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ICHINEN HOLDINGS CO.,LTD.

Quarterly Report Feb 12, 2021

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 第3四半期報告書_20210210095155

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2021年2月12日
【四半期会計期間】 第59期第3四半期(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
【会社名】 株式会社イチネンホールディングス
【英訳名】 ICHINEN HOLDINGS CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  黒田 雅史
【本店の所在の場所】 大阪市淀川区西中島四丁目10番6号
【電話番号】 06(6309)1800(代表)
【事務連絡者氏名】 経理財務部長  丸岡 敦史
【最寄りの連絡場所】 大阪市淀川区西中島四丁目10番6号
【電話番号】 06(6309)1800(代表)
【事務連絡者氏名】 経理財務部長  丸岡 敦史
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E04904 96190 株式会社イチネンホールディングス ICHINEN HOLDINGS CO.,LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2020-04-01 2020-12-31 Q3 2021-03-31 2019-04-01 2019-12-31 2020-03-31 1 false false false E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E04904-000 2021-02-12 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:AutomotiveIntegratedServiceBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ChemicalBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ParkingBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ToolsAndEquipmentsBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E04904-000 2020-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E04904-000 2021-02-12 E04904-000 2020-12-31 E04904-000 2020-10-01 2020-12-31 E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 E04904-000 2019-12-31 E04904-000 2019-10-01 2019-12-31 E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 E04904-000 2019-04-01 2020-03-31 E04904-000 2020-03-31 E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:SyntheticResinsBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ToolsAndEquipmentsBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ParkingBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:ChemicalBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:AutomotiveIntegratedServiceBusinessReportableSegmentsMember E04904-000 2019-04-01 2019-12-31 jpcrp040300-q3r_E04904-000:SyntheticResinsBusinessReportableSegmentsMember iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:shares xbrli:pure iso4217:JPY

 第3四半期報告書_20210210095155

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

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回次 第58期

第3四半期

連結累計期間
第59期

第3四半期

連結累計期間
第58期
会計期間 自 2019年4月1日

至 2019年12月31日
自 2020年4月1日

至 2020年12月31日
自 2019年4月1日

至 2020年3月31日
売上高 (百万円) 70,645 83,612 98,715
経常利益 (百万円) 5,012 5,711 6,948
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 (百万円) 3,142 2,014 4,426
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 3,355 2,754 4,399
純資産額 (百万円) 36,187 38,578 36,915
総資産額 (百万円) 143,792 160,175 149,228
1株当たり四半期(当期)

純利益
(円) 127.77 82.92 180.13
潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益
(円) 127.59 82.71 179.82
自己資本比率 (%) 25.2 24.1 24.7
回次 第58期

第3四半期

連結会計期間
第59期

第3四半期

連結会計期間
--- --- --- ---
会計期間 自 2019年10月1日

至 2019年12月31日
自 2020年10月1日

至 2020年12月31日
--- --- --- ---
1株当たり四半期純利益 (円) 39.95 52.33

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含んでおりません。

3.第59期第1四半期連結累計期間より第1四半期連結累計期間及び第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書の開示を省略しております。 

2【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 

 第3四半期報告書_20210210095155

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループの事業等への影響は、現時点においては限定的ではありますが、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を講じるなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されております。しかしながら、感染症拡大による社会経済活動への影響が国内外の経済を下振れさせるリスクや金融資本市場の変動など依然として先行き不透明な状態が続いております。

このような状況の下、当社グループは「いちねんで、いちばんの毎日を。」をスローガンに掲げ、最高の品質とサービスでより多くのお客様に満足をご提供し、適正な利潤の確保によりステークホルダーに報い、社会に貢献できる企業を目指しております。

基盤事業である自動車リース関連事業を中心に、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業を展開しており、これら既存事業の強化を進めながら、事業領域の枠にとらわれない新規事業への参入、規模拡大を目的とした積極的なM&A、海外展開にも挑戦しております。

当第3四半期連結累計期間の連結売上高は836億12百万円(対前年同期比18.4%増)、営業利益は56億92百万円(対前年同期比16.4%増)、経常利益は57億11百万円(対前年同期比14.0%増)となりました。また、自動車リース関連事業における基幹システムの開発中止等に伴い「固定資産除売却損」を24億64百万円計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億14百万円(対前年同期比35.9%減)となりました。

各セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、下記のセグメント別売上高は、内部売上高消去前の金額であります。

<自動車リース関連事業>

リースにおきましては、リース契約車両は依然として小型化傾向にありますが、国内のリース車保有台数は堅調な伸びを維持しており、市場は緩やかながら拡大傾向にあります。当社グループは、地域密着のきめ細やかなサービスで競合他社との差別化を図りながら、比較的競合の少ない地方市場及び中小口規模の企業をメインターゲットとして新規販売を積極的に行うとともに、既存顧客との更なる取引深耕に努めました。

これらの結果、2020年12月末現在リース契約台数は86,862台(対前期末比2,288台増)となり、リース契約高は286億70百万円(対前年同期比11.0%増)、リース未経過契約残高は796億87百万円(対前期末比4.8%増)となりました。

自動車メンテナンス受託におきましては、当社グループ独自の自動車整備工場ネットワークによる高品質なメンテナンスサービスを強みとしながら、更なる契約台数、契約残高の増加に努めた結果、メンテナンス受託契約台数は87,985台(対前期末比1,850台増)となり、メンテナンス受託契約高は42億25百万円(対前年同期比19.0%減)、メンテナンス未経過契約残高は83億48百万円(対前期末比3.2%減)となりました。

燃料販売におきましては、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にありますが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力いたしました。

販売面では、リースは契約台数が順調に推移いたしました。また、車両処分の販売台数が増加いたしました。自動車メンテナンス受託も契約台数は増加いたしましたが、車体の外装修理サービスの販売が減少いたしました。燃料販売は販売数量が増加いたしました。

損益面では、主力である自動車リースの販売が増加したことにより利益が増加いたしました。また、燃料販売の仕入価格が安定したことにより利益が増加いたしました。

この結果、売上高は383億85百万円(対前年同期比3.2%増)、セグメント利益は35億99百万円(対前年同期比16.6%増)となりました。

<ケミカル事業>

ケミカル事業におきましては、住みよい地球環境と人々の暮らしの向上に貢献するべく、商品開発力の強化及び品質向上に取り組むとともに、付加価値の高い商品の販売に注力いたしました。

販売面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、工業薬品関連の燃料添加剤及び石炭添加剤の販売は減少し、化学品関連の機械工具商向けケミカル製品の販売も減少いたしました。一方、化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品の販売並びに個人向けケミカル製品の販売は順調に推移いたしました。

損益面では、主力事業における販売減少の影響により利益が減少いたしました。

この結果、売上高は83億53百万円(対前年同期比3.7%減)、セグメント利益は9億10百万円(対前年同期比11.2%減)となりました。

<パーキング事業>

パーキング事業におきましては、安全・安心・清潔で利用しやすい駐車場をお客様にご提供するべく、「OnePark」のブランド名でコインパーキングや来客用駐車場を全国に展開しているほか、病院や官公庁及び商業施設に附帯する駐車場の運営管理も行っております。中長期的に安定した収益基盤を築くため、更なる駐車場数の拡大に努めた結果、2020年12月末現在駐車場管理件数は1,446件(対前期末比37件増)、管理台数は32,909台(対前期末比555台増)となりました。

販売面では、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛や商業施設の営業自粛等により、駐車場の稼働が大幅に低下したことにより、販売が減少いたしました。

損益面では、販売減少の影響により利益が減少いたしました。

この結果、売上高は37億83百万円(対前年同期比12.7%減)、セグメント利益は1億83百万円(対前年同期比69.4%減)となりました。

<機械工具販売事業>

機械工具販売事業におきましては、プロ向けや個人向けの各種工具類、自動車部品、建設機械部品など幅広い商材を取り扱っており、自社でインターネット通販も展開しております。更なる事業規模の拡大並びに収益性の向上を実現させるため、取扱アイテムの拡充、自社オリジナル製品の開発・販売の強化、商品調達コスト及び物流コストの低減に努めました。

販売面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、自動車整備工具、建設機械部品等の販売が減少いたしましたが、空調工具及び計測工具の販売は順調に推移いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社アクセスが販売増加に寄与いたしました。

損益面では、空調工具及び計測工具の販売増加により利益が増加したことに加え、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社アクセスが利益の増加に寄与いたしました。

この結果、売上高は251億27百万円(対前年同期比54.2%増)、セグメント利益は6億60百万円(前年同期は1億50百万円のセグメント利益)となりました。

<合成樹脂事業>

合成樹脂事業におきましては、遊技機部品の製造・販売を行う主力のアミューズメント事業を中心に、新規顧客の拡大及び新商品の開発を図り、同時に品質改善にも努めてまいりました。

販売面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が減少いたしました。一方、科学計測器の販売並びに半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売は堅調に推移いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社浅間製作所が販売増加に寄与いたしました。

損益面では、主力であるアミューズメント事業の販売減少に伴い、利益が減少いたしました。一方、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社浅間製作所が利益の増加に寄与いたしました。

この結果、売上高は83億66百万円(対前年同期比91.3%増)、セグメント利益は4億70百万円(前年同期は1億86百万円のセグメント利益)となりました。

<その他>

その他におきましては、新規事業への参入・育成をはじめ、効率的な事業運営を行うための改善を進めてまいりました。特に農業につきましては、経営を軌道に乗せるべく継続してノウハウの蓄積を行い、新しい販路の開拓及び6次産業化に向けた検討等、収益化に向けた取組を行ってまいりました。

販売面では、農業の規模拡大に伴って販売が増加いたしました。

損益面では、農業の販売増加に伴い、損失幅が縮小いたしました。

この結果、売上高は2億18百万円(対前年同期比33.3%増)、セグメント損失は1億42百万円(前年同期は1億65百万円のセグメント損失)となりました。

当社グループの財政状態は下記のとおりであります。

<資産の状況>

当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は681億28百万円となり、前連結会計年度末残高594億39百万円と比べて86億89百万円増加いたしました。これは新型コロナウイルス感染症拡大に伴う先行き不透明感に備えるためキャッシュポジションを引き上げたことによる「現金及び預金」の増加90億68百万円、ファイナンス・リース取引の契約増加による「リース投資資産」の増加3億98百万円、在庫圧縮に努めたことによる「商品及び製品」の減少3億33百万円、「仕掛品」の減少4億74百万円、「原材料及び貯蔵品」の減少3億45百万円、自動車税等の納付による「前払費用」の増加4億14百万円が主な要因であります。

固定資産の残高は920億14百万円となり、前連結会計年度末残高897億47百万円と比べて22億66百万円増加いたしました。これはオペレーティング・リース取引の契約増加による「賃貸資産」の増加35億99百万円、新本社ビルの建設等による有形固定資産「その他」の増加10億9百万円、自動車リース関連事業の基幹システム開発中止に伴うソフトウエアの減少等による無形固定資産「その他」の減少25億65百万円、時価評価等による「投資有価証券」の増加10億73百万円、「繰延税金資産」の減少5億95百万円が主な要因であります。

繰延資産の残高は32百万円となり、前連結会計年度末残高41百万円と比べて9百万円減少いたしました。

以上の結果、資産合計は当第3四半期連結会計期間末残高1,601億75百万円となり、前連結会計年度末残高1,492億28百万円と比べて109億46百万円増加いたしました。

<負債の状況>

当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は576億48百万円となり、前連結会計年度末残高488億27百万円と比べて88億20百万円増加いたしました。これは新型コロナウイルス感染症拡大に伴う先行き不透明感に備えるためキャッシュポジションを引き上げたことによる「短期借入金」の増加15億80百万円及び「1年内返済予定の長期借入金」の増加49億98百万円、「支払手形及び買掛金」の減少21億70百万円、「電子記録債務」の増加5億99百万円、「1年内償還予定の社債」の増加50億円、「未払法人税等」の減少11億46百万円、「賞与引当金」の減少4億46百万円が主な要因であります。

固定負債の残高は639億47百万円となり、前連結会計年度末残高634億85百万円と比べて4億62百万円増加いたしました。これは新型コロナウイルス感染症拡大に伴う先行き不透明感に備えるためキャッシュポジションを引き上げたこと及びリース契約増加に伴う賃貸資産の購入による「長期借入金」の増加55億75百万円、「社債」の減少51億30百万円が主な要因であります。

以上の結果、負債合計は当第3四半期連結会計期間末残高1,215億96百万円となり、前連結会計年度末残高1,123億12百万円と比べて92億83百万円増加いたしました。

<純資産の状況>

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は385億78百万円となり、前連結会計年度末残高369億15百万円と比べて16億63百万円増加いたしました。これは「親会社株主に帰属する四半期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加20億14百万円、配当金の支払による「利益剰余金」の減少11億17百万円、時価評価による「その他有価証券評価差額金」の増加7億25百万円が主な要因であります。

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループ事業等への影響は、事業によってその影響や程度が異なるものの、現時点においては限定的であります。固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りにおいても、影響は限定的と仮定し見積りを行っております。

新型コロナウイルス感染症の会計上の見積りに与える影響において、当連結会計年度末には感染拡大前の水準まで回復する仮定としておりました。今後の感染拡大や収束時期等を正確に予測することが未だ困難な状況にあるものの、当社グループの業績動向を踏まえると会計上の見積りを大幅に見直す状況には至っておらず、会計上の見積りの仮定については重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億77百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(6)従業員数

2020年12月31日現在

セグメントの名称 従業員数(人)
--- --- ---
自動車リース関連事業 333 (7)
ケミカル事業 251 (12)
パーキング事業 27 (7)
機械工具販売事業 481 (67)
合成樹脂事業 194 (13)
報告セグメント計 1,286 (106)
その他 9 (27)
全社(共通) 65 (-)
合計 1,360 (133)

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員(1日勤務時間8時間換算)を外数で記載しております。

2.上記従業員数には、嘱託・契約社員203名は含まれておりません。

3.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載の通りであります。

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第3四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う先行き不透明感に備え、金融機関からの借入による資金調達を実施し、手元流動性を高めております。

(9)生産、受注及び販売の状況

①生産実績

セグメントの名称 前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
前年同四半期比

(%)
--- --- --- --- ---
自動車リース関連事業 (百万円)
ケミカル事業 (百万円) 3,538 3,508 99.2
パーキング事業 (百万円)
機械工具販売事業 (百万円) 1,633 1,371 83.9
合成樹脂事業 (百万円) 3,921 5,995 152.9
報告セグメント計 (百万円) 9,093 10,874 119.6
その他 (百万円) 236 216 91.4
合計 (百万円) 9,330 11,090 118.9

(注)1.金額は製品製造原価ベースで記載しております。

2.当第3四半期連結累計期間において合成樹脂事業の生産実績が著しく増加しているのは、2020年3月に株式会社浅間製作所の事業を吸収分割により承継したことによるものであります。

②仕入実績

セグメントの名称 前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
前年同四半期比

(%)
--- --- --- --- ---
自動車リース関連事業 (百万円) 11,962 11,037 92.3
ケミカル事業 (百万円) 1,588 1,539 96.9
パーキング事業 (百万円) 2,882 2,747 95.3
機械工具販売事業 (百万円) 11,919 19,313 162.0
合成樹脂事業 (百万円)
報告セグメント計 (百万円) 28,353 34,638 122.2
その他 (百万円) 0 0 229.5
合計 (百万円) 28,353 34,638 122.2

(注)当第3四半期連結累計期間において機械工具販売事業の仕入実績が著しく増加しているのは、2019年11月に株式会社アクセスの事業を吸収分割により承継したことによるものであります。

③販売実績

セグメントの名称 前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
前年同四半期比

(%)
--- --- --- --- ---
自動車リース関連事業 (百万円) 37,048 38,231 103.2
ケミカル事業 (百万円) 8,452 7,941 93.9
パーキング事業 (百万円) 4,335 3,783 87.3
機械工具販売事業 (百万円) 16,279 25,076 154.0
合成樹脂事業 (百万円) 4,366 8,362 191.5
報告セグメント計 (百万円) 70,482 83,395 118.3
その他 (百万円) 163 217 133.2
合計 (百万円) 70,645 83,612 118.4

(注)1.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。

2.金額については、セグメント間取引消去後の金額を記載しております。

3.当第3四半期連結累計期間において機械工具販売事業の販売実績が著しく増加しているのは、2019年11月に株式会社アクセスの事業を吸収分割により承継したによるものであります。

4.当第3四半期連結累計期間において合成樹脂事業の販売実績が著しく増加しているのは、2020年3月に株式会社浅間製作所の事業を吸収により承継したことによるものであります。

5.当第3四半期連結累計期間においてその他の販売実績が著しく増加しているのは、株式会社イチネン高知日高村農園及び株式会社イチネン農園の農産物の販売量増加によるものであります。

④自動車リース関連事業セグメント(リース)の状況

a.リース契約の実行高

区分 前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
前年同四半期比

(%)
--- --- --- --- ---
輸送用機器 (百万円) 25,605 27,887 108.9
その他 (百万円) 232 782 336.9
合計 (百万円) 25,837 28,670 111.0

(注)リース契約の実行高は、発生額より中途解約額を控除しております。

b.未経過リース料四半期末残高相当額の期日別内訳

所有権移転外ファイナンス・リース取引

1年以内

(百万円)
2年以内

(百万円)
3年以内

(百万円)
4年以内

(百万円)
5年以内

(百万円)
5年超

(百万円)
合計

(百万円)
--- --- --- --- --- --- --- ---
前第3四半期連結会計期間末

(2019年12月31日現在)
6,041 5,061 3,763 2,407 1,273 739 19,287
当第3四半期連結会計期間末

(2020年12月31日現在)
6,384 5,126 3,818 2,407 1,379 896 20,013

(注)未経過リース料の期日別内訳については、リース投資資産に係るリース料債権部分の決算日後の回収予定額を表示しております。

オペレーティング・リース取引

1年以内(百万円) 1年超(百万円) 合計(百万円)
--- --- --- ---
前第3四半期連結会計期間末

(2019年12月31日現在)
13,111 24,831 37,942
当第3四半期連結会計期間末

(2020年12月31日現在)
14,483 27,025 41,508

c.営業成績

売上高

(百万円)
売上原価

(百万円)
差引利益

(百万円)
資金原価

(百万円)
売上総利益

(百万円)
営業資産

平均残高

(百万円)
利益率

(%)
--- --- --- --- --- --- --- ---
前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
27,517 23,113 4,403 221 4,182 72,036 7.7
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
29,003 24,393 4,609 229 4,380 76,093 7.7

⑤自動車リース関連事業セグメント(自動車メンテナンス受託)の状況

a.メンテナンス契約の実行高

区分 前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
前年同四半期比(%)
--- --- --- --- ---
輸送用機器 (百万円) 5,215 4,225 81.0
合計 (百万円) 5,215 4,225 81.0

(注)メンテナンス契約の実行高は、発生額より中途解約を控除しております。

b.未経過メンテナンス契約債権の期日別内訳

1年以内

(百万円)
2年以内

(百万円)
3年以内

(百万円)
4年以内

(百万円)
5年以内

(百万円)
5年超

(百万円)
合計

(百万円)
--- --- --- --- --- --- --- ---
前第3四半期連結会計期間末

(2019年12月31日現在)
4,320 2,232 1,117 679 281 94 8,723
当第3四半期連結会計期間末

(2020年12月31日現在)
4,211 1,898 1,134 701 304 98 8,348

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 第3四半期報告書_20210210095155

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
--- ---
普通株式 80,000,000
80,000,000
②【発行済株式】
種類 第3四半期会計期間末現在発行数(株)

(2020年12月31日)
提出日現在発行数(株)

(2021年2月12日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 24,612,227 24,612,227 東京証券取引所

市場第一部
単元株式数

100株
24,612,227 24,612,227

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数

(株)
発行済株式総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金増減額

(百万円)
資本準備金残高

(百万円)
--- --- --- --- --- --- ---
2020年10月1日~

2020年12月31日
24,612,227 2,529 4,155

(5)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 

(6)【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2020年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。

①【発行済株式】
2020年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 313,900
完全議決権株式(その他) 普通株式 24,284,600 242,846
単元未満株式 普通株式 13,727
発行済株式総数 24,612,227
総株主の議決権 242,846

(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,100株含まれております。また、「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数11個が含まれております。

②【自己株式等】
2020年12月31日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合

(%)
株式会社イチネンホールディングス 大阪市淀川区西中島四丁目10番6号 313,900 313,900 1.28
313,900 313,900 1.28

(注)当第3四半期会計期間末日現在の自己名義所有株式数は314,000株、その発行済株式総数に対する所有株式数の割合は1.28%であります。

2【役員の状況】

該当事項はありません。

 第3四半期報告書_20210210095155

第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2020年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,158 11,226
受取手形及び売掛金 16,412 ※1 16,471
電子記録債権 2,710 ※1 2,724
リース・メンテナンス未収入金 2,424 2,517
リース投資資産 19,079 19,477
商品及び製品 7,849 7,515
仕掛品 1,238 764
原材料及び貯蔵品 1,556 1,211
前払費用 2,448 2,863
その他 3,600 3,403
貸倒引当金 △38 △47
流動資産合計 59,439 68,128
固定資産
有形固定資産
賃貸資産 122,996 128,805
減価償却累計額 △67,966 △70,175
賃貸資産(純額) 55,030 58,630
土地 8,606 8,602
その他 ※3 23,007 ※3 24,767
減価償却累計額 △10,265 △11,015
その他(純額) 12,742 13,752
有形固定資産合計 76,379 80,984
無形固定資産
のれん 1,453 1,255
その他 2,932 366
無形固定資産合計 4,385 1,621
投資その他の資産
投資有価証券 4,204 5,277
長期前払費用 1,751 1,740
繰延税金資産 1,084 488
その他 2,053 2,044
貸倒引当金 △112 △144
投資その他の資産合計 8,981 9,407
固定資産合計 89,747 92,014
繰延資産 41 32
資産合計 149,228 160,175
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2020年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 14,608 ※1 12,437
電子記録債務 3,223 ※1 3,823
短期借入金 6,720 8,300
コマーシャル・ペーパー 3,000 3,500
1年内償還予定の社債 260 5,260
1年内返済予定の長期借入金 15,777 20,775
リース債務 19 15
未払法人税等 1,322 176
リース・メンテナンス前受金 603 590
賞与引当金 770 324
品質保証引当金 8 9
その他 2,514 2,435
流動負債合計 48,827 57,648
固定負債
社債 12,010 6,880
長期借入金 47,955 53,530
リース債務 14 12
退職給付に係る負債 2,236 2,220
役員退職慰労引当金 176 179
資産除去債務 436 441
その他 655 683
固定負債合計 63,485 63,947
負債合計 112,312 121,596
純資産の部
株主資本
資本金 2,529 2,529
資本剰余金 1,805 1,805
利益剰余金 32,067 32,964
自己株式 △339 △339
株主資本合計 36,061 36,958
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 990 1,715
繰延ヘッジ損益 11 △0
為替換算調整勘定 △20 △9
退職給付に係る調整累計額 △154 △138
その他の包括利益累計額合計 826 1,566
新株予約権 26 53
純資産合計 36,915 38,578
負債純資産合計 149,228 160,175

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)
売上高 70,645 83,612
売上原価 54,726 65,062
売上総利益 15,918 18,550
販売費及び一般管理費
役員報酬 656 734
給料手当及び賞与 4,239 5,159
賞与引当金繰入額 247 292
退職給付費用 191 240
役員退職慰労引当金繰入額 21 21
貸倒引当金繰入額 17 42
品質保証引当金繰入額 1 1
のれん償却額 206 215
その他 5,445 6,149
販売費及び一般管理費合計 11,026 12,857
営業利益 4,892 5,692
営業外収益
受取配当金 78 71
仕入割引 40 42
その他 84 92
営業外収益合計 203 207
営業外費用
支払利息 41 60
支払手数料 12 56
その他 28 71
営業外費用合計 83 188
経常利益 5,012 5,711
特別利益
固定資産売却益 0 1
投資有価証券売却益 19 35
会員権売却益 0
特別利益合計 20 37
特別損失
固定資産除売却損 52 ※ 2,464
減損損失 18
投資有価証券評価損 0 14
投資有価証券売却損 8
会員権売却損 0 0
特別損失合計 81 2,479
税金等調整前四半期純利益 4,951 3,269
法人税、住民税及び事業税 1,730 947
法人税等調整額 77 307
法人税等合計 1,808 1,255
四半期純利益 3,142 2,014
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,142 2,014
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)
四半期純利益 3,142 2,014
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 282 725
繰延ヘッジ損益 △17 △11
為替換算調整勘定 △61 10
退職給付に係る調整額 8 15
その他の包括利益合計 212 739
四半期包括利益 3,355 2,754
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,355 2,754

【注記事項】

(追加情報)

(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)

当社グループでは、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、四半期連結財務諸表作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。

新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループ事業等への影響は、事業によってその影響や程度が異なるものの、現時点においては限定的であります。固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りにおいても、影響は限定的と仮定し見積りを行っております。

新型コロナウイルス感染症の会計上の見積りに与える影響において、当連結会計年度末には感染拡大前の水準まで回復する仮定としておりました。今後の感染拡大や収束時期等を正確に予測することが未だ困難な状況にあるものの、当社グループの業績動向を踏まえると会計上の見積りを大幅に見直す状況には至っておらず、会計上の見積りの仮定については重要な変更はありません。

(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用)

当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。 

(四半期連結貸借対照表関係)

※1.四半期連結会計期間末日満期手形、電子記録債権及び電子記録債務

四半期連結会計期間末日満期手形、電子記録債権及び電子記録債務の会計処理については、当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。当四半期連結会計期間末日満期手形、電子記録債権及び電子記録債務の金額は、次のとおりであります。

前連結会計年度

(2020年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)
--- --- ---
受取手形 -百万円 88百万円
電子記録債権 347
支払手形 255
電子記録債務 326

2.当座貸越契約及び貸出コミットメント契約

当社及び連結子会社7社は、運転資金の効率的な調達を行うために取引銀行7行及び取引生命保険会社1社と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。これらの契約に基づく当第3四半期連結会計期間の借入未実行残高は次のとおりであります。

前連結会計年度

(2020年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)
--- --- ---
当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額 17,700百万円 23,700百万円
借入実行残高
差引額 17,700 23,700

※3.国庫補助金等による圧縮記帳額

国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(2020年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)
--- --- ---
有形固定資産「その他」 488百万円 488百万円
(四半期連結損益計算書関係)

※ 固定資産除売却損

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

主に、自動車リース関連事業における基幹システムの開発中止に伴うソフトウエアの除却によるものであります。

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、第1四半期連結累計期間及び第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書の開示を省略しております。

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
--- --- ---
減価償却費 10,806百万円 11,740百万円
のれんの償却額 206 215
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額

(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
2019年6月18日

定時株主総会
普通株式 491 20.00 2019年3月31日 2019年6月19日 利益剰余金
2019年11月5日

取締役会
普通株式 491 20.00 2019年9月30日 2019年11月29日 利益剰余金

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

3.株主資本の金額の著しい変動

該当事項はありません。

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額

(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
--- --- --- --- --- --- ---
2020年6月17日

定時株主総会
普通株式 631 26.00 2020年3月31日 2020年6月18日 利益剰余金
2020年10月30日

取締役会
普通株式 485 20.00 2020年9月30日 2020年11月30日 利益剰余金

(注)2020年6月17日定時株主総会決議による1株当たり配当額には、創業90周年記念配当6円を含んでおります。

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

3.株主資本の金額の著しい変動

該当事項はありません。

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注1)
合計 調整額

(注2)
四半期

連結損益

計算書

計上額

(注3)
自動車

リース関連事業
ケミカル

事業
パーキング

事業
機械工具

販売事業
合成樹脂

事業
売上高
外部顧客への売上高 37,048 8,452 4,335 16,279 4,366 70,482 163 70,645 70,645
セグメント間の内部売上高又は振替高 134 226 0 20 6 387 0 388 △388
37,183 8,678 4,335 16,299 4,373 70,870 163 71,033 △388 70,645
セグメント

利益又は損失

(△)
3,086 1,024 598 150 186 5,047 △165 4,881 10 4,892

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、農産物の生産販売、不動産の賃貸及び管理等であります。

2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント その他

(注1)
合計 調整額

(注2)
四半期

連結損益

計算書

計上額

(注3)
自動車

リース関連事業
ケミカル

事業
パーキング

事業
機械工具

販売事業
合成樹脂

事業
売上高
外部顧客への売上高 38,231 7,941 3,783 25,076 8,362 83,395 217 83,612 83,612
セグメント間の内部売上高又は振替高 153 412 0 51 4 622 0 623 △623
38,385 8,353 3,783 25,127 8,366 84,017 218 84,235 △623 83,612
セグメント

利益又は損失

(△)
3,599 910 183 660 470 5,824 △142 5,682 10 5,692

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、農産物の生産販売、不動産の賃貸及び管理等であります。

2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
--- --- --- ---
(1)1株当たり四半期純利益 127円77銭 82円92銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 3,142 2,014
普通株主に帰属しない金額 (百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 3,142 2,014
普通株式の期中平均株式数 (千株) 24,598 24,298
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 127円59銭 82円71銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額 (百万円)
普通株式増加数 (千株) 33 61
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

2【その他】

2020年10月30日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)配当金の総額・・・・・・・・・・・・・・・・・485百万円

(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・20円00銭

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・・2020年11月30日

(注) 2020年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行っております。

 第3四半期報告書_20210210095155

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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