Quarterly Report • Feb 14, 2022
Preview not available for this file type.
Download Source File 第3四半期報告書_20220209163619
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2022年2月14日 |
| 【四半期会計期間】 | 第47期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日) |
| 【会社名】 | JCRファーマ株式会社 |
| 【英訳名】 | JCR Pharmaceuticals Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役会長兼社長 芦田 信 |
| 【本店の所在の場所】 | 兵庫県芦屋市春日町3番19号 |
| 【電話番号】 | 芦屋 0797(32)1995 |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員管理本部長 本多 裕 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 兵庫県芦屋市春日町3番19号 |
| 【電話番号】 | 芦屋 0797(32)1995 |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員管理本部長 本多 裕 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E00973 45520 JCRファーマ株式会社 JCR Pharmaceuticals Co.,Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2021-04-01 2021-12-31 Q3 2022-03-31 2020-04-01 2020-12-31 2021-03-31 1 false false false E00973-000 2022-02-14 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E00973-000 2021-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E00973-000 2020-04-01 2021-03-31 E00973-000 2021-03-31 E00973-000 2022-02-14 E00973-000 2021-12-31 E00973-000 2021-10-01 2021-12-31 E00973-000 2021-04-01 2021-12-31 E00973-000 2020-12-31 E00973-000 2020-10-01 2020-12-31 E00973-000 2020-04-01 2020-12-31 iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure
第3四半期報告書_20220209163619
| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第46期
第3四半期
連結累計期間 | 第47期
第3四半期
連結累計期間 | 第46期 |
| 会計期間 | | 自 2020年4月1日
至 2020年12月31日 | 自 2021年4月1日
至 2021年12月31日 | 自 2020年4月1日
至 2021年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 19,424 | 40,270 | 30,085 |
| 経常利益 | (百万円) | 4,045 | 18,724 | 8,488 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 3,264 | 12,921 | 6,892 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 3,245 | 12,879 | 6,841 |
| 純資産額 | (百万円) | 34,902 | 49,456 | 38,557 |
| 総資産額 | (百万円) | 66,511 | 93,430 | 73,784 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 26.44 | 104.45 | 55.81 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 26.30 | 104.03 | 55.53 |
| 自己資本比率 | (%) | 51.4 | 52.1 | 51.3 |
| 回次 | 第46期 第3四半期 連結会計期間 |
第47期 第3四半期 連結会計期間 |
|
|---|---|---|---|
| 会計期間 | 自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 |
自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 |
|
| --- | --- | --- | --- |
| 1株当たり四半期純利益 | (円) | 16.49 | 29.79 |
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営んでいる事業の内容に重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
第3四半期報告書_20220209163619
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
①当期の経営成績
売上高は402億70百万円(前年同期比107.3%増)となりました。
遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®」は、2021年4月に薬価改定があった一方で、販売数量は増加し、売上高は底堅く推移しました。また、同じく薬価改定があった腎性貧血治療薬は減収幅が大きかったものの、2021年5月に薬価収載された「イズカーゴ®点滴静注用10mg」が大きく寄与したことなどにより、主力製品の売上合計は前年同期を上回りました。
また、2021年3月よりアストラゼネカ株式会社の新型コロナウイルスに対するワクチンの原液の販売を開始したこと、契約金収入が前年同期より増加したことなどにより、売上高合計で前年同期に比べて大幅な増収となりました。
営業利益は183億56百万円(前年同期比364.4%増)、経常利益は187億24百万円(前年同期比362.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は129億21百万円(前年同期比295.8%増)となり、いずれも大幅な増益となりました。
積極的な研究活動および臨床試験の進捗に応じた開発活動の結果、研究開発費は34.7%増加し50億85百万円(前年同期比13億9百万円増)となりました。
なお、2021年9月に武田薬品工業株式会社とハンター症候群に対する次世代治療薬JR-141の特定地域における共同開発と事業化に向けた契約を締結いたしました。今回の契約により、当社グループはグローバルスペシャリティファーマとしてさらなる一歩を踏み出しました。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
増減 | |
|---|---|---|---|
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | % | |
| --- | --- | --- | --- |
| 売上高 | 19,424 | 40,270 | 107.3 |
| 営業利益 | 3,952 | 18,356 | 364.4 |
| 経常利益 | 4,045 | 18,724 | 362.8 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 3,264 | 12,921 | 295.8 |
②主な売上
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
増減 | |
|---|---|---|---|
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | % | |
| --- | --- | --- | --- |
| ヒト成長ホルモン製剤 グロウジェクト® |
10,011 | 9,990 | △0.2 |
| ムコ多糖症Ⅱ型治療剤 イズカーゴ®点滴静注用 |
- | 2,045 | - |
| 腎性貧血治療薬 エポエチンアルファBS注「JCR」 ダルベポエチンアルファBS注「JCR」 |
5,625 2,598 3,027 |
4,755 2,251 2,504 |
△15.5 △13.3 △17.3 |
| 再生医療等製品 テムセル®HS注 |
1,656 | 2,648 | 59.9 |
| ファブリー病治療薬 アガルシダーゼベータBS点滴静注「JCR」 |
346 | 533 | 53.7 |
| 契約金収入 | 1,772 | 7,667 | 332.5 |
| AZD1222原液 | - | 12,553 | - |
③研究開発の状況
[ライソゾーム病治療薬]
・現在重点的に取り組んでいるライソゾーム病治療薬の開発では、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を適用した新薬の開発を行っております。
・血液脳関門通過型ハンター症候群治療薬パビナフスプ アルファ(開発番号:JR-141)については、2021年5月に日本での販売を開始いたしました(製品名「イズカーゴ®点滴静注用10mg」)。また、ブラジル連邦共和国では2020年12月にブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)に製造販売承認申請を行いました。その他の地域では新たに、2021年2月に米国食品医薬品局(FDA)よりFast Track指定(※1)および、2021年10月に欧州医薬品庁(EMA)よりPRIME(※2)の指定を受けております。現在、グローバル臨床第3相試験の試験開始に向けた準備を進めております。
・血液脳関門通過型ムコ多糖症Ⅰ型治療酵素製剤(開発番号:JR-171)については、現在、日本・ブラジル・米国において臨床第1/2相試験を実施しております。なお、2021年2月にFDAより、2021年3月に欧州委員会(EC)よりオーファンドラッグの指定を受けております。また、2021年9月にFDAよりFast Track指定(※1)を受けており、米国における臨床開発の迅速化、優先審査や早期承認が期待されます。
・血液脳関門通過型ムコ多糖症ⅢA型治療酵素製剤(開発番号:JR-441)については、2022年1月にECよりオーファンドラッグの指定を受けており、欧州(EU)領域における開発促進のための様々なインセンティブを受けることができます。現在、2023年上半期のグローバル臨床試験開始に向けた取り組みを進めております。
・その他のJ-Brain Cargo®を適用したライソゾーム病治療薬(ポンペ病治療薬(開発番号:JR-162)、スライ症候群治療薬(開発番号:JR-443)、サンフィリッポ症候群B型治療薬(開発番号:JR-446))についても、研究開発を順次行うとともにグローバル展開を推進してまいります。
[再生医療等製品]
・現在、「テムセル®HS注」の新たな適応拡大として新生児低酸素性虚血性脳症(開発番号:JR-031HIE)に対する臨床第1/2相試験を実施しております。
・他家(同種)歯髄由来幹細胞(DPC)を用いた急性期脳梗塞を適応症とする再生医療等製品(開発番号:JTR-161/JR-161)については、現在、臨床第1/2相試験を実施しております。
[ヒト成長ホルモン製剤]
・現在、「グロウジェクト®」の効能追加としてSHOX異常症(開発番号:JR-401X)に対する臨床第3相試験を実施しております。
・2021年3月から遺伝子組換え持続型成長ホルモン製剤(開発番号:JR-142)の臨床第2相試験を開始しております。
※1 FDA Fast Track制度
重篤な疾患を治療するために、アンメットメディカルニーズを満たす治療薬の開発を促進し、審査を迅速化することを目的とした制度。ファストトラック制度に指定された医薬品は、開発計画についてFDAと頻繁にミーティングを行うほか、関連する基準を満たす場合に優先審査および早期承認の対象となる。
※2 EMA PRIME (PRIority MEdicines)
アンメットメディカルニーズを対象とした医薬品の開発支援を強化するために開始したスキーム。PRIME によって早期かつ積極的な支援を受けることで医薬品の申請を迅速に行うことが可能となり、また迅速審査の対象になる可能性がある。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は934億30百万円(前連結会計年度末比196億45百万円増)、負債合計は439億74百万円(前連結会計年度末比87億47百万円増)、純資産合計は494億56百万円(前連結会計年度末比108億98百万円増)となりました。
流動資産は、現金及び預金および受取手形及び売掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ169億75百万円増加して655億21百万円となりました。固定資産につきましては、有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ26億70百万円増加して279億9百万円となりました。
流動負債は、圧縮未決算特別勘定および短期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ109億45百万円増加して399億73百万円となりました。固定負債は長期借入金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ21億98百万円減少して40億円となりました。
純資産につきましては、配当金の支払があった一方で親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前連結会計年度末に比べ108億98百万円増加して494億56百万円となりました。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.8ポイント改善して52.1%となりました。
現時点では当社グループにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響は受けておりませんが、今後の世界情勢の見通しが立たない中、当社グループがグローバルで持続的な成長を行うために、機動的かつ安定的に資金調達手段を確保する必要があり、各金融機関との間で、バックアップラインとして運転資金を確保する事を目的として、総額155億円のコミットメントライン契約を締結しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は50億85百万円(前年同期実績37億76百万円)であります。
なお、当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の状況は、(1)経営成績の状況に記載のとおりであります。
(6)従業員の状況
当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産および販売実績が著しく増加しました。
これは、2021年3月よりアストラゼネカ株式会社の新型コロナウイルスに対するワクチンの原液の販売を開始したことなどによるものであります。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
第3四半期報告書_20220209163619
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 320,000,000 |
| 計 | 320,000,000 |
| 種類 | 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2021年12月31日) |
提出日現在発行数(株) (2022年2月14日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 129,686,308 | 129,686,308 | 東京証券取引所 (市場第一部) |
単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 129,686,308 | 129,686,308 | - | - |
(注)提出日現在の発行数には、2022年2月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金 増減額 (百万円) |
資本金 残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月31日 | - | 129,686,308 | - | 9,061 | - | 7,827 |
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
| 2021年12月31日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) | - | - | |
| 普通株式 | 5,585,700 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 124,073,100 | 1,240,731 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 27,508 | - | - |
| 発行済株式総数 | 129,686,308 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 1,240,731 | - |
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が4,800株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数48個が含まれております。
2.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、㈱日本カストディ銀行(信託E口)が所有する346,900株が含まれております。また、「議決権の数」欄には、同社名義の完全議決権株式に係る議決権の数3,469個が含まれております。
| 2021年12月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式) JCRファーマ株式会社 |
兵庫県芦屋市春日町 3番19号 |
5,585,700 | - | 5,585,700 | 4.30 |
| 計 | - | 5,585,700 | - | 5,585,700 | 4.30 |
(注) 当社は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入に伴い、㈱日本カストディ銀行(信託E口)(東京都中央区晴海1丁目8番12号)へ自己株式を拠出しております。なお、自己名義所有株式数については、2021年12月31日現在において信託E口が所有する当社株式346,900株を自己株式数に含めておりません。
該当事項はありません。
第3四半期報告書_20220209163619
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) |
|
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 26,260 | 31,300 |
| 受取手形及び売掛金 | 8,183 | 17,404 |
| 商品及び製品 | 1,367 | 1,278 |
| 仕掛品 | 3,538 | 5,234 |
| 原材料及び貯蔵品 | 8,649 | 9,232 |
| その他 | 546 | 1,070 |
| 流動資産合計 | 48,545 | 65,521 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物(純額) | 6,295 | 6,095 |
| 土地 | 7,663 | 7,663 |
| 建設仮勘定 | 841 | 4,707 |
| その他(純額) | 2,371 | 2,185 |
| 有形固定資産合計 | 17,172 | 20,652 |
| 無形固定資産 | ||
| 特許権 | 2,988 | 2,780 |
| その他 | 244 | 225 |
| 無形固定資産合計 | 3,232 | 3,006 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 2,572 | 2,425 |
| その他 | 2,266 | 1,829 |
| 貸倒引当金 | △4 | △4 |
| 投資その他の資産合計 | 4,833 | 4,250 |
| 固定資産合計 | 25,238 | 27,909 |
| 資産合計 | 73,784 | 93,430 |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 支払手形及び買掛金 | 2,932 | 1,166 |
| 短期借入金 | ※ 12,850 | ※ 15,050 |
| 未払法人税等 | 2,646 | 4,542 |
| 圧縮未決算特別勘定 | 3,828 | 11,996 |
| 賞与引当金 | 850 | 456 |
| 役員賞与引当金 | 63 | 76 |
| その他 | 5,855 | 6,686 |
| 流動負債合計 | 29,028 | 39,973 |
| 固定負債 | ||
| 社債 | 500 | 500 |
| 長期借入金 | 4,750 | 2,550 |
| 退職給付に係る負債 | 798 | 847 |
| その他 | 151 | 103 |
| 固定負債合計 | 6,199 | 4,000 |
| 負債合計 | 35,227 | 43,974 |
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) |
|
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 9,061 | 9,061 |
| 資本剰余金 | 10,941 | 10,994 |
| 利益剰余金 | 20,904 | 31,659 |
| 自己株式 | △3,685 | △3,601 |
| 株主資本合計 | 37,222 | 48,113 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 691 | 584 |
| 繰延ヘッジ損益 | 0 | 0 |
| 為替換算調整勘定 | △18 | 18 |
| 退職給付に係る調整累計額 | △31 | △23 |
| その他の包括利益累計額合計 | 641 | 580 |
| 新株予約権 | 517 | 567 |
| 非支配株主持分 | 174 | 194 |
| 純資産合計 | 38,557 | 49,456 |
| 負債純資産合計 | 73,784 | 93,430 |
| (単位:百万円) | ||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|
| 売上高 | 19,424 | 40,270 |
| 売上原価 | 5,811 | 6,826 |
| 売上総利益 | 13,612 | 33,444 |
| 販売費及び一般管理費 | 9,659 | 15,087 |
| 営業利益 | 3,952 | 18,356 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 6 | 5 |
| 受取配当金 | 25 | 28 |
| 為替差益 | 64 | 326 |
| その他 | 62 | 65 |
| 営業外収益合計 | 159 | 426 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 30 | 33 |
| 支払手数料 | 7 | 9 |
| その他 | 27 | 14 |
| 営業外費用合計 | 65 | 57 |
| 経常利益 | 4,045 | 18,724 |
| 特別利益 | ||
| 債務保証損失引当金戻入額 | 108 | - |
| 貸倒引当金戻入額 | 19 | - |
| その他 | - | 0 |
| 特別利益合計 | 127 | 0 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産処分損 | 2 | 0 |
| 契約解約損 | - | ※ 1,000 |
| その他 | - | 1 |
| 特別損失合計 | 2 | 1,002 |
| 税金等調整前四半期純利益 | 4,170 | 17,722 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 1,434 | 4,280 |
| 法人税等調整額 | △535 | 515 |
| 法人税等合計 | 899 | 4,795 |
| 四半期純利益 | 3,271 | 12,926 |
| 非支配株主に帰属する四半期純利益 | 6 | 5 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 3,264 | 12,921 |
| (単位:百万円) | ||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|
| 四半期純利益 | 3,271 | 12,926 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △6 | △106 |
| 繰延ヘッジ損益 | △0 | 0 |
| 為替換算調整勘定 | △36 | 51 |
| 退職給付に係る調整額 | 17 | 7 |
| その他の包括利益合計 | △25 | △47 |
| 四半期包括利益 | 3,245 | 12,879 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 3,245 | 12,859 |
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | 0 | 20 |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
これにより、従来、販売費及び一般管理費に計上しておりました支払手数料の一部を、売上高より控除する方法に変更しております。また、従来、純額で計上しておりました販売促進費の一部を、売上高および売上原価に計上する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は42百万円増加し、売上原価は223百万円増加し、販売費及び一般管理費は181百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益および税金等調整前四半期純利益に影響はありません。また、利益剰余金の当期首残高に与える影響はありません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期連結財務諸表への影響はありません。
該当事項はありません。
(新型コロナウイルス感染症の影響)
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、収束まではある程度の期間を要すると想定しておりますが、当社グループの業績への影響は軽微であると判断しております。従いまして前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載したとおり、会計上の見積りへの影響はございません。
※ コミットメントライン契約
現時点では当社グループにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響は受けておりませんが、今後の世界情勢の見通しが立たない中、当社グループがグローバルで持続的な成長を行うために、機動的かつ安定的に資金調達手段を確保する必要があり、各金融機関との間で、バックアップラインとして運転資金を確保する事を目的として、コミットメントライン契約を締結しております。
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) |
|
|---|---|---|
| コミットメントラインの総額 | 15,500百万円 | 15,500百万円 |
| 借入実行残高 | 3,000 | 3,000 |
| 差引額 | 12,500 | 12,500 |
※ 契約解約損
現時点において前臨床段階である一部の開発品に関しまして、締結していた優先交渉権について契約当事者間で双方合意の上で、2021年5月に契約を解消することとなりました。
本件に伴い、契約解約損が発生しております。
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|
|---|---|---|
| 減価償却費 | 1,357百万円 | 1,409百万円 |
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月12日 取締役会 |
普通株式 | 525 | 17.00 | 2020年3月31日 | 2020年6月25日 | 利益剰余金 |
| 2020年10月26日 取締役会 |
普通株式 | 557 | 18.00 | 2020年9月30日 | 2020年12月10日 | 利益剰余金 |
(注)1.各配当金の総額には、株式給付信託制度における信託が保有する自社の株式に対する配当金1百万円が含まれております。
2.2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。「1株当たり配当額」につきましては、当該株式分割前の金額を記載しております。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度と比較して著しい変動はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月13日 取締役会 |
普通株式 | 929 | 7.50 | 2021年3月31日 | 2021年6月24日 | 利益剰余金 |
| 2021年10月28日 取締役会 |
普通株式 | 1,241 | 10.00 | 2021年9月30日 | 2021年12月10日 | 利益剰余金 |
(注)1.2021年5月13日取締役会決議および2021年10月28日取締役会決議の各配当金の総額には、株式給付信託制度における信託が保有する自社の株式に対する配当がそれぞれ2百万円および3百万円含まれております。
2.2021年5月13日取締役会決議による1株当たり配当額には、記念配当0円50銭を含んでおります。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度と比較して著しい変動はありません。
【セグメント情報】
当社グループは「医薬品事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
| 金額 | |
| ヒト成長ホルモン製剤 グロウジェクト® |
9,990 |
| ムコ多糖症Ⅱ型治療剤 イズカーゴ®点滴静注用 |
2,045 |
| 腎性貧血治療薬 エポエチンアルファBS注「JCR」 ダルベポエチンアルファBS注「JCR」 |
4,755 2,251 2,504 |
| 再生医療等製品 テムセル®HS注 |
2,648 |
| ファブリー病治療薬 アガルシダーゼベータBS点滴静注「JCR」 |
533 |
| 医療機器 | 75 |
| 契約金収入 | 7,667 |
| AZD1222原液 | 12,553 |
| 合計 | 40,270 |
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) |
|---|---|---|
| (1)1株当たり四半期純利益 | 26円44銭 | 104円45銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) | 3,264 | 12,921 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) |
3,264 | 12,921 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 123,485,105 | 123,708,453 |
| (2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 | 26円30銭 | 104円03銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益調整額 (百万円) |
- | - |
| 普通株式増加数(株) | 640,398 | 494,500 |
| 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要 | ――― | ――― |
(注)1.株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託制度における信託が保有する自社の株式は、1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前第3四半期連結累計期間373,700株、当第3四半期連結累計期間351,444株であります。
2.当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益を算定しております。
該当事項はありません。
第47期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)中間配当について、2021年10月28日開催の取締役会において、2021年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
| ① 配当金の総額 | 1,241百万円 |
| ② 1株当たりの金額 | 10円00銭 |
| ③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 | 2021年12月10日 |
第3四半期報告書_20220209163619
該当事項はありません。
Building tools?
Free accounts include 100 API calls/year for testing.
Have a question? We'll get back to you promptly.