Quarterly Report • Nov 13, 2020
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| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2020年11月13日 |
| 【四半期会計期間】 | 第20期第3四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
| 【会社名】 | 株式会社ジーエヌアイグループ |
| 【英訳名】 | GNI Group Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 取締役代表執行役社長兼CEO イン・ルオ |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号 |
| 【電話番号】 | 03(6214)3600(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役代表執行役CFO トーマス・イーストリング |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号 |
| 【電話番号】 | 03(6214)3600(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役代表執行役CFO トーマス・イーストリング |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E05712 21600 株式会社ジーエヌアイグループ GNI Group Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2020-01-01 2020-09-30 Q3 2020-12-31 2019-01-01 2019-09-30 2019-12-31 1 false false false E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:ExchangeDifferencesOnTranslationOfForeignOperationsIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:ShareAcquisitionRightsIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E05712-000 2019-12-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E05712-000 2018-12-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E05712-000 2020-07-01 2020-09-30 E05712-000 2019-07-01 2019-09-30 E05712-000 2020-11-13 E05712-000 2020-09-30 E05712-000 2020-01-01 2020-09-30 E05712-000 2019-09-30 E05712-000 2019-12-31 E05712-000 2019-01-01 2019-09-30 E05712-000 2019-01-01 2019-12-31 E05712-000 2018-12-31 E05712-000 2020-09-30 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第3四半期報告書_20201113163824
| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
|---|---|---|---|---|
| 回次 | 第19期 第3四半期 連結累計期間 |
第20期 第3四半期 連結累計期間 |
第19期 | |
| 会計期間 | 自 2019年1月1日 至 2019年9月30日 |
自 2020年1月1日 至 2020年9月30日 |
自 2019年1月1日 至 2019年12月31日 |
|
| 売上収益 | (千円) | 5,333,815 | 6,953,581 | 7,446,067 |
| (第3四半期連結会計期間) | (1,914,375) | (2,572,775) | ||
| 税引前四半期(当期)利益 | (千円) | 952,762 | 1,379,802 | 1,197,491 |
| 四半期(当期)利益 | (千円) | 735,884 | 897,040 | 629,918 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 | (千円) | 280,079 | 466,972 | 181,841 |
| (第3四半期連結会計期間) | (101,456) | (222,492) | ||
| 四半期(当期)包括利益合計 | (千円) | 275,978 | 620,597 | 397,697 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 | (千円) | △4,262 | 243,891 | 41,811 |
| 親会社の所有者に帰属する部分 | (千円) | 10,919,593 | 10,701,983 | 10,692,126 |
| 資産合計 | (千円) | 20,381,036 | 21,888,137 | 20,607,389 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 6.69 | 10.76 | 4.30 |
| (第3四半期連結会計期間) | (2.39) | (5.12) | ||
| 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 6.50 | 10.43 | 4.17 |
| 親会社所有者帰属部分比率 | (%) | 53.6 | 48.9 | 51.9 |
| 営業活動による正味キャッシュ・フロー | (千円) | 507,817 | 1,249,673 | 788,587 |
| 投資活動による正味キャッシュ・フロー | (千円) | △634,299 | △196,025 | △153,122 |
| 財務活動による正味キャッシュ・フロー | (千円) | 2,662,424 | △92,618 | 2,218,118 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (千円) | 7,300,189 | 8,569,573 | 7,674,361 |
(注)1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.売上収益には、消費税等は含まれておりません。
3.2019年9月4日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「基本的1株当たり四半期(当期)利益」及び「希薄化後1株当たり四半期(当期)利益」を算定しております。
4.上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。
当社グループは、連結財務諸表提出会社(当社)と連結子会社13社で構成されており、その事業内容を医薬品事業と医療機器事業に区分しています。医薬品事業では、中国市場におけるアイスーリュイの製造・販売と、アイスーリュイの追加適応症及びF351を主力とする臨床試験活動を行っております。医療機器事業では、米国を拠点とし、当社グループが独自に開発した医療機器(生体材料)の製造及び販売を行っています。
当第3四半期連結累計期間における、各セグメントに係る主要な関係会社の異動は、概ね次のとおりであります。
<医薬品> 主要な関係会社の異動はありません。
<医療機器>主要な関係会社の異動はありません。
第3四半期報告書_20201113163824
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの事業及び業績への影響につきましては、以下のとおりであります。
当社グループの従業員及び関係者へ新型コロナウイルス感染防止対策を実施するとともに、製品の供給維持を中心とした事業の継続的運営をはかっております。現在、製品供給等の事業運営に関する懸念はございません。
しかしながら、米国における新型コロナウイルス感染拡大の影響は当四半期も継続しており、病院側での患者受け入れの制限は緩和されましたが、患者が外科的措置を受けようとしないため、手術の件数は前年比で減少傾向が続いています。このような状況が全国の医療機器事業に影響を与えております。他方、中国市場での医薬品事業が好調であるため、現時点においては業績予想を修正するには至らないとの見通しであります。また、開発中のプロジェクトによっては、実施中の治験等の進捗が影響を受けております。
今後とも、当社グループの従業員及び関係者への感染防止対策を実施するとともに事業活動及び業績への影響に留意して取り組んで参ります。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは、引き続き新型コロナウイルス感染拡大による影響を考慮しながら、事業計画の遂行を行い、前年同期比で増収、増益を達成いたしました。
売上収益は6,953,581千円となり、前年同期比30.4%増加しました。また、売上総利益も5,828,542千円となり前年同期比24.4%増加しました。これは主に、医薬品事業セグメントの売上が引き続き堅調に推移したことによるものです。
営業利益は1,411,945千円となり、前年同期比30.6%増加しました。売上総利益が増加したことに加え、販売費及び一般管理費を効率的に費消したことにより、収益性が改善したためです。
四半期利益につきましては、897,040千円と前年同期比21.9%増加となりました。
なお、北京コンチネント薬業有限公司(以下、BCという。)の上場申請の事前準備のため、2020年9月に当社グループは肝線維症のF351(中国国内のみ)、急性肝不全・慢性肝不全急性時(ACLF)治療薬のF573、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のF528、肺動脈性肺高血圧症(PAH)のF230について知的財産権をBCに譲渡等いたしました。特にF351の知的財産権は、今後、BCが中国において新薬承認申請(NDA)を行う際に必要となります。
①医薬品事業
主力製品であるアイスーリュイは医薬品事業セグメントの売上収益の約90%を占めており、中国市場での売上収益は引き続き好調であったため、前第3四半期と比較して46.0%増加しました。また、ヘルスケア製品の売上収益も順調に伸びております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は5,756,719千円(前年同期比45.9%増)、セグメント利益は982,683千円(前年同期比149.6%増)となりました。
②医療機器事業
米国における新型コロナウイルス感染拡大の影響は当第3四半期も継続しており、病院側での患者受け入れの制限は緩和されましたが、患者が外科的措置を受けようとしないため、手術の件数は前年比で減少傾向が続いています。このような状況が全国の医療機器産業のビジネスに影響を与えております。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は1,196,861千円(前年同期比13.8%減)、セグメント利益は426,822千円(前年同期比37.9%減)となりました。
当社グループでは、従来の顧客である医療機器業者以外に新たな顧客開拓を行っており、これにより業績の早期回復に努めて参ります。
販売費及び一般管理費並びに研究開発費
(単位:千円)
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 差額 | |
| --- | --- | --- | --- |
| 販売費及び一般管理費 | △3,024,827 | △3,495,866 | △471,038 |
| 人件費 | △1,164,288 | △1,404,315 | △240,026 |
| 研究開発費 | △557,211 | △855,911 | △298,699 |
当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、前第3四半期連結累計期間に比べ471,038千円増加し、3,495,866千円となりました。販売費及び一般管理費の増加は、アイスーリュイ関連のマーケティング費用および人件費の増加に伴うものです。また、研究開発費の増加は、創薬パイプラインおよび研究プログラムへの継続的な投資によるものです。
金融収益及び金融費用
(単位:千円)
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 差額 | |
| --- | --- | --- | --- |
| 金融収益 | 31,709 | 40,068 | 8,358 |
| 金融費用 | △160,142 | △72,211 | 87,931 |
金融収益
当第3四半期連結累計期間の金融収益は、前第3四半期連結累計期間の31,709千円と比べて、8,358千円増加し、40,068千円となりました。
金融費用
当第3四半期連結累計期間の金融費用は、前第3四半期連結累計期間の160,142千円と比べて、87,931千円減少し、72,211千円となりました。この減少は主に当第3四半期連結累計期間における当社および連結子会社の外貨建て資産および負債に関わる為替差損の減少によるものです。
(2)財政状態に関する分析
連結財政状態
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当第3四半期連結会計期間 | 差額 | |
| --- | --- | --- | --- |
| 資産合計 | 20,607,389 | 21,888,137 | 1,280,748 |
| 負債合計 | 7,511,555 | 8,243,681 | 732,125 |
| 資本合計 | 13,095,833 | 13,644,456 | 548,622 |
資産合計
当第3四半期連結会計期間における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,280,748千円増加し、21,888,137千円となりました。
負債合計
当第3四半期連結会計期間における負債合計は、前連結会計年度末に比べて732,125千円増加し、8,243,681千円となりました。
資本合計
当第3四半期連結会計期間における資本合計は、前連結会計年度末に比べて548,622千円増加し、13,644,456千円となりました。
連結キャッシュ・フロー
(単位:千円)
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 差額 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 507,817 | 1,249,673 | 741,856 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △634,299 | △196,025 | 438,274 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 2,662,424 | △92,618 | △2,755,043 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の507,817千円の収入と比べて741,856千円増加し、1,249,673千円の収入となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益の増加によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の634,299千円の支出と比べて438,274千円減少し、196,025千円の支出となりました。主な支出は、有形固定資産の取得による支出であります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の2,662,424千円の収入と比べて2,755,043千円減少し、92,618千円の支出となりました。主な支出は、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。また新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
〔研究活動〕
当社グループの創薬活動はCullgen Inc.(以下、Cullgenという。)とその子会社を中心に展開しており、同社は、新しい創薬基盤技術であるuSMITE™(ユビキチン化を介した標的タンパク質分解誘導技術)を活用した、がん、炎症性疾患及び自己免疫疾患の新たな治療における革新的な新規化合物を見出し、医薬品として開発を行う目的で設立されました。
Cullgenは、標的タンパク質分解技術の重要なステップである新規E3リガンドを特定・評価するための独自のプラットフォームを確立し、7つの新しい分解剤の開発に注力しております。そのうちの1つを2021年中にIND申請することを目指しています。
〔開発活動〕
■アイスーリュイ〔中国語:艾思瑞®、英語:Etuary®(一般名:ピルフェニドン)〕
放射線性肺炎(RP)
当社グループは、アイスーリュイの2番目の適応症として、RP治療薬の第3相臨床試験前パイロット試験を実施しております。これは、反復投与、多施設でのオープン試験を行うものです。前事業年度第2四半期に治験実施計画書の登録基準が変更され、2020年9月末時点で72名の被験者が登録されております。
糖尿病腎症(DN)
DNは、Ⅰ型糖尿病またはⅡ型糖尿病により引き起こされる慢性腎臓病です。中国では9,240万人が糖尿病に脅かされており、このうち20~30%がⅠ型糖尿病またはⅡ型糖尿病を患い、腎疾患を引き起こすと言われております。本第1相臨床試験につきましては、2020年9月末時点で予備研究として14名の治験者が登録されております。
結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)
2016年9月、結合組織疾患の患者の肺の炎症や線維症を引き起こすCTD-ILDの治療に対する4番目のアイスーリュイ適応症のNMPA承認を受けました。このINDの承認により、全身性硬化症(強皮症)と皮膚筋炎(DM)の2つの適応症について、直接第3相臨床試験に移行することが承認されました。
2018年6月には、強皮症およびDMの治療を対象とした第3相臨床試験の各段階において、無作為、二重盲検、プラセボ・コントロール、52週間の試験に第1期被験者を登録しました。強皮症には144名、DM試験には152名の被験者が登録される予定で、2020年9月末時点で、それぞれ12名、33名の被験者が登録されております。
じん肺治療薬(Pneumoconiosis Disease)
2019年5月、当社グループは、アイスーリュイの適応症として、じん肺治療薬としてIND申請に対する承認をNMPAより取得しました。じん肺疾患は、肺に炎症や瘢痕化(線維化)を引き起こす慢性的な肺疾患で、吸い込まれた粉塵や微粒子が、肺の細胞に蓄積することによって引き起こされます。中国には、およそ43万3千人の患者様がおり、更に、適格な診断を受けていない患者様が、最大60万人いると推定されており、中国のみならず、世界中でアンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)が存在しております。北京コンチネント薬業有限公司は、病院と提携して治験実施計画書を策定し、第3相臨床試験の準備を進めて参ります。
■F351(肝線維症等治療薬)
F351(一般名:ヒドロニドン)は、当社グループの医薬品ポートフォリオにおける重要な創薬候補化合物であり、他の世界の主要医薬品市場へ臨床開発活動を拡大する戦略の重要な部分を占めています。
F351は、アイスーリュイの誘導体である新規開発化合物であり、肝星細胞の増殖及び内臓の線維化に重要な役割を果たすTGF-β伝達経路の両方の阻害剤です。当社グループは中国、日本、豪州、カナダ、米国及び欧州各国を含む主要な国でのF351の特許権を保有しております。
中国 - 2020年8月にF351の第2相臨床試験が完了いたしました。本臨床試験は中国におけるB型肝炎ウイルス由
来の肝線維症患者に対するF351の安全性ならびに有効性を検証する無作為、二重盲検、プラセボ・コントロール、多施設、用量逓増試験です。
無作為抽出された168名の患者について、4つの用量逓増グループ(プラセボ、180mg/日(60mgを1日3回)、270mg/日(90mgを1日3回)、360mg/日(120mgを日3回))を設定し、第1のエンドポイント評価項目として、F351の処方前と処方後の肝生検による病理解析においてIshak Scoring SystemによるIshakスコアの軽減度合いとしました。それに次ぐエンドポイント評価項目として、B型肝炎ウイルスDNAの滴定量の減少、フィブロスキャンによる肝硬度の減少、肝炎の炎症スコアの減少、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)数値の改善、などが測定されました。本臨床試験では52週間の治療後の第1エンドポイント評価項目における肝線維症のIshakスコアについてプラセボ群(p=0.025)に対して統計的に有意な改善結果が得られ、270mg/日(90mgを1日3回)のグループが最も良好なIshakスコアを示しました。これは2018年9月に第2相臨床試験中間解析において独立データモニタリング委員会(IDMC)が示した安全性・有効性に関する報告と一致しております。
2020年9月26日には第2相臨床試験の最終報告会が上海で開催され、8つの臨床センターの関係者が出席し、F351が肝線維症患者にとって、安全かつ効果的であると結論付けました。
なお、冒頭で述べましたようにF351の中国における知的財産権は2020年9月にBCへ譲渡いたしました。
米国 - 米国の開発活動は、中国の第2相臨床試験の結果が発表されるまで一時保留しておりましたが、当社グ
ループは、中国における第2相臨床試験で収集されたデータに基づき、米国で実施可能な第2相臨床試験の疾患適応および用法・用量をすべく、検討しております。
■タミバロテン(急性前骨髄球性白血病(APL)治療薬)
タミバロテンはAPLの治療薬です。APLは急性骨髄性白血病の一種で、前骨髄球が「がん化」する白血病です。共同開発者である東光薬品工業株式会社および当社グループのGNI Hong Kong Limitedは、2015年10月に「アムノレイク®錠2mg (一般名:タミバロテン)」を輸入医薬品としてNMPAに登録申請いたしました。
その後、東光製薬工業株式会社は、NMPAの審査やNMPAから求められた追加データを提出しましたが、この申請は却下されました。ただし、NMPAは臨床試験を継続することによる再申請の可能性も示しておりますので、当社は追加試験を行い許可取得に向けた今後の進め方を東光製薬工業株式会社と協議して参ります。
■F573(急性肝不全・慢性肝不全急性時(ACLF)治療薬)
F573はアイスーリュイ及びF351に次ぐ3番目の創薬候補化合物として、カスパーゼを阻害する可能性を持つ強いジペプチド化合物であり、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、アルコール性肝硬変による重症肝炎に関連して発生する細胞死や炎症反応に重要な化合物です。
2019年3月にF573に関する権利はGNI Hong Kong LimitedよりContinent Pharmaceutical Inc.に譲渡されており、当社グループは治験実施計画書を作成し、第1相臨床試験実施の準備をしておりました。2020年9月に仁安病院より第1相臨床試験実施の承認を受け、第1相臨床試験において使用する人類遺伝子情報の届け出をHGRA(Human Genetics Resources Administration)に提出しております。なお、冒頭で述べましたようにF573の知的財産権は2020年9月にBCへ譲渡いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、855,911千円となりました。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結はありません。
第3四半期報告書_20201113163824
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| --- | --- |
| 普通株式 | 90,000,000 |
| 計 | 90,000,000 |
| 種類 | 第3四半期会計期間末現在発行数(株) (2020年9月30日) |
提出日現在発行数(株) (2020年11月13日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
| 普通株式 | 43,508,649 | 43,513,149 | 東京証券取引所 (マザーズ) |
単元株式数100株 |
| 計 | 43,508,649 | 43,513,149 | - | - |
(注)提出日現在発行数には、2020年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
当第3四半期会計期間において発行した新株予約権は、次のとおりであります。
2020年6月19日取締役会決議(第45回新株予約権)
| 決議年月日 | 2020年6月19日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社の取締役 7 当社の従業員 4 子会社の取締役 1 子会社の従業員 2 |
| 新株予約権の数(個)※ | 19,750 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ | 普通株式 1,975,000 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円)※ | 1,634 |
| 新株予約権の行使期間※ | 自 2022年4月1日 至 2030年4月22日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格と資本組入額※ | 1.新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式1株の発行価格 本新株予約権の行使により交付する当社普通株式1株の発行価格は、行使請求に係る各本新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の総額に、行使請求に係る各本新株予約権の発行価額の総額を加えた額を、別記「新株予約権の目的となる株式の数」欄記載の対象株式数で除した額とする。 2.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本 金及び資本準備金 本新株予約権の行使により当社普通株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし(計算の結果1円未満の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額とする。)、当該資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額を増加する資本準備金の額とする。 |
| 新株予約権の行使の条件※ | 1.本新株予約権の割当てを受けた者(以下、「新株予約権者」とい う。)は、2021年12月期または2022年12月期のいずれかの事業年 度において当社の有価証券報告書に記載される売上総利益が、下 記に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割り当てら れた新株予約権のうち当該各号に掲げる割合(以下、「行使可能 割合」という。)を限度として当該売上総利益の水準を最初に充 たした期の有価証券報告書の提出日の翌月1日から行使すること ができる。 (a)2021年12月期の売上総利益が11,920百万円を超過した場合 行使可能割合:50% (b)2022年12月期の売上総利益が16,960百万円を超過した場合 行使可能割合:100% なお、売上総利益の判定においては、当社の有価証券報告書に記載される連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合、損益計算書)における売上総利益を参照するものとし、参照すべき項目の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を当社取締役会にて定めるものとする。 また、行使可能割合の計算において、各新株予約権者の行使可能な本新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とする。 |
| 新株予約権の行使の条件※ | 2.新株予約権者が死亡した場合、新株予約権者の相続人がこれを行 使することができる。 3.本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点 における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本 新株予約権の行使を行うことはできない。 4.各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。 5.上記1に記載した2021年12月期又は2021年12月期の連結損益計算書 の確定前に、(1)当社が消滅会社となる合併契約が株主総会で承認 されたとき、又は当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは 株式移転計画が株主総会で承認されたとき(ただし、いずれの場 合でも、存続会社又は当社の完全親会社の新株予約権が新たに発 行される場合を除く。)、(2)当社の全て若しくは実質的に全ての 資産が売却されるとき、又は(3)当社の総株主の議決権の50%に相 当する株式を第三者が取得するときには、上記にかかわらず、当 社はその旨新株予約権者に通知し、新株予約権者は当該通知受領 後15日間、割当てを受けた新株予約権のうち未行使のもの全てを 行使することができる。 6.新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社また は当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要し ないものとする。 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項※ | 譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとする。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※ | 該当事項はありません。 |
※ 新株予約権の発行時(2020年7月6日)における内容を記載しております。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
年月日
発行済株式総数
増減数(株)
発行済株式総数
残高(株)
資本金増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金
増減額(千円)
資本準備金残高(千円)
2020年7月1日~2020年9月30日
| 103,200 |
43,508,649
| 48,944 |
8,265,650
| 48,944 |
8,225,650
(注)新株予約権の行使による増加であります。
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
| 2020年9月30日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) | - | - | |
| 普通株式 | 1,200 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 43,390,200 | 433,902 | - |
| 単元未満株式数 | 普通株式 | 14,049 | - | - |
| 発行済株式総数 | 43,405,449 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 433,902 | - |
(注)当第3四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載すること
ができないことから、直前の基準日(2020年6月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
| 2020年9月30日現在 | ||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式) 株式会社 ジーエヌアイグループ |
東京都中央区日本橋本町 二丁目2番2号 |
1,200 | 1,200 | 0.00 |
| 計 | - | 1,200 | 1,200 | 0.00 |
前事業年度の有価証券報告書提出後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
第3四半期報告書_20201113163824
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
| (単位:千円) | ||||
| 注記 番号 |
前連結会計年度 (2019年12月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2020年9月30日) |
||
| 資産 | ||||
| 非流動資産 | ||||
| 有形固定資産 | 2,399,936 | 2,382,653 | ||
| 使用権資産 | 393,696 | 748,000 | ||
| のれん | 4,768,650 | 4,608,540 | ||
| その他の無形資産 | 1,843,081 | 1,741,856 | ||
| 繰延税金資産 | 16 | 16 | ||
| その他の金融資産 | 6 | 599,385 | 581,776 | |
| その他の非流動資産 | 361,390 | - | ||
| 非流動資産合計 | 10,366,157 | 10,062,843 | ||
| 流動資産 | ||||
| 棚卸資産 | 806,978 | 913,414 | ||
| 営業債権及びその他の債権 | 1,188,778 | 1,547,171 | ||
| その他の金融資産 | 6 | 403,237 | 405,037 | |
| その他の流動資産 | 167,877 | 390,097 | ||
| 現金及び現金同等物 | 7,674,361 | 8,569,573 | ||
| 流動資産合計 | 10,241,232 | 11,825,294 | ||
| 資産合計 | 20,607,389 | 21,888,137 | ||
| 負債及び資本 | ||||
| 非流動負債 | ||||
| 借入金 | 6 | 981,950 | 724,473 | |
| リース負債 | 174,871 | 242,793 | ||
| 繰延税金負債 | 216,196 | 254,433 | ||
| その他の金融負債 | 6 | 2,753,815 | 2,699,714 | |
| その他の非流動負債 | 168,547 | 165,447 | ||
| 非流動負債合計 | 4,295,382 | 4,086,863 | ||
| 流動負債 | ||||
| 営業債務及びその他の債務 | 271,812 | 488,235 | ||
| 借入金 | 6 | 690,823 | 1,109,308 | |
| リース負債 | 190,840 | 86,722 | ||
| 未払法人所得税 | 185,565 | 219,854 | ||
| その他の金融負債 | 6 | 1,375,982 | 1,487,661 | |
| その他の流動負債 | 501,147 | 765,035 | ||
| 流動負債合計 | 3,216,173 | 4,156,817 | ||
| 負債合計 | 7,511,555 | 8,243,681 | ||
| 資本 | ||||
| 資本金 | 11 | 8,212,985 | 8,265,650 | |
| 資本剰余金 | 10,11 | 4,273,412 | 3,899,798 | |
| 自己株式 | △472 | △472 | ||
| 利益剰余金 | △1,764,904 | △1,297,931 | ||
| その他の資本の構成要素 | 10 | △28,894 | △165,060 | |
| 親会社の所有者に帰属する部分合計 | 10,692,126 | 10,701,983 | ||
| 非支配持分 | 10 | 2,403,706 | 2,942,472 | |
| 資本合計 | 13,095,833 | 13,644,456 | ||
| 資本及び負債の合計 | 20,607,389 | 21,888,137 |
| (単位:千円) | ||||
| 注記 番号 |
前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) |
||
| 売上収益 | 8 | 5,333,815 | 6,953,581 | |
| 売上原価 | △649,992 | △1,125,039 | ||
| 売上総利益 | 4,683,823 | 5,828,542 | ||
| 販売費及び一般管理費 | △3,024,827 | △3,495,866 | ||
| 研究開発費 | △557,211 | △855,911 | ||
| その他の収益 | 12,669 | 16,858 | ||
| その他の費用 | △33,259 | △81,678 | ||
| 営業利益 | 1,081,196 | 1,411,945 | ||
| 金融収益 | 9 | 31,709 | 40,068 | |
| 金融費用 | 9 | △160,142 | △72,211 | |
| 税引前四半期利益 | 952,762 | 1,379,802 | ||
| 法人所得税費用 | △216,877 | △482,762 | ||
| 四半期利益 | 735,884 | 897,040 | ||
| 四半期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | 280,079 | 466,972 | ||
| 非支配持分 | 455,804 | 430,067 | ||
| 1株当たり四半期利益 | ||||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 7 | 6.69 | 10.76 | |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 7 | 6.50 | 10.43 |
| (単位:千円) | ||||
| 注記 番号 |
前第3四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
||
| 売上収益 | 1,914,375 | 2,572,775 | ||
| 売上原価 | △255,702 | △383,971 | ||
| 売上総利益 | 1,658,673 | 2,188,803 | ||
| 販売費及び一般管理費 | △979,683 | △1,283,251 | ||
| 研究開発費 | △252,850 | △273,442 | ||
| その他の収益 | 597 | △45,905 | ||
| その他の費用 | △26,992 | △35,984 | ||
| 営業利益 | 399,744 | 550,219 | ||
| 金融収益 | 518 | 15,544 | ||
| 金融費用 | △51,485 | △3,845 | ||
| 税引前四半期利益 | 348,778 | 561,918 | ||
| 法人所得税費用 | △114,039 | △191,667 | ||
| 四半期利益 | 234,738 | 370,250 | ||
| 四半期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | 101,456 | 222,492 | ||
| 非支配持分 | 133,282 | 147,757 | ||
| 1株当たり四半期利益 | ||||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 7 | 2.39 | 5.12 | |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 7 | 2.31 | 4.94 |
| (単位:千円) | ||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) |
|||
| 四半期利益 | 735,884 | 897,040 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 純損益にその後に振替えられる可能性のある項目 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △459,906 | △276,442 | ||
| その他の包括利益合計 | △459,906 | △276,442 | ||
| 四半期包括利益合計 | 275,978 | 620,597 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | △4,262 | 243,891 | ||
| 非支配持分 | 280,240 | 376,705 |
| (単位:千円) | ||||
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
|||
| 四半期利益 | 234,738 | 370,250 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 純損益にその後に振替えられる可能性のある項目 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △100,571 | △15,232 | ||
| その他の包括利益合計 | △100,571 | △15,232 | ||
| 四半期包括利益合計 | 134,167 | 355,018 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | 71,504 | 163,918 | ||
| 非支配持分 | 62,663 | 191,099 |
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 注記 番号 |
親会社の所有者に帰属する部分 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 自己株式 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | ||||
| 新株予約権 | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||||
| 2019年1月1日残高 | 7,511,950 | 3,352,602 | △407 | △1,946,745 | 68,836 | 28,838 | 97,675 | |
| 四半期利益 | - | - | - | 280,079 | - | - | - | |
| その他の包括利益 | - | - | - | - | - | △284,342 | △284,342 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | - | 280,079 | - | △284,342 | △284,342 | |
| 支配継続子会社に対する持分の変動 | 10 | - | 452,631 | - | - | - | △1,480 | △1,480 |
| 分配金の支払 | - | - | - | - | - | - | - | |
| 新株の発行 | 11 | 693,806 | 693,806 | - | - | △41,098 | - | △41,098 |
| 新株予約権の戻入 | - | 631 | - | - | △631 | - | △631 | |
| 株式発行費用 | - | △5,165 | - | - | - | - | - | |
| 株式報酬取引 | - | - | - | - | 28,314 | - | 28,314 | |
| 非支配持分への売建プット・オプション負債の変動 | 6 | - | 113,027 | - | - | - | △25,060 | △25,060 |
| 所有者との取引額合計 | 693,806 | 1,254,931 | - | - | △13,415 | △26,540 | △39,956 | |
| 2019年9月30日残高 | 8,205,756 | 4,607,534 | △407 | △1,666,665 | 55,420 | △282,044 | △226,623 |
| 注記 番号 |
親会社の所有者に帰属する部分 | 非支配持分 | 資本合計 | |
| 合計 | ||||
| 2019年1月1日残高 | 9,015,074 | 992,861 | 10,007,936 | |
| 四半期利益 | 280,079 | 455,804 | 735,884 | |
| その他の包括利益 | △284,342 | △175,564 | △459,906 | |
| 四半期包括利益合計 | △4,262 | 280,240 | 275,978 | |
| 支配継続子会社に対する持分の変動 | 10 | 451,151 | 1,325,784 | 1,776,936 |
| 分配金の支払 | - | △96,795 | △96,795 | |
| 新株の発行 | 11 | 1,346,513 | - | 1,346,513 |
| 新株予約権の戻入 | - | - | - | |
| 株式発行費用 | △5,165 | - | △5,165 | |
| 株式報酬取引 | 28,314 | - | 28,314 | |
| 非支配持分への売建プット・オプション負債の変動 | 6 | 87,966 | △103,465 | △15,498 |
| 所有者との取引額合計 | 1,908,781 | 1,125,523 | 3,034,305 | |
| 2019年9月30日残高 | 10,919,593 | 2,398,626 | 13,318,220 |
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 注記 番号 |
親会社の所有者に帰属する部分 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 自己株式 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | ||||
| 新株予約権 | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||||
| 2020年1月1日残高 | 8,212,985 | 4,273,412 | △472 | △1,764,904 | 96,199 | △125,094 | △28,894 | |
| 四半期利益 | - | - | - | 466,972 | - | - | - | |
| その他の包括利益 | - | - | - | - | - | △223,080 | △223,080 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | - | 466,972 | - | △223,080 | △223,080 | |
| 支配継続子会社に対する持分の変動 | 10 | - | △218,801 | - | - | - | 63,035 | 63,035 |
| 分配金の支払 | - | - | - | - | - | - | - | |
| 新株の発行 | 11 | 52,664 | 52,664 | - | - | △4,016 | - | △4,016 |
| 新株予約権の発行 | - | - | - | - | 21,725 | - | 21,725 | |
| 株式報酬取引 | - | - | - | - | 38,832 | - | 38,832 | |
| 非支配持分への売建プット・オプション負債の変動 | 6 | - | △51,652 | - | - | - | △32,662 | △32,662 |
| その他 | - | △155,823 | - | - | - | - | - | |
| 所有者との取引額合計 | 52,664 | △373,613 | - | - | 56,541 | 30,373 | 86,914 | |
| 2020年9月30日残高 | 8,265,650 | 3,899,798 | △472 | △1,297,931 | 152,741 | △317,801 | △165,060 |
| 注記 番号 |
親会社の所有者に帰属する部分 | 非支配持分 | 資本合計 | |
| 合計 | ||||
| 2020年1月1日残高 | 10,692,126 | 2,403,706 | 13,095,833 | |
| 四半期利益 | 466,972 | 430,067 | 897,040 | |
| その他の包括利益 | △223,080 | △53,361 | △276,442 | |
| 四半期包括利益合計 | 243,891 | 376,705 | 620,597 | |
| 支配継続子会社に対する持分の変動 | 10 | △155,765 | 115,218 | △40,546 |
| 分配金の支払 | - | △189,459 | △189,459 | |
| 新株の発行 | 11 | 101,312 | - | 101,312 |
| 新株予約権の発行 | 21,725 | - | 21,725 | |
| 株式報酬取引 | 38,832 | - | 38,832 | |
| 非支配持分への売建プット・オプション負債の変動 | 6 | △84,315 | 80,476 | △3,838 |
| その他 | △155,823 | 155,823 | - | |
| 所有者との取引額合計 | △234,034 | 162,059 | △71,974 | |
| 2020年9月30日残高 | 10,701,983 | 2,942,472 | 13,644,456 |
| (単位:千円) | ||||
| 注記 番号 |
前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) |
||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 税引前四半期利益 | 952,762 | 1,379,802 | ||
| 減価償却費 | 173,741 | 210,936 | ||
| 営業債権及びその他の債権の増減額 | △267,877 | △103,814 | ||
| 営業債務及びその他の債務の増減額 | 22,451 | 33,788 | ||
| 棚卸資産の増減額 | △164,562 | △120,735 | ||
| 金融収益及び金融費用 | 142,442 | 3,019 | ||
| その他 | △142,520 | 235,202 | ||
| 小計 | 716,437 | 1,638,199 | ||
| 利息の受取額 | 29,081 | 42,658 | ||
| 利息の支払額 | △50,010 | △38,461 | ||
| 法人所得税の支払額 | △187,691 | △392,722 | ||
| 営業活動による正味キャッシュ・フロー | 507,817 | 1,249,673 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 定期預金の純増減額(△は増加) | △177,925 | - | ||
| 有形固定資産の取得による支出 | 12 | △293,323 | △138,277 | |
| 有形固定資産の売却による収入 | 2,071 | - | ||
| 使用権資産の取得による支出 | - | △43,083 | ||
| 無形資産の取得による支出 | △45,224 | △19,754 | ||
| 差入保証金・敷金の増加による支出 | △14,532 | - | ||
| 貸付金の回収による収入 | 5,089 | 5,089 | ||
| 投資有価証券の取得による支出 | △110,454 | - | ||
| 投資活動による正味キャッシュ・フロー | △634,299 | △196,025 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 短期借入金増減額 | △3,687 | 232,166 | ||
| 長期借入金の返済による支出 | △313,980 | △75,000 | ||
| 新株予約権の行使による株式の発行による収入 | 11 | 1,346,513 | 101,312 | |
| 新株予約権の発行による収入 | - | 21,725 | ||
| 非支配持分からの払込による収入 | 10 | 1,775,840 | 142,074 | |
| 非支配持分への分配金の支払による支出 | △96,795 | △189,459 | ||
| 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 | - | △265,707 | ||
| リース負債の返済による支出 | △45,465 | △59,730 | ||
| 財務活動による正味キャッシュ・フロー | 2,662,424 | △92,618 | ||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △105,515 | △65,817 | ||
| 現金及び現金同等物の増減額 | 2,430,427 | 895,211 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 4,869,762 | 7,674,361 | ||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 7,300,189 | 8,569,573 |
株式会社ジーエヌアイグループ(以下、「当社」)は日本国に所在する株式会社です。登記されている事務所の住所及び事業の主たる場所は、東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号です。当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)は医薬品関連事業及び医療機器関連事業を行っております。
当社の連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司、上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.及び上海リーフ国際貿易有限公司は、中国における臨床試験、医薬品の開発及び製造販売、抗体製造販売、創薬関連の研究受託等の医薬品関連事業を行っております。米国においては、連結子会社のGNI USA, Inc.及びCullgen Inc.が医薬品開発を行っております。
当社の連結子会社であるBerkeley Advanced Biomaterials LLCは、生体材料を含む医療機器の開発、製造及び販売等の医療機器関連事業を行っております。
当社グループの2020年9月30日に終了する第3四半期連結会計期間の要約四半期連結財務諸表は、2020年11月13日に取締役代表執行役社長兼CEOイン・ルオ及び取締役代表執行役CFOトーマス・イーストリングによって承認されております。
(1)IFRSに準拠している旨の事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
当社グループは、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適用しております。
本要約四半期連結財務諸表には年次の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、2019年12月31日に終了した連結会計年度の当社グループの連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、(3.重要な会計方針)で記載されているとおり、公正価値で測定されている金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満を切り捨てて表示しております。
本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同様であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
要約四半期連結財務諸表の作成に当たり、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り、判断及び仮定の設定を行っております。
会計上の見積りの結果は、その性質上、実際の結果とは異なる可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直され、会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識されます。
本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り、判断及び仮定の設定は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。
重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断については、現時点で入手し得る最新の情報に基づいて行っておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響については、感染拡大の規模や終息時期の見通しが依然不透明な状況にあります。しかしながら、中国で経済活動が徐々に再開されているのを起点として、今後各地域において経済活動が再開されるのに伴い、治験の進捗及び需要が回復すると仮定しております。したがって、前連結会計年度末時点において予測した状況からの変更は見込んでおりません。
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、その事業内容を医薬品事業と医療機器事業の二つに区分しております。医薬品事業では、医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究などを行っており、医療機器事業では、生体材料を含む医療機器の研究開発、製造及び販売を行っております。
各報告セグメントの主要製品は以下のとおりであります。
| 報告セグメント | 会社名 | 主要製品 | |
| 医薬品事業 | 株式会社ジーエヌアイグループ、北京コンチネント薬業有限公司、 上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.、GNI USA, Inc.、Cullgen Inc.、上海リーフ国際貿易有限公司 |
アイスーリュイ、医薬品開発、その他医薬品、試薬 | |
| 医療機器事業 | Berkeley Advanced Biomaterials LLC | 生体材料 |
(2)報告セグメントの売上収益及び損益
当社グループの報告セグメント情報は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
| (単位:千円) | |||||
| 報告セグメント | 調整額 | 連結 | |||
| 医薬品事業 | 医療機器事業 | 合計 | |||
| 売上収益 | |||||
| (1)外部顧客への売上収益 | 3,945,279 | 1,388,535 | 5,333,815 | - | 5,333,815 |
| (2)セグメント間の内部売上収益又は振替高 | - | - | - | - | - |
| 計 | 3,945,279 | 1,388,535 | 5,333,815 | - | 5,333,815 |
| セグメント利益 | 393,648 | 687,041 | 1,080,689 | 506 | 1,081,196 |
| 金融収益 | 31,709 | ||||
| 金融費用 | △160,142 | ||||
| 税引前四半期利益 | 952,762 |
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
| (単位:千円) | |||||
| 報告セグメント | 調整額 | 連結 | |||
| 医薬品事業 | 医療機器事業 | 合計 | |||
| 売上収益 | |||||
| (1)外部顧客への売上収益 | 5,756,719 | 1,196,861 | 6,953,581 | - | 6,953,581 |
| (2)セグメント間の内部売上収益又は振替高 | - | 15,292 | 15,292 | △15,292 | - |
| 計 | 5,756,719 | 1,212,154 | 6,968,874 | △15,292 | 6,953,581 |
| セグメント利益 | 982,683 | 426,822 | 1,409,505 | 2,439 | 1,411,945 |
| 金融収益 | 40,068 | ||||
| 金融費用 | △72,211 | ||||
| 税引前四半期利益 | 1,379,802 |
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
(1)金融商品の公正価値
金融資産および負債の公正価値及び要約四半期連結財政状態計算書における帳簿価額は以下のとおりです。
| (単位:千円) |
| 前連結会計年度末 (2019年12月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2020年9月30日) |
|||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 金融資産 | ||||
| 敷金保証金 | 41,685 | 41,374 | 41,542 | 41,109 |
| 貸付金 | 29,970 | 31,962 | 24,881 | 26,243 |
| 出資金 | 534,514 | 534,514 | 527,229 | 527,229 |
| 計 | 606,171 | 607,852 | 593,652 | 594,582 |
| 金融負債 | ||||
| 借入金 | 1,672,774 | 1,662,526 | 1,833,782 | 1,820,096 |
| 預り保証金 | 7,894 | 7,894 | 61,632 | 61,632 |
| 非支配持分に係る売建プット・オプション負債 | 4,121,904 | 4,121,904 | 4,125,742 | 4,125,742 |
| 計 | 5,802,572 | 5,792,325 | 6,021,158 | 6,007,472 |
(2)公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり算定しております。
(敷金保証金及び貸付金)
敷金保証金及び貸付金は契約ごとに分類し、その契約期間に応じて国債の利回り等適切な指標に信用リスクを加味した利率で割り引く方法より、公正価値を見積っております。
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
長期借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法により、公正価値を見積っております。
ただし、変動金利による長期借入金は、短期間で市場金利を反映し、また、信用状態は実行後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(出資金)
出資金は、非上場会社の持分であるため、純資産価値に基づき一定の調整を加える評価技法を用いております。
(預り保証金)
預り保証金は、その将来キャッシュ・フローを期日までの期間に応じて国債の利回り等適切な指標に信用リスクを加味した利率で割り引く方法により、公正価値を見積っております。
(非支配持分に係る売建プット・オプション負債)
非支配持分に係る売建プット・オプション負債は、将来キャッシュ・フローを割り引く方法により、償還金額の現在価値を見積っております。なお、現在価値は帳簿価額に近似しております。
(上記以外の金融商品)
上記以外の金融商品は主に短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(3)公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値は、公正価値の測定に利用するインプットをもとに、それぞれのレベルを以下のように分類しております。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定された公正価値
レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定された公正価値
公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:千円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 金融資産 | ||||
| 償却原価で測定される金融資産 | ||||
| 敷金保証金 | - | 41,374 | - | 41,374 |
| 貸付金 | - | 31,962 | - | 31,962 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 出資金 | - | - | 534,514 | 534,514 |
| 計 | - | 73,337 | 534,514 | 607,851 |
| 金融負債 | ||||
| 償却原価で測定される金融負債 | ||||
| 借入金 | - | 1,662,526 | - | 1,662,526 |
| 預り保証金 | - | 7,894 | - | 7,894 |
| 非支配持分に係る売建プット・オプション負債 | - | - | 4,121,904 | 4,121,904 |
| 計 | - | 1,670,420 | 4,121,904 | 5,792,325 |
当第3四半期連結会計期間(2020年9月30日)
(単位:千円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 金融資産 | ||||
| 償却原価で測定される金融資産 | ||||
| 敷金保証金 | - | 41,109 | - | 41,109 |
| 貸付金 | - | 26,243 | - | 26,243 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 出資金 | - | - | 527,229 | 527,229 |
| 計 | - | 67,353 | 527,229 | 594,582 |
| 金融負債 | ||||
| 償却原価で測定される金融負債 | ||||
| 借入金 | - | 1,820,096 | - | 1,820,096 |
| 預り保証金 | - | 61,632 | - | 61,632 |
| 非支配持分に係る売建プット・オプション負債 | - | - | 4,125,742 | 4,125,742 |
| 計 | - | 1,881,729 | 4,125,742 | 6,007,472 |
レベル3に区分される金融商品については、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、重要な変動は生じておりません。
(1)基本的1株当たり四半期利益
各第3四半期連結累計期間における基本的1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりです。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円) | 280,079 | 466,972 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 41,893,349 | 43,412,312 |
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 6.69 | 10.76 |
各第3四半期連結会計期間における基本的1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりです。
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円) | 101,456 | 222,492 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 42,431,172 | 43,436,919 |
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 2.39 | 5.12 |
(2)希薄化後1株当たり四半期利益
各第3四半期連結累計期間における希薄化後1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりです。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円) | 280,079 | 466,972 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 41,893,349 | 43,412,312 |
| 希薄化効果の影響調整: | ||
| ストック・オプション(株) | 1,191,733 | 1,372,743 |
| 希薄化効果後期中平均株式数(株) | 43,085,082 | 44,785,055 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 6.50 | 10.43 |
各第3四半期連結会計期間における希薄化後1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりです。
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) |
|
| --- | --- | --- |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円) | 101,456 | 222,492 |
| 発行済普通株式の期中平均株式数(株) | 42,431,172 | 43,436,919 |
| 希薄化効果の影響調整: | ||
| ストック・オプション(株) | 1,527,133 | 1,609,174 |
| 希薄化効果後期中平均株式数(株) | 43,958,305 | 45,046,093 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 2.31 | 4.94 |
(注)当社は、2019年9月4日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前第3四半期連結累計期間の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化後1株当たり四半期利益」を算定しております。
当社グループは、医薬品事業及び医療機器事業を基本にして組織が構成されており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しています。
これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益の関連は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
| 医薬品事業 | 医療機器事業 | 合計 | ||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 日本 | 19,023 | - | 19,023 | |
| 中国 | 3,926,256 | - | 3,926,256 | |
| 米国 | - | 1,388,535 | 1,388,535 | |
| 合計 | 3,945,279 | 1,388,535 | 5,333,815 |
医薬品事業では、医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究等を行っており、国内外の卸売業者、医療機関、研究期間等を主な顧客としております。
医療品機器事業では、生体材料を含む医療機器の研究開発、製造及び販売を行っており、国内外の卸売業者、医療機関等を主な顧客としております。
これらの事業における製品の販売等に係る収益は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一の会計方針に従って、会計処理をしております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
| 医薬品事業 | 医療機器事業 | 合計 | ||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 日本 | 12,332 | - | 12,332 | |
| 中国 | 5,744,386 | - | 5,744,386 | |
| 米国 | - | 1,196,861 | 1,196,861 | |
| 合計 | 5,756,719 | 1,196,861 | 6,953,581 |
医薬品事業では、医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究等を行っており、国内外の卸売業者、医療機関、研究機関等を主な顧客としております。
医療品機器事業では、生体材料を含む医療機器の研究開発、製造及び販売を行っており、国内外の卸売業者、医療機関等を主な顧客としております。
これらの事業における製品の販売等に係る収益は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一の会計方針に従って、会計処理をしております。
当第3四半期連結累計期間における金融収益40,068千円には、主に受取利息が含まれており、金融費用72,211千円には、主に支払利息及び為替差損が含まれております。
前第3四半期連結累計期間においては、2019年2月に、Continent Pharmaceuticals Inc.がGNI USA Inc.から同社が投資有価証券として所有しているIriSys LLCの15.02%の持分、さらに、GNI Hong Kong Limitedから同社が所有しているF573の権利をそれぞれ現物出資により取得しました。その結果、非支配持分が36,427千円減少し、資本剰余金と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ29,971千円、6,455千円増加しました。
2019年4月に、Cullgen Inc.が大手グローバルベンチャーキャピタルであるSequoia Capital Chinaと
Highlight Capitalから1,600万米ドルのシリーズA投資を受けました。当該投資に対して同社は優先株式を発行しております。当該優先株式は当社グループにおいて、全体として資本性金融商品に分類された結果、非支配持分と資本剰余金がそれぞれ1,318,033千円と464,859千円増加し、在外営業活動体の換算差額が7,052千円減少しました。なお、当該優先株式は、発行後5年が経過した後の状況変化により再分類される可能性があります。
当第3四半期連結累計期間においては、2020年9月に、Continent Pharmaceuticals Inc.による一部の非支配株主の株式の買い戻し、及び北京コンチネント薬業有限公司による第3者割当による新株の発行が行われました。その結果、資本剰余金が218,801千円減少し、非支配持分と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ115,218千円と63,035千円増加しました。
新株予約権の行使による株式の発行による収入
前第3四半期連結累計期間において、新株予約権の一部について権利行使があり、693,806千円を資本金に、693,806千円を資本剰余金に組み入れております。
当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の一部について権利行使があり、52,664千円を資本金に、52,664千円を資本剰余金に組み入れております。
当第3四半期連結累計期間の有形固定資産の取得による支出138,277千円は、主に連結子会社北京コンチネント薬業有限公司及びCullgen (Shanghai) Inc.が行った有形固定資産の取得によるものです。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
第3四半期報告書_20201113163824
該当事項はありません。
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