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GSI Creos Corporation

Quarterly Report May 27, 2022

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 訂正第3四半期報告書_20220527092622

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書(2022年5月27日付け訂正報告書の添付インラインXBRL)
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年2月9日
【四半期会計期間】 第92期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
【会社名】 株式会社GSIクレオス
【英訳名】 GSI Creos Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役兼社長執行役員  吉 永 直 明
【本店の所在の場所】 東京都千代田区九段南二丁目3番1号
【電話番号】 東京(5211)1828
【事務連絡者氏名】 財経部長  足 立 豊 士
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区九段南二丁目3番1号
【電話番号】 東京(5211)1828
【事務連絡者氏名】 財経部長  足 立 豊 士
【縦覧に供する場所】 株式会社GSIクレオス大阪支店

(大阪市中央区大手前一丁目7番31号(OMMビル))

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E02549 81010 株式会社GSIクレオス GSI Creos Corporation 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2021-04-01 2021-12-31 Q3 2022-03-31 2020-04-01 2020-12-31 2021-03-31 2 true S100NECX true false E02549-000 2022-02-09 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02549-000 2021-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E02549-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02549-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02549-000:TextileMaterialsDivisionReportableSegmentsMember E02549-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp040300-q3r_E02549-000:IndustrialProductsDivisionReportableSegmentsMember E02549-000 2020-04-01 2020-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E02549-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp_cor:ReportableSegmentsMember E02549-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02549-000:IndustrialProductsDivisionReportableSegmentsMember E02549-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp040300-q3r_E02549-000:TextileMaterialsDivisionReportableSegmentsMember E02549-000 2021-04-01 2021-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02549-000 2021-12-31 E02549-000 2021-10-01 2021-12-31 E02549-000 2021-04-01 2021-12-31 E02549-000 2020-12-31 E02549-000 2020-10-01 2020-12-31 E02549-000 2020-04-01 2020-12-31 E02549-000 2021-03-31 E02549-000 2020-04-01 2021-03-31 E02549-000 2022-02-09 iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure

 訂正第3四半期報告書_20220527092622

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第91期

第3四半期連結

累計期間 | 第92期

第3四半期連結

累計期間 | 第91期 |
| 会計期間 | | 自 2020年4月1日

至 2020年12月31日 | 自 2021年4月1日

至 2021年12月31日 | 自 2020年4月1日

至 2021年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 87,793 | 82,705 | 116,375 |
| 経常利益 | (百万円) | 3,270 | 1,729 | 3,700 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 1,789 | 1,316 | 2,026 |
| 四半期包括利益又は

包括利益 | (百万円) | 4,744 | 2,107 | 4,321 |
| 純資産額 | (百万円) | 23,664 | 24,558 | 23,239 |
| 総資産額 | (百万円) | 64,469 | 64,489 | 60,465 |
| 1株当たり四半期

(当期)純利益金額 | (円) | 142.86 | 106.62 | 161.65 |
| 潜在株式調整後

1株当たり四半期

(当期)純利益金額 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 36.71 | 38.08 | 38.43 |

回次 第91期

第3四半期連結

会計期間
第92期

第3四半期連結

会計期間
会計期間 自 2020年10月1日

至 2020年12月31日
自 2021年10月1日

至 2021年12月31日
--- --- --- ---
1株当たり四半期

純利益金額
(円) 48.95 31.10

(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し

ておりません。

2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており

ません。

3 当社は、2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 

2【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要

な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 

 訂正第3四半期報告書_20220527092622

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進み、社

会・経済活動の回復とともに景気の持ち直しの動きがみられました。世界経済におきましても、同様に景気回復の

傾向にありましたが、国内外における新たな変異株の感染急拡大や、依然として解消されない原材料価格の高騰、

物流の停滞および半導体をはじめとする部材等の供給不足などにより、先行き不透明な状況が続いております。

こうした中、当社は、グループ全体の事業ポートフォリオの見直しを進めて経営資源の再配分を行うとともに、

サステナブル事業分野の拡大に向けた取り組みに注力するなど、2023年3月期を初年度とする中期経営計画“GSI

CONNECT 2024”に向けた事業基盤の整備と強化に取り組み、国内外の需要を着実に取り込んでまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、計画比では順調に推移しました。しかしながら、

前期業績に貢献した医療・衛生消耗品の需要が落ち着いたことから、売上高は82,705百万円(前年同期は87,793百

万円)となり、売上総利益は、前年同期比1,624百万円減益の9,781百万円となりました。また、営業利益は、前年

同期比1,566百万円減益の1,736百万円、経常利益は、前年同期比1,540百万円減益の1,729百万円、親会社株主に帰

属する四半期純利益は、前年同期比473百万円減益の1,316百万円となりました。

なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する売上高の説明は、前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額を記載せずに説明しております。

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

<繊維関連事業>

個人消費の持ち直しを背景に、アジアにおけるインナー用機能糸・生地の取引や、欧米アパレルメーカー向け生地の取引が増加しました。一方で、新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の取引は、需要が一巡したことから減少しました。

以上の結果、当事業全体では、売上高は60,986百万円(前年同期は67,901百万円)となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比2,027百万円減益の538百万円となりました。

<工業製品関連事業>

半導体需要の世界的な拡大を背景に、同関連商材の取引が好調に推移しました。また、化成品やその他工業材料につきましても、自動車関連をはじめとする国内外の製造業の回復にともない、取引が増加しました。前期収益に貢献したホビー関連商材の取引も、世界各国の市場で堅調に推移しました。

以上の結果、当事業全体では、売上高は21,718百万円(前年同期は19,891百万円)となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比397百万円増益の1,549百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、売上債権の増加などにより、前期末比4,024百万円増加の

64,489百万円となりました。

負債は、仕入債務の増加などにより、前期末比2,704百万円増加の39,930百万円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による株主資本の増加などにより、前期末比1,319百万円増加の

24,558百万円となりました。

(2)優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重

要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 訂正第3四半期報告書_20220527092622

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 40,000,000
40,000,000
②【発行済株式】
種類 第3四半期会計期間末現在発行数(株)

(2021年12月31日)
提出日現在発行数

(株)

(2022年2月9日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 12,629,942 12,629,942 東京証券取引所

(市場第一部)
単元株式数は100株で

あります。
12,629,942 12,629,942

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。  

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2021年10月1日~

2021年12月31日
12,629,942 7,186 913

(5)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 

(6)【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載することができませんので、直前の基準日である2021年9月30日の株主名簿により記載しております。

①【発行済株式】
2021年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
普通株式 373,500
完全議決権株式(その他) 普通株式 12,204,200 122,042
単元未満株式 普通株式 52,242
発行済株式総数 12,629,942
総株主の議決権 122,042

(注)1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権2個)含

まれております。

2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式76株が含まれております。 

②【自己株式等】
2021年9月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己保有株式)

株式会社GSIクレオス
東京都千代田区九段南二丁目3番1号 373,500 373,500 2.96
373,500 373,500 2.96

2【役員の状況】

該当事項はありません。 

 訂正第3四半期報告書_20220527092622

第4【経理の状況】

1 四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣

府令第64号)に基づいて作成しております。

2 監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務

諸表について、監査法人 保森会計事務所による四半期レビューを受けております。

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2021年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,594 8,520
受取手形及び売掛金 22,803 ※3 30,341
商品及び製品 8,534 8,923
仕掛品 749 833
原材料 124 92
その他 737 2,939
貸倒引当金 △158 △177
流動資産合計 47,387 51,473
固定資産
有形固定資産 4,148 3,569
無形固定資産 357 734
投資その他の資産
投資有価証券 6,129 6,761
その他 ※4 2,442 ※4 1,949
投資その他の資産合計 8,572 8,711
固定資産合計 13,077 13,015
資産合計 60,465 64,489
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,773 ※3 20,844
短期借入金 11,631 13,506
1年内返済予定の長期借入金 87 87
未払法人税等 1,279 67
引当金 560 272
その他 3,543 3,656
流動負債合計 35,875 38,435
固定負債
長期借入金 231 271
退職給付に係る負債 90 82
その他 1,028 1,141
固定負債合計 1,350 1,495
負債合計 37,225 39,930
純資産の部
株主資本
資本金 7,186 7,186
資本剰余金 859 855
利益剰余金 13,485 14,080
自己株式 △230 △291
株主資本合計 21,301 21,829
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,216 2,614
繰延ヘッジ損益 4 9
為替換算調整勘定 △427 △29
退職給付に係る調整累計額 144 134
その他の包括利益累計額合計 1,938 2,729
純資産合計 23,239 24,558
負債純資産合計 60,465 64,489

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)
売上高 87,793 82,705
売上原価 76,387 72,923
売上総利益 11,406 9,781
販売費及び一般管理費 8,103 8,045
営業利益 3,302 1,736
営業外収益
受取利息 79 42
受取配当金 60 61
その他 115 88
営業外収益合計 255 193
営業外費用
支払利息 121 97
為替差損 81 63
その他 85 38
営業外費用合計 287 200
経常利益 3,270 1,729
特別利益
固定資産売却益 - 0
投資有価証券売却益 - 53
出資金売却益 - 45
特別利益合計 - 99
特別損失
減損損失 328 -
固定資産除却損 3 2
投資有価証券評価損 18 15
関係会社株式売却損 - 27
出資金評価損 20 -
特別損失合計 370 46
税金等調整前四半期純利益 2,899 1,783
法人税、住民税及び事業税 1,183 525
法人税等調整額 △73 △57
法人税等合計 1,109 467
四半期純利益 1,789 1,316
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,789 1,316
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)
四半期純利益 1,789 1,316
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,080 398
繰延ヘッジ損益 △13 4
為替換算調整勘定 △113 398
退職給付に係る調整額 0 △10
その他の包括利益合計 2,954 790
四半期包括利益 4,744 2,107
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,744 2,107

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

連結範囲の変更

当第3四半期連結累計期間における連結範囲の変更は増加1社、減少1社であり、連結子会社の異動は以下の

とおりであります。

・上海環羽謄普貿易有限公司の全持分を取得したことにより、連結の範囲に含めております。なお、同社の名称

をGSI Creos Technology (China) Co., Ltd.に変更しております。

・大三紙化工業株式会社の持分の85%を譲渡したことにより、連結の範囲から除外しております。  

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)

等を、第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、

当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、代

理人として行われる取引について、従来は、総額で収益を認識しておりましたが、顧客への財又はサービスの提

供における役割(本人又は代理人)を判断した結果、純額で収益を認識する方法に変更しております。また、有

償支給取引について、従来は、有償支給した支給品について消滅を認識しておりましたが、支給品を買い戻す義

務を負っている場合、当該支給品の消滅を認識しない方法に変更しております。さらに、返品権付の販売につい

て、返品されると見込まれる商品又は製品については、出荷時に収益を認識せず、当該商品又は製品について受

取った又は受け取る対価の額で返金負債を認識する方法に変更しております。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って

おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1

四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただ

し、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱

いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収

益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われ

た契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額

を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,264百万円、売上原価は3,262百万円減少しておりますが、

営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益への影響は軽微であります。また、利益剰余金の期首残高が

11百万円減少しております。

なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法

により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020

年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から

生じる収益を分解した情報を記載しておりません。

(時価の算定に関する会計基準等の適用)

「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい

う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計

基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準

等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与え

る影響はありません。 

(追加情報)

(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)

当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行に合わせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額につ

いて、改正前の税法の規定に基づいております。

(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)

前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計

上の見積り)に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等の仮定について重要な変更はありません。 

(四半期連結貸借対照表関係)

1  保証債務

取引先の営業取引に関する契約履行保証

前連結会計年度

(2021年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)
Milwaukee Composites, Inc. 480百万円 Milwaukee Composites, Inc. 463百万円
前連結会計年度

(2021年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)
受取手形割引高 33百万円 37百万円

※3 四半期連結会計期間末日満期手形

四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。

なお、当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が四

半期連結会計期間末日残高に含まれております。

前連結会計年度

(2021年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)
受取手形 -百万円 27百万円
支払手形 9

※4  資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額

前連結会計年度

(2021年3月31日)
当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)
投資その他の資産 199百万円 165百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)
減価償却費 259百万円 232百万円
(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2020年5月15日

取締役会
普通株式 281 45 2020年3月31日 2020年6月29日 利益剰余金

(注) 前期の剰余金の配当につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、株主総会の決議とせず、

定款第38条の規定により、取締役会で決議いたしました。

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2021年6月25日

定時株主総会
普通株式 376 60 2021年3月31日 2021年6月28日 利益剰余金

2.株主資本の金額の著しい変動

(自己株式の取得)

当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づく自

己株式の取得を決議し、2021年8月11日までに自己株式300,000株の取得を行いました。この結果、第2四半期

連結累計期間において、自己株式が302百万円増加しております。

(自己株式の消却)

当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却を行うことを決議し、2021年9月30日付で300,000株を消却いたしました。

この結果、第2四半期連結累計期間において、自己株式、その他資本剰余金がそれぞれ234百万円減少しております。これにより、その他資本剰余金が負の値となったため、繰越利益剰余金234百万円をその他資本剰余金に振り替えております。なお、本件は株主資本における勘定科目の振替処理であり、当社グループの株主資本の合計額に変動はありません。 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)
繊維関連事業 工業製品

関連事業
売上高
外部顧客への売上高 67,901 19,891 87,793 - 87,793
セグメント間の内部売上高又は振替高 2 0 2 △2 -
67,903 19,892 87,795 △2 87,793
セグメント利益 2,566 1,152 3,718 △415 3,302

(注)1 セグメント利益の調整額△415百万円には、セグメント間取引消去38百万円、各報告セグメント

に配分しない全社費用△454百万円が含まれております。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

(単位:百万円)

繊維関連事業 工業製品関連事業 全社・消去 合計
減損損失 317 11 328

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額

(注1)
四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)
繊維関連事業 工業製品

関連事業
売上高
外部顧客への売上高 60,986 21,718 82,705 - 82,705
セグメント間の内部売上高又は振替高 0 13 13 △13 -
60,987 21,731 82,718 △13 82,705
セグメント利益 538 1,549 2,088 △352 1,736

(注)1 セグメント利益の調整額△352百万円には、セグメント間取引消去62百万円、各報告セグメント

に配分しない全社費用△415百万円が含まれております。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2.報告セグメントごとの資産に関する情報

第2四半期連結会計期間において、「工業製品関連事業」を構成していた大三紙化工業株式会社の

当社持分の85%を譲渡し、連結の範囲から除外したことにより、前連結会計年度の末日に比べ、「工業

製品関連事業」のセグメント資産が1,203百万円減少しております。

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

「工業製品関連事業」において、第2四半期連結会計期間よりGSI Creos Technology (China) Co.,

Ltd.の連結子会社化に伴い、のれんが発生しております。当該事象によるのれんの増加額は、当第3四

半期連結累計期間においては435百万円であります。

4.報告セグメントの変更等に関する事項

会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収

益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益の測定方法を同様に変更しており

ます。

当該変更により、従来の方法に比べて、当第3四半期連結累計期間の「繊維関連事業」の売上

高が2,885百万円減少し、「工業製品関連事業」の売上高が379百万円減少しております。なお、当該変更

によるセグメント利益への影響は軽微であるため、記載を省略しております。 

(企業結合等関係)

企業結合に係る暫定的な会計処理の確定

2021年9月27日付で行われたGSI Creos Technology (China) Co., Ltd.との企業結合について、第2四半期

連結会計期間に暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第3四半期連結会計期間に確定しております。

なお、のれんの金額に修正は生じておりません。

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下のとおりであります。

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント
繊維関連事業 工業製品

関連事業
地域別
日本 20,326 11,494 31,820
アジア 39,477 1,982 41,460
米州 560 6,237 6,797
その他 622 2,004 2,626
顧客との契約から

生じる収益
60,986 21,718 82,705
外部顧客への売上高 60,986 21,718 82,705
(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)
当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 142円86銭 106円62銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額

(百万円)
1,789 1,316
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益金額(百万円)
1,789 1,316
普通株式の期中平均株式数(千株) 12,529 12,345

(注)1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 当社は、2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計

年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しております。  

2【その他】

該当事項はありません。 

 訂正第3四半期報告書_20220527092622

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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