の監査役1名、当社の従業員数20名、子会社の取締役1名となっております。 

2 【自己株式の取得等の状況】

| | |
| --- | --- |
| 【株式の種類等】 | 該当事項はありません。 |  #### (1) 【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。 #### (2) 【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

該当事項はありません。 #### (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

該当事項はありません。 ### 3 【配当政策】

当社は、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要であると考え、会社設立以来、当事業年度を含め配当は実施しておりません。しかしながら、株主利益の最大化を重要な経営目標の一つとして認識しており、今後の株主への剰余金の配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針でありますが、現時点では実現可能性及びその実施時期等については未定であります。

内部留保資金につきましては、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させるための資金として、有効に活用していく所存であります。

なお、剰余金の配当を行う場合は、年1回期末での配当を考えており、配当の決定機関は株主総会であります。また、当社は中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。 

4 【株価の推移】

(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 平成22年12月 平成23年12月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年10月
最高(円) 2,749 3,020
最低(円) 1,205 1,288

(注)1.最高・最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

当社株式は、平成26年9月24日から東京証券取引所マザーズに上場しております。それ以前については、該当事項はありません。

2.決算期変更により、第14期は平成27年1月1日から平成27年10月31日までの10か月間となっております。  #### (2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別 平成27年5月 6月 7月 8月 9月 10月
最高(円) 2,620 3,020 2,650 2,600 1,839 1,800
最低(円) 2,280 2,360 2,310 1,762 1,384 1,385

(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。  ### 5 【役員の状況】

男性7名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

役 名 職 名 氏 名 生年月日 略歴 任期 所有株式数

(株)
代表

取締役
岡本 洋明 昭和39年

4月1日
昭和61年4月 日本信販㈱ 入社 (注)2 534,800
平成12年12月 ソフトブレーン㈱取締役就任
平成14年1月 当社設立 代表取締役社長就任(現任)
平成20年6月 ㈱丸八真綿 監査役就任
平成23年11月 ㈱丸八真綿 取締役就任
平成24年4月 ㈱丸八ホールディングス 取締役就任
取締役 アライ

アンス

チーム

リーダー
久野 貴嗣 昭和53年

10月1日
平成13年4月 ㈱CSK 入社(現SCSK㈱) (注)2 178,400
平成16年3月 当社 取締役就任(現任)
平成18年4月 ㈱トリプルダブル

取締役就任
平成20年3月 浜交マリーン㈱ 取締役就任
平成22年6月 浜松交通㈱ 

監査役就任 (現任)
平成25年1月 当社 アライアンスチームリーダー(現任)
平成25年3月 浜交マリーン㈱ 

監査役就任 (現任)
取締役 システムチーム

リーダー
桐原 幸彦 昭和53年

9月19日
平成15年4月 ソニー㈱ 入社 (注)2 58,400
平成18年4月 ㈱トリプルダブル設立 代表取締役社長就任
平成25年1月 当社 取締役就任(現任)
平成25年1月 当社 システムチームリーダー(現任)
平成25年4月 ㈱トリプルダブル

取締役就任(現任)
取締役 管理本部リーダー 鈴木 智也 昭和53年

11月16日
平成15年10月 監査法人トーマツ (現 有限責任監査法人トーマツ) 入社 (注)2 58,400
平成18年6月 ㈱トリプルダブル

取締役就任
平成25年1月 当社 取締役就任(現任)
平成25年1月 当社 管理本部リーダー(現任)
常勤

監査役
粕谷 達也 昭和54年

8月22日
平成12年4月 ㈱アクトファースト 入社 (注)3
平成17年5月 ㈱ダナック 入社
平成19年4月 当社 入社
平成25年4月 当社 監査役就任(現任)
役 名 職 名 氏 名 生年月日 略歴 任期 所有株式数

(株)
監査役 次廣 秀成 昭和37年

4月14日
昭和61年4月 日本勧業角丸証券㈱(現みずほ証券)入社 (注)3
平成10年8月 ロスチャイルドアセットマネージメント 入社
平成11年1月 ㈱第一生命保険エージェンシー 入社
平成12年1月 ㈱光通信 入社
平成13年1月 国際証券㈱(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱)入社
平成15年8月 ㈱アジアビジネスコンサルティング設立 代表取締役就任(現任)
平成25年4月 当社 監査役就任(現任)
監査役 内山 和久 昭和47年

2月20日
平成7年6月 東京金融先物取引所(現 株式会社東京金融取引所)入社 (注)3
平成13年12月 太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)入社
平成15年1月 ㈱マングローブ 入社
平成18年10月 監査法人トーマツ (現 有限責任監査法人トーマツ) 入社
平成19年8月 公認会計士内山和久事務所設立(現任)
平成25年4月 当社 監査役就任(現任)
830,000

(注) 1.監査役 次廣 秀成 及び 監査役 内山 和久 は、社外監査役であります。

2.任期は、平成28年1月29日開催の定時株主総会終結の時から平成29年10月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

3.任期は、平成26年6月2日開催の臨時株主総会終結の時から平成29年10月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4.法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、社外監査役の補欠監査役として中山隆一郎を選任しております。

補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名 生年月日 略歴 所有株式数(株)
中山 隆一郎 昭和45年8月29日 平成13年10月 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入社
平成20年2月 公認会計士中山隆一郎事務所設立(現任)
平成24年3月 ソルーシア・ジャパン株式会社 監査役就任(現任)   

6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】

コーポレート・ガバナンスに対する基本的な考え方

当社グループは、健全で透明性の高い経営を実施し、コンプライアンスの徹底を重視することによって長期的に企業価値の向上を図ることをコーポレート・ガバナンスの基本方針に位置付けております。そのために、適正な業務執行のための体制の整備、運用が重要であると認識し、コーポレート・ガバナンスの充実に向けた様々な取組を実施しております。また、株主やその他のステークホルダーと良好な関係を築き、よりよいサービスを提供することで長期的な成長を遂げていくことができると考えております。

① 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備状況

イ.会社の機関の基本説明

当社において現行の体制が、経営の公正性及び透明性を維持し、経営監視が十分な機能を確保、内部統制及びコンプライアンス遵守の徹底、迅速かつ適切な意思決定、効率的で効果的な経営及び業務執行が実現できる体制であると考えております。

以下体制の概要説明であります。

・取締役会

当社の取締役会は、取締役4名で構成されており、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督する権限を有しております。原則として、取締役会は毎月1回の定時取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、経営判断の迅速化を図っております。また、監査役が取締役会に出席することで、経営に対する適正な牽制機能を果たしております。

・監査役会

当社は監査役会設置会社であります。監査役会は監査役3名(うち社外監査役2名)によって構成されております。監査役会は、毎月1回の定時監査役会の開催に加え、重要な事項等が発生した場合、必要に応じて臨時監査役会を開催しております。監査役会では、法令、定款及び当社監査役規程に基づき重要事項の決議及び業務の進捗報告等を実施しております。また、監査役は定時取締役会・臨時取締役会に常時出席しており、取締役の業務執行について適宜意見を述べ、業務執行の全般にわたって監査を実施しております。

・経営会議

当社では、各週で、取締役、常勤監査役、各チームリーダーとともに必要に応じて顧問弁護士を加え、当社グループ運営に関する全社的・総括的なリスク管理の報告及び対応策検討の場と位置づけております。

当社のコーポレート・ガバンス体制の模式図は、次のとおりです。

ロ.内部統制システムの整備状況

当社では、内部管理体制の強化を目的として、諸規程の整備や内部監査室を設置し、組織的な業務運営を行える体制を構築しております。内部監査室は、内部監査規程に基づいて、事業年度ごとに監査計画書を作成し、当社の全部門に対して、会計監査、業務監査及び臨時の監査を実施しております。更に、管理部門により、各事業部から提出される請求書等の帳票、申請書類については、職務権限規程や業務フローの観点から遵守されているかを確認しており、内部監査と合わせて、内部統制システムは十分機能しております。また、監査役監査、会計監査人による監査及び内部監査の三様監査を有機的に連携させるため、三者間での面談を行い、内部統制システムの強化・向上に努めております。

② リスク管理体制の整備状況

リスク管理体制に関しましては、市場、情報セキュリティ、環境、労務等様々な事業運営上のリスクについて、リスク管理規程を制定し、社内横断的な経営会議の場でリスク管理を行うこととしております。

当会議には、取締役、常勤監査役、各チームリーダー(リーダーが出席できない場合はチーフ)とともに必要に応じて顧問弁護士を加え、当社グループ運営に関する全社的・総括的なリスク管理の報告及び対応策検討の場と位置づけております。各チームリーダーは担当チームのリスク管理責任者として日常の業務活動におけるリスク管理を行うとともに、不測の事態が発生した場合には当会議へ報告することとなっております。

なお、当社は「個人情報の保護に関する法律」に定める個人情報取扱事業者に該当し、取得、収集した個人情報の漏洩等は当社グループの信用力低下に直結することから、個人情報保護規程を整備し、個人情報管理に関するシステムのセキュリティ対策を講ずるとともに全役職員を対象とした研修を実施して個人情報の適正管理に努めております。

③ 内部監査、監査役監査の状況

各監査役は、監査役会の定めた監査計画、監査の方針等に従い、会社の組織体制、管理体制、会社諸規程の整備・運用状況等の監査を通じ、取締役の業務執行に関する適正性監査、内部統制システムの状況の監査及び検証を行っております。監査役は、定例の監査役会において、相互に職務の状況について報告を行うことにより監査業務の認識を共有化しております。また、監査役は会計監査人より年間監査計画の説明を受けるとともに、期末監査終了時点で監査実施状況の報告や情報交換を行うことにより、情報の共有化並びに監査の質・効果・効率の向上を図るよう努めております。

内部監査室(1名)は、各部門の業務に対し、内部監査規程及び毎期策定する内部監査計画書に基づき監査を実施しております。

また、各部門の監査結果及び改善点については、内部監査室より代表取締役社長に報告されており、監査の結果、改善事項がある場合には、被監査部門に対し改善指示を出し改善状況を継続的に確認しております。

なお、内部監査室及び監査役、並びに会計監査人は、それぞれが独立した立場で監査を実施する一方で、監査を有効かつ効率的に進めるため、定期的に意見交換を行っており、監査の実効性向上に努めております。

④ 社外取締役及び社外監査役

当社は、社外取締役を選任しておりませんが、上記のように監査役(3名のうち2名が社外監査役)と監査役会による実効性のある経営監視機能を有していることから、当面は現状のガバナンス体制を維持することとしております。

また、当社では、従前より社外取締役を選任すべく、当社に相応しい適任者の人選を慎重に検討してまいりました。当社は従来から、当社事業の現場に精通した社内出身者である取締役を中心に、迅速かつ当社事業の特性を活かした意思決定を取締役会で行うことを重視していたため、社外取締役の選任は行っておりませんでした。しかしながら、経営への監督を強化するための社外取締役の選任の有効性に関する議論を踏まえ、現在、社外取締役候補者の選定を継続して行っております。選定にあたっては、企業経営への理解に加えて、当社が属する小売業界に関する知見を有すること並びに経営への客観的な意見をいただくため、当社経営者からの独立性を有することを要件としております。現時点では、これらの要件を満たす適任者の選定には至っておりませんが、引き続き、当社の社外取締役として適切な人材の確保に向けて検討を行ってまいります。

社外監査役 次廣 秀成は、過去証券会社に勤務していたこともあり会社のコーポレートガバナンスに深い造詣を有する者であり、株式会社アジアビジネスコンサルティングの代表取締役であります。当社の企業統治の実行性確保のために必要な意見を呈しております。当社と株式会社アジアビジネスコンサルティングとの間には特別な利害関係はありません。

社外監査役 内山 和久は、公認会計士の資格を有しており、会計の専門知識及び会社の管理体制の構築に関する業務に精通しており、主に内部統制の有効性の観点から監査を行っております。

当社と同氏との間には特別な利害関係はありません。

上記の理由により、それぞれが経験もしくは専門的な知識を有しており、職務を適切に遂行していただけるものと判断し、社外監査役として選任しております。

当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針を定めておりませんが、選任にあたっては証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。

社外監査役は、取締役会において、リスク・コンプライアンス、業務の適正を確保するための体制、財務報告に係る内部統制の整備状況等において報告を受け、中立的・専門的な観点から助言や提言を行っております。また、社外監査役は、監査役会において、常勤監査役による監査状況、会計監査の状況等について報告を受け、専門的な観点から助言や提言を行っております。

以上のとおり、社外監査役を選任することで、経営の監視・監督に必要な体制が整備されているものと考えております。

⑤ 役員報酬等

イ.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

区分 報酬等の総額

(千円)
報酬等の種類別の金額(千円) 対象となる

役員の員数

(人)
基本報酬 ストック

オプション
賞与 退職慰労金
取締役

(社外取締役を除く。)
40,390 40,390
監査役

(社外監査役を除く。)
3,350 3,350
社外役員 1,880 1,880

(注) 上記の金額には、取締役の使用人の給与は含まれておりません。

ロ.役員ごとの報酬等

報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

ハ.役員報酬の額又はその算定方法の決定に関する方針

取締役及び監査役の報酬額は、平成25年3月29日開催の第11期定時株主総会において取締役の報酬額を年額200百万円以内、また、平成26年6月2日開催の臨時株主総会において監査役の報酬額を年額20百万円以内と決議しております。

役員報酬等の額の算定方法の決定に関する方針は定めておりませんが、取締役個々の報酬につきましては取締役会の決議、監査役個々の報酬につきましては監査役会の協議によっております。

⑥ 株式保有状況

該当事項はありません。

⑦ 取締役の定数

当社の取締役は10名以内とする旨を定款に定めております。

⑧ 取締役の選任の決議要件

当社は、取締役の選任決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及びその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。

⑨ 取締役及び監査役の責任免除

当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨、定款に定めております。これは、取締役及び監査役が期待される役割を十分に発揮することができることを目的とするものであります。

⑩ 責任限定契約の内容の概要

当社と社外監査役は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。

⑪ 株主総会の特別決議要件の変更

当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

⑫ 会計監査の状況

当社は、有限責任 あずさ監査法人と監査契約を締結し、会社法監査及び金融商品取引法監査を受けております。

当社の会計監査業務を執行した公認会計士の氏名等は以下のとおりであります。

指定有限責任社員 業務執行社員 尾関 純

指定有限責任社員 業務執行社員 土肥 真

監査業務に係る補助者の構成

公認会計士 6名

その他  7名

⑬ 取締役会で決議できる株主総会決議事項

イ 自己株式の取得

当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって自己株式の取得をすることができる旨を定款に定めております。これは、経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を目的とするものであります。

ロ 中間配当制度

当社は、取締役会の決議により、毎年6月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためです。 

(2) 【監査報酬の内容等】

① 【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
区分 前連結会計年度 当連結会計年度
監査証明業務に

基づく報酬(千円)
非監査業務に

基づく報酬(千円)
監査証明業務に

基づく報酬(千円)
非監査業務に

基づく報酬(千円)
提出会社 7,800 500 9,500
連結子会社
7,800 500 9,500

該当事項はありません。 ##### ③ 【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】

(前連結会計年度)

当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、株式上場申請のためのコンフォートレター作成業務であります。 

(当連結会計年度)

該当事項はありません。 ##### ④ 【監査報酬の決定方針】

当社では、監査公認会計士等に対する報酬の額の決定に関する方針を定めておりませんが、監査公認会計士等の監査計画・監査内容・監査に要する時間等を十分に考慮し、監査役会の同意を得て決定しております。 

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第5 【経理の状況】

1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。)に基づいて作成しております。

(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

2 監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成27年1月1日から平成27年10月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(平成27年1月1日から平成27年10月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

3 決算期変更について

平成27年3月27日開催の第13期定時株主総会における定款一部変更の決議により、決算期を12月31日から10月31日に変更いたしました。

したがって、当連結会計年度及び当事業年度は平成27年1月1日から平成27年10月31日までの10か月間となっております。

4 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みについて

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。

具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応ができる体制を整備するため、会計に関する専門機関が実施する各種セミナーへ参加、印刷会社が開催する有価証券報告書等の作成研修へ参加するほか、会計監査人との緻密な連携による情報共有等を行っております。

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1 【連結財務諸表等】

(1) 【連結財務諸表】

① 【連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度

(平成26年12月31日)
当連結会計年度

(平成27年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 88,271 1,009,512
売掛金 635,556 517,065
商品 329,104 393,269
仕掛品 - 1,181
繰延税金資産 2,102 6,080
その他 16,327 56,323
貸倒引当金 △4,790 △5,059
流動資産合計 1,066,570 1,978,374
固定資産
有形固定資産
建物 2,413 2,413
車両運搬具 17,768 17,768
工具、器具及び備品 2,858 4,052
減価償却累計額 △19,340 △20,618
有形固定資産合計 3,699 3,616
無形固定資産
ソフトウエア 7,676 11,338
その他 23 23
無形固定資産合計 7,700 11,362
投資その他の資産
投資有価証券 - 12,090
繰延税金資産 481 485
その他 60,761 11,923
投資その他の資産合計 61,243 24,498
固定資産合計 72,643 39,477
資産合計 1,139,213 2,017,852
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 274,594 305,110
未払金 220,031 171,025
未払法人税等 23,290 12,766
その他 17,793 27,445
流動負債合計 535,709 516,347
固定負債
資産除去債務 2,130 2,147
固定負債合計 2,130 2,147
負債合計 537,839 518,495
純資産の部
株主資本
資本金 193,187 622,112
資本剰余金 182,187 611,112
利益剰余金 225,999 266,132
株主資本合計 601,373 1,499,356
純資産合計 601,373 1,499,356
負債純資産合計 1,139,213 2,017,852

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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

【連結損益計算書】

(単位:千円)
前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)
当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年10月31日)
売上高 4,413,430 4,338,728
売上原価 3,144,086 3,145,493
売上総利益 1,269,343 1,193,234
販売費及び一般管理費 ※1 1,175,349 ※1,※2 1,129,620
営業利益 93,994 63,614
営業外収益
受取利息 13 59
助成金収入 7,050 2,616
受取手数料 2,638 800
受取保険金 - 749
その他 252 1,041
営業外収益合計 9,953 5,266
営業外費用
支払利息 489 301
為替差損 2,672 1,413
株式公開費用 6,686 -
株式交付費 - 4,707
その他 198 13
営業外費用合計 10,046 6,436
経常利益 93,901 62,443
税金等調整前当期純利益 93,901 62,443
法人税、住民税及び事業税 36,110 26,293
法人税等調整額 △187 △3,982
法人税等合計 35,923 22,310
少数株主損益調整前当期純利益 57,977 40,133
当期純利益 57,977 40,133

0105025_honbun_0264300102711.htm

【連結包括利益計算書】

(単位:千円)
前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)
当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年10月31日)
少数株主損益調整前当期純利益 57,977 40,133
包括利益 57,977 40,133
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 57,977 40,133
少数株主に係る包括利益 - -

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③ 【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

(単位:千円)
株主資本 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
当期首残高 40,338 29,338 168,021 237,698 237,698
当期変動額
新株の発行 152,848 152,848 305,697 305,697
当期純利益 57,977 57,977 57,977
当期変動額合計 152,848 152,848 57,977 363,675 363,675
当期末残高 193,187 182,187 225,999 601,373 601,373

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

(単位:千円)
株主資本 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
当期首残高 193,187 182,187 225,999 601,373 601,373
当期変動額
新株の発行 428,925 428,925 857,850 857,850
当期純利益 40,133 40,133 40,133
当期変動額合計 428,925 428,925 40,133 897,983 897,983
当期末残高 622,112 611,112 266,132 1,499,356 1,499,356

0105050_honbun_0264300102711.htm

④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:千円)
前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)
当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年10月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 93,901 62,443
減価償却費 2,473 3,263
貸倒引当金の増減額(△は減少) △17 268
受取利息及び受取配当金 △13 △59
支払利息 489 301
売上債権の増減額(△は増加) △118,691 118,490
たな卸資産の増減額(△は増加) △184,104 △65,346
前渡金の増減額(△は増加) 21,575 △40,286
差入保証金の増減額(△は増加) △60,000 50,000
仕入債務の増減額(△は減少) 63,194 30,515
未払金の増減額(△は減少) 76,946 △49,005
前受金の増減額(△は減少) △39,813 2,110
その他 9,947 11,585
小計 △134,112 124,282
利息及び配当金の受取額 13 59
利息の支払額 △489 △301
法人税等の支払額 △36,987 △37,083
営業活動によるキャッシュ・フロー △171,576 86,956
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,172 △1,194
無形固定資産の取得による支出 △6,209 △5,648
投資有価証券の取得による支出 - △12,090
敷金及び保証金の差入による支出 △639 △930
その他 - △231
投資活動によるキャッシュ・フロー △8,022 △20,094
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) △100,000 -
株式の発行による収入 305,697 857,850
株式の発行による支出 - △4,707
株式公開費用の支出 △6,686 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 199,010 853,142
現金及び現金同等物に係る換算差額 147 1,237
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 19,559 921,241
現金及び現金同等物の期首残高 68,711 88,271
現金及び現金同等物の期末残高 ※ 88,271 ※ 1,009,512

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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

該当事項はありません。 ###### (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

すべての子会社を連結しております。

連結子会社の数 1社

連結子会社名

株式会社トリプルダブル

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法を適用した非連結子会社数等及びこれらのうち主要な会社等の名称

該当事項はありません。

(2) 持分法を適用していない非連結子会社の名称等

該当事項はありません。

(3) 持分法を適用しない理由

該当事項はありません。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

当連結会計年度において、㈱トリプルダブルは、決算日を10月31日に変更し、連結決算日と同一となっております。なお、当連結会計年度における会計期間は10ヶ月となっております。

4.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

(イ)有価証券

その他有価証券

時価のないもの

移動平均法による原価法を採用しております。

(ロ)たな卸資産

商品

先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

仕掛品

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

(イ)有形固定資産

定率法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物 10年
車両運搬具 6年
工具、器具及び備品 4~6年

取得価額が10万円以上20万円未満の一括償却資産については、法人税法の規定に基づき3年間で均等償却しております。

(ロ)無形固定資産

ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

(3)重要な引当金の計上基準

貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する短期投資からなっております。

(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

消費税等の会計処理

税抜方式によっております。 ##### (表示方法の変更)

(連結貸借対照表)

前連結会計年度において、区分掲記しておりました「投資その他の資産」の「敷金及び保証金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の貸借対照表において、「投資その他の資産」に表示していた「敷金及び保証金」60,761千円は、「その他」60,761千円として組み替えております。 

(連結貸借対照表関係)

当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行(前連結会計年度は3行)と当座貸越契約を締結しております。

連結会計年度末における当座貸越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。

前連結会計年度

(平成26年12月31日)
当連結会計年度

(平成27年10月31日)
当座貸越極度額の総額 500,000千円 600,000千円
借入実行残高 ―千円 ―千円
差引額 500,000千円 600,000千円
(連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)

運賃及び荷造費 329,383 千円
ロイヤリティ 147,859 千円
広告宣伝費 140,344 千円
販売促進費 126,136 千円
給与及び手当 95,657 千円
貸倒引当金繰入額 4,522 千円
運賃及び荷造費 383,206 千円
ロイヤリティ 149,014 千円
広告宣伝費 86,016 千円
販売促進費 109,264 千円
給与及び手当 115,085 千円
貸倒引当金繰入額 1,488 千円

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)

千円
1,250 千円

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

該当事項はありません。 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 285,622 1,419,388 1,705,010
合計 285,622 1,419,388 1,705,010

(変動事由の概要)

普通株式の発行済株式総数1,419,388株の増加理由は下記のとおりです。

株式分割(1株を5株に分割) 1,142,488株
公募増資に伴う新株式の発行による増加 216,000株
第三者割当増資に伴う新株式の発行による増加 60,900株

2.自己株式に関する事項

該当事項はありません。 3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。 4.配当に関する事項

該当事項はありません。 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 1,705,010 350,000 2,055,010
合計 1,705,010 350,000 2,055,010

(変動事由の概要)

普通株式の発行済株式総数350,000株の増加理由は下記のとおりです。

第三者割当増資に伴う新株式の発行による増加 350,000

2.自己株式に関する事項

該当事項はありません。 3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。 4.配当に関する事項

該当事項はありません。 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)

現金及び預金勘定 88,271千円

1,009,512千円

現金及び現金同等物 88,271千円

1,009,512千円  ###### (金融商品関係)

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、資産運用については預金等の安全性の高い金融資産で行い、また、資金調達については、銀行借入による方針であります。なお、デリバティブ取引は行っておりません。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

外貨預金は、為替の変動リスクに晒されております。

営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。

投資その他の資産である敷金及び保証金は、取引先の信用リスクに晒されております。

営業債務である支払手形及び買掛金や未払金は、1年以内の支払期日であります。また、営業債務である支払手形及び買掛金の一部には、外貨建てのものがあり、為替変動リスクに晒されております。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権である売掛金に係る顧客の信用リスクは、販売管理規程に従い、管理本部・システムオペレーションチームが決済種別ごとの状況についての情報を共有し、決済種別ごとに期日及び残高管理を行うとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。投資その他の資産である敷金及び保証金については契約時に保有会社の与信管理を行い、定期的に保有会社の与信状況の確認を行っております。

②資金調達に関わる流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

管理本部が随時に資金繰り計画を作成・更新することで、手許流動性を維持し、流動性リスクを管理しております。

③為替リスクの管理

当社は、為替変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

2 金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであります。

前連結会計年度(平成26年12月31日)

連結貸借対照表計上額

(千円)
時価

(千円)
差額

(千円)
(1) 現金及び預金 88,271 88,271
(2) 売掛金 635,556
貸倒引当金(※) △4,790
630,765 630,765
資産計 719,036 719,036
(3) 支払手形及び買掛金 274,594 274,594
(4) 未払金 220,031 220,031
(5) 未払法人税等 23,290 23,290
負債計 517,915 517,915

(※) 売掛金については対応する貸倒引当金を控除しております。

当連結会計年度(平成27年10月31日)

連結貸借対照表計上額

(千円)
時価

(千円)
差額

(千円)
(1) 現金及び預金 1,009,512 1,009,512
(2) 売掛金 517,065
貸倒引当金(※) △3,882
513,183 513,183
資産計 1,522,696 1,522,696
(3) 支払手形及び買掛金 305,110 305,110
(4) 未払金 171,025 171,025
(5) 未払法人税等 12,766 12,766
負債計 488,901 488,901

(※) 売掛金については対応する貸倒引当金を控除しております。

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

資  産

(1)現金及び預金 (2)売掛金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。

負  債

(3)支払手形及び買掛金 (4)未払金 (5)未払法人税等

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

区分 前連結会計年度

(平成26年12月31日)
当連結会計年度

(平成27年10月31日)
投資有価証券
その他有価証券
債券 12,090

(注3)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(平成26年12月31日)

1年以内

(千円)
1年超

5年以内

(千円)
5年超

10年以内

(千円)
10年超

(千円)
現金及び預金 88,271
売掛金 635,556
合計 723,827

当連結会計年度(平成27年10月31日)

1年以内

(千円)
1年超

5年以内

(千円)
5年超

10年以内

(千円)
10年超

(千円)
現金及び預金 1,009,512
売掛金 517,065
合計 1,526,578

1.  ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

2.  ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

当連結会計年度(平成27年10月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

なお、平成26年6月2日付で株式1株につき5株の分割を行っておりますが、以下は、当該株式分割を反映した数値を記載しております。

(1)ストック・オプションの内容

平成25年

第1回ストック・オプション

付与対象者の区分及び人数

当社の監査役 1名
当社の従業員 28名
子会社の取締役 1名

株式の種類別のストック・オプションの数(株)

普通株式 19,200株

付与日

平成25年11月30日

権利確定条件

①新株予約権の割り当てを受けたものは、当社の普通株式が金融商品取引法(旧証券取引法)第2条16項に規定する金融商品取引所(証券取引所)または海外の証券取引所に上場した場合に限り行使することができます。ただし、当社の取締役会が承認した場合はこの限りではございません。

②新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当社または当社の関係会社の取締役、監査役もしくは従業員のいずれかの地位にあることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職等その他正当な理由のある場合はこの限りではありません。

その他の条件は、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結した「新株予約権付与契約」で定めるところによるものとします。

③その他の条件については、本総会及び取締役会決議に基づき、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結する新株予約権割当契約に定めるところによるものとします。

対象勤務期間

定めておりません。

権利行使期間

平成27年11月30日 ~ 平成35年11月29日

(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況

①ストック・オプションの数

平成25年

第1回ストック・オプション
権利確定前 (株)
前連結会計年度末 18,900
付与
失効 2,100
権利確定
未確定残 16,800
権利確定後 (株)
前連結会計年度末
権利確定
権利行使
失効
未行使残

②単価情報

平成25年

第1回ストック・オプション
権利行使価格(円) 700
行使時平均単価(円)
公正な評価単価(付与日)(円)

3.ストック・オプションの権利確定後の見積方法

将来の失効数の合理的な見積もりは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

4.当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度中に権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

当連結会計年度末における本源的価値の合計額 18,160千円
当連結会計年度中に権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額 ―千円

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

前連結会計年度

(平成26年12月31日)
当連結会計年度

(平成27年10月31日)
繰延税金資産(流動)
未払事業税 1,018千円 1,187千円
貸倒引当金超過額 815千円 1,008千円
未払賞与 ―千円 1,191千円
商品 45千円 2,584千円
その他 222千円 161千円
繰延税金資産(流動)合計 2,102千円 6,133千円
繰延税金負債(流動)
未収入金 ―千円 52千円
繰延税金負債(流動)合計 ―千円 52千円
繰延税金資産(流動)純額 2,102千円 6,080千円
繰延税金資産(固定)
資産除去債務 759千円 694千円
その他 32千円 17千円
繰延税金資産(固定)合計 792千円 712千円
繰延税金負債(固定)
資産除去債務に対応する

除去費用
310千円 226千円
繰延税金負債(固定)合計 310千円 226千円
繰延税金資産(固定)純額 481千円 485千円

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前連結会計年度(平成26年12月31日)

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

当連結会計年度(平成27年10月31日)

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

3  法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引き下げ等が行われることとなりました。これに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成27年11月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については従来の35.64%から33.06%となり、平成28年11月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については32.26%となります。

この税率の変更による影響は軽微であります。 

0105110_honbun_0264300102711.htm

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、「ECマーケティング事業」と「商品企画関連事業」の2つを報告セグメントとしております。

「ECマーケティング事業」は、マーケティングの基礎となるビッグデータを、当社グループの運営するECサイトや、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等のECモール及びインターネット全体から収集・分析し、当社グループと取引のあるメーカー及び卸売事業者から提案された商品について、消費者の購買につながる可能性の高いキーワード、商品画像、価格等を設定し、当社グループECサイトで販売を行う事業となります。

「商品企画関連事業」は、取引先のサポートを行うために当該ビッグデータを活用した取引先商品の企画を中心に行うものとなっております。

なお、「商品企画関連事業」は当連結会計年度より新規事業として開始しており、報告セグメントとして記載する事業セグメントに追加しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理基準に基づく金額により記載しております。 

3.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  平成26年1月1日  至  平成26年12月31日)

当社グループは、ECマーケティング事業以外の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。

当連結会計年度(自  平成27年1月1日  至  平成27年10月31日)

(単位:千円)  

報告セグメント その他

(注)1
合計 調整額

(注)2
連結損益計算書計上額

(注)3
ECマーケ

ティング 事業
商品企画関連事業
売上高
外部顧客への売上高 3,742,777 584,233 4,327,010 11,717 4,338,728 4,338,728
セグメント間の内部売上高又は振替高
3,742,777 584,233 4,327,010 11,717 4,338,728 4,338,728
セグメント利益 121,415 77,672 199,088 7,997 207,085 △143,471 63,614

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ソフトウエアの受託開発、システム開発事業及び思い出事業を含んでおります。

2.セグメント利益の調整額△143,471千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△143,471千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4.当社グループは、事業セグメントに資産を配分していないため、セグメント資産の記載を省略しております。 

【関連情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であり、ECマーケティング事業以外の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦の所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載はありません。

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦の所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
三菱商事ファッション㈱ 584,233 商品企画関連事業

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

該当事項はありません。 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

該当事項はありません。  当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

該当事項はありません。  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

該当事項はありません。 ###### 【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。  ###### (1株当たり情報)

前連結会計年度

(自  平成26年1月1日

至  平成26年12月31日)
当連結会計年度

(自  平成27年1月1日

至  平成27年10月31日)
1株当たり純資産額 352円71銭 729円61銭
1株当たり当期純利益金額 38円67銭 21円75銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 38円41銭 21円61銭

(注) 1.当社は、平成26年6月2日付けで株式1株につき株式5株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益額を算定しております。

2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前連結会計年度

(自  平成26年1月1日

至  平成26年12月31日)
当連結会計年度

(自  平成27年1月1日

至  平成27年10月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益金額(千円) 57,977 40,133
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益(千円) 57,977 40,133
普通株式の期中平均株式数(株) 1,499,301 1,845,470
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円)
普通株式増加数(株) 10,058 11,550
(うち新株予約権(株)) 10,058 11,550
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要

該当事項はありません。 

0105120_honbun_0264300102711.htm

⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】

該当事項はありません。 ###### 【借入金等明細表】

該当事項はありません。 

【資産除去債務明細表】

当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

0105130_honbun_0264300102711.htm

(2) 【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間) 第1四半期 第2四半期 当連結会計年度
売上高 (千円) 1,164,147 2,586,752 4,338,728
税金等調整前四半期

(当期)純利益金額
(千円) 8,465 57,666 62,443
四半期(当期)純利益

金額
(千円) 5,519 34,575 40,133
1株当たり四半期

(当期)純利益金額
(円) 3.24 20.28 21.75

(注)決算期変更に伴い、平成27年1月1日から平成27年10月31日までの10か月間となっております。

(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3・第4四半期
1株当たり

四半期純利益金額
(円) 3.24 17.04 2.71

(注)決算期変更に伴い、第3・第4四半期は平成27年7月1日から平成27年10月31日までの4か月間となっております。  

0105310_honbun_0264300102711.htm

2 【財務諸表等】

(1) 【財務諸表】

① 【貸借対照表】

(単位:千円)
前事業年度

(平成26年12月31日)
当事業年度

(平成27年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 64,712 995,400
売掛金 629,816 512,027
商品 329,104 393,269
仕掛品 - 510
前渡金 4,175 44,546
前払費用 4,390 5,510
繰延税金資産 2,102 6,080
その他 11,768 8,691
貸倒引当金 △4,790 △5,021
流動資産合計 1,041,277 1,961,015
固定資産
有形固定資産
建物 2,413 2,413
車両運搬具 17,768 17,768
工具、器具及び備品 2,858 4,052
減価償却累計額 △19,340 △20,618
有形固定資産合計 3,699 3,616
無形固定資産
ソフトウエア 7,676 11,338
その他 23 23
無形固定資産合計 7,700 11,362
投資その他の資産
投資有価証券 - 12,090
関係会社株式 16,720 16,720
繰延税金資産 481 485
その他 60,761 11,923
投資その他の資産合計 77,963 41,218
固定資産合計 89,363 56,197
資産合計 1,130,640 2,017,212
負債の部
流動負債
支払手形 - 17,114
買掛金 270,143 287,893
未払金 218,570 170,837
未払費用 5,600 2,791
未払法人税等 23,220 12,696
前受金 5,748 7,837
その他 6,155 16,493
流動負債合計 529,437 515,663
固定負債
資産除去債務 2,130 2,147
固定負債合計 2,130 2,147
負債合計 531,567 517,811
(単位:千円)
前事業年度

(平成26年12月31日)
当事業年度

(平成27年10月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 193,187 622,112
資本剰余金
資本準備金 182,187 611,112
資本剰余金合計 182,187 611,112
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 223,698 266,177
利益剰余金合計 223,698 266,177
株主資本合計 599,072 1,499,401
純資産合計 599,072 1,499,401
負債純資産合計 1,130,640 2,017,212

0105320_honbun_0264300102711.htm

② 【損益計算書】

(単位:千円)
前事業年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)
当事業年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年10月31日)
売上高 4,374,715 4,327,015
売上原価
商品期首たな卸高 144,999 329,104
当期商品仕入高 3,302,213 3,203,934
合計 3,447,212 3,533,038
商品期末たな卸高 329,104 393,269
商品売上原価 3,118,108 3,139,769
その他事業売上原価 3,611 2,706
売上原価合計 3,121,719 3,142,475
売上総利益 1,252,996 1,184,539
販売費及び一般管理費 ※1 1,164,553 ※1 1,124,416
営業利益 88,442 60,122
営業外収益
受取利息 8 55
助成金収入 7,050 2,616
受取手数料 ※2 9,555 ※2 6,564
受取保険金 - 749
その他 242 1,033
営業外収益合計 16,856 11,018
営業外費用
支払利息 489 301
為替差損 2,672 1,413
株式公開費用 6,686 -
株式交付費 - 4,707
その他 198 -
営業外費用合計 10,046 6,423
経常利益 95,253 64,718
税引前当期純利益 95,253 64,718
法人税、住民税及び事業税 36,040 26,222
法人税等調整額 △187 △3,982
法人税等合計 35,852 22,239
当期純利益 59,400 42,478
前事業年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)
当事業年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)
区分 注記

番号
金額(千円) 構成比

(%)
金額(千円) 構成比

(%)
Ⅰ 労務費 3,276 90.7 3,200 99.5
Ⅱ 経費 ※1 335 9.3 16 0.5
当期総製造費用 3,611 100.0 3,216 100.0
期末仕掛品たな卸高 510
製品売上原価 3,611 2,706

(注)  ※1  主な内訳は、次のとおりであります。

項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
外注加工費 335
旅費交通費 16

2 原価計算の方法

原価計算の方法は、実際原価による個別原価計算を採用しております。 

0105330_honbun_0264300102711.htm

③ 【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

(単位:千円)
株主資本 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金 その他利益剰余金
繰越利益剰余金
当期首残高 40,338 29,338 164,298 233,975 233,975
当期変動額
新株の発行 152,848 152,848 305,697 305,697
当期純利益 59,400 59,400 59,400
当期変動額合計 152,848 152,848 59,400 365,097 365,097
当期末残高 193,187 182,187 223,698 599,072 599,072

当事業年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年10月31日)

(単位:千円)
株主資本 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金 その他利益剰余金
繰越利益剰余金
当期首残高 193,187 182,187 223,698 599,072 599,072
当期変動額
新株の発行 428,925 428,925 857,850 857,850
当期純利益 42,478 42,478 42,478
当期変動額合計 428,925 428,925 42,478 900,328 900,328
当期末残高 622,112 611,112 266,177 1,499,401 1,499,401

0105400_honbun_0264300102711.htm

【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

該当事項はありません。 ###### (重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

(イ)子会社株式

移動平均法による原価法を採用しております。

(ロ)その他有価証券

時価のないもの

移動平均法による原価法を採用しております。

2.たな卸資産の評価基準及び評価方法

商品

先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

仕掛品

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

3.固定資産の減価償却の方法

(イ)有形固定資産

定率法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物 10年
車両運搬具 6年
工具、器具及び備品 4~6年

取得価額が10万円以上20万円未満の一括償却資産については、法人税法の規定に基づき3年間で均等償却しております。

(ロ)無形固定資産

ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

4.引当金の計上基準

貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

5.外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

6.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

消費税等の会計処理

税抜方式によっております。 ##### (表示方法の変更)

(貸借対照表)

前事業年度において、区分掲記しておりました「投資その他の資産」の「敷金及び保証金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の貸借対照表において、「投資その他の資産」に表示していた「敷金及び保証金」60,761千円は、「その他」60,761千円として組み替えております。

(損益計算書)

前事業年度において、区分掲記していた「商品売上高」、「映像事業売上高」は明瞭性と一覧性を高める観点から表示方法の見直しを行い、当事業年度より「売上高」として一括掲記しております。また、前事業年度において独立掲記していた「映像事業売上原価」は報告セグメント区分との整合性を図る観点から、当事業年度より「その他事業売上原価」に含めております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の損益計算書において、「商品売上高」及び「映像事業売上高」に表示していた4,370,723千円及び3,992千円を「売上高」4,374,715千円として組替えております。

また、「映像事業売上原価」として表示していた3,611千円を「その他事業売上原価」3,611千円として組替えております。 

(貸借対照表関係)

当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行(前事業年度は3行)と当座貸越契約を締結しております。

事業年度末における当座貸越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。

前事業年度

(平成26年12月31日)
当事業年度

(平成27年10月31日)
当座貸越極度額の総額 500,000千円 600,000 千円
借入実行残高 ―千円 ―千円
差引額 500,000千円 600,000 千円
(損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

前事業年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当事業年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)

販売費に属する費用のおおよその割合は73%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は27%であります。

販売費に属する費用のおおよその割合は72%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は28%であります。

販売促進費 125,764 千円
運賃及び荷造費 327,639 千円
ロイヤリティ 146,551 千円
広告宣伝費 140,247 千円
貸倒引当金繰入額 4,484 千円
給与及び手当 95,657 千円
減価償却費 2,473 千円
販売促進費 109,242 千円
運賃及び荷造費 382,921 千円
ロイヤリティ 148,920 千円
広告宣伝費 86,015 千円
貸倒引当金繰入額 1,444 千円
給与及び手当 115,085 千円
減価償却費 3,263 千円

前事業年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当事業年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年10月31日)

受取手数料 6,917千円
受取手数料 5,764千円

子会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式の時価を記載しておりません。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式の貸借対照表計上額は以下のとおりです。

(単位:千円)

区分 平成26年12月31日 平成27年10月31日
子会社株式 16,720 16,720
16,720 16,720

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

前事業年度

(平成26年12月31日)
当事業年度

(平成27年10月31日)
繰延税金資産(流動)
未払事業税 1,018千円 1,187千円
貸倒引当金超過額 815千円 1,008千円
未払賞与 ―千円 1,191千円
商品 45千円 2,584千円
その他 222千円 161千円
繰延税金資産(流動)合計 2,102千円 6,133千円
繰延税金負債(流動)
未収入金 ―千円 52千円
繰延税金負債(流動)合計 ―千円 52千円
繰延税金資産(流動)純額 2,102千円 6,080千円
繰延税金資産(固定)
資産除去債務 759千円 694千円
その他 32千円 17千円
繰延税金資産(固定)合計 792千円 712千円
繰延税金負債(固定)
資産除去債務に対応する

除去費用
310千円 226千円
繰延税金負債(固定)合計 310千円 226千円
繰延税金資産(固定)純額 481千円 485千円

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前事業年度(平成26年12月31日)

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

当事業年度(平成27年10月31日)

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引き下げ等が行われることとなりました。これに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成27年11月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については従来の35.64%から33.06%となり、平成28年11月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については32.26%となります。

この税率の変更による影響は軽微であります。 ###### (重要な後発事象)

該当事項はありません。 

0105410_honbun_0264300102711.htm

④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
資産の種類 当期首残高

(千円)
当期増加額

(千円)
当期減少額

(千円)
当期末残高

(千円)
当期末減価

償却累計額

又は償却累

計額(千円)
当期償却額

(千円)
差引当期末

残高

(千円)
有形固定資産
建物 2,413 1,610 212 803
車両運搬具 17,768 16,506 555 1,261
工具、器具及び備品 4,052 2,500 510 1,551
有形固定資産計 24,234 20,618 1,277 3,616
無形固定資産
ソフトウエア 15,378 4,039 1,986 11,338
その他 23 23
無形固定資産計 15,401 4,039 1,986 11,362

(注) 1.有形固定資産及び無形固定資産の金額が資産総額の1%以下であるため「当期首残高」「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しております。 ###### 【引当金明細表】

区分 当期首残高

(千円)
当期増加額

(千円)
当期減少額

(千円)
当期末残高

(千円)
貸倒引当金 4,790 1,444 1,214 5,021

(2) 【主な資産及び負債の内容】

連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 

(3) 【その他】

該当事項はありません。 

0106010_honbun_0264300102711.htm

第6 【提出会社の株式事務の概要】

事業年度 毎年11月1日から10月31日まで
定時株主総会 毎事業年度末日の翌日から3ヶ月以内
基準日 10月31日
剰余金の配当の基準日 4月30日

10月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社  証券代行部
株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
取次所
買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
公告掲載方法 当社の公告方法は、電子公告としております。

ただし事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができないときは、日本経済新聞に掲載しております。 

http://www.genepa.com/
株主に対する特典 なし

(注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を有しておりません。

会社法第189条第2項各号に掲げる権利

会社法第166条第1項の規定による請求をする権利

株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利 

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第7 【提出会社の参考情報】

1 【提出会社の親会社等の情報】

当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

2 【その他の参考情報】

当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

第13期(自  平成26年1月1日  至  平成26年12月31日)  平成27年3月30日関東財務局長に提出。

(2) 内部統制報告書及びその添付書類

平成27年3月30日関東財務局長に提出。

(3) 四半期報告書及び確認書

第14期第1四半期(自  平成27年1月1日  至  平成27年3月31日)平成27年5月15日関東財務局長に提出。

第14期第2四半期(自  平成27年4月1日  至  平成27年6月30日)平成27年8月13日関東財務局長に提出。

(4) 臨時報告書

金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書

平成27年4月2日関東財務局長に提出。

金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第4号(主要株主の異動)の規定に基づく臨時報告書

平成27年7月22日関東財務局長に提出。

(5)有価証券届出書(第三者割当による増資)およびその添付書類

平成27年6月16日関東財務局長に提出。 

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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