Quarterly Report • Feb 13, 2024
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| 【表紙】 | |
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 東海財務局長 |
| 【提出日】 | 2024年2月13日 |
| 【四半期会計期間】 | 第53期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日) |
| 【会社名】 | サン電子株式会社 |
| 【英訳名】 | SUNCORPORATION |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 内海 龍輔 |
| 【本店の所在の場所】 | 愛知県江南市古知野町朝日250番地 |
| 【電話番号】 | (0587)55-2201(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 代表取締役専務 木村 好己 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 名古屋市中村区名駅四丁目2番25号 名古屋ビルディング桜館2階 |
| 【電話番号】 | (052)756-5981(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 代表取締役専務 木村 好己 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) サン電子株式会社 東京事業所 (東京都中央区築地五丁目6番10号) |
E02070 67360 サン電子株式会社 SUNCORPORATION 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2023-04-01 2023-12-31 Q3 2024-03-31 2022-04-01 2022-12-31 2023-03-31 1 false false false E02070-000 2024-02-13 E02070-000 2024-02-13 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02070-000 2023-10-01 2023-12-31 E02070-000 2023-12-31 E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:Row1Member E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02070-000 2023-12-31 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:EntertainmentRelatedBusinessReportableSegmentsMember E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:GlobalDataIntelligenceReportableSegmentMember E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:NewITRelatedBusinessReportableSegmentMember E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02070-000 2023-04-01 2023-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02070-000 2022-10-01 2022-12-31 E02070-000 2022-12-31 E02070-000 2022-04-01 2023-03-31 E02070-000 2023-03-31 E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:EntertainmentRelatedBusinessReportableSegmentsMember E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:GlobalDataIntelligenceReportableSegmentMember E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp040300-q3r_E02070-000:NewITRelatedBusinessReportableSegmentMember E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02070-000 2022-04-01 2022-12-31 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares
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| | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第52期
第3四半期
連結累計期間 | 第53期
第3四半期
連結累計期間 | 第52期 |
| 会計期間 | | 自 2022年4月1日
至 2022年12月31日 | 自 2023年4月1日
至 2023年12月31日 | 自 2022年4月1日
至 2023年3月31日 |
| 売上高 | (千円) | 34,497,449 | 7,467,638 | 37,449,092 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 13,566,607 | △4,267,119 | 14,174,666 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | (千円) | 6,305,765 | △4,145,435 | 6,878,387 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (千円) | 11,959,010 | △176,365 | 13,510,337 |
| 純資産額 | (千円) | 34,838,541 | 33,519,269 | 35,013,806 |
| 総資産額 | (千円) | 42,974,172 | 42,190,734 | 41,767,380 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益又は
1株当たり四半期純損失(△) | (円) | 266.28 | △186.29 | 292.82 |
| 潜在株式調整後1株当たり
四半期(当期)純利益 | (円) | 252.09 | ― | 278.46 |
| 自己資本比率 | (%) | 80.9 | 79.2 | 83.6 |
| 回次 | 第52期 第3四半期 連結会計期間 |
第53期 第3四半期 連結会計期間 |
|
| 会計期間 | 自 2022年10月1日 至 2022年12月31日 |
自 2023年10月1日 至 2023年12月31日 |
|
| 1株当たり四半期純利益又は 1株当たり四半期純損失(△) |
(円) | △4.62 | 3.76 |
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2 第53期第3四半期連結累計期間における潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。
3 第53期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第52期の関連する主要な経営指標等について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動はありません。
なお、当社グループ内の業績管理区分の一部変更等に伴い、第1四半期連結会計期間より「モバイルデータソリューション事業」を「グローバルデータインテリジェンス事業」に報告セグメントの名称を変更しております。当該変更による、セグメント情報に与える影響はありません。
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当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループ内の業績管理区分の一部変更等に伴い、第1四半期連結会計期間より「モバイルデータソリューション事業」を「グローバルデータインテリジェンス事業」に報告セグメントの名称を変更しております。当該変更による、セグメント情報に与える影響はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
<外部環境について>
グローバルデータインテリジェンス事業が属するデジタルインテリジェンス市場につきましては、Cellebrite DI Ltd.(以下、「Cellebrite社」という。)のUFED等の最新鋭のデジタルインテリジェンスツールは今や必要不可欠なソリューションとなっており、米国の警察組織への導入が広がりを見せております。
エンターテインメント関連事業のうち、パチンコ・パチスロ市場につきましては、2022年11月からスマート遊技機が導入され始め、稼働が好調なタイトルがでてきたことも影響し、スマートパチスロを中心に新台の需要が高まってきております。一方、世界的な半導体不足による供給難は回復の傾向が見えてきましたが、継続している原価高騰、パチンコホールの減少等、将来的な不透明感が依然として存在しております。
ゲームコンテンツ市場につきましては、コロナ禍以降生活様式が変化した現在、在宅で楽しめるエンターテインメントとしての地位を確立しており、今後も拡大傾向が続いていくと思われます。また、技術の進歩によりゲーム開発はパソコン一台、一人からできる時代となり、各プラットフォームでリリースされるゲームの数も拡大傾向にあるため、競争が激化している状態にあります。
新規IT関連事業のうち、IoT市場につきましては、人手不足解消や生産性向上にデジタル化は不可欠であり、IoTの裾野がさらに拡大しており、産業機器などに遠隔地からアクセスする監視/制御システムの需要は増加しております。また、エッジコンピューティングにより、ネットワーク機器側がより多くのデータを現地でデータ処理し、クラウドへの依存・負荷を減らす動きもあり、長時間安定稼働運用を可能とする産業用ネットワーク機器等が必要不可欠となっております。また、各通信キャリアが2026年3月までに3G回線を順次停波するため、3GからLTE(4G)へのマイグレーションが順調に進んでおります。
半導体全体の供給については回復しつつあるものの部材高騰は続いており、当社製品の供給や利益に影響が出る可能性もあり、現時点では不透明な状況にあります。
上記のように、市場環境が不透明な主力事業も存在する中、当社グループの更なる業績向上を図るため、IoT、AR、AI等の最新技術を活用していく社会的な流れを汲み、新たな主力製品・サービスの構築に取り組んでおります。
<競争優位性>
グローバルデータインテリジェンス事業につきましては、デジタル証拠量の爆発的な増加に加え、テクノロジーに精通した犯罪者(組織)に対峙する法的執行機関に対して、捜査リソースの生産性を向上させるための最新鋭なデジタルインテリジェンスツールと共に、トレーニング及びサービスを長年に渡り提供しております。次世代ソリューション「UFED Ultra」は、デジタル捜査機関のあらゆる携帯電話への合法的なアクセスやデジタル証拠の抽出を、より簡単に実現させることが可能となりました。またAI開発への投資を進めており、捜査機関が行う膨大な量のデータ、デバイス、アプリ、捜査令状の中から関連する証拠を特定・抽出するのに大きく貢献いたします。
エンターテインメント関連事業のうち、遊技機関連事業につきましては、業界及び顧客を特化することで、強力な信頼関係の構築及び特定分野における表現力・技術力を蓄積し、高い商品力を有したコンテンツ開発や高品質の制御基板開発を実現することで、競争優位性を図っております。
ゲームコンテンツ事業につきましては、知名度の高い「上海」ブランドを使ったコンシューマー機向けゲーム、モバイルゲームを社内で開発から運営まで完結し、コスト効率の良い収益を長期にわたり維持することが可能となっております。また、当社が多くのIPを保有する「レトロゲーム」ジャンルは、欧米市場を中心に人気が再来しており、その有効活用により更なる収益の拡大が見込める状況にあります。
新規IT関連事業につきましては、各通信キャリア及びパートナーと強力な信頼関係を構築しつつ、長年培ってきた技術をベースに3G回線からLTE(4G)回線へのマイグレーションに関連した特許を取得し、技術的競争優位性を維持しつつ、5GやエッジAIをキーワードに製品開発を進め、更なる競争力強化を図っております。産業用ネットワーク機器「Rooster」はデュアルSIM対応で、それぞれ異なる通信キャリア回線が冗長化することが可能となりました。これにより通信キャリア網が障害発生時には自動検知し主回線から副回線に自動切換え、回線の通信断を防ぎ、遠隔監視・制御、データ収集を止めることなく運用することが可能となり、販売が好調に推移しております。
IoT分野において導入が始まると、遠隔地に多数設置されたIoTデバイスの運用管理の負荷やメンテナンスコストは大きくなり、それをいかに軽減するかが課題になっております。「SunDMS」は死活監視や「Rooster」の一元管理が可能となり運用コストを大幅に軽減することを実現し、すでに約1,000社の運用に使われております。回線冗長化と保守運用に欠かせない「SunDMS」によって安定運用が実現でき、他社との差別化、優位性を図っております。
<経営施策>
グローバルデータインテリジェンス事業につきましては、年々巧妙化・組織化するサイバー犯罪に対峙する犯罪現場において、インシデント発生後に調査、解析をするデジタルインテリジェンス(フォレンジック)だけではなく、法執行機関に向けた、インシデントを事前に予知し、防止するためのアクティブサイバーディフェンスや脅威インテリジェンスとの相互関連性が高まっております。各種犯罪手法に我が国の法的執行機関が対応できるように、より専門的なトレーニング、サポート体制を強化すると同時に、新たな技術を備えた商材を取り揃えるべく活動の他、アジア太平洋地域の営業強化を進めてまいります。また、多様化するサイバー犯罪への対応する要求の高まりを受けて、当社が保有するグローバルなデジタルインテリジェンスツールの情報を基に、対応する新たな商材提供を国内に対して開始いたしました。
新規IT関連事業につきましては、産業用ネットワーク機器「Rooster」の更なる販売の拡大、「おくだけセンサーソリューション」をはじめとしたソリューション開発に努め、データ可視化・分析などデータビジネスに注力し、サービス強化をすることにより付加価値を高め、ストックビジネスの拡大を図っております。
また、収益力向上のため、2022年10月にマーケティング部と技術開発部を統合した研究開発部門では、データビジネスの推進として、人工知能(AI)、情報セキュリティ、ヘルスケアの技術開発を進めております。技術シーズを持つ大学との共同研究を進めており、差別化した製品開発を目指してまいります。
<商品・サービスの概況>
グローバルデータインテリジェンス事業につきましては、従来のデジタルインテリジェンス商品に加え、脅威インテリジェンスやアクティブサイバーディフェンス関連商材及び関連サービス・サポ―トの提供を進めております。持分法適用関連会社であるCellebrite社では、民間部門向けのモバイルデバイス調査用の「Mobile Ultra」のリリースを発表いたしました。オールインワンアプリケーションである「Mobile Ultra」は、企業調査中の事実を迅速に明らかにし、収集、抽出、レポートのプロセスを加速いたします。また、公開されているオンラインデータの収集とレビューを安全に自動化する新しいSaaS ベースのソリューションである「Cellebrite Smart Search」を発表いたしました。「Cellebrite Smart Search」の追加により、Cellebrite ポートフォリオ内の価値の高い調査ツールの範囲が広がります。研究者向けに特別に構築された「Cellebrite Smart Search」は、目的の個人または組織に関する公開されているすべてのオンラインデータを収集し、最も関連性の高い情報を表示して、関係者向けに標準化された共有可能なレポートを迅速に生成いたします。実績としては、企業調査と電子情報開示のための新しいSaaS 製品である「Endpoint Mobile Now」を導入いたしました。これは民間部門の顧客向けの同社初のSaaS ソリューションであります。新規商材関連では、2023年11月に戦略的販売パートナシップ契約を締結した脅威インテリジェンスの世界的なリーディング企業であるSixgill社製(イスラエル)のディープウェブ及びダークウェブ監視特化型インテリジェンスソリューションの「Cybersixgill」の販売を本格開始いたしました。同製品は独自のアルゴリズムによるディープウェブ、ダークウェブ上の高性能な自動収集機能を備え、組織がフィッシング、データ漏洩、詐欺、マルウェア、脆弱性悪用等を検出・保護し、リアルタイムでサイバーレジリエンスを強化し、リスクへの露出を最小限に抑えることができるツールとなり、年々巧妙化、組織化するサイバー犯罪及び攻撃に対峙するアクティブサイバーディフェンスの意識の高まりを背景に、政府及び法執行機関のみならず、金融サービス等の民間企業への導入が進んでおります。
エンターテインメント関連事業のうち、遊技機関連事業につきましては、パチンコ・パチスロの企画から設計、映像制作、プログラムまでのトータルのコンテンツ開発と、制御基板の設計から製造までを一貫して受託しております。また、コンテンツ開発のノウハウを活かし、スマートフォン向けのパチンコ・パチスロの実機シミュレーションアプリを展開しており、実機の市場での稼働貢献、コンテンツの知名度向上を図っております。
ゲームコンテンツ事業につきましては、レトロゲームIPを活用した企画を複数進めており、2024年2月29日にマルチプラットフォーム(コンシューマー機)で「へべれけ2」をグローバルで発売予定であります。他にも、2023年2月にSteam向けに配信し好評を博した「いっき団結」も、Switch向けのリリースを当連結会計年度内に予定しております。
新規IT関連事業につきましては、飲料自販機向けLTE(4G)マイグレーション戦略製品「A330」、「A900」が複数の大手飲料オペレータに採用され、既に導入開始しております。「Rooster」等のルータ製品においては回線冗長化およびデバイス「SunDMS」との連携で他社との差別化を打ち出し、売上高も堅調に推移しております。また更なる事業拡大に向けAI画像解析搭載可能なエッジコンピュータを2023年9月に「LBX8110」をリリースいたしました。エッジコンピュータは新たなIoT領域での新商材となり画像解析などAI技術をベースに新たなソリューションを提供いたします。
また、センサーデバイス「おくだけセンサー」についてはHACCP(食品衛生管理)での温度管理や加速度(振動)センサーによる予知保全として、本格導入フェーズとなりました。
<損益計算書(連結)について>
全体の売上高は、74億67百万円(前年同期比78.4%減)となりました。これは主に、前第3四半期において連結子会社であったCellebrite社が、前第3四半期末に持分法適用関連会社になったこと等によるものです。当社グループが生み出す付加価値を示す売上総利益につきましても、上記減収の影響もあり、22億11百万円(前年同期比91.0%減)となり、売上総利益率は29.6%(同41.8pt減)となりました。
連結売上高
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | 28,734 | 740 | △97.4 |
| エンターテインメント関連 | 4,473 | 4,544 | 1.6 |
| 新規IT関連 | 1,312 | 2,195 | 67.3 |
| 調整額 | △22 | △13 | ― |
| 合計 | 34,497 | 7,467 | △78.4 |
売上総利益
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | 23,023 | 173 | △99.2 |
| エンターテインメント関連 | 1,101 | 1,308 | 18.8 |
| 新規IT関連 | 475 | 716 | 50.5 |
| 調整額 | 22 | 13 | ― |
| 合計 | 24,623 | 2,211 | △91.0 |
売上総利益率
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (%) |
2024年3月期 第3四半期累計 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | 80.1 | 23.4 |
| エンターテインメント関連 | 24.6 | 28.8 |
| 新規IT関連 | 36.3 | 32.6 |
| 合計 | 71.4 | 29.6 |
<販売費及び一般管理費について>
連結の販売費及び一般管理費は、19億93百万円(前年同期比92.5%減)となりました。これは主に、前第3四半期において連結子会社であったCellebrite社が、前第3四半期末に持分法適用関連会社になったこと等によるものです。
販売費及び一般管理費
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | 24,650 | 81 | △99.7 |
| エンターテインメント関連 | 690 | 728 | 5.5 |
| 新規IT関連 | 399 | 552 | 38.2 |
| 調整額 | 758 | 631 | ― |
| 合計 | 26,497 | 1,993 | △92.5 |
研究開発費
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | 8,828 | ― | △100.0 |
| エンターテインメント関連 | 417 | 488 | 17.0 |
| 新規IT関連 | 202 | 187 | △7.2 |
| 調整額 | 77 | 106 | ― |
| 合計 | 9,525 | 782 | △91.8 |
<営業利益について>
連結の営業利益は2億18百万円(前年同期は営業損失18億74百万円)となりました。これは主に、前第3四半期において連結子会社であったCellebrite社が、前第3四半期末に持分法適用関連会社になったこと等によるものです。
営業利益
| セグメント | 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
| グローバルデータインテリジェンス | △1,626 | 91 | ― |
| エンターテインメント関連 | 433 | 593 | 36.8 |
| 新規IT関連 | 76 | 164 | 115.0 |
| 調整額 | △758 | △631 | ― |
| 合計 | △1,874 | 218 | ― |
<経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益について>
連結の経常損失は42億67百万円(前年同期は経常利益135億66百万円)となりました。これは、Cellebrite社におけるデリバティブ評価損が影響し、当社が持分法による投資損失44億98百万円を計上したことが主たる要因です。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は41億45百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益63億5百万円)となりました。
<各セグメントの概況>
[グローバルデータインテリジェンス事業]
| 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減額 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
|
| 売上高 | 28,734 | 740 | △27,993 | △97.4 |
| セグメント利益又は損失(△) | △1,626 | 91 | 1,718 | ― |
前第3四半期において連結子会社であったCellebrite社が、前第3四半期末に持分法適用関連会社になったこと等により、279億93百万円の減収となりました。
[エンターテインメント関連事業]
| 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減額 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
|
| 売上高 | 4,473 | 4,544 | 71 | 1.6 |
| セグメント利益 | 433 | 593 | 159 | 36.8 |
遊技機関連事業につきましては、半導体不足などによる部品・部材の高騰により原価高となりましたが、売上高は受託開発が増加したことと、新製品の受注が増加したことにより、増収増益となりました。
[新規IT関連事業]
| 2023年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期累計 (百万円) |
前年同期比 増減額 (百万円) |
前年同期比 増減率 (%) |
|
| 売上高 | 1,312 | 2,195 | 882 | 67.3 |
| セグメント利益 | 76 | 164 | 87 | 115.0 |
M2M事業につきましては、原材料高騰の影響は残るものの、部品調達難が解消傾向にあることから、セグメント全体では増収増益となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
総資産は421億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億23百万円の増加となりました。
流動資産は236億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億円の減少となりました。主な減少要因としては、未収入金38億73百万円、現金及び預金17億68百万円及び受取手形及び売掛金1億37百万円の減少であります。一方、主な増加要因としては、金銭の信託33億円、原材料17億98百万円及び製品3億95百万円の増加であります。
固定資産は185億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億23百万円の増加となりました。主な増加要因としては、投資有価証券41億55百万円の増加であります。一方、主な減少要因としては、関係会社株式34億67百万円の減少であります。
(負債)
負債は86億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億17百万円の増加となりました。
流動負債は51億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億6百万円の増加となりました。主な増加要因としては、短期借入金4億30百万円、契約負債3億27百万円、支払手形及び買掛金2億49百万円及び未払法人税等2億20百万円の増加であります。
固定負債は35億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億11百万円の増加であります。主な増加要因としては、繰延税金負債8億22百万円の増加であります。
(純資産)
純資産は335億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億94百万円の減少となりました。主な減少要因としては、利益剰余金45億98百万円の減少であります。一方、主な増加要因としては、その他有価証券評価差額金29億53百万円の増加であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、7億82百万円であります。 ### 3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 48,000,000 |
| 計 | 48,000,000 |
| 種類 | 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2023年12月31日) |
提出日現在発行数(株) (2024年2月13日) |
上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 24,007,728 | 24,007,728 | 東京証券取引所 スタンダード市場 |
単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 24,007,728 | 24,007,728 | ― | ― |
(注) 提出日現在の発行数には、2024年2月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。 ② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (千円) |
資本金残高 (千円) |
資本準備金 増減額 (千円) |
資本準備金 残高 (千円) |
| 2023年10月1日~ 2023年12月31日 |
― | 24,007,728 | ― | 2,097,606 | ― | 2,111,073 |
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載することができませんので、直前の基準日である2023年9月30日の株主名簿により記載しております。
2023年12月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
| 普通株式 | 1,794,100 |
―
―
完全議決権株式(その他)
| 普通株式 | 22,208,600 |
| 222,086 |
―
単元未満株式
| 普通株式 | 5,028 |
―
―
発行済株式総数
| 24,007,728 |
―
―
総株主の議決権
―
| 222,086 |
― ##### ② 【自己株式等】
| 2023年12月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式総数 に対する所有 株式数の割合(%) |
| (自己保有株式) サン電子株式会社 |
愛知県江南市古知野町 朝日250番地 |
1,794,100 | ― | 1,794,100 | 7.47 |
| 計 | ― | 1,794,100 | ― | 1,794,100 | 7.47 |
(注) 当第3四半期会計期間において、ストック・オプションの権利行使に伴う自己株式の処分により、1,050株減少しております。この結果、当第3四半期会計期間末における自己株数は単元未満株式の買取により取得した株式数を含めて1,793,177株となっております。
該当事項はありません。
0104000_honbun_0237147503601.htm
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、フロンティア監査法人による四半期レビューを受けております。
0104010_honbun_0237147503601.htm
1 【四半期連結財務諸表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2023年12月31日) |
||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 3,138,716 | 1,370,691 | |||||||||
| 金銭の信託 | 10,900,000 | 14,200,000 | |||||||||
| 受取手形及び売掛金 | 2,550,051 | ※ 2,412,917 | |||||||||
| 未収入金 | 3,892,155 | 18,944 | |||||||||
| 製品 | 265,381 | 660,712 | |||||||||
| 仕掛品 | 394,134 | 482,960 | |||||||||
| 原材料 | 2,055,861 | 3,854,359 | |||||||||
| その他 | 639,898 | 635,173 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △597 | △596 | |||||||||
| 流動資産合計 | 23,835,600 | 23,635,162 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 土地 | 949,043 | 949,043 | |||||||||
| その他(純額) | 679,701 | 661,235 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 1,628,744 | 1,610,278 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| のれん | 510,007 | 469,425 | |||||||||
| その他 | 274,529 | 244,454 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 784,537 | 713,879 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 11,646,475 | 15,802,278 | |||||||||
| 関係会社株式 | 3,468,520 | 1,000 | |||||||||
| その他 | 426,543 | 428,134 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △23,040 | ― | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 15,518,498 | 16,231,413 | |||||||||
| 固定資産合計 | 17,931,780 | 18,555,571 | |||||||||
| 資産合計 | 41,767,380 | 42,190,734 |
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2023年12月31日) |
||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 支払手形及び買掛金 | 2,411,060 | ※ 2,660,914 | |||||||||
| 短期借入金 | 161,395 | 591,800 | |||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | 43,778 | 38,366 | |||||||||
| 未払費用 | 290,385 | 250,788 | |||||||||
| 未払金 | 1,355 | 3,386 | |||||||||
| 未払法人税等 | 2,904 | 223,727 | |||||||||
| 前受金 | 45,559 | 82,409 | |||||||||
| 契約負債 | 782,468 | 1,110,406 | |||||||||
| 賞与引当金 | 197,175 | 126,584 | |||||||||
| その他 | 88,737 | 42,808 | |||||||||
| 流動負債合計 | 4,024,821 | 5,131,193 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 長期借入金 | 249,111 | 275,041 | |||||||||
| 繰延税金負債 | 2,398,498 | 3,220,695 | |||||||||
| 再評価に係る繰延税金負債 | 9,920 | 9,920 | |||||||||
| 退職給付に係る負債 | 10,428 | 10,844 | |||||||||
| その他 | 60,794 | 23,770 | |||||||||
| 固定負債合計 | 2,728,752 | 3,540,271 | |||||||||
| 負債合計 | 6,753,574 | 8,671,464 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 2,089,685 | 2,097,606 | |||||||||
| 資本剰余金 | 3,317,507 | 3,323,406 | |||||||||
| 利益剰余金 | 30,773,457 | 26,175,372 | |||||||||
| 自己株式 | △2,806,314 | △3,692,716 | |||||||||
| 株主資本合計 | 33,374,335 | 27,903,669 | |||||||||
| その他の包括利益累計額 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 2,964,829 | 5,918,469 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | △24,755 | ― | |||||||||
| 土地再評価差額金 | △434,203 | △434,203 | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | △972,154 | 18,520 | |||||||||
| その他の包括利益累計額合計 | 1,533,715 | 5,502,786 | |||||||||
| 株式引受権 | 27,013 | 24,012 | |||||||||
| 新株予約権 | 78,741 | 88,801 | |||||||||
| 純資産合計 | 35,013,806 | 33,519,269 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 41,767,380 | 42,190,734 |
0104020_honbun_0237147503601.htm
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日) |
||||||||||
| 売上高 | 34,497,449 | 7,467,638 | |||||||||
| 売上原価 | 9,874,243 | 5,256,054 | |||||||||
| 売上総利益 | 24,623,206 | 2,211,584 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | 26,497,951 | 1,993,106 | |||||||||
| 営業利益又は営業損失(△) | △1,874,744 | 218,477 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息及び配当金 | 318,027 | 46,866 | |||||||||
| 為替差益 | 3,069,942 | ― | |||||||||
| デリバティブ評価益 | 12,107,269 | ― | |||||||||
| その他 | 16,231 | 26,744 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 15,511,471 | 73,610 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 13,400 | 2,993 | |||||||||
| 為替差損 | ― | 22,021 | |||||||||
| 持分法による投資損失 | ― | 4,498,420 | |||||||||
| 貸倒引当金繰入額 | 28,566 | ― | |||||||||
| 自己株式取得費用 | 3,959 | 22,704 | |||||||||
| その他 | 24,192 | 13,069 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 70,119 | 4,559,207 | |||||||||
| 経常利益又は経常損失(△) | 13,566,607 | △4,267,119 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 固定資産売却益 | 2,240 | 0 | |||||||||
| 新株予約権戻入益 | 198 | 1,029 | |||||||||
| 特別利益合計 | 2,438 | 1,030 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産売却損 | 4,033 | 229 | |||||||||
| 子会社株式売却損 | 85,491 | ― | |||||||||
| 子会社清算損 | ― | 6,165 | |||||||||
| 減損損失 | 70,230 | ― | |||||||||
| その他 | 41,083 | 139 | |||||||||
| 特別損失合計 | 200,839 | 6,534 | |||||||||
| 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△) | 13,368,207 | △4,272,623 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 59,005 | 270,863 | |||||||||
| 法人税等調整額 | 381,474 | △398,051 | |||||||||
| 法人税等合計 | 440,479 | △127,187 | |||||||||
| 四半期純利益又は四半期純損失(△) | 12,927,727 | △4,145,435 | |||||||||
| 非支配株主に帰属する四半期純利益 | 6,621,961 | ― | |||||||||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | 6,305,765 | △4,145,435 |
0104035_honbun_0237147503601.htm
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日) |
||||||||||
| 四半期純利益又は四半期純損失(△) | 12,927,727 | △4,145,435 | |||||||||
| その他の包括利益 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 1,842,854 | 2,920,650 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | △293,886 | ― | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | △2,517,685 | 18,520 | |||||||||
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | ― | 1,029,900 | |||||||||
| その他の包括利益合計 | △968,716 | 3,969,070 | |||||||||
| 四半期包括利益 | 11,959,010 | △176,365 | |||||||||
| (内訳) | |||||||||||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 6,335,134 | △176,365 | |||||||||
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | 5,623,876 | ― |
0104100_honbun_0237147503601.htm
(Cellebrite社における負債性金融商品)
当社の持分法適用関連会社であるCellebrite社は、2021年8月30日において米国ナスダック市場に上場する際に締結した合併契約にて、価格調整条項、TWC Tech Holdings II Corp.(以下、「TWC社」という。)から承継した特定の権利制限株式及びワラント負債について時価評価を行い負債として認識しております。
よって、Cellebrite社の株価の値動き等による当該負債の公正価値の変動に伴う持分法による投資損益を営業外損益として計上しております。
(1) 合併契約に基づく価格調整条項
クロージング後の本取引の対価調整として、クロージング日から5年以内の、任意の30日間のうち20日間のCellebrite社の売買高加重平均価格(VWAP)が12.5米ドル、15米ドル及び17.5米ドルを超えた場合等には、各条件を満たすごとに、それぞれ5,000,000株(最大で15,000,000株)を当社を含むクロージング時の株主に対して、その保有比率に応じて発行することとなります。また、同期間において合併契約に定義されているChange of Controlが発生した場合には、当該事象が発生したタイミングで15,000,000株が発行されます。
(2) 権利制限株式
Cellebrite社は、TWC社のスポンサーに対する権利制限株式を承継しております。クロージング日から7年以内の、任意の30日間のうち20日間のCellebrite社の売買高加重平均価格(VWAP)が12.5米ドル及び15米ドルを超えた場合等にはそれぞれ3,000,000株、30米ドルを超えた場合等には1,500,000株の権利が確定することとなります。また、同期間において合併契約に定義されているChange of Control が発生した場合には、当該事象が発生したタイミングで7,500,000株が発行されます。
(3) ワラント負債
Cellebrite社は、TWC社との合併契約において、TWC社が発行したワラント負債(公募ワラント負債及び私募ワラント負債)を承継しております。ワラント負債の保有者は2021年9月29日以降に1株当たり11.5米ドルの価格でCellebrite社の株式を購入する権利を有しております。ワラント負債は、クロージング日から5年後、一定要件に基づくCellebrite社による償還及びCellebrite社の清算時のいずれかにより失効します。
※ 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、当第3四半期連結会計期間の末日が金融機関の休日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。当第3四半期連結会計期間末日満期手形の金額は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (2023年12月31日) |
|
| 受取手形 | ―千円 | 2,565千円 |
| 支払手形 | ―千円 | 113,816千円 |
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれん、顧客関連資産を除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれん、顧客関連資産の償却費は、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日) |
|
| 減価償却費 | 1,075,732千円 | 181,861千円 |
| のれん償却費 | 416,259千円 | 40,582千円 |
| 顧客関連資産の償却費 | ―千円 | 6,987千円 |
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2022年6月23日 定時株主総会 |
普通株式 | 478,821 | 20 | 2022年3月31日 | 2022年6月24日 | 利益剰余金 |
当第3四半期連結会計期間において、Cellebrite社及びその子会社13社を連結の範囲から除外し、持分法適用関連会社に移行いたしました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本剰余金3,317,507千円、利益剰余金30,200,835千円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2023年6月22日 定時株主総会 |
普通株式 | 452,648 | 20 | 2023年3月31日 | 2023年6月23日 | 利益剰余金 |
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
| (単位:千円) | ||||||
| グローバルデータインテリジェンス事業 | エンターテインメント関連事業 | 新規IT関連事業 | 合計 | 調整額 (注)1 |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 |
|
| 売上高 | ||||||
| 一時点で移転される財 | 8,975,052 | 4,451,093 | 1,272,806 | 14,698,951 | ― | 14,698,951 |
| 一定期間にわたり移転される財 | 19,758,956 | ― | 39,541 | 19,798,498 | ― | 19,798,498 |
| 顧客との契約から生じる 収益 |
28,734,008 | 4,451,093 | 1,312,348 | 34,497,449 | ― | 34,497,449 |
| 外部顧客への売上高 | 28,734,008 | 4,451,093 | 1,312,348 | 34,497,449 | ― | 34,497,449 |
| セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
― | 22,184 | ― | 22,184 | △22,184 | ― |
| 計 | 28,734,008 | 4,473,277 | 1,312,348 | 34,519,634 | △22,184 | 34,497,449 |
| セグメント利益又は損失(△) | △1,626,727 | 433,843 | 76,357 | △1,116,526 | △758,218 | △1,874,744 |
(注) 1 セグメント利益の調整額△758,218千円には、セグメント間取引消去76千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△758,295千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。 2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であるCellebrite社及びその子会社13社を連結の範囲から除外し、持分法適用関連会社へ移行することに伴い、前連結会計年度の末日に比べ、グローバルデータインテリジェンス事業のセグメント資産が36,366,642千円減少しています。 3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
当第3四半期連結会計期間において、事業セグメントに配分されていない全社資産において、本社の移転に伴い建物、建物附属設備、工具器具備品及び原状回復費相当額70,230千円を減損損失として特別損失に計上しております。
(のれんの金額の重要な変動)
当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であるCellebrite社及びその子会社13社を連結の範囲から除外し、持分法適用関連会社へ移行することに伴い、グローバルデータインテリジェンス事業においてのれんが3,050,048千円減少しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
| (単位:千円) | ||||||
| グローバルデータインテリジェンス事業 | エンターテインメント関連事業 | 新規IT関連事業 | 合計 | 調整額 (注)1 |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 |
|
| 売上高 | ||||||
| 一時点で移転される財 | 59,420 | 4,531,659 | 2,160,017 | 6,751,098 | ― | 6,751,098 |
| 一定期間にわたり移転される財 | 681,227 | ― | 35,312 | 716,539 | ― | 716,539 |
| 顧客との契約から生じる 収益 |
740,647 | 4,531,659 | 2,195,330 | 7,467,638 | ― | 7,467,638 |
| 外部顧客への売上高 | 740,647 | 4,531,659 | 2,195,330 | 7,467,638 | ― | 7,467,638 |
| セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
― | 13,020 | ― | 13,020 | △13,020 | ― |
| 計 | 740,647 | 4,544,680 | 2,195,330 | 7,480,658 | △13,020 | 7,467,638 |
| セグメント利益 | 91,768 | 593,526 | 164,196 | 849,491 | △631,013 | 218,477 |
(注) 1 セグメント利益の調整額△631,013千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△631,013千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 2.報告セグメントの変更等に関する情報
(報告セグメントの変更)
当社グループ内の業績管理区分の一部変更等に伴い、第1四半期連結会計期間より、「モバイルデータソリューション事業」を「グローバルデータインテリジェンス事業」に報告セグメントの名称を変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、セグメント名称を修正したものを開示しておりますが、当該変更による前第3四半期連結累計期間のセグメント情報に与える影響はありません。 3.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第3四半期連結累計期間において、持分法適用関連会社であるCellebrite社に係る持分法による投資損失の計上等により、グローバルデータインテリジェンス事業のセグメント資産が3,720,140千円減少しております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 ###### (1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日) |
| (1) 1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△) | 266円28銭 | △186円29銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円) | 6,305,765 | △4,145,435 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | ― | ― |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円) | 6,305,765 | △4,145,435 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 23,681 | 22,253 |
| (2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 | 252円9銭 | ― |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円) | △326,370 | ― |
| (うち連結子会社の潜在株式による調整額(千円)) | (△326,370) | ― |
| 普通株式増加数(千株) | 37 | ― |
| (うち株式引受権(千株)) | (22) | (―) |
| (うち新株予約権(千株)) | (14) | (―) |
| 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要 | ― | ― |
(注) 当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。 ###### (重要な後発事象)
記載事項はありません。 #### 2 【その他】
該当事項はありません。
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該当事項はありません。
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