Quarterly Report • Feb 5, 2021
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| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2021年2月5日 |
| 【四半期会計期間】 | 第4期第3四半期(自2020年10月1日 至2020年12月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社雪国まいたけ |
| 【英訳名】 | YUKIGUNI MAITAKE CO., LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 足利 厳 |
| 【本店の所在の場所】 | 新潟県南魚沼市余川89番地 |
| 【電話番号】 | 025(778)0111(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 経営企画本部長 兼 経営企画部長 兼 IR・広報部長 小室 雅裕 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 新潟県南魚沼市余川89番地 |
| 【電話番号】 | 025(778)0111(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 経営企画本部長 兼 経営企画部長 兼 IR・広報部長 小室 雅裕 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E00007 13750 株式会社雪国まいたけ YUKIGUNI MAITAKE CO., LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2020-04-01 2020-12-31 Q3 2021-03-31 2019-04-01 2019-12-31 2020-03-31 1 false false false E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E00007-000:MushroomBusinessReportableSegmentMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E00007-000:MushroomBusinessReportableSegmentMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2021-02-05 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E00007-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2020-12-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2020-03-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2019-12-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:NonControllingInterestsIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E00007-000 2019-03-31 jpigp_cor:ShareCapitalIFRSMember E00007-000 2021-02-05 E00007-000 2020-12-31 E00007-000 2020-10-01 2020-12-31 E00007-000 2020-04-01 2020-12-31 E00007-000 2019-12-31 E00007-000 2019-10-01 2019-12-31 E00007-000 2019-04-01 2019-12-31 E00007-000 2020-03-31 E00007-000 2019-04-01 2020-03-31 E00007-000 2019-03-31 xbrli:shares xbrli:pure iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares
第3四半期報告書_20210204150215
| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
|---|---|---|---|---|
| 回次 | 第3期 第3四半期 連結累計期間 |
第4期 第3四半期 連結累計期間 |
第3期 | |
| 会計期間 | 自2019年4月1日 至2019年12月31日 |
自2020年4月1日 至2020年12月31日 |
自2019年4月1日 至2020年3月31日 |
|
| 収益 | (百万円) | 38,726 | 39,712 | 50,759 |
| (第3四半期連結会計期間) | (17,365) | (17,056) | ||
| 税引前四半期利益 又は税引前利益 |
(百万円) | 5,897 | 6,503 | 6,646 |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)利益 |
(百万円) | 3,780 | 4,265 | 4,346 |
| (第3四半期連結会計期間) | (2,179) | (2,299) | ||
| 親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)包括利益 |
(百万円) | 3,776 | 4,277 | 4,272 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 4,402 | 8,620 | 4,899 |
| 資産合計 | (百万円) | 38,443 | 36,512 | 35,199 |
| 基本的1株当たり 四半期(当期)利益 |
(円) | 94.86 | 107.04 | 109.07 |
| (第3四半期連結会計期間) | (54.69) | (57.69) | ||
| 希薄化後1株当たり 四半期(当期)利益 |
(円) | 94.80 | 106.94 | 108.98 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 11.5 | 23.6 | 13.9 |
| 営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) | 2,443 | 5,844 | 4,891 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) | △1,044 | △2,981 | △1,994 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) | △3,601 | △5,175 | △5,053 |
| 現金及び現金同等物の 四半期末(期末)残高 |
(百万円) | 4,415 | 2,148 | 4,461 |
(注) 1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.収益には、消費税等は含まれておりません。
3.上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成された要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。
4.当社は2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。第3期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり四半期(当期)利益及び希薄化後1株当たり四半期(当期)利益を算定しております。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。
なお、2020年9月17日付で適時開示しました「親会社及び主要株主である筆頭株主の異動並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ」のとおり、2020年9月17日をもって、当社普通株式の東京証券取引所市場第一部への新規上場に伴う株式売出し(以下「本件売出し」という。)による当社普通株式436,500株の取得に伴い、当社のその他の関係会社であった株式会社神明ホールディングスは、当社の親会社及び主要株主である筆頭株主に該当することとなりました。
また、同日付で、本件売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのための当社普通株式の貸出しにより、当社の親会社及び主要株主である筆頭株主であったBain Capital Snow Hong Kong Limitedは、親会社及び主要株主である筆頭株主に該当しないこととなりました。なお、当四半期連結会計期間の末日現在において、Bain Capital Snow Hong Kong Limitedは、当社のその他の関係会社にも該当しておりません。
第3四半期報告書_20210204150215
当第3四半期連結累計期間において、2020年8月14日提出の有価証券届出書に記載した「第二部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」について重要な変更があった事項は、以下のとおりであり、変更箇所は下線で示しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日時点において当社グループが判断したものであります。
また、以下の見出しに付された項目番号は、2020年8月14日提出の有価証券届出書における「第二部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目番号に対応したものであります。
(13) ベインキャピタルグループとの関係
2020年9月17日の当社株式上場に伴う当社株式の売出しによりBain Capital Snow Hong Kong Limited保有の当社株式の大部分が売却されたこと及び2020年10月9日付で同グループから派遣されていた取締役2名が辞任したことにより、当社といたしましては当該リスクは解消したと認識しております。
(14) 株式会社神明ホールディングスとの関係
① 資本関係、人的関係等について
当社は、株式会社神明ホールディングスから出資を受け入れており、第2四半期連結会計期間末日において、株式会社神明ホールディングスは当社発行済株式総数の50.10%を保有しております。当社の取締役である藤尾益雄を株式会社神明ホールディングスから招聘している他、出向者を1名受け入れております。また、当社は、株式会社神明ホールディングスのグループ会社に対して当社製品の販売を行っております。
当社株式上場日である2020年9月17日において、株式会社神明ホールディングスは当社が指定する販売先(親引け先)として、当社普通株式436,500株を取得し、同社は当社株式の総議決権の過半数を保有しました。これにより当社は同社の連結子会社となりました。
② 株式会社神明ホールディングスのグループ経営管理について
株式会社神明ホールディングスの関係会社管理に関して、当社が同社の事前承認を必要とする事項はありません。
また、同社から当社に対する役職員の派遣や各種取引に関しては、少数株主保護の観点で問題がなく、かつ、必然性及び経済合理性が認められる範囲において、各社の経営判断のもとに実施する方針です。当社の側でも、同社のグループ経営管理に関して、当社の経営の独立性が阻害されることがないよう、独立役員を確保するとともに、独立役員が過半数を占める任意の指名・報酬委員会を設置する等の措置を講じております。また、当社では、同社グループとの各種取引について、「関連当事者取引管理規程」に基づいて、当社の取締役会の決議を経て実施することとしており、既存の取引についても取締役会の決議を経て実施しております。
③ 神明ホールディングスグループにおける当社の位置付けについて
神明ホールディングスグループは、米の卸売事業を基軸として、「川上から川下までの食のバリューチェーン」構築を目指しており、その上で、米の卸売事業の周辺事業に止まらず、食品製造業への進出も同社の成長戦略の一つとして位置付けております。当社グループは、当該成長戦略の一翼を担っております。
また、現在、神明ホールディングスグループには、当社グループ以外に、きのこの製造販売やそれに類似する事業を営む企業が存在しないため、当社グループとその他の神明ホールディングスグループ企業との間で事業の競合は発生しておりません。
当社グループとその他の神明ホールディングスグループ企業との間には、当社が従来まいたけの消費量の少なかった西日本等で販売拡大に取り組む場合等での神明ホールディングスグループのネットワークの活用や、米ときのこを組み合わせた商品開発と小売店・外食チェーンでの展開、広域量販店を中心とした両者の商品のクロスセル推進等の形でシナジーが見込まれ、当社及び神明ホールディングスは、両社の協働を通じて、それぞれにおいて企業価値向上を図ることができる関係にあると考えております。
④ 今後の関係について
2017年7月の株式会社神明ホールディングスの当社への出資後に新たに開拓された神明ホールディングスグループと当社グループの取引は、徐々に増加しております。当社グループとしては今後も神明ホールディングスグループとの取引拡大に向けて株式会社神明ホールディングスと協業を継続していく方針です(神明ホールディングスグループとの取引は、他のクライアント企業と同様の取引条件で行っており、今後も同様の方針です。)。なお、株式会社神明ホールディングスは、2020年9月17日付のプレスリリース「当社のグループ経営に関する考え方及び方針等について」において、上場子会社のガバナンス体制の実効性確保に関する方策として「上場子会社との間でもシナジーの追求を第一に考えており、役職員の派遣や各種取引に関しては、上場子会社の少数株主保護を十分念頭に置いた上で、経済合理性が認められる範囲において、各社の経営判断のもとに必要な範囲で実施する方針です。また、上場子会社の側にも、独立役員の確保等、少数株主保護に配慮した措置を要請していく方針です。」との発表をしております。 また、当社は、当社の上場時まで、当社と株式会社神明ホールディングスとの間のマネジメント契約(以下「神明マネジメント契約」といいます。)に基づき、マネジメントフィーを支払っておりました。
神明マネジメント契約は上場時に終了し、当社は同社の連結子会社となりましたが、株式会社神明ホールディングスは上場後も当社株式を安定保有する意向を有しているため、当社と株式会社神明ホールディングスの関係について重大な変化は生じないものと認識しております。しかしながら、将来において、何らかの要因により株式会社神明ホールディングスが経営方針や営業戦略(当社株式の保有方針も含む。)を変更した場合、当社株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。また、株式会社神明ホールディングスが過半数の当社株式を保有することにより、当社の役員の選解任、他社との合併等の組織再編、減資、定款の変更等の当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があります。
このように、株式会社神明ホールディングスは、当社について他の一般株主と異なる利害関係を有しており、一般株主が期待する議決権の行使その他の行為を行わない可能性があります。
さらに、当社の上場時に神明マネジメント契約が終了したため、当社が株式会社神明ホールディングスから経営や事業に関する助言が受けられなくなりました。当社の上場後は、かかる助言がなくても当社の事業運営に支障のない経営体制を整備していると認識しておりますが、かかる経営体制が当社の期待通りに機能しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から12月31日)における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞により、大変厳しい状況が続きました。当第3四半期連結会計期間においても、当初、政府主導の経済政策による経済回復の兆しも見られましたが、その後、新型コロナウイルス感染症の急激な再拡大を受け、依然として予断を許さない状況が続いております。
国内きのこ市場の状況は、外出自粛に伴う家庭での調理機会の増加や、健康意識の高まりを背景とした機能性食材の需要が拡大したことにより、国内きのこ消費量は堅調に推移いたしました。一方、当第3四半期連結会計期間中は、11月初旬から12月中旬にかけて全国的に温暖な天候に恵まれ、葉物野菜を中心に生育順調による出荷量の増加、また新型コロナウイルス感染拡大に伴う外食産業の落ち込みによる業務使用の減少等により、野菜市場は供給過多の状態となり低調な単価推移となりました。この影響を受け、きのこ市場単価も前年に比べやや低調に推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、中期経営計画に基づき、これまで長年培ってきた当社の生産技術・ノウハウ、販売力を活かし、プレミアムきのこ総合メーカーとしての基盤の確立を図っております。これに加え、まいたけを中心としたきのこが持つ機能性の開発と訴求により、安全・安心な製品を提供することを通じて消費者の健康に寄与し、健やかな社会の実現に貢献すべく事業展開を図ってまいりました。
当第3四半期連結累計期間の収益は、39,712百万円(前年同期比2.5%増)、このうち、売上収益は、25,956百万円(同1.9%増)となりました。売上総利益は、13,448百万円(同4.7%増)となりました。販売費及び一般管理費は、6,191百万円(同0.2%減)となりました。
以上の結果、営業利益は、7,098百万円(同13.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、4,265百万円(同12.8%増)となりました。なお、当第3四半期連結累計期間においては、IAS第41号「農業」の適用に関する公正価値変動による利得が、収益に13,755百万円、売上原価に12,841百万円、それぞれ含まれております。
当第3四半期連結累計期間における事業セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりであります。
〔茸事業〕
① まいたけ
まいたけが持つ機能性を訴求するとともに、旨味と風味のバランスや食感の良さ等、食材としてお客様からの高い評価の獲得を通じて、季節の食材ではなく通年食材としての地位確立と、豊富な製品ラインアップを活かした製品戦略を展開しました。当第3四半期連結累計期間においては、販売単価は前年同期を下回りましたが、販売数量は堅調に推移しました。この結果、まいたけ事業の売上収益は15,020百万円(前年同期比2.7%増)となりました。
② エリンギ
生産品質の向上により安定した供給を実現したことに加え、消費者が手間をかけずにすぐに使える利便性の高いスライス製品を投入する等、製品ラインアップの拡充を図り、当第3四半期連結累計期間においては、販売数量は前年同期をやや下回りましたが、販売単価は前年同期を上回りました。この結果、エリンギ事業の売上収益は2,630百万円(同1.8%増)となりました。
③ ぶなしめじ
青果市況と市場の動向を注視しながら、需給バランスに応じて1株製品と2株製品といった量目が異なる製品を活用し柔軟な製品投入を実施しました。また直近は、秋限定パッケージでの製品展開を活用し1株製品の拡充を図り、当第3四半期連結累計期間においては、販売数量は前年同期をやや下回りましたが、販売単価は前年同期を上回りました。この結果、ぶなしめじ事業の売上収益は5,027百万円(同3.5%増)となりました。
④ 茸その他
2019年10月に取得した株式会社三蔵農林が売上の増加に寄与しました。この結果、茸その他事業の売上収益は、2,886百万円(同55.7%増)となりました。
〔その他〕
その他事業の売上収益は、2020年2月のカット野菜及び納豆事業終了の影響により、392百万円(同74.8%減)となりました。
各事業セグメント別売上収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
増減率 (%) |
||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 茸事業 | 23,918 | 25,564 | 6.9 | |
| まいたけ | 14,624 | 15,020 | 2.7 | |
| エリンギ | 2,583 | 2,630 | 1.8 | |
| ぶなしめじ | 4,856 | 5,027 | 3.5 | |
| 茸その他 | 1,854 | 2,886 | 55.7 | |
| その他 | 1,555 | 392 | △74.8 | |
| 売上収益 | 25,473 | 25,956 | 1.9 |
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末(2020年12月31日時点)の資産合計は、36,512百万円(前連結会計年度末比1,313百万円増)となりました。流動資産は、11,160百万円(同114百万円増)となりました。これは主に、借入金の約定弁済及び期限前弁済により現金及び現金同等物が2,312百万円減少した一方、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関休業日であったことにより営業債権及びその他の債権が1,391百万円、公正価値変動による利得により生物資産が992百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。非流動資産は、25,352百万円(同1,198百万円増)となりました。これは主に、まいたけ増産に係る設備増強・更新等に伴って有形固定資産が1,363百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、27,896百万円(同2,400百万円減)となりました。流動負債は、9,140百万円(同1,859百万円増)となりました。これは主に、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関休業日であったことにより営業債務及びその他の債務が1,485百万円増加したこと等によるものであります。非流動負債は、18,756百万円(同4,260百万円減)となりました。これは主に、約定弁済及び期限前弁済により借入金が4,164百万円減少したこと等によるものであります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は、8,615百万円(同3,714百万円増)となりました。これは主に、利益剰余金が中間配当の実施により557百万円減少した一方、業績好調により親会社の所有者に帰属する四半期利益4,265百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ2,312百万円減少し、2,148百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、5,844百万円(前年同期は2,443百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期利益6,503百万円や減価償却費及び償却費1,472百万円の計上があった一方、生物資産の増加992百万円や法人所得税の支払2,347百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,981百万円(前年同期は1,044百万円の使用)となりました。これは主に、まいたけ増産に係る設備増強・更新等に伴う有形固定資産の取得による支出2,972百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、5,175百万円(前年同期は3,601百万円の使用)となりました。これは主に、約定弁済及び期限前弁済の実施により長期借入金の返済による支出4,462百万円、配当金の支払549百万円等があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、今般の新型コロナウイルスの感染拡大に関しては、① 当社グループの売上は主に大手スーパーマーケットを中心とした小売事業者向け製品で構成され、外出自粛等による重大な影響を受けにくいこと、また、② 家庭での調理機会の増加や健康への意識の高まりから、健康促進効果がある「きのこ」に対する需要は引き続き堅調に推移していること等から、現時点では業績への大きな影響はないと考えております。
今後の業績等の推移に応じて、通期の連結業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかに公表する予定であります。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、207百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える要因についての変更はありません。
(8) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
2020年8月14日に提出いたしました有価証券届出書に記載した「第二部 企業情報 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載については、重要な変更はありません。
(参考情報)
当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出された調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期利益を重要な経営指標として位置づけております。当第3四半期連結累計期間の調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後四半期(当期)利益は以下のとおりであります。
(1) 営業利益、調整後営業利益、調整後EBITDA
(単位:百万円)
| 回次 | 国際会計基準 | ||
| --- | --- | --- | --- |
| 第3期 | 第4期 | 第3期 | |
| --- | --- | --- | --- |
| 決算期 | 2020年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2021年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2020年3月期 |
| --- | --- | --- | --- |
| 営業利益 | 6,253 | 7,098 | 6,691 |
| (調整額) | |||
| +マネジメントフィー(注)4 | 76 | 48 | 102 |
| +上場関連費用(注)5 | 73 | 157 | 106 |
| +合併に伴う不動産登記費用(注)6 | - | 61 | - |
| 調整額小計 | 150 | 267 | 208 |
| 調整後営業利益(注)1、8 | 6,404 | 7,365 | 6,899 |
| (調整額) +減価償却費及び償却費 |
1,302 | 1,472 | 1,772 |
| 調整後EBITDA(注)2、8 | 7,706 | 8,838 | 8,672 |
(2) 四半期(当期)利益及び調整後四半期(当期)利益
| 回次 | 国際会計基準 | ||
| --- | --- | --- | --- |
| 第3期 | 第4期 | 第3期 | |
| --- | --- | --- | --- |
| 決算期 | 2020年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2021年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2020年3月期 |
| --- | --- | --- | --- |
| 四半期(当期)利益(百万円) | 3,779 | 4,259 | 4,344 |
| (調整額) | |||
| +マネジメントフィー(百万円)(注)4 | 76 | 48 | 102 |
| +上場関連費用(百万円)(注)5 | 73 | 157 | 106 |
| +合併に伴う不動産登記費用(百万円)(注)6 | - | 61 | - |
| +リファイナンス関連損益(百万円)(注)7 | 113 | 407 | △302 |
| 調整額小計(税金調整前)(百万円) | 263 | 675 | △94 |
| 調整項目の税金調整額(百万円) | △90 | △231 | 32 |
| (適用税率) | (34.3%) | (34.3%) | (34.3%) |
| 調整額小計(税金調整後)(百万円) | 173 | 443 | △62 |
| 調整後四半期(当期)利益(百万円)(注)3、8 | 3,952 | 4,703 | 4,282 |
| 1株当たり調整後四半期(当期)利益(円)(注)8、9、10 | 99.18 | 118.03 | 107.46 |
(注)1.調整後営業利益=営業利益 + マネジメントフィー + 上場関連費用 + 合併に伴う不動産登記費用
2.調整後EBITDA=調整後営業利益 + 減価償却費及び償却費
3.調整後四半期(当期)利益=四半期(当期)利益 + マネジメントフィー + 上場関連費用 + 合併に伴う不動産登記費用 + リファイナンス関連損益 + 調整項目の税金調整額
4.Bain Capital Private Equity, LP及び株式会社神明ホールディングスとのマネジメント契約に基づく報酬であります。
5.上場準備アドバイザリー費用、上場のための組織体制構築に関する費用、上場のための国際会計基準導入及び適時開示体制構築に関する費用等の上場関連の一時的な費用であります。
6.2020年4月1日に旧雪国まいたけホールディングスが旧雪国まいたけを吸収合併したことに伴う不動産登記費用であります。
7.当社非公開化後に実施したリファイナンスに関連して一時的に発生したアドバイザリー費用等であります。なお、調整後四半期(当期)利益(国際会計基準)の計算においては、同リファイナンスに伴う契約金利の低下によって発生した一時的な利得とそれに連動して発生する残存契約期間における支払利息の増加額を相殺しております。
8.調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後四半期(当期)利益及び1株当たり調整後四半期(当期)利益は国際会計基準により規定された指標ではなく、投資家が当社グループの業績を評価する上で、当社グループが有用であると考える財務指標であります。当該財務指標は、上場後には発生しないマネジメントフィー及び上場関連費用、非公開化関連費用及びリファイナンス関連損益や、割安購入益等の非経常的損益項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目、あるいは競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。なお、調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後四半期(当期)利益に影響を及ぼす項目の一部を除外しており、分析手段としては重要な制限があることから、国際会計基準に準拠して表示された他の指標の代替的指標として考慮されるべきではありません。当社グループにおける調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後四半期(当期)利益は、同業他社の同指標あるいは類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。
9.1株当たり調整後四半期(当期)利益=調整後四半期(当期)利益÷期中平均株式数
10.当社は、2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施しております。1株当たり調整後四半期(当期)利益につきましては、第3期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数により算定しております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
第3四半期報告書_20210204150215
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| --- | --- |
| 普通株式 | 159,400,000 |
| 計 | 159,400,000 |
| 種類 | 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2020年12月31日) |
提出日現在発行数(株) (2021年2月5日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
| 普通株式 | 39,850,000 | 39,850,000 | 東京証券取引所 市場第一部 |
単元株式数 100株 |
| 計 | 39,850,000 | 39,850,000 | - | - |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2020年10月1日~ 2020年12月31日 |
- | 39,850,000 | - | 100 | - | 25 |
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2020年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
| 2020年9月30日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 39,849,100 | 398,491 | 株主として権利内容に制限のない、標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 900 | - | - |
| 発行済株式総数 | 39,850,000 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 398,491 | - |
該当事項はありません。
2020年8月14日提出の有価証券届出書の提出日後、当四半期累計期間における役員の異動は、次のとおりであります。
(1) 退任役員
| 役職名 | 氏名 | 退任年月日 |
| 取締役 | 中浜 俊介 | 2020年10月9日 |
| 取締役 | 杉本 勇次 | 2020年10月9日 |
(2) 異動後の役員の男女別人数及び女性の比率
男性7名 女性2名(役員のうち女性の比率22.2%)
なお、当社は執行役員制度を導入しており、2020年8月14日提出の有価証券届出書の提出日後、当四半期累計期間における執行役員の異動は、次のとおりであります。
(1) 役職の異動
| 新役職名 | 旧役職名 | 氏名 | 異動年月日 |
| 執行役員 経営企画本部長 兼 経営企画部長 兼 IR・広報部長 |
執行役員 経営企画本部長 兼 経営企画部長 |
小室 雅裕 | 2020年10月1日 |
第3四半期報告書_20210204150215
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度末 (2020年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間末 (2020年12月31日) |
|
| 資産 | |||
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 10 | 4,461 | 2,148 |
| 営業債権及びその他の債権 | 10 | 2,141 | 3,532 |
| 棚卸資産 | 1,292 | 1,385 | |
| 生物資産 | 5 | 3,019 | 4,012 |
| その他の金融資産 | 10 | 0 | - |
| その他の資産 | 131 | 81 | |
| 流動資産合計 | 11,045 | 11,160 | |
| 非流動資産 | |||
| 有形固定資産 | 8 | 16,710 | 18,073 |
| 投資不動産 | 364 | 336 | |
| のれん及び無形資産 | 8 | 5,320 | 5,308 |
| 使用権資産 | 8 | 597 | 498 |
| 退職給付に係る資産 | 310 | 293 | |
| その他の金融資産 | 10 | 152 | 144 |
| 繰延税金資産 | 646 | 642 | |
| その他の資産 | 50 | 55 | |
| 非流動資産合計 | 24,153 | 25,352 | |
| 資産合計 | 35,199 | 36,512 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度末 (2020年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間末 (2020年12月31日) |
|
| 負債 | |||
| 流動負債 | |||
| 営業債務及びその他の債務 | 10 | 2,390 | 3,875 |
| 未払法人所得税 | 1,539 | 1,581 | |
| 従業員給付に係る負債 | 1,577 | 1,628 | |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 10 | 942 | 1,132 |
| リース負債 | 196 | 197 | |
| その他の金融負債 | 10 | 26 | 243 |
| その他の負債 | 605 | 480 | |
| 流動負債合計 | 7,280 | 9,140 | |
| 非流動負債 | |||
| 借入金 | 10 | 22,438 | 18,273 |
| リース負債 | 483 | 387 | |
| 繰延税金負債 | 11 | 11 | |
| 引当金 | 17 | 17 | |
| その他の金融負債 | 10 | 55 | 63 |
| その他の負債 | 10 | 2 | |
| 非流動負債合計 | 23,017 | 18,756 | |
| 負債合計 | 30,297 | 27,896 | |
| 資本 | |||
| 資本金 | 100 | 100 | |
| 資本剰余金 | △6,046 | △6,046 | |
| 利益剰余金 | 10,828 | 14,536 | |
| その他の資本の構成要素 | 17 | 30 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 4,899 | 8,620 | |
| 非支配持分 | 1 | △4 | |
| 資本合計 | 4,901 | 8,615 | |
| 負債及び資本合計 | 35,199 | 36,512 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| 収益 | |||
| 売上収益 | 7 | 25,473 | 25,956 |
| 公正価値変動による利得 | 5 | 13,252 | 13,755 |
| 収益合計 | 38,726 | 39,712 | |
| 売上原価(*1) | 25,878 | 26,263 | |
| 売上総利益 | 12,847 | 13,448 | |
| 販売費及び一般管理費 | 6,207 | 6,191 | |
| その他の収益 | 238 | 37 | |
| その他の費用 | 8 | 625 | 195 |
| 営業利益 | 6,253 | 7,098 | |
| 金融収益 | 88 | 1 | |
| 金融費用 | 445 | 595 | |
| 税引前四半期利益 | 5,897 | 6,503 | |
| 法人所得税費用 | 2,118 | 2,244 | |
| 四半期利益 | 3,779 | 4,259 | |
| 四半期利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 3,780 | 4,265 | |
| 非支配持分 | △0 | △5 | |
| 1株当たり四半期利益 | |||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 9 | 94.86 | 107.04 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 9 | 94.80 | 106.94 |
経営者は同業他社との比較可能性を勘案し、「材料費、人件費等」の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、要約四半期連結損益計算書に注記として自主的に開示しております。「材料費、人件費等」は、IAS第41号「農業」に基づき認識した公正価値変動による利得を含まない当社グループが販売した製品の製造原価及び商品の仕入原価であります。
| (*1)売上原価の内訳 | |||
| 材料費、人件費等 | 14,056 | 13,421 | |
| 公正価値変動による利得 | 11,822 | 12,841 | |
| 合計 | 25,878 | 26,263 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前第3四半期連結会計期間 (自2019年10月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (自2020年10月1日 至2020年12月31日) |
|
| 収益 | |||
| 売上収益 | 11,096 | 10,959 | |
| 公正価値変動による利得 | 6,269 | 6,097 | |
| 収益合計 | 17,365 | 17,056 | |
| 売上原価(*1) | 11,110 | 10,990 | |
| 売上総利益 | 6,255 | 6,065 | |
| 販売費及び一般管理費 | 2,316 | 2,234 | |
| その他の収益 | 18 | 9 | |
| その他の費用 | 456 | 23 | |
| 営業利益 | 3,500 | 3,817 | |
| 金融収益 | 67 | 0 | |
| 金融費用 | 132 | 333 | |
| 税引前四半期利益 | 3,435 | 3,484 | |
| 法人所得税費用 | 1,254 | 1,184 | |
| 四半期利益 | 2,180 | 2,299 | |
| 四半期利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 2,179 | 2,299 | |
| 非支配持分 | 0 | 0 | |
| 1株当たり四半期利益 | |||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 9 | 54.69 | 57.69 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 9 | 54.68 | 57.67 |
経営者は同業他社との比較可能性を勘案し、「材料費、人件費等」の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、要約四半期連結損益計算書に注記として自主的に開示しております。「材料費、人件費等」は、IAS第41号「農業」に基づき認識した公正価値変動による利得を含まない当社グループが販売した製品の製造原価及び商品の仕入原価であります。
| (*1)売上原価の内訳 | |||
| 材料費、人件費等 | 5,392 | 4,995 | |
| 公正価値変動による利得 | 5,717 | 5,995 | |
| 合計 | 11,110 | 10,990 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| 四半期利益 | 3,779 | 4,259 | |
| その他の包括利益(税効果控除後) | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で 測定する資本性金融資産 |
10 | △3 | 11 |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | △3 | 11 | |
| その他の包括利益(税効果控除後)合計 | △3 | 11 | |
| 四半期包括利益 | 3,775 | 4,271 | |
| 四半期包括利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 3,776 | 4,277 | |
| 非支配持分 | △0 | △5 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前第3四半期連結会計期間 (自2019年10月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (自2020年10月1日 至2020年12月31日) |
|
| 四半期利益 | 2,180 | 2,299 | |
| その他の包括利益(税効果控除後) | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で 測定する資本性金融資産 |
4 | △0 | |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | 4 | △0 | |
| その他の包括利益(税効果控除後)合計 | 4 | △0 | |
| 四半期包括利益 | 2,184 | 2,298 | |
| 四半期包括利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 2,184 | 2,298 | |
| 非支配持分 | 0 | 0 |
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 注記 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | その他の 資本の 構成要素 |
親会社の 所有者に 帰属する 持分合計 |
非支配持分 | 資本合計 | |
| 2019年4月1日残高 | 100 | △4,360 | 6,524 | 44 | 2,308 | 3 | 2,312 | |
| 四半期利益 | - | - | 3,780 | - | 3,780 | △0 | 3,779 | |
| その他の包括利益 | - | - | - | △3 | △3 | - | △3 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 3,780 | △3 | 3,776 | △0 | 3,775 | |
| 剰余金の配当 | 6 | - | △1,685 | - | - | △1,685 | - | △1,685 |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 3 | △3 | - | - | - | |
| その他 | - | - | - | 3 | 3 | - | 3 | |
| 所有者との取引額等 合計 |
- | △1,685 | 3 | △0 | △1,682 | - | △1,682 | |
| 2019年12月31日時点の残高 | 100 | △6,046 | 10,308 | 40 | 4,402 | 2 | 4,404 |
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 注記 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | その他の 資本の 構成要素 |
親会社の 所有者に 帰属する 持分合計 |
非支配持分 | 資本合計 | |
| 2020年4月1日残高 | 100 | △6,046 | 10,828 | 17 | 4,899 | 1 | 4,901 | |
| 四半期利益 | - | - | 4,265 | - | 4,265 | △5 | 4,259 | |
| その他の包括利益 | - | - | - | 11 | 11 | - | 11 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 4,265 | 11 | 4,277 | △5 | 4,271 | |
| 剰余金の配当 | 6 | - | - | △557 | - | △557 | - | △557 |
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | - | - | - | - | - | |
| その他 | - | - | - | 1 | 1 | - | 1 | |
| 所有者との取引額等 合計 |
- | - | △557 | 1 | △556 | - | △556 | |
| 2020年12月31日時点の残高 | 100 | △6,046 | 14,536 | 30 | 8,620 | △4 | 8,615 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 税引前四半期利益 | 5,897 | 6,503 | |
| 減価償却費及び償却費 | 1,302 | 1,472 | |
| 減損損失 | 8 | 365 | 10 |
| 支払利息 | 387 | 371 | |
| シンジケートローン手数料 | 54 | 222 | |
| 固定資産売却損益(△は益) | △197 | △2 | |
| 固定資産除却損 | 201 | 81 | |
| 営業債権及びその他の債権の増減額 (△は増加) |
△676 | △1,391 | |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △432 | △92 | |
| 生物資産の増減額(△は増加) | △1,219 | △992 | |
| 営業債務及びその他の債務の増減額 (△は減少) |
△482 | 1,431 | |
| 退職給付に係る資産の増減額(△は増加) | 19 | 17 | |
| 従業員給付に係る負債の増減額 (△は減少) |
△815 | 50 | |
| その他 | △510 | 477 | |
| 小計 | 3,893 | 8,160 | |
| 利息の支払額 | △222 | △105 | |
| シンジケートローン手数料の支払額 | △28 | △11 | |
| 法人所得税の支払額 | △1,542 | △2,347 | |
| 法人所得税の還付額 | 343 | 149 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 2,443 | 5,844 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 有形固定資産の取得による支出 | △1,236 | △2,972 | |
| 有形固定資産の売却による収入 | 703 | 3 | |
| 無形資産の取得による支出 | △23 | △4 | |
| 子会社株式の取得による支出 | △441 | - | |
| その他 | △46 | △8 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,044 | △2,981 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 長期借入金の返済による支出 | △1,563 | △4,462 | |
| 社債の償還による支出 | △200 | - | |
| リース負債の返済による支出 | △150 | △163 | |
| 配当金の支払額 | 6 | △1,685 | △549 |
| その他 | △1 | △0 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △3,601 | △5,175 | |
| 現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 | △0 | △0 | |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △2,201 | △2,312 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 6,617 | 4,461 | |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 4,415 | 2,148 |
株式会社雪国まいたけ(以下「当社」という。)は、日本に所在する企業であります。登記されている本店及び主要な事業所の住所は、ホームページ(https://www.maitake.co.jp/index.php)で開示しております。
当社の要約四半期連結財務諸表は、2020年12月31日を期末日とし、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を表しております。当社グループは、きのこ類(まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ、本しめじ、はたけしめじ、マッシュルーム等)及びきのこ加工食品の生産及び販売を主たる事業としております。当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「4.セグメント情報」に記載しております。
当社グループの2020年12月31日に終了する要約四半期連結財務諸表は、2021年2月4日に取締役会によって承認されております。
(1) 準拠の表明
当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、要約四半期連結財務諸表を同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報を含んでいないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている生物資産及び金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円未満を切り捨てて記載しております。
(4) 見積り及び判断の利用
国際会計基準に準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断、見積り及び仮定は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
当社グループが本要約四半期連結財務諸表の作成にあたって採用した重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において採用した会計方針と同一であります。なお、要約四半期連結財務諸表における法人所得税費用は、税引前四半期利益に対して、見積平均年次実効税率を用いて算定しております。
(1) 報告セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会(最高経営意思決定者)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品及びサービスについて、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している「茸事業」を報告セグメントとしております。「その他」は報告セグメントに含まれない事業が含まれております。
なお、まいたけ事業、エリンギ事業及びぶなしめじ事業等は、売上収益の推移など経済的特徴が概ね類似しており、かつ、(a)製品及びサービスの性質、(b)生産過程の性質、(c)当該製品及びサービスの顧客の類型又は種類、(d)当該製品の配送又は当該サービスの提供のために使用する方法、(e)規制環境の性質のすべてが類似しているため、「茸事業」として集約しております。報告セグメントの事業内容は次のとおりであります。
| 事業内容 | |
| 茸事業 | まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ等、茸製品の製造販売 |
(2) 報告セグメント情報
報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上収益は市場実勢価格に基づいております。
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 茸事業 | その他 | 合計 | 調整額 (注) |
連結財務諸表計上額 | |
| 売上収益 | |||||
| 外部顧客への売上収益 | 23,918 | 1,555 | 25,473 | - | 25,473 |
| セグメント間の内部売上収益 | - | 2 | 2 | △2 | - |
| 計 | 23,918 | 1,558 | 25,476 | △2 | 25,473 |
| セグメント利益又は損失(△) | 5,937 | 123 | 6,061 | 192 | 6,253 |
| 金融収益 | 88 | ||||
| 金融費用 | 445 | ||||
| 税引前四半期利益 | 5,897 |
(注) セグメント利益又は損失(△)の調整額には、各事業セグメントに配分していない全社費用が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 茸事業 | その他 | 合計 | 調整額 (注) |
連結財務諸表計上額 | |
| 売上収益 | |||||
| 外部顧客への売上収益 | 25,564 | 392 | 25,956 | - | 25,956 |
| セグメント間の内部売上収益 | - | 20 | 20 | △20 | - |
| 計 | 25,564 | 412 | 25,977 | △20 | 25,956 |
| セグメント利益又は損失(△) | 7,070 | 103 | 7,173 | △75 | 7,098 |
| 金融収益 | 1 | ||||
| 金融費用 | 595 | ||||
| 税引前四半期利益 | 6,503 |
(注) セグメント利益又は損失(△)の調整額には、各事業セグメントに配分していない全社費用が含まれております。
生物資産の帳簿価額の調整表は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| --- | --- | --- |
| 期首残高 | 2,977 | 3,019 |
| 製造工程投入による増加 | 13,833 | 13,340 |
| 売却費用控除後の公正価値の変動により発生した利得 | 13,252 | 13,755 |
| 企業結合による増加 | 94 | - |
| 収穫等による減少 | △25,865 | △26,102 |
| 期末残高 | 4,292 | 4,012 |
生物資産の帳簿価額の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 (2020年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間末 (2020年12月31日) |
|
| 材料費、人件費等 | 1,540 | 1,697 |
| 公正価値変動による利得 | 1,478 | 2,314 |
| 合計 | 3,019 | 4,012 |
生物資産は、まいたけ、エリンギ及びぶなしめじ等のきのこ製品で構成されております。生物資産の公正価値の変動による利益又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「公正価値変動による利得」に含まれております。生物資産の公正価値は、品質等をもとに販売価格を予想し、当社製品の生産量、生育状況等を加味することにより、公正価値を算定しております。当インプットは観察可能でないインプットに該当するため、レベル3に区分しております。担当部門は公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、生物資産の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。また、公正価値の測定結果につきましては適切な責任者が承認しております。生物資産の公正価値は、これらのインプットが増加・上昇(減少・下落)する場合に増加(減少)いたします。
(1) 配当金支払額
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2019年10月3日 臨時株主総会 |
普通株式 | 1,685 | 4,230 | - | 2019年10月3日 |
(注) 当社は2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。上記の1株当たり配当額は、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
うち、関連当事者に対するものは、次のとおりであります。なお、議決権の被所有割合は、基準日時点のものであります。
| 名称 | 関連当事者との関係 | 議決権等の被所有割合 (%) |
取引金額 (百万円) |
未決済残高 (百万円) |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| Bain Capital Snow Hong Kong Limited | 直近上位の親会社 | 51.0 | 859 | - |
| 株式会社 神明ホールディングス |
当社に対して重要な 影響力を有する企業 |
49.0 | 825 | - |
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 2020年11月5日 取締役会 |
普通株式 | 557 | 14 | 2020年9月30日 | 2020年12月7日 |
(注) 当社は2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。上記の1株当たり配当額は、当該株式分割後の実際の配当金の額を記載しております。
うち、関連当事者に対するものは、次のとおりであります。なお、議決権の被所有割合は、基準日時点のものであります。
| 名称 | 関連当事者との関係 | 議決権等の被所有割合 (%) |
取引金額 (百万円) |
未決済残高 (百万円) |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 株式会社 神明ホールディングス |
親会社 | 50.1 | 279 | - |
(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
該当事項はありません。
当社グループの売上収益は、顧客との契約から認識された収益であり、当社グループの報告セグメントを主要な製品別に分解した場合の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| 茸事業 | ||
| まいたけ | 14,624 | 15,020 |
| エリンギ | 2,583 | 2,630 |
| ぶなしめじ | 4,856 | 5,027 |
| 茸その他 | 1,854 | 2,886 |
| その他 | 1,555 | 392 |
| 合計 | 25,473 | 25,956 |
(注) 1.グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
2.茸事業の茸その他には、マッシュルーム、本しめじ、はたけしめじ等の売上収益が含まれております。
当社グループは、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させる最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。ただし、遊休資産等については、個別にグルーピングを行っております。
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
茸事業に属する瑞穂農林株式会社の事業について、有形固定資産及び無形資産並びに使用権資産の減損損失を認識しております。これは、瑞穂農林株式会社の将来の事業計画等を勘案し、帳簿価額を回収できないと見込まれたことによるものであります。なお、回収可能価額は処分費用控除後の公正価値によっており、24百万円であります。当該公正価値は不動産鑑定評価額に基づき算定しており、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当いたします。資産の種類別の内訳は、建物及び構築物188百万円、機械装置及び運搬具132百万円、使用権資産19百万円等、合計347百万円であります。
また、カット野菜事業及び納豆事業の撤退に伴い、主に機械装置及び運搬具について、合計17百万円の減損損失を認識しております。
なお、減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
重要な減損損失の計上はありません。
基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定基礎は以下のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| --- | --- | --- |
| 基本的1株当たり四半期利益算定上の基礎 | ||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 3,780 | 4,265 |
| 親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) | - | - |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
3,780 | 4,265 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 39,850 | 39,850 |
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 94.86 | 107.04 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益算定上の基礎 | ||
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
3,780 | 4,265 |
| 四半期利益調整額(百万円) | - | - |
| 希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
3,780 | 4,265 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 39,850 | 39,850 |
| 新株予約権による普通株式増加数(千株) | 25 | 36 |
| 希薄化後期中平均普通株式数(千株) | 39,875 | 39,886 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 94.80 | 106.94 |
(注) 当社は2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益を算定しております。
| 前第3四半期連結会計期間 (自2019年10月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (自2020年10月1日 至2020年12月31日) |
|
| --- | --- | --- |
| 基本的1株当たり四半期利益算定上の基礎 | ||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 2,179 | 2,299 |
| 親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) | - | - |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
2,179 | 2,299 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 39,850 | 39,850 |
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 54.69 | 57.69 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益算定上の基礎 | ||
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
2,179 | 2,299 |
| 四半期利益調整額(百万円) | - | - |
| 希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) |
2,179 | 2,299 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 39,850 | 39,850 |
| 新株予約権による普通株式増加数(千株) | 8 | 15 |
| 希薄化後期中平均普通株式数(千株) | 39,858 | 39,865 |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 54.68 | 57.67 |
(注) 当社は2020年7月30日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益を算定しております。
(1) 公正価値のヒエラルキー
金融商品の公正価値のヒエラルキーは、次のとおり分類しております。
レベル1:活発な市場における相場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外で、直接又は間接に観察可能な価格により測定された公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを含む、評価技法を用いて測定された公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象が発生した各四半期の期首時点に発生したものとして認識しております。
(2) 公正価値の算定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、次のとおり算定しております。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
短期で決済されるため公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(借入金)
長期借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
その他の金融資産及び金融負債は、その将来キャッシュ・フローを見積り、その信用リスクを加味した割引率で現在価値に割引いて公正価値を算定しております。
(株式及び出資金)
上場株式は、期末日の市場価格によって算定しております。
非上場株式及び出資金は、主として純資産に基づく評価技法(株式発行会社の純資産に基づき、時価評価により修正すべき事項がある場合は修正した金額により、企業価値を算定する方法)を用いて測定した価格により算定しております。
(3) 償却原価で測定される金融資産及び負債
償却原価で測定される金融資産及び負債の公正価値並びに要約四半期連結財政状態計算書における帳簿価額及び公正価値は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度末 (2020年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間末 (2020年12月31日) |
|||
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 償却原価で測定される資産 | ||||
| その他の金融資産 | 93 | 89 | 69 | 66 |
| 償却原価で測定される負債 | ||||
| 借入金 | 23,381 | 23,381 | 19,406 | 19,406 |
| その他の金融負債 | 82 | 81 | 306 | 305 |
上記の公正価値測定はレベル3に分類しております。レベル3の金融商品の公正価値は、契約上のキャッシュ・フローを市場利率で割り引いて測定しており、帳簿価額との差額は、市場利率と契約利率との差によるものであります。
借入金は、すべて変動金利によるものであり、短期間で市場金利を反映しており、当社グループの信用状況も借入実行時と大きく変動していないことから帳簿価額は公正価値に近似しております。
(4) 公正価値で測定される金融資産
前連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産 | ||||
| 株式及び出資金 | 30 | - | 27 | 58 |
| 合計 | 30 | - | 27 | 58 |
当第3四半期連結会計期間末(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産 | ||||
| 株式及び出資金 | 44 | - | 30 | 74 |
| 合計 | 44 | - | 30 | 74 |
レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 (自2019年4月1日 至2019年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自2020年4月1日 至2020年12月31日) |
|
| 期首残高 | 134 | 27 |
| 利得及び損失合計 | 1 | 2 |
| その他の包括利益(注) | 1 | 2 |
| 取得 | - | 0 |
| 処分 | △43 | - |
| その他 | - | - |
| 期末残高 | 92 | 30 |
(注) その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含めております。
レベル3に分類されている金融資産は、主に非上場株式により構成されております。レベル3の金融資産に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。また公正価値の測定結果については上位役職者のレビューを受けております。
該当事項はありません。
2020年11月5日開催の取締役会において剰余金の配当を決議しております。配当金の総額及び1株当たりの金額は、「1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 6.配当金」に記載の通りであります。
第3四半期報告書_20210204150215
該当事項はありません。
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