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ADEKA CORPORATION

Quarterly Report Feb 14, 2019

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成31年2月14日
【四半期会計期間】 第157期第3四半期(自 平成30年10月1日 至 平成30年12月31日)
【会社名】 株式会社ADEKA
【英訳名】 ADEKA CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長   城詰 秀尊
【本店の所在の場所】 東京都荒川区東尾久七丁目2番35号
【電話番号】 03(4455)2812
【事務連絡者氏名】 取締役兼執行役員 財務・経理部長  志賀 洋二
【最寄りの連絡場所】 東京都荒川区東尾久七丁目2番35号
【電話番号】 03(4455)2812
【事務連絡者氏名】 取締役兼執行役員 財務・経理部長  志賀 洋二
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

株式会社ADEKA 大阪支社

(大阪府大阪市北区曽根崎二丁目12番7号)

株式会社ADEKA 名古屋支店

(愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目20番12号)

E00878 44010 株式会社ADEKA ADEKA CORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2018-04-01 2018-12-31 Q3 2019-03-31 2017-04-01 2017-12-31 2018-03-31 1 false false false E00878-000 2019-02-14 E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 E00878-000 2017-04-01 2018-03-31 E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 E00878-000 2017-12-31 E00878-000 2018-03-31 E00878-000 2018-12-31 E00878-000 2017-10-01 2017-12-31 E00878-000 2018-10-01 2018-12-31 E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp040300-q3r_E00878-000:ChemicalsReportableSegmentsMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp040300-q3r_E00878-000:ChemicalsReportableSegmentsMember E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp040300-q3r_E00878-000:FoodProductsReportableSegmentsMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp040300-q3r_E00878-000:FoodProductsReportableSegmentsMember E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp040300-q3r_E00878-000:LifeSciencesReportableSegmentsMember E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00878-000 2017-04-01 2017-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00878-000 2018-04-01 2018-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

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第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第156期

第3四半期

連結累計期間 | 第157期

第3四半期

連結累計期間 | 第156期 |
| 会計期間 | | 自 平成29年4月1日

至 平成29年12月31日 | 自 平成30年4月1日

至 平成30年12月31日 | 自 平成29年4月1日

至 平成30年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 177,062 | 201,281 | 239,612 |
| 経常利益 | (百万円) | 17,380 | 16,461 | 22,337 |
| 親会社株主に帰属する

四半期(当期)純利益 | (百万円) | 12,136 | 11,339 | 15,346 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 17,172 | 8,590 | 21,309 |
| 純資産額 | (百万円) | 201,356 | 235,770 | 205,088 |
| 総資産額 | (百万円) | 307,384 | 396,923 | 312,152 |
| 1株当たり四半期(当期)

純利益金額 | (円) | 117.97 | 110.20 | 149.18 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益金額 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 62.7 | 50.4 | 63.0 |

回次 第156期

第3四半期

連結会計期間
第157期

第3四半期

連結会計期間
会計期間 自 平成29年10月1日

至 平成29年12月31日
自 平成30年10月1日

至 平成30年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 47.35 34.86

(注) 1.当社は、四半期連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については、記載していません。

2.売上高には消費税等は含まれていません。

3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載していません。

4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっています。 

2 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社関係会社)は「化学品事業」及び「食品事業」の2つの報告セグメント情報の区分にわたって、事業活動を展開しています。

第2四半期連結会計期間において、日本農薬株式会社及びその子会社を連結子会社化したことにより、報告セグメントの区分を変更し、新たに「ライフサイエンス事業」を加えています。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載の通りです。

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第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある以下の事項が発生しています。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

(M&Aによるリスク)

当社は、平成30年9月28日付にて日本農薬株式会社を連結子会社化し、当社グループの業績に寄与することを見込んでいます。しかしながら当該会社の業績が買収時の想定を下回る場合、また事業環境の変化や競合状況等により期待する成果が得られないと判断された場合にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績等の概要

当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日から同年12月31日)における世界経済は、米国やアジアを中心に緩やかな回復が続き、総じて堅調さを維持しましたが、米中貿易摩擦や欧州の政治情勢の影響による世界的な景気減速が懸念されるなど、予断を許さない状況が続きました。国内は、自然災害の影響が落ち着きを見せたことに加え、海外経済の成長等を背景に、企業収益や雇用環境の着実な改善が続き、緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループ事業の主要対象分野である自動車関連分野は、欧米及び国内市場での自動車販売が堅調に推移しましたが、中国市場では減税廃止等に伴う消費の低迷により販売が減少し、全体としては前第3四半期連結累計期間を下回りました。IT・デジタル家電分野は、データセンターや車載向けに半導体需要が堅調であったことに加え、大型テレビ、車載向けに液晶ディスプレイの需要が拡大しました。製パン・製菓関連分野は、夏場の記録的な猛暑や自然災害の影響もあり、パン等の消費が落ち込みました。

このような状況のなか、当社グループは、平成30年度から3カ年の中期経営計画『BEYOND 3000』をスタートし、基本戦略として掲げる「3本柱の規模拡大(樹脂添加剤、化学品、食品)」「新規領域への進出」「経営基盤の強化」のもと、さらなる成長に向けた投資を実行しました。樹脂添加剤では、三重工場でポリオレフィン用添加剤の設備増強を進めています。機能化学品では、千葉工場で化粧品原料の設備が完成し、生産能力を増強しました。食品では、中国の艾迪科食品(常熟)有限公司で加工食品の新製造棟が完成しました。

また、事業領域の拡大と新規事業の早期育成を図るべく、持分法適用会社であった日本農薬株式会社の株式を追加取得し、平成30年9月28日付で同社及びその子会社9社を連結の範囲に含め、当第3四半期連結会計期間から当社の連結業績に算入しています。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ242億19百万円(前年同四半期比+13.7%)増収の2,012億81百万円となり、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ5億57百万円(同△3.3%)減益の161億36百万円、経常利益は前第3四半期連結累計期間に比べ9億19百万円(同△5.3%)減益の164億61百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間に比べ7億97百万円(同△6.6%)減益の113億39百万円となりました。

<報告セグメントの概況>

(化学品事業)

当事業の売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ112億82百万円(同+9.5%)増収の1,296億86百万円となり、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ5億8百万円(同+3.4%)増益の156億83百万円となりました。

なお、第1四半期連結累計期間から、化学品事業内の区分を見直しました。

従来「機能化学品」に含めていた樹脂添加剤を新たに「①樹脂添加剤」として区分しています。また、従来の機能化学品に含めていた界面化学品・機能性樹脂と基礎化学品を合わせて「③機能化学品」として区分しています。この変更により、以下の前第3四半期連結累計期間比較については、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後の区分に組み替えた数値で算出しています。

① 樹脂添加剤

自動車や建材を主用途とするポリオレフィンなどのプラスチック用添加剤は、欧州、中東、南米での販路拡大により、汎用酸化防止剤の販売が好調に推移しました。また、光安定剤などの高機能添加剤の販売が堅調に推移しました。

家電筐体等向けのエンジニアリングプラスチック用難燃剤は、安定供給を強みとしたビジネスを展開し、販売が好調に推移しました。

安定剤・可塑剤は、北米での競争激化により塩ビ用安定剤の販売が低調に推移しましたが、自動車部材向けにゴム用可塑剤の販売が好調に推移し、全体としては前第3四半期連結累計期間並みの推移となりました。

樹脂添加剤全体では、原材料価格上昇の影響や積極的な設備投資による固定費の増加により、前第3四半期連結累計期間に比べ増収減益となりました。

② 情報・電子化学品

情報化学品は、大型液晶ディスプレイの高精細化が進展したことにより、光学フィルムやフォトレジスト向けに光硬化樹脂、光開始剤の販売が好調に推移しました。また、光酸発生剤など半導体リソグラフィ用の材料が伸長しました。

電子材料は、データセンター向けなどを中心にメモリ需要が続き、DRAMや3D-NANDに使用される誘電材料の販売が好調に推移しました。また、液晶ディスプレイのエッチング工程向けに回路材料の販売が国内で堅調に推移しました。

情報・電子化学品全体では、前第3四半期連結累計期間に比べ増収増益となりました。

③ 機能化学品

界面化学品は、自動車の燃費向上やCO2排出低減に寄与する潤滑油添加剤の販売が国内外で好調に推移しました。また、化粧品向けグリコール系保湿剤の販売が海外を中心に好調に推移しました。

機能性樹脂は、塗料等に使用される水系樹脂の販売が国内外で堅調に推移しました。また、電子機器の接着用途で高機能エポキシ樹脂の販売が好調に推移しました。

工業用薬剤は、トイレタリー等の日用品用途向けにプロピレングリコールの販売が好調に推移しました。また、電子回路用途向けに過酸化製品の販売が堅調に推移しました。

機能化学品全体では、原材料価格上昇の影響を受け、前第3四半期連結累計期間に比べ増収減益となりました。

(食品事業)

当事業の売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ18億28百万円(同+3.5%)増収の540億36百万円となり、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ1億64百万円(同△13.8%)減益の10億26百万円となりました。

国内では、猛暑、豪雨、地震の影響を受けましたが、戦略製品を中心とした販売に注力し、製パン・製菓向けにマーガリン、ショートニング類の販売が堅調に推移しました。一方で、クリーム類の販売は低調に推移しました。

海外では、販売・開発体制の強化と現地ニーズにあった製品の開発などにより、特に中国で製パン・製菓向けにマーガリン、ショートニング類の販売が好調に推移しました。

食品事業全体では、乳原料などの原材料価格上昇の影響を受け、前第3四半期連結累計期間に比べ増収減益となりました。

(ライフサイエンス事業)

当事業の売上高は88億40百万円、営業損失は8億30百万円となりました。

なお、当事業の第3四半期業績は、農薬需要の季節的要因から、売上高、営業利益ともに低い水準に止まる傾向があります。

農薬は、国内で新製品の園芸用殺菌剤「パレード」など独自開発品目を中心に販売が好調に推移しました。海外では、需要期に向けて北米及び欧州で販売が堅調に推移しましたが、一方でアジアは、在庫調整の影響により、販売が低調に推移しました。

医薬品は、爪白癬分野で外用抗真菌剤「ルリコナゾール」の販売が好調に推移しました。

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は3,969億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ847億71百万円の増加となりました。これは主に日本農薬株式会社の連結子会社化によるものです。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における総負債は1,611億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ540億89百万円の増加となりました。これは主に日本農薬株式会社の連結子会社化によるもの及び短期借入金の増加によるものです。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,357億70百万円となり、前連結会計年度末に比べ306億81百万円の増加となりました。これは主に日本農薬株式会社の連結子会社化により、非支配株主持分が増加したことによるものです。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

①グループ戦略課題

当第3四半期連結累計期間において、グループの戦略課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

② 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下、「基本方針」)

(a) 基本方針の内容

当社は、当社の株主の在り方は、当社株式の市場における自由な取引を通じて決せられるものであり、当社の支配権の移転を伴う大規模買付行為(以下「大規模買付行為」といいます)がなされた場合、これが当社の企業価値及び株主の皆様共同の利益に資するものであれば、これを一概に否定するものではありませんが、大規模買付行為に応じるべきか否かの判断は、最終的には株主の皆様の意思に基づき行われるべきものと考えています。

しかしながら、近年の資本市場においては、対象会社の経営陣の同意を得ずに、一方的に大量の株式の買付を強行するような動きも見られます。こうした大規模買付行為の中には、その目的等からみて企業価値及び株主の皆様共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強要する恐れがあるもの、または、対象会社の取締役会や株主の皆様が大規模買付行為の条件について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの等、対象会社の企業価値及び株主の皆様共同の利益に資さないものも少なくありません。

当社取締役会は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の財務及び事業の内容や当社の企業価値の源泉を十分に理解し、当社株主の皆様共同の利益及び当社の企業価値を持続的に確保・向上させていくことを可能とする者である必要があると考えており、上記の例を含め、当社の企業価値及び株主の皆様共同の利益を毀損する恐れのある不適切な大規模買付行為またはこれに類似する行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者としては適切でないと考えています。

(b) 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の基本方針の実現に資する特別な取組み

(ア) 当社の企業価値の源泉

(ⅰ) 経営理念

当社グループは、「新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」「世界とともに生きる」という経営理念の下、世界市場で競争力のある技術優位な製品群によるグローバルな事業展開を加速し、時代の先端を行く製品と、環境に優しく、顧客ニーズに合った製品を提供し続けています。

上記の経営理念の根底には、「本業を通じた社会貢献」というCSR(企業の社会的責任)の思想が流れています。すなわち、社会環境の変化を鋭敏にとらえ、当社の持つ先進技術を積極的に駆使することにより、新しい社会的課題への解決策を提供するとともに、株主及び投資家の皆様を始め、顧客、取引先、従業員、地域社会等、全てのステークホルダーの利益に配慮した経営活動を行うことにより、当社は、社会から信頼され、真に必要とされる企業となることを目指しています。

幅広いステークホルダーへの貢献を通じた企業価値の向上、ひいては、株主の皆様共同の利益の増大により、健全かつ持続的な成長・発展を続けることが、当社の経営の基本方針であり、創業以来、築き上げてきた、顧客、取引先、従業員、地域社会等のステークホルダーとの良好な信頼関係こそが、当社の企業価値の源泉となっています。

(ⅱ) 当社の事業内容とその特徴

当社は、化学品事業と食品事業という2つのコアビジネスを擁するユニークな企業として事業活動を行っています。そして、化学品事業においては、樹脂添加剤、情報・電子化学品、機能化学品、食品事業においては、加工油脂製品、加工食品製品といった非常に多岐にわたる事業分野をもち、かつ、それらの事業が相互に有機的に結びついているという特徴を有しています。

当社は、新規技術の創造と得意技術の融合により、環境の保全や人々の健康で豊かな生活に役立つ先駆的な製品を持続的に開発・提供し、国際社会に貢献できる企業を目指し、化学品事業と食品事業の両分野で、お客様や取引先様をはじめとするビジネスパートナーの皆様との共創により、独自性の高い技術を開発し、新しい価値を創造し続けています。また、各事業分野で培ってきた得意技術を融合し、環境・エネルギー、ライフサイエンスといった新しい事業分野にも注力しています。

創業以来、今日まで、幅広い事業分野におけるビジネスパートナーの皆様との強い信頼関係の下、ビジネスパートナーの皆様とともに築きあげてきた、独自性の高い技術力もまた、当社の企業価値の源泉となっています。

(イ) 中期経営計画

当社の企業価値及び株主の皆様共同の利益を持続的に向上させるため、当社では平成27年度から平成29年度までの中期経営計画『STEP 3000-Ⅱ~グッドカンパニーの実現~』に続き、平成30年度から平成32年度までの新中期経営計画『BEYOND 3000』を推進しています。

当社グループは、中長期的な目指すべき方向性を示した2025年のありたい姿『ADEKA VISION 2025~先端技術で明日の価値を創造し豊かなくらしに貢献するグローバル企業~』を掲げ、現在の事業基盤である「化学品と食品」のみならず幅広い事業を世界中で展開し、メーカーとして世界の技術をリードしつつ、本業を通じて社会(豊かなくらし)に貢献するグローバル企業への変革を目指しています。

新中期経営計画『BEYOND 3000』は、『ADEKA VISION 2025』の実現に向けたセカンドステージであり、「売上高3,000億円を超えるグッドカンパニーとなる。」という基本方針のもと、さらなる事業拡大を目指し、オーガニックグロース(自律的成長)により、平成32年度の連結売上高3,000億円、売上高営業利益率10%、ROE10%を目標としています。

〔中期経営計画 3つの基本戦略〕

(ⅰ)3本柱の規模拡大

『樹脂添加剤』 『化学品』 『食品』 を事業の3本柱として、事業毎に定める戦略製品の販売をグローバルで拡大する。

(ⅱ)新規領域への進出

ターゲットとする 『ライフサイエンス』 『環境』 『エネルギー』 分野において、ビジネスモデルを構築し、事業化を推進する。

(ⅲ)経営基盤の強化

CSRを推進し、社会への貢献と社会からの信頼を高める。

ADEKA グループの相互連携を強化し、総合力を発揮する。

〔中期経営計画 5つの施策〕

(ⅰ)経営管理:グループ経営管理の強化

ADEKA グループ共通の価値観の醸成や、制度、体制等の整備により、グループ経営管理の強化を図る。

(ⅱ)グローバル:グローバリゼーションの拡大とローカライゼーションの加速

調達・生産・販売のグローバル展開をさらに拡大させるとともに、海外の各現地法人の成長を加速する。

(ⅲ)技術:イノベーションの創出と競争力の強化

社会から求められる製品を永続的に創出していくため、研究開発の強化と新規事業化の推進、及び生産技術の深化・継承に取り組む。

(ⅳ)人財:グローバル人財・リーダー人財の拡充

企業資産である人財への持続的な投資により、グローバル人財・リーダー人財を拡充する。

(ⅴ)企業価値:CSRを推進し社会とともに発展

CSR推進体制のレベルアップを図り、事業を通じて社会の課題解決に貢献し、当社の持続的成長につなげていく。

〔経営目標〕

平成29年度実績 平成32年度

 (中計最終年度)
連結売上高 2,396億円 3,000億円超
売上高営業利益率 8.9% 10%
ROE 8.1% 10%

事業領域の拡大と新規事業の育成を目的としたM&Aグロースにつきましても、積極的に進めてまいります。

(ウ) コーポレートガバナンスの強化

以上の施策を推進していくにあたり、当社は、健全で透明性が高く、安定した経営活動の基盤となるコーポレートガバナンス、コンプライアンス及びリスクマネジメントの一層の強化に努めています。

コーポレートガバナンスの強化のため、当社は、監査役会設置会社制度の枠内で、監督と執行との分離を可及的に進めるため、執行役員制度を導入し、経営の監督及び意思決定と執行の分離を図っています。また、職務執行の責任を明確化するため、取締役と執行役員の任期はそれぞれ1年としています。取締役会は月1回の定時取締役会と、臨時取締役会を随時開催し、月に数回行われる経営会議による審議と合わせ、機動的かつ十分な検討を経て、意思決定を行っています。

当社は、取締役会の承認を要する重要事項について事前審議を行い、業務執行に関する情報の共有化を図るとともに、取締役会の審議の迅速化を図る目的で、経営会議を設置しています。経営会議は、常勤取締役と執行役員で構成し、経営会議規則で定める付議事項について審議、決定しています。

取締役の員数は、近年スリム化を進めた結果、現在12名となっています。

当社は、平成18年6月以降、独立社外取締役を選任していますが、取締役会の監督機能をさらに強化し、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値向上の観点から助言を得るため、平成27年6月19日開催の第153回定時株主総会で新たに1名を追加的に選任し、現在2名の独立社外取締役が在任しています。

監査役については、5名の監査役のうち3名を独立社外監査役としています。

取締役・監査役候補者の指名、執行役員の選任、役員報酬の決定や、大規模買付行為への対応等、取締役会が、経営上の重要な意思決定を行う際には、その決定の客観性・透明性・公正性の確保を図るため、取締役会の審議に先立ち、独立社外取締役等の独立社外者による適切な関与・助言を得ることとしています。

大規模買付行為への対応に関しては、当社は、大規模買付者の出現時に当社株式の大規模買付行為に関する対応方針(以下、本プラン)に基づき当社取締役会が行う意思決定手続の透明性・客観性を確保することを目的として、独立性の高い社外役員と社外有識者で構成される独立委員会を設置しています。独立委員会は、大規模買付者の出現時には、企業価値の向上と株主の皆様共同の利益の確保のため、客観的・独立的な立場で取締役会に対し勧告・提案を行います。また、平時においても独立委員会は年2回開催され、これを通じて、当社は独立委員に対して当社の経営に関する情報を更新的に提供し、また、独立委員会から当社に対して客観的・独立的な立場からのご意見・ご助言をいただくことで、当社が、常に適切な経営判断を行える環境を整えています。

なお、当社は、平成27年6月1日に適用開始されたコーポレートガバナンス・コードへの対応として、当社グループの企業使命・経営理念を実現し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図ることを目的に、コーポレートガバナンスの基本的な考え方と基本方針を定めた「ADEKAグループコーポレートガバナンス・ガイドライン」(https://www.adeka.co.jp/ir/library/pdf/cgg.pdf)を制定いたしました。今後も、コーポレートガバナンス・コードの趣旨・精神を踏まえ、当社グループ全体のコーポレートガバナンスの強化に取り組んでまいります。

(c) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み

当社は、上記(a)記載の基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、平成19年6月22日開催の当社第145回定時株主総会において、当社株式の大規模買付行為に関する対応方針を導入することについて株主の皆様のご承認をいただきました。その後2度の更新を経て、平成28年6月24日開催の当社第154回定時株主総会(以下「本定時株主総会」といいます)において、3度目の更新について株主の皆様の承認をいただきました。本プランの概要は、以下の通りです。

(ア) 本プランによる買収防衛策更新の目的について

当社は、上記(a)記載の基本方針に基づき、当社の総議決権の20%以上の議決権を有する株式(以下「支配株式」といいます)の取得を目指す者及びそのグループの者(以下「買収者等」といいます)に対して、場合によっては何らかの措置を講ずる必要が生じ得るものと考えますが、上場会社である以上、買収者等に対して株式を売却するか否かの判断や、買収者等に対して会社の経営を委ねることの是非に関する最終的な判断は、基本的には、個々の株主の皆様のご意思に委ねられるべきものだと考えています。

しかしながら、株主の皆様に適切な判断を行っていただくためには、その前提として、上記のような当社固有の事業特性や当社、当社子会社及び関連会社(以下「当社グループ」といいます)の歴史を十分に踏まえていただいた上で、当社の企業価値とその価値を生み出している源泉につき適切な把握をしていただくことが必要であると考えます。そして、買収者等による当社の支配株式の取得が当社の企業価値やその価値の源泉に対してどのような影響を及ぼし得るかを把握するためには、買収者等から提供される情報だけでは不十分な場合も容易に想定され、株主の皆様が適切な判断を行われるために、当社固有の事業特性を十分に理解している当社取締役会から提供される情報及び当該買収者等による支配株式の取得行為に対する当社取締役会の評価・意見や、場合によっては当社取締役会によるそれを受けた新たな提案を踏まえていただくことが必要であると考えます。

したがいまして、当社といたしましては、株主の皆様に対して、これらの多角的な情報を分析し、検討していただくための十分な時間を確保することが非常に重要であると考えています。

以上の見地から、当社は、上記(a)の基本方針を踏まえ、大規模買付行為を行おうとし、または現に行っている者(以下「大規模買付者」といいます)に対して事前に大規模買付行為に関する必要な情報の提供及び考慮・検討のための期間の確保を求めることによって、当該大規模買付行為に応じるべきか否かを株主の皆様が適切に判断されること、当社取締役会が、独立委員会の勧告を受けて、当該大規模買付行為に対する賛否の意見または大規模買付者が提示する買収提案や事業計画等に代替する事業計画等を株主の皆様に対して提示すること、あるいは、株主の皆様のために大規模買付者と交渉を行うこと等を可能とし、もって基本方針に照らして不適切な者(以下「例外事由該当者」といいます)によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、本プランによる買収防衛策の更新が必要であるとの結論に達しました。そして、当社取締役会は、本プランによる買収防衛策の更新に関する承認議案を本定時株主総会に付議することを通じて株主の皆様のご意思を確認させていただき、株主の皆様のご賛同が得られましたので、本プランによる買収防衛策の更新が効力を発生しました。

なお、現時点において、当社株式について具体的な大規模買付行為の兆候があるとの認識はございません。

(イ) 本プランの内容について

本プランに定める具体的な項目は以下の通りです。

(ⅰ) 対抗措置発動の対象となる大規模買付行為の定義

(ⅱ) 意向表明書の提出

(ⅲ) 大規模買付者による情報提供

(ⅳ) 大規模買付者に対する追加情報提供要求

(ⅴ) 情報提供の完了及び情報の開示

(ⅵ) 取締役会評価期間の設定及び延長

(ⅶ) 取締役会評価期間における取締役会による評価等

(ⅷ) 独立委員会の設置

(ⅸ) 独立委員会の勧告手続及び当社取締役会による決議等

(ⅹ) 大規模買付情報の変更

(xi) 対抗措置の具体的内容

(ウ) 本プランの有効期間並びに本プランの継続、廃止及び変更等について

(ⅰ) 本プランの有効期間

本プランの有効期間は、本定時株主総会において本プランによる買収防衛策の更新に関する承認議案が可決された時から、本定時株主総会終了後3年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとします。

ただし、かかる有効期間の満了前であっても、当社の株主総会において本プランを廃止する旨の議案が承認された場合、または当社取締役会において本プランを廃止する旨の決議が行われた場合、本プランはその時点で廃止されるものとします。

(ⅱ) 本プランの継続、廃止及び変更等

本プランについては、本定時株主総会後に行われる当社定時株主総会の終結後最初に開催される当社取締役会において、その継続、廃止または変更の是非につき検討を行い、必要な場合には所要の決議を行います。

また、当社取締役会は、法令等または金融商品取引所規則若しくはそのガイドラインの改正等により合理的に必要と認められる範囲で、独立委員会の承認を得た上で、上記当社定時株主総会の終結後最初に開催される当社取締役会以外の時機においても、必要に応じて本プランを見直し、または変更する場合があります。

本プランの廃止、変更等が決議された場合には、当社は、当社取締役会または独立委員会が適切と認める事項について、適用ある法令等及び金融商品取引所規則に従って適時適切に開示します。

(エ) 株主及び投資家の皆様への影響について

(ⅰ) 本プランによる買収防衛策の更新時に株主及び投資家の皆様に与える影響

本プランによる買収防衛策の更新時には、本新株予約権の無償割当て自体は行われません。従って、本プランないし本改定がその効力発生時に株主及び投資家の皆様の法的権利及び経済的利益に直接具体的な影響を与えることはありません。

(ⅱ) 対抗措置発動時に株主及び投資家の皆様へ与える影響

当社取締役会は、本プランに基づき、企業価値ひいては株主の皆様共同の利益の確保及び向上を目的として大規模買付行為に対する対抗措置を執ることがあるものの、現在想定されている対抗措置の仕組み上、本新株予約権の無償割当て時においては、保有する当社株式1株当たりの価値の希薄化は生じますが、保有する当社株式全体の価値の希薄化は生じないことから、株主及び投資家の皆様の法的権利及び経済的利益に対して直接的及び具体的な影響を与えることは想定していません。

ただし、例外事由該当者については、対抗措置が発動された場合、結果的に、その法的権利または経済的利益に何らかの影響が生じる可能性があります。

また、対抗措置として本新株予約権の無償割当ての決議をした場合であって、本新株予約権の無償割当てを受けるべき株主の皆様が確定した後において、当社が、本新株予約権の無償割当てを中止し、または無償割当てがなされた本新株予約権を無償取得する場合には、結果として当社株式1株当たりの価値の希薄化は生じません。そのため、当社株式1株当たりの価値の希薄化が生じることを前提にして当社株式の売買を行った投資家の皆様は、株価の変動等により不測の損害を被る可能性があります。

(d) 本プランが基本方針に沿い、当初の企業価値、株主の皆様共同の利益に合致し、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと判断した理由

本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に公表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、事前開示・株主意思の原則、必要性・相当性確保の原則)を以下の通り充足しており、また、経済産業省に設置された企業価値研究会が平成20年6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」及び東京証券取引所が平成27年6月1日に適用を開始した「コーポレートガバナンス・コード」の「原則1-5.いわゆる買収防衛策」その他の買収防衛策に関する実務・議論を踏まえた内容となっており、高度な合理性を有するものです。

(ⅰ) 企業価値ひいては株主の皆様共同の利益の確保・向上

(ⅱ) 事前の開示

(ⅲ) 株主意思の重視

(ⅳ) 外部専門家の意見の取得

(ⅴ) 独立委員会の設置とその勧告の最大限の尊重

(ⅵ) デッドハンド型買収防衛策またはスローハンド型買収防衛策ではないこと

上記の通り、本プランは、当社の企業価値及び株主の皆様共同の利益に合致しており、当社役員の地位の維持を目的としたものではないと考えています。

なお、本プランの詳細につきましては、第156期 有価証券報告書 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 の3.財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に記載していますので、ご参照ください。

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、83億28百万円です。

① 化学品事業

紫外線やLED光源による硬化が可能で、有機溶剤を使用しない「水溶性UV硬化材料」を開発しました。「第27回 ポリマー材料フォーラム」(11月21日開催)において、高分子学会広報委員会パブリシティ賞を受賞しました。

② 食品事業

当社食品部門では、ユーザーの「商品価値」(おいしさ、安心、安全)を高め、「作業性、生産性」の向上に貢献できる新製品の開発を行っています。また海外関係会社でも中国や東南アジア諸国など、各国の嗜好性や流行に合致した製品開発を進めています。

加工油脂分野

明瞭な内層のデニッシュ生地が作れる折込油脂「オリンピアエフィーユシート」や、パンの歯切れや口溶けを向上させる機能性練込油脂「コンツェル」を上市しました。これら製品は、ベーカリー製品のおいしさを高める点はもちろん、お客様の作業性を改善し生産性を高める点でも好評をいただいています。

加工食品分野

パンのしとり感に着目した機能性練込用クリーム「ビオラモイスト」を上市しました。パンの水分を保持し、焼きたての食感を持続させる機能が好評をいただいています。

クリームチーズ風味ペースト「フロマクリエ ガトー」を上市しました。自然な風味を持ち、生食、練り込み、包餡、焼き込みなど、あらゆる洋菓子用途に使用できるため、お客様の多彩なメニュー開発に貢献できる素材として市場展開を進めています。

今後もお客様の「商品価値」や「作業性、生産性」の向上に貢献する製品開発に取り組んでまいります

③ ライフサイエンス事業

当第3四半期連結累計期間において、新たにライフサイエンス事業が加わりました。同事業は主として農薬につ いて、安全性の高い環境に配慮した新製品の開発を行なっています。

新規開発品目では、日本・インド同時開発を進めている新規水稲用殺虫剤ベンズピリモキサン(NNI-1501)について、当期中の登録申請を見込んでいます。また、昨年より販売を開始した新規汎用性殺菌剤ピラジフルミド(国内商品名「パレード」)は、平成31年(2019年)中に韓国での登録取得、平成32年(2020年)には米国での登録申請を目指すなど、海外でも開発を進めています。

④ 新規事業

次世代二次電池用電極活物質「硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN)」を開発しました。2020年度の製品化を目指して、サンプル提供を開始しました。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び戦略的現状と見通し

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について

当第3四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針についての変更はありません。  

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 400,000,000
400,000,000
種類 第3四半期会計期間末現在発行数(株)

(平成30年12月31日)
提出日現在

発行数(株)

(平成31年2月14日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 103,651,442 103,651,442 東京証券取引所

(市場第1部)
単元株式数100株
103,651,442 103,651,442

(注) 発行済株式のうち、52,800株は、現物出資(金銭報酬債権 89百万円)によるものです。 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
平成30年10月1日~

平成30年12月31日
103,651,442 22,944 19,970

(5) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

#### (6) 【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから直前の基準日(平成30年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしています。##### ① 【発行済株式】

平成30年12月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式 59,200

(相互保有株式)

普通株式 823,300

完全議決権株式(その他)

普通株式 102,737,200

1,027,372

単元未満株式

普通株式 31,742

発行済株式総数

103,651,442

総株主の議決権

1,027,372

(注) 「単元未満株式」欄には、当社の自己保有株式及び相互保有株式が次の通り含まれています。

自己保有株式 93
相互保有株式 ㈱丸紅商会、吉田産業㈱、日本農薬㈱ 124
平成30年12月31日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式)
㈱ADEKA 東京都荒川区東尾久七丁目2番35号 59,200 59,200 0.1
(相互保有株式)
㈱旭建築設計事務所 東京都荒川区東日暮里五丁目48番2号 1,200 1,200 0.0
㈱丸紅商会 大阪府堺市堺区寺地町東三丁目2番2号 16,200 16,200 0.0
吉田産業㈱ 京都府京都市南区上鳥羽角田町35番地 11,100 11,100 0.0
㈱ミカ食品 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町3番82号 5,600 5,600 0.0
日本農薬㈱ 東京都中央区京橋一丁目19番8号 789,200 789,200 0.8
合計 882,500 882,500 0.9

該当事項はありません。 

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しています。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(平成30年10月1日から平成30年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けています。

なお、新日本有限責任監査法人は平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しています。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 49,669 56,252
受取手形及び売掛金 55,397 80,253
有価証券 7,763 4,505
商品及び製品 22,833 41,822
仕掛品 4,928 6,165
原材料及び貯蔵品 18,452 24,973
その他 6,250 10,644
貸倒引当金 △341 △808
流動資産合計 164,953 223,810
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 25,104 31,164
機械装置及び運搬具(純額) 29,882 35,823
土地 21,282 27,388
その他(純額) 9,276 10,571
有形固定資産合計 85,546 104,948
無形固定資産
のれん 29 7,627
その他 4,051 4,944
無形固定資産合計 4,080 12,572
投資その他の資産
投資有価証券 46,123 36,170
その他 ※ 11,448 ※ 19,422
投資その他の資産合計 57,571 55,592
固定資産合計 147,198 173,113
資産合計 312,152 396,923
(単位:百万円)
前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 38,599 54,535
短期借入金 15,567 36,049
1年内償還予定の社債 300 300
未払法人税等 3,040 1,497
賞与引当金 2,355 1,578
環境対策引当金 778
その他の引当金 75 94
その他 15,877 17,765
流動負債合計 75,815 112,598
固定負債
社債 1,694
長期借入金 7,349 18,840
退職給付に係る負債 16,959 18,324
その他の引当金 274 210
その他 6,663 9,485
固定負債合計 31,248 48,554
負債合計 107,063 161,153
純資産の部
株主資本
資本金 22,944 22,944
資本剰余金 19,985 20,022
利益剰余金 135,988 142,891
自己株式 △554 △1,222
株主資本合計 178,363 184,636
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 12,002 9,983
土地再評価差額金 4,276 4,276
為替換算調整勘定 4,346 3,205
退職給付に係る調整累計額 △2,368 △2,158
その他の包括利益累計額合計 18,256 15,306
非支配株主持分 8,468 35,827
純資産合計 205,088 235,770
負債純資産合計 312,152 396,923

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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

 至 平成30年12月31日)
売上高 177,062 201,281
売上原価 133,454 152,029
売上総利益 43,607 49,251
販売費及び一般管理費 26,913 33,115
営業利益 16,693 16,136
営業外収益
受取利息 200 201
受取配当金 414 450
持分法による投資利益 20 301
為替差益 177
その他 413 463
営業外収益合計 1,228 1,417
営業外費用
支払利息 290 390
為替差損 224
その他 249 476
営業外費用合計 540 1,091
経常利益 17,380 16,461
特別利益
段階取得に係る差益 67
特別利益合計 67
特別損失
固定資産廃棄損 188 243
特別損失合計 188 243
税金等調整前四半期純利益 17,191 16,285
法人税、住民税及び事業税 4,157 4,005
法人税等調整額 205 291
法人税等合計 4,363 4,297
四半期純利益 12,828 11,987
非支配株主に帰属する四半期純利益 692 648
親会社株主に帰属する四半期純利益 12,136 11,339

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【四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

 至 平成29年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 12,828 11,987
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,045 △2,485
為替換算調整勘定 444 △1,361
退職給付に係る調整額 210 183
持分法適用会社に対する持分相当額 643 266
その他の包括利益合計 4,343 △3,397
四半期包括利益 17,172 8,590
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 16,469 8,389
非支配株主に係る四半期包括利益 702 200

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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(連結の範囲の重要な変更)

第2四半期連結会計期間より、株式を追加取得した日本農薬株式会社及びその子会社である株式会社ニチノーサービス他8社を連結の範囲に含めています。

(持分法適用の範囲の重要な変更) 

第2四半期連結会計期間の末日より、日本農薬株式会社を連結の範囲に含めたことに伴い、同社を持分法適用の範囲から除外しています。なお、同社の第2四半期連結累計期間に係る業績は、持分法による投資利益として計上しています。

また、日本農薬株式会社を連結の範囲に含めたことに伴い、同社の関連会社であるSipcam Europe S.p.A.他1社を持分法適用の範囲に含めています。 ##### (四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

一部の子会社については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しています。 #### (追加情報)

(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)

「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しています。 

(四半期連結貸借対照表関係)

(注)1 ※資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額

前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成30年12月31日)
投資その他資産(その他) 240 百万円 253 百万円

売上債権の一部を譲渡し、債権流動化を行っており、手形債権流動化取引による買戻し義務があります。

前連結会計年度

(平成30年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(平成30年12月31日)
手形債権流動化取引による

買戻義務
220 百万円 136 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却費は、次の通りです。

前第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自  平成30年4月1日

至  平成30年12月31日)
減価償却費 7,115 百万円 7,829 百万円
のれんの償却費 43 百万円 310 百万円
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)

配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成29年6月23日

定時株主総会
普通株式 2,069 20 平成29年3月31日 平成29年6月26日 利益剰余金
平成29年11月2日

取締役会
普通株式 1,759 17 平成29年9月30日 平成29年12月5日 利益剰余金

(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)

配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
平成30年6月22日定時株主総会 普通株式 2,277 22 平成30年3月31日 平成30年6月25日 利益剰余金
平成30年11月14日取締役会 普通株式 2,175 21 平成30年9月30日 平成30年12月10日 利益剰余金

(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

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(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注1)
合計 調整額

(注2)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注3)
化学品事業 食品事業
売上高
(1) 外部顧客への売上高 118,404 52,207 170,611 6,451 177,062 177,062
(2) セグメント間の

内部売上高又は振替高
103 20 123 10,330 10,454 △10,454
118,507 52,227 170,735 16,781 187,516 △10,454 177,062
セグメント利益 15,174 1,191 16,365 500 16,866 △172 16,693

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事及び工事管理、物流業、不動産業等を含んでいます。

2 セグメント利益の調整額△172百万円は、セグメント間取引消去額を含んでいます。

3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注1)
合計 調整額

(注2)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注3)
化学品事業 食品事業 ライフサイエンス事業
売上高
(1) 外部顧客への売上高 129,686 54,036 8,840 192,563 8,718 201,281 201,281
(2) セグメント間の

内部売上高又は振替高
107 20 1 130 10,872 11,003 △11,003
129,794 54,056 8,842 192,694 19,590 212,285 △11,003 201,281
セグメント利益又は損失(△) 15,683 1,026 △830 15,879 872 16,752 △615 16,136

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事及び工事管理、物流業、不動産業等を含んでいます。

2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△615百万円は、セグメント間取引消去額を含んでいます。

3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

2.報告セグメントの変更等に関する事項

第2四半期連結会計期間より、株式を追加取得した日本農薬株式会社及びその子会社を連結の範囲に含めたことにより、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の「化学品事業」「食品事業」に「ライフサイエンス事業」を加えています。

変更後の各報告セグメントの主な製品群及びサービスは次の通りです。

セグメントの名称 主な製品群及びサービス
化学品事業 ポリオレフィン用添加剤、塩ビ用安定剤・可塑剤、難燃剤、

高純度半導体材料、電子回路基板エッチング装置及び薬剤、

光硬化樹脂、光記録材料、エポキシ樹脂、界面活性剤、潤滑油添加剤、プロピレングリコール類、過酸化水素及び誘導品等
食品事業 マーガリン類、ショートニング、フィリング類等
ライフサイエンス事業 農薬、医薬品、医薬部外品、動物用医薬品、木材用薬品、医療材料等

3.報告セグメントごとの資産に関する情報

(子会社の取得による資産の著しい増加)

日本農薬株式会社の株式を取得し、みなし取得日を第2四半期連結会計期間末として連結の範囲に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ、「ライフサイエンス事業」のセグメント資産が、98,035百万円増加しています。

なお、当該セグメント資産は、当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定した金額です。

4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

日本農薬株式会社の株式を取得し、みなし取得日を第2四半期連結会計期間末として連結の範囲に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ、「ライフサイエンス事業」のセグメントにおいて、のれんが7,627百万円増加しています。

なお、のれんの金額は、当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定した金額です。

###### (1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下の通りです。

前第3四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

至 平成30年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 117円97銭 110円20銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 12,136 11,339
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益金額(百万円)
12,136 11,339
普通株式の期中平均株式数(千株) 102,875 102,893

(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。 ###### (重要な後発事象)

該当事項はありません。 #### 2 【その他】

平成30年11月14日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次の通り決議いたしました。

(1) 中間配当による配当金の総額・・・・・・・・2,175百万円

(2) 1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・21円

(3) 支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・平成30年12月10日

(注) 平成30年9月30日現在の株主名簿及び実質株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行っています。 

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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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