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NIHON KOHDEN CORPORATION

Quarterly Report Feb 14, 2018

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成30年2月14日
【四半期会計期間】 第67期第3四半期(自  平成29年10月1日  至  平成29年12月31日)
【会社名】 日本光電工業株式会社
【英訳名】 NIHON KOHDEN CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員  荻 野 博 一
【本店の所在の場所】 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
【電話番号】 03(5996)8000(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員  長 谷 川 正
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
【電話番号】 03(5996)8011
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員  長 谷 川 正
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E01903 68490 日本光電工業株式会社 NIHON KOHDEN CORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2017-04-01 2017-12-31 Q3 2018-03-31 2016-04-01 2016-12-31 2017-03-31 1 false false false E01903-000 2018-02-14 E01903-000 2016-04-01 2016-12-31 E01903-000 2016-04-01 2017-03-31 E01903-000 2017-04-01 2017-12-31 E01903-000 2016-12-31 E01903-000 2017-03-31 E01903-000 2017-12-31 E01903-000 2016-10-01 2016-12-31 E01903-000 2017-10-01 2017-12-31 E01903-000 2016-03-31 iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

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第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第66期

第3四半期

連結累計期間 | 第67期

第3四半期

連結累計期間 | 第66期 |
| 会計期間 | | 自 平成28年4月1日

至 平成28年12月31日 | 自 平成29年4月1日

至 平成29年12月31日 | 自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 110,619 | 117,456 | 166,285 |
| 経常利益 | (百万円) | 6,046 | 6,981 | 14,053 |
| 親会社株主に帰属する

四半期(当期)純利益 | (百万円) | 3,825 | 4,262 | 9,149 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 2,466 | 4,616 | 9,215 |
| 純資産額 | (百万円) | 97,137 | 105,504 | 103,887 |
| 総資産額 | (百万円) | 136,544 | 146,332 | 152,806 |
| 1株当たり四半期

(当期)純利益金額 | (円) | 44.66 | 49.77 | 106.81 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益金額 | (円) | ― | ― | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 71.1 | 72.1 | 68.0 |
| 営業活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | 5,248 | 8,081 | 11,356 |
| 投資活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △5,597 | △2,239 | △6,344 |
| 財務活動による

キャッシュ・フロー | (百万円) | △3,237 | △3,148 | △3,517 |
| 現金及び現金同等物の

四半期末(期末)残高 | (百万円) | 23,332 | 31,404 | 28,560 |

回次 第66期

第3四半期

連結会計期間
第67期

第3四半期

連結会計期間
会計期間 自 平成28年10月1日

至 平成28年12月31日
自 平成29年10月1日

至 平成29年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 25.01 20.10

(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していません。

2 売上高には、消費税等は含まれていません。

3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。 ### 2 【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。

連結子会社は、㈱イー・スタッフ保険サービスが増加しています。また、国内販売子会社11社を当社に吸収合併し、スパン日本光電ダイアグノスティクス㈱を日本光電インディア㈱に吸収合併しています。この結果、平成29年12月31日現在、当社グループは、当社、子会社29社の合計30社により構成されています。 

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第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間において、国内では、各都道府県で2025年の医療の提供体制を示す地域医療構想の実現に向けて医療の機能分化・連携に関する協議が開催されるなど、医療制度改革が進展しました。医療機器業界においても、医療の質向上と効率化、地域医療連携に寄与するソリューション提案がより一層求められる状況となりました。海外では、米国の医療保険制度を巡る不透明感はあるものの、先進国、新興国ともに医療機器の需要は総じて堅調に推移しました。

このような状況下、当社グループは、昨年4月に3ヵ年中期経営計画「TRANSFORM 2020」をスタートさせ、「高い顧客価値の創造」「組織的な生産性の向上」による高収益体質への変革を目指すとともに、「地域別事業展開の強化」、「コア事業のさらなる成長」などの重要課題に取り組みました。

国内市場においては、医療制度改革など市場環境の変化に対応するため、一昨年の営業組織体制再編に続き、昨年4月に販売子会社制から支社支店制に移行しました。急性期病院、中小病院、診療所といった市場別の取り組みを強化した結果、病院市場、診療所市場ともに堅調に推移し、全ての商品群で売上を伸ばすことが出来ました。特に、大学病院市場におけるベッドサイドモニタや臨床情報システムの更新商談の受注もあり、生体情報モニタが好調に推移しました。生体計測機器では、心臓カテーテル検査装置群が好調に推移したほか、心電計群、診断情報システムも前年同期実績を上回りました。治療機器では、除細動器、AEDが好調に推移しました。この結果、国内売上高は867億6千6百万円(前年同期比4.5%増)となりました。

海外市場においては、米州では、生体情報モニタやAEDが好調に推移し、米国での売上が大幅に伸長しました。中南米も、メキシコは低調でしたが、ブラジルが好調であったため、前年同期実績を上回りました。欧州では、フランス、ロシアが好調に推移したほか、トルコでの売上が回復しました。アジア州では、中国は除細動器などの新商品効果もあり増収となったものの、韓国、ベトナムが低調であったため、前年同期実績を下回りました。その他地域では、前年同期におけるエジプトでの大口商談の反動もあり、減収となりました。商品別には、生体計測機器は前年同期実績を下回りましたが、生体情報モニタ、治療機器の売上が大幅に伸長し、その他商品群も前年同期実績を上回りました。この結果、海外売上高は306億8千9百万円(同11.2%増)となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,174億5千6百万円(同6.2%増)となりました。利益面では、研究開発投資等により販管費が増加しましたが、増収効果により、営業利益は60億4千1百万円(同13.9%増)、経常利益は69億8千1百万円(同15.5%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、米国の税制改正の影響により法人税等が増加したものの、42億6千2百万円(同11.4%増)の増益となりました。

売上高を商品群別に分類すると次のとおりです。

金額(百万円) 対前年同期増減率(%)
生体計測機器 26,859 + 3.3
生体情報モニタ 40,559 + 8.9
治療機器 22,497 + 7.4
その他 27,539 + 4.2
合 計 117,456 + 6.2
うち国内売上高 86,766 + 4.5
うち海外売上高 30,689 + 11.2
(ご参考)地域別海外売上高 金額(百万円) 対前年同期増減率(%)
米州 14,380 +18.2
欧州 6,126 +19.6
アジア州 8,856 △ 1.2
その他 1,325 △ 1.9
区 分 内 容
生体計測機器 脳波計、筋電図・誘発電位検査装置、心電計、心臓カテーテル検査装置、診断情報システム、関連の消耗品(記録紙、電極、カテーテルなど)、保守サービスなど
生体情報モニタ 心電図、呼吸、SpO2(動脈血酸素飽和度)、NIBP(非観血血圧)等の生体情報を連続的にモニタリングする生体情報モニタ、臨床情報システム、関連の消耗品(電極、センサなど)、保守サービスなど
治療機器 除細動器、AED(自動体外式除細動器)、心臓ペースメーカ、人工呼吸器、麻酔器、迷走神経刺激装置、人工内耳、関連の消耗品(電極パッド、バッテリなど)、保守サービスなど
その他 血球計数器、臨床化学分析装置、超音波診断装置、研究用機器、消耗品(試薬、衛生用品など)、設置工事・保守サービスなど

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ64億7千4百万円減少し、1,463億3千2百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ58億9千1百万円減少し、1,133億4千3百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が減少したことなどによるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ5億8千2百万円減少し、329億8千9百万円となりました。これは、無形固定資産が減少したことなどによるものです。

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ80億9千1百万円減少し、408億2千8百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金や未払法人税等が減少したことなどによるものです。

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ16億1千6百万円増加し、1,055億4百万円となりました。これは、利益剰余金が増加したことなどによるものです。

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ28億4千3百万円増加して314億4百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ28億3千3百万円増の80億8千1百万円となりました。主な内訳は、税金等調整前四半期純利益68億9千8百万円、売上債権の減少121億7千9百万円、たな卸資産の増加30億5千8百万円、仕入債務の減少59億7千3百万円、法人税等の支払38億9百万円などです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ33億5千8百万円減の22億3千9百万円となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得21億7千8百万円などです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ8千8百万円減の31億4千8百万円となりました。主な内訳は、配当金の支払29億9千2百万円などです。

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりです。

① 当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当社は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値のさまざまな源泉、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中長期的に確保、向上していくことを可能とする者である必要があると考えています。

当社は、当社の支配権の移転を伴う買収提案についての判断は、最終的には株主の皆様の意思に基づき行われるべきものと考えており、大量買付行為が企業価値・株主共同の利益に資するものであれば、これを否定するものではありません。

しかしながら、大量買付行為の中には、その目的等から見て企業価値・株主共同の利益に対して明らかな侵害をもたらすもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの、当社取締役会や株主の皆様に十分な情報や検討時間を与えないもの等、企業価値・株主共同の利益に資さないものも少なくありません。

このような当社の企業価値・株主共同の利益に資さない大量買付行為またはこれに類似する行為を行う者は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者として不適切であり、このような者による大量買付行為に対しては、必要かつ相当な対抗措置を採ることにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保する必要があると考えます。

② 基本方針の実現に資する特別な取り組み

・企業価値向上への取り組み

当社は、「病魔の克服と健康増進に先端技術で挑戦することにより世界に貢献すると共に社員の豊かな生活を創造する」という経営理念のもと、これに適った事業活動を永続的に展開していくことで、グループの持続的な発展と企業価値の向上を目指しています。

当社は、平成22年に10年後のあるべき姿として長期ビジョン「The CHANGE 2020 -The Global Leader of Medical Solutions-」を策定し、「目指すべき将来像」として、(ⅰ)世界初の革新的技術の確立、(ⅱ)世界最高品質の確立、(ⅲ)グローバルシェアNo.1の獲得、を掲げています。

平成29年度からスタートした3ヵ年中期経営計画「TRANSFORM 2020」は、長期ビジョンの実現に向けた最終ステージであり、高収益体質への変革を目指します。当社のコア技術であるHuman Machine Interface(HMI)(※)をさらに強化し、医療現場の課題解決につながる革新的技術(Innovation)、品質(Quality)、臨床的価値(Clinical Value)の3つの顧客価値を創造、提供し続けることで、収益力の向上を図ります。(1)高い顧客価値の創造、(2)組織的な生産性の向上、という基本方針のもと、6つの重要課題である(ⅰ)地域別事業展開の強化、(ⅱ)コア事業のさらなる成長、(ⅲ)新規事業の創造、(ⅳ)技術開発力の強化、(ⅴ)世界トップクオリティの追求、(ⅵ)企業体質の強化、を着実に推進し、経営目標値の達成を目指すとともに、引き続き長期ビジョンで掲げた「目指すべき将来像」の早期実現に取り組みます。

※HMI:人間と機械との接点。当社の場合、センサ技術、信号処理技術、データ解析技術の総称。

・コーポレート・ガバナンスの強化

当社は、経営理念の実現に向け、商品、販売、サービス、技術、財務体質や人財などすべてにおいて、お客様はもとより、株主の皆様、取引先、社会から認められる企業として成長し、信頼を確立することを経営の基本方針としています。この経営の基本方針および当社グループの中長期的な企業価値の向上のため、経営の健全性・透明性・効率性の向上を目指す経営管理体制の構築により、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることが重要な経営課題であると考えています。

当社は、監督機能の強化、経営の健全性・透明性の向上、経営の意思決定の迅速化を図るため、監査等委員会設置会社の体制を採用しています。また、経営の透明性・客観性を担保するため、取締役会の任意の諮問機関として、指名・報酬委員会を設置しています。社外取締役が委員の過半数を占めるとともに委員長も務めています。なお、社外取締役4名は、一般株主と利益相反が生じる恐れがない独立役員として東京証券取引所に届け出ています。

③ 不適切な支配の防止のための取り組みの概要

当社は、平成28年5月10日開催の取締役会において、「当社株式の大量買付行為に対する対応方針(買収防衛策)の更新の件」(以下「本基本ルール」といいます。)を決議し、平成28年6月28日開催の第65回定時株主総会に議案として上程し、承認いただきました。本基本ルールの概要は以下のとおりです。

本基本ルールは、当社株式の大量買付行為が行われる場合の手続を明確にし、株主の皆様が適切な判断をするために必要な情報と時間を確保するとともに、当社取締役会が株主の皆様に代替案を提示したり、大量買付者との交渉を行うこと等により、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保し、向上させることを目的としています。

本基本ルールでは、当社株式の20%以上を取得しようとする大量買付者に対し、大量買付行為に関する必要かつ十分な情報の提供および本基本ルールを遵守する旨の誓約書の提出を求めます。その後、当社社外取締役、社外有識者から構成される独立委員会が、大量買付提案の内容や当社取締役会の代替案について検討し、大量買付行為に対する対抗措置発動の可否について当社取締役会へ意見書を提出します。なお、独立委員会は、本基本ルールに定める所定の場合、予め当該対抗措置の発動に関して株主総会(以下「株主意思確認総会」といいます。)の承認を得るべき旨を勧告することがあります。当社取締役会は、独立委員会の意見を最大限尊重した上で、大量買付者が本基本ルールを遵守しなかった場合、または当該大量買付行為が当社の企業価値ひいては株主共同の利益に対する明らかな侵害をもたらすようなものである場合など本基本ルールに定める要件に該当すると判断した場合は、その決議により、対抗措置を発動して新株予約権を発行する場合があります(株主意思確認総会を開催する場合には、株主意思確認総会の決議に従います。)。また、大量買付行為に応じられるかどうか株主の皆様に適切にご判断いただくため、買付提案の内容や当社取締役会の意見、独立委員会の意見書の内容、対抗措置の発動等について、適時・適切に情報開示を行います。本基本ルールの有効期間は、旧基本ルールの有効期間の満了時から第65回定時株主総会終結後3年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までです。

④ 具体的取り組みに対する当社取締役会の判断およびその理由

上記②に記載した基本方針の実現に資する特別な取り組みは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中長期的に確保、向上させるための具体的方策として推進しており、当社の基本方針に沿うものです。

また、本基本ルールは、当社の企業価値・株主共同利益の確保・向上を目的として導入しており、当社の基本方針に沿うものです。本基本ルールでは、取締役会の恣意的判断を排除するため、合理的な客観的発動条件を設定し、客観的発動条件に該当しない場合には、たとえ当社取締役会が大量買付行為に反対であったとしても、対抗措置の発動は行わないこととしています。また、独立委員会を設置し、対抗措置発動の際にはその意見を最大限尊重すると定めており、取締役の地位の維持を目的とするものではありません。さらに、株主総会での承認を導入の条件としていること、有効期間を3年と定めた上、有効期間内でも株主総会または取締役会の決議により廃止できるとされていることなどにより、株主の皆様の意向が反映されるものとなっています。

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は55億9千8百万円です。

(6)従業員数

① 連結会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数の著しい増減はありません。

② 提出会社の状況

当第3四半期累計期間において、当社の連結子会社であった国内販売会社11社の吸収合併などにより、従業員数が前事業年度末に比べ1,277名増加し、3,356名となりました。 

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 197,972,000
197,972,000
種類 第3四半期会計期間末

現在発行数(株)

(平成29年12月31日)
提出日現在発行数(株)

(平成30年2月14日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 89,730,980 89,730,980 東京証券取引所

(市場第一部)
単元株式数は100株
89,730,980 89,730,980

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。 #### (5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金

増減額

(百万円)
資本金

残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
平成29年12月31日 89,730 7,544 10,482

(6) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

#### (7) 【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成29年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしています。 ##### ① 【発行済株式】

平成29年9月30日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
普通株式 4,074,000
完全議決権株式(その他) 普通株式 85,611,800 856,118
単元未満株式 普通株式 45,180 一単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 89,730,980
総株主の議決権 856,118

(注) 「単元未満株式」の中には、当社所有の自己株式41株が含まれています。 ##### ② 【自己株式等】

平成29年9月30日現在

所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式)

日本光電工業株式会社
東京都新宿区

西落合1丁目31-4
4,074,000 4,074,000 4.54
4,074,000 4,074,000 4.54

該当事項はありません。 

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しています。

なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しています。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(平成29年10月1日から平成29年12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、東陽監査法人により四半期レビューを受けています。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,753 19,628
受取手形及び売掛金 ※1 60,993 ※1、※2 49,595
有価証券 10,000 12,000
商品及び製品 17,061 19,071
仕掛品 1,288 1,977
原材料及び貯蔵品 4,288 5,005
その他 7,015 6,161
貸倒引当金 △165 △96
流動資産合計 119,235 113,343
固定資産
有形固定資産 20,148 20,227
無形固定資産
のれん 2,187 2,156
その他 3,410 2,961
無形固定資産合計 5,597 5,117
投資その他の資産
投資有価証券 5,050 5,380
その他 2,949 2,450
貸倒引当金 △174 △187
投資その他の資産合計 7,825 7,644
固定資産合計 33,571 32,989
資産合計 152,806 146,332
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 32,539 26,855
短期借入金 628 486
未払法人税等 2,194 632
賞与引当金 2,671 1,121
製品保証引当金 476 481
その他 6,495 7,076
流動負債合計 45,006 36,653
固定負債
退職給付に係る負債 2,532 2,742
長期未払金 23 23
その他 1,357 1,409
固定負債合計 3,913 4,175
負債合計 48,919 40,828
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 7,544 7,544
資本剰余金 10,414 10,414
利益剰余金 89,984 91,249
自己株式 △7,473 △7,475
株主資本合計 100,470 101,734
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,604 1,817
為替換算調整勘定 1,959 2,059
退職給付に係る調整累計額 △147 △106
その他の包括利益累計額合計 3,416 3,770
純資産合計 103,887 105,504
負債純資産合計 152,806 146,332

 0104020_honbun_0619047503001.htm

(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
売上高 110,619 117,456
売上原価 56,960 60,925
売上総利益 53,658 56,530
販売費及び一般管理費 ※ 48,356 ※ 50,489
営業利益 5,302 6,041
営業外収益
受取利息 20 26
受取配当金 96 95
投資有価証券評価益 51 70
為替差益 259 466
助成金収入 207 183
その他 234 187
営業外収益合計 870 1,029
営業外費用
支払利息 47 19
その他 79 70
営業外費用合計 126 89
経常利益 6,046 6,981
特別利益
固定資産売却益 0 2
投資有価証券売却益 0 39
特別利益合計 0 42
特別損失
固定資産売却損 2
固定資産除却損 10 78
投資有価証券売却損 12
投資有価証券評価損 0
事業所移転費用 151 31
特別損失合計 162 124
税金等調整前四半期純利益 5,884 6,898
法人税等 2,059 2,635
四半期純利益 3,825 4,262
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,825 4,262

 0104035_honbun_0619047503001.htm

【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
四半期純利益 3,825 4,262
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △50 212
為替換算調整勘定 △1,652 100
退職給付に係る調整額 344 40
その他の包括利益合計 △1,359 353
四半期包括利益 2,466 4,616
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,466 4,616
非支配株主に係る四半期包括利益

 0104050_honbun_0619047503001.htm

(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

 至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 5,884 6,898
減価償却費 2,461 2,417
引当金の増減額(△は減少) △1,316 △1,615
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 705 269
受取利息及び受取配当金 △117 △122
支払利息 47 19
為替差損益(△は益) △186 △236
有形固定資産除売却損益(△は益) 9 78
売上債権の増減額(△は増加) 10,870 12,179
たな卸資産の増減額(△は増加) △4,228 △3,058
仕入債務の増減額(△は減少) △4,322 △5,973
その他 △165 925
小計 9,642 11,783
利息及び配当金の受取額 118 129
利息の支払額 △49 △20
法人税等の支払額 △4,462 △3,809
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,248 8,081
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の売却による収入 4 143
投資有価証券の取得による支出 △64 △70
有形固定資産の売却による収入 2 159
有形固定資産の取得による支出 △5,069 △2,178
無形固定資産の取得による支出 △346 △233
その他 △125 △60
投資活動によるキャッシュ・フロー △5,597 △2,239
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △231 △141
自己株式の取得による支出 △1 △1
配当金の支払額 △2,991 △2,992
リース債務の返済による支出 △12 △12
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,237 △3,148
現金及び現金同等物に係る換算差額 △363 149
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,951 2,843
現金及び現金同等物の期首残高 27,283 28,560
現金及び現金同等物の四半期末残高 ※ 23,332 ※ 31,404

 0104100_honbun_0619047503001.htm

【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
(連結の範囲の重要な変更)

 第1四半期連結会計期間において、当社は連結子会社であった国内販売会社11社を吸収合併しました。これに伴い、消滅会社である日本光電北海道株式会社、日本光電東北株式会社、日本光電東関東株式会社、日本光電北関東株式会社、日本光電東京株式会社、日本光電南関東株式会社、日本光電中部株式会社、日本光電関西株式会社、日本光電中国株式会社、日本光電四国株式会社、日本光電九州株式会社を連結の範囲から除外しています。

また、当社の連結子会社であったスパン日本光電ダイアグノスティクス株式会社は、当社の連結子会社である日本光電インディア株式会社との吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しています。

なお、第2四半期連結会計期間において、当社は新たに設立した株式会社イー・スタッフ保険サービスを連結の範囲に含めています。
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
(税金費用の計算)

 当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益または税引前四半期純損失に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しています。
(四半期連結貸借対照表関係)

※1 受取手形割引高

前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
受取手形割引高 6 百万円 13 百万円
(うち輸出為替手形割引高) (6 百万円) (13 百万円)

なお、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形を満期日に決済が行われたものとして処理しています。

前連結会計年度

(平成29年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成29年12月31日)
受取手形 ―百万円 542百万円
(四半期連結損益計算書関係)

※ 販売費及び一般管理費の費目および金額は、次のとおりです。

前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

  至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

  至 平成29年12月31日)
1 給料手当 19,793 百万円 20,693 百万円
2 賞与引当金繰入額 1,177 百万円 924 百万円
3 退職給付費用 1,818 百万円 1,388 百万円
4 減価償却費 1,689 百万円 1,802 百万円
5 法定福利費 3,342 百万円 3,675 百万円
6 旅費交通費 2,123 百万円 2,156 百万円
7 研究開発費 4,474 百万円 5,598 百万円
8 その他 13,939 百万円 14,248 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

  至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

  至 平成29年12月31日)
現金及び預金 16,489百万円 19,628百万円
有価証券 7,000百万円 12,000百万円
預入期間が3カ月超の定期預金 △156百万円 △223百万円
現金及び現金同等物 23,332百万円 31,404百万円
(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日)

1 配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成28年6月28日

定時株主総会
普通株式 1,541 18.0 平成28年3月31日 平成28年6月29日 利益剰余金
平成28年11月4日

取締役会
普通株式 1,456 17.0 平成28年9月30日 平成28年11月28日 利益剰余金

2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3 株主資本の著しい変動に関する事項

該当事項はありません。 

当第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)

1 配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成29年6月28日

定時株主総会
普通株式 1,541 18.0 平成29年3月31日 平成29年6月29日 利益剰余金
平成29年11月6日

取締役会
普通株式 1,456 17.0 平成29年9月30日 平成29年11月28日 利益剰余金

2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3 株主資本の著しい変動に関する事項

該当事項はありません。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社および連結子会社の事業は、医用電子機器関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報については、記載を省略しています。 

(企業結合等関係)

共通支配下の取引等 

完全子会社11社の吸収合併

当社は、平成28年12月1日開催の取締役会において、当社を存続会社として完全子会社11社を吸収合併することを決議し、平成29年4月1日付で吸収合併しました。

1 取引の概要

(1) 結合当事企業の名称およびその事業の内容

結合企業(吸収合併存続会社)

名称:    日本光電工業株式会社

事業の内容: 医用電子機器の研究開発・製造・販売・保守サービス

被結合企業(吸収合併消滅会社)

名称:    日本光電北海道株式会社

日本光電東北株式会社

日本光電東関東株式会社

日本光電北関東株式会社

日本光電東京株式会社

日本光電南関東株式会社

日本光電中部株式会社

日本光電関西株式会社

日本光電中国株式会社

日本光電四国株式会社

日本光電九州株式会社

事業の内容: 医用電子機器の販売

(2) 企業結合日

平成29年4月1日

(3) 企業結合の法的形式

日本光電工業株式会社を存続会社とする吸収合併

(4) 結合後企業の名称

日本光電工業株式会社

(5) その他取引の概要に関する事項

当社グループの更なる成長に向け、当社の完全子会社である国内全販売会社11社を当社に吸収合併することにより、グループ経営の効率化およびグループ管理体制を強化し、顧客サービスの向上を図ることを目的としています。

2 実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号)および「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号)に基づき、共通支配下の取引として処理しています。

 0104110_honbun_0619047503001.htm

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎は、以下のとおりです。

項目 前第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

  至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

  至 平成29年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 44.66円 49.77円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 3,825 4,262
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益金額(百万円)
3,825 4,262
普通株式の期中平均株式数(千株) 85,657 85,657

(注)  潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。  #### 2 【その他】

平成29年11月6日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。

(1) 中間配当による配当金総額・・・・・・・・・1,456百万円

(2) 1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・17円00銭

(3) 支払請求の効力発生日および支払開始日・・・平成29年11月28日

(注) 平成29年9月30日最終の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行います。 

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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