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Nippon Signal Company,Limited

Quarterly Report Aug 9, 2017

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成29年8月9日
【四半期会計期間】 第135期第1四半期(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)
【会社名】 日本信号株式会社
【英訳名】 Nippon Signal Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  塚本 英彦
【本店の所在の場所】 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 新丸の内ビルディング内
【電話番号】 03(3217)7200
【事務連絡者氏名】 財務部長  田口 誠
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 新丸の内ビルディング内
【電話番号】 03(3217)7200
【事務連絡者氏名】 財務部長  田口 誠
【縦覧に供する場所】 日本信号株式会社 大阪支社

(大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル)

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E01769 67410 日本信号株式会社 The Nippon Signal Co., Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2017-04-01 2017-06-30 Q1 2018-03-31 2016-04-01 2016-06-30 2017-03-31 1 false false false E01769-000 2017-08-09 E01769-000 2016-04-01 2016-06-30 E01769-000 2016-04-01 2017-03-31 E01769-000 2017-04-01 2017-06-30 E01769-000 2016-06-30 E01769-000 2017-03-31 E01769-000 2017-06-30 E01769-000 2016-03-31 E01769-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp040300-q1r_E01769-000:TransportationInfrastructureReportableSegmentsMember E01769-000 2016-04-01 2016-06-30 jpcrp040300-q1r_E01769-000:TransportationInfrastructureReportableSegmentsMember E01769-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp040300-q1r_E01769-000:ICTSolutionReportableSegmentsMember E01769-000 2016-04-01 2016-06-30 jpcrp040300-q1r_E01769-000:ICTSolutionReportableSegmentsMember E01769-000 2016-04-01 2016-06-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E01769-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E01769-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E01769-000 2016-04-01 2016-06-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 0101010_honbun_0627546502907.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

| | | | |
| --- | --- | --- | --- |
| 回次 | 第134期

第1四半期連結

累計期間 | 第135期

第1四半期連結

累計期間 | 第134期 |
| 会計期間 | 自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日 | 自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日 | 自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日 |
| 売上高(百万円) | 12,163 | 12,376 | 82,134 |
| 経常利益又は損失(△)(百万円) | △1,117 | △1,330 | 5,228 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は純損失(△)(百万円) | △1,182 | △1,378 | 3,500 |
| 四半期包括利益又は包括利益(百万円) | △944 | △917 | 2,935 |
| 純資産額(百万円) | 77,829 | 76,228 | 79,252 |
| 総資産額(百万円) | 113,468 | 114,143 | 124,298 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益金額又は純損失金額(△)(円) | △17.33 | △21.10 | 51.59 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額(円) | - | - | - |
| 自己資本比率(%) | 68.5 | 66.8 | 63.8 |
| 営業活動による

キャッシュ・フロー(百万円) | 7,147 | 10,102 | 369 |
| 投資活動による

キャッシュ・フロー(百万円) | 710 | △404 | △1,013 |
| 財務活動による

キャッシュ・フロー(百万円) | △1,029 | △5,307 | △492 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高(百万円) | 20,437 | 16,920 | 12,538 |

(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には消費税等は含まれておりません。

3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4.四半期連結財務諸表規則第5条の2第2項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しております。 

2 【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。

 0102010_honbun_0627546502907.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年6月30日)におけるわが国の経済は、米国や欧州等の政治情勢の変動により先行きの不透明感が高まったものの、国内においては企業収益の回復や雇用・所得環境の改善、個人消費の持ち直しが続いたことから、引き続き緩やかな回復基調が続きました。

このような状況のもと当社グループは、長期経営計画に掲げる「グローバル社会に適応したサスティナブル成長企業」となるべく、成長・投資戦略、人材戦略、ものづくり戦略に取り組んでまいりました。

当第1四半期連結累計期間の経営成績といたしましては、受注高は23,557百万円(前年同期比24.6%増)、売上高は12,376百万円(前年同期比1.8%増)となりました。損益面につきましては、1,330百万円の経常損失(前年同期は1,117百万円の経常損失)、1,378百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は1,182百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

セグメント別の状況といたしましては、以下のとおりです。

[交通運輸インフラ事業]

「鉄道信号」では、国内市場においては、JR・私鉄各社向けに、信号保安装置をはじめとした各種機器のほか、訪日外国人へのサービス向上に資する多言語に対応した自動旅客案内装置の販売に取り組みました。海外市場においては、アジア新興国を中心に無線式信号保安システム“SPARCS”を戦略商品として営業活動に取り組み、インド アーメダバード・メトロ(第1期)信号システムを受注しました。

道路交通安全システムを中心とする「スマートロード」では、新型の小型信号灯器の受注があったほか、非常用電源装置や画像処理を活用した逆走防止対策設備システムの提案や、名古屋電機工業株式会社との協業による道路管理者向けの道路情報板など、新分野における営業展開を進めてまいりました。

結果といたしましては、受注高は14,290百万円(前年同期比74.5%増)となり、売上高につきましては5,795百万円(前年同期比4.5%減)となりました。また、損益面では963百万円のセグメント損失(前年同期は488百万円のセグメント損失)となりました。

[ICTソリューション事業]

駅務ネットワークシステムを中心とする「AFC」では、自動改札機・自動券売機など駅務機器やホームドアの受注があったほか、ユーザーインターフェイスを刷新してデザイン性・操作性を向上させ、大型タッチパネルで多言語に対応した訪日外国人向け次世代券売機など新製品の拡販に努めました。

パーキングシステムソリューションを中心とする「スマートパーク」では、大型商業施設などに設置される大規模駐車場や法人カードに対応した駐車場管理機器・システムの受注・売上拡大に継続して取り組みました。

結果といたしましては、受注高は9,266百万円(前年同期比13.5%減)となり、売上高につきましては6,581百万円(前年同期比8.0%増)となりました。また、損益面では92百万円のセグメント利益(前年同期は58百万円のセグメント損失)となりました。

(2)財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金の増加4,373百万円、たな卸資産の増加4,068百万円などがありましたものの、受取手形及び売掛金の減少20,122百万円などにより10,154百万円減少し、114,143百万円となりました。

負債は、短期借入金の減少3,204百万円、支払手形及び買掛金の減少2,793百万円、賞与引当金の減少1,227百万円などにより、前連結会計年度末に比べ7,130百万円減少の37,915百万円となりました。

純資産は、配当金の支払1,060百万円、自己株式の取得1,045百万円などにより前連結会計年度末に比べ、3,024百万円減少の76,228百万円となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は16,920百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,382百万円増加いたしました。

当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加や仕入債務の減少等がありましたものの、売上債権の減少により10,102百万円の資金の増加(前年同期は7,147百万円の資金の増加)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産、無形固定資産の取得により、404百万円の資金の減少(前年同期は710百万円の資金の増加)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済、自己株式の取得、配当金の支払により、5,307百万円の資金の減少(前年同期は1,029百万円の資金の減少)となりました。

(4)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、561百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5)対処すべき課題

当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。

当社は、2020年に「グローバル社会に適応したサスティナブル成長企業」へと飛躍するため、長期経営計画「Vision-2020 3E」(2009年度~2020年度)を策定しております。

長期経営計画達成の戦略シナリオである、第3期の中期経営計画(2015年度~2017年度)では、「時代変化への適応」と「事業成長の加速」を二大テーマとして掲げ、成長・投資戦略、人材戦略、ものづくり戦略の3つを基軸として活動しております。

第135期(2017年度)は、第3期の中期経営計画の最終年にあたり、長期経営計画の「完遂」に向けて力を蓄える最後の年となります。

当社は事業成長に向けた再加速を図るため、顧客ニーズを先取りした製品開発を行うとともに、既存製品に新たな価値を付与してソリューション力を高め、既存・新市場におけるシェアアップを目指します。設計・ものづくりの標準化・自動化及びマザープラント構想の具現化を行うとともに組織力を強化し、業務プロセスの見直しによる生産性向上と社員一人ひとりの挑戦意識の醸成を図ります。

当社グループは“「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて、より安心、快適な社会の実現に貢献します”という「日本信号グループ理念」のもと、人や物の移動に関わるすべての社会インフラを担うワンストップソリューションプロバイダを目指してまいります。

(当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針)

(1)基本方針の内容

当社は、当社の支配権の移転を伴う買収提案についての判断は、最終的には株主の皆様の自由な意思に基づき行われるべきものと考えております。また、当社は、当社株式について大量買付がなされる場合、これが当社の企業価値ひいては株主共同の利益に資するものであれば、一概にこれを否定するものではありません。

しかしながら、わが国の資本市場においては近年、対象となる企業の経営陣との協議や合意等のプロセスを経ることなく、一方的に大量買付行為又はこれに類似する行為を強行する動きが見られ、こうした大量買付行為の中には、その目的等から見て企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社の取締役会や株主が株式の大量買付の内容等について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買収者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買収者との協議・交渉を必要とするもの等、対象会社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さないものも少なくありません。

これに対し当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、“私たちは「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて、より安心、快適な社会の実現に貢献します”という日本信号グループ理念や、後述(2)②に示す当社の企業価値ひいては株主共同の利益の源泉を十分に理解し、ステークホルダーであるお客様、株主の皆様、協力企業の皆様、地域社会の皆様、従業員との信頼関係を維持し、こうしたステークホルダーの方々の期待に応えていきながら、中・長期的な視点に立って当社の企業価値ひいては株主共同の利益を維持、向上させるものでなければならないと考えております。

したがって、当社といたしましては、このような当社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さない大量買付を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であり、このような者による大量買付に対しては、必要かつ相当な対抗手段を講じることにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保することを基本方針としております。

(2)基本方針の実現に資する特別な取組み

①当社グループの経営理念及び基本的な事業運営の考え方

当社は、1929年2月に営業を開始して以来、一貫して交通インフラの分野に携わり、“私たちは、「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて、より安心、快適な社会の実現に貢献します”という日本信号グループ理念のもと、2017年2月には創業88周年を迎えました。

このように、公共性の高い事業分野において、永年に亘り社会に製品を提供し続けてきた企業として、当社は常に重い社会的責任と公共的使命を担っております。そのため、高い専門的技能と厳格な倫理教育を背景とした製品品質の管理、より安全・快適な交通インフラを支える新製品開発はもちろんのこと、人命にかかわる製品を製造していることに十分留意した長期的な視点に立脚した事業運営が不可欠であると考えます。

一方、鉄道信号・道路交通信号システムの専門メーカーとして蓄積したコア技術、ノウハウを応用した新事業の創造に果敢に挑戦し、企業の持続的な成長に常に取り組まねばならないと考えております。特に、駅務自動化装置と駐車場管理システムは現在の当社の業績を支える柱のひとつになるまでに成長した新事業の好例であります。

現在では、「ビジョナリービジネスセンター(VBC)事業」として、微細加工技術により実現した共振ミラー「ECO SCAN」を取り扱うMEMS事業、遠隔・非接触による不明物検出ソリューションを提供するEMS事業等を成長・発展させる方向で取り組んでおります。

②当社の企業価値ひいては株主共同の利益の源泉について

当社は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の源泉は、ⅰ)安全・快適な交通運輸インフラを永年に亘り支えてきた「技術・品質力」、ⅱ)公共性の高い仕事に携わる者として強い誇りと使命感を持った「人材力」、ⅲ)鉄道信号・道路交通信号システムで培ったコア技術・ノウハウを応用した新製品の「開発力」にあると考えます。

③経営計画に基づく具体的施策による企業価値・株主共同の利益の向上のための取組み

当社は、今後も「安全と信頼」を社会に提供する企業として存続し、全てのステークホルダーの皆様の満足度をより向上させていかねばならないと考えております。その具体的な取組みとして、企業理念に基づく明確なビジョンと将来像及び実現計画の立案が必須と考え、2009年度から2020年度までの12年間の指針として長期経営計画「Vision-2020 3E」を策定し、遂行中であります。

本計画は、

(a)品質向上・高付加価値製品の開発に継続的に取り組むことによって国内既存事業により得られた利益を、成長事業領域である海外市場ならびに新規事業に投資し、事業拡大サイクルを構築する「事業成長」

(b)環境変化に迅速に対応できる事業体制の構築、グループ企業の自立化、意思決定の迅速化、管理精度の向上等の構造改革により実現する「品質第一」

を主な柱として、企業価値の高いサスティナブル(持続可能)な成長企業となることを最終目標としております。

(3)基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み

当社は、2016年6月24日開催の当社第133回定時株主総会において、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を維持し、向上させることを目的として、当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)(以下「本プラン」といいます。)の導入(更新)を決議いたしました。本プランは、特定株主グループの議決権割合が20%以上となる又は20%以上とすることを目的とする、当社が発行者である株券等の買付行為もしくはこれに類似する行為又はこれらの提案(当社取締役会が友好的と認めるものを除き、市場内外取引、公開買付け等の買付方法の如何を問いません。本プランにおいて「買付等」といい、当該買付等を行う者を「買付者」といいます。)を適用対象とし、買付者に対し、事前に当該買付等に関する情報の提供を求め、当該買付等についての情報収集・検討等を行う時間を確保したうえで、株主の皆様に当社経営陣の計画や代替案等を提示したり、買付者との交渉等を行っていくための手続を定めています。なお、買付者には、本プランに係る手続を遵守いただき、本プランに係る手続の開始後、当社取締役会が本新株予約権の無償割当ての実施又は不実施に関する決議を行うまでの間、買付等を進めてはならないものとしております。

買付者が本プランにおいて定められた手続に従うことなく買付等を行う等、当社の企業価値ひいては株主共同の利益が毀損されるおそれがあると認められる場合には、当社は当該買付者及び買付者の特定株主グループ(以下「買付者等」といいます。)による権利行使は認められないとの行使条件及び当社が当該買付者等以外の者から当社株式と引き換えに新株予約権を取得する旨の取得条項が付された新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。)をその時点の全ての株主に対して新株予約権無償割当ての方法により割り当てます。

本プランにおいては、原則として、本新株予約権の無償割当ての実施、不実施または取得等の判断について、取締役の恣意的判断を排するため、独立委員会規則に従い勧告される、当社経営陣から独立した企業経営等に関する専門的知識を有する者のみから構成される独立委員会の判断を尊重するとともに、株主の皆様に適時に情報開示を行うことにより透明性を確保することとしています。現在の独立委員会は、独立性の高い社外の有識者3名により構成されています。

本プランの有効期間は、2019年3月末日に終了する事業年度に関する定時株主総会終結の時までであります。但し、有効期間の満了前であっても、当社株主総会において本プランを廃止する旨の決議が行われた場合、または、当社取締役会により本プランを廃止する旨の決議が行われた場合には、本プラン及び本プランに基づく委任はその時点で廃止・撤回されます。

なお、上記の内容は概要を記載したものであり、本プランの詳細については、以下の当社ウェブサイトに掲載しております2016年5月10日付当社プレスリリース「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の更新について」をご参照ください。

(当社ウェブサイト http://www.signal.co.jp/ir/index.html)

(4)上記の各取組みに対する当社取締役会の判断及び理由

前記(2)の取り組みは、当社の企業価値・株主共同の利益を確保し、向上させるための具体的施策であって基本方針の実現に資するものです。したがって、これらの取り組みは、前記(1)の基本方針に沿い、株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社役員の地位の維持を目的とするものでもありません。

また、本プランは前記(3)記載のとおり、当社の企業価値・株主共同の利益を確保し、向上させる目的をもって導入されたものであり、前記(1)の基本方針に沿うものです。さらに、本プランは経済産業省及び法務省の「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」(2005年5月27日公表)の定める三原則を完全に充足し、また、経済産業省企業価値研究会の報告書「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」(2008年6月30日公表)の提言内容にも合致しており、その内容においても当社取締役会の判断の客観性・合理性が確保されるように設計されています。したがって、当該取り組みは株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社役員の地位の維持を目的とするものではありません。

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 200,000,000
200,000,000
種類 第1四半期会計期間末

現在発行数(株)

(平成29年6月30日)
提出日現在発行数(株)

(平成29年8月9日)
上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名
内容
普通株式 68,339,704 68,339,704 東京証券取引所

(市場第一部)
単元株式数

100株
68,339,704 68,339,704

該当事項はありません。 #### (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4)【ライツプランの内容】

該当事項はありません。 #### (5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数

(株)
発行済株式総

数残高(株)
資本金増減額(百万円) 資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
平成29年4月1日~

平成29年6月30日
68,339,704 10,000 7,458

(6)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

#### (7)【議決権の状況】

当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成29年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。 ##### ① 【発行済株式】

平成29年6月30日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
普通株式  2,027,700
完全議決権株式(その他) 普通株式 66,277,200 662,772
単元未満株式 普通株式     34,804
発行済株式総数 68,339,704
総株主の議決権 662,772

平成29年6月30日現在

所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有

株式数(株)
他人名義所有

株式数(株)
所有株式数の

合計(株)
発行済株式総数

に対する所有

株式数の割合(%)
(自己保有株式)

 日本信号株式会社
東京都千代田区

丸の内一丁目

5番1号
2,027,700 2,027,700 2.97
2,027,700 2,027,700 2.97

(注) 当第1四半期会計期間末日現在の自己株式数は3,051,151株であります。  

2 【役員の状況】

前事業年度の有価証券報告書の提出後、当四半期累計期間において、役員の異動はありません。

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第2項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(平成29年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,591 16,965
受取手形及び売掛金 49,226 29,103
商品及び製品 3,061 3,700
仕掛品 7,676 10,569
原材料及び貯蔵品 2,671 3,208
繰延税金資産 2,604 2,643
その他 1,777 2,639
貸倒引当金 △11 △8
流動資産合計 79,598 68,821
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,240 5,180
機械装置及び運搬具(純額) 1,411 1,390
工具、器具及び備品(純額) 1,308 1,434
土地 5,492 5,492
建設仮勘定 1,256 1,195
有形固定資産合計 14,708 14,693
無形固定資産 1,299 1,269
投資その他の資産
投資有価証券 24,918 25,547
長期貸付金 5 6
退職給付に係る資産 1,919 1,942
繰延税金資産 302 292
その他 1,574 1,599
貸倒引当金 △28 △28
投資その他の資産合計 28,692 29,360
固定資産合計 44,699 45,322
資産合計 124,298 114,143
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(平成29年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,062 14,268
短期借入金 4,871 1,667
未払法人税等 1,317 279
賞与引当金 2,604 1,377
役員賞与引当金 64 15
受注損失引当金 400 706
その他 5,463 6,198
流動負債合計 31,783 24,512
固定負債
長期預り金 97 97
長期未払金 39 38
繰延税金負債 4,356 4,523
役員退職慰労引当金 160 152
退職給付に係る負債 8,608 8,591
固定負債合計 13,262 13,402
負債合計 45,046 37,915
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 7,585 7,585
利益剰余金 50,407 47,967
自己株式 △2,025 △3,070
株主資本合計 65,967 62,483
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 13,179 13,628
退職給付に係る調整累計額 104 116
その他の包括利益累計額合計 13,284 13,745
純資産合計 79,252 76,228
負債純資産合計 124,298 114,143

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(2)【四半期連結損益及び包括利益計算書】

【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年6月30日)
売上高 ※1 12,163 ※1 12,376
売上原価 9,961 10,635
売上総利益 2,202 1,740
販売費及び一般管理費 ※2 3,567 ※2 3,356
営業損失(△) △1,365 △1,615
営業外収益
受取利息 0 2
受取配当金 134 135
生命保険配当金 187 166
不動産賃貸料 79 81
その他 8 14
営業外収益合計 410 400
営業外費用
支払利息 3 5
為替差損 147 15
支払手数料 31
過年度消費税等 51
不動産賃貸費用 11 11
その他 1 0
営業外費用合計 163 115
経常損失(△) △1,117 △1,330
特別利益
固定資産売却益 0 0
特別利益合計 0 0
特別損失
固定資産除売却損 2 0
投資有価証券評価損 0 0
ゴルフ会員権評価損 1
特別損失合計 4 0
税金等調整前四半期純損失(△) △1,122 △1,329
法人税等 59 49
四半期純損失(△) △1,181 △1,378
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △1,182 △1,378
非支配株主に帰属する四半期純利益 0
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年6月30日)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 250 449
退職給付に係る調整額 △13 11
その他の包括利益合計 236 460
四半期包括利益 △944 △917
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △945 △917
非支配株主に係る四半期包括利益 0

 0104050_honbun_0627546502907.htm

(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △1,122 △1,329
減価償却費 398 420
固定資産除売却損益(△は益) 2 △0
受取利息及び受取配当金 △135 △138
支払利息 3 5
売上債権の増減額(△は増加) 18,260 20,122
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,611 △4,068
仕入債務の増減額(△は減少) △4,028 △3,092
前受金の増減額(△は減少) 319 317
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △9 7
その他 △1,692 △1,017
小計 8,385 11,225
利息及び配当金の受取額 135 138
利息の支払額 △3 △5
法人税等の支払額 △1,369 △1,256
営業活動によるキャッシュ・フロー 7,147 10,102
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の純増減額(△は増加) 1,500
投資有価証券の取得による支出 △3 △3
定期預金の預入による支出 △23 △23
定期預金の払戻による収入 32 32
有形固定資産の取得による支出 △698 △340
無形固定資産の取得による支出 △97 △85
その他 1 16
投資活動によるキャッシュ・フロー 710 △404
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △3,200
配当金の支払額 △1,023 △1,062
非支配株主への配当金の支払額 △5
自己株式の増減額(△は増加) △1,045
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,029 △5,307
現金及び現金同等物に係る換算差額 △68 △8
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,759 4,382
現金及び現金同等物の期首残高 13,678 12,538
現金及び現金同等物の四半期末残高 ※ 20,437 ※ 16,920

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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(原価差異の繰延処理)

季節的に変動する操業度により発生した原価差異は、原価計算期間末(年度末又は第2四半期連結会計期間末)までにほぼ解消が見込まれるため、当第1四半期連結会計期間末では、当該原価差異を流動資産(その他)として繰り延べております。

(税金費用の計算) 

税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純損益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。 

(四半期連結損益及び包括利益計算書関係)

※1  前第1四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年6月30日)及び当第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)

当社グループの主要事業のうち、「鉄道信号」、「スマートロード(旧 交通情報システム)」および「AFC」につきましては、主要顧客である国内鉄道各事業者の設備投資や、警察等の公共投資が中心となっているため、当社グループの売上高の比重は期末に高くなる傾向があります。 ※2 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自  平成28年4月1日

至  平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年6月30日)
給料及び手当金 930 百万円 864 百万円
賞与引当金繰入額 321 288
役員賞与引当金繰入額 42 15
退職給付費用 63 76
役員退職慰労引当金繰入額 12 12
減価償却費 64 65
試験研究費 599 561
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※  現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前第1四半期連結累計期間

(自  平成28年4月1日

至  平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年6月30日)
現金及び預金 20,488 百万円 16,965 百万円
有価証券 1,043 -
21,532 16,965
預入期間が3ヶ月を超える

定期預金
△94 △44
現金同等物に該当しない

有価証券
△1,000 -
現金及び現金同等物 20,437 16,920
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年6月30日)

1.配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成28年6月24日

定時株主総会
普通株式 1,023 15.00 平成28年3月31日 平成28年6月27日 利益剰余金

(注) 配当金の総額は連結子会社が所有する自己株式(当社株式)に係る配当金を控除しております。なお、控除前の金額は1,024百万円であります。 2.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)

1.配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成29年6月23日

定時株主総会
普通株式 1,060 16.00 平成29年3月31日 平成29年6月26日 利益剰余金

当社は、平成28年12月20日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行いました。この結果、自己株式は当第1四半期連結累計期間に1,045百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末において3,070百万円となりました。

なお、当該決議に基づく自己株式の取得につきましては、平成29年5月24日をもって終了しております。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年6月30日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益及び包括

利益計算書

計上額

(注2)
交通運輸

インフラ事業
ICT

ソリューション事業
売上高
外部顧客への売上高 6,071 6,092 12,163 12,163
セグメント間の内部売上高

  又は振替高
6,071 6,092 12,163 12,163
セグメント損失(△) △488 △58 △546 △818 △1,365

(注) 1.セグメント損失の調整額△818百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用であります。

2.セグメント損失は四半期連結損益及び包括利益計算書の営業損失と調整を行っております。 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益及び包括

利益計算書

計上額

(注2)
交通運輸

インフラ事業
ICT

ソリューション事業
売上高
外部顧客への売上高 5,795 6,581 12,376 12,376
セグメント間の内部売上高

  又は振替高
5,795 6,581 12,376 12,376
セグメント利益又は損失(△) △963 92 △871 △744 △1,615

(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△744百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用であります。

2.セグメント利益又は損失は四半期連結損益及び包括利益計算書の営業損失と調整を行っております。 ###### (1株当たり情報)

1株当たり四半期純損失金額(△)及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)
1株当たり四半期純損失金額(△) △17円33銭 △21円10銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(百万円) △1,182 △1,378
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(百万円) △1,182 △1,378
普通株式の期中平均株式数(千株) 68,200 65,356

(注) 前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額に

ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 ###### (重要な後発事象)

該当事項はありません。 #### 2 【その他】

該当事項はありません。 

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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