AI Terminal

MODULE: AI_ANALYST
Interactive Q&A, Risk Assessment, Summarization
MODULE: DATA_EXTRACT
Excel Export, XBRL Parsing, Table Digitization
MODULE: PEER_COMP
Sector Benchmarking, Sentiment Analysis
SYSTEM ACCESS LOCKED
Authenticate / Register Log In

JAFCO Group Co., Ltd.

Quarterly Report Aug 9, 2018

Preview not available for this file type.

Download Source File

 第1四半期報告書_20180809131609

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2018年8月9日
【四半期会計期間】 第47期第1四半期(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
【会社名】 株式会社ジャフコ
【英訳名】 JAFCO Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 取締役社長 豊貴 伸一
【本店の所在の場所】 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号
【電話番号】 050(3734)2025
【事務連絡者氏名】 執行役員 管理担当兼管理部長 松田 宏明
【最寄りの連絡場所】 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号
【電話番号】 050(3734)2025
【事務連絡者氏名】 ファンドアドミニストレーショングループリーダー 谷本 吉永
【縦覧に供する場所】 株式会社ジャフコ関西支社

(大阪市中央区淡路町三丁目1番9号)

株式会社ジャフコ中部支社

(名古屋市中区丸の内三丁目19番5号)

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E04806 85950 株式会社ジャフコ JAFCO Co., Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2018-04-01 2018-06-30 Q1 2019-03-31 2017-04-01 2017-06-30 2018-03-31 1 false false false E04806-000 2018-04-01 2018-06-30 E04806-000 2017-06-30 E04806-000 2017-04-01 2017-06-30 E04806-000 2018-03-31 E04806-000 2017-04-01 2018-03-31 E04806-000 2017-03-31 E04806-000 2018-08-09 E04806-000 2018-06-30 iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure iso4217:JPY

 第1四半期報告書_20180809131609

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |
--- --- --- --- ---
回次 第46期

第1四半期

連結累計期間
第47期

第1四半期

連結累計期間
第46期
会計期間 自2017年4月1日

至2017年6月30日
自2018年4月1日

至2018年6月30日
自2017年4月1日

至2018年3月31日
売上高 (百万円) 10,515 4,705 29,470
経常利益 (百万円) 7,061 3,059 15,554
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 (百万円) 5,236 2,985 24,235
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 9,384 6,142 18,151
純資産額 (百万円) 212,802 161,541 160,299
総資産額 (百万円) 244,399 183,344 191,550
1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 118.02 96.53 687.04
潜在株式調整後1株当たり四半期

(当期)純利益金額
(円)
自己資本比率 (%) 87.1 88.1 83.7
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 3,364 △9,369 7,425
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △160 153 24,732
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △4,952 △3,370 △69,046
現金及び現金同等物の四半期末

(期末)残高
(百万円) 105,414 56,307 70,086

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4.当第1四半期連結累計期間は、「収益認識に関する会計基準」を適用し、米国子会社を連結の範囲から除外した数値です。

2【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。

なお、当第1四半期連結累計期間より、当社の100%子会社であるJAFCO America Ventures Inc.(JAV)が受け取る管理報酬の収益計上の方法を変更するとともに、同社を連結の範囲から除外しました。

ベンチャーキャピタル業は地域性が高く、親会社が海外での投資活動を支配するマネジメントは適さないため、当社の米国投資は、ローカルのベンチャーキャピタリストから成るチームが独自のファンドを運営し、投資の意思決定も独自に行ってきました。

また、当該ファンド資金の調達は、従来は当社及び当社が国内において設立したファンドからの出資に依存していました。しかし、米国におけるファンドサイズの大型化に対応して、2013年からは独自のファンド募集を実行し、外部出資の割合も高まっています。さらに、米国におけるブランド強化の観点から、チーム名もIcon Venturesに刷新しました。

こうした状況を踏まえ、この度公表された「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用し、JAVの売上と経費を相殺表示した結果、当社の連結財務諸表に対する重要性が低下するため、JAVを当社連結の範囲から除外することとしました。

したがいまして、当第1四半期連結会計期間は、「収益認識に関する会計基準」を適用し、JAVを連結の範囲から除外した数値を記載しております。

なお、当社は、連結除外後もIcon Venturesが運用するファンドのGP(General Partner)であるとともに、主要な出資者として、米国投資にコミットしていきます。 

 第1四半期報告書_20180809131609

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結累計期間末において判断したものであります。

経営成績等の概要

(1)業績

当第1四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、売上高4,705百万円(前年同四半期10,515百万円)、経常利益3,059百万円(前年同四半期7,061百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,985百万円(前年同四半期5,236百万円)となりました。

主な営業活動の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、ファンド運用事業の単一セグメントであります。

(投資実行の状況)

当第1四半期連結累計期間の当社グループ及びファンドの投資実行額は6,305百万円(前年同四半期9,092百万円)、投資会社数は15社(前年同四半期20社)となりました。

基幹ファンドの増額により、1年間の組入れ想定額も増加しています。各年度により、地域ごとの投資総額は変動しますが、投資対象の業界動向、競合状況、バリュエーションなどを見据えながら、3年前後のファンドの新規組入れ期間を意識したポートフォリオの構築を計っていきます。

(キャピタルゲインと新規上場の状況)

営業投資有価証券売上高は3,967百万円(前年同四半期7,727百万円)になりました。キャピタルゲインは2,314百万円(前年同四半期5,474百万円)となりました。その内訳は上場株式の売却によるものが1,672百万円(前年同四半期1,422百万円)、上場株式以外によるものが641百万円(前年同四半期4,052百万円)であります。上場株式以外によるキャピタルゲイン641百万円の内訳は、売却益1,356百万円(前年同四半期4,514百万円)・売却損714百万円(前年同四半期462百万円)であります。

また、当社グループ及びファンドの投資先からのIPO社数は、国内なし(前年同四半期1社)、海外なし(前年同四半期なし)となりました。

投資先における保有シェアを高めたことにより、M&Aやトレードセールも増加し、EXITの多様化が進んでいます。ここ数年で大きなキャピタルゲインをともなったIPOやM&Aの殆どが、厳選集中投資から生まれています。今後もIPO社数を追うことなく、一社当たりのキャピタルゲインの最大化を目指します。

前第1四半期

連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)
当第1四半期

連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)
--- --- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- --- ---
営業投資有価証券売上高① 7,727 3,967 23,470
売却高 7,668 3,930 23,322
配当金・債券利子 58 36 147
営業投資有価証券売上原価② 2,252 1,652 9,848
売却原価 2,252 1,652 9,848
強制評価損
キャピタルゲイン①-② 5,474 2,314 13,621
投資倍率①÷② 3.43 2.40 2.38
上場キャピタルゲイン 1,422 1,672 11,281
上場以外キャピタルゲイン 4,052 641 2,340
売却益 4,514 1,356 6,750
売却損 462 714 4,410

(投資損失引当金の状況)

営業投資有価証券については、その損失に備えるため、投資先の実情に応じ、損失見積額を計上しております。

個別投資先ごとには、原則として回収見込額が取得原価の70%未満になったものを引当しております。

また、個別引当対象以外の投資先に対しても、過去の実績等に基づいた損失見積額を一括して引当しておりました。これまで、厳選集中投資と投資先への関与度を高めてきたことにより、投資の質の向上が図られ、現在は、個別投資先の評価をより精緻に行うことが可能となりました。これにより、2017年1月以降の投資分は、一括引当の対象としておりません。

当第1四半期連結累計期間の投資損失引当金繰入額は428百万円(前年同四半期637百万円)となりました。その内訳は、個別引当による繰入が442百万円(前年同四半期854百万円)、一括引当による繰入(△は取崩)が△14百万円(前年同四半期△217百万円)であります。

一方、個別引当について、引当対象投資先の売却や強制評価損等により653百万円(前年同四半期448百万円)を取り崩しました。その結果、投資損失引当金繰入額の純額(△は戻入額)は△224百万円(前年同四半期189百万円)となりました。

以上により、当第1四半期連結会計期間末の投資損失引当金残高は9,986百万円(前期末10,351百万円)、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率は19.3%(前期末20.9%)となりました。

投資方針を大きく見直し、国内ではピーク時に1,000社を超えていたポートフォリオを120社程度に絞り込みました。また、厳選集中投資により、良質のポートフォリオを積み上げてきたことで、投資損失引当金残高も大きく減少しています。

前第1四半期

連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)
当第1四半期

連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)
--- --- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- --- ---
投資損失引当金繰入額① 637 428 2,283
個別繰入額 854 442 3,817
一括繰入(△取崩)額 △217 △14 △1,534
投資損失引当金取崩額② 448 653 3,148
投資損失引当金繰入額(純額・△は戻入額)①-② 189 △224 △865
前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期

連結会計期間

(2018年6月30日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
投資損失引当金残高 10,351 9,986
個別引当残高 8,644 8,296
一括引当残高 1,707 1,690
未上場営業投資有価証券残高に対する引当率 20.9% 19.3%

(営業投資有価証券残高の状況)

上場営業投資有価証券の評価損益(取得原価と時価の差額)は8,462百万円(前期末9,633百万円)であります。その内訳は評価益(時価が取得原価を超えるもの)が8,608百万円(前期末9,850百万円)、評価損(時価が取得原価を超えないもの)が146百万円(前期末216百万円)であります。

なお、部分純資産直入法により、当第1四半期連結累計期間は△69百万円(前年同四半期102百万円)を評価損(△は戻入益)として計上しております。

以上により、当第1四半期連結会計期間末の営業投資有価証券残高は61,743百万円(前期末61,287百万円)となりました。

投資先社数と投資残高を一段と絞り込み、より質の高い運用資産の入れ替えを進めてきました。その結果、未上場の投資残高は減少が続いていましたが、1社当たりの投資額が急増したことにより、運用資産が上昇に転じています。

前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期

連結会計期間

(2018年6月30日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
上場営業投資有価証券の取得原価と時価の差額 9,633 8,462
時価が取得原価を超えるもの 9,850 8,608
時価が取得原価を超えないもの △216 △146
前第1四半期

連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期

連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

 至 2018年3月31日)
--- --- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- --- ---
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△戻入益) 102 △69 △105

営業投資有価証券残高

前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期

連結会計期間

(2018年6月30日)
--- --- --- --- --- ---
取得原価

(百万円)
連結

貸借対照表計上額

(百万円)
取得原価

(百万円)
四半期連結

貸借対照表計上額

(百万円)
--- --- --- --- --- ---
上場 2,035 11,669 1,542 10,004
未上場 46,528 47,743 48,179 49,910
小計 48,564 59,412 49,721 59,915
他社ファンドへの出資 1,807 1,874 1,743 1,827
合計 50,371 61,287 51,464 61,743

(注)1.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者の運営する投資ファンドへの出資であります。

2.「未上場」及び「他社ファンドへの出資」の取得原価と連結貸借対照表計上額との差異は、外国為替の評価差額のみを反映しています。

(ファンドの管理運営業務)

当第1四半期連結累計期間のファンドの管理運営業務による収入は738百万円(前年同四半期2,786百万円)で、その内訳は以下のとおりであります。

なお、前連結会計年度に設立したJAFCO Asia Technology Fund Ⅶ L.P.はコミットメント総額が12百万米ドル増額し140百万米ドルで最終クロージングいたしました。

海外ファンドの募集があった一方で、大型ファンドの清算や運用年数の経過により、管理報酬は当面減少が見込まれます。ファンドの運用会社として、基礎収入である管理報酬で販管費を賄えない状態が続いています。今後のファンド規模については、有望投資対象マーケットの拡大を見据えながら、厳選集中投資を堅持し、徐々に拡大していくことを視野に入れています。

前第1四半期

連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期

連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

 至 2018年3月31日)
--- --- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- --- ---
投資事業組合管理収入 2,786 738 5,987
管理報酬 1,027 436 3,551
成功報酬 1,758 302 2,435

(注)管理報酬及び成功報酬は、当社グループの出資持分相当額を相殺した後の金額となっております。

(2)キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは9,369百万円のキャッシュアウトフロー(前年同四半期3,364百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に法人税等の支払によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは153百万円のキャッシュインフロー(前年同四半期160百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に本社移転に伴う差入保証金の返還によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは3,370百万円のキャッシュアウトフロー(前年同四半期4,952百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に配当金の支払によるものであります。

これらの結果、現金及び現金同等物は12,848百万円減少しました。また、JAFCO America Ventures Inc.連結除外に伴い現金及び現金同等物は、930百万円減少しました。現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は56,307百万円(前年同四半期末105,414百万円)となりました。そのうち6,811百万円(前年同四半期末10,059百万円)はファンド出資持分であります。また、当社グループが管理運営するファンドに対して当社グループが出資金として今後支払を約束している金額は、当第1四半期連結会計期間末で20,027百万円(前年同四半期末29,051百万円)であります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

(5)営業投資活動の状況

当社グループは、下図のとおり、原則としてファンド(下図①)の資金により、国内外の有望未上場企業等への投資を行っております。

ファンドにおける営業投資有価証券の売却損益等は、ファンドの出資持分に応じて、当社グループに直接帰属いたします。また、当社グループは、ファンドから契約に基づいて管理運営に対する管理報酬と投資成果に対する成功報酬を受領しております。

連結貸借対照表の営業投資有価証券残高は、ファンドの当社グループ出資持分(下図②)に応じた営業投資有価証券残高と当社グループ(下図③)の営業投資有価証券残高の合計額であります。

次ページ以降の「投資実行額」「投資残高」につきましては、当社グループの営業投資活動(投資及びファンドの管理運営)を表すため、ファンド(下図①)と当社グループ(下図③)を合算した投資活動の状況を記載しております。

0102010_001.png

(注)用語説明

名  称 定    義
--- ---
ファンド 当社グループが管理運営するファンド(投資事業有限責任組合契約に関する法律上の組合、外国の法制上のリミテッドパートナーシップ等)
当社グループ 当社及び連結子会社

①投資実行状況

①-1 投資実行額

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

 至 2018年3月31日)
--- --- --- --- --- --- ---
金 額(百万円) 社 数 金 額(百万円) 社 数 金 額(百万円) 社 数
--- --- --- --- --- --- ---
エクイティ 9,092 20 6,305 15 30,222 67

①-2 エクイティ投資実行額:業種別

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

 至 2018年3月31日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
エレクトロニクス 347 1,151 1,299
ソフトウェア 1,294 130 3,861
ITサービス 6,941 2,009 19,965
医療・バイオ 472 736
サービス 300
製造業 509 1,542 1,073
流通・小売・外食 2,985
住宅・金融等 1,000
合計 9,092 6,305 30,222

①-3 エクイティ投資実行額:地域別

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
前連結会計年度

(自 2017年4月1日

 至 2018年3月31日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
日本 4,298 2,658 18,057
米国 4,150 2,810 7,101
アジア 643 835 5,063
合計 9,092 6,305 30,222

(注)1.「投資実行額」は、当社グループ及びファンドの投資実行額の合計であります。

2.外貨建の「投資実行額」については、四半期連結会計期間ごとにそれぞれの四半期末為替レートで換算した額を合計しております。

3.海外のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。

②投資残高

②-1 投資残高

前第1四半期連結会計期間

(2017年6月30日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
金 額(百万円) 社 数 金 額(百万円) 社 数 金 額(百万円) 社 数
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
エクイティ 上場 6,133 38 2,129 31 3,129 33
未上場 115,457 259 121,721 216 115,942 218
小計 121,591 297 123,850 247 119,071 251
他社ファンドへの出資 1,428 29 1,743 26 1,807 28
合計 123,019 326 125,593 273 120,879 279

②-2 未上場エクイティ投資残高:業種別

前第1四半期連結会計期間

(2017年6月30日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
エレクトロニクス 13,533 12,366 11,384
ソフトウェア 20,996 19,025 18,949
ITサービス 59,444 67,215 64,494
医療・バイオ 2,599 3,534 3,457
サービス 4,546 3,830 3,896
製造業 7,365 5,701 4,709
流通・小売・外食 6,123 8,747 8,750
住宅・金融等 847 1,299 299
合計 115,457 121,721 115,942

②-3 未上場エクイティ投資残高:地域別

前第1四半期連結会計期間

(2017年6月30日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
--- --- --- ---
金 額(百万円) 金 額(百万円) 金 額(百万円)
--- --- --- ---
日本 54,359 62,268 60,230
米国 37,487 38,582 34,380
アジア 23,610 20,869 21,331
合計 115,457 121,721 115,942

(注)1.「投資残高」は、当社グループ及びファンドの投資残高の合計であります。

2.「投資残高」は取得原価で表示しております。

3.「エクイティ」には、他社との共同投資によるファンドへの出資を含んでおります。

4.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者の運営する投資ファンドへの出資であり、「社数」欄にはファンド数を表示しております。

5.外貨建の「投資残高」については、各決算期末為替レートで換算しております。

6.海外のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。

(6)ファンドの運用状況

前第1四半期連結会計期間

(2017年6月30日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
--- --- --- --- --- --- --- ---
ファンド数 出資金総額 ファンド数 出資金総額 ファンド数 出資金総額
--- --- --- --- --- --- --- ---
円建 (百万円) (百万円) (百万円)
運用中 17 280,500 10 135,500 10 135,500
延長中 9 97,500 7 150,000 7 150,000
小計 26 378,000 17 285,500 17 285,500
米ドル建 (千米ドル) (千米ドル) (千米ドル)
運用中 8 473,530 4 373,555 4 361,555
延長中 3 169,000 6 231,500 6 231,500
小計 11 642,530 10 605,055 10 593,055
合計 (百万円) (百万円) (百万円)
運用中 25 333,535 14 176,792 14 173,911
延長中 12 116,428 13 175,590 13 174,594
合計 37 449,963 27 352,382 27 348,506

(注)1.「出資金総額」は、契約上出資が約束されている額の総額であります。

2.合計欄における米ドル建「出資金総額」については、各決算期末為替レートで換算しております。

3.「出資金総額」に占める当社グループの出資持分は、前第1四半期連結会計期間では38.7%、当第1四半期連結会計期間では43.6%、前連結会計年度では43.4%であります。

(7)投資先会社IPO(新規上場)の状況

前第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)

投資先会社名 上場年月日 上場市場 事業内容 本 社

所在地
--- --- --- --- --- ---
国内:1社 ㈱GameWith 2017年6月30日 マザーズ ゲームに関する総合メディア・コミュニティの開発・運営 東京都

当第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

該当事項はありません。 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 第1四半期報告書_20180809131609

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種 類 発行可能株式総数(株)
--- ---
普通株式 80,000,000
80,000,000
②【発行済株式】
種 類 第1四半期会計期間末

現在発行数(株)

(2018年6月30日)
提出日現在発行数(株)

(2018年8月9日)
上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名
内 容
--- --- --- --- ---
普通株式 32,550,000 32,550,000 東京証券取引所

市 場 第 一 部
単元株式数 100株
32,550,000 32,550,000

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
--- --- --- --- --- --- ---
2018年4月1日~

2018年6月30日
32,550,000 33,251 32,806

(5)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

(6)【議決権の状況】

当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2018年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。 

①【発行済株式】
2018年3月31日現在
区 分 株式数(株) 議決権の数(個) 内 容
--- --- --- --- ---
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 1,619,000 単元株式数 100株
完全議決権株式(その他) 普通株式 30,911,900 309,119 同上
単元未満株式 普通株式 19,100
発行済株式総数 32,550,000
総株主の議決権 309,119

(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には証券保管振替機構名義の株式が、200株含まれております。また「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数が2個含まれております。

2.「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式が75株含まれております。 

②【自己株式等】
2018年3月31日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有

株式数(株)
他人名義所有

株式数(株)
所有株式数の

合計(株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
--- --- --- --- --- ---
株式会社ジャフコ 東京都港区虎ノ門

1-23-1
1,619,000 1,619,000 4.97
1,619,000 1,619,000 4.97

(注)上記の株式数には「単元未満株式」75株は含めておりません。 

2【役員の状況】

該当事項はありません。  

 第1四半期報告書_20180809131609

第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第2項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2018年4月1日から2018年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

なお、新日本有限責任監査法人は2018年7月1日をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 67,586 53,807
営業投資有価証券 61,287 61,743
投資損失引当金 △10,351 △9,986
有価証券 2,500 2,500
その他 816 1,927
流動資産合計 121,839 109,992
固定資産
有形固定資産 296 241
無形固定資産 74 46
投資その他の資産
投資有価証券 68,281 72,560
出資金 32 16
長期貸付金 139 7
繰延税金資産 245 63
その他 640 415
投資その他の資産合計 69,339 73,063
固定資産合計 69,710 73,351
資産合計 191,550 183,344
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 795 787
未払法人税等 9,350 101
賞与引当金 309 166
役員臨時報酬引当金 127
その他 1,044 118
流動負債合計 11,625 1,173
固定負債
長期借入金 182 135
退職給付に係る負債 616 633
繰延税金負債 18,809 19,843
その他 17 17
固定負債合計 19,625 20,629
負債合計 31,251 21,802
純資産の部
株主資本
資本金 33,251 33,251
資本剰余金 32,806 32,806
利益剰余金 54,005 52,091
自己株式 △7,585 △7,586
株主資本合計 112,477 110,562
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 47,961 50,311
為替換算調整勘定 △132 676
退職給付に係る調整累計額 △6 △9
その他の包括利益累計額合計 47,821 50,978
純資産合計 160,299 161,541
負債純資産合計 191,550 183,344

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
売上高
営業投資有価証券売上高 7,727 3,967
投資事業組合管理収入 2,786 738
その他の売上高 1
売上高合計 10,515 4,705
売上原価
営業投資有価証券売上原価 2,252 1,652
その他の原価 207 142
売上原価合計 2,460 1,794
売上総利益 8,055 2,911
投資損失引当金繰入額(△戻入額) 189 △224
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△戻入益) 102 △69
差引売上総利益 7,763 3,204
販売費及び一般管理費 ※1 1,486 ※1 1,055
営業利益 6,276 2,149
営業外収益
受取利息 18 21
受取配当金 771 659
為替差益 217
雑収入 22 13
営業外収益合計 812 912
営業外費用
支払利息 9 1
為替差損 17
雑損失 0 0
営業外費用合計 28 1
経常利益 7,061 3,059
特別利益
投資有価証券売却益 5
特別利益合計 5
特別損失
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益 7,061 3,065
法人税、住民税及び事業税 1,840 200
法人税等調整額 △15 △121
法人税等合計 1,824 79
四半期純利益 5,236 2,985
非支配株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,236 2,985
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
四半期純利益 5,236 2,985
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,171 2,350
為替換算調整勘定 △24 809
退職給付に係る調整額 0 △3
その他の包括利益合計 4,147 3,157
四半期包括利益 9,384 6,142
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,384 6,142
非支配株主に係る四半期包括利益

(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

 至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 7,061 3,065
減価償却費 42 45
投資損失引当金の増減額(△は減少) 189 △224
賞与引当金の増減額(△は減少) △121 △142
役員臨時報酬引当金の増減額(△は減少) △156 △127
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 9 9
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△は戻入益) 102 △69
受取利息及び受取配当金 △790 △681
支払利息 9 1
為替差損益(△は益) 15 △207
投資有価証券売却損益(△は益) △5
営業投資有価証券の増減額(△は増加) △1,837 △1,444
未収消費税等の増減額(△は増加) 127 5
未払消費税等の増減額(△は減少) 117 △190
その他の流動資産の増減額(△は増加) △627 △1,296
その他の流動負債の増減額(△は減少) △46 65
その他 △89 175
小計 4,006 △1,021
利息及び配当金の受取額 790 681
利息の支払額 △15 △0
法人税等の支払額 △1,416 △9,029
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,364 △9,369
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △0 △7
無形固定資産の取得による支出 △1
投資有価証券の売却等による収入 5 10
長期貸付けによる支出 △9
長期貸付金の回収による収入 1 0
投資その他の資産の増加に伴う支出 △155 △11
投資その他の資産の減少に伴う収入 0 161
投資活動によるキャッシュ・フロー △160 153
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △514 △55
配当金の支払額 △4,438 △3,315
自己株式の取得による支出 △0 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,952 △3,370
現金及び現金同等物に係る換算差額 △17 △261
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,765 △12,848
現金及び現金同等物の期首残高 107,179 70,086
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △930
現金及び現金同等物の四半期末残高 ※1,※2 105,414 ※1,※2 56,307

【注記事項】

(会計方針の変更)

当第1四半期連結会計期間より、当社の100%子会社であるJAFCO America Ventures Inc.(JAV)が受け取る管理報酬の収益計上の方法を変更するとともに、同社を連結の範囲から除外しました。

ベンチャーキャピタル業は地域性が高く、親会社が海外での投資活動を支配するマネジメントは適さないため、当社の米国投資は、ローカルのベンチャーキャピタリストから成るチームが独自のファンドを運営し、投資の意思決定も独自に行ってきました。

また、当該ファンド資金の調達は、従来は当社及び当社が国内において設立したファンドからの出資に依存していました。しかし、米国におけるファンドサイズの大型化に対応して、2013年からは独自のファンド募集を実行し、外部出資の割合も高まっています。さらに、米国におけるブランド強化の観点から、チーム名もIcon Venturesに刷新しました。

こうした状況を踏まえ、この度公表された「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用し、JAVの売上と経費を相殺表示した結果、当社の連結財務諸表に対する重要性が低下するため、JAVを当社連結の範囲から除外することとしました。

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日。以下「収益認識会計基準」という。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)が2018年4月1日以後開始する連結会計年度の期首から適用できることになったことに伴い、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、以下の変更を行いました。

(1)JAVが受け取る管理報酬の計上方法の変更

管理報酬の収益計上方法を変更し、JAVがファンドから受け取る管理報酬は、JAVの販売費及び一般管理費と相殺した純額のみを収益として計上することといたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間の売上高が223百万円減少し、売上原価は86百万円増加し、販売費及び一般管理費は309百万円減少しております。

(2)成功報酬の収益認識の変更

当社が運用するファンドから受け取る成功報酬は、期末時点で将来、著しい減額が発生しない可能性が高いと見込まれる金額を未収収益として計上することといたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間の売上高、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ29百万円増加しております。また、利益剰余金の当期期首残高は87百万円増加しております。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。

ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、次の①から③の処理を行い、その累積的影響額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。

①履行義務の充足分及び未充足分の区分

②取引価格の算定

③履行義務の充足分及び未充足分への取引価格の配分 

(連結の範囲の変更)

JAVについては、上記のとおり、管理報酬を純額表示とした結果、当社の連結財務諸表に対する重要性が低下したため、質的重要性も考慮し、同社を連結の範囲から除外し、非連結子会社とすることといたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間の売上高が62百万円減少し、売上原価は6百万円減少し、営業利益が55百万円減少しております。また、利益剰余金の当期期首残高は1,678百万円減少しております。 

(追加情報)

(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)

「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。 

(四半期連結貸借対照表関係)

該当事項はありません。

(四半期連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自  2017年4月1日

  至  2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  2018年4月1日

  至  2018年6月30日)
役員報酬 63百万円 53百万円
従業員給料 625 293
従業員賞与 139 116
退職給付費用 21 22
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

  至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

  至 2018年6月30日)
--- --- ---
現金及び預金勘定 86,414百万円 53,807百万円
有価証券勘定 19,000 2,500
現金及び現金同等物 105,414 56,307

※2 現金及び現金同等物のうちファンドの出資持分の内訳

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

  至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

  至 2018年6月30日)
--- --- ---
現金及び預金勘定 10,059百万円 6,811百万円
有価証券勘定
現金及び現金同等物 10,059 6,811

3 当社グループが管理運営するファンドに対して当社グループが出資金として今後支払を約束している金額は、当第1四半期連結会計期間末で20,027百万円(前年同四半期末29,051百万円)であります。なお、前連結会計年度末では21,518百万円であります。

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2017年4月1日 至2017年6月30日)

配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額

(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
2017年5月10日

取締役会
普通株式 4,436 100 2017年3月31日 2017年5月24日 利益剰余金

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年6月30日)

配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額

(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
2018年5月9日

取締役会
普通株式 3,309 107 2018年3月31日 2018年5月23日 利益剰余金
(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前第1四半期連結累計期間(自2017年4月1日 至2017年6月30日)及び当第1四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年6月30日)

当社グループは、ファンド運用事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 

(金融商品関係)

事業の運営において重要なものであるため記載しております。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注2)参照)。

前連結会計年度(2018年3月31日)

連結貸借対照表計上額

(百万円)
時 価

(百万円)
差 額

(百万円)
--- --- --- ---
(1) 現金及び預金 67,586 67,586
(2) 営業投資有価証券 11,669 11,669
(3) 有価証券
その他有価証券 2,500 2,500
(4) 投資有価証券 67,412 67,412
資産計 149,168 149,168
(1) 長期借入金 977 978 1
負債計 977 978 1

当第1四半期連結会計期間(2018年6月30日)

四半期連結

貸借対照表計上額

(百万円)
時 価

(百万円)
差 額

(百万円)
--- --- --- ---
(1) 現金及び預金 53,807 53,807
(2) 営業投資有価証券 10,004 10,004
(3) 有価証券
その他有価証券 2,500 2,500
(4) 投資有価証券 71,518 71,518
資産計 137,830 137,830
(1) 長期借入金 922 922 0
負債計 922 922 0

(注1)金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項

資産

(1) 現金及び預金

短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2) 営業投資有価証券

営業投資有価証券のうち、株式の時価は取引所の価格によっております。また、営業投資有価証券のうち、ファンドへの出資については、組合財産を時価評価できるものは時価評価を行った上、当該時価に対する持分相当額を計上しております。

(3) 有価証券

有価証券の時価は取引金融機関等から提示された価格によっております。

(4) 投資有価証券

株式の時価は取引所の価格によっております。

なお、保有目的ごとの(2)営業投資有価証券、(3)有価証券、(4)投資有価証券に関する注記事項については、(有価証券関係)注記をご参照ください。

負債

(1) 長期借入金

長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

区 分 前連結会計年度

(2018年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)
--- --- ---
連結貸借対照表計上額

(百万円)
四半期連結貸借対照表計上額

(百万円)
--- --- ---
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式(*1) 46,908 49,344
非上場内国・外国債券(*2) 829 560
その他(*3) 1,879 1,832
投資有価証券に属するもの
非上場株式(*1) 868 1,041

(*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから「(2)営業投資有価証券」及び「(4)投資有価証券」には含まれておりません。

(*2)非上場内国・外国債券については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから「(2)営業投資有価証券」には含まれておりません。

(*3)営業投資有価証券に属するもののうち、「その他」は、ファンドへの出資のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものであるため、「(2)営業投資有価証券」には含まれておりません。 

(有価証券関係)

事業の運営において重要なものであるため記載しております。

1.満期保有目的の債券

前連結会計年度(2018年3月31日)及び当第1四半期連結会計期間(2018年6月30日)

該当事項はありません。

2.その他有価証券

前連結会計年度(2018年3月31日)

種 類 取得原価

(百万円)
連結貸借対照表計上額

(百万円)
差 額

(百万円)
--- --- --- ---
営業投資有価証券に属するもの
(1) 株 式 2,035 11,669 9,633
(2) 債 券
(3) その他
小計 2,035 11,669 9,633
投資有価証券に属するもの
(1) 株 式 9,409 67,412 58,002
(2) 債 券
(3) その他
小計 9,409 67,412 58,002
有価証券に属するもの
(1) 株 式
(2) 債 券
(3) その他 2,500 2,500
小計 2,500 2,500
合計 13,945 81,581 67,636

(注)1.以下については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表には含めておりません。

区 分 連結貸借対照表計上額

(百万円)
--- ---
その他有価証券
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式 46,908
非上場内国・外国債券 829
その他 1,879
投資有価証券に属するもの
非上場株式 868

(注)2.前連結会計年度において、その他有価証券(時価を把握することが極めて困難と認められるものを含む。)について403百万円(全て投資有価証券に属するもの)の減損処理(取得原価の切下げ)を行っております。

当第1四半期連結会計期間(2018年6月30日)

種 類 取得原価

(百万円)
四半期

連結貸借対照表計上額

(百万円)
差 額

(百万円)
--- --- --- ---
営業投資有価証券に属するもの
(1) 株 式 1,542 10,004 8,462
(2) 債 券
(3) その他
小計 1,542 10,004 8,462
投資有価証券に属するもの
(1) 株 式 9,409 71,518 62,108
(2) 債 券
(3) その他
小計 9,409 71,518 62,108
有価証券に属するもの
(1) 株 式
(2) 債 券
(3) その他 2,500 2,500
小計 2,500 2,500
合計 13,452 84,023 70,570

(注)1.以下については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表には含めておりません。

区 分 四半期連結貸借対照表計上額

(百万円)
--- ---
その他有価証券
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式 49,344
非上場内国・外国債券 560
その他 1,832
投資有価証券に属するもの
非上場株式 1,041

(注)2.当第1四半期連結累計期間において、その他有価証券(時価を把握することが極めて困難と認められるものを含む。)について減損処理(取得原価の切下げ)はありません。

(デリバティブ取引関係)

該当事項はありません。 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

  至 2017年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

  至 2018年6月30日)
--- --- ---
1株当たり四半期純利益金額 118円02銭 96円53銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額

(百万円)
5,236 2,985
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益金額(百万円)
5,236 2,985
普通株式の期中平均株式数(千株) 44,367 30,930

(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。 

2【その他】

2018年5月9日開催の取締役会において、第46期期末配当に関し、次のとおり決議いたしました。

期末配当による配当金の総額 3,309百万円
1株当たりの金額 107円00銭
支払請求の効力発生日及び支払開始日 2018年5月23日

(注)2018年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行っております。 

 第1四半期報告書_20180809131609

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

Talk to a Data Expert

Have a question? We'll get back to you promptly.