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SMN Corporation

Quarterly Report Aug 3, 2022

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 第1四半期報告書_20220802205316

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年8月3日
【四半期会計期間】 第26期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 SMN株式会社
【英訳名】 SMN Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  井宮 大輔
【本店の所在の場所】 東京都品川区大崎二丁目11番1号
【電話番号】 03-5435-7930
【事務連絡者氏名】 執行役員  鈴木 勝也
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区大崎二丁目11番1号
【電話番号】 03-5435-7930
【事務連絡者氏名】 執行役員  鈴木 勝也
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E31958 61850 SMN株式会社 SMN Corporation 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2022-04-01 2022-06-30 Q1 2023-03-31 2021-04-01 2021-06-30 2022-03-31 1 false false false E31958-000 2022-08-03 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E31958-000 2022-06-30 jpcrp_cor:Row1Member E31958-000 2022-08-03 E31958-000 2022-06-30 E31958-000 2022-04-01 2022-06-30 E31958-000 2021-06-30 E31958-000 2021-04-01 2021-06-30 E31958-000 2022-03-31 E31958-000 2021-04-01 2022-03-31 xbrli:pure iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:shares

 第1四半期報告書_20220802205316

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第25期

第1四半期連結

累計期間 | 第26期

第1四半期連結

累計期間 | 第25期 |
| 会計期間 | | 自2021年4月1日

至2021年6月30日 | 自2022年4月1日

至2022年6月30日 | 自2021年4月1日

至2022年3月31日 |
| 売上高 | (千円) | 3,128,079 | 3,146,129 | 13,363,258 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | △83,329 | △62,178 | 90,245 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△) | (千円) | △71,560 | △80,234 | △228,584 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (千円) | △71,561 | △85,209 | △220,707 |
| 純資産額 | (千円) | 4,505,553 | 4,332,928 | 4,395,186 |
| 総資産額 | (千円) | 8,070,198 | 7,690,926 | 8,319,314 |
| 1株当たり四半期(当期)純損失(△) | (円) | △5.49 | △6.00 | △17.44 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 55.7 | 56.1 | 52.6 |

(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期(当期)純損失であるため、記載しておりません。

3.前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第25期第1四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。 

2【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 

 第1四半期報告書_20220802205316

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場は、引き続き拡大を続けております。「2021年日本の広告費」(株式会社電通調べ)によると、2021年のインターネット広告費は前年から21.4%増加して2兆7,052億円となり、マスコミ四媒体広告費(2兆4,538億円、前年比108.9%)を初めて上回りました。

このような経営環境のもと、当社グループは、「発想力と技術力で社会にダイナミズムをもたらすユニークな事

業開発会社になる」という経営理念のもと、2023年3月期の経営方針として、アセット強化による事業拡大の基盤作りに向けた「データ連携の拡大」「アドテクノロジー・マーケティングソリューションの提供価値の拡大」「Cookieレス対応」「構造改革の完了」「デジタルソリューションの事業拡大/DTC(注1)の立ち上げ」を掲げております。売上高においては、アドテクノロジーが販売好調のため増収となりました。営業利益、経常利益は、組織再編によるコスト削減により増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、繰延税金資産の減少により、減益となりました。

以上の結果、当四半期連結累計期間における当社の売上高は3,146,129千円(前年同四半期比0.6%増)、営業損失は49,041千円(前年同期は営業損失81,542千円)、経常損失は62,178千円(前年同期は経常損失83,329千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は80,234千円(前年同期は四半期純損失71,560千円)となりました。

当社グループはマーケティングテクノロジー事業の単一セグメントでありますが、取扱いサービス別の売上高の概況は次のとおりであります。

1.アドテクノロジー

広告主の広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォームであるDSP(注2)「Logicad」の提供を行っております。当第1四半期連結累計期間は、TVBridgeを中心として各商材が伸長し、アドテクノロジーの売上は前年同四半期7.8%増の1,744,671千円となりました。

2.マーケティングソリューション

広告主と媒体を限定したクローズド型アフィリエイト「SCAN(スキャン)」の提供を行っております。当第1四半期連結累計期間は、広告主及び媒体運営業者の開拓に努め、既存カテゴリの売上が増加し、マーケティングソリューションの売上は前年同四半期1.3%増の940,880千円となりました。

3.デジタルソリューション

連結子会社のルビー・グループ株式会社では、ラグジュアリーブランド向けEコマースの構築・運営・コンサルティングを提供しております。株式会社ASAではWebサイト、モバイル(Webアプリケーションなど)をはじめとするデジタルコンテンツの制作および開発を行っています。連結子会社の株式会社ゼータ・ブリッジでは音声、画像認識技術を持ち、全国各地のテレビCMデータの販売などのプロモーション関連領域でサービスを提供しております。当第1四半期連結累計期間は、子会社のルビー・グループ株式会社のEC手数料の減少等の影響により、デジタルソリューションの売上は前年同四半期20.2%減の451,747千円となりました。

4.その他

テレビ番組表ポータル「テレビ王国」の広告枠の企画及び販売事業を行っております。当第1四半期連結累計期間は、「テレビ王国」の広告売上の減少等の影響により、その他の売上は前年同四半期比41.4%減の8,830千円となりました。

(注)1:Direct To Consumerの略。

2:Demand Side Platformの略で、広告主の広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォーム。媒体側の広告収益の最大化を支援するプラットフォームであるSSP(注3)と対になる仕組みであり、両者はRTB(注4)を通して、広告枠の売買をリアルタイムに行っている。

3:Supply Side Platformの略。

4:Real Time Biddingの略で、媒体を閲覧したユーザーの1インプレッション毎にインターネット広告枠の売買がリアルタイムにオークション形式で行われる仕組み。

(2)財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、4,033,283千円となり、前連結会計年度末に比べ557,217千円減少いたしました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が706,695千円減少したことによるものであります。固定資産は3,657,642千円となり、前連結会計年度末に比べ71,170千円減少いたしました。これは主に、ソフトウエア等の無形固定資産が25,591千円減少、敷金等の投資その他の資産が37,126千円減少したことによるものであります。

この結果、総資産は7,690,926千円となり、前連結会計年度末に比べ628,388千円減少いたしました。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,690,785千円となり、前連結会計年度末に比べ508,658千円減少いたしました。これは主に、買掛金が428,268千円減少、未払法人税等が92,445千円減少したことによるものであります。固定負債は1,667,212千円となり、前連結会計年度末に比べ57,472千円減少いたしました。

この結果、負債合計は3,357,998千円となり、前連結会計年度末に比べ566,130千円減少いたしました。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は4,332,928千円となり、前連結会計年度末に比べ62,257千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を80,234千円計上したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は56.1%(前連結会計年度末は52.6%)となりました。

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更、または、新たに生じた優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

(4)研究開発活動

該当事項はありません。 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 第1四半期報告書_20220802205316

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 32,000,000
32,000,000
②【発行済株式】
種類 第1四半期会計期間末

現在発行数(株)

(2022年6月30日)
提出日現在発行数(株)

(2022年8月3日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 13,926,721 13,943,527 東京証券取引所

プライム市場
単元株式数

100株
13,926,721 13,943,527

(注)1.2022年7月21日に、特定譲渡制限付株式の発行により、発行済株式総数が16,806株増加しております。

2.「提出日現在発行数」欄には、2022年8月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。 

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(千円)
資本金残高

(千円)
資本準備金

増減額

(千円)
資本準備金

残高

(千円)
2022年4月1日~

2022年6月30日

(注)1
540,000 13,926,721 11,476 1,048,522 11,476 1,334,507

(注)1.新株予約権行使による増加であります。

2.2022年7月21日に、特定譲渡制限付株式の発行により、発行済株式総数が16,806株、資本金及び資本準備金がそれぞれ4,999千円増加しております。

(5)【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 

(6)【議決権の状況】

①【発行済株式】
2022年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 166,600
完全議決権株式(その他) 普通株式 13,758,000 137,580
単元未満株式 普通株式 2,121
発行済株式総数 13,926,721
総株主の議決権 137,580

(注)当社所有の自己保有株式が、「単元未満株式」欄の普通株式に56株含まれております。 

②【自己株式等】
2022年6月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
SMN株式会社 東京都品川区大崎二丁目11番1号 166,600 166,600 1.20
166,600 166,600 1.20

2【役員の状況】

該当事項はありません。

 第1四半期報告書_20220802205316

第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)にもとづいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。 

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

(単位:千円)
前連結会計年度

(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,277,803 2,363,773
受取手形、売掛金及び契約資産 2,104,810 1,398,114
その他 210,794 273,585
貸倒引当金 △2,906 △2,190
流動資産合計 4,590,501 4,033,283
固定資産
有形固定資産 356,636 348,184
無形固定資産
ソフトウエア 1,365,778 1,330,347
ソフトウエア仮勘定 35,852 103,262
のれん 971,505 929,920
顧客関連資産 573,300 557,375
その他 1,617 1,556
無形固定資産合計 2,948,053 2,922,461
投資その他の資産
敷金 214,666 194,454
繰延税金資産 111,294 102,204
その他 112,981 106,481
貸倒引当金 △14,818 △16,143
投資その他の資産合計 424,123 386,996
固定資産合計 3,728,813 3,657,642
資産合計 8,319,314 7,690,926
負債の部
流動負債
買掛金 1,380,778 952,509
1年内返済予定の長期借入金 230,632 229,630
未払法人税等 100,240 7,794
未払消費税等 117,696 86,662
その他 370,097 414,189
流動負債合計 2,199,444 1,690,785
固定負債
長期借入金 1,477,038 1,420,362
資産除去債務 71,651 71,760
退職給付に係る負債 4,942 4,942
繰延税金負債 166,982 166,616
その他 4,069 3,530
固定負債合計 1,724,684 1,667,212
負債合計 3,924,128 3,357,998
純資産の部
株主資本
資本金 1,037,046 1,048,522
資本剰余金 2,041,192 2,052,668
利益剰余金 1,410,487 1,330,252
自己株式 △116,040 △116,040
株主資本合計 4,372,686 4,315,403
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,217 2,049
為替換算調整勘定 2,627 △4,349
その他の包括利益累計額合計 4,845 △2,300
非支配株主持分 17,654 19,825
純資産合計 4,395,186 4,332,928
負債純資産合計 8,319,314 7,690,926

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
売上高 3,128,079 3,146,129
売上原価 2,411,761 2,462,443
売上総利益 716,318 683,686
販売費及び一般管理費 797,860 732,727
営業損失(△) △81,542 △49,041
営業外収益
受取利息 53 42
受取配当金 7 8
受取家賃 816 730
償却債権取立益 3,624
投資有価証券売却益 4
為替差益 4,270
雑収入 1,884 514
その他 99 3
営業外収益合計 6,486 5,574
営業外費用
支払利息 3,233 2,789
投資有価証券評価損 154
固定資産除却損 649
支払手数料 311 311
為替差損 291
売上割引 2,351 1,849
雑損失 2,071 179
株式報酬費用消滅損 12,777
その他 14
営業外費用合計 8,273 18,711
経常損失(△) △83,329 △62,178
特別利益
事業譲渡益 5,593
特別利益合計 5,593
税金等調整前四半期純損失(△) △83,329 △56,584
法人税、住民税及び事業税 15,613 11,352
法人税等調整額 △27,344 8,868
法人税等合計 △11,730 20,221
四半期純損失(△) △71,598 △76,805
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △38 3,428
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △71,560 △80,234
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
四半期純損失(△) △71,598 △76,805
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 302 △168
為替換算調整勘定 △265 △8,235
その他の包括利益合計 36 △8,403
四半期包括利益 △71,561 △85,209
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △71,963 △87,380
非支配株主に係る四半期包括利益 402 2,170

【注記事項】

(会計方針の変更)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしております。なお、当第1四半期連結累計期間の連結財務諸表に与える影響はありません。

(追加情報)

新型コロナウィルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りにおいて、前連結会計年度の有価証券報告書の (追加情報)に記載いたしました仮定に重要な変更はありません。

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれん、顧客関連資産を除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額、顧客関連資産の償却額は、次のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自  2021年4月1日

至  2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年6月30日)
減価償却費 153,611千円 147,103千円
のれんの償却額

顧客関連資産の償却額
42,211千円

15,925千円
41,585千円

15,925千円

(注)前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社は、マーケティングテクノロジー事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 

(収益認識関係)

当社グループの売上高は,主に顧客との契約から認識された収益であり,当社グループの報告セグメントを財又

はサービスの種類別に分解した場合の内訳は,以下のとおりです。

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

(単位:千円)

売上区分 合計
アドテクノロジー マーケティング

ソリューション
デジタル

ソリューション
その他
一時点で移転される財 1,617,775 929,200 553,204 15,057 3,115,238
一定の期間にわたり移転される財 12,841 12,841
顧客との契約から生じる収益 1,617,775 929,200 566,045 15,057 3,128,079
その他の収益
外部顧客への売上高 1,617,775 929,200 566,045 15,057 3,128,079

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(単位:千円)

売上区分 合計
アドテクノロジー マーケティング

ソリューション
デジタル

ソリューション
その他
一時点で移転される財 1,744,671 940,880 402,060 8,830 3,096,442
一定の期間にわたり移転される財 49,687 49,687
顧客との契約から生じる収益 1,744,671 940,880 451,747 8,830 3,146,129
その他の収益
外部顧客への売上高 1,744,671 940,880 451,747 8,830 3,146,129
(1株当たり情報)

1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
1株当たり四半期純損失 5.49円 6.00円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純純損失(千円) 71,560 80,234
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失(千円) 71,560 80,234
普通株式の期中平均株式数(株) 13,028,733 13,382,190
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。

2.前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。 

(重要な後発事象)

連結子会社による会社分割(新設分割)及び新設会社の株式譲渡

当社は、2022年5月17日付の取締役会決議に基づき、当社の連結子会社であるSMT(株)のメディアデータを軸としたソリューション事業を会社分割(新設分割)(以下「本新設分割」)により新設会社(以下「新会社」)に承継させ、SMT(株)が有する新会社の株式の86%を宮口文秀氏に譲渡することとし、SMT(株)は2022年5月17日付にて宮口文秀氏との間で株式譲渡契約を締結いたしました。また、本取引後のSMT(株)の新会社への出資比率は14%となります。

2022年7月1日付けにて会社分割及び株式譲渡を行っております。

  1. 本取引の理由

分割会社の当該事業は、Webメディア事業者に対して、収益の最大化、多様化に資する各種ソリューションを提供しているほか、Webメディア支援を通じて獲得したメディアとのリレーションや各種データを基に、認知・検討ファネルを中心に広告主向けの各種ソリューション、プロダクトを展開しております。

当社グループは中期経営計画実現に向けた効率的なグループ経営のため、事業ポートフォリオ再編、グループ会社の各事業の見直しを検討してまいりました。その過程で分割会社の代表取締役社長である宮口氏より、再編手法のひとつとしてマネジメントバイアウト(以下、「MBO」)を検討してもらいたい旨の申し出があり、分割会社及び当社の取締役会で協議を行ってまいりました。

その結果、本件 MBOの実施が双方の将来的な事業発展に資するとの結論に至り、2022 年4月12日付で本基本合意書を締結しております。

(注)なお、分割会社の代表取締役宮口文秀氏は、2022年6月15日に代表取締役、取締役を退任しております。

  1. 分割する事業部門の事業内容、規模

事業内容 : SMT(株)のメディアデータを軸としたソリューション事業

規模   : 2022年3月期 売上高1,883,176千円

  1. 会社分割の形態

SMT(株)を分割会社とし新会社にソリューション事業を承継させる新設分割です。

  1. 会社分割に係る分割会社の名称又は承継会社の名称、当該会社の資産及び負債

分割会社の名称 : SMT(株)

承継会社の名称 : So Near+Ad(株)  承継する資産の額 : 180,962千円(2022年6月30日現在)

承継する負債の額 : 150,962千円(2022年6月30日現在)

(注)1.So Near+Ad株式会社は、2022年7月1日付で「ソーウェルバー株式会社」に社名を変更いたしました。

  1. 会社分割の時期

2022年7月1日

  1. 株式譲渡の概要

2022年7月1日に新会社の発行済株式3,000株のうち、2,580株をSMT(株)から宮口文秀氏に譲渡いたしました。

  1. 新会社株式の譲渡先の概要(2022年3月31日現在)

氏名 : 宮口 文秀  住所 : 神奈川県横浜市

  1. 株式譲渡価額

So Near+Ad(株)の普通株式   25,800千円  

2【その他】

該当事項はありません。 

 第1四半期報告書_20220802205316

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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