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YOROZU CORPORATION

Quarterly Report Aug 9, 2018

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成30年8月9日
【四半期会計期間】 第74期第1四半期(自  平成30年4月1日  至  平成30年6月30日)
【会社名】 株式会社ヨロズ
【英訳名】 YOROZU CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 志藤 健
【本店の所在の場所】 横浜市港北区樽町三丁目7番60号
【電話番号】 045(543)6800(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役副社長執行役員 財務部長 佐草 彰
【最寄りの連絡場所】 横浜市港北区樽町三丁目7番60号
【電話番号】 045(543)6800(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役副社長執行役員 財務部長 佐草 彰
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E02219 72940 株式会社ヨロズ YOROZU CORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2018-04-01 2018-06-30 Q1 2019-03-31 2017-04-01 2017-06-30 2018-03-31 1 false false false E02219-000 2018-08-09 E02219-000 2017-04-01 2017-06-30 E02219-000 2017-04-01 2018-03-31 E02219-000 2018-04-01 2018-06-30 E02219-000 2017-06-30 E02219-000 2018-03-31 E02219-000 2018-06-30 E02219-000 2018-04-01 2018-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:JapanReportableSegmentsMember E02219-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:JapanReportableSegmentsMember E02219-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:AmericaReportableSegmentsMember E02219-000 2018-04-01 2018-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:AmericaReportableSegmentsMember E02219-000 2018-04-01 2018-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:AsiaReportableSegmentsMember E02219-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp040300-q1r_E02219-000:AsiaReportableSegmentsMember E02219-000 2018-04-01 2018-06-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02219-000 2017-04-01 2017-06-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 0101010_honbun_0883546503007.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

 |     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第73期

第1四半期

連結累計期間 | 第74期

第1四半期

連結累計期間 | 第73期 |
| 会計期間 | | 自  平成29年4月1日

至  平成29年6月30日 | 自  平成30年4月1日

至  平成30年6月30日 | 自  平成29年4月1日

至  平成30年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 42,848 | 41,423 | 171,536 |
| 経常利益 | (百万円) | 1,748 | 1,461 | 5,648 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 1,164 | 858 | 2,717 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 843 | △1,307 | 4,185 |
| 純資産額 | (百万円) | 93,651 | 94,782 | 97,015 |
| 総資産額 | (百万円) | 166,520 | 173,659 | 175,083 |
| 1株当たり四半期(当期)

純利益金額 | (円) | 49.00 | 36.11 | 114.31 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益金額 | (円) | 48.29 | 35.50 | 112.56 |
| 自己資本比率 | (%) | 47.1 | 45.0 | 45.6 |

(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。 

2 【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)にて営まれている事業の内容に重要な変更はありません。

なお、主要な関係会社についても異動はありません。

 0102010_honbun_0883546503007.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

経営成績は、次のとおりであります。

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国では失業率が継続して低水準の状況であり、消費についても堅調に推移いたしました。中国では輸出は好調であったものの、インフラ投資は減速いたしました。また、新興国においては、全体的に内需は堅調に推移いたしました。

一方、日本経済は、堅調な雇用・所得環境を背景に緩やかな回復基調となりました。しかし、米国の通商・外交政策、欧州の政治不安、原油価格の動向など引き続き留意が必要な状況が続いております。

当社グループが関連する自動車産業におきましては、米国では、乗用車からライトトラックへの需要のシフトが続いております。また、その他の地域での生産や販売は、おおむね好調に推移しております。一方、国内では新車販売は伸び悩んだものの、輸出の増加に支えられ、生産は横ばいとなりました。

このような状況下におきまして、当社グループの売上高は前年同期比3.3%減の41,423百万円となりました。利益面では、米国テネシー拠点での収益改善などにより、営業利益は前年同期比5.6%増の1,349百万円となりました。経常利益は為替差益が減少したことなどにより、前年同期比16.4%減の1,461百万円となりました。更に親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の減少に加え、米国における法人税率の引き下げに伴う税効果の影響などにより、前年同期比26.3%減の858百万円となりました。

なお、当第1四半期連結累計期間の為替換算レートは、108.22円/ドル(前第1四半期累計期間113.60円/ドル)であります。

重要な会計方針及び見積りについて、当社グループの四半期連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。

経営成績に重要な影響を与える要因については、次のとおりであります。

当社グループを取り巻く事業環境は、グローバルレベルでの価格競争力はもとより、グローバル供給能力、システム化/モジュール化製品供給能力でのサバイバルな選別がますます加速されております。

そのような状況下にありまして、ますます製品開発力及び技術力並びに品質システムにおいて競合他社を凌駕することが経営成績に大きく影響を与えるものと認識しております。また、当社グループの経営成績における海外依存度は年毎に増しております。これは、海外戦略の効果の表れであり、国内需要の低迷を海外でカバーしているためであります。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①日本

日本における当社グループの売上高は、金型・設備売上の増加などにより、前年同期比5.3%増の14,848百万円となりました。

営業利益は、金型・設備売上の増加などに伴い、前年同期比19.4%増の1,585百万円となりました。

②米州

米州における当社グループの売上高は、米国やメキシコでの生産の減少などにより、前年同期比19.3%減の16,650百万円となりました。

損益面では、米国ヨロズオートモーティブテネシ-社(YAT)での大幅な収益改善はあったものの、メキシコ2拠点の工場拡張による償却費負担増などが影響し、前年同期に比べ4百万円減の714百万円の営業損失となりました。

③アジア

アジアにおける当社グループの売上高は、中国での生産の増加などにより、前年度同期比17.3%増の14,979百万円となりました。

営業利益は、タイでの収益改善などにより、前年同期比17.4%増の776百万円となりました。

財政状態は、次のとおりであります。

(資産の部) 

流動資産は、前連結会計年度末と比べ299百万円増加の69,890百万円となりました。これは、「製品」が3,311百万円増加したものの、「仕掛品」が2,908百万円減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,723百万円減少の103,769百万円となりました。これは、「有形固定資産」の「建物及び構築物」が733百万円、「機械装置及び運搬具」が764百万円減少したことなどによります。

この結果、総資産は前連結会計年度末と比べ1,424百万円減少の173,659百万円となりました。

(負債の部)

流動負債は、前連結会計年度末と比べ661百万円増加の46,294百万円となりました。これは、「支払手形及び買掛金」が2,569百万円減少したものの、「電子記録債務」が1,210百万円、「短期借入金」が1,914百万円、「賞与引当金」が608百万円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ148百万円増加の32,583百万円となりました。これは、「長期借入金」が206百万円増加したことなどによります。

この結果、負債合計は前連結会計年度末と比べ809百万円増加の78,877百万円となりました。

(純資産の部)

純資産合計は、前連結会計年度末と比べ2,233百万円減少の94,782百万円となりました。これは、「その他の包括利益累計額合計」のうち「為替換算調整勘定」が1,875百万円減少したことなどによります。

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。

1.株式会社の支配に関する基本方針
1) 基本方針

当社は、当社の企業価値が、当社及びその子会社・関連会社が永年にわたり蓄積してきた営業・技術・生産のノウハウ及びブランドイメージ等を駆使した機動性のある企業活動に邁進し、国内外の社会の発展に貢献することにより、株主の皆さま共同の利益を向上させていくことにその淵源を有していると考えております。そのため、当社は、特定の者またはグループによる当社の総議決権の20%以上に相当する議決権を有する株式の取得により、このような当社の企業価値または株主の皆さま共同の利益が毀損されるおそれが存する場合には、かかる特定の者またはグループは当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であるとして、法令及び定款によって許容される限度において、当社の企業価値または株主の皆さま共同の利益の確保・向上のための相当な措置を講じることを、その基本方針としております。

2) 基本方針の実現に資する取組み 

当社の企業価値または株主の皆さま共同の利益を確保・向上させるための取組みとして、下記の企業価値の向上に向けた取組み、コーポレートガバナンスの強化に向けた取組み、積極的な株主還元及び当社の考える企業の社会的責任に向けた取組みを、それぞれ実施しております。

① 企業価値の向上に向けた取組み

当社は、更なる企業価値向上のため、2015年3月に、企業ビジョンとして「サスペンションシステムを通じて新たな価値を生み出し、“ヨロズブランドを世界に”」を掲げるとともに、この企業ビジョンを実現し、今後企業として持続的に成長するためのロードマップとして、「サスペンション部品と周辺部品とを一体システムとして性能開発から量産まで行う『サスペンションシステムメーカー』を目指す」という10年間の長期ビジョンを定めました。また、当社はこの長期ビジョンを実現するためのマイルストーンとして、2017年度までの中期経営計画YSP2017を策定し、長期ビジョンの実現に努めてまいりました。2018年5月には、第2期目となる新中期経営計画YSP2020を策定し、企業価値の更なる向上に向けた取り組みを進めております。

② コーポレートガバナンスの強化に向けた取組み

当社は、「高い倫理観と遵法精神により、公正で透明な企業活動を推進すること」を経営の基本としております。取締役会は経営の基本方針、法令で定められた事項やその他経営に関する重要な決定を行うと共に、取締役及び執行役員の業務執行状況を監督する機関として位置付けておりますが、株主の皆さまに対する経営陣の責任をより一層明確にするため、平成13年6月27日開催の第56回定時株主総会において、取締役の任期を2年から1年に短縮しております。

更に、当社は、コーポレートガバナンスの一層の強化の観点から、平成27年6月10日開催の第70回定時株主総会において、過半数を社外取締役で構成する監査等委員会を置く「監査等委員会設置会社」に移行し、監査・監督機能の強化を図りました。また、これに伴い、それまでに選任していた社外監査役2名に替え、新たに、東京証券取引所が定める独立社外取締役の要件を満たす法律・会計分野に造詣の深い女性2名を、監査等委員である取締役に選任いたしました。その後、平成29年6月16日開催の第72回定時株主総会において選任された後任の監査等委員である取締役も、同様に独立社外取締役の要件を満たす法律・会計分野に造詣の深い女性2名であり、取締役会は多様性を考慮した構成となっております。

更に平成30年6月18日開催の第73回定時株主総会において、社外取締役を1名増員いたしました。この結果、監査等委員である取締役を含め、当社の取締役9名の内3名が東京証券取引所の定める独立社外取締役となり、取締役会の3分の1が独立社外取締役で構成されることとなります。

なお、当社は、当社が持続的に成長し中長期的に企業価値の向上を実現するため、「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定し、コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方及び運営方針を明らかにしております。

当社は、このような取組みによりコーポレートガバナンスを強化し、企業としての持続的な成長を図り、すべてのステークホルダーにとっての企業価値向上に引き続き努めてまいります。

③ 積極的な株主還元

当社は、中期経営計画において、財務戦略の基本方針を、これまで財務安全性重視に加え、株主還元の充実に注力することといたしました。これに伴い、配当方針についても、これまでの「安定配当」から「目標配当性向の設定」へと変更し、2015年度から2017年度の連結配当性向35%を目標といたしました。この基本方針及び配当方針に従い、当社は、2015年度から2017年度において、連結配当性向35%を実現するとともに、平成28年9月には、発行済株式総数の4.0%の自己株式の取得を取締役会にて決議し、取得いたしました。

この基本方針は、新中期経営計画においても継続しており、配当性向については、新中期経営計画においても、連結配当性向35%を目標といたします。当社は、今後も積極的な株主還元の実施に努めてまいります。

④ 当社の考える企業の社会的責任に向けた取組み

当社は、創立以来、「高い倫理観と遵法精神により、公正で透明な企業活動を推進すること」を経営姿勢とし、関連法令の遵守はもちろんのこと、良き企業市民として社会的責任を果たすことが必要と認識し、事業活動を行ってまいりました。今後とも、お客さまの満足と技術革新、法令等の遵守、環境問題への取組み、グローバル企業としての発展、企業情報の開示、人権の尊重、公正な取引、経営幹部の責任の明確化を図ることによって、企業の社会的責任を遂行してまいります。

3) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みについて

当社が導入した買収防衛策(以下、「本プラン」といいます。)は、当社が発行者である株券等について、特定の株主、その特別関係者及び実質的に支配する者もしくは共同ないし協調して行動する者の株券等保有割合が20%以上となる買付を行うこと等を希望する買付者が出現した場合に、当該買付者に対し、事前に当該買付等に関する必要かつ十分な情報の提出を求めます。その後、買付者等から提供された情報が、当社社外取締役を含む当社の業務執行を行う経営陣から独立した者のみから構成される独立諮問委員会に提供され、その検討・評価を経るものとします。独立諮問委員会は、当該買付者が本プランに定める手続を遵守しなかった場合、その他買付者の買付等の内容の検討の結果、当該買付者による買付等が当社の企業価値ひいては株主共同の利益に著しく反する重大なおそれをもたらす場合で、かつ、対抗措置を発動することが相当と認められる場合は、当社取締役会に対し、対抗措置の発動を勧告します。また、独立諮問委員会は、当社取締役会に対して、株主総会において大規模買付行為に対する対抗措置発動の要否や内容について賛否を求める形式により、株主の皆さまの意思を確認することを勧告できます。当社取締役会は、独立諮問委員会の上記勧告を最大限尊重した上で、対抗措置の発動、不発動または中止の決議を行います。なお、当社は、対抗措置の発動要件をいわゆる高裁四類型及び強圧的二段階買付けのみに限定しております。具体的な対抗措置として新株予約権の無償割当てを行う場合には、対抗措置としての効果を勘案した行使期間、行使条件及び取得条項を定めることがあります。

本プランの有効期間は、平成33年開催予定の第76回定時株主総会の終結の時までとします。ただし、有効期間の満了前であっても、当社の株主総会において本プランを廃止する旨の議案が承認された場合、または独立諮問委員会の勧告により取締役会で本プランを廃止する旨の決議が行われた場合には、本プランはその時点で廃止されるものとします。

4) 本プランの合理性について

本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に公表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(①企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、②事前開示・株主意思の原則、③必要性・相当性確保の原則)を以下のとおり充足しており、また、経済産業省に設置された企業価値研究会が平成20年6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」及び東京証券取引所が平成27年6月1日に公表した「コーポレートガバナンス・コード~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」の「原則1-5.いわゆる買収防衛策」その他の買収防衛策に関する実務・議論を踏まえた内容となっており、高度な合理性を有するものです。

① 企業価値または株主共同の利益の確保・向上

本プランは、大規模買付者に対して事前に大規模買付行為に関する必要な情報の提供及び考慮・交渉のための期間の確保を求めることによって、当該大規模買付行為に応じるべきか否かを株主の皆さまが適切に判断されること、当社取締役会が当該大規模買付行為に対する賛否の意見または代替案を株主の皆さまに対して提示すること、あるいは、株主の皆さまのために大規模買付者と交渉を行うこと等を可能とし、もって当社の企業価値または株主の皆さま共同の利益の確保・向上を目的としております。

② 事前の開示

当社は、株主及び投資家の皆さま及び大規模買付者の予見可能性を高め、株主の皆さまに適正な選択の機会を確保するために、本プランを予め開示するものです。また、当社は今後も、適用ある法令等及び金融商品取引所規則に従って必要に応じて適時適切な開示を行います。

③ 株主意思の重視

当社は、平成30年6月18日開催の第73回定時株主総会において本プランによる買収防衛策の継続を承認いただいております。また、前述したとおり、当社株主総会において本プランを廃止する旨の議案が承認された場合には本プランはその時点で廃止されるものとしており、その存続が株主の皆さまの意思に係らしめられています。

④ 外部専門家の意見の取得

当社取締役会は、大規模買付行為に関する評価、検討、意見形成、代替案立案及び大規模買付者との交渉を行うにあたり、必要に応じて、当社取締役会から独立した第三者的立場にある専門家(フィナンシャル・アドバイザー、弁護士、公認会計士、税理士等)の助言を得たうえで検討を行います。これにより当社取締役会の判断の客観性及び合理性が担保されることになります。

⑤ 独立諮問委員会への諮問

当社は、本プランの必要性及び相当性を確保し、経営者の保身のために本プランが濫用されることを防止するために、独立諮問委員会を活用するものとし、当社取締役会が対抗措置を発動する場合には、その判断の公正を担保し、かつ、当社取締役会の恣意的な判断を排除するために、独立諮問委員会の勧告を最大限尊重するものとしております。

⑥ デッドハンド型買収防衛策またはスローハンド型買収防衛策ではないこと

本プランは、当社の株主総会または株主総会において選任された取締役により構成される取締役会によっていつでも廃止することができるため、いわゆるデッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)またはスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)ではありません。

以上から、当社役員の地位の維持を目的とするものでないことは明らかであると考えております。

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,934百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。  

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、Auto Chassis International S.N.C(ACI)とのサスペンション部品に関する技術援助契約の契約期間を変更しました。変更後の契約の概要は以下のとおりです。

契約会社 相手先の名称 国籍 契約品目 期間 契約内容
㈱ヨロズ Auto Chassis

International S.N.C

(ACI)
仏国 サスペンション部品 平成17年5月1日~

対象となる乗用車の生産終了まで(平成30年8月に量産終了予定)
技術情報及び

ノウハウの提供

 0103010_honbun_0883546503007.htm

第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 64,000,000
64,000,000
種類 第1四半期会計期間末現在発行数(株)

(平成30年6月30日)
提出日現在発行(株)

(平成30年8月9日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 25,055,636 同左 東京証券取引所

市場第一部
単元株式数は、100株であります。
25,055,636 同左

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
平成30年6月30日 25,055,636 6,200 6,888

(5) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

平成30年6月30日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)

 普通株式
1,285,800
完全議決権株式(その他) 普通株式 237,641
23,764,100
単元未満株式 普通株式
5,736
発行済株式総数 25,055,636
総株主の議決権 237,641

(注) 1「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権2個)含まれております。

2「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式77株が含まれております。

3 当第1四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成30年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。 ##### ② 【自己株式等】

平成30年6月30日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式) 神奈川県横浜市港北区樽町3-7-60 1,285,800 1,285,800 5.13
株式会社ヨロズ
1,285,800 1,285,800 5.13

2 【役員の状況】

該当事項はありません。

 0104000_honbun_0883546503007.htm

第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

なお、従来、当社が監査証明を受けている新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日に名称を変更し、EY新日本有限責任監査法人となりました。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(平成30年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 20,882 21,192
受取手形及び売掛金 22,287 22,407
電子記録債権 2,060 2,430
製品 4,893 8,204
原材料及び貯蔵品 1,178 933
部分品 3,162 3,204
仕掛品 9,053 6,144
その他 6,081 5,380
貸倒引当金 △10 △10
流動資産合計 69,590 69,890
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 20,563 19,829
機械装置及び運搬具(純額) 46,855 46,090
その他(純額) 22,703 22,592
有形固定資産合計 90,121 88,512
無形固定資産 541 501
投資その他の資産 14,830 14,755
固定資産合計 105,493 103,769
資産合計 175,083 173,659
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(平成30年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,982 16,412
電子記録債務 3,735 4,946
短期借入金 12,945 14,860
1年内返済予定の長期借入金 456 259
未払法人税等 291 154
賞与引当金 1,332 1,940
役員賞与引当金 77 97
その他 7,810 7,623
流動負債合計 45,632 46,294
固定負債
長期借入金 30,187 30,393
退職給付に係る負債 1,513 1,447
その他 735 743
固定負債合計 32,435 32,583
負債合計 78,068 78,877
純資産の部
株主資本
資本金 6,200 6,200
資本剰余金 10,333 10,329
利益剰余金 68,147 68,197
自己株式 △1,836 △1,836
株主資本合計 82,845 82,891
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,235 4,246
為替換算調整勘定 △6,723 △8,599
退職給付に係る調整累計額 △504 △466
その他の包括利益累計額合計 △2,992 △4,819
新株予約権 553 553
非支配株主持分 16,609 16,156
純資産合計 97,015 94,782
負債純資産合計 175,083 173,659

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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

 至 平成30年6月30日)
売上高 42,848 41,423
売上原価 38,162 36,595
売上総利益 4,685 4,827
販売費及び一般管理費 3,407 3,477
営業利益 1,278 1,349
営業外収益
受取利息 101 71
受取配当金 116 134
為替差益 433 45
その他 30 36
営業外収益合計 681 287
営業外費用
支払利息 68 173
子会社開業準備費用 141
その他 1 1
営業外費用合計 211 175
経常利益 1,748 1,461
特別利益
固定資産売却益 0 0
特別利益合計 0 0
特別損失
固定資産廃棄損 2 5
減損損失 8 3
その他 0
特別損失合計 10 9
税金等調整前四半期純利益 1,738 1,453
法人税等 367 455
四半期純利益 1,370 997
非支配株主に帰属する四半期純利益 205 138
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,164 858

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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

 至 平成30年6月30日)
四半期純利益 1,370 997
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 408 11
為替換算調整勘定 △1,008 △2,359
退職給付に係る調整額 73 43
その他の包括利益合計 △526 △2,305
四半期包括利益 843 △1,307
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 935 △968
非支配株主に係る四半期包括利益 △91 △339

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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

税金費用の計算

税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用する方法によっております。 (追加情報)

当第1四半期連結累計期間

(自  平成30年4月1日  至  平成30年6月30日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

至 平成30年6月30日)
減価償却費 2,808百万円 2,995百万円
(株主資本等関係)

前第1四半期連結累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年6月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成29年5月11日

取締役会
普通株式 950 40.00 平成29年3月31日 平成29年6月9日 利益剰余金

2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の著しい変動

株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。 

当第1四半期連結累計期間(自  平成30年4月1日  至  平成30年6月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成30年5月10日

取締役会
普通株式 808 34.00 平成30年3月31日 平成30年6月8日 利益剰余金

2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の著しい変動

株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。 (企業結合等関係)

共通支配下の取引等

子会社株式の追加取得

(1)取引の概要

①結合当事企業の名称及びその事業の内容

結合当事企業の名称   ヨロズオートモーティブインドネシア社(当社の連結子会社)

事業の内容       自動車部品の製造・販売

②企業結合日

平成30年4月3日

③企業結合の法的形式

非支配株主からの株式取得

④結合後企業の名称

変更ありません。

⑤その他取引の概要に関する事項

今後の自動車業界の経営環境は益々厳しさが増すことが予想されるなか、当社の完全子会社化とすることで、

事業運営の一体化を従来以上に進め、事業の効率化と競争力の向上により、事業の強化と安定化を図ることが

必要且つ有効と判断したため、非支配株主が保有する株式を取得したものであります。

(2)実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理しております。

(3)子会社株式の追加取得に関する事項

取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価 現金 117百万円
取得原価 117百万円

【セグメント情報】

Ⅰ  前第1四半期連結累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年6月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 合計
日本 米州 アジア
売上高
外部顧客への売上高 9,837 20,468 12,542 42,848
セグメント間の内部

   売上高又は振替高
4,264 152 232 4,648
14,101 20,620 12,774 47,496
セグメント利益又はセグメント損失(△) 1,328 △710 660 1,279

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 1,279
セグメント間取引調整額 △1
四半期連結損益計算書の営業利益 1,278

Ⅱ  当第1四半期連結累計期間(自  平成30年4月1日  至  平成30年6月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 合計
日本 米州 アジア
売上高
外部顧客への売上高 10,249 16,560 14,613 41,423
セグメント間の内部

   売上高又は振替高
4,598 89 366 5,054
14,848 16,650 14,979 46,477
セグメント利益又はセグメント損失(△) 1,585 △714 776 1,647

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 1,647
セグメント間取引調整額 △298
四半期連結損益計算書の営業利益 1,349

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目 前第1四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

  至  平成29年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  平成30年4月1日

  至  平成30年6月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益金額 49円00銭 36円11銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額

  (百万円)
1,164 858
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期

  純利益金額(百万円)
1,164 858
普通株式の期中平均株式数(千株) 23,769 23,769
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 48円29銭 35円50銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する

  四半期純利益調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) 351 411
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

2 【その他】

平成30年5月10日開催の取締役会において、平成30年3月31日の最終の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり期末配当を行うことを決議いたしました。

①配当金の総額                    808百万円

②1株当たりの金額                              34円00銭

③支払請求の効力発生日及び支払開始日        平成30年6月8日

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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