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ZOZO, Inc.

Quarterly Report Aug 14, 2023

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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年8月14日
【四半期会計期間】 第26期第1四半期

(自  2023年4月1日  至  2023年6月30日)
【会社名】 株式会社ZOZO
【英訳名】 ZOZO, Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長兼CEO 澤田 宏太郎
【本店の所在の場所】 千葉県千葉市稲毛区緑町一丁目15番地16
【電話番号】 043-213-5171(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役副社長兼CFO 栁澤 孝旨
【最寄りの連絡場所】 千葉県千葉市稲毛区緑町一丁目15番地16
【電話番号】 043-213-5171(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役副社長兼CFO 栁澤 孝旨
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E05725 30920 株式会社ZOZO ZOZO, Inc. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2023-04-01 2023-06-30 Q1 2024-03-31 2022-04-01 2022-06-30 2023-03-31 1 false false false E05725-000 2023-08-14 E05725-000 2022-04-01 2022-06-30 E05725-000 2022-04-01 2023-03-31 E05725-000 2023-04-01 2023-06-30 E05725-000 2022-06-30 E05725-000 2023-03-31 E05725-000 2023-06-30 E05725-000 2023-08-14 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E05725-000 2023-06-30 jpcrp_cor:Row1Member iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

 0101010_honbun_0316446503507.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第25期

第1四半期

連結累計期間 | 第26期

第1四半期

連結累計期間 | 第25期 |
| 会計期間 | | 自  2022年4月1日

至  2022年6月30日 | 自  2023年4月1日

至  2023年6月30日 | 自  2022年4月1日

至  2023年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 42,590 | 45,871 | 183,423 |
| 経常利益 | (百万円) | 14,296 | 15,943 | 56,716 |
| 親会社株主に帰属する四半期

(当期)純利益 | (百万円) | 9,960 | 11,204 | 39,526 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 10,048 | 11,391 | 39,434 |
| 純資産 | (百万円) | 54,391 | 75,794 | 76,693 |
| 総資産 | (百万円) | 119,810 | 144,854 | 155,742 |
| 1株当たり

四半期(当期)純利益 | (円) | 33.23 | 37.36 | 131.83 |
| 潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 45.3 | 52.2 | 49.2 |

(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、希薄化を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。 ### 2 【事業の内容】

当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。 

 0102010_honbun_0316446503507.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

[表1]前年同期比

(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)
前年同期比
商品取扱高 127,928 (110.3%) 131,920 (107.0%) 3.1
商品取扱高(その他商品取扱高除く) 115,948 (100.0%) 123,327 (100.0%) 6.4
売上高 42,590 (36.7%) 45,871 (37.2%) 7.7
売上総利益 40,341 (34.8%) 43,044 (34.9%) 6.7
営業利益 14,312 (12.3%) 15,862 (12.9%) 10.8
経常利益 14,296 (12.3%) 15,943 (12.9%) 11.5
親会社株主に帰属する四半期純利益 9,960 (8.6%) 11,204 (9.1%) 12.5

( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。

当社グループは、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」、及びファッションメディア「WEAR」の運営を中心に事業活動を行っております。

当第1四半期連結累計期間においては、資源・原材料価格の高騰や円安の進行等による物価上昇が続き、経済の先行きが不透明な状況である一方で、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和等に伴う外出機会の増加ならびに洋服に対する需要の増加により、アパレル業界(特にオフライン)が活気づいた市況となりました。

この状況下で当社グループは、ZOZOTOWNにおいてはユニークユーザー数拡大及びコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上を目指し、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに一層注力してまいりました。具体的には、セールイベント「ZOZOWEEK」の実施(2023年5月12日~21日の10日間)ならびに夏の本セール開始(2023年6月23日~)期間にはTVCMを放送し集客を強化する等、ZOZOTOWNにおける販売力の最大化に取り組みました。加えて、引き続き多様化するユーザーニーズに対応できるよう幅広いジャンルの新規ブランドの出店も進めてまいりました。カテゴリー強化の取り組みとしては、コスメカテゴリー強化を図る「ZOZOCOSME」に注力しております。ZOZOCOSMEは2023年6月末時点において国内外の700以上のコスメブランドを取り扱っておりますが、商品取扱高拡大のため、更に積極的な新規ブランドの誘致及びラインナップの拡大を進めてまいります。また、当社ならではの付加価値提供としては、当社独自のAIを活用した超パーソナルスタイリングサービス「niaulab(似合うラボ)」を開始する等、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指しています。

Yahoo!ショッピング(2022年10月にPayPayモールを吸収し統合)については、前連結会計年度までに獲得した顧客の定着に加え、モールを運営するヤフー㈱による「本気のZOZO祭」(2023年6月25日)等の販促施策投下により、売上を伸長させております。

BtoB事業については、前連結会計年度に複数ブランドの支援終了があったものの、支援を継続しているブランド各社においては自社ECサイト活用の積極化が続いている状況です。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間における商品取扱高は131,920百万円(前年同期比3.1%増)、その他商品取扱高を除いた商品取扱高は123,327百万円(同6.4%増)となりました。売上高は45,871百万円(同7.7%増)、売上総利益は43,044百万円(同6.7%増)となりました。売上総利益の商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合(粗利率)は34.9%となり、前年同期と比較して0.1ポイント上昇いたしました。

売上高については、商品取扱高に対する売上高比率が高い買取・製造販売とUSED販売及び広告事業の成長、送料収入の増加に伴うその他売上高の増加ならびに商品取扱高に対する売上高比率が低いBtoB事業の商品取扱高における構成比が減少した事が主な要因となり、前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率となりました。

粗利率上昇の主な要因は、売上高について記載の通り、買取・製造販売とUSED販売及び広告事業の成長、送料収入の増加に伴うその他売上高の増加ならびに粗利率の低いBtoB事業の商品取扱高が商品取扱高(その他商品取扱高除く)における構成比が減少した事になります。

販売費及び一般管理費は27,182百万円(前年同期比4.4%増)、商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合は22.0%と前年同期と比較して0.4ポイント低下しております。前年同期比で販管費率が低下している主な理由は以下のとおりです。なお、以下の対商品取扱高比は、各販管費項目を商品取扱高(その他商品取扱高除く)で除した結果となります。

・上昇(悪化)要因

TVCM・WEB広告等の投下量増加に伴い広告宣伝費(対商品取扱高)が0.3ポイント上昇。

・低下(改善)要因

出荷単価が前期実績を上回った事により、荷造運賃(対商品取扱高)が0.5ポイント低下。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業利益は15,862百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益率は対商品取扱高(その他商品取扱高除く)比12.9%と前年同期と比較して0.6ポイント上昇しております。また、経常利益は15,943百万円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,204百万円(同12.5%増)となりました。

なお、当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、単一セグメント内の各事業区分の業績を以下のとおり示しております。

各事業別の業績は、以下のとおりです。

[表2]事業別前年同期比

事業別 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)
取扱高

前年同期比

(%)
売上高

前年同期比

(%)
取扱高

(百万円)
構成比

(%)
売上高

(百万円)
取扱高

(百万円)
構成比

(%)
売上高

(百万円)
ZOZOTOWN事業 101,043 79.0 32,001 108,275 82.1 33,881 7.2 5.9
(買取・製造販売) 972 0.8 938 1,212 0.9 1,162 24.7 23.8
(受託販売) 96,807 75.6 27,818 103,228 78.3 28,962 6.6 4.1
(USED販売) 3,263 2.6 3,244 3,834 2.9 3,755 17.5 15.8
Yahoo!ショッピング 11,227 8.7 3,283 11,607 8.8 3,449 3.4 5.0
BtoB事業 3,677 2.9 620 3,443 2.6 549 △6.4 △11.4
広告事業 1,751 2,179 24.4
その他除く 小計 115,948 90.6 37,657 123,327 93.5 40,059 6.4 6.4
その他 11,979 9.4 4,933 8,593 6.5 5,812 △28.3 17.8
合計 127,928 100.0 42,590 131,920 100.0 45,871 3.1 7.7

① ZOZOTOWN事業

ZOZOTOWN事業は、「買取・製造販売」「受託販売」「USED販売」の3つの事業形態で構成されております。「買取・製造販売」は当社グループが仕入れを行い、在庫リスクを負担し販売を行う事業形態になります。各ブランドからファッション商材を仕入れる形態と、MS(マルチサイズ)等、当社グループが商材を発注する形態がこちらに該当します。「受託販売」は各ブランドの商品を受託在庫として預かり、受託販売を行っております。「USED販売」は主に個人ユーザー等から中古ファッション商材を買取り、販売を行っております。新品商品購入促進のための付加価値サービスと位置付けております。

当社では、ZOZOTOWN事業を持続的に成長させていくためには「購入者数の拡大」及び「ファッション消費におけるZOZOTOWN利用率上昇」が重要なファクターであると認識しております。そのために、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに取り組んでおります。

なお、ZOZOTOWN事業に係る主なKPIの推移は以下のとおりです。

(ショップ数等)

[表3]ショップ数、ブランド数の推移

前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
ZOZOTOWN出店ショップ数(注)1 1,523 1,532 1,554 1,562 1,564
内)買取・製造販売(注)2 25 27 28 28 28
受託販売 1,498 1,505 1,526 1,534 1,536
ブランド数(注)1、2 8,512 8,455 8,545 8,455 8,981

(注) 1 四半期会計期間末日時点の数値を使用しております。

2 プライベートブランド「ZOZO」及び「マルチサイズ」は含んでおりません。

当第1四半期連結会計期間に新規出店したショップ数は19ショップ(純増2ショップ)となりました。主な新規出店ショップは、老舗靴メーカー「MoonStar」、老舗養蜂園から生まれたはちみつビューティーブランド「HACCI」です。

(年間購入者数)

[表4]年間購入者数の推移

前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
年間購入者数(注)2 10,619,934 10,859,876 11,211,383 11,411,712 11,470,592
(前年同期比) 889,772 969,092 1,108,032 993,381 850,658
(前四半期比) 201,603 239,942 351,507 200,329 58,880
アクティブ会員数(注)3 9,269,080 9,545,087 9,935,769 10,192,333 10,352,251
(前年同期比) 902,007 1,037,090 1,223,890 1,149,139 1,083,171
(前四半期比) 225,886 276,007 390,682 256,564 159,918
ゲスト購入者数 1,350,854 1,314,789 1,275,614 1,219,379 1,118,341
(前年同期比) △12,235 △67,998 △115,858 △155,758 △232,513
(前四半期比) △24,283 △36,065 △39,175 △56,235 △101,038

(注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。

2 年間購入者数は過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員数とゲスト購入者数の合計です。

3 アクティブ会員数は過去1年以内に1回以上購入した会員数になります。

4 「Yahoo!ショッピング」は含んでおりません。

当第1四半期連結会計期間において、アクティブ会員数が前年同期比及び前四半期比でそれぞれ増加したことにより、年間購入者数も増加いたしました。アクティブ会員数の増加は、前連結会計年度に新規獲得した会員の定着に加え、2023年5月のZOZOWEEK開催期間ならびに同年6月開始の夏の本セール期間においてTVCM放送ならびにWEB上の広告等により集客を強化したことが要因です。ゲスト購入者数は、会員向けサービスの充実により、引き続き前年同期比及び前四半期比で減少傾向にあります。

(年間購入金額及び年間購入点数)

[表5]年間購入金額、年間購入点数の推移

前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
年間購入金額(全体)

(注)1、2、3、4
42,559 42,401 42,331 42,224 42,341
(前年同期比) 0.5% 0.1% △0.5% △0.4% △0.5%
(前四半期比) 0.4% △0.4% △0.2% △0.3% 0.3%
年間購入点数(全体)

(注)1、2、3
11.6 11.4 11.1 10.9 10.8
(前年同期比) 1.5% △1.4% △4.5% △5.9% △6.6%
(前四半期比) 0.0% △1.8% △2.3% △1.8% △0.8%
年間購入金額(既存会員)

(注)1、2、3、4
49,407 49,331 49,336 48,716 48,856
(前年同期比) 0.3% 0.6% 0.6% △1.1% △1.1%
(前四半期比) 0.3% △0.2% 0.0% △1.3% 0.3%
年間購入点数(既存会員)

(注)1、2、3
13.4 13.2 12.9 12.6 12.5
(前年同期比) 1.3% △0.9% △3.4% △6.4% △7.2%
(前四半期比) △0.3% △1.9% △1.8% △2.7% △1.1%

(注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。

2 アクティブ会員1人当たりの指標となっております。

3「Yahoo!ショッピング」は含んでおりません。

4 円単位となっております。

当第1四半期連結会計期間において、全体の年間購入金額が前年同期比で減少しておりますが、新規会員の獲得状況が良好に推移している事(新規会員は全体平均よりも年間購入金額が低い)が主な要因です。また、全体の年間購入点数が前年同期比・前四半期比で減少しているのは、新規会員の獲得状況が良好に推移している事(新規会員は全体平均よりも年間購入点数が低い)に加え、商品単価の上昇に伴う購入点数の減少が主な要因です。既存会員の年間購入点数が前年同期比・前四半期比で減少している要因は、商品単価の上昇に伴い複数商品を同時に注文する合わせ買いの割合が減少しているためです。

(平均商品単価等)

[表6]平均商品単価、平均出荷単価、出荷件数の推移

前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
平均商品単価

(注)1、2、3
3,552 3,487 4,438 3,987 3,726
(前年同期比) 1.8% 6.8% 6.5% 6.3% 4.9%
平均出荷単価

(注)1、2、3
7,699 7,566 8,961 8,300 8,177
(前年同期比) 2.6% 3.0% 4.3% 4.1% 6.2%
1注文あたり購入点数

(注)1、3
2.17 2.17 2.02 2.08 2.19
(前年同期比) 0.9% △3.6% △2.1% △2.1% 1.3%
出荷件数(注)1、3 13,123,988 12,742,183 14,178,195 13,379,524 13,240,721
(前年同期比) 8.6% 7.8% 8.6% 4.5% 0.9%

(注) 1 四半期会計期間の数値を使用しております。

2 円単位となっております。

3 「Yahoo!ショッピング」は含んでおりません。

当第1四半期連結会計期間の平均商品単価につきましては、前年同期比で増加いたしました。一部の商品の定価の上昇ならびにセール商材の割引率が減少した事が主な要因です。平均出荷単価については、平均商品単価が増加した影響に加え、1注文あたりの購入点数が増加した影響で、前年同期比で平均商品単価の伸び率を上回って増加いたしました。

ⅰ. 買取・製造販売

当第1四半期連結累計期間の商品取扱高は1,212百万円(前年同期比24.7%増)、商品取扱高に占める割合は0.9%(前年同期実績0.8%)となりました。売上高は1,162百万円(前年同期比23.8%増)となりました。2023年6月末現在、買取・製造販売のZOZOTOWN出店ショップは28ショップ(2023年3月末28ショップ)を運営しております。

ⅱ. 受託販売

当第1四半期連結累計期間の商品取扱高は103,228百万円(前年同期比6.6%増)、商品取扱高に占める割合は78.3%(前年同期実績75.6%)となりました。売上高(受託販売手数料)は28,962百万円(前年同期比4.1%増)となりました。2023年6月末現在、受託販売のZOZOTOWN出店ショップは1,536ショップ(2023年3月末1,534ショップ)を運営しております。

ⅲ. USED販売

当第1四半期連結累計期間の商品取扱高は3,834百万円(前年同期比17.5%増)、商品取扱高に占める割合は2.9%(前年同期実績2.6%)となりました。売上高は3,755百万円(前年同期比15.8%増)となりました。

② Yahoo!ショッピング

ヤフー㈱が運営するオンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」へZOZOTOWNを出店しております。当第1四半期連結累計期間の商品取扱高は11,607百万円(前年同期比3.4%増)、商品取扱高に占める割合は8.8%(前年同期実績8.7%)となりました。売上高(受託販売手数料)は3,449百万円(前年同期比5.0%増)となりました。

③ BtoB事業

BtoB事業では、ブランドの自社ECサイトの構築及び運営・物流業務を受託しております。当第1四半期連結累計期間の商品取扱高は3,443百万円(前年同期比6.4%減)、商品取扱高に占める割合は2.6%(前年同期実績2.9%)となりました。売上高(受託販売手数料)は549百万円(前年同期比11.4%減)となりました。2023年6月末現在、受託サイト数は35サイト(2023年3月末36サイト)となっております。

④ 広告事業

広告事業は、ZOZOTOWN及びWEARのユーザーリーチ基盤を活用し、主に取引先ブランド各社に広告枠を提供し、広告収入を得る事業形態となります。当第1四半期連結累計期間の売上高は2,179百万円(前年同期比24.4%増)となりました。

WEARについては、引き続きユーザーの拡大及びコンテンツの拡充に注力しております。

⑤ その他

その他商品取扱高には、Yahoo!ショッピングにおけるZOZOTOWN店を除いたファッションカテゴリーストアのうち、ZOZOオプション(当社提案をもとにYahoo!ショッピング内で実施する特集企画への参加等の営業支援の恩恵を受ける事が出来るサービス)の契約を結んだストアの流通総額、当社連結子会社の自社ECサイトにおける流通総額、ZOZOTOWNからオフライン店舗への送客をする仕組み「ZOZOMO」を経由した流通総額及び米国で有料販売をしている「ZOZOSUIT」の流通総額を計上しております。当第1四半期連結累計期間のその他商品取扱高は8,593百万円、商品取扱高に占める割合は6.5%(前年同期実績9.4%)となりました。その他売上高には、ZOZOTOWN事業に付随した事業の売上(送料収入、決済手数料収入等)及び前述のその他商品取扱高に関連した売上等が計上されており、当第1四半期連結累計期間のその他売上高は5,812百万円(前年同期比17.8%増)となりました。

(2) 財政状態の分析

(単位:百万円)

前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間 増減率
総資産 155,742 144,854 △7.0
負債 79,048 69,060 △12.6
純資産 76,693 75,794 △1.2

(総資産)

総資産については、前連結会計年度末に比べ10,887百万円減少(前連結会計年度末比7.0%減)し、144,854百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ11,632百万円減少(同9.4%減)し、111,860百万円となりました。主な増減要因としては、現金及び預金の減少14,265百万円、売掛金の増加656百万円などによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ745百万円増加(同2.3%増)し、32,994百万円となりました。主な増減要因としては、有形固定資産の増加1,469百万円、投資その他の資産の減少797百万円などによるものであります。

(負債)

負債については、前連結会計年度末に比べ9,988百万円減少(前連結会計年度末比12.6%減)し、69,060百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ10,260百万円減少(同14.2%減)し、61,943百万円となりました。主な減少要因としては、受託販売預り金の減少1,730百万円、未払法人税等の減少5,699百万円、賞与引当金の減少1,540百万円などによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ271百万円増加(同4.0%増)し、7,116百万円となりました。主な増加要因としては、退職給付に係る負債の増加171百万円などによるものであります。

(純資産)

純資産については、前連結会計年度末に比べ898百万円減少(前連結会計年度末比1.2%減)し、75,794百万円となりました。主な増減要因としては、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加11,204百万円、剰余金の配当による減少12,294百万円などによるものであります。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21百万円であります。

(5) 従業員数

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数の著しい増減はありません。 ### 3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

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第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 1,287,360,000
1,287,360,000
種類 第1四半期会計期間

末現在発行数(株)

(2023年6月30日)
提出日現在

発行数(株)

(2023年8月14日)
上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名
内容
普通株式 311,644,285 311,644,285 東京証券取引所

プライム市場
単元株式数は100株であります。
311,644,285 311,644,285

(注) 普通株式は完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

なお、第10回新株予約権については、2023年6月15日に残存する新株予約権の全部を取得するとともに行使期間満了により消滅しております。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2023年4月1日~

2023年6月30日
311,644,285 1,359 1,328

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

2023年6月30日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式 11,787,500

完全議決権株式(その他)

普通株式 299,827,100

2,998,271

単元未満株式

普通株式 29,685

1単元(100株)未満の株式

発行済株式総数

311,644,285

総株主の議決権

2,998,271

―  ##### ② 【自己株式等】

2023年6月30日現在
所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)
(自己株式保有)

㈱ZOZO
千葉県千葉市稲毛区緑町一丁目15番地16 11,787,500 11,787,500 3.78
11,787,500 11,787,500 3.78

(注) 上記以外に自己名義所有の単元未満株式4株を保有しております。  ### 2 【役員の状況】

前事業年度に係る定時株主総会終了後、当四半期累計期間において、役員の異動はありません。 

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第4 【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

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1 【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2023年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2023年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 69,126 54,861
売掛金 42,994 43,651
有価証券 5,000 5,000
商品及び製品 3,155 3,707
原材料及び貯蔵品 49 54
その他 ※ 3,166 ※ 4,585
流動資産合計 123,493 111,860
固定資産
有形固定資産 18,796 20,265
無形固定資産
のれん 1,700 1,604
その他 680 851
無形固定資産合計 2,381 2,455
投資その他の資産 11,070 10,272
固定資産合計 32,248 32,994
資産合計 155,742 144,854
負債の部
流動負債
買掛金 532 452
受託販売預り金 25,590 23,859
短期借入金 20,400 20,400
未払法人税等 9,796 4,097
賞与引当金 2,401 861
役員賞与引当金 78 35
その他 13,404 12,237
流動負債合計 72,204 61,943
固定負債
退職給付に係る負債 4,389 4,560
資産除去債務 2,248 2,286
その他 205 268
固定負債合計 6,844 7,116
負債合計 79,048 69,060
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2023年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2023年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,359 1,359
資本剰余金 1,349 1,371
利益剰余金 118,620 117,530
自己株式 △44,558 △44,558
株主資本合計 76,771 75,702
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 39 72
繰延ヘッジ損益 40 131
為替換算調整勘定 92 143
退職給付に係る調整累計額 △386 △372
その他の包括利益累計額合計 △214 △25
新株予約権 18 0
非支配株主持分 117 116
純資産合計 76,693 75,794
負債純資産合計 155,742 144,854

 0104020_honbun_0316446503507.htm

(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)
売上高 42,590 45,871
売上原価 2,249 2,826
売上総利益 40,341 43,044
販売費及び一般管理費 26,028 27,182
営業利益 14,312 15,862
営業外収益
受取利息 2 1
受取賃借料 0 0
為替差益 100
業務支援料 3 3
リサイクル収入 7 7
補助金収入 11 0
ポイント失効益 34 26
その他 13 8
営業外収益合計 73 148
営業外費用
支払利息 19 20
貸倒引当金繰入額 4 4
支払賃借料 0 0
支払手数料 3
為替差損 3
投資事業組合運用損 59 41
営業外費用合計 89 66
経常利益 14,296 15,943
特別利益
固定資産売却益 0
特別利益合計 0
特別損失
固定資産除売却損 3 0
特別損失合計 3 0
税金等調整前四半期純利益 14,293 15,943
法人税、住民税及び事業税 3,774 3,887
法人税等調整額 569 852
法人税等合計 4,344 4,740
四半期純利益 9,949 11,203
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △11 △0
親会社株主に帰属する四半期純利益 9,960 11,204

 0104035_honbun_0316446503507.htm

【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)
四半期純利益 9,949 11,203
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 29 32
繰延ヘッジ損益 26 91
為替換算調整勘定 33 50
退職給付に係る調整額 9 13
その他の包括利益合計 99 188
四半期包括利益 10,048 11,391
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 10,059 11,392
非支配株主に係る四半期包括利益 △11 △0

 0104100_honbun_0316446503507.htm

【注記事項】

(四半期連結貸借対照表関係)

※ 資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額

前連結会計年度

(2023年3月31日)
当第1四半期連結会計期間

(2023年6月30日)
流動資産 51 百万円 55 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年6月30日)
当第1四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年6月30日)
減価償却費 465 百万円 522 百万円
のれんの償却額 106 百万円 96 百万円
(株主資本等関係)

前第1四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年6月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2022年6月28日

定時株主総会
普通株式 10,792 36 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金

2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。 

当第1四半期連結累計期間(自  2023年4月1日  至  2023年6月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2023年6月28日

定時株主総会
普通株式 12,294 41 2023年3月31日 2023年6月30日 利益剰余金

2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。 3.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。 ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。  (収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下のとおりであります。

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(単位:百万円)

受託商品の

販売に係る収益
仕入商品等の

販売に係る収益
広告事業

その他の収益
合計
ZOZOTOWN事業 27,818 4,183 32,001
(買取・製造販売) 938 938
(受託販売) 27,818 27,818
(USED販売) 3,244 3,244
Yahoo!ショッピング 3,246 37 3,283
BtoB事業 620 620
広告事業 1,751 1,751
その他 4,933 4,933
顧客との契約から生じる収益 31,685 4,220 6,685 42,590
外部顧客への売上高 31,685 4,220 6,685 42,590

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

(単位:百万円)

受託商品の

販売に係る収益
仕入商品等の

販売に係る収益
広告事業

その他の収益
合計
ZOZOTOWN事業 28,962 4,918 33,881
(買取・製造販売) 1,162 1,162
(受託販売) 28,962 28,962
(USED販売) 3,755 3,755
Yahoo!ショッピング 3,373 75 3,449
BtoB事業 549 549
広告事業 2,179 2,179
その他 5,812 5,812
顧客との契約から生じる収益 32,885 4,993 7,991 45,871
外部顧客への売上高 32,885 4,993 7,991 45,871

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年6月30日)
1株当たり四半期純利益 33.23円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 9,960
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 9,960
普通株式の期中平均株式数(株) 299,801,526
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

(注)  潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。 

 0104110_honbun_0316446503507.htm

2 【その他】

該当事項はありません。 

 0201010_honbun_0316446503507.htm

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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