Quarterly Report • Feb 14, 2022
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| 【表紙】 | |
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2022年2月14日 |
| 【四半期会計期間】 | 第126期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日) |
| 【会社名】 | 曙ブレーキ工業株式会社 |
| 【英訳名】 | AKEBONO BRAKE INDUSTRY CO., LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 CEO 宮 地 康 弘 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都中央区日本橋小網町19番5号 |
| 【電話番号】 | 03(3668)5171(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 CFO 宇 佐 美 健 史 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 埼玉県羽生市東5丁目4番71号 |
| 【電話番号】 | 048(560)1501 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理部長代行 小 野 崎 正 史 |
| 【縦覧に供する場所】 | 曙ブレーキ工業株式会社 Ai-City(本社) (埼玉県羽生市東5丁目4番71号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E02161 72380 曙ブレーキ工業株式会社 AKEBONO BRAKE INDUSTRY CO., LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2021-04-01 2021-12-31 Q3 2022-03-31 2020-04-01 2020-12-31 2021-03-31 1 false false false E02161-000 2022-02-14 E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 E02161-000 2020-04-01 2021-03-31 E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 E02161-000 2020-12-31 E02161-000 2021-03-31 E02161-000 2021-12-31 E02161-000 2020-10-01 2020-12-31 E02161-000 2021-10-01 2021-12-31 E02161-000 2022-02-14 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02161-000 2022-02-14 jpcrp_cor:ClassASharesMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:ClassASharesSharesWithNoVotingRightsMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02161-000 2021-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E02161-000 2020-03-31 E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:JapanReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:JapanReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:NorthAmericaReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:NorthAmericaReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:EuropeReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:EuropeReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:ChinaReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:ChinaReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:ThailandReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:ThailandReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:IndonesiaReportableSegmentsMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02161-000:IndonesiaReportableSegmentsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02161-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02161-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares
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| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第125期
第3四半期連結
累計期間 | 第126期
第3四半期連結
累計期間 | 第125期 |
| 会計期間 | | 自 2020年4月1日
至 2020年12月31日 | 自 2021年4月1日
至 2021年12月31日 | 自 2020年4月1日
至 2021年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 97,443 | 100,616 | 134,003 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (百万円) | △3,449 | 3,688 | △1,808 |
| 親会社株主に帰属する
四半期純利益
又は親会社株主に帰属する
四半期(当期)純損失(△) | (百万円) | △6,196 | 2,521 | △11,913 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | △6,793 | 4,628 | △10,680 |
| 純資産額 | (百万円) | 46,676 | 47,340 | 42,642 |
| 総資産額 | (百万円) | 132,582 | 137,881 | 132,627 |
| 1株当たり四半期純利益又は
1株当たり四半期(当期)純損失(△) | (円) | △46.39 | 18.87 | △89.19 |
| 潜在株式調整後1株当たり
四半期(当期)純利益 | (円) | - | 5.55 | - |
| 自己資本比率 | (%) | 31.2 | 29.8 | 28.1 |
| 営業活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | △1,176 | 3,052 | 5,587 |
| 投資活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | △2,422 | △591 | △2,742 |
| 財務活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | △3,795 | △1,048 | △4,982 |
| 現金及び現金同等物の
四半期末(期末)残高 | (百万円) | 25,350 | 30,621 | 29,592 |
| 回次 | 第125期 第3四半期連結 会計期間 |
第126期 第3四半期連結 会計期間 |
|
| 会計期間 | 自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 |
自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 |
|
| 1株当たり四半期純利益 又は1株当たり四半期純損失(△) |
(円) | △5.94 | 2.05 |
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2 四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しております。
3 第125期第3四半期連結累計期間及び第125期の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期(当期)純損失であるため、記載しておりません。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 ### 2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
0102010_honbun_0009747503401.htm
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものでありますが、予測しえない経済状況の変化等さまざまな要因があるため、その結果について、当社が保証するものではありません。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)及び(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
当社第3四半期(2021年4月1日~2021年12月31日)における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大の収束が見通せない状況に加えて、半導体不足による完成車メーカーの減産や原材料価格上昇などもあり、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況下、当第3四半期連結累計期間(注)における当社グループの業績は、北米では米系の完成車メーカーのモデルチェンジによってOEM(新車組付け)用製品がほぼ生産終了となり、欧州では半導体不足や新型コロナウイルスの感染再拡大に起因するサプライチェーン問題による完成車メーカーの減産影響により受注が減少しました。一方、日本・タイ・インドネシアでは、前期における新型コロナウイルス感染症の影響による完成車メーカーの工場稼働停止や事業活動の制限などからの反動増により受注が大きく回復し、売上高は1,006億円(前年同期比3.3%増)となりました。利益面では、北米や欧州における受注減少による利益の減少はありましたが、日本やアジアにおける新型コロナウイルス感染症の影響による受注減少からの回復、事業構造改革の一部の施策の効果、固定費の削減、特に日本や北米における人員適正化の効果が大きく寄与し、営業利益は34億円(前期は営業損失20億円)、経常利益は37億円(前期は経常損失34億円)となりました。
特別損益については、前期に閉鎖した米国の生産拠点の不動産売却などにより固定資産売却益5億円を計上した一方で、インドネシアの生産拠点で発生した災害による損失2億円を計上しました。これにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億円(前期は62億円の損失)となりました。
| (単位:億円) | ||||
| 前期 | 当期 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 974 | 1,006 | 32 | 3.3% |
| 営業利益 | △20 | 34 | 54 | -% |
| 経常利益 | △34 | 37 | 71 | -% |
| 税金等調整前四半期純利益 | △56 | 38 | 94 | -% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | △62 | 25 | 87 | -% |
セグメントごとの業績は次のとおりです。
| (単位:億円) | ||||||||
| 売上高 | 営業利益 | |||||||
| 前期 | 当期 | 増減 | 増減率 | 前期 | 当期 | 増減 | 増減率 | |
| 日本 | 431 | 487 | 56 | 13.0% | 10 | 33 | 23 | 234.0% |
| 北米 | 318 | 242 | △75 | △23.7% | △39 | △19 | 20 | -% |
| 欧州 | 104 | 94 | △10 | △10.0% | 1 | △1 | △2 | -% |
| 中国 | 84 | 85 | 1 | 1.7% | 3 | 1 | △2 | △59.5% |
| タイ | 37 | 48 | 11 | 31.2% | 1 | 6 | 5 | 462.3% |
| インドネシア | 85 | 129 | 43 | 50.9% | 3 | 12 | 9 | 319.1% |
| 連結消去 | △84 | △79 | 5 | -% | 2 | 2 | △1 | △31.9% |
| 連結 | 974 | 1,006 | 32 | 3.3% | △20 | 34 | 54 | -% |
① 日本
半導体不足による完成車メーカーの減産の影響が継続しているものの、前期の新型コロナウイルス感染症の影響による受注減少からの回復や小型トラックの需要拡大により、売上高は487億円(前年同期比13.0%増)となりました。
利益面では、市況高騰や前期にあった休業補償の補填がなくなった影響はあったものの、売上高増加による利益の増加に加えて、前期に実施した国内生産拠点の早期退職措置による労務費の適正化、これまでに取り組んできた費用抑制の効果が持続していることなどにより、営業利益は33億円(前年同期比234.0%増)となりました。
② 北米
メキシコ工場における新規ビジネスの立ち上げなどによる増収はあったものの、米国工場においては、主要な顧客であった米系完成車メーカーのモデルチェンジによってOEM用製品がほぼ生産終了となったことに加え、半導体不足による完成車メーカーの減産影響の継続もあり、売上高は242億円(前年同期比23.7%減)と大幅な減収となりました。
利益面では、売上高減少による影響に加え、原材料価格上昇の影響などがありましたが、大幅な受注減少に対応するため前期に生産2拠点を閉鎖して、生産人員の適正化や生産性改善、工場間の生産移管による生産効率化などに取り組んできた効果により、営業損失は19億円(前期は営業損失39億円)に留まりました。
③ 欧州
半導体不足や新型コロナウイルス感染再拡大に起因するサプライチェーン問題による完成車メーカーの減産影響、日系完成車メーカー向けグローバルプラットフォーム(全世界での車台共通化)車用製品の生産終了などにより、売上高は94億円(前年同期比10.0%減)となりました。
利益面では、スロバキア工場においては、売上高減少による利益の減少を不良品の低減、経費削減、生産性向上などのコスト削減効果により挽回しましたが、フランス工場においては、原材料価格上昇の影響や閉鎖に向けた費用が嵩んだことなどから、営業損失は1億円(前期は営業利益1億円)となりました。
④ 中国
主要な日系完成車メーカー向け製品の新型コロナウイルス感染症の影響からの回復はあったものの、米系完成車メーカーのモデルチェンジによるOEM用製品の生産終了もあり、受注は減少しましたが、円安の影響により売上高は85億円(前年同期比1.7%増)となりました。
利益面では、受注減少による利益の減少に加え、前期にあった政府による社会保険料の減免措置がなくなり、人員の適正化や合理化改善に努めたものの、営業利益は1億円(前年同期比59.5%減)となりました。
⑤ タイ
一部の欧米系完成車メーカーのOEM用製品の生産終了があったものの、前期の新型コロナウイルス感染症の影響による受注減少からの反動により受注が回復し、また、市場回復による主要な日系完成車メーカー向けの補修用製品の受注の増加もあり、売上高は48億円(前年同期比31.2%増)となりました。
利益面では、売上高増加による利益の増加が大きく寄与したことに加え、基幹部品である鋳物を外部購入から当社の鋳物工場での内製に切り替え、付加価値を高めたことにより、営業利益は6億円(前年同期比462.3%増)となりました。
⑥ インドネシア
欧州向けグローバルプラットフォーム車用製品の生産終了はあったものの、政府による新車購入時の奢侈税免除・減税が実施されたことに加え、前期の新型コロナウイルス感染症の影響による受注減少からの反動増や、小型乗用車用製品の新規立ち上げが好調なこともあり、売上高は129億円(前年同期比50.9%増)と大幅な増収となりました。
利益面では、インドネシア工場で発生した火災によるエキストラ費用の発生やサプライチェーン問題による輸送費の増加はあったものの、売上高増加による利益の増加が大きく寄与したことに加えて、生産性改善や購入部品の内製化、現地調達への切り替えなどの合理化効果もあり、営業利益は12億円(前年同期比319.1%増)と増益となりました。
(注) 当第3四半期連結累計期間とは
(1) 北米・中国・タイ・インドネシア 2021年1月~2021年9月
(2) 日本・欧州 2021年4月~2021年12月 となります。
資産、負債及び純資産の状況
| (単位:億円) | |||||||
| (資産の部) | 前期末 | 当期末 | 増減 | (負債・純資産の部) | 前期末 | 当期末 | 増減 |
| 流動資産 | 700 | 744 | 44 | 流動負債 | 313 | 318 | 5 |
| 現金及び預金 | 296 | 306 | 10 | 仕入債務 | 172 | 175 | 3 |
| 売上債権 | 260 | 244 | △16 | 有利子負債 | 10 | 10 | 1 |
| 棚卸資産 | 122 | 164 | 42 | その他 | 132 | 132 | 1 |
| その他 | 23 | 30 | 8 | 固定負債 | 587 | 588 | 1 |
| 固定資産 | 627 | 635 | 8 | 有利子負債 | 480 | 479 | △1 |
| 有形固定資産 | 468 | 458 | △10 | その他 | 107 | 109 | 2 |
| 投資有価証券 | 58 | 73 | 16 | 負債合計 | 900 | 905 | 6 |
| その他 | 101 | 104 | 3 | 純資産 | 426 | 473 | 47 |
| 総資産 | 1,326 | 1,379 | 53 | 負債・純資産 | 1,326 | 1,379 | 53 |
(資産)
当期末の資産は1,379億円と前期末比53億円の増加となりました。
流動資産は744億円と前期末比44億円の増加となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症に端を発した海上輸送遅延による在庫積み増しなどにより棚卸資産が42億円増加したことによるものです。固定資産は635億円と前期末比8億円の増加となりました。これは主に、減価償却費の計上などにより有形固定資産が10億円減少した一方で、株価の上昇により投資有価証券が16億円増加したことによるものです。
(負債)
当期末の負債は905億円と前期末比6億円の増加となりました。
流動負債は318億円と前期末比5億円の増加となりました。これは主に、在庫積み増しなどの影響により仕入債務が3億円増加したことによるものです。固定負債は588億円とほぼ前期末並みとなりました。なお、有利子負債残高489億円から「現金及び預金」を控除したネット有利子負債残高は183億円であります。
(純資産)
当期末の純資産は473億円と前期末比47億円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が27億円増加したことに加え、株価の上昇によりその他有価証券評価差額金が11億円、円安の影響により為替換算調整勘定が3億円、それぞれ増加したことによるものです。なお、収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金の期首残高が1億円増加しております。
当期末の現金及び現金同等物は、前期末比10億円増加の306億円となりました。
| (単位:億円) | |||
| 前期 | 当期 | 増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | △12 | 31 | 42 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △24 | △6 | 18 |
| 計 | |||
| (フリー・キャッシュ・フロー) | △36 | 25 | 61 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △38 | △10 | 27 |
主な要因として、税金等調整前四半期純利益38億円や減価償却費42億円があった一方で、棚卸資産の増加額△36億円や事業再編による支出15億円などにより、資金が増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
主な要因として、米国の閉鎖生産拠点の不動産売却などにより有形及び無形固定資産の売却による収入26億円があった一方で、日米を中心とした設備投資により有形及び無形固定資産の取得による支出32億円の計上などにより、資金が減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
主な要因として、長期借入金の返済による支出3億円、ファイナンス・リース債務の返済による支出6億円及び非支配株主への配当金の支払額2億円などにより、資金が減少となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,630百万円であり、この他に日常的な改良に伴って発生した研究開発関連の費用は2,738百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、前事業年度の有価証券報告書に記載した「①当社国内生産子会社が製造する一部製品の定期検査報告における不適切な行為について」への対応として、IATF 16949及びISO 9001の早期の再認証に向けて尽力してまいりました。その結果、2021年10月13日までに、当社及び国内生産子会社4社の全ての拠点において、認証の再取得が完了いたしました。今後も再発防止策を着実に実行することにより、コンプライアンス並びにガバナンスの強化を図ることで、信頼の回復に全力で取り組んでまいります。
当第3四半期連結累計期間末の当社グループの従業員数は、日本セグメントにおいて国内生産拠点の社員を対象とした早期退職措置を実施したことや、北米セグメントにおいて生産人員の適正化を実施したことなどにより、前連結会計年度末の6,299名から383名減少し、5,916名となりました。
前事業年度の有価証券報告書に記載した、「設備の新設・更新等の計画」を見直しております。当連結会計年度の設備投資の計画は6,410百万円であり、セグメント毎の内訳は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 投資予定額 (百万円) |
設備の内容 |
| 日本 | 2,310 | 老朽更新投資、品質改善投資、工場再編投資、新規立上げ投資など |
| 北米 | 2,520 | 新規立上げ投資、合理化投資、老朽更新投資など |
| 欧州 | 110 | 合理化投資、IT投資、環境対策など |
| 中国 | 1,040 | 新規立上げ投資、環境対策、研究開発など |
| タイ | 40 | 新規立上げ投資、合理化投資、IT投資など |
| インドネシア | 390 | 合理化投資、老朽更新投資、IT投資など |
| 合計 | 6,410 | ― |
(注) 1 上記の金額に消費税等は含まれておりません。
2 設備投資に係る今後の主要資金については、主として、自己資金をもって充当する予定であります。 ### 3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
0103010_honbun_0009747503401.htm
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 543,000,000 |
| A種種類株式 | 20,000 |
| 計 | 543,000,000 |
(注) 当社の各種類株式の発行可能種類株式総数の合計は543,020,000株であり、当社定款に定める発行可能株式総数543,000,000株を超過しますが、発行可能種類株式総数の合計が発行可能株式総数以下であることにつきましては、会社法上要求されておりません。 ##### ② 【発行済株式】
| 種類 | 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2021年12月31日) |
提出日現在 発行数(株) (2022年2月14日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 135,992,343 | 135,992,343 | 東京証券取引所 (市場第一部) |
単元株式数 100株(注)2 |
| A種種類株式 | 20,000 | 20,000 | 非上場 | 単元株式数 1株(注)3 |
| 計 | 136,012,343 | 136,012,343 | ― | ― |
(注) 1 「提出日現在発行数」欄には、2022年2月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
2 完全議決権株式であり、権利内容に特に限定のない当社における標準となる株式であります。
3 A種種類株式の内容は、以下のとおりです。
1.種類株式に対する剰余金の配当
(1) A種優先配当金
当社は、ある事業年度中に属する日を基準日として剰余金の配当をするときは、当該剰余金の配当の基準日(以下、「配当基準日」といいます。)の最終の株主名簿に記載又は記録されたA種種類株式を有する株主(以下、「A種種類株主」といいます。)又はA種種類株式の登録株式質権者(A種種類株主と併せて以下、「A種種類株主等」といいます。)に対し、下記9.(1)に定める支払順位に従い、A種種類株式1株につき、下記(2)に定める額の金銭による剰余金の配当(かかる配当によりA種種類株式1株当たりに支払われる金銭を、以下、「A種優先配当金」といいます。)を行う。なお、A種優先配当金に、各A種種類株主等が権利を有するA種種類株式の数を乗じた金額に1円未満の端数が生じるときは、当該端数は切り捨てる。
(2) A種優先配当金の金額
A種優先配当金の額は、配当基準日が2020年3月末日以前に終了する事業年度に属する場合、1,000,000円(以下、「払込金額相当額」といいます。)に、4.0%を乗じて算出した額の金銭について、配当基準日が2020年4月1日以降に開始し2021年3月末日以前に終了する事業年度に属する場合、払込金額相当額に、4.5%を乗じて算出した額の金銭について、配当基準日が2021年4月1日以降に開始し2022年3月末日以前に終了する事業年度に属する場合、払込金額相当額に、5.0%を乗じて算出した額の金銭について、配当基準日が2022年4月1日以降に開始する事業年度に属する場合、払込金額相当額に、5.5%を乗じて算出した額の金銭について、当該配当基準日の属する事業年度の初日(但し、当該配当基準日が2020年3月末日に終了する事業年度に属する場合、2019年9月30日)(同日を含む。)から当該配当基準日(同日を含む。)までの期間の実日数につき、1年を365日(但し、当該事業年度に閏日を含む場合は366日)として日割計算を行うものとする(除算は最後に行い、円位未満小数第2位まで計算し、その小数第2位を四捨五入する。)。但し、当該配当基準日の属する事業年度中の、当該配当基準日より前の日を基準日としてA種種類株主等に対し剰余金を配当したときは、当該配当基準日に係るA種優先配当金の額は、その各配当におけるA種優先配当金の合計額を控除した金額とする。
(3) 非参加条項
当社は、A種種類株主等に対しては、A種優先配当金及びA種累積未払配当金相当額(下記(4)に定める。)の額を超えて剰余金の配当を行わない。但し、当社が行う吸収分割手続の中で行われる会社法第758条第8号ロ若しくは同法第760条第7号ロに規定される剰余金の配当又は当社が行う新設分割手続の中で行われる同法第763条第1項第12号ロ若しくは同法第765条第1項第8号ロに規定される剰余金の配当についてはこの限りではない。
(4) 累積条項
ある事業年度に属する日を基準日としてA種種類株主等に対して行われた1株当たりの剰余金の配当(当該事業年度より前の各事業年度に係るA種優先配当金につき本(4)に従い累積したA種累積未払配当金相当額(以下に定義される。)の配当を除く。)の総額が、当該事業年度に係るA種優先配当金の額(当該事業年度の末日を基準日とする剰余金の配当が行われると仮定した場合において、上記(2)に従い計算されるA種優先配当金の額をいう。但し、かかる計算においては、上記(2)但書の規定は適用されないものとして計算するものとする。)に達しないときは、その不足額は、当該事業年度(以下、本(4)において「不足事業年度」といいます。)の翌事業年度以降の事業年度に累積する。この場合の累積額は、不足事業年度に係る定時株主総会(以下、本(4)において「不足事業年度定時株主総会」といいます。)の翌日(同日を含む。)から累積額がA種種類株主等に対して配当される日(同日を含む。)までの間、不足事業年度の翌事業年度以降の各事業年度において、当該事業年度が2020年3月末日以前に終了する事業年度の場合は年率4.0%の利率で、当該事業年度が2020年4月1日以降に開始し2021年3月末日以前に終了する事業年度の場合は年率4.5%の利率で、当該事業年度が2021年4月1日以降に開始し2022年3月末日以前に終了する事業年度の場合は年率5.0%の利率で、当該事業年度が2022年4月1日以降に開始する事業年度の場合は年率5.5%の利率で、1年ごと(但し、1年目は不足事業年度定時株主総会の翌日(同日を含む。)から不足事業年度の翌事業年度の末日(同日を含む。)までとする。)の複利計算により算出した金額を加算した金額とする。なお、当該計算は、1年を365日(但し、当該事業年度に閏日を含む場合は366日)とした日割計算により行うものとし、除算は最後に行い、円位未満小数第2位まで計算し、その小数第2位を四捨五入する。本(4)に従い累積する金額(以下、「A種累積未払配当金相当額」といいます。)については、下記9.(1)に定める支払順位に従い、A種種類株主等に対して配当する。
2.残余財産の分配
(1) 残余財産の分配
当社は、残余財産を分配するときは、A種種類株主等に対し、下記9.(2)に定める支払順位に従い、A種種類株式1株につき、払込金額相当額に、A種累積未払配当金相当額及び下記(3)に定める日割未払優先配当金額を加えた額(以下、「A種残余財産分配額」といいます。)の金銭を支払う。但し、本(1)においては、残余財産の分配が行われる日(以下、「分配日」といいます。)が配当基準日の翌日(同日を含む。)から当該配当基準日を基準日とした剰余金の配当が行われる時点までの間である場合は、当該配当基準日を基準日とする剰余金の配当は行われないものとみなしてA種累積未払配当金相当額を計算する。なお、A種残余財産分配額に、各A種種類株主等が権利を有するA種種類株式の数を乗じた金額に1円未満の端数が生じるときは、当該端数は切り捨てる。
(2) 非参加条項
A種種類株主等に対しては、上記(1)のほか、残余財産の分配は行わない。
(3) 日割未払優先配当金額
A種種類株式1株当たりの日割未払優先配当金額は、分配日の属する事業年度において、分配日を基準日としてA種優先配当金の支払がなされたと仮定した場合に、上記1.(2)に従い計算されるA種優先配当金相当額とする(以下、A種種類株式1株当たりの日割未払優先配当金額を「日割未払優先配当金額」といいます。)。
3.議決権
A種種類株主は、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会において議決権を有しない。
4.普通株式を対価とする取得請求権
(1) 普通株式対価取得請求権
A種種類株主は、2019年10月1日以降いつでも、当社に対して、下記(2)に定める数の普通株式(以下、「請求対象普通株式」といいます。)の交付と引換えに、その有するA種種類株式の全部又は一部を取得することを請求すること(以下、「普通株式対価取得請求」といいます。)ができるものとし、当社は、当該普通株式対価取得請求に係るA種種類株式を取得するのと引換えに、法令の許容する範囲内において、請求対象普通株式を、当該A種種類株主に対して交付するものとする。
(2) A種種類株式の取得と引換えに交付する普通株式の数
A種種類株式の取得と引換えに交付する普通株式の数は、普通株式対価取得請求に係るA種種類株式の数に、(ⅰ)A種種類株式1株当たりの払込金額相当額に下記に定める普通株式対価取得プレミアムを乗じて得られる額並びに(ⅱ)A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額の合計額を乗じて得られる額を、下記(3)及び(4)で定める取得価額で除して得られる数とする。なお、本4.においては、A種累積未払配当金相当額の計算及び日割未払優先配当金額の計算における「残余財産の分配が行われる日」及び「分配日」をそれぞれ「普通株式対価取得請求の効力が生じた日」と読み替えて、A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額を計算する。また、普通株式対価取得請求に係るA種種類株式の取得と引換えに交付する普通株式の合計数に1株に満たない端数があるときは、これを切り捨てるものとし、この場合においては、会社法第167条第3項に定める金銭の交付は行わない。
「普通株式対価取得プレミアム」とは、普通株式対価取得請求の効力が生ずる日が以下の各号のいずれの期間に属するかの区分に応じて、以下の各号に定める数値をいう。
| ① 2020年6月30日まで | :1.13 |
| ② 2020年7月1日から2021年6月30日まで | :1.20 |
| ③ 2021年7月1日から2022年6月30日まで | :1.27 |
| ④ 2022年7月1日から2023年6月30日まで | :1.34 |
| ⑤ 2023年7月1日から2024年6月30日まで | :1.41 |
| ⑥ 2024年7月1日から2025年6月30日まで | :1.48 |
| ⑦ 2025年7月1日以降 | :1.55 |
(3) 当初取得価額
当初取得価額は80円とする。
(4) 取得価額の調整
(a) 以下に掲げる事由が発生した場合には、それぞれ以下のとおり取得価額を調整する。
① 普通株式につき株式の分割又は株式無償割当てをする場合、次の算式により取得価額を調整する。なお、株式無償割当ての場合には、次の算式における「分割前発行済普通株式数」は「無償割当て前発行済普通株式数(但し、その時点で当社が保有する普通株式を除く。)」、「分割後発行済普通株式数」は「無償割当て後発行済普通株式数(但し、その時点で当社が保有する普通株式を除く。)」とそれぞれ読み替える。
| 調整後取得価額=調整前取得価額× | 分割前発行済普通株式数 |
| 分割後発行済普通株式数 |
調整後取得価額は、株式の分割に係る基準日の翌日又は株式無償割当ての効力が生ずる日(株式無償割当てに係る基準日を定めた場合は当該基準日の翌日)以降これを適用する。
② 普通株式につき株式の併合をする場合、次の算式により、取得価額を調整する。
| 調整後取得価額=調整前取得価額× | 併合前発行済普通株式数 |
| 併合後発行済普通株式数 |
調整後取得価額は、株式の併合の効力が生ずる日以降これを適用する。
③ 下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る払込金額をもって普通株式を発行又は当社が保有する普通株式を処分する場合(株式無償割当ての場合、普通株式の交付と引換えに取得される株式若しくは新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。以下、本(4)において同じ。)の取得による場合、普通株式を目的とする新株予約権の行使による場合又は合併、株式交換若しくは会社分割により普通株式を交付する場合を除く。)、次の算式(以下、「取得価額調整式」といいます。)により取得価額を調整する。取得価額調整式における「1株当たり払込金額」は、金銭以外の財産を出資の目的とする場合には、当該財産の適正な評価額とする。調整後取得価額は、払込期日(払込期間を定めた場合には当該払込期間の最終日)の翌日以降、また株主への割当てに係る基準日を定めた場合は当該基準日(以下、「株主割当日」といいます。)の翌日以降これを適用する。なお、当社が保有する普通株式を処分する場合には、次の算式における「新たに発行する普通株式の数」は「処分する当社が保有する普通株式の数」、「当社が保有する普通株式の数」は「処分前において当社が保有する普通株式の数」とそれぞれ読み替える。
| (発行済普通株式数 -当社が保有する 普通株式の数) |
+ | 新たに発行する普通株式の数 | × | 1株当たり払込金額 | ||||
| 調整後 取得価額 |
= | 調整前 取得価額 |
× | 普通株式1株当たりの時価 | ||||
| (発行済普通株式数-当社が保有する普通株式の数) +新たに発行する普通株式の数 |
④ 当社に取得をさせることにより又は当社に取得されることにより、下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る普通株式1株当たりの取得価額をもって普通株式の交付を受けることができる株式を発行又は処分する場合(株式無償割当ての場合を含む。)、かかる株式の払込期日(払込期間を定めた場合には当該払込期間の最終日。以下、本④において同じ。)に、株式無償割当ての場合にはその効力が生ずる日(株式無償割当てに係る基準日を定めた場合は当該基準日。以下、本④において同じ。)に、また株主割当日がある場合はその日に、発行又は処分される株式の全てが当初の条件で取得され普通株式が交付されたものとみなし、取得価額調整式において「1株当たり払込金額」としてかかる価額を使用して計算される額を、調整後取得価額とする。調整後取得価額は、払込期日の翌日以降、株式無償割当ての場合にはその効力が生ずる日の翌日以降、また株主割当日がある場合にはその日の翌日以降、これを適用する。上記にかかわらず、取得に際して交付される普通株式の対価が上記の時点で確定していない場合は、調整後取得価額は、当該対価の確定時点において発行又は処分される株式の全てが当該対価の確定時点の条件で取得され普通株式が交付されたものとみなして算出するものとし、当該対価が確定した日の翌日以降これを適用する。
⑤ 行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払込価額と新株予約権の行使に際して出資される財産(金銭以外の財産を出資の目的とする場合には、当該財産の適正な評価額とする。以下、本⑤において同じ。)の合計額が下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る価額をもって普通株式の交付を受けることができる新株予約権を発行する場合(新株予約権無償割当ての場合を含む。)、かかる新株予約権の割当日に、新株予約権無償割当ての場合にはその効力が生ずる日(新株予約権無償割当てに係る基準日を定めた場合は当該基準日。以下、本⑤において同じ。)に、また株主割当日がある場合はその日に、発行される新株予約権全てが当初の条件で行使され又は取得されて普通株式が交付されたものとみなし、取得価額調整式において「1株当たり払込金額」として普通株式1株当たりの新株予約権の払込価額と新株予約権の行使に際して出資される財産の普通株式1株当たりの価額の合計額を使用して計算される額を、調整後取得価額とする。調整後取得価額は、かかる新株予約権の割当日の翌日以降、新株予約権無償割当ての場合にはその効力が生ずる日の翌日以降、また株主割当日がある場合にはその翌日以降、これを適用する。上記にかかわらず、取得又は行使に際して交付される普通株式の対価が上記の時点で確定していない場合は、調整後取得価額は、当該対価の確定時点において発行される新株予約権全てが当該対価の確定時点の条件で行使され又は取得されて普通株式が交付されたものとみなして算出するものとし、当該対価が確定した日の翌日以降これを適用する。但し、本⑤による取得価額の調整は、当社又は当社の子会社の取締役、監査役、執行役その他の役員又は従業員に対してストック・オプション目的で発行される普通株式を目的とする新株予約権には適用されないものとする。
(b) 上記(a)に掲げた事由によるほか、下記①乃至③のいずれかに該当する場合には、当社はA種種類株主等に対して、あらかじめ書面によりその旨並びにその事由、調整後取得価額、適用の日及びその他必要な事項を通知したうえ、取得価額の調整を適切に行うものとする。
① 合併、株式交換、株式交換による他の株式会社の発行済株式の全部の取得、株式移転、吸収分割、吸収分割による他の会社がその事業に関して有する権利義務の全部若しくは一部の承継又は新設分割のために取得価額の調整を必要とするとき。
② 取得価額を調整すべき事由が2つ以上相接して発生し、一方の事由に基づく調整後の取得価額の算出に当たり使用すべき時価につき、他方の事由による影響を考慮する必要があるとき。
③ その他、発行済普通株式数(但し、当社が保有する普通株式の数を除く。)の変更又は変更の可能性を生ずる事由の発生によって取得価額の調整を必要とするとき。
(c) 取得価額の調整に際して計算が必要な場合は、円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。
(d) 取得価額調整式に使用する普通株式1株当たりの時価は、調整後取得価額を適用する日(但し、取得価額を調整すべき事由について株式会社東京証券取引所(以下、「東京証券取引所」といいます。)が提供する適時開示情報閲覧サービスにおいて公表された場合には、当該公表が行われた日)に先立つ連続する30取引日の東京証券取引所が発表する当社の普通株式の普通取引の売買高加重平均価格(以下、「VWAP」といいます。)の平均値(円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。)とする。なお、「取引日」とは、東京証券取引所において当社普通株式の普通取引が行われる日をいい、VWAPが発表されない日は含まないものとする。
(e) 取得価額の調整に際し計算を行った結果、調整後取得価額と調整前取得価額との差額が0.1円未満にとどまるときは、取得価額の調整はこれを行わない。但し、本(e)により不要とされた調整は繰り越されて、その後の調整の計算において斟酌される。
(5) 普通株式対価取得請求受付場所
曙ブレーキ工業株式会社 本店
(6) 普通株式対価取得請求の効力発生
普通株式対価取得請求の効力は、普通株式対価取得請求に要する書類が上記(5)に記載する普通株式対価取得請求受付場所に到達したとき又は当該書類に記載された効力発生希望日のいずれか遅い時点に発生する。
(7) 普通株式の交付方法
当社は、普通株式対価取得請求の効力発生後、当該普通株式対価取得請求をしたA種種類株主に対して、当該A種種類株主が指定する株式会社証券保管振替機構又は口座管理機関における振替口座簿の保有欄に振替株式の増加の記録を行うことにより普通株式を交付する。
5.金銭を対価とする取得請求権
(1) 金銭対価取得請求権
A種種類株主は、2019年10月1日以降いつでも、当社に対して、下記(2)に定める額の金銭の交付と引換えに、その有するA種種類株式の全部又は一部を取得することを請求すること(以下、「金銭対価取得請求」といいます。)ができるものとし、当社は、当該金銭対価取得請求に係るA種種類株式を取得するのと引換えに、法令の許容する範囲内において、下記(2)に定める額の金銭を、当該A種種類株主に対して交付するものとする。但し、金銭対価取得請求に基づきA種種類株主に対して交付される金銭のうちA種種類株式1株当たりの払込金額相当額に金銭対価取得請求に係るA種種類株式の数を乗じた額の合計額が、累計で66億円を超える場合には、A種種類株主はかかる金銭対価取得請求を行うことはできない。
(2) A種種類株式の取得と引換えに交付する金銭の額
A種種類株式の取得と引換えに交付する金銭の額は、金銭対価取得請求に係るA種種類株式の数に、(ⅰ)A種種類株式1株当たりの払込金額相当額に下記に定める金銭対価取得プレミアムを乗じて得られる額並びに(ⅱ)A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額の合計額を乗じて得られる額とする。なお、本5.においては、A種累積未払配当金相当額の計算及び日割未払優先配当金額の計算における「残余財産の分配が行われる日」及び「分配日」をそれぞれ「金銭対価取得請求の効力が生じた日」と読み替えて、A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額を計算する。
「金銭対価取得プレミアム」とは、金銭対価取得請求の効力が生ずる日が以下の各号のいずれの期間に属するかの区分に応じて、以下の各号に定める数値をいう。
| ① 2020年6月30日まで | :1.05 |
| ② 2020年7月1日から2021年6月30日まで | :1.12 |
| ③ 2021年7月1日から2022年6月30日まで | :1.19 |
| ④ 2022年7月1日から2023年6月30日まで | :1.26 |
| ⑤ 2023年7月1日から2024年6月30日まで | :1.33 |
| ⑥ 2024年7月1日から2025年6月30日まで | :1.40 |
| ⑦ 2025年7月1日以降 | :1.47 |
(3) 金銭対価取得請求受付場所
曙ブレーキ工業株式会社 本店
(4) 金銭対価取得請求の効力発生
金銭対価取得請求事前通知の効力は、金銭対価取得請求事前通知に要する書類が上記(3)に記載する金銭対価取得請求受付場所に到達したとき又は当該書類に記載された効力発生希望日のいずれか遅い時点に発生する。金銭対価取得請求の効力は、当該金銭対価取得請求事前通知に係る金銭対価取得請求日において発生する。
6.金銭を対価とする取得条項
当社は、2019年10月1日以降いつでも、当社の取締役会が別に定める日(以下、「金銭対価償還日」といいます。)が到来することをもって、A種種類株主等に対して、金銭対価償還日の14日前までに書面による通知(撤回不能とする。)を行った上で、法令の許容する範囲内において、金銭を対価として、A種種類株式の全部又は一部(但し、一部の取得は、1,000株の整数倍の株数に限る。)を取得することができる(以下、「金銭対価償還」といいます。)ものとし、当社は、当該金銭対価償還に係るA種種類株式を取得するのと引換えに、当該金銭対価償還に係るA種種類株式の数に、(ⅰ)A種種類株式1株当たりの払込金額相当額に下記に定める償還係数を乗じて得られる額並びに(ⅱ)A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額の合計額を乗じて得られる額の金銭を、A種種類株主に対して交付するものとする。なお、本6.においては、A種累積未払配当金相当額の計算及び日割未払優先配当金額の計算における「残余財産の分配が行われる日」及び「分配日」をそれぞれ「金銭対価償還日」と読み替えて、A種累積未払配当金相当額及び日割未払優先配当金額を計算する。また、金銭対価償還に係るA種種類株式の取得と引換えに交付する金銭に1円に満たない端数があるときは、これを切り捨てるものとする。
A種種類株式の一部を取得するときは、按分比例その他当社の取締役会が定める合理的な方法によって、A種種類株主から取得すべきA種種類株式を決定する。
「償還係数」とは、金銭対価償還日が以下の各号のいずれの期間に属するかの区分に応じて、以下の各号に定める数値をいう。
| ① 2020年6月30日まで | :1.08 |
| ② 2020年7月1日から2021年6月30日まで | :1.15 |
| ③ 2021年7月1日から2022年6月30日まで | :1.22 |
| ④ 2022年7月1日から2023年6月30日まで | :1.29 |
| ⑤ 2023年7月1日から2024年6月30日まで | :1.36 |
| ⑥ 2024年7月1日から2025年6月30日まで | :1.43 |
| ⑦ 2025年7月1日以降 | :1.50 |
7.自己株式の取得に際しての売主追加請求権の排除
当社が株主総会の決議によってA種種類株主との合意により当該A種種類株主の有するA種種類株式の全部又は一部を取得する旨を決定する場合には、会社法第160条第2項及び第3項の規定を適用しないものとする。
8.株式の併合又は分割、募集株式の割当て等
(1) 当社は、A種種類株式について株式の分割又は併合を行わない。
(2) 当社は、A種種類株主には、募集株式の割当てを受ける権利又は募集新株予約権の割当てを受ける権利を与えない。
(3) 当社は、A種種類株主には、株式無償割当て又は新株予約権無償割当てを行わない。
9. 優先順位
(1) A種優先配当金、A種累積未払配当金相当額及び普通株式を有する株主又は普通株式の登録株式質権者(以下、「普通株主等」と総称する。)に対する剰余金の配当の支払順位は、A種累積未払配当金相当額が第1順位、A種優先配当金が第2順位、普通株主等に対する剰余金の配当が第3順位とする。
(2) A種種類株式及び普通株式に係る残余財産の分配の支払順位は、A種種類株式に係る残余財産の分配を第1順位、普通株式に係る残余財産の分配を第2順位とする。
(3) 当社が剰余金の配当又は残余財産の分配を行う額が、ある順位の剰余金の配当又は残余財産の分配を行うために必要な総額に満たない場合は、当該順位の剰余金の配当又は残余財産の分配を行うために必要な金額に応じた按分比例の方法により剰余金の配当又は残余財産の分配を行う。
10.種類株主総会の決議
定款において、会社法第322条第2項に関する定めはしておりません。
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
| 2021年10月1日~ 2021年12月31日 |
― | 136,012 | ― | 19,939 | ― | 40 |
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 #### (6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2021年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。 ##### ① 【発行済株式】
| 2021年12月31日現在 | |||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | A種種類株式 20,000 |
- | (注)3 |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | ― |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 |
- | 単元株式数100株 |
| 2,413,800 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 1,334,678 | 同上 |
| 133,468,800 | |||
| 単元未満株式 | 普通株式 | - | ― |
| 109,743 | |||
| 発行済株式総数 | 136,012,343 | - | ― |
| 総株主の議決権 | - | 1,334,678 | ― |
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が3,500株(議決権35個)含まれております。また、株主名簿上は当社名義となっておりますが実質所有していない株式1,000株(議決権10個)は、株式数の欄には含まれておりますが、議決権の数の欄には含まれておりません。
2 「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式20株が含まれております。
3 A種種類株式の内容は、「(1)株式の総数等 ②発行済株式」に記載しております。 ##### ② 【自己株式等】
| 2021年12月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名 又は名称 |
所有者の住所 | 自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式 総数に対する 所有株式数 の割合(%) |
| (自己保有株式) 曙ブレーキ工業㈱ |
東京都中央区日本橋小網町19-5 | 2,413,800 | - | 2,413,800 | 1.77 |
| 計 | ― | 2,413,800 | - | 2,413,800 | 1.77 |
(注)上記のほか、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質所有していない株式が1,000株(議決権10個)あります。なお、当該株式数は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式に含めております。 ### 2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
0104000_honbun_0009747503401.htm
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
0104010_honbun_0009747503401.htm
1 【四半期連結財務諸表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) |
||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 29,592 | 30,621 | |||||||||
| 受取手形及び売掛金 | 25,968 | 24,405 | |||||||||
| 商品及び製品 | 3,862 | 5,203 | |||||||||
| 仕掛品 | 1,415 | 1,962 | |||||||||
| 原材料及び貯蔵品 | 6,885 | 9,186 | |||||||||
| その他 | 2,388 | 3,153 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △136 | △143 | |||||||||
| 流動資産合計 | 69,974 | 74,387 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物及び構築物 | 48,981 | 46,984 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △37,761 | △37,752 | |||||||||
| 建物及び構築物(純額) | 11,220 | 9,232 | |||||||||
| 機械装置及び運搬具 | 138,047 | 140,397 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △121,240 | △122,343 | |||||||||
| 機械装置及び運搬具(純額) | 16,807 | 18,054 | |||||||||
| 土地 | 13,551 | 13,264 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 3,698 | 3,717 | |||||||||
| その他 | 22,275 | 22,465 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △20,731 | △20,927 | |||||||||
| その他(純額) | 1,544 | 1,538 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 46,820 | 45,804 | |||||||||
| 無形固定資産 | 2,301 | 2,348 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 5,752 | 7,328 | |||||||||
| 退職給付に係る資産 | 5,810 | 6,191 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 512 | 514 | |||||||||
| その他 | 1,458 | 1,309 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 13,532 | 15,341 | |||||||||
| 固定資産合計 | 62,653 | 63,494 | |||||||||
| 資産合計 | 132,627 | 137,881 |
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) |
||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 支払手形及び買掛金 | 17,185 | 17,524 | |||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | 300 | 600 | |||||||||
| リース債務 | 673 | 427 | |||||||||
| 未払法人税等 | 299 | 664 | |||||||||
| 未払費用 | 8,084 | 7,851 | |||||||||
| 賞与引当金 | 1,172 | 344 | |||||||||
| 設備関係支払手形 | 163 | 958 | |||||||||
| その他 | 3,436 | 3,403 | |||||||||
| 流動負債合計 | 31,311 | 31,772 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | 2,000 | - | |||||||||
| 長期借入金 | 45,193 | 47,438 | |||||||||
| リース債務 | 763 | 424 | |||||||||
| 役員退職慰労引当金 | 2 | 3 | |||||||||
| 退職給付に係る負債 | 2,435 | 2,506 | |||||||||
| 繰延税金負債 | 2,538 | 3,095 | |||||||||
| 再評価に係る繰延税金負債 | 1,668 | 1,617 | |||||||||
| その他 | 4,075 | 3,685 | |||||||||
| 固定負債合計 | 58,674 | 58,769 | |||||||||
| 負債合計 | 89,985 | 90,541 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 19,939 | 19,939 | |||||||||
| 資本剰余金 | 2,366 | 2,366 | |||||||||
| 利益剰余金 | 9,060 | 11,790 | |||||||||
| 自己株式 | △1,612 | △1,612 | |||||||||
| 株主資本合計 | 29,753 | 32,483 | |||||||||
| その他の包括利益累計額 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 2,696 | 3,800 | |||||||||
| 土地再評価差額金 | 3,911 | 3,790 | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | △683 | △370 | |||||||||
| 退職給付に係る調整累計額 | 1,581 | 1,447 | |||||||||
| その他の包括利益累計額合計 | 7,504 | 8,668 | |||||||||
| 新株予約権 | 3 | 3 | |||||||||
| 非支配株主持分 | 5,382 | 6,187 | |||||||||
| 純資産合計 | 42,642 | 47,340 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 132,627 | 137,881 |
0104020_honbun_0009747503401.htm
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
||||||||||
| 売上高 | 97,443 | 100,616 | |||||||||
| 売上原価 | 89,299 | 87,378 | |||||||||
| 売上総利益 | 8,144 | 13,238 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | 10,116 | 9,801 | |||||||||
| 営業利益又は営業損失(△) | △1,973 | 3,437 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 47 | 60 | |||||||||
| 受取配当金 | 157 | 180 | |||||||||
| 為替差益 | - | 901 | |||||||||
| 雇用調整助成金 | 591 | - | |||||||||
| その他 | 201 | 203 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 998 | 1,345 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 782 | 651 | |||||||||
| 為替差損 | 629 | - | |||||||||
| 製品補償費 | 72 | 86 | |||||||||
| 休業手当 | 501 | - | |||||||||
| その他 | 490 | 356 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 2,474 | 1,093 | |||||||||
| 経常利益又は経常損失(△) | △3,449 | 3,688 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 固定資産売却益 | 39 | 533 | |||||||||
| 補助金収入 | 33 | - | |||||||||
| 新株予約権戻入益 | 1 | - | |||||||||
| 特別利益合計 | 74 | 533 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除売却損 | 22 | 119 | |||||||||
| 事業構造改善費用 | ※1 2,179 | ※1 144 | |||||||||
| 災害による損失 | - | ※2 183 | |||||||||
| 特別損失合計 | 2,200 | 446 | |||||||||
| 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△) | △5,575 | 3,775 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 433 | 780 | |||||||||
| 法人税等調整額 | 42 | 91 | |||||||||
| 法人税等合計 | 476 | 870 | |||||||||
| 四半期純利益又は四半期純損失(△) | △6,051 | 2,905 | |||||||||
| 非支配株主に帰属する四半期純利益 | 145 | 384 | |||||||||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △6,196 | 2,521 |
0104035_honbun_0009747503401.htm
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
||||||||||
| 四半期純利益又は四半期純損失(△) | △6,051 | 2,905 | |||||||||
| その他の包括利益 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 528 | 1,105 | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | △1,408 | 765 | |||||||||
| 退職給付に係る調整額 | 138 | △147 | |||||||||
| その他の包括利益合計 | △742 | 1,723 | |||||||||
| 四半期包括利益 | △6,793 | 4,628 | |||||||||
| (内訳) | |||||||||||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | △6,605 | 3,806 | |||||||||
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | △188 | 822 |
0104050_honbun_0009747503401.htm
(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△) | △5,575 | 3,775 | |||||||||
| 減価償却費 | 4,450 | 4,214 | |||||||||
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | △4 | 6 | |||||||||
| 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) | 110 | △544 | |||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | △205 | △241 | |||||||||
| 支払利息 | 782 | 651 | |||||||||
| 固定資産除売却損益(△は益) | △17 | △414 | |||||||||
| 売上債権の増減額(△は増加) | 4,261 | 2,400 | |||||||||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | 419 | △3,579 | |||||||||
| 仕入債務の増減額(△は減少) | △2,966 | △120 | |||||||||
| その他 | 1,467 | △408 | |||||||||
| 小計 | 2,720 | 5,741 | |||||||||
| 利息及び配当金の受取額 | 205 | 241 | |||||||||
| 利息の支払額 | △779 | △649 | |||||||||
| 法人税等の支払額 | △834 | △614 | |||||||||
| 法人税等の還付額 | 26 | 27 | |||||||||
| 事業再編による支出 | △2,396 | △1,494 | |||||||||
| 事業再編による収入 | 82 | - | |||||||||
| その他 | △200 | △200 | |||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | △1,176 | 3,052 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 有形及び無形固定資産の取得による支出 | △2,591 | △3,176 | |||||||||
| 有形及び無形固定資産の売却による収入 | 116 | 2,566 | |||||||||
| 投資有価証券の取得による支出 | △0 | △0 | |||||||||
| その他 | 53 | 19 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △2,422 | △591 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 715 | - | |||||||||
| 長期借入金の返済による支出 | △675 | △300 | |||||||||
| 配当金の支払額 | △402 | - | |||||||||
| 非支配株主への配当金の支払額 | △373 | △165 | |||||||||
| ファイナンス・リース債務の返済による支出 | △3,060 | △583 | |||||||||
| 自己株式の純増減額(△は増加) | △0 | △0 | |||||||||
| その他 | △1 | - | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △3,795 | △1,048 | |||||||||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 56 | △385 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △7,337 | 1,028 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 32,687 | 29,592 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | ※ 25,350 | ※ 30,621 |
0104100_honbun_0009747503401.htm
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、従来、販売代金(対価)の回収期間にわたり収益認識しておりました製品販売の一部(金型取引)について、当該製品の支配が顧客に移転した一時点で収益を認識する方法に変更しております。また、顧客に支払われる対価である販売促進費については、従来、販売費及び一般管理費として処理する方法によっておりましたが、売上高から減額する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は17百万円減少し、販売費及び一般管理費は55百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ38百万円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は88百万円増加しております。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。これにより、その他有価証券のうち時価のあるものについては、従来、決算日前1ヶ月の市場価格等の平均価格に基づく時価法を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より、決算日の市場価格等に基づく時価法に変更しております。
この結果、従来の方法によった場合に比べて、当第3四半期連結会計期間末の四半期連結貸借対照表において、投資有価証券が89百万円、繰延税金負債が27百万円、その他有価証券評価差額金が62百万円それぞれ増加しております。
偶発債務
連結会社以外の会社の金融機関等からの借入金に対して、次のとおり債務保証を行っております。
| 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日) | |||||
| 協同組合ウィングバレイ | 19 | 百万円 | 協同組合ウィングバレイ | 15 | 百万円 |
(注) 協同組合ウィングバレイに対する債務保証は、同組合の借入金残高(前連結会計年度末23百万円、当第3四半期連結会計期間末15百万円)に対する当社グループ連帯保証額であります。
※1.事業構造改善費用
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
事業構造改善費用の主な内訳は、米国の生産拠点閉鎖に伴うリース設備の中途解約損失927百万円、設備売却損517百万円、退職金352百万円、移管費用等282百万円であります。なお、事業再生計画の進捗に伴い、今後、追加の費用が発生する可能性があります。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
事業構造改善費用の主な内訳は、日本の生産拠点再編に伴う設備移管費用等144百万円であります。 ※2.災害による損失
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
インドネシアの連結子会社であるPT. Akebono Brake Astra Indonesiaにおいて、2021年7月21日に発生した火災にかかる損失であり、その内訳は固定資産の滅失121百万円、棚卸資産の滅失61百万円であります。なお、当社グループではかかる損害に備えた火災保険を付保しておりますが、保険金の受取総額は現時点では確定しておりません。
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|||
| 現金及び預金勘定 | 25,350 | 百万円 | 30,621 | 百万円 |
| 現金及び現金同等物 | 25,350 | 百万円 | 30,621 | 百万円 |
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.株主資本の著しい変動
当社は、2020年7月30日開催の定時株主総会の決議に基づき、その他資本剰余金を17,160百万円減少し、同額をその他利益剰余金に振り替え、欠損填補を行っております。なお、これによる株主資本の合計金額への影響はありません。 2.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2020年7月30日 定時株主総会 |
A種種類株式 | 402 | 20,111.50 | 2020年6月19日 | 2020年7月31日 | 資本剰余金 |
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
該当事項はありません。 ###### (セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | 合計 | 調整額 (注)1 |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 |
||||||
| 日本 | 北米 | 欧州 | 中国 | タイ | インド ネシア |
||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客への 売上高 |
38,411 | 30,207 | 9,795 | 8,315 | 3,405 | 7,310 | 97,443 | - | 97,443 |
| セグメント間の 内部売上高又は 振替高 |
4,656 | 1,548 | 642 | 63 | 261 | 1,212 | 8,382 | △8,382 | - |
| 計 | 43,066 | 31,755 | 10,437 | 8,379 | 3,666 | 8,522 | 105,825 | △8,382 | 97,443 |
| セグメント利益 又は損失(△) |
1,003 | △3,940 | 72 | 257 | 109 | 293 | △2,206 | 234 | △1,973 |
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | 合計 | 調整額 (注)1 |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 |
||||||
| 日本 | 北米 | 欧州 | 中国 | タイ | インド ネシア |
||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客への 売上高 |
43,303 | 23,321 | 9,078 | 8,423 | 4,457 | 12,035 | 100,616 | - | 100,616 |
| セグメント間の 内部売上高又は 振替高 |
5,378 | 914 | 314 | 100 | 351 | 825 | 7,882 | △7,882 | - |
| 計 | 48,681 | 24,234 | 9,392 | 8,523 | 4,809 | 12,859 | 108,498 | △7,882 | 100,616 |
| セグメント利益 又は損失(△) |
3,349 | △1,918 | △95 | 104 | 611 | 1,226 | 3,278 | 159 | 3,437 |
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 2.報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第3四半期連結累計期間の「日本」の売上高は17百万円減少し、セグメント利益は38百万円増加しております。 (収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||||
| 報告セグメント | 合計 | ||||||
| 日本 | 北米 | 欧州 | 中国 | タイ | インド ネシア |
||
| 自動車・自動二輪車向け | 34,728 | 23,321 | 9,054 | 8,423 | 4,457 | 12,035 | 92,018 |
| 産業機械・鉄道車両向け | 7,845 | - | - | - | - | - | 7,845 |
| その他 | 730 | - | 23 | - | 0 | - | 754 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 43,303 | 23,321 | 9,078 | 8,423 | 4,457 | 12,035 | 100,616 |
| 外部顧客への売上高 | 43,303 | 23,321 | 9,078 | 8,423 | 4,457 | 12,035 | 100,616 |
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|
| (1) 1株当たり四半期純利益又は 1株当たり四半期純損失(△) |
△46円39銭 | 18円87銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は 親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円) |
△6,196 | 2,521 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| (うち優先配当額(百万円)) | (-) | (-) |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益 又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円) |
△6,196 | 2,521 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 133,571 | 133,578 |
| (2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 | - | 5円55銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円) | - | - |
| (うち優先配当額(百万円)) | (-) | (-) |
| 普通株式増加数(千株) | - | 320,937 |
(注)前第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。 ###### (重要な後発事象)
該当事項はありません。 #### 2 【その他】
該当事項はありません。
0201010_honbun_0009747503401.htm
該当事項はありません。
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