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FRUTA FRUTA INC.

Annual Report Jun 27, 2018

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 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成30年6月27日
【事業年度】 第16期(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
【会社名】 株式会社フルッタフルッタ
【英訳名】 FRUTA FRUTA INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員CEO  長澤 誠
【本店の所在の場所】 東京都千代田区神田神保町三丁目3番
【電話番号】 03-6272-9081
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員 德島 一孝
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区神田神保町三丁目3番
【電話番号】 03-6272-3190
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員 德島 一孝
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E31035 25860 株式会社フルッタフルッタ FRUTA FRUTA INC. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第三号様式 Japan GAAP false CTE 2017-04-01 2018-03-31 FY 2018-03-31 2016-04-01 2017-03-31 2017-03-31 1 false false false E31035-000 2016-04-01 2017-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:CapitalSurplusMember E31035-000 2016-04-01 2017-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:OtherCapitalSurplusMember E31035-000 2016-04-01 2017-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:LegalCapitalSurplusMember E31035-000 2016-04-01 2017-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:CapitalStockMember E31035-000 2016-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:SubscriptionRightsToSharesMember E31035-000 2016-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:ShareholdersEquityMember E31035-000 2016-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:RetainedEarningsMember E31035-000 2016-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember jppfs_cor:RetainedEarningsBroughtForwardMember E31035-000 2016-03-31 jppfs_cor:NonConsolidatedMember 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 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

提出会社の状況

回次 第12期 第13期 第14期 第15期 第16期
決算年月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月
売上高 (千円) 2,873,762 3,344,951 2,571,014 1,619,454 1,104,952
経常利益又は経常損失(△) (千円) 239,151 349,157 △579,865 △589,029 △568,038
当期純利益又は当期純損失(△) (千円) 153,287 201,155 △683,353 △591,154 △586,288
持分法を適用した場合の投資利益 (千円)
資本金 (千円) 166,000 363,340 363,465 461,515 700,805
発行済株式総数 (株) 9,094 1,009,400 1,009,900 1,250,166 1,922,019
純資産額 (千円) 611,239 1,195,125 504,906 110,666 6,355
総資産額 (千円) 1,630,714 2,490,286 2,714,639 2,277,213 1,931,655
1株当たり純資産額 (円) 672.13 1,184.00 499.96 87.87 1.12
1株当たり配当額 (円)
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-)
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△) (円) 329.79 214.35 △676.99 △499.45 △390.98
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円) 201.94
自己資本比率 (%) 37.5 48.0 18.6 4.8 0.1
自己資本利益率 (%) 36.9 22.3
株価収益率 (倍) 10.68
配当性向 (%)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) △74,537 △639,391 △1,194,879 △224,902 △245,945
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △49,484 △18,320 △3,995 185 △19,435
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 462,919 669,044 956,866 329,726 349,268
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 453,232 506,641 287,576 397,418 478,933
従業員数 (人) 33 41 37 30 32
(外、平均臨時雇用者数) (13) (23) (20) (10) (13)

(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.第12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。また、第14期、第15期及び第16期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

4.第12期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

5.第14期、15期及び第16期の自己資本利益率及び株価収益率については、当期純損失であるため記載しておりません。

6.持分法を適用した場合の投資利益については、当社は関連会社を有していないため記載しておりません。

7.当社の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しております。

なお、第12期以降の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、三優監査法人の監査を受けております。

8.パートタイマーは、1カ月168時間を1名で換算しております。

9.当社は、平成26年10月3日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。第12期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。 

2【沿革】

年  月 概    要
--- ---
平成14年11月 アマゾンフルーツの仕入、販売を目的として、兵庫県神戸市にクプアス・インターナショナル・ジャパン株式会社(資本金10,000千円)を設立
平成14年12月 ジュースバー「FRUTA FRUTA」1号店(平成17年閉店)を兵庫県神戸市に開店
平成14年12月 ブラジル「トメアス総合農業協同組合(CAMTA)」との間でフルーツパルプの日本における独占販売契約を締結
平成16年3月 東京事務所を東京都千代田区に開設
平成16年4月 通信販売事業を開始
平成16年7月 商号を株式会社フルッタフルッタに変更
平成17年1月 冷凍フルーツパルプを販売開始
平成17年7月 本店を東京都千代田区神田小川町三丁目に変更

旧本店は、神戸営業所として存続
平成18年5月 ボトル製品「アサイーエナジー」(平成22年終売)を発売
平成18年6月 テレビ通販向け商品「アサイーエナジーダイエッタ」を発売
平成22年1月 アグロフォレストリーカカオ豆の輸入を開始
平成22年5月 カートカン製品「アサイーエナジー」、「アサイービューティー」を発売
平成23年4月 本店を東京都千代田区神田神保町一丁目に移転
平成23年6月 ゲーブルトップ・大容量タイプ「アサイーエナジーオリジナル」を発売
平成24年7月 「フルッタフルッタアサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」を開店
平成25年4月 本店を東京都千代田区神田神保町三丁目に移転
平成25年9月 カートカン製品「フルッタアサイー ベーシック」を発売
平成26年9月 「アサイーボウルアイス」「アサイーフリーズドライパウダー」「アサイー&フルーツドリンクビネガー」を発売
平成26年12月

平成27年2月

平成27年3月
東京証券取引所マザーズに株式を上場

スーパーフルーツチョコレート「アサイートリュフ」を発売

ネクストアサイーボウル「ピタヤボウルミックス」を発売
平成27年9月

平成27年10月

平成28年3月

平成28年6月

平成29年5月

平成29年11月

平成30年2月
「アマゾンスーパーフード」シリーズとして、「アサイーチアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」を発売

「デイリーフリー」シリーズとして、「オメガミルク」(オリジナル、無糖)を発売

ブラジル系スーパーフード炭酸飲料「アサイービネガー スパークリング」「ピタヤ&ザクロ スパークリング」を発売

株式会社アスラポート・ダイニング及び株式会社弘乳舎と資本業務提携契約を締結

コストコ台湾にてAcai Juice Blend 930mℓ×2本セットのコストコ専用商品を発売

「フルッタフルッタアサイーカフェ 新宿マルイ本館店」を開店

低温圧搾のストレート果汁飲料『FRUTA FRUTA PRESS』シリーズ3品を発売

3【事業の内容】

当社は、ブラジル連邦共和国パラ州のトメアス総合農業協同組合(以下、「CAMTA」(注)1という。)の日本総代理店として、アサイー(注)2をはじめとするアマゾンフルーツ冷凍パルプ(注)3を輸入し、加工販売しております。当社は、「健康・本物」を基本に据えて、主力商品であるアサイーを中心に、まさに天然のサプリメントといえるアマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しております。

また、当社の取り扱うアマゾンフルーツ原料の一部は、アグロフォレストリー(注)4という農法を使用したもので、アマゾンの森林荒廃地を再生させる効果があることから、直接的に熱帯雨林再生へ貢献することができます。当社は、『自然と共に生きる』を企業理念とし、地球温暖化対策に貢献するべく、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を企業コンセプトとして推し進めております。

(注)1.CAMTAは、ブラジル・アマゾン川の河口の町でパラ州の州都であるベレンから約230km離れたトメアス地区にあり、日本人移住者によって作られた農協です。

アマゾンフルーツを安定的に供給するには、持続的農業と加工設備の両立が不可欠で、それを実現させているのがCAMTAです。CAMTAは、アマゾン地域で持続的農業を行うためにアグロフォレストリー農法を独自に確立し、実践しております。

また、アサイーをはじめとしたアマゾンフルーツは、品質の劣化や移送コストの問題等により果実そのものを地域外へ持ち出すことが困難で、搾汁加工及び冷凍処理をして初めて域外移動が容易となります。CAMTAは、品質管理が行き届き、かつ地域有数のフルーツ搾汁加工工場及び冷凍倉庫を有しております。酸化が早いアサイーを上質な状態で保持・販売するため、当社は冷凍果肉を直輸入し、ジュース加工・製造・販売を国内及び台湾でも行っています。

2.アサイーは、ブラジル連邦共和国・アマゾン地帯の水べりに生育するヤシ科の植物で、その果実は、ポリフェノール、食物繊維、カルシウム、鉄分、アミノ酸及び不飽和脂肪酸等を豊富に含み、栄養価の高さから「スーパーフルーツ」とも言われています。

スーパーフルーツとは、一般的にORAC(オラック)値の高いフルーツを指します。ORACとは、日本では「サビないチカラ」とも言われている「抗酸化力」、つまり「活性酸素吸収能力」を数値化したものです。アメリカでは、パッケージにその数値を記載しアイキャッチにしている商品もあるほど、普及している「指標」の一つです。

アサイーはブラジル農務省にて、固形分比率ごとに3グレードに規格化されています。当社は最上級グレードのグロッソのみを使用しています。

3.パルプとは、フルーツを搾汁加工しパックした製品を言います。

4.アグロフォレストリーとは、一般的な単一栽培ではなく、荒廃した土地に様々な種類の樹木や果樹を植え、草原が遷移して森になる自然のシステムを模倣するように農場を構成していく農法(生産システム)です。世界では東南アジア、中南米、アフリカなどで多くの事例があり、それらの多くは伝統農法として地域に根付いています。その中でも、CAMTAが実践しているアグロフォレストリーは、商業的に成り立っている数少ない成功例であり、持続可能な農業として世界から注目されています。

なお、当社は、セグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。事業部門は、リテール事業部門、アグロフォレストリー・マーケティング事業部門、ダイレクト・マーケティング事業部門及び海外事業部門の4つの事業部門を柱としております。

(1)リテール事業部門

リテール事業部門は、量販店、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等リテール向けに、アサイー等のアマゾンフルーツを主原料とした自社ブランド等の製品及びPB製品を販売する事業です。現在、主に「フルッタアサイー」シリーズなどのカートカン並びに大容量製品やヨーグルト等にかけるデザートソースやスーパーマーケット等へのPB製品の販売をしております。

当社の製品は、他の飲料に比べて高価格帯となりますが、アマゾンフルーツの持つ高い栄養価と砂糖・保存料・香料・着色料不使用の特徴をもち、健康・本物志向の高い消費者を中心に高い評価を受けております。

(2)アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(以下、「AFM事業部門」という。)

AFM事業部門は、外食店や食品メーカー等に対して冷凍フルーツパルプやその加工品等を販売する事業と、アグロフォレストリーの畑でできる冷凍フルーツパルプ以外の産物を原料として種々の企業に販売する事業に区分されます。

外食店は、大手チェーン店から個人経営の小規模飲食店までカバーしており、小規模飲食店向けには、業務用通販サイト「FRUTA BIZ WEB」により、取引先の拡大と業務の効率化に努めております。

また、飲料用原料、乳製品用原料、製菓用原料、サプリメント用原料として、食品メーカー等にアサイー等を提供しております。当ビジネスを展開するために、冷凍フルーツパルプをそのまま販売するだけでなく、濃縮エキスやフリーズドライ等の加工品も取り扱っております。

その他に、スポーツジム向けに冷凍フルーツパルプや自社ブランド製品等を販売しております。

(3)ダイレクト・マーケティング事業部門(以下、「DM事業部門」という。)

DM事業部門は、「フルッタフルッタアサイーカフェ」の直営店舗の運営及び自社WEB等を利用した通信販売を行う事業です。

店舗事業は、「FRUTA FRUTA」のブランド力を向上させるための情報発信源としての位置づけがあるとともに、中長期的には直営店舗展開の推進並びに店舗のFC化を進め、多店舗化を見据えた重要な事業として捉えております。現在は、「アサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」「アサイーカフェ 新宿マルイ本館店」の2店舗を運営しております。直営店では、フレッシュジュースとアサイーボウルを主力商品とし、あわせてリテール製品、グラノーラなどの商品も取り扱っております。新規出店した新宿マルイ本館店においては、新たにギルトフリースイーツの販売もしております。

通販事業は、アサイードリンクシリーズ等のアサイージュースや冷凍フルーツパルプ等を販売しております。

(4)海外事業部門

海外事業部門は、主にアグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆や胡椒等の輸入販売と海外事業展開を推進する事業です。

大手食品メーカーに対してCAMTAの生産するカカオ豆を販売しております。アグロフォレストリーの森で育つ多種多様な植物のなかでも、カカオは代表的な植物です。そのカカオをチョコレート原料として使用することで、アマゾンの森の再生に貢献しております。

アグロフォレストリーの畑では、アマゾンフルーツのほか、木材、香辛料、樹脂、油脂等が生産されております。菓子メーカー、化粧品メーカー、建材・紙材メーカー、香辛料メーカー、自動車メーカー等が、既存商品の原材料をアグロフォレストリー産の原材料に切り替えることで、企業としてCSR的効果が期待できるというメリットがあります。

[事業系統図]

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4【関係会社の状況】

該当事項はありません。 

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

平成30年3月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
--- --- --- ---
32(13) 39.6 3.8 4,502,904

セグメント情報を記載していないため、事業部門別に従業員数を示すと次のとおりであります。

事業部門の名称 従業員数(人)
--- ---
リテール事業部門 3( 1)
AFM事業部門 2(-)
DM事業部門 6( 9)
海外事業部門 1(-)
全社(共通) 20( 3)
合計 32(13)

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.パートタイマーは、1カ月168時間を1名で換算しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、生産・購買・物流部門、研究開発部門、管理部門に所属しているものであります。

(2)労働組合の状況

当社の労働組合は、結成されておりませんが、労使関係は安定しております。 

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第2【事業の状況】

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)経営方針等

当社は、「自然と共に生きる」を経営理念とし、経済と環境が共存する持続可能な社会を実現するために、アグロフォレストリーの恵みを革新的な商品にかえてお客様の美と健康に貢献します。また、お客様の感動と共感によって得られた「消費の力」でアグロフォレストリーの更なる発展に貢献するとともに、地球温暖化対策(CO₂削減)に貢献すべく経済が環境を復元させる「グリーン・エコノミー」の実現を推し進めてまいります。

(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

引き続く営業損失の計上により、継続企業の前提に疑義が生じている事から、当社としては売上高の増加と仕入原価及び廃棄率低減による売上総利益の改善を目指すとともに、販売費及び一般管理費の削減にも努めることで、営業利益獲得を目標としております。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当社は、対処すべき課題として、以下の施策に取組んでまいります。

①各事業の見直しと新製品企画開発

●販売強化への取り組み

アサイー市場回復の兆しが見える中、売上好調なアサイー960g製品の積極的な販促の実施による拡販を進めます。さらに今期はアサイーカートカン等の新規店での展開も進み、今後さらにアサイー在庫の消化を加速させるものと考えております。さらに、新商品「プレス」(非加熱高圧処理)ジュースの導入結果が好調なことから、夏期及び冬期に魅力的な新商品を投入し、果汁冷蔵飲料カテゴリーにコールドプレスカテゴリーを創出し、トップブランドを目指します。また、機能性商品の伸長率が鈍化し、新カテゴリーが切望されるヨーグルト市場に大手小売企業と共同開発した植物性ヨーグルトである業界初の量産型ココナッツヨーグルト(ココグルト)が7月より発売され、冬期にはアサイー関連商品も投入予定となっております。メーカー向け原料卸事業では、ラグビーW杯、オリンピック開催に向けて高まるスポーツ指向から高まるエネルギー素材の需要に対応して飲料、食品メーカーへの各種アサイー原料の拡販を進めてまいります。

●通信販売及び店舗事業の再構築

今後も伸長を目指す事業分野と考えており、通信販売に関しては、体制を一新し、モバイルを中心としたユーザビリティの高いサイトにリニューアルすることで拡販を実施します。商品についても従来のリテール商品中心の販売を改め、より希少性の高いアマゾンフルーツを使用した専用商品の販売に切り替えることにより、粗利率の改善を実施してまいります。店舗事業に関しましても、11月の台湾出店を控え、オペレーション改善、原料の見直しによる利益体質の強化を図り、多店舗展開へ備えてまいります。一方でアマゾン専門店としての差別化したメニュー開発とココグルト、ブラジルナッツ等、新素材の情報発信と販売に努め、他部門との販売シナジーを高めてまいります。

●アグロフォレストリー関連事業への取り組み

大手菓子メーカーとの取引で、当社のアグロフォレストリーカカオを使用した製品がヒットとなったことで、大型受注を頂いており、現地での調達能力の向上が急務となっております。カカオ豆においては今後も当社現地駐在員による品質の良いカカオ生産体制を図るなど、安定的供給に向けてCAMTAとさらなる連携を進めてまいります。

さらに、今般需要のあるアグロフォレストリー産物とその派生品(胡椒・ブラジルナッツ)等の引き合いも多いことから、生産の確保と安定供給の為にブラジルオフィスで施策を進め、今後もこれら商材の需要にこたえられるよう体制を強化し、今期以降の売上拡大につなげてまいります。

②アスラポート・グループとの連携強化

アスラポート・グループとの資本業務提携で業績の拡大を目指しておりました「ココグルト」の共同開発が進み、7月には「ココグルト」、9月からアサイー入り「アサイーココグルト」商品販売が実現することになりました。今後は、業績へのシナジー効果を反映させることが出来るものと考えております。

③機能性商材の研究と開発

兼ねてよりの懸案でありましたR&Dを中心に、機能性食品として収益性ある通販専用商品の開発をし、機能性の研究も加速させます。そこで得られた機能性のエビデンスを積極的にプロモーションに活用することで、売上の向上につなげてまいります。

④海外事業展開への取り組み

アサイー商品においては、台湾での大手量販店での取り扱いがスタートしてから順調に売り上げを伸ばしてきております。さらに今期は、海外拠点となる台湾支店開設にあたり、初の海外店舗を始め、現地企業への小売、原料販売を開始致します。また、納入先企業が中国に進出するに伴い弊社商品の拡販のチャンスが広がると考えており、台湾を拠点に中国、タイ等を中心としたアジア市場の拡販に努めてまいります。

⑤財務基盤の強化

上記の施策に取り組み、アサイー在庫の削減と利益率の改善を進める事で財務基盤の強化に努めます。さらに財務基盤を改善する為に、第三者割当増資や資本業務提携を進めるなど自己資本増強を検討してまいります。  

2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したのものであります。

① 事業内容に関するリスク

(a)アマゾンフルーツ仕入のトメアス総合農業協同組合(CAMTA)への依存について

当社は平成14年12月に初回の締結が行われ、その後平成28年10月に最新の更新が行われたトメアス総合農業協同組合(CAMTA)との取引基本契約により、CAMTAが生産するアサイー及びその他のフルーツの冷凍パルプの日本における独占販売権及び米国、オーストラリア、中国、韓国、ニュージーランド及びオセアニア諸国において商品を販売する権利を有しております。

当社は同取引基本契約に基づき、当社が扱うアサイーを含むアマゾンフルーツ冷凍パルプについて全てをCAMTAから購入する義務を負っており、当社の製商品のほとんどに、それらアマゾンフルーツ冷凍パルプが用いられております。

当社の製商品にはこれらのアマゾンフルーツに他の果物等を加えるため、平成30年3月期の当社の製品売上原価のうち材料費に占めるCAMTAからの仕入金額は7割以上、商品売上原価のうち商品仕入高に占めるCAMTAからの仕入金額は9割以上となっております。

このように、現時点での当社の事業活動は、同取引基本契約に基づくCAMTAからのアマゾンフルーツ仕入を前提とし行われております。

同取引基本契約の有効期限は、更新日より5年間(現契約は平成33年10月まで)となっております。また、その更新は両者間において更新に異議がない場合は、自動的に5年間の契約延長がなされることとなっており、契約解除条項は存在しません。

当社は創業時よりCAMTAとの絆を大切にしてまいりました。当社は本社から年数回CAMTAを訪問する等CAMTAとの良好な関係維持に努めつつ、品質の確認、生産・財務状況の確認等を行っております。また、アサイー冷凍パルプの購買にあたっては、同取引基本契約に基づいて、毎年個別購買契約を締結し、購入数量の確保及び価格の安定化を図っております。

今後においても、原料の安定確保のためCAMTAとの関係強化を図ってまいりますが、CAMTAとの関係の変化、取引縮小、原料等の価格引き上げ、本地域における自然災害などがあり、CAMTAからアサイー等を計画通りに仕入れることができない場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(b)売上高におけるアサイーの依存について

当社の売上高実績に占めるアサイー関連事業の売上高(当社全体の売上高からカカオ豆の卸販売や、アサイー以外の冷凍フルーツパルプの販売といった、アサイーに直接関係しない事業分を除いた売上高)の割合は、平成30年3月期において7割以上となっております。

当社としましては、アサイービジネスの一層の拡大に注力する一方、アサイー以外のアマゾンフルーツを用いた商品の開発、販売等にも取り組み、当社全体としての事業の拡大を図っております。世界的な消費者の「健康志向」「本物志向」という潮流の中でアサイー認知度が急激に向上したことなどから、最近においてアサイー関連市場は拡大しましたが、消費者の嗜好の変化等によってアサイー関連市場の大幅な縮小を余儀なくされる等、予期せぬ事態が発生した場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(c)アサイーの仕入について

当社は、アサイー及びアサイーを原料とした製品販売を主体としており、安定的なアサイーの確保のための灌水設備等の現地投資や、他のアマゾンフルーツの売上比率の向上などを検討し、リスク低減を図っております。しかしながら、天候不順等によるアサイー価格の高騰、品質劣化等により、アサイーを適正価格で仕入れることができない場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(d)食の安全性について

当社の仕入先であるCAMTAは栽培から製造まで一貫して品質管理を行っており、それ以外の原料・外注委託については、当社が品質の確認を行っております。また、表示についても当社で確認するとともに、保健所等の行政機関に対しても確認を依頼しております。しかしながら、万が一大規模な商品回収を実施した場合、もしくは当社の商品に直接の問題がない場合であっても、食品業界全体やブラジル産食品、アサイー等に対する風評などにより当社商品に影響がある場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(e)競合について

当社は、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を企業コンセプトとし、アマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しておりますが、フルーツ飲料を含む飲料市場においては、大手企業を含む多くの企業が事業展開していることもあり、今後有力な競合先が現れる可能性があります。今後、新規参入等により競争が激化した場合には、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(f)為替相場の変動について

当社は、CAMTA及び海外OEM工場への製商品代金の支払いはドル建てで行っており、為替相場の変動の影響を受けております。為替予約等の活用により、為替リスクを回避する努力を行っておりますが、業容の拡大に応じて適時にすべての為替リスクをヘッジできる保証はなく、為替相場の変動が短期間に乱高下した場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(g)訴訟に関するリスクについて

当社は、研究開発をはじめその事業活動において第三者の知的財産権を侵害することのないように細心の注意を払っております。しかしながら、知的財産権を侵害したとして第三者から不測の訴訟を提起され、その結果によって損失が発生する場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(h)情報の漏えい等に関するリスクについて

当社は、事業運営に必要な、お客様を含む個人情報や経営にかかわる重要情報等の機密情報を多数保有しております。当社は、これらの情報管理の重要性を十分認識し、Pマークも取得しております。また、従業員に対する教育の実施など、システム管理を含めた適切な対策を実施しております。しかしながら、現時点で予期しえない不正アクセスやコンピューターウィルスの感染等による機密情報の漏えい、改ざん、消失等が起こった場合は、当社の信用失墜に繋がり、今後の営業活動に影響を及ぼし、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(i)継続企業の前提に関する重要事象等について

当社は、前事業年度に引続き、当事業年度においても重要な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナス計上により、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。当該事象を解消又は改善するための対応策を講じることに努めておりますが、現時点では、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められるものと認識しております。なお、当該事象又は状況についての分析・検討内容及び解消又は改善するための対応策は、「3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)重要事象等について」に記載しております。

② 事業体制に関するリスク

(a)代表者への依存について

当社の創業者であり、事業推進者である代表取締役の長澤誠は、経営方針や経営戦略等、当社の事業活動全般において重要な役割を果たしており、同氏に対する当社の依存度は高くなっております。

当社においては、同氏に過度な依存をしない経営体制を構築すべく、執行役員制度の導入等により権限移譲を進めておりますが、何らかの理由で同氏の業務遂行が困難になった場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(b)小規模組織であることについて

当事業年度末現在における当社組織は、取締役5名(うち社外取締役2名)、監査役3名(うち社外監査役2名)、従業員32名の小規模な組織であり、内部管理体制や業務執行体制はこの規模に応じた組織で対応しております。このため、業容拡大に応じた人員を確保できず役職員による業務遂行に支障が生じた場合、あるいは役職員が予期せず退社した場合には、内部管理体制や業務執行体制が有効に機能せず、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③ その他のリスク

(a)新株予約権の行使による株式価値の希薄化

当社では、当社役職員に対するインセンティブを目的とした新株予約権を発行しております。これらの新株予約権の行使が行われた場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があり、この株式価値の希薄化が株価形成に影響を及ぼす可能性があります。

(b)株式の希薄化に関するリスク

当社は、平成28年6月22日開催の当社取締役会において、株式と新株予約権付社債及び新株予約権の発行決議を行っており、行使期限を平成30年7月7日としており、それまでに本新株予約権付社債及び本新株予約権により本新株予約権付社債の転換による発行株式66,747株、本新株予約権の行使による発行株式数は85,000株が発行されることとなります。

また、平成29年11月13日開催の当社取締役会において、株式と新株予約権付社債及び新株予約権の発行決議を行っており、行使期限を平成31年11月30日としており、それまでに本新株予約権付社債及び本新株予約権により本新株予約権付社債の転換による発行株式7,610株、本新株予約権の行使による発行株式数は905,000株が発行されることとなります。

本新株式と本新株予約権付社債及び本新株予約権の発行により、当社普通株式の1株当たりの株式価値及び持分割合が希薄化し、当社株価に悪影響を及ぼすおそれがあります。 

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

①財政状態及び経営成績の状況

当事業年度における国内経済は、政府の経済政策を背景に、雇用・所得環境の改善が引続き見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方世界経済においては、中国を始めアジア新興国等の経済の先行き、政策に関する不確実性による影響、米国の貿易政策の動向及び金融資本市場の変動の影響等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

食品業界におきましては、原材料単価や物流コストの上昇、人口減少による市場規模の縮小及び所得水準の伸び悩み等が足かせになるなど、依然として厳しい状況となりました。

当社は、引続き業績回復に努めるなか、平成29年11月に株式会社アスラポート・ダイニング(以下、アスラポートという。)とマイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社を引受先として第三者割当増資及び転換社債型新株予約権付社債と新株予約権の発行を実施いたしました。当社は、平成29年11月に適時開示いたしました、アスラポート・ダイニンググループ(以下、アスラポート・グループという。)と、ココナッツヨーグルトの共同開発及び販売に関する契約を締結し、平成30年2月の発売を目指し取組んでおりましたが、当事業年度内の業績には寄与できず、現在、平成30年7月の発売予定としております。アスラポート・グループとは同グループにおける販売網における販売やPB商品の共同開発・販売などを行ってまいりました。こうした取組みにより、アスラポート・グループとの業務提携シナジー拡大及びデイリーフリー市場参入に努めてまいりました。

また、アサイーカフェ渋谷ヒカリエShinQs店のリニューアルに続き、「おいしい美と健康をアマゾンから」をコンセプトにギルトフリーデザート等のメニューを展開したアサイーカフェ新宿マルイ本館店をオープンしたことに加え、日本のチルド果汁飲料市場に新コンセプトの提案として、台湾の業務提携先食品メーカーとの共同開発で、熱劣化を抑えることで素材本来のみずみずしい味わいと栄養をキープした製品づくりを行い、コールドプレス(低温圧搾)製品及びHPP技術(超高圧処理)による高付加価値製品PRESS(プレス)を発売いたしました。

海外展開としては、平成29年5月にコストコ台湾の全店舗にて製品が採用され、初めての海外販売による海外市場開拓が始まりました。平成29年8月には味の素グループの味の素トレーディング株式会社とのタイ国におけるアサイー商品の販売に関する取引基本契約も締結いたしました。台湾における認知度の向上はさらなる海外展開のきっかけとして期待され、今後は中国をはじめとしたアジア市場展開への布石となるように取り組んでおります。

このような取組に努めているものの、当事業年度の売上高は1,104百万円(前年同期比31.8%減)となりました。

利益面につきましては、利益確保の取組として製品廃棄損を低減するべく、前期から継続している販売網の選択及び製品の集約を進めることで、一定の効果を上げることができました。一方で、引き続く売上高減少により、原材料在庫の消化見込みの検討にあたり、一部原材料在庫について評価損を計上することとしました。結果として、売上総利益は159百万円(前年同期比55.8%減)となりました。

販売費及び一般管理費においては、固定費を削減するべく本社事務所の減床並びに関西事務所の移転等により経費削減に努めました。結果として、営業損失は537百万円(前事業年度は営業損失506百万円)となりました。

経常損失は568百万円(前事業年度は経常損失589百万円)となり、特別損失として、引続き営業損失を計上したことで、全社及び店舗における固定資産に対する減損損失18百万円を計上しました。結果として当期純損失は586百万円(前事業年度は当期純損失591百万円)となりました。

当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業別の売上高は次のとおりであります。

ⅰ.リテール事業部門(旧NB事業部門)

リテール事業部門に関しては、当社主力製品のフルッタアサイーシリーズの販売チャネルの選択による影響に加えて、夏場での売上低調が大きく影響すると共に、当第4四半期で発売予定としておりました、ココナッツヨーグルトの発売が遅れる等したことで、売上は大きく減少することとなりました。

以上の結果、リテール事業部門全体の売上高は413百万円(前事業年度比53.5%減)となりました。

ⅱ.アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)

AFM事業部門に関しては、外食チェーン店や食品メーカーでのアサイー原材料の採用も一巡するなか売上は低調となったものの、大手菓子メーカーや大手飲料メーカーにおいて、アサイーのコラボ商品が発売される等、アサイーの再認知が広がっております。また、アスラポート・グループとのPB製品の共同開発に取組み発売しました。

以上の結果、AFM事業部門全体の売上高は382百万円(前事業年度比17.1%減)となりました。

ⅲ.ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)

直営店舗に関しては、平成29年11月に「おいしい美と健康をアマゾンから」をコンセプトにギルトフリーデザート等のメニューを展開したアサイーカフェを新宿マルイ本館5Fに出店いたしました。アジア諸国からの旅行者によるインバウンド効果及びインスタ映えをはじめとしたSNS等への波及によるアサイーとアマゾンフルーツの認知向上に努めてまいりましたが、来客者が想定を大きく下回っている状況等から固定資産10百万円を減損損失として処理することといたしました。一方で、渋谷ヒカリエShinQs店については、平成29年3月にリニューアルしたことと、季節を鑑みたメニュー展開や販売キャンペーン等を実施することで売上は順調に推移いたしました。

WEB通販に関しては、平成29年10月に適時開示しましたとおり自社通販サイトへの不正アクセスがあったことと、その影響による新規顧客でのカード決済の対応が遅れたことで売上は低調となりました。今後ともWEB通販利用者に安心してご利用頂けるよう、通販サイトの安全性の確保及び向上に努めてまいります。

この結果、DM事業部門全体の売上高は144百万円(前事業年度比10.9%減)となりました。

ⅳ.海外事業部門

海外事業部門に関しては、ブラジル現地でのカカオ豆の収穫が順調に推移したことと、台湾コストコへの取引が実現したことで売上は増加いたしました。今後の取組としては、カカオ豆の増産とブラジルナッツや胡椒等の新商材の販売に取組むとともに、アジア地域を主軸とした海外展開を図り売上獲得を図ってまいります。

この結果、海外事業部門の売上高は164百万円(前事業年度比53.7%増)となりました。

②キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ81百万円増加し、当事業年度末には478百万円になりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において営業活動の結果使用した資金は245百万円(前事業年度は224百万円の使用)となりました。

これは主に、たな卸資産の減少410百万円があった一方で、税引前当期純損失585百万円の計上、仕入債務の減少89百万円があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果使用した資金は19百万円(前事業年度は0百万円の獲得)となりました。

これは主に、敷金及び保証金の回収による収入8百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出18百万円、資産除去債務の履行による支出4百万円及び無形固定資産の取得による支出2百万円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において財務活動の結果調達した資金は349百万円(前事業年度は329百万円の調達)となりました。

これは主に、株式の発行による収入198百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入82百万円及び転換社債型新株予約権付社債の発行による収入99百万円があったこと等によるものであります。

③生産、受注及び販売の実績

当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。また、当社は、複数の事業部門で同一種類の商品を取り扱うため、生産実績及び商品仕入実績については、商品群別に記載をしております。

(a)生産実績

当事業年度の生産実績を商品群別に示すと次のとおりであります。

商品群の名称 当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
前事業年度比(%)
--- --- ---
チルド商品(千円) 515,628 △27.1
冷凍商品(千円) 38,361 △34.3
常温商品(千円) 62,967 △41.9
合計(千円) 616,958 △29.4

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(b)商品仕入実績

当事業年度の商品仕入実績を商品群別に示すと次のとおりであります。

商品群の名称 当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
前事業年度比(%)
--- --- ---
チルド商品(千円) 2,121 △88.3
冷凍商品(千円) 76,973 △64.6
常温商品(千円) 133,934 37.2
合計(千円) 213,029 △36.0

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(c)受注実績

当社は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。

(d)販売実績

当事業年度の販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。

事業部門の名称 当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
前事業年度比(%)
--- --- ---
リテール事業部門(千円) 413,043 △53.5
AFM事業部門(千円) 382,986 △17.1
DM事業部門(千円) 144,022 △10.9
海外事業部門(千円) 164,900 53.7
合計(千円) 1,104,952 △31.8

当事業年度の販売実績を商品群別に示すと次のとおりであります。

商品群の名称 当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
前事業年度比(%)
--- --- ---
チルド商品(千円) 496,352 △43.6
冷凍商品(千円) 370,095 △17.6
常温商品(千円) 238,504 △18.1
合計(千円) 1,104,952 △31.8

(注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります

相手先 前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
--- --- --- --- ---
金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%)
--- --- --- --- ---
㈱明治 107,165 6.6 146,967 13.3
三菱食品㈱ 221,315 13.7 97,886 8.9
㈱日本アクセス 226,042 14.0 86,344 7.8

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討の内容は以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

①重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。その詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案して合理的に見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。

②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社の当事業年度の経営成績は、以下のとおりであります。

当社は、引続き営業損失を計上していることで、当事業年度において業績改善を図るべく、営業面、在庫削減を含めたコスト面及び財務面より様々な施策を検討し、以下の内容を実行してまいりました。

ⅰ.事業ポートフォリオの見直し

リテール事業部門において、販売に係るコストが高い状況より、商品の販売の絞込みと販売チャネルの見直しを実施し、外食産業やメーカーへの販売を強化するべくAFM事業部門へのリソース強化に取組みました。

ⅱ.アスラポート・グループとの連携強化

当社とアスラポート・グループの九州乳業株式会社とココナッツヨーグルトの製品開発に取組みました。

ⅲ.コスト削減

本社事務所の減床と関西支社の移転を実施いたしました。

ⅳ.海外への事業展開

台湾のOEM工場と共同で製品開発に取組み、HPP製品(超高圧処理)をコストコ台湾へ導入し、日本国内においてPRESSシリーズを発売しました。

ⅴ.自己資本強化

平成29年11月に株式会社アスラポート・ダイニングとマイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社を引受先として、第三者割当増資、転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権の発行を実施いたしました。

経営成績の分析

(売上高)

当業年度の売上高は、前事業年度より514百万円減少し、1,104百万円(前年同期比31.8%減)となりました。

主な要因として、リテール事業部門の売上高が前事業年度より475百万円減少したことによるものであります。

また、各事業部門の当社売上高に占める割合は、リテール事業部門が37.4%、AFM事業部門が34.7%、DM事業部門が13.0%、海外事業部門が14.9%となっております。

(売上総利益)

当業年度の売上総利益は、前事業年度より200百万円減少し、159百万円(前年同期比55.8%減)となり、売上総利益率は7.8ポイント低下し、14.4%となりました。

主な要因として、一部原材料在庫について評価損を計上したことで、売上原価に179百万円のたな卸評価損が含まれていることによるものであります。

(営業利益)

当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度より170百万円減少し、696百万円(前年同期比19.7%減)となり、売上高販管費率は9.5ポイント上昇し、63.0%となりました。

主な要因として、売上高の減少による荷造運賃発送費、倉庫料等の変動費は減少し、本社事務所の減床と関西支社の移転等により固定費の削減に取組んだものの、売上高の減少が大きく影響したことによるものであります。結果として、営業損失537百万円(前事業年度は営業損失506百万円)となりました。

(経常利益)

当事業年度における営業外収益は、前事業年度より1百万円減少し、1百万円(前事業年度比53.6%減)となりました。営業外費用は、前事業年度より53百万円減少し32百万円(前事業年度比62.3%減)となりました。主な要因として、前事業年度に計上したデリバティブ解約損54百万円がなくなったことによるものであります。結果として、経常損失568百万円(前事業年度は経常損失589百万円)となりました。

(当期純利益)

当事業年度の当期純損失は、前事業年度より4百万円減少し、当期純損失586百万円(前事業年度は当期純損失591百万円)となりました。

財政状態の分析

ⅰ 資産

当事業年度末における総資産の残高は、前事業年度末より345百万円減少して、1,931百万円となりました。

(流動資産)

当事業年度末における流動資産の残高は、339百万円減少して、1,906百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が81百万円増加した一方で、原材料及び貯蔵品が274百万円、商品及び製品が136百万円減少したこと等によるものであります。

(固定資産)

当事業年度末における固定資産の残高は、5百万円減少して、25百万円となりました。この主な要因は、投資その他の資産が5百万円減少したことによるものであります。また、当期取得いたしました新宿マルイ本館店の固定資産については、回収可能性を検討した結果、減損損失として計上しております。

ⅱ 負債

当事業年度末における負債の残高は、前事業年度末より241百万円減少して、1,925百万円となりました。

(流動負債)

当事業年度末における流動負債の残高は、88百万円減少して、1,612百万円となりました。この主な要因は買掛金が89百万円減少したこと等によるものであります。

(固定負債)

当事業年度末における固定負債の残高は、152百万円減少して、312百万円となりました。この主な要因は、転換社債型新株予約権付社債の株式転換195百万円、転換社債型新株予約権付社債の発行100百万円及び流動負債への振替え55百万円等によるものであります。

ⅲ 純資産

当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末より104百万円減少して、6百万円になりました。この主な要因は、第三者割当増資等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ239百万円増加した一方で、当期純損失586百万円を計上したこと等によるものであります。

キャッシュ・フローの分析

当事業年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

(3)重要事象等について

当事業年度において、継続して営業損失を計上していることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。

当該状況を改善・解消すべく、以下の業績並びに財務状況の改善に取組んでまいります。

①新製品企画開発

アスラポート・グループとの連携強化に努めるべく、新製品開発に取組んでまいります。

②コスト削減

在庫圧縮による倉庫料の低減と物流費や販売手数料等の変動費の見直し及び固定費の経費削減に取組んでまいります。

③海外への事業展開

台湾をはじめとしたアジア展開を主軸とした、海外事業展開を進めてまいります。

④自己資本増強

当事業年度末において、自己資本が枯渇している状況より、平成29年11月に発行しました新株予約権等の行使が促されるよう業績改善に取組んでまいります。

当社は、これら施策に取組むものの、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在することを否定できないものと認識しております。 

4【経営上の重要な契約等】

当社の経営上重要な契約は、以下のとおりであります。

相手先 国名 契約の名称 契約の主な内容 契約年月日 有効期限
--- --- --- --- --- ---
トメアス総合農業協同組合

(CAMTA)
ブラジル BASIC SALES AGREEMENT アサイー及びその他のフルーツの冷凍パルプの日本における独占販売契約、及び米国、オーストラリア、中国、韓国、ニュージーランド及びオセアニア諸国において商品を販売する販売契約 平成23年10月 契約締結日より5年

契約期間5年間満了後、異議のない場合自動更新
株式会社アスラポート・ダイニング及び株式会社弘乳舎 日本 資本業務提携契約 アサイーヨーグルト他乳製品の開発、製造、販売及び牛乳宅配チャネルの活用及び外食店舗への卸販売、アジア、その他海外におけるアサイー専門店展開等の両社間で合意した協業に関する事項についての契約 平成28年6月 契約締結日より2年

契約期間2年間満了後、異議のない場合1年間自動更新

5【研究開発活動】

当社は、フルッタアサイーブランドの強化及びアサイーの再認知を主たるテーマとし、研究開発に取り組んでおります。

当事業年度の主な研究内容と開発商品は次のとおりであります。なお、当社は、輸入商品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載はしておりません。当事業年度の研究開発費総額は、23,158千円であります。

①フルッタアサイーブランドの強化

毎日のキレイをサポートするアサイーのインナービューティドリンク『フルッタアサイービューティ®』を平成30年3月6日にリニューアル発売致しました。

当社のアサイードリンクを週1回以上購入しているお客様を対象にアンケート調査を行ったところ、70%以上の方が「アサイーの濃厚さ」を重視し、定番の味の他、新しい味も期待しているという回答が多くみられました。これを受け、女性好みのフルーティーな甘酸っぱさはそのままに、ライチやマンゴスチン、ピタヤ、ザクロなどの8種の美容果実を贅沢にブレンドし濃厚な味わいとおいしさを追求しました。砂糖、香料、着色料を使用せず、食べ物から健康的な美を求める女性のための、フルーツの素材自体の栄養を生かした美容ドリンクです。主にアサイー特有の抗酸化成分のポリフェノールや、元気なカラダをつくる鉄、若返りビタミンと言われるビタミンEを含み、カラダの中から輝く女性の美しさをサポートします。

同時に、当社の主力製品であるフルッタアサイーシリーズ『アサイーエナジー®』『アサイーベーシック』のパッケージをリニューアル。同アンケートを生かし、各商品の使用素材や濃厚感を示すテクスチャー画像を配置し、わかり易さを重視したデザインに一新しました。

②特殊な製法と技術を導入(素材の鮮度への拘り)

『COLD PRESSED FRUITS』シリーズの新フレーバーとして、『COLD PRESSED マンゴー・パッション』を平成29年6月5日に当社のオンラインショップで発売いたしました。マンゴーとパインアップルのトロピカルな味わいに、キリッとした酸味が特徴のパッションフルーツを加えて爽やかな味わいに仕上げた新フレーバーです。既存品の「アサイー・ピタヤ・ビーツ」と「グリーングァバ・ほうれん草」と比べ最もビタミン類が多く、1日の中で最も吸収率が高まるとされるお休みタイムにおススメしたい1本です。パッションフルーツは種ごとクラッシュし、素材本来のフレッシュな味わいと栄養をまるごとお楽しみいただけます。同シリーズは現代人の美と健康をサポートするため、コールドプレスがより身近な存在となるよう一部のスーパーマーケットへの拡販も行っております。

1日分の果実200gを摂取できる低温圧搾のストレート果汁飲料『FRUTA FRUTA PRESS』シリーズ3品『アサイー・GDパイン』、『ピタヤ・スイカ』、『スウィートオレンジ・パッション』を平成30年3月6日に発売致しました。産地直送の採れたて果実と野菜を低温圧搾し、熱による劣化を抑える製法によって素材本来のみずみずしいおいしさと栄養をキープした砂糖・香料・濃縮原料不使用のドリンクです。

●製品1本あたり果実200gを使用し、農林水産省が推奨する1日分の果実量を摂取できる(日本人の果実摂取量は先進国の中でもワーストクラス)

●産直の採れたて果実と野菜を工場で加工(ストレート原料)

●低温圧搾(コールドプレス)とHPP技術(超高圧処理)を採用し、熱劣化を抑えることで素材本来のみずみずしい味わいと栄養をキープ

FRUTAFRUTA PRESS アサイー・GDパイン

FRUTAFRUTA PRESS ピタヤ・スイカ

FRUTAFRUTA PRESS スウィートオレンジ・パッション

当社は、現代人の美と健康をサポートするコールドプレスが、より広く一般的に親しまれるマーケットを開拓してまいります。

③通販専用商品

植物素材にこだわった美と健康をサポートする置き換え型ダイエット食品の『アマゾンスーパーフードダイエッタ』をリニューアルし、平成30年2月26日に当社のオンラインショップ(URL:https://www.frutafruta.com/shop/)で発売いたしました。

アサイー、チアシード、ココナッツオイルなどのスーパーフードと9種類のアマゾンフルーツを主原料とし、砂糖・香料・着色料・増粘剤・保存料を使用せずにフルーツ本来の風味を生かした味わいに仕上げ、新たに有機アガベイヌリンとグルコマンナン、ブラックジンジャーを配合し、植物由来のダイエットサポート成分を強化しました。本品は2006年に発売して以来、「アマゾンフルーツでおいしくダイエットサポート」をコンセプトに販売を続けてまいりました。植物性の安心感や飽きずに続けられるおいしさが評価されているロングセラー商品です。

④アサイーの機能性に関する研究

当社は、平成28年8月に国立大学法人千葉大学と「アサイーの機能性」に関する共同研究契約を締結し、『アマゾンスーパーフード素材を予防医学とスポーツ栄養学の発展に役立てる』ことを目標に掲げ、「アサイーの脳と細胞の活性作用」及び「アサイーの体力増強作用」を検証することに取組み続けております。

⑤共同開発商品

平成30年2月に、老舗味噌屋の会津天宝醸造株式会社(創業1871年)と共同開発した『アサイーあまざけ』を発売致しました。

本品は、当社直営店舗の「アサイーカフェ」で冬季限定メニューの甘酒入りアサイージュースが定番品に並んでご好評いただいたことを受けて商品化したものです。アマゾンと日本のスーパーフードを合わせた、温めても美味しい、アサイーの新しい食シーンを提案致します。

⑥海外事業

台湾コストコの全店舗(高雄市、桃園市内などの13店舗)において平成29年5月20日より当社アサイー商品(Acai Juice Blend 930mℓ×2本セットのコストコ専用商品)が販売開始されました。

コストコホールセールジャパン株式会社(以下、コストコジャパン)では、平成26年よりアサイーエナジー1900gを初めとする各種の当社商品が採用されております。コストコ日本での好調な販売が評価され、台湾での採用につながりました。

台湾現地での製造・販売パートナーとして、現地の食品加工メーカーKFS(KEE Fresh & Safe Foodtech Co., Ltd)社と基本売買契約及びOEM契約を締結しており、台湾国内で製造される台湾市場向けの弊社ブランド商品となります。

必要最低限の殺菌と、HPPの技術により、素材本来のあじわいと滑らかな口あたりを実現しました。  

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当事業年度中において実施いたしました当社の設備投資の総額は17百万円で、その主な内容は、直営店舗の出店費によるものであります。

また、重要な設備の除却または売却はありません。

なお、当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。 

2【主要な設備の状況】

当社における主要な設備は、次のとおりであります。

なお、当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメントに代えて事業部門別に記載しております。

平成30年3月31日現在
事業所名

(所在地)
事業部門の名称 設備の内容 帳簿価額 従業員数

(人)
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
建物

(千円)
機械及び装置

(千円)
車両運搬具

(千円)
工具、器具及び備品

(千円)
商標権

(千円)
ソフトウエア

(千円)
その他

(千円)
合計

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
本社

(東京都千代田区)
その他 統括業務施設 29(4)
関西支社

(兵庫県神戸市中央区)
リテール事業部門 営業拠点 1(-)
渋谷ヒカリエShinQs店

(東京都渋谷区)
DM事業部門 店舗 1(5)
新宿マルイ本館店

(東京都新宿区)
DM事業部門 店舗 1(4)

(注)1.平成30年3月31日付けで、すべて減損いたしました。

2.従業員数の( )は、臨時従業員数を外書しております。 

3【設備の新設、除却等の計画】

該当事項はありません。 

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
--- ---
普通株式 3,600,000
3,600,000
②【発行済株式】
種類 事業年度末現在発行数(株)

(平成30年3月31日)
提出日現在発行数(株)

(平成30年6月27日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
--- --- --- --- ---
普通株式 1,922,019 1,922,019 東京証券取引所

(マザーズ)
完全議決権株式であり、株主としての権利内容になんら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
1,922,019 1,922,019

(注)提出日現在の発行数には、平成30年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。 

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

第3回新株予約権

決議年月日 平成26年3月26日
付与対象者の区分及び人数(名) 取締役  3

監査役  2

使用人 33
新株予約権の数(個)※ 456 [456]
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 45,600 [45,600](注)1、4
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 500(注)2、4
新株予約権の行使期間※ 自 平成28年3月28日

至 平成36年3月26日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格  500

資本組入額 250(注)4
新株予約権の行使の条件※ (注)3
新株予約権の譲渡に関する事項※ 譲渡は認めないものとする。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.新株予約権1個につき目的である株式は、普通株式1株とする。新株予約権を割当てる日後、当社が普通株式の株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により付与株式数を調整するものとする。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、割当日後、当社が合併、会社分割、株式交換または株式移転を行う場合及び株式の無償割当を行う場合、その他上記の付与株式数の調整を必要とする場合には、合併等、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で付与株式数を調整することができる。ただし、以上までの調整により生じる1株未満の端数は切り捨てる。

2.新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき株式分割または株式併合を行う場合、上記行使価額は、株式分割または株式併合に応じ、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額×
分割・併合の比率

また、割当日後、当社が時価を下回る価額で当社普通株式につき、新株式の発行または自己株式の処分を行う場合(当社普通株式に転換される証券もしくは転換できる証券または当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。)の転換または行使の場合を除く。)、上記の行使価額は、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額× 既発行株式数+ 新規発行株式数×1株当たりの払込金額
時価
既発行株式数+新規発行株式数

上記算式において、「既発行株式数」とは、当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式に係る自己株式数を控除した数とし、また、自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」と読み替える。さらに、割当日後、当社が合併等を行う場合、株式の無償割当を行う場合、その他上記の行使価額の調整を必要とする場合には、合併等の条件、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で行使価額を調整することができる。

3.① 新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社関連会社の取締役、監査役又は従業員のいずれかの地位を保有していることとする。ただし、当社又は当社関連会社の取締役又は監査役の任期満了による退任、当社又は当社関連会社の従業員の定年による退職、その他当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

② 新株予約権者は、当社の新株予約権の目的たる株式が日本国内の証券取引所に上場し、かつ上場日以後6ヶ月間を経過した場合に限り、新株予約権を行使することができる。ただし、当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

③ 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。

4.平成26年9月16日開催の取締役会決議により、平成26年10月3日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っているため、新株予約権の1個につき目的となる株式数は100株であります。

上表の「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」は、調整後の内容となっております。

第4回新株予約権

決議年月日 平成26年9月1日
付与対象者の区分及び人数(名) 取締役  1

監査役  1

使用人  7
新株予約権の数(個)※ 115 [115]
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 11,500 [11,500](注)1、4
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 1,500(注)2、4
新株予約権の行使期間※ 自 平成28年9月3日

至 平成36年8月29日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格  1,500

資本組入額 750(注)4
新株予約権の行使の条件※ (注)3
新株予約権の譲渡に関する事項※ 譲渡は認めないものとする。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.新株予約権1個につき目的である株式は、普通株式100株とする。なお、新株予約権を割当てる日後、当社が普通株式の株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により付与株式数を調整するものとする。

調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

また、割当日後、当社が合併、会社分割、株式交換または株式移転を行う場合及び株式の無償割当を行う場合、その他上記の付与株式数の調整を必要とする場合には、合併等、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で付与株式数を調整することができる。ただし、以上までの調整により生じる1株未満の端数は切り捨てる。

2.新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき株式分割または株式併合を行う場合、上記行使価額は、株式分割または株式併合に応じ、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額×
分割・併合の比率

また、割当日後、当社が時価を下回る価額で当社普通株式につき、新株式の発行または自己株式の処分を行う場合(当社普通株式に転換される証券もしくは転換できる証券または当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。)の転換または行使の場合を除く。)、上記の行使価額は、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額× 既発行株式数+ 新規発行株式数×1株当たりの払込金額
時価
既発行株式数+新規発行株式数

上記算式において、「既発行株式数」とは、当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式に係る自己株式数を控除した数とし、また、自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」と読み替える。さらに、割当日後、当社が合併等を行う場合、株式の無償割当を行う場合、その他上記の行使価額の調整を必要とする場合には、合併等の条件、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で行使価額を調整することができる。

3.① 新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社関連会社の取締役、監査役又は従業員のいずれかの地位を保有していることとする。ただし、当社又は当社関連会社の取締役又は監査役の任期満了による退任、当社又は当社関連会社の従業員の定年による退職、その他当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

② 新株予約権者は、当社の新株予約権の目的たる株式が日本国内の証券取引所に上場し、かつ上場日以後6ヶ月間を経過した場合に限り、新株予約権を行使することができる。ただし、当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

③ 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。

4.平成26年9月16日開催の取締役会決議により、平成26年10月3日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っているため、新株予約権の1個につき目的となる株式数は100株であります。

上表の「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」は、調整後の内容となっております。 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。 

③【その他の新株予約権等の状況】

会社法に基づき発行した新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債は、次のとおりであります。

第5回新株予約権

決議年月日 平成28年6月22日
新株予約権の数(個)※ 17[17]
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)※
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 85,000[85,000]
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 824
新株予約権の行使期間※ 自 平成28年7月8日

至 平成30年7月7日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格 824

資本組入額 412
新株予約権の行使の条件※ (注)1
新株予約権の譲渡に関する事項※ 本新株予約権を譲渡するときは、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ (注)2

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.① 本新株予約権の行使により、行使に係る本新株予約権の新株予約権者が保有することとなる当社株式数が、本新株予約権の発行決議日(平成28年6月22日)時点における当社発行済株式総数(1,009,900株)の10%(100,990株)を超える部分に係る新株予約権の行使はできない。

② 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

③ 各本新株予約権の一部行使はできない。

(注)2.当社が吸収合併消滅会社となる吸収合併、新設合併消滅会社となる新設合併、吸収分割会社となる吸収分割、新設分割会社となる新設分割、株式交換完全子会社となる株式交換、又は株式移転完全子会社となる株式移転(以下「組織再編行為」と総称する。)を行う場合は、当該組織再編行為の効力発生日の直前において残存する本新株予約権に代わり、それぞれ吸収合併存続会社、新設合併設立会社、吸収分割承継会社、新設分割設立会社、株式交換完全親会社又は株式移転設立完全親会社(以下「再編当事会社」と総称する。)は以下の条件に基づき本新株予約権にかかる新株予約権者に新たに新株予約権を交付するものとする。

① 新たに交付される新株予約権の数

新株予約権者が有する本新株予約権の数をもとに、組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1個未満の端数は切り捨てる。

② 新たに交付される新株予約権の目的たる株式の種類

再編当事会社の同種の株式

③ 新たに交付される新株予約権の目的たる株式の数の算定方法

組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1株未満の端数は切り上げる。

④ 新たに交付される新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1円未満の端数は切り上げる。

⑤ 新たに交付される新株予約権にかかる行使期間、当該新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金、再編当事会社による当該新株予約権の取得事由、組織再編行為の場合の新株予約権の交付、新株予約権証券及び行使の条件に準じて、組織再編行為に際して決定する。

第1回無担保転換社債型新株予約権付社債

決議年月日 平成28年6月22日
新株予約権の数(個)※ 55[55]
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)※
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 66,747[66,747](注)1
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 824
新株予約権の行使期間※ 自 平成28年7月8日

至 平成30年7月7日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格 824

資本組入額 412
新株予約権の行使の条件※ 各本転換社債型新株予約権の一部行使はできないものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項※ 本新株予約権付社債は、会社法第254条第2項本文及び第3項本文の定めにより、本新株予約権又は本社債の一方のみを譲渡することはできない。
新株予約権の行使の際に出資の目的とする財産の内容及び価額※ (注)2
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ (注)3
転換社債型新株予約権付社債の残高(千円)※ 55,000

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.本新株予約権の行使により当社が新たに発行し又はこれに代えて当社の保有する当社普通株式を処分(以下、当社普通株式の発行又は処分を当社普通株式の「交付」という。)する当社普通株式の数は、同時に行使された本新株予約権にかかる本社債のうち残存金額の総額を当該行使時において有効な転換価額で除して得られる最大整数とする。但し、行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金による調整は行わない。

(注)2.①本転換社債型新株予約権1個の行使に際し、当該本転換社債型新株予約権が付された各本社債を出資するものとする。

②本転換社債型新株予約権1個の行使に際して出資される財産の価額は、各本社債の額面金額と同額とする。

(注)3.当社が組織再編行為を行う場合は、承継会社等をして、組織再編の効力発生日の直前において残存する本新株予約権付社債に付された本転換社債型新株予約権の所持人に対して、当該本転換社債型新株予約権の所持人の有する本転換社債型新株予約権に代えて、それぞれの場合につき、承継会社等の新株予約権で、本項に掲げる内容のもの(以下、「承継新株予約権」という。)を交付させるものとする。この場合、組織再編の効力発生日において、本転換社債型新株予約権は消滅し、本社債に係る債務は承継会社等に承継され、本転換社債型新株予約権の所持人は、承継新株予約権の新株予約権所持人となるものとし、本新株予約権付社債の要項の本転換社債型新株予約権に関する規定は承継新株予約権について準用する。

第6回新株予約権

決議年月日 平成29年11月13日
新株予約権の数(個)※ 181[181]
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)※
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 905,000[905,000]
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 657
新株予約権の行使期間※ 自 平成29年11月30日

至 平成31年11月30日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格 657

資本組入額 328.5
新株予約権の行使の条件※ (注)1
新株予約権の譲渡に関する事項※ 本新株予約権を譲渡するときは、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ (注)2

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.① 本新株予約権の行使により、行使に係る本新株予約権の新株予約権者が保有することとなる当社株式数が、本新株予約権の発行決議日(平成29年11月13日)時点における当社発行済株式総数(1,473,023株)の10%(147,302株)を超える部分に係る新株予約権の行使はできない。

② 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

③ 各本新株予約権の一部行使はできない。

(注)2.当社が吸収合併消滅会社となる吸収合併、新設合併消滅会社となる新設合併、吸収分割会社となる吸収分割、新設分割会社となる新設分割、株式交換完全子会社となる株式交換、又は株式移転完全子会社となる株式移転(以下「組織再編行為」と総称する。)を行う場合は、当該組織再編行為の効力発生日の直前において残存する本新株予約権に代わり、それぞれ吸収合併存続会社、新設合併設立会社、吸収分割承継会社、新設分割設立会社、株式交換完全親会社又は株式移転設立完全親会社(以下「再編当事会社」と総称する。)は以下の条件に基づき本新株予約権にかかる新株予約権者に新たに新株予約権を交付するものとする。

① 新たに交付される新株予約権の数

新株予約権者が有する本新株予約権の数をもとに、組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1個未満の端数は切り捨てる。

② 新たに交付される新株予約権の目的たる株式の種類

再編当事会社の同種の株式

③ 新たに交付される新株予約権の目的たる株式の数の算定方法

組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1株未満の端数は切り上げる。

④ 新たに交付される新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

組織再編行為の条件等を勘案して合理的に調整する。調整後の1円未満の端数は切り上げる。

⑤ 新たに交付される新株予約権にかかる行使期間、当該新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金、再編当事会社による当該新株予約権の取得事由、組織再編行為の場合の新株予約権の交付、新株予約権証券及び行使の条件に準じて、組織再編行為に際して決定する。

⑥ 新たに交付される新株予約権の譲渡による取得の制限

新たに交付される新株予約権の譲渡による取得については、再編当事会社の取締役会の承認を要する。

第2回無担保転換社債型新株予約権付社債

決議年月日 平成29年11月13日
新株予約権の数(個)※ 1[1]
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)※
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 7,610[7,610](注)1
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ 657
新株予約権の行使期間※ 自 平成29年11月30日

至 平成31年11月30日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ 発行価格 657

資本組入額 328.5
新株予約権の行使の条件※ 各本転換社債型新株予約権の一部行使はできないものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項※ 本新株予約権付社債は、会社法第254条第2項本文及び第3項本文の定めにより、本新株予約権又は本社債の一方のみを譲渡することはできない。
新株予約権の行使の際に出資の目的とする財産の内容及び価額※ (注)2
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ (注)3
転換社債型新株予約権付社債の残高(千円)※ 5,000

※当事業年度の末日(平成30年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(平成30年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度末の末日における内容から変更はありません。

(注)1.本新株予約権の行使により当社が新たに発行し又はこれに代えて当社の保有する当社普通株式を処分(以下、当社普通株式の発行又は処分を当社普通株式の「交付」という。)する当社普通株式の数は、同時に行使された本新株予約権にかかる本社債のうち残存金額の総額を当該行使時において有効な転換価額で除して得られる最大整数とする。但し、行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金による調整は行わない。

(注)2.①本転換社債型新株予約権1個の行使に際し、当該本転換社債型新株予約権が付された各本社債を出資するものとする。

②本転換社債型新株予約権1個の行使に際して出資される財産の価額は、各本社債の額面金額と同額とする。

(注)3.当社が組織再編行為を行う場合は、承継会社等をして、組織再編の効力発生日の直前において残存する本新株予約権付社債に付された本転換社債型新株予約権の所持人に対して、当該本転換社債型新株予約権の所持人の有する本転換社債型新株予約権に代えて、それぞれの場合につき、承継会社等の新株予約権で、本項に掲げる内容のもの(以下、「承継新株予約権」という。)を交付させるものとする。この場合、組織再編の効力発生日において、本転換社債型新株予約権は消滅し、本社債に係る債務は承継会社等に承継され、本転換社債型新株予約権の所持人は、承継新株予約権の新株予約権所持人となるものとし、本新株予約権付社債の要項の本転換社債型新株予約権に関する規定は承継新株予約権について準用する  

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数

(株)
発行済株式総数残高(株) 資本金増減額

(千円)
資本金残高

(千円)
資本準備金増減額(千円) 資本準備金残高(千円)
--- --- --- --- --- --- ---
平成26年3月31日

(注)1
3,040 9,094 76,000 166,000 76,000 129,723
平成26年10月3日

(注)2
900,306 909,400 166,000 129,723
平成26年12月16日

(注)3
100,000 1,009,400 197,340 363,340 197,340 327,063
平成28年3月31日

(注)1
500 1,009,900 125 363,465 125 327,188
平成28年7月8日

(注)4
175,000 1,184,900 72,100 435,565 72,100 399,288
平成28年7月15日

(注)1
700 1,185,600 175 435,740 175 399,463
平成28年7月31日

(注)6
59,466 1,245,066 24,500 460,240 24,500 423,963
平成28年8月25日

(注)1
1,000 1,246,066 250 460,490 250 424,213
平成28年10月11日

(注)1
4,000 1,250,066 1,000 461,490 1,000 425,213
平成28年12月13日

(注)1
100 1,250,166 25 461,515 25 425,238
平成29年5月31日

(注)6
30,339 1,280,505 12,500 474,015 12,500 437,738
平成29年7月19日

(注)6
12,135 1,292,640 5,000 479,015 5,000 442,738
平成29年8月7日

(注)6
4,854 1,297,494 2,000 481,015 2,000 444,738
平成29年8月25日

(注)6
74,029 1,371,523 30,500 511,515 30,500 475,238
平成29年8月25日

(注)1
45,000 1,416,523 18,639 530,154 18,639 493,877
平成29年9月25日

(注)1
20,000 1,436,523 8,284 538,438 8,284 502,161
平成29年9月27日

(注)1
35,000 1,471,523 14,497 552,935 14,497 516,658
平成29年10月10日

(注)1
1,500 1,473,023 375 553,310 375 517,033
平成29年11月29日

(注)5
304,400 1,777,423 99,995 653,305 99,995 617,029
平成30年3月8日

(注)6
144,596 1,922,019 47,500 700,805 47,500 664,529

(注)1.新株予約権の行使による増加であります。

2.平成26年9月16日開催の取締役会決議により、平成26年10月3日付で1株を100株に分割しております。

3.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)

発行価格    4,290円

引受価額  3,946.80円

資本組入額 1,973.40円

払込金総額  394百万円

4.有償第三者割当

発行価格    824円

資本組入額   412円

割当先:株式会社弘乳舎

5.有償第三者割当

発行価格    657円

資本組入額   328.5円

割当先:株式会社アスラポート・ダイニング

6.無担保転換社債型新株予約権付社債の株式転換による増加であります。

7.平成28年6月22日に提出しました有価証券届出書の手取金の使途について、平成29年11月13日に提出しました有価証券届出書にて手取金の使途について変更しております。

① 変更理由

平成29年10月31日時点で432百万円の資金調達をしており、調達した資金の使用状況として、342百万円については運転資金、26百万円については成長投資資金に充当している状況となっております。当社としては、当面の資金繰りについては、過剰となっている原材料在庫を資金化することで問題ないものと想定しておりますが、当社業績が計画より下振れている状況から、事業計画及び投資計画を見直す事としたことで、成長投資資金残高の64百万円と今後新株予約権(17個)の行使にて調達できる可能性のある70百万円、総額134百万円については運転資金に充当することに、資金使途を変更いたしました。

② 変更の内容

(変更前)

具体的な使途 金額 支出予定期間
①運転資金 342百万円 平成28年7月
②成長投資資金 150百万円 平成28年7月~平成30年7月

(変更後)

具体的な使途 金額 支出予定期間
①運転資金 466百万円 平成28年7月~平成30年7月
②成長投資資金 26百万円 平成28年7月~平成29年10月

※変更箇所は下線を付しております。  

(5)【所有者別状況】

平成30年3月31日現在
区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
個人以外 個人
--- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
株主数(人) 1 15 24 4 5 4,175 4,224
所有株式数

(単元)
7 1,349 5,481 34 6 12,338 19,215 519
所有株式数の割合(%) 0.04 7.02 28.52 0.18 0.03 64.21 100.00

(6)【大株主の状況】

平成30年3月31日現在
氏名又は名称 住所 所有株式数

(株)
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
長澤 誠 神奈川県横浜市保土ヶ谷区 323,600 16.84
株式会社アスラポート・ダイニング 東京都品川区五反田1丁目3-8 304,400 15.84
株式会社弘乳舎 熊本県熊本市北区高平3丁目43-2 175,000 9.11
株式会社グリーンアソシエイツ 神奈川県藤沢市鵠沼海岸2丁目6-5 60,000 3.12
株式会社SBI証券 東京都港区六本木1丁目6-1 28,200 1.47
むさし証券株式会社 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目333番地13 24,600 1.28
楽天証券株式会社 東京都世田谷区玉川1丁目14-1 23,000 1.20
山浦 浩 兵庫県神戸市須磨区 20,000 1.04
荻野 恭子 東京都目黒区 20,000 1.04
野村證券株式会社 東京都中央区日本橋1丁目9-1 14,500 0.75
993,300 51.68

(注)当事業年度において以下のとおり主要株主の異動がありました。なお、表中の総株主の議決権の数に対する割合は、異動日時点によるものであり、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第4号の規定に基づき、主要株主の異動に関する臨時報告書を提出しております。

異動年月日 異動のあった主要株主の氏名 議決権の数

(所有株式数)
総株主の議決権の数に対する割合(%) 臨時報告書提出日
平成29年11月29日 株式会社弘乳舎 異動前 1,750個 11.90% 平成29年12月4日
異動後 1,750個 9.86%
株式会社アスラポート・ダイニング 異動前
異動後 3,044個 17.15%   

(7)【議決権の状況】

①【発行済株式】
平成30年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
--- --- --- ---
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等)
完全議決権株式(その他) 普通株式 1,921,500 19,215 完全議決権株式であり、株主としての権利内容になんら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
単元未満株式 普通株式 519
発行済株式総数 1,922,019
総株主の議決権 19,215
②【自己株式等】
該当事項はありません。

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 該当事項はありません。  

(1)【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。 

(2)【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

該当事項はありません。 

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

該当事項はありません。 

3【配当政策】

当社は、創業以来、財務体質の強化及び将来の事業展開に備えるため、配当可能利益を全額内部留保とし、配当を実施しておりません。しかしながら、当社は重要な営業損失を計上したことで、自己資本を大きく毀損している状況にあるなか、一刻も早く業績回復を図るべく取組み、まずは健全な財務体制を目指し取組むこととしているため、誠に遺憾ではございますが、当面の間配当による株主への還元は見送ることとしております。

今後、業績が回復し財務体質が強化され、且つ企業規模や収益が安定期に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努める所存であります。

なお、当社は剰余金を配当する場合には、期末配当の年1回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、株主総会であります。

また、当社は中間配当を取締役会決議にて行うことができる旨を定款に定めております。

なお、当期につきましては無配とさせていただいております。  

4【株価の推移】

(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次 第12期 第13期 第14期 第15期 第16期
--- --- --- --- --- ---
決算年月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月
--- --- --- --- --- ---
最高(円) 6,720 2,470 1,388 923
最低(円) 2,261 800 650 605

(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

なお、平成26年12月17日付をもって同取引所に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については該当事項はありません。 

(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別 平成29年10月 11月 12月 平成30年1月 2月 3月
--- --- --- --- --- --- ---
最高(円) 768 765 673 669 666 668
最低(円) 731 667 642 656 605 625

(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。  

5【役員の状況】

男性 8名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
--- --- --- --- --- --- ---
代表取締役 社長執行役員CEO 長澤 誠 昭和36年

7月6日生
昭和61年4月 京セラ株式会社 入社

平成2年4月 DSC COMMUNICATIONS.INC入社

平成3年4月 アサヒフーズ株式会社取締役

平成14年11月 当社設立 代表取締役

平成26年4月 当社代表取締役 社長執行役員CEO(現任)
(注)3 323,600
取締役 執行役員経営企画本部長 德島 一孝 昭和37年

3月5日生
平成17年4月 いしこ司法書士事務所 入所

平成20年5月 株式会社COCORO SUPPORT 代表取締役社長

平成29年3月 当社 顧問

平成29年6月 株式会社COCORO SUPPORT 取締役(現任)

平成29年6月 当社取締役 執行役員経営企画本部長(現任)
(注)3
取締役 関西支社管掌 岩本 幹夫 昭和20年

7月11日生
昭和43年4月 森本倉庫株式会社 入社

平成13年9月 アサヒフーズ株式会社 入社

平成17年4月 当社 入社

平成17年6月 当社取締役 神戸営業所長

平成26年4月 当社取締役 執行役員関西支社長

平成26年7月 当社取締役 関西支社管掌(現任)
(注)3 4,000
取締役 齊藤 隆光 昭和48年

8月31日生
平成14年1月 国際キャピタル株式会社

平成20年5月 阪神酒販株式会社

平成21年1月 レゾナンスダイニング株式会社 代表取締役(現任)

平成21年11月 株式会社アスラポート・ダイニング 管理本部長

平成25年10月 株式会社弘乳舎 管理部長

平成27年6月 茨城乳業株式会社 監査役(現任)

平成28年3月 株式会社小僧寿し 監査役(現任)

平成28年6月 当社 取締役(現任)

       株式会社アスラポート・ダイニング 取締役

       株式会社弘乳舎 取締役

平成29年6月 株式会社アスラポート・ダイニング 取締役兼管理本部長(現任)

       株式会社弘乳舎 代表取締役(現任)
(注)3
取締役 信川 晃洋 昭和50年

5月6日
平成10年4月 須賀工業株式会社 入社

平成11年11月 ホシザキ阪神株式会社 入社

平成14年9月 株式会社アクセス教育事業 (現 色彩総合研究所) 入社

平成18年7月 阪神酒販株式会社 入社

平成22年11月 常楽酒造株式会社 取締役(非常勤)(現任)

平成23年6月 株式会社田中文悟商店 取締役(非常勤)(現任)

平成24年6月 レゾナンスダイニング株式会社 監査役

平成25年4月 九州乳業株式会社 法人部長

平成25年9月 株式会社弘乳舎 取締役(現任)

平成26年5月 株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント 監査役(非常勤)(現任)

平成29年10月 株式会社菊家 取締役(現任)

平成30年3月 阿櫻酒造株式会社 代表取締役(現任)

平成30年6月 当社 取締役(現任)
(注)3
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
--- --- --- --- --- --- ---
常勤監査役 田端 三郎司 昭和22年

12月4日生
昭和45年4月 明治製菓株式会社

       (現 株式会社明治)入社

平成18年6月 明治食品株式会社 代表取締役

平成24年10月 当社顧問就任

平成25年2月 当社業務部長

平成25年6月 当社常勤監査役(現任)
(注)4 3,000
監査役 寺西 昭 昭和18年

8月14日生
昭和45年9月 司法試験合格

昭和48年4月 篠原法律会計事務所 入所

昭和53年4月 寺西法律事務所開設(現 コモンズ綜合法律事務所)(現任)

平成12年5月 株式会社東陽テクニカ 社外監査役

平成14年5月 株式会社タカキュー 社外監査役(現任)

平成23年6月 アルコニックス株式会社 社外監査役(現任)

平成30年6月 当社監査役(現任)
(注)4
監査役 村上 雅哉 昭和52年

8月13日生
平成15年10月 弁護士登録 弁護士法人大江橋法律事務所 入所

平成19年7月 西村あさひ法律事務所 入所

平成23年7月 岩田合同法律事務所 入所

平成26年1月 同 パートナー(現任)

平成27年4月 成蹊大学法科大学院 非常勤講師(現任)

平成30年6月 当社監査役(現任)
(注)4

(注)1.取締役齊藤隆光及び信川晃洋は、社外取締役であります。

2.監査役寺西昭及び村上雅哉は、社外監査役であります。

3.平成30年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

4.平成30年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

5.当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため、執行役員制度を導入しております。執行役員は2名で、社長執行役員CEO 長澤誠、執行役員経営企画本部長 德島一孝で構成されています。

6.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名 生年月日 略歴 所有株式数(株)
--- --- --- ---
鈴木 朗広 昭和51年

11月18日生
平成20年12月 三優監査法人 入所

平成24年10月 公認会計士登録

平成28年2月 金井公認会計士・税理士事務所 入所(現任)

6【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】

当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、経済の力で環境を再生しグリーンエコノミー社会を実現することを企業コンセプトに掲げております。当社は、この企業コンセプトを実現するために、株主、投資家、取引先、地域・国際社会、従業員等さまざまなステークホルダーに対して社会的な責任を遂行し企業価値を最大化することを経営目標としており、その経営目標達成のため、コーポレート・ガバナンス体制の充実が重要な経営課題であるとの認識のもと、その強化及び充実に努めております。

① 会社の機関の内容及び内部統制システムの状況等

イ.会社の機関の基本説明

当社は、監査役会設置会社であり、株主総会、取締役会及び監査役会を設置しております。当社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る機関は以下のとおりであります。

a.取締役会

当社の取締役会は、取締役5名(うち社外取締役2名)で構成されております。月1回の定例取締役会の他、必要に応じて臨時取締役会を適宜開催しております。取締役会では、経営上の意思決定機関として、取締役会規程に基づき重要事項を決議し、取締役の業務執行を監督しております。また、取締役会には、監査役3名が出席して、重要な意思決定において常に監査が行われる体制を整えております。

b.監査役会・監査役

当社の監査役会は、常勤監査役1名と非常勤監査役2名で構成されており、うち2名が社外監査役であります。監査に関する重要事項及び監査の方法については、監査役会にて協議決定しております。監査役会は原則として月1回の定例会の他、必要に応じて臨時で開催しております。

常勤監査役は、取締役会、経営会議をはじめとする重要な会議に出席して意見を述べ、また各部門への往査、重要書類の閲覧及び担当者へのヒアリング等を通じ、取締役の業務執行状況の監査を行っています。

非常勤監査役は、取締役会等の重要会議の出席、重要書類の閲覧の他、常勤監査役との連携等を通じての監査を実施しております。

また、会計監査人や内部監査責任者と連携して、経営に対する適切な監視と効率的な監査を実施しております。

c.経営会議

当社は、コーポレート・ガバナンスの充実・強化を図るとともに、迅速かつ効率的な業務執行を推進する目的で、執行役員制度を導入しております。執行役員は、取締役会によって選任され、取締役会の決議によって定められた分担に従い、社長の指揮命令に基づいて業務執行を行います。執行役員は2名で、任期は1年としております。

また、経営会議は、社長、常勤取締役、執行役員及び社長が指名するゼネラルマネージャー及びシニアマネージャーにより構成しており、原則として毎月1回開催しております。経営会議は、経営の計画、戦略に関わる事項ならびに各部門の重要な執行案件について報告及び審議を行います。経営会議に付議された議案のうち必要なものは取締役会に上程されます。なお、経営会議には常勤監査役も出席しております。

d.会計監査人

当社は、三優監査法人と監査契約を締結し、会社法及び金融商品取引法に基づく監査を受けております。

ロ.会社の機関・内部統制の関係図

本書提出日現在における当社の機関及び内部統制の状況は、以下のとおりであります。

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ハ.内部統制システムの整備状況

当社は、経済の力で環境を再生しグリーンエコノミー社会を実現することを企業コンセプトに掲げ、その実現のために、当社のステークホルダーに対して社会的な責任を遂行し企業価値を最大化することを経営目標としております。

当社の企業価値を高めるためには、経営の効率性を追求するとともに、コーポレート・ガバナンスを強化し事業活動から生じる各種リスクをコントロールすることが必要不可欠であるとの基本方針のもと、業務の適正性を確保するための体制として、平成26年3月31日開催の取締役会にて、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を定める決議を行っており、現在その基本方針に基づき内部統制システムの運用を行っております。その概要は以下のとおりであります。

1.取締役、使用人の職務執行についての基本方針

当社は、『自然と共に生きる』を企業理念とし、地球環境に貢献するべく、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を推し進めております。

このような当社の企業理念・価値観を、全ての役員・従業員等が共有・実践し、職務を遂行する事を基本方針とし、社会的良識ある企業活動に心掛けお客様、取引先、株主の皆様などステークホルダーの期待に応えて参ります。

また当社は、健全な会社経営のため、反社会的勢力とは決して関わりを持たず、また不当な要求には断固としてこれを拒絶いたします。

2.取締役、使用人の職務の執行が、法令及び定款に適合することを確保するための体制

(1)コンプライアンス規程、取締役会規程、組織規程、職務分掌規程、職務権限規程(その附表)等を制定し、社内に徹底を図っております。

(2)監査役は、監査役監査規程に基づき、監査を適宜行っております。また、重要な会議(取締役会、経営会議等)への出席や内部監査責任者との連携により、監査の実効性の向上に努めております。

(3)役職員の職務執行の適切性を確保するため、社長直轄の内部監査責任者を選任し、内部監査規程に基づき内部監査を実施しております。

3.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

(1)取締役の職務執行に係る情報については、経営企画部を総括管理担当部署とし、法令及び文書管理規程に基づき記録・保存しております。

(2)取締役及び監査役は、これらの文書等を常時閲覧できます。

(3)書類の保存については、監査役、内部監査責任者が適宜チェックしております。

4.損失の危険の管理に関する規程その他の体制

(1)リスク管理規程を制定し、会社の事業活動において想定される各種リスクについて、全社的なリスク管理に関する取組みの企画、立案、調整及び推進は経営管理部が行うものとしております。

(2)危機発生時には、対策部を設置し、社内外への適切な情報伝達を含め、当該危機に対して適切かつ迅速に対処するものとしております。

5.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

(1)執行役員制度を導入し、取締役会の意思決定機能及び業務監督機能と、執行役員の業務執行機能とを分離しております。

(2)取締役会を毎月1回定期的に開催するほか、必要に応じて適宜臨時に開催しております。

(3)社長、執行役員及び社長が指名するゼネラルマネージャー及びシニアマネージャーで構成される経営会議を開催し、経営の計画、戦略に関わる事項並びに各部門の重要な執行案件について報告及び審議を行い、経営活動の効率化を図っております。

(4)取締役会規程・組織規程・職務分掌規程・職務権限規程・稟議規程による決裁権限の明確化・迅速化と決裁に係る関係部署への情報伝達の徹底を図っております。

6.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制

(1)監査役の職務を補助すべき使用人は配置しておりませんが、監査役から職務の補助を求められた場合は、内部監査責任者が監査役の職務を補佐しております。

(2)監査役から職務の補助を求められた使用人は、業務遂行にあたり、監査役の指示のみに従うものとし、取締役の指揮・監督は受けないこととしております。

7.取締役及び使用人が監査役に報告するための体制、その他の監査役への報告に関する体制

(1)監査役は、取締役会、経営会議等の重要な社内会議に出席し、取締役、執行役員及び使用人から業務の執行状況の報告を求めることができます。

(2)取締役、執行役員及び使用人は、法令に反する事実、会社に著しい損害を与えるおそれのある事実を発見したときには、すみやかに監査役に報告するものとしております。

8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

(1)監査役と代表取締役との間で、随時意見交換を実施しております。

(2)監査法人及び内部監査責任者と定期的に情報交換を行い、相互の連携を図っております。

ニ.内部監査及び監査役監査の状況

監査役監査につきましては、常勤監査役(1名)、非常勤監査役(2名)がそれぞれの役割に応じて、取締役会等重要な会議の出席、経営トップとの意見交換を行うとともに、決裁書類の閲覧等を適時に行い、取締役等の業務執行の監査を行っております。

内部監査につきましては、内部監査責任者1名が監査を計画的に実施しており、監査結果を代表取締役に報告しております。被監査部門に対しては、監査結果をフィードバックし、改善事項の指摘及び指導に対して改善方針等について報告させることにより実効性の高い監査を実施しております。

ホ.会計監査の状況

当社は、会計監査人に三優監査法人を選任し、監査業務を委嘱しております。平成30年3月期に監査業務に執行した公認会計士は、山本公太氏、井上道明氏であり、いずれも継続監査年数は7年以内であります。同監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、その他6名であります。

なお、三優監査法人、監査業務を執行した公認会計士及びその補助者と当社との間には特別の利害関係はありません。

へ.社外取締役及び社外監査役との関係

本書提出日現在、社外取締役2名と社外監査役2名であります。

社外取締役 齊藤隆光氏は、事業会社において監査役としての豊富な経験を有しており、かつ会社経営にも携わっており、当社の経営全般に助言をいただくことで、当社の経営体制強化につながるものと判断し、社外取締役として選任しております。同氏の持つ知見からの助言は経営において有意であり、継続して活躍していただけるものと判断しております。なお、当社は、主要株主である株式会社アスラポート・ダイニング及び株式会社弘乳舎との三者間の資本業務提携契約を締結しており、同氏は株式会社アスラポート・ダイニングの取締役及び株式会社弘乳舎の代表取締役であります。当社と同氏との間には、人的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

社外取締役 信川晃洋氏は、事業会社において取締役としての豊富な経験を有しており、かつ会社経営にも携わっており、当社の経営全般に助言をいただくことで、当社の経営体制強化につながるものと判断し、社外取締役として選任しております。同氏の持つ知見からの助言は経営において有意であり、継続して活躍していただけるものと判断しております。なお、当社は、主要株主である株式会社アスラポート・ダイニング及び株式会社弘乳舎との三者間の資本業務提携契約を締結しており、同氏は株式会社弘乳舎の取締役であります。当社と同氏との間には、人的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

社外監査役 寺西昭氏は弁護士としての豊富な経験と幅広い知識を有していることから、社外監査役に選任しております。当社と同氏との間には、人的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

社外監査役 村上雅哉氏は弁護士としての豊富な経験と幅広い知識を有していることから、社外監査役に選任しております。当社と同氏との間には、人的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

社外取締役及び社外監査役は、取締役会・監査役会を通じ、内部監査・監査役監査・会計監査との相互連携や内部統制の監督・監査を行っております。具体的には、取締役会や監査役会において、内部監査結果及び内部統制監査計画並びに監査役監査結果、その他の内部統制に関する体制の整備・運用状況についても定期的に報告及び意見交換がなされています。

当社においては、社外取締役又は社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針を定めておりませんが、独立性を重視した選任を行っております。

なお、社外監査役2名は、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出る予定としております。

ト.責任限定契約の内容の概要

当社は、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役及び社外監査役との間において、任務を怠ったことによる損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨、定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するに当たり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。

また、当社は、社外取締役齊藤隆光氏及び信川晃洋氏、社外監査役寺西昭氏及び村上雅哉氏との間において、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役または社外監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。

② リスク管理体制の整備の状況

当社は、「内部統制システムの整備に関する基本方針」に基づき、リスク管理を強化するため、「リスク管理規程」を制定し、リスク情報を早期に把握・共有することでリスクの顕在化を未然に防止する体制の構築に努めてまいります。

また、法律事務所及び会計事務所等の法務・会計専門家等の外部の専門家との相談や意見交換を通じて、事業に係るリスクをはじめとする諸情報を得て、最善と考えられる経営判断を行うよう努めております。

③ 役員報酬の内容

a.提出会社の平成30年3月期における役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

役員の区分 報酬等の総額

(千円)
報酬等の種類別の総額(千円) 対象となる役員の員数

(名)
--- --- --- --- --- --- ---
基本報酬 ストックオプション 賞与 退職慰労金
--- --- --- --- --- --- ---
取締役(社外取締役を除く) 40,839 40,839 4
監査役(社外監査役を除く) 4,200 4,200 1
社外役員 4,500 4,500 4

(注)当期末の取締役の員数は5名、監査役の員数は3名であります。上記の取締役の員数と相違しておりますのは、平成29年6月27日開催の第15回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名を含んでいるためであります。

b.役員の報酬等の額の決定に関する方針

当社の役員報酬については、株主総会決議より取締役及び監査役それぞれの報酬等の限度額を決定しております。各取締役及び各監査役の報酬額は、取締役については取締役会の決議に基づいて社長が決定し、監査役については監査役会により決定しております。

④ 取締役の定数及び取締役の選任の決議条件

当社は、取締役の員数を7名以内とする旨を定款に定めております。また、取締役の選任決議は、株主総会において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。

⑤ 株主総会の特別決議要件

当社は、株主総会を円滑に運営することを目的として、会社法第309条第2項に定める特別決議要件について、議決権を行使することのできる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。

⑥ 取締役会決議による自己株式の取得

当社は、自己株式の取得について、経済情勢の変化に対応して機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。 

(2)【監査報酬の内容等】

①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
前事業年度 当事業年度
--- --- --- ---
監査証明業務に基づく報酬

(千円)
非監査業務に基づく報酬

(千円)
監査証明業務に基づく報酬

(千円)
非監査業務に基づく報酬

(千円)
--- --- --- ---
25,000 23,000
②【その他重要な報酬の内容】

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

該当事項はありません。

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

該当事項はありません。 

③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

該当事項はありません。

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

該当事項はありません。 

④【監査報酬の決定方針】

監査日数、監査内容及び当社の事業内容・規模等を勘案した上で決定しております。  

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第5【経理の状況】

1.財務諸表の作成方法について

当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、事業年度(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)の財務諸表について、三優監査法人により監査を受けております。

3.連結財務諸表について

当社は、子会社がありませんので、連結財務諸表を作成しておりません。

4.財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、財務諸表を適正に作成できる体制を整備するため、専門的な情報を有する団体が主催する研修・セミナー等に参加をしております。

1【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 397,418 478,933
売掛金 145,105 129,302
商品及び製品 ※2 327,091 ※2 190,369
原材料及び貯蔵品 ※2 1,363,863 ※2 1,089,692
前渡金 11
前払費用 7,920 7,979
その他 4,701 9,954
流動資産合計 2,246,102 1,906,243
固定資産
有形固定資産
建物 25,074 36,165
機械及び装置 57,389 54,048
車両運搬具 1,147 1,147
工具、器具及び備品 19,799 22,475
減価償却累計額 ※1 △103,411 ※1 △113,837
有形固定資産合計
投資その他の資産
出資金 520 520
その他 30,591 24,891
投資その他の資産合計 31,111 25,411
固定資産合計 31,111 25,411
資産合計 2,277,213 1,931,655
(単位:千円)
前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 198,972 109,936
短期借入金 ※2 1,298,591 ※2 1,274,738
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 55,000
1年内返済予定の長期借入金 ※2 116,902 ※2 108,961
リース債務 6,485 6,562
未払金 64,814 46,067
未払費用 6,821 6,123
未払法人税等 5,461 3,552
前受金 6
預り金 2,155 2,014
その他 1,299 26
流動負債合計 1,701,503 1,612,988
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 155,000 5,000
長期借入金 ※2 273,200 ※2 279,900
リース債務 19,645 13,082
資産除去債務 8,949 8,922
その他 8,248 5,406
固定負債合計 465,043 312,311
負債合計 2,166,547 1,925,299
純資産の部
株主資本
資本金 461,515 700,805
資本剰余金
資本準備金 425,238 664,529
その他資本剰余金 74,761 74,761
資本剰余金合計 500,000 739,291
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 △851,663 △1,437,952
利益剰余金合計 △851,663 △1,437,952
株主資本合計 109,852 2,144
新株予約権 814 4,211
純資産合計 110,666 6,355
負債純資産合計 2,277,213 1,931,655
②【損益計算書】
(単位:千円)
前事業年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

 至 平成30年3月31日)
売上高
製品売上高 1,259,970 742,465
商品売上高 442,191 418,358
売上値引及び戻り高 △82,707 △55,872
売上高合計 1,619,454 1,104,952
売上原価
製品売上原価 899,076 619,632
商品売上原価 360,419 326,177
売上原価合計 ※1 1,259,495 ※1 945,809
売上総利益 359,958 159,142
販売費及び一般管理費 ※2,※3 866,759 ※2,※3 696,412
営業損失(△) △506,800 △537,270
営業外収益
受取利息 152 35
為替差益 1,269 805
受取手数料 556 325
還付加算金 781
その他 238 226
営業外収益合計 2,999 1,393
営業外費用
支払利息 21,624 24,772
社債利息 1,193 1,158
株式交付費 1,740 2,298
デリバティブ解約損 54,606
社債発行費 6,030 3,831
その他 32 100
営業外費用合計 85,228 32,161
経常損失(△) △589,029 △568,038
特別利益
固定資産売却益 ※4 12 ※4 648
特別利益合計 12 648
特別損失
減損損失 ※5 3,853 ※5 18,029
特別損失合計 3,853 18,029
税引前当期純損失(△) △592,871 △585,420
法人税、住民税及び事業税 2,309 868
法人税等調整額 △4,026
法人税等合計 △1,716 868
当期純損失(△) △591,154 △586,288

【売上原価明細書】

① 製品売上原価

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
区分 注記

番号
金額(千円) 構成比

(%)
金額(千円) 構成比

(%)
Ⅰ 材料費 463,884 53.1 335,685 54.4
Ⅱ 外注加工費 357,448 40.9 252,894 41.0
Ⅲ 経費 ※1 52,906 6.0 28,377 4.6
当期総製造費用 874,239 100.0 616,958 100.0
当期製品製造原価 874,239 616,958
製品期首たな卸高 166,301 119,920
合計 1,040,540 736,878
製品他勘定振替高 ※2 21,543 20,152
製品期末たな卸高 119,920 97,094
製品売上原価 899,076 619,632

原価計算の方法

実際原価による製品別単純総合原価計算を採用しております。

(注)※1 経費の内訳は次のとおりであります。

内訳 前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

(千円)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)

(千円)
荷造運賃発送費 22,713 11,400
消耗品費 27,485 11,570
その他 2,707 5,407
合計 52,906 28,377

※2 製品他勘定振替高は販売促進費への振替であります。

② 商品売上原価

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
区分 注記

番号
金額(千円) 金額(千円)
商品期首たな卸高 235,323 207,171
当期商品仕入高 333,054 213,029
合計 568,378 420,200
商品他勘定振替高 787 746
商品期末たな卸高 207,171 93,275
商品売上原価 360,419 326,177

※ 商品他勘定振替高は販売促進費への振替であります。

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 その他利益剰余金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 363,465 327,188 74,761 401,950 △260,509 △260,509 504,906
当期変動額
新株の発行 72,100 72,100 72,100 144,200
新株の発行(新株予約権の行使) 1,450 1,450 1,450 2,900
転換社債型新株予約権付社債の転換 24,500 24,500 24,500 49,000
当期純損失(△) △591,154 △591,154 △591,154
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 98,050 98,050 98,050 △591,154 △591,154 △395,054
当期末残高 461,515 425,238 74,761 500,000 △851,663 △851,663 109,852
新株予約権 純資産合計
当期首残高 504,906
当期変動額
新株の発行 144,200
新株の発行(新株予約権の行使) 2,900
転換社債型新株予約権付社債の転換 49,000
当期純損失(△) △591,154
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 814 814
当期変動額合計 814 △394,240
当期末残高 814 110,666

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 その他利益剰余金 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 461,515 425,238 74,761 500,000 △851,663 △851,663 109,852
当期変動額
新株の発行 99,995 99,995 99,995 199,990
新株の発行(新株予約権の行使) 41,795 41,795 41,795 83,590
転換社債型新株予約権付社債の転換 97,500 97,500 97,500 195,000
当期純損失(△) △586,288 △586,288 △586,288
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 239,290 239,290 239,290 △586,288 △586,288 △107,708
当期末残高 700,805 664,529 74,761 739,291 △1,437,952 △1,437,952 2,144
新株予約権 純資産合計
当期首残高 814 110,666
当期変動額
新株の発行 199,990
新株の発行(新株予約権の行使) 83,590
転換社債型新株予約権付社債の転換 195,000
当期純損失(△) △586,288
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 3,397 3,397
当期変動額合計 3,397 △104,310
当期末残高 4,211 6,355
④【キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前事業年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

 至 平成30年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純損失(△) △592,871 △585,420
減価償却費 574 1,676
減損損失 3,853 18,029
店舗閉鎖損失引当金の増減額(△は減少) △3,482
受取利息及び受取配当金 △153 △35
デリバティブ解約損 54,606
支払利息 21,624 24,772
社債利息 1,193 1,158
為替差損益(△は益) △4,832 2,373
株式交付費 1,740 2,298
社債発行費 6,030 3,831
固定資産売却損益(△は益) △12 △648
売上債権の増減額(△は増加) 90,769 15,803
たな卸資産の増減額(△は増加) 302,910 410,893
仕入債務の増減額(△は減少) △150,056 △89,047
その他 3,889 △24,731
小計 △264,214 △219,045
利息及び配当金の受取額 153 35
利息の支払額 △23,871 △24,537
法人税等の還付額 63,566
法人税等の支払額 △536 △2,398
営業活動によるキャッシュ・フロー △224,902 △245,945
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,036 △18,383
有形固定資産の売却による収入 12 648
無形固定資産の取得による支出 △2,542
資産除去債務の履行による支出 △2,854 △4,857
敷金及び保証金の差入による支出 △81 △1,712
敷金及び保証金の回収による収入 9,290 8,155
保険積立金の積立による支出 △5,146 △744
投資活動によるキャッシュ・フロー 185 △19,435
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 1,107,400 436,370
短期借入金の返済による支出 △1,090,009 △460,223
長期借入金の返済による支出 △398 △1,240
社債の償還による支出 △25,000
株式の発行による収入 142,459 198,340
リース債務の返済による支出 △6,409 △6,485
転換社債型新株予約権付社債の発行による収入 197,969 99,155
新株予約権の行使による株式の発行による収入 2,900 82,501
新株予約権の発行による収入 814 850
財務活動によるキャッシュ・フロー 329,726 349,268
現金及び現金同等物に係る換算差額 4,832 △2,373
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 109,842 81,514
現金及び現金同等物の期首残高 287,576 397,418
現金及び現金同等物の期末残高 ※1 397,418 ※1 478,933
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

当社は、前事業年度までに継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、当事業年度においても営業損失537,270千円、経常損失568,038千円、当期純損失586,288千円及び営業キャッシュ・フローのマイナス245,945千円を計上しております。

これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

今後、当社は以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。

事業について

ⅰ.リテール事業

台湾コストコをはじめとして日本国内のコストコにおいて新しくアサイー960g製品の導入と拡販が進み、順調に販売を伸ばしております。今後当社が抱えますアサイーの在庫の消化を加速させるものと考えております。さらに今年より新発売となりました「プレス」(HPP製法 高圧処理)においてラインナップを増やすなど市場におけるプレス製品の拡販を進めてまいります。このことでさらなるアサイーの消化を目指すのみならず、「プレス」を中心とした冷凍チルド品の生産へのシフトとロジスティクスの再構築により廃棄リスクが解消されることとなります。さらに、アスラポート・タイニング・グループ(以下、アスラポート・グループという)との資本業務提携商品の核としておりました「ココグルト」(ココナッツミルクを成分としたヨーグルト代替品)の大手スーパーでの発売が平成30年7月からとなるなど、業績へのシナジー効果が業績に反映されることになります。

ⅱ.AFM事業

アサイー等原材料等の販売を進めることに加えて、既存及び新規客先にコールドプレスや植物性ヨーグルトの業務用原料販売を開始します。アグロフォレストリーを全面に出した販売戦略を取入れつつ、ラグビーW杯、オリンピック開催に向けて高まるスポーツ志向から高まるエネルギー素材の需要に対応して飲料、食品メーカーへの各種アサイー原料の拡販を進めるなどし、新チャネルの開拓と差別化商品の提案など販売強化を図ってまいります。

また、様々なジャンルの食品メーカーとの連携、特に開発段階での提携を増やすことを模索し、アマゾンフルーツの食生活におけるさらなる商品化を目指して販売につなげてまいります。

ⅲ.店舗事業

平成29年3月にリニューアルした渋谷ヒカリエShinQs店は順調に売上を伸ばしておりますが、平成29年11月新規開店の新宿マルイ本館店においては来店客数が計画を下回っている状況が続いております。このため、来店客の導入と販売促進につき、関係者を含めて改善対策を進め、店舗広告の活用や店舗での販売機会の拡大などの施策を取り組んでまいります。

ⅳ.通販事業

通販事業は前事業年度より成長戦略の重要部門と位置づけております。現在、通販専用商品の開発を進めながら、アウトソーシングによるオペレーションにより、定期顧客数を伸ばす施策を進めております。通販サイトのリニューアル(セキュリティ強化を含め)が進み、さらに安全で購入しやすいサイトの立て直しに取り組んでおります。

これにより、昨年に発生いたしました外部侵入による情報漏えい以来、落ち込んでおりました定期顧客の獲得を増やし、モバイル仕様で購入し易い環境によるさらなる売上の向上を見込んでおります。さらに今後はR&Dを中心に機能性食品として収益性のある通販専用商品の開発とプロモーションを積極的に行うことで売上の向上につなげてまいります。

ⅴ.新製品企画開発

翌事業年度はアスラポート・グループとの業務提携による日本初量産型の「ココグルト」の共同開発の取組みが進み、さらに「アサイーココグルト」の発売も計画が進んでおります。

現在、大学など各研究機関と機能性の研究を行っており、販売訴求のエビデンスとすべく取り組んでおります。さらに、アサイーをはじめとしたアマゾンフルーツの新たな展開を目指した新商品の開発も並行して進めており、今後新たに目指しております国内におけるデイリーフリー市場の参入も含め売上増を目指してまいります。

ⅵ.プロモーションイベント開催

当社は過去7年にわたりアサイーニスト・アワードを実施し、アサイー愛用の各界著名人を表彰してまいりました。その後、2年間は実施を見送っておりましたが、今後表彰イベント等を再開させることで、営業活動に直結させ、売上向上につなげてまいりたいと考えております。さらに、地球規模での環境問題や倫理性が注目される時代背景を踏まえ、サステナビリティという概念をさらに進化させ、SB(サスティナブル)国際会議等の参加を通じ当社が主導し提唱しています「グッドフード認定制度」などの活用を通じ、各関連機関を巻き込んだ取組で、当社の取り組む「体と環境に良い商品市場の構築」のさらなる拡大に努めてまいります。

ⅶ.海外事業展開への取組み

台湾において、当事業年度よりコストコ(13店舗)での取り扱いがスタートしており順調に売上を伸ばしてきております。さらに翌事業年度は、本格的な店舗展開として台北の人気エリアでアサイーカフェ直営店の1号店の出店を予定しており、この出店を機にアサイーを初めとするアマゾンフルーツの認知度をさらに台湾域内で高めることが出来ると考えております。台湾を含むアジア地域では、アサイーの認知度は未だ低く、大きな市場性が見込める商材となっております。今後、台湾での店舗展開を目指しており国内同様にシナジー効果による販売拡大を目指してまいります。さらに今後は、台湾におけるアサイー認知のプロモーションを加速させ、台湾の企業との連携を深めながら原材料卸し販売の加速にもつなげてまいります。タイ国におきましても、昨年締結しました味の素トレーディング株式会社との販売提携をさらに加速させ、翌事業年度は直営店の出店を視野に入れるなど、台湾やタイ国などのアジア地域での拡販を進めてまいります。

ⅷ.アグロフォレストリー関連事業の推進

大手菓子メーカーとの取引で、当社のアグロフォレストリーカカオを使用した製品が爆発的なヒットとなったことで、さらなる引合いを頂いており、現地での調達能力の向上が急務となっております。カカオ豆のさらなる増産を目指し、品質の良いカカオ生産体制を弊社パートナーであるトメアス総合農業協同組合(以下、CAMTA)と共に図るなど、今後も安定的供給に向けてCAMTAとのさらなる連携を進めてまいります。さらに、今般需要のあるアグロフォレストリー産物とその派生品(胡椒・ブラジルナッツ)等の引合いも多いことから原料確保と安定供給の施策を打っております。今後もこれら商材の需要にこたえられるよう体制を構築し、翌事業年度以降の売上拡大につなげてまいります。

財務基盤の安定化について

当社は、平成29年11月に3億円の資金調達を行っております。現在は多額の営業損失を計上しておりますが、資金繰り悪化の要因となっていた原材料在庫についても、新商品販売や営業活動により資金化することで、当面の資金繰りについて問題なく、昨年11月に増資頂いた株式会社アスラポート・ダイニングからの支援も含め、今後社債の転換や新株予約権の行使対応を頂くよう連携をとっております。

しかしながら、これら対応策の効果の発現につきましては、関係先との確実な進捗を要する事案や、台湾をはじめとする海外事業への取り組みなど、いまだこれらすべてを確定するに十分な状況には至っておらず、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められると判断致しております。

なお、財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表には反映しておりません。  

(重要な会計方針)

1.たな卸資産の評価基準及び評価方法

商品・製品・原材料、貯蔵品

月別移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 2.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産

定率法を採用しております。

ただし、機械及び装置並びに平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備については定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は、以下のとおりであります。

建物         3年~18年

機械及び装置     10年

車両運搬具      6年

工具、器具及び備品  3年~8年

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は、以下のとおりであります。

商標権          10年

ソフトウェア(自社利用) 5年

(3)リース資産

所有権移転外ファイナンスリース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 

3.繰延資産の処理方法

株式交付費・・・支出時に全額費用として処理しております。

社債発行費・・・支出時に全額費用として処理しております。

4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

5.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手元資金、随時引き出し可能な預金及び換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する短期投資からなっております。 

6.その他財務諸表作成のための基本となる重要事項

消費税等の会計処理

消費税等の会計処理は、税抜方式を採用しております。 

(未適用の会計基準等)

・「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 平成30年1月12日 企業会計基準委員会)

(1)概要

企業がその従業員等に対して権利確定条件が付されている新株予約権を付与する場合に、当該新株予約権の付与に伴い当該従業員等が一定の額の金銭を企業に払い込む取引について、必要と考えられる会計処理及び開示を明らかにすることを目的として公表されました。

(2)適用予定日

平成31年3月期首より適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 平成30年2月16日改正 企業会計基準委員会)

・「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(改正企業会計基準適用指針第26号 平成30年2月16日 企業会計基準委員会)

(1)概要

「税効果会計に係る会計基準の適用指針」等は、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針を企業会計基準委員会に移管するに際して、基本的にその内容を踏襲した上で、必要と考えられる以下の見直しが行われたものであります。

(会計処理の見直しを行った主な取扱い)

・(分類1)に該当する企業における繰延税金資産の回収可能性に関する取扱い

(2)適用予定日

平成31年3月期の期首より適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「税効果会計に係る会計基準の適用指針」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)

(1)概要

収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する

ステップ5:履行義務を充足した時にまたは充足するにつれて収益を認識する

(2)適用予定日

平成34年3月期の期首より適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「収益認識に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。  

(貸借対照表関係)

※1 減価償却累計額は、減損損失累計額を含めて表記しております。 

※2 担保資産及び担保付債務

(担保資産)

前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
商品及び製品 263,370 136,976
原材料及び貯蔵品 1,328,406 1,058,219
1,591,777 1,195,195

(担保債務)

前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
短期借入金 1,298,591 1,274,738
1年内返済予定の長期借入金 116,902 108,961
長期借入金 273,200 279,900
1,688,693 1,663,599
(損益計算書関係)

※1 期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれております。

前事業年度

(自 平成28年4月1日

  至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

  至 平成30年3月31日)
111,165千円 179,555千円

※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度44.8%、当事業年度34.3%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度55.2%、当事業年度65.7%であります。

販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

前事業年度

(自 平成28年4月1日

  至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

  至 平成30年3月31日)
給料及び手当 153,611千円 138,833千円
運賃及び荷造費 132,419 74,128
倉庫料 144,319 100,443
販売促進費 72,144 39,642
減価償却費 565 1,607

※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額

前事業年度

(自 平成28年4月1日

  至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

  至 平成30年3月31日)
研究開発費 25,041千円 23,158千円

※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
--- --- ---
工具、器具及び備品 12千円 -千円
機械及び装置 -千円 648千円

※5 減損損失

当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

用 途 場 所 種 類 金 額(千円)
--- --- --- ---
共用資産 東京都千代田区 工具、器具及び備品 485
直営店舗 東京都渋谷区 建物、工具、器具及び備品 3,368
合 計 3,853

当社は、原則として事業用資産については事業部門(直営店舗は店舗別)を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

直営店舗について、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであるため、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回るグループについて、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。また、当事業年度において、共用資産について、全社的な収益性が低下したことを受け、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。その内訳は建物2,368千円、工具、器具及び備品1,484千円であります。

また、回収可能価額は、使用価値で測定しており、将来キャッシュ・フローの発生見通しが立たないため、0円で評価しております。

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

用 途 場 所 種 類 金 額(千円)
--- --- --- ---
共用資産 東京都千代田区 建物、商標権、その他無形固定資産 5,501
直営店舗 東京都新宿区 建物、工具、器具及び備品 12,528
合 計 18,029

当社は、原則として事業用資産については事業部門(直営店舗は店舗別)を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

直営店舗について、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであるため、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回るグループについて、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。また、当事業年度において、共用資産について、全社的な収益性が低下したことを受け、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。その内訳は建物12,926千円、工具、器具及び備品2,569千円、商標権487千円、その他無形固定資産2,047千円であります。

また、回収可能価額は、使用価値で測定しており、将来キャッシュ・フローの発生見通しが立たないため、0円で評価しております。 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数に関する事項

当事業年度期首株式数(株) 当事業年度増加株式数(株) 当事業年度減少株式数(株) 当事業年度末株式数(株)
--- --- --- --- ---
発行済株式
普通株式(注) 1,009,900 240,266 1,250,166
合計 1,009,900 240,466 1,250,166

(注)普通株式の発行済株式数の増加は、第三者割当増資175,000株、転換社債型新株予約権付社債の株式転換59,466株及び新株予約権の行使5,800株により、240,266株増加しております。 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分 新株予約権の内訳 新株予約権の目的となる株式の種類 新株予約権の目的となる株式の数(株) 当事業年度末残高

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- ---
当事業年度期首 当事業年度増加 当事業年度減少 当事業年度末
--- --- --- --- --- --- --- ---
提出会社 平成23年第2回新株予約権 普通株式 6,000 6,000
平成28年第5回新株予約権(注2) 普通株式 185,000 185,000 814
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権(注2) 普通株式 247,572 59,466 188,106 (注)3
ストックオプションとしての新株予約権
合計 6,000 432,572 59,466 379,106 814

(注)1.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されるものと仮定した場合における株式数を記載しております。

2.目的となる株式数の変動事由の概要

・第5回新株予約権の増加は、発行によるものであります。

・第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の増加は、発行によるものであり、減少は新株予約権の行使によるものであります。

3.一括法を採用しております。 

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数に関する事項

当事業年度期首株式数(株) 当事業年度増加株式数(株) 当事業年度減少株式数(株) 当事業年度末株式数(株)
--- --- --- --- ---
発行済株式
普通株式(注) 1,250,166 671,853 1,922,019
合計 1,250,166 671,853 1,922,019

(注)普通株式の発行済株式数の増加は、第三者割当増資304,400株、転換社債型新株予約権付社債の株式転換265,953株及び新株予約権の行使101,500株により、671,853株増加しております。 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分 新株予約権の内訳 新株予約権の目的となる株式の種類 新株予約権の目的となる株式の数(株) 当事業年度末残高

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- ---
当事業年度期首 当事業年度増加 当事業年度減少 当事業年度末
--- --- --- --- --- --- --- ---
提出会社 平成23年第2回新株予約権 普通株式 6,000 6,000
平成28年第5回新株予約権(注2) 普通株式 185,000 100,000 85,000 374
平成29年第6回新株予約権(注2) 普通株式 905,000 905,000 3,837
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権(注2) 普通株式 188,106 121,357 66,747 (注)3
第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権(注2) 普通株式 152,207 144,596 7,610 (注)3
ストックオプションとしての新株予約権
合計 379,106 1,057,207 371,953 1,064,357 4,211

(注)1.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されるものと仮定した場合における株式数を記載しております。

2.目的となる株式数の変動事由の概要

・第2回新株予約権の減少は、権利失効によるものであります。

・第5回新株予約権の減少は、新株予約権の行使によるものであります。

・第6回新株予約権の増加は、発行によるものであります。

・第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の減少は、新株予約権の行使によるものであります。

・第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の増加は、発行によるものであり、減少は新株予約権の行使によるものであります。

3.一括法を採用しております。 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※1. 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
--- --- ---
現金及び預金勘定 397,418千円 478,933千円
現金及び現金同等物 397,418 478,933

2. 重要な非資金取引の内容

転換社債型新株予約権付社債における新株予約権の権利行使

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
新株予約権の行使による資本金の増加額 24,500千円 97,500千円
新株予約権の行使による資本準備金の増加額 24,500 97,500
新株予約権の行使による新株予約権付社債の減少額 49,000千円 195,000千円
(リース取引関係)

ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

無形固定資産

主として輸入食品製造販売事業における基幹システム(ソフトウエア)であります。

② リース資産の減価償却の方法

重要な会計方針「2.固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。  

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。

敷金、保証金は、差入先の信用リスクに晒されております。

営業債務である買掛金は、そのほとんどが3ヵ月以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、必要に応じて先物為替予約を利用してヘッジすることとしております。

短期借入金は、主に運転資金の調達を目的としたものであり、固定金利で調達しています。

長期借入金及び転換社債型新株予約権付社債は、主に運転資金の調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後2年であります。すべて固定金利で調達しております。

リース債務は、当社基幹システムの導入を目的としたものであり、償還日は決算日後3年であります。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権については、与信管理規程に従い、営業部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

敷金、保証金については、経営管理部が差入先の状況を定期的にモニタリングし、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

外貨建ての営業債権債務については、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、必要に応じて先物為替予約を利用してヘッジすることとしております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

2.金融商品の時価等に関する事項

貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。

前事業年度(平成29年3月31日)

貸借対照表計上額

(千円)
時価(千円) 差額(千円)
--- --- --- ---
(1)現金及び預金 397,418 397,418
(2)売掛金 145,105 145,105
資産計 542,524 542,524
(1)買掛金 198,972 198,972
(2)短期借入金 1,298,591 1,298,591
(3)未払金 64,814 64,814
(4)長期借入金(*1) 390,102 389,670 △431
(5)転換社債型新株予約権付社債 155,000 154,896 △103
(6)リース債務(*2) 26,130 26,118 △12
負債計 2,133,610 2,133,061 △546

(*1)長期借入金には1年内返済予定の長期借入金を含めております。

(*2)リース債務は、流動負債と固定負債の金額を合算して表示しております。

当事業年度(平成30年3月31日)

貸借対照表計上額

(千円)
時価(千円) 差額(千円)
--- --- --- ---
(1)現金及び預金 478,933 478,933
(2)売掛金 129,302 129,302
資産計 608,235 608,235
(1)買掛金 109,936 109,936
(2)短期借入金 1,274,738 1,274,738
(3)未払金 46,067 46,067
(4)長期借入金(*1) 388,861 388,884 23
(5)転換社債型新株予約権付社債(*2) 60,000 59,999 △0
(6)リース債務(*3) 19,645 19,638 △6
負債計 1,899,248 1,899,264 16

(*1)長期借入金には1年内返済予定の長期借入金を含めております。

(*2)転換社債型新株予約権付社債には1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債を含めております。

(*3)リース債務は、流動負債と固定負債の金額を合算して表示しております。

(注)1.金融商品の時価の算定方法に関する事項

資 産

(1)現金及び預金、(2)売掛金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

負 債

(1)買掛金、(2)短期借入金、(3)未払金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(4)長期借入金、(5)転換社債型新株予約権付社債

長期借入金及び転換社債型新株予約権付社債の時価は、元利金合計額を、同様な新規借入等を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

(6)リース債務

リース債務の時価は、元利金合計額を、同様なリース契約を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

(単位:千円)

区分 前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
--- --- ---
敷金 17,695 11,266
保証金 7,750 7,735

敷金、保証金については市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。

3.金銭債権の決算日後の償還予定額

前事業年度(平成29年3月31日)

1年以内

(千円)
1年超

5年以内

(千円)
5年超

10年以内

(千円)
10年超

(千円)
--- --- --- --- ---
現金及び預金 397,418
売掛金 145,105
合計 542,524

当事業年度(平成30年3月31日)

1年以内

(千円)
1年超

5年以内

(千円)
5年超

10年以内

(千円)
10年超

(千円)
--- --- --- --- ---
現金及び預金 478,933
売掛金 129,302
合計 608,235

4.社債、長期借入金及びリース債務の決算日後の返済予定額

前事業年度(平成29年3月31日)

1年以内

(千円)
1年超

2年以内

(千円)
2年超

3年以内

(千円)
3年超

4年以内

(千円)
4年超

5年以内

(千円)
5年超

(千円)
--- --- --- --- --- --- ---
長期借入金 116,902 80,400 122,000 70,800
転換社債型新株予約権付社債 155,000
リース債務 6,485 6,562 6,641 6,441
合計 123,387 241,962 128,641 77,241

(注)1.長期借入金は、1年内返済予定の長期借入金の金額を含めております。

2.リース債務は、流動負債と固定負債の合算金額を記載しております。

当事業年度(平成30年3月31日)

1年以内

(千円)
1年超

2年以内

(千円)
2年超

3年以内

(千円)
3年超

4年以内

(千円)
4年超

5年以内

(千円)
5年超

(千円)
--- --- --- --- --- --- ---
長期借入金 108,961 168,300 111,600
転換社債型新株予約権付社債 55,000 5,000
リース債務 6,562 6,641 6,441
合計 170,523 179,941 118,041

(注)1.長期借入金は、1年内返済予定の長期借入金の金額を含めております。

2.転換社債型新株予約権付社債には1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の金額を含めております。

3.リース債務は、流動負債と固定負債の合算金額を記載しております。 

(有価証券関係)

該当事項はありません。 

(デリバティブ取引関係)

該当事項はありません。

(退職給付関係)

当社は現在退職給付制度を導入しておりませんので、該当事項はありません。

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1)ストック・オプションの内容

第3回新株予約権 第4回新株予約権
--- --- ---
付与対象者の区分及び人数 取締役     3名

監査役     2名

従業員     33名
取締役     1名

監査役     1名

従業員     7名
株式の種類別のストック・オプションの数(注)1 普通株式  60,000株 普通株式  18,700株
付与日 平成26年3月27日 平成26年9月2日
権利確定条件 (注)2 (注)2
対象勤務期間 定めておりません 定めておりません
権利行使期間 自 平成28年3月28日

至 平成36年3月26日
自 平成28年9月3日

至 平成36年8月29日

(注)1.株式数に換算して記載しております。なお、平成26年10月3日付株式分割(普通株式1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

2.(1)第3回新株予約権

① 新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社関連会社の取締役、監査役又は従業員のいずれかの地位を保有していることとする。ただし、当社又は当社関連会社の取締役又は監査役の任期満了による退任、当社又は当社関連会社の従業員の定年による退職、その他当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

② 新株予約権者は、当社の新株予約権の目的たる株式が日本国内の証券取引所に上場し、かつ上場日以後6ヵ月間を経過した場合に限り、新株予約権を行使することができる。ただし、当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

③ 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。

(2)第4回新株予約権

① 新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社関連会社の取締役、監査役又は従業員のいずれかの地位を保有していることとする。ただし、当社又は当社関連会社の取締役又は監査役の任期満了による退任、当社又は当社関連会社の従業員の定年による退職、その他当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

② 新株予約権者は、当社の新株予約権の目的たる株式が日本国内の証券取引所に上場し、かつ上場日以後6ヶ月間を経過した場合に限り、新株予約権を行使することができる。ただし、当社取締役会の承認を得た場合はこの限りではない。

③ 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。

(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況

当事業年度(平成30年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

① ストック・オプションの数

第3回新株予約権 第4回新株予約権
--- --- --- ---
権利確定前 (株)
前事業年度末
付与
失効
権利確定
未確定残
権利確定後 (株)
前事業年度末 47,300 11,500
権利確定
権利行使 1,500
失効 200
未行使残 45,600 11,500

(注)平成26年10月3日付株式分割(普通株式1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

② 単価情報

第3回新株予約権 第4回新株予約権
--- --- --- ---
権利行使価格 (円) 500 1,500
行使時平均株価 (円) 752
付与日における公正な評価単価 (円)

3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積もりによっております。

また、単位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定しており、当社株式の評価方法は純資産価額方式と類似会社比準方式の折衷法によっております。

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積もりは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

(1)当事業年度末における本源的価値の合計額 6,384千円

(2)当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

378千円 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

前事業年度

(平成29年3月31日)
当事業年度

(平成30年3月31日)
--- --- --- ---
繰延税金資産(流動)
たな卸資産評価損 34,350千円 54,979千円
繰延税金資産(流動)小計 34,305 54,979
評価性引当額 △34,305 △54,979
繰延税金資産(流動)合計
繰延税金資産(固定)
減価償却超過額 15,594 14,602
資産除去債務 2,738 2,732
繰越欠損金 365,054 516,030
繰延税金資産(固定)小計 383,388 533,365
評価性引当額 △383,388 △533,365
繰延税金資産(固定)合計

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前事業年度及び当事業年度は、税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。  

(資産除去債務関係)

資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

【関連情報】

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、記載は省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

該当事項はありません。

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
--- --- ---
㈱日本アクセス 226,042 輸入食品製造販売事業
三菱食品㈱ 221,315 同上

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、記載は省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

該当事項はありません。

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
--- --- ---
㈱明治 146,967 輸入食品製造販売事業

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。 

【関連当事者情報】

関連当事者との取引

財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金

(千円)
事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合

(%)
関連当事者との関係 取引の内容 取引金額

(千円)
科目 期末残高

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
役員 長澤 誠 当社代表取締役 (被所有)

直接 25.9

間接  4.8
債務被保証 賃貸借契約に係る債務被保証(注)2 9,637

(注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。

2.当社は、直営店舗の賃貸借契約に対して当社代表取締役長澤誠より債務保証を受けておりますが、保証料の支払は行っておりません。なお、取引金額につきましては、年間賃借料を記載しております。

当事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)

種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金

(千円)
事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合

(%)
関連当事者との関係 取引の内容 取引金額

(千円)
科目 期末残高

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
役員 長澤 誠 当社代表取締役 (被所有)

直接 16.8

間接  3.1
債務被保証 賃貸借契約に係る債務被保証(注)2 9,957

(注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。

2.当社は、直営店舗の賃貸借契約に対して当社代表取締役長澤誠より債務保証を受けておりますが、保証料の支払は行っておりません。なお、取引金額につきましては、年間賃借料を記載しております。  

(1株当たり情報)
前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
--- --- ---
1株当たり純資産額 87.87円 1.12円
1株当たり当期純損失金額(△) △499.45円 △390.98円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

2.1株当たり当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)
当事業年度

(自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日)
--- --- ---
1株当たり当期純損失金額
当期純損失金額(△)(千円) △591,154 △586,288
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純損失金額(△)(千円) △591,154 △586,288
普通株式の期中平均株式数(株) 1,183,612 1,499,532
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円)
普通株式増加数(株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前事業年度末から重要な変動があったものの概要 平成28年6月22日開催の取締役会決議による第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(券面総額155,000千円)及び第5回新株予約権(新株予約権の数37個) 平成28年6月22日開催の取締役会決議による第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(券面総額55,000千円)及び第5回新株予約権(新株予約権の数17個)

平成29年11月13日開催の取締役会決議による第2回無担保転換社債型新株予約権付社債(券面総額5,000千円)及び第6回新株予約権(新株予約権の数181個)
(重要な後発事象)

該当事項はありません。 

⑤【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
資産の種類 当期首残高

(千円)
当期増加額

(千円)
当期減少額

(千円)
当期末残高

(千円)
当期末減価償却累計額又は償却累計額

(千円)
当期償却額

(千円)
差引当期末残高

(千円)
--- --- --- --- --- --- --- ---
有形固定資産
建物 25,074 13,993 2,902 36,165 36,165 13,993

(12,926)
機械及び装置 57,389 3,341 54,048 54,048
車両運搬具 1,147 1,147 1,147
工具、器具及び備品 19,799 3,169 493 22,475 22,475 3,169

(2,569)
有形固定資産計 103,411 17,163 6,738 113,837 113,837 17,163

(15,495)
無形固定資産
商標権 2,821 495 3,316 3,316 495

(487)
ソフトウエア 16,492 16,492 16,492
リース資産 30,300 30,300 30,300
その他 2,542 495 2,047 2,047 2,047

(2,047)
無形固定資産計 49,613 3,038 495 52,156 52,156 2,542

(2,534)

(注)1.「当期末減価償却累計額又は償却累計額」欄には、減損損失累計額が含まれております。

2.「当期償却額」欄の( )内は内書きで、当期の減損損失計上額であります。  

【社債明細表】
銘柄 発行年月日 当期首残高

(千円)
当期末残高

(千円)
利率

(%)
担保 償還期限
--- --- --- --- --- --- ---
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債 平成年月日

28.7.8
155,000 55,000

(55,000)
1.00 なし 平成年月日

30.7.7
第2回無担保転換社債型新株予約権付社債 平成年月日

29.11.29
5,000 1.00 なし 平成年月日

31.11.30
合計 155,000 60,000

(55,000)

(注)1.( )内書きは、1年以内の償還予定額であります。

2.転換社債型新株予約権付社債に関する記載は次のとおりであります。

銘柄 第1回 第2回
発行すべき株式 普通株式 同左
新株予約権の発行価額(円) 無償 同左
株式の発行価格(円) 824 657
発行価額の総額(千円) 204,000 100,000
新株予約権の行使により発行した株式の発行価額の総額(千円) 149,000 95,000
新株予約権の付与割合(%) 100 100
新株予約権の行使期間 自 平成28年7月8日

至 平成30年7月7日
自 平成29年11月30日

至 平成31年11月30日

(注)なお、新株予約権を行使しようとする者の請求があるときは、その新株予約権が付せられた社債の全額の償還に代えて、新株予約権の行使に際して払込をなすべき額の全額の払込があったものとします。また、新株予約権が行使されたときには、当該請求があったものとみなします。

(注)3.決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。

1年以内

(千円)
1年超2年以内

(千円)
2年超3年以内

(千円)
3年超4年以内

(千円)
4年超5年以内

(千円)
--- --- --- --- ---
55,000 5,000
【借入金等明細表】
区分 当期首残高

(千円)
当期末残高

(千円)
平均利率

(%)
返済期限
--- --- --- --- ---
短期借入金 1,298,591 1,274,738 1.475
1年以内に返済予定の長期借入金 116,902 108,961 1.487
1年以内に返済予定のリース債務 6,485 6,562 1.282
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 273,200 279,900 1.475 平成31年4月~

平成32年4月
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 19,645 13,082 1.283 平成31年4月~

平成33年3月
合計 1,714,823 1,683,244

(注)1.平均利率については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の貸借対照表日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

1年超2年以内

(千円)
2年超3年以内

(千円)
3年超4年以内

(千円)
4年超5年以内

(千円)
--- --- --- --- ---
長期借入金 168,300 111,600
リース債務 6,641 6,441
【引当金明細表】

該当事項はありません。 

【資産除去債務明細表】

当事業年度期首及び当事業年度末における資産除去債務の金額が、当事業年度期首及び当事業年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、財務諸表等規則第125条の2の規定により記載を省略しております。

(2)【主な資産及び負債の内容】

① 資産の部

イ.現金及び預金

区分 金額(千円)
--- ---
現金 200
預金
普通預金 462,633
通知預金 16,100
小計 478,733
合計 478,933

ロ.売掛金

相手先別内訳

相手先 金額(千円)
--- ---
三菱食品㈱ 13,375
㈱日本アクセス 11,264
コストコホールセールジャパン㈱ 10,103
㈱明治 9,625
㈱成城石井 8,245
その他 76,688
合計 129,302

売掛金の発生及び回収並びに滞留状況

当期首残高

(千円)

当期発生高

(千円)

当期回収高

(千円)

当期末残高

(千円)

回収率(%)

滞留期間(日)

(A)

(B)

(C)

(D)

(C) × 100
(A) + (B)
(A) + (D)
(B)
365

145,105

1,193,348

1,209,152

129,302

90.3

42.0

(注) 当期発生高には消費税等が含まれております。

ハ.商品及び製品

品目 金額(千円)
--- ---
商品
アサイー(冷凍商品) 82,597
その他アマゾンフルーツ(冷凍商品) 10,678
小計 93,275
製品
冷蔵製品(カートカン、大容量等) 50,048
常温製品(フリーズドライパウダー等) 9,708
冷凍製品(アサイーボウルミックス、アイス等) 37,336
小計 97,094
合計 190,369

ニ.原材料及び貯蔵品

区分 金額(千円)
--- ---
原材料
アサイー 1,008,264
その他アマゾンフルーツ 35,260
その他 43,899
小計 1,087,424
貯蔵品
包材等 2,267
小計 2,267
合計 1,089,692

② 負債の部

イ.買掛金

相手先 金額(千円)
--- ---
トメアス総合農業協同組合 47,108
凸版印刷㈱ 11,324
永和物産㈱ 9,683
オーウイル㈱ 8,177
内堀醸造㈱ 5,184
その他 28,458
合計 109,936

(3)【その他】

当事業年度における四半期情報等

(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当事業年度
--- --- --- --- ---
売上高(千円) 304,854 665,205 905,785 1,104,952
税引前四半期(当期)純損失金額(△)(千円) △104,156 △241,912 △369,951 △585,420
四半期(当期)純損失金額(△)(千円) △104,747 △243,094 △371,724 △586,288
1株当たり四半期(当期)純損失金額(△)(円) △83.10 △186.65 △266.28 △390.98
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
--- --- --- --- ---
1株当たり四半期純損失金額(△)(円) △83.10 △102.95 △81.30 △118.15

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第6【提出会社の株式事務の概要】

事業年度 4月1日から3月31日まで
定時株主総会 6月中
基準日 3月31日
剰余金の配当の基準日 3月31日、9月30日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り (注)
取扱場所 (特別口座)

東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 東京証券代行株式会社 本店
株主名簿管理人 (特別口座)

東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 東京証券代行株式会社
取次所
買取手数料 株式の売買手数料の委託に係わる手数料相当額として別途定める金額
公告掲載方法 当社の公告方法は、電子公告としております。

ただし事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。

当社の公告掲載のURLは次のとおりです。

 https://www.frutafruta.com/
株主に対する特典 株主優待制度

(1)対象株主

 3月31日及び9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された100株(1単元)以上の当社株式を保有する株主

(2)優待内容

保有株数に応じて当社オンラインショップ(通販)でご利用いただける株主特別優待クーポンを以下の基準で贈呈

・100株以上300株未満  株主特別優待クーポン1000円券を2枚

・300株以上500株未満  株主特別優待クーポン1000円券を3枚

・500株以上1000株未満  株主特別優待クーポン1000円券を4枚

・1000株以上      株主特別優待クーポン1000円券を5枚

(注)当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨、定款に定めております。

①会社法第189条第2項各号に掲げる権利

②会社法第166条第1項の規定による請求をする権利

③株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利

 有価証券報告書(通常方式)_20180625112538

第7【提出会社の参考情報】

1【提出会社の親会社等の情報】

当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

2【その他の参考情報】

当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

事業年度(第15期)(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)平成29年6月28日関東財務局長に提出。

(2)内部統制報告書

事業年度(第15期)(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)平成29年6月28日関東財務局長に提出。

(3)四半期報告書及び確認書

(第16期第1四半期)(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)平成29年8月14日関東財務局長に提出。

(第16期第2四半期)(自 平成29年7月1日 至 平成29年9月30日)平成29年11月13日関東財務局長に提出。

(第16期第3四半期)(自 平成29年10月1日 至 平成29年12月31日)平成30年2月14日関東財務局長に提出。

(4)臨時報告書

平成29年6月28日関東財務局長に提出。

金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

平成29年12月4日関東財務局長に提出。

金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第4号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

(5)有価証券届出書(第三者割当による株式、新株予約権及び新株予約権付社債の発行)及びその添付書類

平成29年11月13日関東財務局長に提出。

(6)有価証券届出書の訂正報告書

平成29年11月17日に関東財務局に提出。

平成29年11月13日提出の有価証券届出書に係る訂正届出書であります。 

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第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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