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KONAMI GROUP CORPORATION

Quarterly Report Aug 12, 2022

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 第1四半期報告書_20220809110720

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年8月12日
【四半期会計期間】 第51期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 コナミグループ株式会社(旧会社名 コナミホールディングス株式会社)
【英訳名】 KONAMI GROUP CORPORATION(旧英訳名 KONAMI HOLDINGS CORPORATION)

(注)2022年6月28日開催の第50回定時株主総会の決議により、2022年7月1日から会社名を上記のとおり変更いたしました。
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 東尾 公彦
【本店の所在の場所】 東京都中央区銀座一丁目11番1号
【電話番号】 (03)6636-0573(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員財務本部長 本林 純一
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区銀座一丁目11番1号
【電話番号】 (03)6636-0573(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員財務本部長 本林 純一
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E01956 97660 コナミグループ株式会社 KONAMI GROUP CORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2022-04-01 2022-06-30 Q1 2023-03-31 2021-04-01 2021-06-30 2022-03-31 1 false false false E01956-000 2021-04-01 2021-06-30 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E01956-000 2021-03-31 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E01956-000 2021-06-30 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01956-000 2021-04-01 2021-06-30 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01956-000 2021-03-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01956-000 2021-06-30 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01956-000 2021-04-01 2021-06-30 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01956-000 2021-03-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01956-000 2021-06-30 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01956-000 2021-04-01 2021-06-30 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01956-000 2021-03-31 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01956-000 2021-06-30 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E01956-000 2021-04-01 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 第1四半期報告書_20220809110720

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第50期

第1四半期

連結累計期間 | 第51期

第1四半期

連結累計期間 | 第50期 |
| 会計期間 | | 自2021年4月1日

至2021年6月30日 | 自2022年4月1日

至2022年6月30日 | 自2021年4月1日

至2022年3月31日 |
| 売上高及び営業収入 | (百万円) | 68,326 | 71,905 | 299,522 |
| 営業利益 | (百万円) | 19,437 | 14,040 | 74,435 |
| 税引前四半期利益又は税引前利益 | (百万円) | 19,115 | 15,852 | 75,163 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 | (百万円) | 13,659 | 11,432 | 54,806 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 | (百万円) | 13,609 | 16,724 | 59,334 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 305,607 | 356,123 | 348,061 |
| 資産合計 | (百万円) | 484,930 | 527,733 | 528,613 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 102.54 | 85.41 | 410.80 |
| 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 100.86 | 84.38 | 404.62 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 63.0 | 67.5 | 65.8 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 12,137 | 7,713 | 96,542 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △6,242 | △18,571 | △22,993 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △8,851 | △13,531 | △27,913 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (百万円) | 199,516 | 229,348 | 250,711 |

(注)1.当社は、国際会計基準(以下、IFRS)に準拠して連結財務諸表を作成しております。

2.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 

 第1四半期報告書_20220809110720

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

当第1四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染防止対策と社会経済活動の正常化との両立が進んだことなどから、消費や投資が拡大し、回復基調で推移しております。一方で、世界的なサプライチェーンの混乱やウクライナ情勢を背景としたエネルギー価格や原材料価格の上昇による影響が懸念されています。

このような状況のもと、当社グループの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、主力コンテンツの新作タイトルを順次投入したことにより売上高は第1四半期における過去最高を更新いたしました。一方利益面では、新作タイトル投入直後の制作費の償却やプロモーション費用の負担に加えて、原材料費上昇などによる影響がありました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は719億5百万円(前年同期比5.2%増)、事業利益は140億9千9百万円(前年同期比30.5%減)、営業利益は140億4千万円(前年同期比27.8%減)、税引前四半期利益は158億5千2百万円(前年同期比17.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は114億3千2百万円(前年同期比16.3%減)となりました。

② 事業別セグメントの業績

(デジタルエンタテインメント事業)

エンタテインメント市場におきましては、モバイル端末や家庭用ゲーム機器などの各種デバイスの高性能化、次世代通信システムの普及により、ゲームコンテンツの今後の展開が期待されております。また、ゲームをスポーツ競技として捉えるeスポーツやゲームプレー動画などが着目されファン層を拡大するなど、コンテンツの楽しみ方が多様化しています。さらに、インターネット上の仮想空間であるメタバースの認知が進んでおり、特にゲームとの親和性の高さが注目を集めております。

このような状況のもと、当事業の新しい取り組みとしては、家庭用ゲームに続き、「eFootball™ 2022」のモバイル版を配信開始いたしました。モバイル版においても次世代のサッカーゲームを創ることを目標に、遊び方の見直し、リアルなグラフィックの実現、競技性の追求を行い、世界中のお客様からご好評をいただいております。また、家庭用ゲームでは「パワフルプロ野球」(パワプロ)シリーズ2年ぶりの新作となる「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」を発売し、好調な出足となりました。

継続した取り組みとしては、「プロ野球スピリッツA(エース)」ではイチロー氏とのコラボ施策が大きな反響を呼びました。また、1月に配信を開始し大きな話題となった「遊戯王 マスターデュエル」において、リリース後初の新カード追加や継続したイベントの実施により、好調な推移となりました。カードゲームにおいては、「遊戯王トレーディングカードゲーム」が前期からの好調を維持しており、グローバルで売上が伸長いたしました。「遊戯王 マスターデュエル」をきっかけとして新しく触れられたお客様、再び遊び始めたお客様も加わり、遊戯王コンテンツ全体の盛り上がりが続いております。

eスポーツでは、「eFootball™ 2022」の公式eスポーツ大会「eFootball™ Championship 2022」を開催中です。盛況だったeスポーツプロ選手が参加する「eFootball™ Championship Pro 2022」に続き、すべてのプレーヤーが参加可能な「eFootball™ Championship Open 2022」の予選も開始し、多くのお客様にeスポーツの楽しさを訴求しております。「遊戯王 デュエルリンクス」では、昨年に引き続き大規模オンライン大会となる「KCグランドトーナメント2022」の予選を行いました。

なお、2022年に入り主力コンテンツの新作タイトルを順次投入したことによる制作費の償却やプロモーション費用の負担により当第1四半期連結累計期間は減益となりました。

以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は508億円(前年同期比1.9%増)となり、事業利益は133億6千1百万円(前年同期比30.3%減)となりました。

(アミューズメント事業)

アミューズメント市場におきましては、新型コロナウイルス感染症による人々の行動や意識の変化により、アミューズメント施設に加えて家庭でも楽しめる遊び方が求められるなど、ニーズの幅が広がってきております。

このような状況のもと、当事業のアミューズメント施設向けビデオゲームでは、オンライン対戦型麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」シリーズが20年目の節目を迎え、新戦績評価システム「八卦指数(はっけしすう)」及び新たなランキングシステムを搭載した最新作「麻雀格闘倶楽部 Extreme(マージャンファイトクラブ エクストリーム)」が稼働を開始いたしました。また、アーケードゲームをPCやスマートフォンでいつでも楽しむことができるサービス「コナステ(KONAMI AMUSEMENT GAME STATION)」では、「春の新生活応援キャンペーン'22」と題して、特典のプレゼントや新しい機能・楽曲の追加を行うなど、様々な施策を実施したことにより、ユーザー数が増加しております。さらに、今年で2回目の開催となる音楽とeスポーツを融合させたプロリーグ「BEMANI PRO LEAGUE」では、昨年の競技タイトルである「beatmania IIDX」に加えて、「DanceDanceRevolution」、「SOUND VOLTEX」が新たな競技タイトルとなりました。チームオーナーとして新たに2社が加わった全8社で規模を拡大して開幕いたしました。

なお、当第1四半期連結累計期間におきましては、製品の投入時期の違いから減収減益となりました。

以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は29億3千万円(前年同期比17.5%減)となり、事業利益は1億6百万円(前年同期比66.2%減)となりました。

(ゲーミング&システム事業)

ゲーミング市場におきましては、北米市場及び豪州市場では新型コロナウイルス感染症拡大前のオペレーションに戻り、以前の活気を取り戻しております。その他の市場においては、依然として新型コロナウイルス感染症の影響を受けている国や地域もありますが、市場全体としては回復に向かっております。一方で、世界的なサプライチェーンの混乱により、部品コストの高騰や部材納入遅延等の影響が出ております。

このような状況のもと、当事業のスロットマシンでは、主力商品である「DIMENSION 49™(ディメンション フォーティーナイン)」の各種筐体の販売が好調であり、引き続き事業収益に貢献しております。また、第20回ゲーミング&テクノロジーアワードでベストスロットマシンに選出され、パーティシペーション(レベニューシェア)専用筐体として市場に展開している「DIMENSION 49J™(ディメンション フォーティーナイン ジェー)」が、市場から高評価をいただいております。ゲーミングコンテンツでは、北米市場において、「Fortune Mint™(フォーチュン ミント)」が高稼働を維持し、スロットマシンの販売増加に繋がりました。「All Aboard™(オール アボード)」シリーズも高稼働を維持しており、多様なニーズにお応えするため、通常版に加え、より高いベット額でお楽しみいただける「All Aboard Gold Express™(オール アボード ゴールド エキスプレス)」をリリースしました。さらに、ニューヨーク州において、コナミとしては初となるVLT(ビデオ・ロッテリー・ターミナル)市場へ参入しました。

カジノマネジメントシステムでは、キャッシュレスカジノを実現する「Money Klip™(マネークリップ)」など、多彩な機能を充実させることにより、前期に引き続き堅調に推移しております。

なお、当第1四半期連結累計期間におきましては、世界的な原材料価格の上昇の影響を受け、減益となりました。

以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は76億9千5百万円(前年同期比22.2%増)となり、事業利益は8億2千3百万円(前年同期比10.1%減)となりました。

(スポーツ事業)

スポーツ市場におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止しながらも、日常生活や経済・社会活動を継続できるよう行動制限の緩和が進み、スポーツや健康増進に向けた需要が戻りつつあります。

このような状況のもと、スポーツクラブ運営におきましては、施設でのサービス提供に加えてオンラインサービスを充実させるなど、お客様がご自身のライフスタイルに合わせて参加することができるよう、安全・安心な運動機会の提供に努めました。

資産を持たない形でネットワークを拡大するビジネス形態である受託事業におきましては、これまで培った運営・指導のノウハウや実績を活かして事業を推進しており、新たに神奈川県横浜市、神奈川県秦野市、京都府京都市及び福岡県福岡市のスポーツ施設の業務受託運営を開始いたしました。

学校水泳授業の受託におきましては、学校側のニーズの高まりを受け、埼玉県で初めて志木市内全8校の小学校の児童に対し、水泳指導業務を開始いたしました。

こども向け運動スクール「運動塾」におきましては、スイミングスクールにて、映像とAIを活用した「スマートスイミングレッスンシステム」と、コナミスポーツクラブインストラクターの指導技術との相乗効果により、練習効果を向上させる新たなデジタルサービスとして、「運動塾デジタルノート」の提供を推進しております。

以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は109億8千3百万円(前年同期比17.6%増)となり、事業利益は4億4千8百万円(前年同期比24.4%減)となりました。

③ 財政状態

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して8億8千万円減少し、5,277億3千3百万円となりました。これは主として、次期以降の売上計上に向けて棚卸資産やのれん及び無形資産が増加した一方で、新拠点(有明)建設用地の取得や配当金の支払いなどにより現金及び現金同等物が減少したこと等によるものです。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して89億4千2百万円減少し、1,715億9千5百万円となりました。これは主として、未払法人所得税が減少したこと等によるものであります。

(資本)

当第1四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比較して80億6千2百万円増加し、3,561億3千8百万円となりました。これは主として、配当金の支払いがあった一方で、当期利益の計上や為替変動の影響により親会社の所有者に帰属する持分合計が増加したこと等によるものであります。

なお、親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比較して1.7ポイント増加し、67.5%となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して213億6千3百万円減少し、当第1四半期連結会計期間末には2,293億4千8百万円となりました。

また、当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、77億1千3百万円(前年同期比36.5%減)となりました。これは主として、契約負債が増加した一方で、法人所得税の支払額が増加したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、185億7千1百万円(前年同期比197.5%増)となりました。これは主として、設備投資等の資本的支出が増加したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第1四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、135億3千1百万円(前年同期比52.9%増)となりました。これは主として、配当金の支払額が増加したこと等によるものであります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費総額は、121億7千7百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(注)上記金額は資産計上要件を満たす研究開発費及び資産計上要件を満たさず、発生時に費用認識した研究開発費等、開発・制作部門で発生した支出の総額です。

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。

 第1四半期報告書_20220809110720

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 450,000,000
450,000,000
②【発行済株式】
種類 第1四半期会計期間末

現在発行数(株)

(2022年6月30日)
提出日現在発行数(株)

(2022年8月12日)
上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名
内容
普通株式 143,500,000 143,500,000 東京証券取引所

(プライム市場)

ロンドン証券取引所
単元株式数

100株
143,500,000 143,500,000

(2) 【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

②【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高(百万円) 資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2022年4月1日~

2022年6月30日
143,500 47,398 36,893

(5) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

(6) 【議決権の状況】

当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。

①【発行済株式】
2022年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 9,919,500
完全議決権株式(その他) 普通株式 133,294,100 1,332,888
単元未満株式 普通株式 286,400
発行済株式総数 143,500,000
総株主の議決権 1,332,888

(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が5,300株含まれておりますが、議決権の数の欄には同機構名義の議決権53個は含まれておりません。

2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社保有の自己株式が91株含まれております。 

②【自己株式等】
2022年6月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
コナミグループ株式会社 東京都中央区銀座一丁目11番1号 9,919,500 9,919,500 6.91
9,919,500 9,919,500 6.91

2【役員の状況】

該当事項はありません。

 第1四半期報告書_20220809110720

第4【経理の状況】

1 要約四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

なお、要約四半期連結財務諸表の記載金額は、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

2 監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人により四半期レビューを受けております。

1【要約四半期連結財務諸表】

(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】

(単位:百万円)
注記

番号
前連結会計年度

(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 250,711 229,348
営業債権及びその他の債権 29,054 25,314
棚卸資産 8,957 11,493
未収法人所得税 1,443 3,713
その他の流動資産 10 9,461 13,116
流動資産合計 299,626 282,984
非流動資産
有形固定資産 138,869 151,416
のれん及び無形資産 45,392 48,529
持分法で会計処理されている投資 3,159 3,253
その他の投資 10 1,231 1,224
その他の金融資産 10 15,302 15,383
繰延税金資産 23,671 23,406
その他の非流動資産 1,363 1,538
非流動資産合計 228,987 244,749
資産合計 528,613 527,733
負債及び資本
負債
流動負債
社債及び借入金 6,10 8,377 5,426
その他の金融負債 10 9,106 8,824
営業債務及びその他の債務 33,486 30,943
未払法人所得税 12,418 1,298
その他の流動負債 5 19,200 27,906
流動負債合計 82,587 74,397
非流動負債
社債及び借入金 6,10 59,775 59,786
その他の金融負債 10 25,263 24,358
引当金 10,450 10,418
繰延税金負債 770 857
その他の非流動負債 1,692 1,779
非流動負債合計 97,950 97,198
負債合計 180,537 171,595
資本
資本金 47,399 47,399
資本剰余金 75,027 76,126
自己株式 △26,868 △25,008
その他の資本の構成要素 7 6,701 11,993
利益剰余金 245,802 245,613
親会社の所有者に帰属する持分合計 348,061 356,123
非支配持分 15 15
資本合計 348,076 356,138
負債及び資本合計 528,613 527,733

(2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
注記

番号
前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
売上高及び営業収入
製品売上高 19,004 21,885
サービス及びその他の収入 49,322 50,020
売上高及び営業収入合計 4,9 68,326 71,905
売上原価
製品売上原価 △8,386 △10,802
サービス及びその他の原価 △27,589 △32,331
売上原価合計 △35,975 △43,133
売上総利益 32,351 28,772
販売費及び一般管理費 △12,073 △14,673
その他の収益及びその他の費用 11 △841 △59
営業利益 19,437 14,040
金融収益 34 1,853
金融費用 △211 △192
持分法による投資利益又は損失(△) △145 151
税引前四半期利益 19,115 15,852
法人所得税 △5,457 △4,420
四半期利益 13,658 11,432
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 13,659 11,432
非支配持分 △1 0
1株当たり四半期利益
(親会社の所有者に帰属)
基本的 12 102.54円 85.41円
希薄化後 12 100.86円 84.38円
【要約四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
注記

番号
前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
四半期利益 13,658 11,432
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の公正価値の純変動 △19 △5
純損益に振り替えられることのない項目合計 △19 △5
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △31 5,297
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 △31 5,297
その他の包括利益合計 △50 5,292
四半期包括利益 13,608 16,724
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 13,609 16,724
非支配持分 △1 0

(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】

(単位:百万円)
注記

番号
親会社の所有者に帰属する持分 非支配

持分
資本合計
資本金 資本

剰余金
自己株式 その他の資本の

構成要素
利益

剰余金
合計
2021年4月1日残高 47,399 74,399 △27,843 2,173 202,599 298,727 815 299,542
四半期利益 13,659 13,659 △1 13,658
その他の包括利益 △50 △50 △50
四半期包括利益合計 △50 13,659 13,609 △1 13,608
自己株式の取得 △3 △3 △3
自己株式の処分 1 0 1 1
配当金 8 △6,727 △6,727 △6,727
所有者との取引額合計 1 △3 △6,727 △6,729 △6,729
2021年6月30日残高 47,399 74,400 △27,846 2,123 209,531 305,607 814 306,421
注記

番号
親会社の所有者に帰属する持分 非支配

持分
資本合計
資本金 資本

剰余金
自己株式 その他の資本の

構成要素
利益

剰余金
合計
2022年4月1日残高 47,399 75,027 △26,868 6,701 245,802 348,061 15 348,076
四半期利益 11,432 11,432 0 11,432
その他の包括利益 5,292 5,292 5,292
四半期包括利益合計 5,292 11,432 16,724 0 16,724
自己株式の取得 △5 △5 △5
配当金 8 △11,621 △11,621 △11,621
転換社債型新株予約権付社債の転換 1,099 1,865 2,964 2,964
所有者との取引額合計 1,099 1,860 △11,621 △8,662 △8,662
2022年6月30日残高 47,399 76,126 △25,008 11,993 245,613 356,123 15 356,138

(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
注記

番号
前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 13,658 11,432
減価償却費及び償却費 3,666 5,738
減損損失 128 59
受取利息及び受取配当金 △29 △51
支払利息 205 185
固定資産除売却損益(△) 7 △0
持分法による投資損益(△) 145 △151
法人所得税 5,457 4,420
営業債権及びその他の債権の純増(△)減 5,443 5,343
棚卸資産の純増(△)減 1,863 △1,980
営業債務及びその他の債務の純増減(△) △7,114 △4,290
前払費用の純増(△)減 △4,089 △3,349
契約負債の純増減(△) △4,473 1,233
その他 460 2,228
利息及び配当金の受取額 29 54
利息の支払額 △125 △111
法人所得税の支払額 △3,094 △13,047
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,137 7,713
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本的支出 △5,535 △19,193
差入保証金の差入による支出 △537 △129
差入保証金の回収による収入 460 751
資産除去債務の履行による支出 △159 △1
定期預金の預入による支出 △574
その他 103 1
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,242 △18,571
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れ(3ヶ月超)による収入 2,185
短期借入れ(3ヶ月超)の返済による支出 △2,185
リース負債の返済による支出 △2,159 △1,962
配当金の支払額 8 △6,689 △11,563
その他 △3 △6
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,851 △13,531
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 42 3,026
現金及び現金同等物の純増減額 △2,914 △21,363
現金及び現金同等物の期首残高 202,430 250,711
現金及び現金同等物の四半期末残高 199,516 229,348

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

コナミグループ株式会社(以下、当社)は、日本に所在する企業であります。

当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、当社グループ)並びに関連会社に対する持分により構成されております。

当社グループは、主としてデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業及びスポーツ事業等の事業を行っております。

各事業の内容については、「注記4.セグメント情報」に記載しております。

なお、当社は2022年7月1日付でコナミホールディングス株式会社からコナミグループ株式会社へ商号変更しております。 

2.作成の基礎

(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループは、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しており、前連結会計年度に係る連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

(2) 見積り及び判断の利用

要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、見積り及び判断を利用しております。経営者による判断並びに将来に関する仮定及び見積りの不確実性は、要約四半期連結財務諸表の報告日の資産、負債の金額及び偶発資産、偶発負債の開示、並びに収益及び費用として報告した金額に影響を与えます。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であり、主なものは以下の通りであります。

(新型コロナウイルス感染症の影響)

有形固定資産及び無形資産の減損判定における回収可能価額の見積りにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響を保守的に見積り回収可能価額を算定しておりますが、実際の感染拡大の状況により見直される可能性があります。 

3.重要な会計方針

当社グループが当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一であります。 

4.セグメント情報

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎として決定しております。

事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位であります。

各事業セグメントは、異なる市場において異なる製品を提供する戦略的事業単位であるため、それぞれ個別に管理されております。

当社グループの活動は、主として以下の4つの事業セグメントにより、世界的に事業を展開しております。

①デジタルエンタテインメント事業 モバイルゲーム、カードゲーム、家庭用ゲーム等のデジタルコンテンツ及びそれに関わる製品の制作、製造及び販売
②アミューズメント事業 アミューズメントマシンの制作、製造及び販売
③ゲーミング&システム事業 ゲーミング機器及びカジノマネジメントシステムの制作、製造、販売及びサービス
④スポーツ事業 フィットネス、スイミング・体操・ダンス・サッカー・テニス・ゴルフなどのスクール運営及びスポーツ関連商品の制作、販売

当社グループは、各事業における事業利益をセグメント損益としております。各事業におけるセグメント損益は、売上高及び営業収入から売上原価と販売費及び一般管理費を控除したものであり、各セグメント損益には、全社費用や金融収益及び金融費用、並びに有形固定資産やのれん及び無形資産の減損損失等、各セグメントに関連する特別な費用は含まれておりません。調整額の項目は、特定のセグメントに直接関連しない本社費用及びセグメント間取引高消去等から構成されております。

セグメント間取引は、独立企業間価格で行っております。

なお、当四半期連結累計期間において、連結売上高の10%以上を占める重要な単一の顧客はありません。

(1) 事業セグメント

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結計
デジタルエンタテインメント事業 アミューズメント事業 ゲーミング&システム事業 スポーツ事業
売上高及び営業収入
外部顧客に対する売上高 49,681 3,086 6,296 9,263 68,326 68,326
セグメント間の内部売上高 178 465 78 721 △721
49,859 3,551 6,296 9,341 69,047 △721 68,326
事業利益 19,161 315 916 592 20,984 △706 20,278
その他の収益及び

その他の費用
△841
営業利益 19,437
金融収益及び金融費用 △177
持分法による投資損失 △145
税引前四半期利益 19,115

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結計
デジタルエンタテインメント事業 アミューズメント事業 ゲーミング&システム事業 スポーツ事業
売上高及び営業収入
外部顧客に対する売上高 50,643 2,588 7,695 10,979 71,905 71,905
セグメント間の内部売上高 157 342 4 503 △503
50,800 2,930 7,695 10,983 72,408 △503 71,905
事業利益 13,361 106 823 448 14,738 △639 14,099
その他の収益及び

その他の費用
△59
営業利益 14,040
金融収益及び金融費用 1,661
持分法による投資利益 151
税引前四半期利益 15,852

(2) 地域別情報

外部顧客に対する売上高及び営業収入

(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
日本 52,534 48,774
米国 9,456 14,467
欧州 3,370 4,761
アジア・オセアニア 2,966 3,903
連結計 68,326 71,905

上記外部顧客に対する売上高及び営業収入については、当社グループが製品の販売もしくはサービスを行っている場所に基づいてそれぞれの地域を決定しております。 

5.その他の流動負債

その他の流動負債の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

前連結会計年度

(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)
契約負債 11,241 12,509
その他 7,959 15,397
合計 19,200 27,906

6.社債

前第1四半期連結累計期間において、社債の発行、償還及び転換はありません。

当第1四半期連結累計期間において、ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(利率-%、償還期限2022年12月)の一部転換が行われております。転換された社債の帳簿価額は2,960百万円です。なお、社債の発行及び償還はありません。

7.資本

その他の資本の構成要素の各項目の増減は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
在外営業活動体の換算差額
期首残高 2,077 6,939
期中増減 △31 5,297
利益剰余金への振替
期末残高 2,046 12,236
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
期首残高 96 △238
期中増減 △19 △5
利益剰余金への振替
期末残高 77 △243

8.配当金

前第1四半期連結累計期間において、1株当たり50.50円(総額6,727百万円)の配当を支払っております。

当第1四半期連結累計期間において、1株当たり87.00円(総額11,621百万円)の配当を支払っております。 

9.売上収益

報告セグメントの外部顧客に対する売上高及び営業収入を、当社グループが製品の販売もしくはサービスを行っている場所に基づき分解した内訳は以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

(単位:百万円)

日本 米国 欧州 アジア・

オセアニア
デジタルエンタテインメント事業 40,261 4,388 3,370 1,662 49,681
アミューズメント事業 3,010 76 3,086
ゲーミング&システム事業 5,068 1,228 6,296
スポーツ事業 9,263 9,263
52,534 9,456 3,370 2,966 68,326

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(単位:百万円)

日本 米国 欧州 アジア・

オセアニア
デジタルエンタテインメント事業 35,293 8,175 4,761 2,414 50,643
アミューズメント事業 2,502 86 2,588
ゲーミング&システム事業 6,292 1,403 7,695
スポーツ事業 10,979 10,979
48,774 14,467 4,761 3,903 71,905

10.金融商品の公正価値

(1) 公正価値の算定方法

金融資産及び金融負債の公正価値の算定方法は、以下のとおりであります。

①償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値

現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務は、短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

差入保証金及びその他の金融資産の公正価値は、当社グループの見積りによる信用リスクを加味した割引率で、元利金の合計額を割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております。

社債及び借入金、その他の金融負債の公正価値は、当社グループが新たに同一残存期間の借入を同様の条件で行う場合に適用される利率で、元利金の合計額を割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております。

②その他の包括利益を通じて測定する資本性金融資産の公正価値

資本性金融商品であるその他の投資のうち、市場性のある株式の公正価値については、期末日の株式市場相場における同一資産に関する相場価額を基にしており、レベル1に分類しております。非上場株式の公正価値については、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により算定しており、レベル3に分類しております。

③純損益を通じて測定する金融資産及び金融負債の公正価値

為替予約の公正価値については、取引先金融機関から提示された期末日の先物為替相場価額に基づいて算定しており、レベル2に分類しております。負債性金融商品であるその他の投資については、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により算定しており、レベル3に分類しております。

(2) 公正価値ヒエラルキー

公正価値のヒエラルキーは、以下のレベルとなっております。

レベル1・・・ 活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2・・・ レベル1以外の、観察可能なインプットを直接、または間接的に使用して算出された公正価値
レベル3・・・ 観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

(3) 金融商品の公正価値

金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

前連結会計年度

(2022年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
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金融資産:
償却原価で測定する金融資産
貸付金 93 116 91 112
差入保証金 16,787 17,736 16,671 17,543
その他の金融資産 974 936 1,060 1,006
その他の包括利益を通じて測定する資本性金融資産
その他の投資(株式) 1,139 1,139 1,132 1,132
その他の投資(株式以外) 72 72 72 72
純損益を通じて測定する金融資産
その他の投資(株式以外) 20 20 20 20
金融負債:
償却原価で測定する金融負債
社債及び借入金 68,152 66,103 65,212 63,025
その他の金融負債 2,172 2,172 2,169 2,169

(4) 要約四半期連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定

前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における経常的に公正価値で測定されている金融資産は、以下のとおりであります。

前連結会計年度(2022年3月31日)

(単位:百万円)

レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産:
その他の包括利益を通じて測定する資本性金融資産
その他の投資(株式) 442 697 1,139
その他の投資(株式以外) 72 72
純損益を通じて測定する金融資産
その他の投資(株式以外) 20 20
合計 442 789 1,231

当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)

(単位:百万円)

レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産:
その他の包括利益を通じて測定する資本性金融資産
その他の投資(株式) 435 697 1,132
その他の投資(株式以外) 72 72
純損益を通じて測定する金融資産
その他の投資(株式以外) 20 20
合計 435 789 1,224

レベル3に区分されるその他の投資については、当第1四半期連結累計期間において、重要な変動は生じておりません。 

11.その他の収益及びその他の費用

前第1四半期連結累計期間におきまして、862百万円の新型コロナウイルス感染症関連損失を「その他の収益及びその他の費用」に計上いたしました。これは主にスポーツ事業において新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため政府より発出された緊急事態宣言や地方自治体からの営業自粛要請を受け、全国のスポーツクラブ施設を一定期間臨時休業いたしましたが、休業期間中に発生した人件費、減価償却費、店舗賃借料などの固定費であります。 

12.1株当たり利益

前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益は、以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益 13,659百万円 11,432百万円
希薄化後1株当たり四半期利益の算定に使用する四半期利益調整額 9百万円 6百万円
希薄化後1株当たり四半期利益の算定に使用する四半期利益 13,668百万円 11,438百万円
基本的加重平均発行済普通株式数 133,213,056株 133,844,714株
転換社債型新株予約権付社債による調整株式数 2,316,584株 1,714,134株
希薄化後1株当たり四半期利益の算定に使用する加重平均発行済普通株式数 135,529,640株 135,558,848株
基本的1株当たり四半期利益 102.54円 85.41円
希薄化後1株当たり四半期利益 100.86円 84.38円

13.後発事象

該当事項はありません。

14.要約四半期連結財務諸表の承認

2022年8月10日に、要約四半期連結財務諸表は代表取締役社長 東尾 公彦によって承認されております。 

2【その他】

配当に関する事項

2022年5月19日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。

(イ)配当金の総額………………11,621百万円

(ロ)1株当たり配当額…………87円00銭

(ハ)基準日………………………2022年3月31日

(ニ)効力発生日…………………2022年6月7日

 第1四半期報告書_20220809110720

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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