Quarterly Report • Aug 10, 2022
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| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2022年8月10日 |
| 【四半期会計期間】 | 第21期第3四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日) |
| 【会社名】 | 株式会社FPG |
| 【英訳名】 | Financial Products Group Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 谷村 尚永 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 |
| 【電話番号】 | 03(5288)5692 |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 経営企画部長 桜井 寛 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 |
| 【電話番号】 | 03(5288)5691 |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 経営企画部長 桜井 寛 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E24651 71480 株式会社FPG Financial Products Group Co.,Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true CTE 2021-10-01 2022-06-30 Q3 2022-09-30 2020-10-01 2021-06-30 2021-09-30 1 false false false E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsOtherMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesLessThanOneUnitMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:Row1Member E24651-000 2022-08-10 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E24651-000 2022-06-30 jpcrp_cor:SharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E24651-000 2022-08-10 E24651-000 2022-06-30 E24651-000 2022-04-01 2022-06-30 E24651-000 2021-10-01 2022-06-30 E24651-000 2021-06-30 E24651-000 2021-04-01 2021-06-30 E24651-000 2020-10-01 2021-06-30 E24651-000 2020-10-01 2021-09-30 E24651-000 2021-09-30 iso4217:JPY xbrli:shares iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure
第3四半期報告書_20220809212911
| | | | | |
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| 回次 | | 第20期
第3四半期
連結累計期間 | 第21期
第3四半期
連結累計期間 | 第20期 |
| 会計期間 | | 自2020年10月1日
至2021年6月30日 | 自2021年10月1日
至2022年6月30日 | 自2020年10月1日
至2021年9月30日 |
| 売上高 | (千円) | 13,034,779 | 47,481,921 | 14,924,138 |
| 経常利益 | (千円) | 5,431,068 | 10,607,143 | 5,148,174 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (千円) | 3,420,892 | 7,228,108 | 2,946,993 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (千円) | 3,508,702 | 7,315,058 | 3,040,642 |
| 純資産額 | (千円) | 29,978,009 | 35,091,841 | 29,391,037 |
| 総資産額 | (千円) | 105,138,477 | 141,530,019 | 91,899,405 |
| 1株当たり
四半期(当期)純利益金額 | (円) | 40.07 | 84.63 | 34.51 |
| 潜在株式調整後1株当たり
四半期(当期)純利益金額 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 28.3 | 24.7 | 31.8 |
| 回次 | 第20期 第3四半期 連結会計期間 |
第21期 第3四半期 連結会計期間 |
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|---|---|---|---|
| 会計期間 | 自2021年4月1日 至2021年6月30日 |
自2022年4月1日 至2022年6月30日 |
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| 1株当たり四半期純利益金額 | (円) | 14.67 | 32.91 |
(注)1. 当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3. 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。当該会計基準等の適用により、不動産ファンド事業における不動産小口化商品の販売に関する会計処理について、前期までの当社利益相当額(当社役務手数料相当額)を売上高に計上する方法から販売価額相当額を売上高に計上する方法に変更しております。なお、当該売上高の計上方法の変更による上記各利益への影響はありません。第20期第3四半期連結累計期間及び第20期の売上高は、当該会計基準等適用前の金額であり、不動産ファンド事業について同じ方法で処理した場合の売上高は、第20期第3四半期連結累計期間が26,218,505千円、第20期が33,584,601千円となります。
当第3四半期連結会計期間より、不動産ファンド事業において、米国不動産を対象とした集団投資事業案件の取り扱いを開始いたしました。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「Ⅱ (報告セグメントの変更等に関する事項)」をご参照ください。
第3四半期報告書_20220809212911
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更があった事項は以下のとおりであります。また、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響について、当社は、前事業年度の有価証券報告書の「事業等のリスク」において、今後、世界経済や航空会社の経営環境は落ち着きを取り戻し、2023年9月期中には新型コロナウイルス感染症の拡大前の水準まで回復すると想定しておりましたが、足元の状況について、各国政府の政策や各企業の自助努力の成果により、経済社会活動は総じて正常化に向かっており、当社の業績も、各種施策の成果もあって、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の水準まで回復する見通しとなり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の当社事業への影響は限定的なものとなっていると判断しております。
今後、当社の想定と異なる状況となった場合は、評価損の計上や匿名組合営業者として利用する子会社を連結の範囲に含めるなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(1) 経営成績の状況
当社グループは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高及び売上原価は、前第3四半期連結累計期間と比較して大きく増加しており、以下の経営成績の状況の説明の売上高及び売上原価については、前年同期比増減率を記載しておりません。収益認識会計基準等の適用の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
当第3四半期連結累計期間においては、世界経済・日本経済ともに、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和され、景気は持ち直す動きもみられましたが、ウクライナ情勢の長期化や中国における経済活動の抑制の影響などが懸念される中で、原材料価格の上昇や供給面での制約等、依然として先行きは不透明な状況となりました。このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画に従い、各種施策の実施に努めました。
当社のリースファンド事業においては、収益率の高い案件の出資金の販売が好調に推移するとともに、不動産ファンド事業においても、旺盛な需要のもと、積極的な組成を行うとともに不動産小口化商品の販売が好調に推移しました。
これらの結果に加え、前連結会計年度に損失処理が完了したAir Mauritius Limitedが賃借人となるオペレーティング・リース事業(以下、当該リース事業を「AML案件」という。)に関して、前第3四半期連結累計期間に998百万円の損失を計上したものの、当第3四半期連結累計期間においては発生せず、また、処理が完了したこともあり、連結売上高は47,481百万円、営業利益は9,835百万円(前年同期比75.6%増)、経常利益は10,607百万円(前年同期比95.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,228百万円(前年同期比111.3%増)となり、売上高・各利益ともに、前年同期比(売上高は、不動産小口化商品の販売に関する会計処理に関して、当第3四半期連結累計期間と同じ方法で処理した場合と比較)でほぼ倍増となり、コロナ禍からの脱却が鮮明となりました。
売上高
売上高は47,481百万円となりました。
(リースファンド事業)
出資金販売額は55,690百万円(前年同期比34.8%減)となりましたが、収益率の高い案件の出資金販売が好調に継続した結果、第3四半期連結累計期間の売上高は、前年度の通期の売上高11,161百万円を超過する11,199百万円(前年同期比7.3%増)となりました。また、リース事業組成金額は、2022年3月のコンテナを対象とした過去最大規模となる組成を実施後も案件が継続し、コンテナの組成金額が過去最高の年間組成額を更新する等、積極的な組成を行った結果、217,888百万円(前年同期比59.2%増)となりました。
(注)本項目における用語の説明
| リース事業組成金額 | 組成したオペレーティング・リース事業案件のリース物件の取得価額の合計額であります。 |
| 出資金販売額 | 出資金(オペレーティング・リース事業の匿名組合出資持分及び任意組合出資持分)について、リース開始日までに投資家へ私募の取り扱いを行った額及びリース開始日時点で当社が一旦立替取得し、(連結)貸借対照表の「商品出資金」に計上したものについて、投資家へ譲渡した額の合計額であります。なお信託機能を活用した航空機リース事業案件に係る信託受益権譲渡価額を含めております。 |
(不動産ファンド事業)
第2四半期連結累計期間に引き続き、旺盛な需要のもと、積極的な組成を行うとともに販売が好調に推移した結果、不動産小口化商品販売額(注)が当第3四半期連結会計期間(3か月)は12,390百万円と四半期会計期間(3か月)としては過去最高となる等、売上高は35,312百万円となりました。
(注)信託受益権1個1,000万円に販売個数を乗じた額となります。
(その他事業)
その他事業の売上高は970百万円(前年同期比14.1%増)となりました。このうち、FinTech事業の売上高は343百万円(前年同期比5.8%増)、保険事業の売上高は341百万円(前年同期比44.1%増)となりました。
(注)FinTech事業、保険事業、M&A事業、プライベートエクイティ事業及び航空事業等を総称して、「その他事業」としております。
売上原価
売上原価は、不動産小口化商品の販売に係る原価の計上等により32,573百万円となりました。
<参考>「収益認識に関する会計基準」適用の影響について
不動産ファンド事業における不動産小口化商品の販売に関する会計処理に関して、前第3四半期連結累計期間について、当第3四半期連結累計期間と同じ方法で処理した場合の売上高、売上原価及び売上総利益は以下のとおりであります(「参考」に記載した金額)。
(単位:百万円)
| 「実績」 2021年9月期 第3四半期 |
「参考」 2021年9月期 第3四半期 |
2022年9月期 第3四半期 |
増減額 | ||
| 売上高 | 13,034 | 26,218 | 47,481 | 21,263 | |
| リースファンド事業 | 10,436 | 10,436 | 11,199 | 762 | |
| 不動産ファンド事業(注) | 1,747 | 14,930 | 35,312 | 20,381 | |
| その他事業 | 850 | 850 | 970 | 119 | |
| 売上原価 | 2,584 | 15,767 | 32,573 | 16,805 | |
| 売上総利益 | 10,450 | 10,450 | 14,908 | 4,457 |
(注)不動産ファンド事業の売上高は、積極的な組成を行うとともに販売が好調に推移した結果、35,312百万円(前年同期比(不動産小口化商品の販売に関する会計処理に関して、当第3四半期連結累計期間と同じ方法で処理した場合と比較)136.5%増)となっております。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は5,073百万円(前年同期比4.6%増)となりました。
これは、主に人件費が2,964百万円(前年同期比5.3%増)、その他の費用が2,108百万円(前年同期比3.7%増)となったことによるものであります。
(注)人件費には、給料手当、賞与(引当金繰入額含む)、法定福利費、福利厚生費、退職給付費用、人材採用費等を含めております。
営業利益
上記の結果、営業利益は9,835百万円(前年同期比75.6%増)となりました。
営業外収益/営業外費用
営業外収益は1,549百万円(前年同期比28.7%減)となりました。これは、前第3四半期連結累計期間においてAML案件に関連し発生した貯蔵品評価損戻入益525百万円が当第3四半期連結累計期間には発生しなかったこと、また投資家から収受している商品出資金の立替利息相当額の減少に伴い受取利息が181百万円(前年同期比52.1%減)となった他、金銭の信託運用益が577百万円(前年同期比37.0%減)、不動産賃貸料が420百万円(前年同期比582.5%増)、為替差益が310百万円(前年同期は818百万円の為替差損)となったこと等によるものであります。
営業外費用は777百万円(前年同期比66.8%減)となりました。これは、前第3四半期連結累計期間において主にAML案件に関連し発生した為替差損818百万円及び減価償却費192百万円が当第3四半期連結累計期間には発生しなかったこと、また支払手数料が364百万円(前年同期比49.0%減)、支払利息が281百万円(前年同期比53.1%減)となったこと等によるものであります。
経常利益/特別損益/親会社株主に帰属する四半期純利益
経常利益は10,607百万円(前年同期比95.3%増)となりました。
特別損失は86百万円(前年同期は株式会社FPG証券の通貨関連店頭デリバティブ事業の譲渡に伴う事業譲渡損失241百万円、株式会社FPGテクノロジーに係るのれんの減損損失289百万円の計上等により555百万円)となりました。
上記の結果、法人税等を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は7,228百万円(前年同期比111.3%増)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」へと変更しておりますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
資産の状況
資産合計は141,530百万円(前年度末比49,630百万円の増加)となりました。その概要は以下のとおりであります。
(流動資産)
流動資産は136,249百万円(前年度末比50,466百万円の増加)となりました。
・現金及び預金は12,990百万円(前年度末比7,823百万円の減少)となりました。
・組成資産(注1)は116,868百万円(前年度末比58,238百万円の増加)となりました。このうち、未販売の匿名組合出資持分・任意組合出資持分を計上する商品出資金は販売が好調に進んだ一方で、海外不動産を対象とした集団投資事業案件(以下、「海外不動産投資事業案件」という。)の組成を実施したこともあり、前年度末に比べ増加しました。金銭の信託(組成用航空機)(注3)は、商品の販売を行ったものの、為替の円安影響により、前年度末に比べ増加しました。組成用不動産は、販売が好調に進んだ一方で、当第3四半期連結会計期間に3物件を新規に取得した結果、前年度末に比べ増加しました。
(組成資産の内訳)
(単位:百万円)
| 2022年 6月末 |
前年度末比 | |
| 商品出資金(注2) | 66,859 | 45,993 |
| 金銭の信託(組成用航空機)(注3) | 21,419 | 2,883 |
| 組成用不動産 | 28,589 | 9,361 |
(注)1.組成資産には、商品出資金・金銭の信託(組成用航空機)・組成用不動産を計上しております。
2.不動産ファンド事業における海外不動産投資事業案件に係る任意組合出資持分を含めております。
3.当社が組成する信託機能を活用した航空機リース事業案件は、当該リース事業を遂行する特定金外信託契約に係る受益権を投資家に譲渡するものであり、当社は、この法的実態を鑑み、未販売の当該受益権相当額を「金銭の信託(組成用航空機)」に計上しております。当該信託契約は、当社が信託の受託者である株式会社FPG信託に金銭を信託し、同社が当初委託者である当社の指図に基づき、当該金銭をもって航空機を購入したうえで、航空会社にリース・市場売却等を行うものであります。信託受益権を、投資家に譲渡することで、委託者の地位が承継されると共に、信託財産から生じる譲渡後の損益が投資家に帰属いたします。
・上記以外の流動資産は6,390百万円(前年度末比52百万円の増加)となりました。
(固定資産)
固定資産は5,280百万円(前年度末比836百万円の減少)となりました。
・有形固定資産は575百万円(前年度末比158百万円の増加)となりました。
・無形固定資産は816百万円(前年度末比141百万円の減少)となりました。
・投資その他の資産は3,888百万円(前年度末比853百万円の減少)となりました。
負債の状況
負債合計は106,438百万円(前年度末比43,929百万円の増加)となりました。その概要は以下のとおりであります。
(流動負債)
流動負債は91,006百万円(前年度末比43,727百万円の増加)となりました。
・借入金・社債(コマーシャル・ペーパーを含む。)は71,054百万円(前年度末比32,285百万円の増加)となりました。これは主に組成資産の取得のための借入を進めたためであります。
・第4四半期以降に販売予定の出資金に係る手数料を含む契約負債は11,658百万円(前年度末において前受金に計上することとしていた出資金に係る手数料は当第3四半期連結会計期間末においては契約負債に計上。契約負債について前年度末の前受金残高と比較した場合、前年度末比6,935百万円の増加)となりました。
・上記以外の流動負債は8,293百万円(前年度末比4,506百万円の増加)となりました。
・機動的な資金調達が可能となるコミットメントライン契約及び当座貸越契約の総額は、当第3四半期連結会計期間末で、105,805百万円(前年度末比2,945百万円の増加)となりました。
(固定負債)
固定負債は15,431百万円(前年度末比202百万円の増加)となりました。これは主に、借入金・社債が、14,897百万円(前年度末比163百万円の増加)となったことによるものであります。
純資産の状況
純資産合計は35,091百万円(前年度末比5,700百万円の増加)となりました。これは主に、前年度の期末配当1,580百万円を実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益7,228百万円を計上したことによるものであります。
自己資本比率は、当第3四半期連結会計期間末時点で24.7%(前連結会計年度末は31.8%)となりました。
なお、四半期連結財務諸表における会計上の見積り及び連結の範囲の判断を行う上での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)(会計上の見積り及び連結の範囲の判断を行う上での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響)」をご参照ください。
(3)経営方針・経営戦略、優先的に対処すべき課題等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略、優先的に対処すべき課題等について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の状況
当第3四半期連結累計期間の状況につきましては、(1)経営成績の状況をご参照ください。
(6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の変更
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」に関しまして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響についての仮定は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報) (会計上の見積り及び連結の範囲の判断を行う上での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響)」に記載の通り、変更しております。
コミットメントライン契約等の締結
当社グループは、主にリースファンド事業及び不動産ファンド事業における案件組成資金を効率的に調達するため、金融機関と、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しております。
これらの契約に基づく当第3四半期連結会計期間末の資金調達枠の総額は、105,805,000千円であります。
第3四半期報告書_20220809212911
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 216,000,000 |
| 計 | 216,000,000 |
| 種類 | 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2022年6月30日) |
提出日現在 発行数(株) (2022年8月10日) |
上場金融商品取引所名又は 登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 89,073,600 | 89,073,600 | 東京証券取引所 プライム市場 |
普通株式は完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 89,073,600 | 89,073,600 | - | - |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (千円) |
資本金残高 (千円) |
資本準備金 増減額 (千円) |
資本準備金 残高 (千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年4月1日~ 2022年6月30日 |
- | 89,073,600 | - | 3,095,874 | - | 3,045,874 |
当四半期会計期間は、第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
| 2022年6月30日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) | - | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。 | |
| 普通株式 | 3,666,400 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 85,377,400 | 853,774 | 同上 |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 29,800 | - | (注) |
| 発行済株式総数 | 89,073,600 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 853,774 | - |
(注) 「単元未満株式」欄には当社所有の自己株式71株が含まれております。
| 2022年6月30日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 株式会社FPG | 東京都千代田区 丸の内二丁目7番2号 |
3,666,400 | - | 3,666,400 | 4.12 |
| 計 | - | 3,666,400 | - | 3,666,400 | 4.12 |
(注)当第3四半期会計期間において、譲渡制限付株式報酬に関する株式の無償取得があったことにより、当第3四半期会計期間末現在の所有株式数の合計は、3,667,200株(単元未満株式を除く)となっております。
該当事項はありません。
第3四半期報告書_20220809212911
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年10月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人より四半期レビューを受けております。
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (2022年6月30日) |
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| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 20,814,054 | 12,990,095 |
| 売掛金 | 994,012 | 860,004 |
| 営業投資有価証券 | 472,033 | 503,512 |
| 貯蔵品 | 17,579 | 18,022 |
| 商品出資金 | 20,866,895 | 66,859,988 |
| 金銭の信託(組成用航空機) | 18,535,667 | 21,419,547 |
| 組成用不動産 | 19,227,283 | 28,589,041 |
| その他 | 4,854,781 | 5,008,920 |
| 流動資産合計 | 85,782,307 | 136,249,133 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | 416,918 | 575,792 |
| 無形固定資産 | ||
| のれん | 908,106 | 758,570 |
| その他 | 50,459 | 58,317 |
| 無形固定資産合計 | 958,566 | 816,888 |
| 投資その他の資産 | ||
| 繰延税金資産 | 2,566,811 | 1,590,312 |
| その他 | 2,174,801 | 2,297,892 |
| 投資その他の資産合計 | 4,741,612 | 3,888,205 |
| 固定資産合計 | 6,117,098 | 5,280,886 |
| 資産合計 | 91,899,405 | 141,530,019 |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 260,962 | 802,274 |
| 短期借入金 | 28,998,957 | 54,742,000 |
| コマーシャル・ペーパー | 4,500,000 | 10,000,000 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 5,270,868 | 6,312,918 |
| 未払法人税等 | 1,025,253 | 1,520,820 |
| 前受金 | 4,723,106 | - |
| 契約負債 | - | 11,658,830 |
| 賞与引当金 | 452,222 | 312,482 |
| その他 | 2,048,494 | 5,657,548 |
| 流動負債合計 | 47,279,865 | 91,006,874 |
| 固定負債 | ||
| 社債 | 1,000,000 | 1,100,000 |
| 長期借入金 | 13,734,165 | 13,797,914 |
| 資産除去債務 | 118,887 | 119,278 |
| 退職給付に係る負債 | 30,416 | 28,093 |
| その他 | 345,033 | 386,018 |
| 固定負債合計 | 15,228,503 | 15,431,303 |
| 負債合計 | 62,508,368 | 106,438,178 |
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (2022年6月30日) |
|
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 3,095,874 | 3,095,874 |
| 資本剰余金 | 2,999,433 | 2,980,927 |
| 利益剰余金 | 25,638,905 | 31,279,122 |
| 自己株式 | △2,457,126 | △2,457,126 |
| 株主資本合計 | 29,277,086 | 34,898,797 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| 為替換算調整勘定 | △32,781 | 86,129 |
| その他有価証券評価差額金 | △974 | - |
| その他の包括利益累計額合計 | △33,755 | 86,129 |
| 非支配株主持分 | 147,706 | 106,914 |
| 純資産合計 | 29,391,037 | 35,091,841 |
| 負債純資産合計 | 91,899,405 | 141,530,019 |
| (単位:千円) | ||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年10月1日 至 2022年6月30日) |
|
| 売上高 | 13,034,779 | 47,481,921 |
| 売上原価 | 2,584,260 | 32,573,524 |
| 売上総利益 | 10,450,518 | 14,908,397 |
| 販売費及び一般管理費 | ※1 4,849,243 | ※1 5,073,072 |
| 営業利益 | 5,601,275 | 9,835,324 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 378,621 | 181,272 |
| 金銭の信託運用益 | 916,744 | 577,597 |
| 不動産賃貸料 | 61,547 | 420,038 |
| 貯蔵品評価損戻入益 | 525,576 | - |
| 持分法による投資利益 | 179,892 | 34,692 |
| 為替差益 | - | 310,703 |
| その他 | 111,694 | 24,959 |
| 営業外収益合計 | 2,174,077 | 1,549,263 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 600,633 | 281,815 |
| 社債発行費 | - | 1,409 |
| 支払手数料 | 714,411 | 364,174 |
| 為替差損 | 818,951 | - |
| 不動産賃貸費用 | 8,801 | 76,201 |
| 減価償却費 | 192,122 | - |
| その他 | 9,363 | 53,843 |
| 営業外費用合計 | 2,344,283 | 777,443 |
| 経常利益 | 5,431,068 | 10,607,143 |
| 特別損失 | ||
| 減損損失 | ※2 289,732 | ※2 47,873 |
| 固定資産除却損 | 1,988 | 2,474 |
| 関係会社株式評価損 | 21,646 | 35,956 |
| 事業譲渡損失 | ※3 241,700 | - |
| 特別損失合計 | 555,067 | 86,304 |
| 税金等調整前四半期純利益 | 4,876,001 | 10,520,839 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 1,361,940 | 2,361,146 |
| 法人税等調整額 | 112,116 | 975,105 |
| 法人税等合計 | 1,474,056 | 3,336,252 |
| 四半期純利益 | 3,401,944 | 7,184,586 |
| 非支配株主に帰属する四半期純損失(△) | △18,947 | △43,522 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 3,420,892 | 7,228,108 |
| (単位:千円) | ||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年10月1日 至 2022年6月30日) |
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| 四半期純利益 | 3,401,944 | 7,184,586 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △156 | 974 |
| 為替換算調整勘定 | 88,162 | 71,035 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | 18,751 | 58,461 |
| その他の包括利益合計 | 106,757 | 130,471 |
| 四半期包括利益 | 3,508,702 | 7,315,058 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 3,511,110 | 7,347,993 |
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | △2,408 | △32,935 |
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスとの交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
この結果、不動産ファンド事業における不動産小口化商品の販売に関する会計処理について、従来は、売上高には、不動産の譲渡価額として顧客から受け取る額から、当社が顧客に提供するために取得した不動産の帳簿価額を控除した、当社利益相当額(当社役務手数料相当額)を計上しておりましたが、第1四半期連結会計期間より、当該取引は顧客への財又はサービスの提供における当社グループの役割が本人に該当するものとして、売上高に不動産の譲渡価額として顧客から受け取る額を計上する方法に変更しております。これにより、売上高及び売上原価が29,928,265千円増加しております。なお、当該変更による各損益への影響はありません。
また、保険事業の売上高について、今後の解約により生ずると見積られる解約返戻金について、売上高から控除する方法に変更しております。この変更による損益への影響額は軽微であります。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
これらの結果、従来の方法に比べ、当第3四半期連結累計期間の売上高が29,928,027千円、売上原価は29,928,651千円増加しております。各損益及び利益剰余金の期首残高に与える影響は軽微です。
また、収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」に表示していた「前受金」、「流動負債」の「その他」に含めて表示していた「前受収益」の一部は、第1四半期連結会計期間より「流動負債」の「契約負債」に含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期連結財務諸表への影響はありません。
(会計上の見積り及び連結の範囲の判断を行う上での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響)
2020年9月期連結会計年度以降、世界各国における新型コロナウイルス感染症の感染拡大及び感染拡大防止活動は、各国の経済環境、特に航空業界の経営環境へ悪影響を与え、当社の経営成績及び財政状態にも影響を与えました。当社はこれらの新型コロナウイルス感染症の影響は、2023年9月期中には、感染拡大前の水準まで軽減されるものと想定し、各勘定科目の評価や、当社が保有する匿名組合出資持分に関する連結の範囲の判断を行ったうえで、会計処理を実施しておりました。
足元の状況について、各国政府の政策や各企業の自助努力の成果により、経済社会活動は総じて正常化に向かっており、当社の業績も、各種施策の成果もあって、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の水準まで回復する見通しとなり、当社の会計上の見積りを行ううえで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は限定的なものとなっていると判断しております。
前連結会計年度(2021年9月30日)
当社グループは、主にリースファンド事業及び不動産ファンド事業における案件組成資金を効率的に調達するため、金融機関と、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は以下のとおりであります。
| コミットメントライン及び 当座貸越極度額の総額 |
102,860,000千円 |
| 借入実行残高 | 29,621,957千円 |
| 差引額 | 73,238,042千円 |
なお、上記契約のうちコミットメントライン及び当座貸越極度額の総額81,560,000千円及び借入実行残高22,321,957千円には、財務制限条項が付されております。主な契約に付された財務制限条項の概要は以下のとおりであります。
(当 社)
| 極 度 額 | 借入実行残高 | 財 務 制 限 条 項 | |
|---|---|---|---|
| (1) | 11,350,000千円 (13.5億円は円建、 100億円はUS$建 又は円建) |
4,918,250千円 | (ⅰ) 借入人の各年度の決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日又は2020年9月に終了する決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上にそれぞれ維持することを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2021年9月に終了する決算期とする。 (ⅱ) 借入人の各年度の決算期に係る借入人の連結の損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないことを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2021年9月に終了する決算期及びその直前の2020年9月に終了する決算期とする。 |
| (2) | 10,360,000千円 | -千円 | (ⅰ) 2021年9月期末日以降の各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2020年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2021年9月期末日以降の各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
| (3) | 8,950,000千円 (US$建又は円建) |
3,178,357千円 | (ⅰ) 2021年9月期末日以降の各事業年度末日における連結の貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2020年9月期末日における連結の貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2021年9月期末日以降の各事業年度末日における連結の損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
当第3四半期連結会計期間(2022年6月30日)
当社グループは、主にリースファンド事業及び不動産ファンド事業における案件組成資金を効率的に調達するため、金融機関と、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく当第3四半期連結会計期間末の借入未実行残高は以下のとおりであります。
| コミットメントライン及び 当座貸越極度額の総額 |
105,805,000千円 |
| 借入実行残高 | 54,742,000千円 |
| 差引額 | 51,063,000千円 |
なお、上記契約のうちコミットメントライン及び当座貸越極度額の総額84,505,000千円及び借入実行残高45,042,000千円には、財務制限条項が付されております。主な契約に付された財務制限条項の概要は以下のとおりであります。
(当 社)
| 極 度 額 | 借入実行残高 | 財 務 制 限 条 項 | |
|---|---|---|---|
| (1) | 19,700,000千円 | 9,250,000千円 | (ⅰ) 2022年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2021年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2022年9月期末日における連結損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
| (2) | 15,495,000千円 (12.5億円は円建、 142.45億円はUS$建 又は円建) |
12,760,000千円 | (ⅰ) 借入人の各年度の決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日又は2021年9月に終了する決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上にそれぞれ維持することを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2022年9月に終了する決算期とする。 (ⅱ) 借入人の各年度の決算期に係る借入人の連結の損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないことを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2022年9月に終了する決算期及びその直前の2021年9月に終了する決算期とする。 |
※1 販売費及び一般管理費のうち主な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年10月1日 至 2022年6月30日) |
|
| 給料手当 | 1,840,251千円 | 1,855,403千円 |
| 賞与引当金繰入額 | 260,792 | 306,128 |
| 退職給付費用 | 93,678 | 95,642 |
※2 減損損失
前第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しています。
(1)減損損失を認識した資産
| 場所 | 用途 | 種類 | 減損損失 |
| 東京都千代田区 | その他 | のれん | 289,732千円 |
(2)減損損失の認識に至った経緯
当社子会社である株式会社FPGテクノロジーに係るのれんについて、当初想定していた収益が見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)資産のグルーピングの方法
減損損失の算定にあたっては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。のれんについては、会社単位でグルーピングしております。
(4)回収可能価額の算定方法
のれんの回収可能価額は使用価値により測定しております。使用価値は将来キャッシュ・フローを5.7%で割り引いて算定しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2022年6月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しています。
(1)減損損失を認識した資産
| 場所 | 用途 | 種類 | 減損損失 |
| 東京都千代田区 | その他 | のれん | 47,873千円 |
(2)減損損失の認識に至った経緯
当社子会社である株式会社FPGエアサービスに係るのれんについて、当初想定していた収益が見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)資産のグルーピングの方法
減損損失の算定にあたっては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。のれんについては、会社単位でグルーピングしております。
(4)回収可能価額の算定方法
のれんの回収可能価額は使用価値により測定しております。使用価値は将来キャッシュ・フローを7.2%で割り引いて算定しております。
※3 事業譲渡損失
前第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
株式会社FPG証券の通貨関連店頭デリバティブ取引に関する事業の譲渡に伴う損失を計上しています。
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年10月1日 至 2022年6月30日) |
|
|---|---|---|
| 減価償却費 | 288,383千円 | 110,968千円 |
| のれんの償却額 | 181,180 | 125,335 |
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1.配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の 総額 (千円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 | 981,564 | 11.50 | 2020年9月30日 | 2020年12月23日 | 利益剰余金 |
(1)自己株式の処分
当社は、2021年1月15日開催の取締役会において、当社及び当社子会社の従業員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分を決議し、次のとおり実施いたしました。この結果、利益剰余金が10,857千円減少し、自己株式が41,594千円減少しております。
① 処分した株式の種類 当社普通株式
② 処分した株式の総数 61,970株
③ 払込金額 1株につき496円
④ 払込金額の総額 30,737,120円
⑤ 払込期日 2021年3月9日
(2)子会社株式の追加取得
当社は、当第3四半期連結会計期間において、連結子会社であるFPG Amentum Limitedの株式を追加取得いたしました。この結果、資本剰余金が46,440千円減少しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2022年6月30日)
1.配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の 総額 (千円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 | 1,580,062 | 18.50 | 2021年9月30日 | 2021年12月23日 | 利益剰余金 |
子会社株式の追加取得
当社は、第2四半期連結会計期間において、連結子会社であるFPG Amentum Limitedの株式を追加取得いたしました。この結果、資本剰余金が18,506千円減少しております。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
「Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(報告セグメントの変更等に関する事項)」に記載の通りです。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2022年6月30日)
当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」でありますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当社グループは、従来、事業戦略の策定主体となり得る連結会社単位を基礎として事業セグメントを区分し、報告セグメントを「FPG」、「FPG AMENTUM」及び「FPG信託」としておりました。
第1四半期連結会計期間より、経営管理区分の見直しに伴い、事業セグメントを「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」に区分することに変更した結果、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間のセグメント情報の記載を省略しております。
金融商品の当四半期連結貸借対照表計上額と時価との差額及び前連結会計年度に係る連結貸借対照表計上額と時価との差額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
なお、当第3四半期連結会計期間において、市場価格のない株式等及び組合出資金等の四半期連結貸借対照表計上額は次のとおりであります。
これらについては、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)第5項及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)第27項に基づき、時価開示の対象としておりません。
(単位:千円)
| 区分 | 当第3四半期連結会計期間 (2022年6月30日) |
|---|---|
| 商品出資金 組合出資金 営業投資有価証券 非上場株式 組合出資金 関係会社株式及び関係会社出資金 |
66,859,988 106,908 396,603 1,748,701 |
(注)関係会社株式は、非上場の子会社及び関連会社に係るものであります。
その他有価証券が、企業集団の事業の運営において重要なものであるため、記載しております。
前連結会計年度末(2021年9月30日)
その他有価証券
(単位:千円)
| 種類 | 取得原価 | 連結貸借対照表計上額 | 差額 |
| (1)株式 (2)債券 |
12,050 26,535 |
556 25,065 |
△11,494 △1,470 |
| 合計 | 38,585 | 25,621 | △12,964 |
(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額106,908千円)及び投資事業有限責任組合への出資(同365,124千円)に
ついては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表には含めておりません。
当第3四半期連結会計期間末(2022年6月30日)
その他有価証券
(単位:千円)
| 種類 | 取得原価 | 四半期連結貸借対照表計上額 | 差額 |
| 株式 | 13,233 | 491 | △12,742 |
| 合計 | 13,233 | 491 | △12,742 |
(注)非上場株式(四半期連結貸借対照表計上額106,908千円)及び投資事業有限責任組合への出資(同396,603千
円)については、市場価格がないことから、上表には含めておりません。
対象物の種類が通貨であるデリバティブ取引が、事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められます。
前連結会計年度(2021年9月30日)
| 対象物の種類 | 取引の種類 | 契約額 (千円) |
時価 (千円) |
評価損益 (千円) |
|---|---|---|---|---|
| 通貨 | 為替予約取引 | |||
| 円買 (US$売) |
9,628,708 | △249,655 | △249,655 |
当第3四半期連結会計期間(2022年6月30日)
| 対象物の種類 | 取引の種類 | 契約額 (千円) |
時価 (千円) |
評価損益 (千円) |
|---|---|---|---|---|
| 通貨 | 為替予約取引 | |||
| 円買 (US$売) |
16,087,418 | △3,651,362 | △3,651,362 |
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2022年6月30日)
(単位:千円)
| リース ファンド事業 |
不動産 ファンド事業 |
その他事業 | 合計 | |
| 顧客との契約から生じる収益 | 9,185,176 | 35,312,084 | 896,522 | 45,393,783 |
| その他の収益 | 2,013,933 | - | 74,204 | 2,088,138 |
| 外部顧客への売上高 | 11,199,109 | 35,312,084 | 970,727 | 47,481,921 |
(注)1.その他事業にはFinTech事業、保険事業、M&A事業、プライベートエクイティ事業、航空事業等を含めております。
2.その他の収益は、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)の適用範囲外から生じた収益であります。
3.当社グループは事業セグメントを「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」に区分しておりますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年10月1日 至 2022年6月30日) |
|
|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益金額 | 40円07銭 | 84円63銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) | 3,420,892 | 7,228,108 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) | 3,420,892 | 7,228,108 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 85,376,861 | 85,407,671 |
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
第3四半期報告書_20220809212911
該当事項はありません。
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