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YUKIGUNI FACTORY CO.,LTD.

Interim / Quarterly Report Nov 8, 2024

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 第2四半期報告書_20241107184221

【表紙】

【提出書類】 半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年11月8日
【中間会計期間】 第8期中(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
【会社名】 株式会社雪国まいたけ
【英訳名】 YUKIGUNI MAITAKE CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  湯澤 尚史
【本店の所在の場所】 新潟県南魚沼市余川89番地
【電話番号】 025(778)0111(代表)
【事務連絡者氏名】 経営企画本部 副本部長 兼 IR・広報部長  岩谷 俊一郎
【最寄りの連絡場所】 新潟県南魚沼市余川89番地
【電話番号】 025(778)0111(代表)
【事務連絡者氏名】 経営企画本部 副本部長 兼 IR・広報部長  岩谷 俊一郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E00007 13750 株式会社雪国まいたけ YUKIGUNI MAITAKE CO., LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2024-04-01 2024-09-30 Q2 2025-03-31 2023-04-01 2023-09-30 2024-03-31 1 false false false E00007-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00007-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00007-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E00007-000:MushroomBusinessReportableSegmentMember E00007-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E00007-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E00007-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivitiesMember E00007-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E00007-000:MushroomBusinessReportableSegmentMember E00007-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E00007-000 2023-09-30 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 第2四半期報告書_20241107184221

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第7期

中間連結会計期間 | 第8期

中間連結会計期間 | 第7期 |
| 会計期間 | | 自2023年4月1日

至2023年9月30日 | 自2024年4月1日

至2024年9月30日 | 自2023年4月1日

至2024年3月31日 |
| 収益 | (百万円) | 18,806 | 21,555 | 47,476 |
| 税引前中間利益又は税引前利益 | (百万円) | 864 | 1,174 | 2,227 |
| 親会社の所有者に帰属する

中間(当期)利益 | (百万円) | 559 | 741 | 1,350 |
| 親会社の所有者に帰属する

中間(当期)包括利益 | (百万円) | 565 | 734 | 1,355 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 10,741 | 11,786 | 11,446 |
| 資産合計 | (百万円) | 36,845 | 37,706 | 38,260 |
| 基本的1株当たり中間(当期)利益 | (円) | 14.03 | 18.59 | 33.87 |
| 希薄化後1株当たり中間(当期)利益 | (円) | 14.03 | 18.59 | 33.86 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 29.2 | 31.3 | 29.9 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △139 | △1,632 | 5,322 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △341 | △978 | △3,361 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 1,185 | 779 | △227 |
| 現金及び現金同等物の

中間期末(期末)残高 | (百万円) | 1,764 | 960 | 2,797 |

(注) 1.当社は要約中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成された要約中間連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。

3.第7期連結会計年度において行われた企業結合に係る暫定的な会計処理が、第8期中間連結会計期間に確定しており、第7期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。 

2 【事業の内容】

当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社における異動もありません。 

 第2四半期報告書_20241107184221

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、前連結会計年度において行われた企業結合に係る暫定的な会計処理が、当中間連結会計期間に確定しております。以下の前連結会計年度末比については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。

(1) 経営成績の状況

当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日)における国内経済は、インバウンド需要の増加や雇用・所得環境の改善により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、緊迫する国際情勢の長期化や急激な為替相場の変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社事業を取り巻く環境は、世界的な異常気象等による原材料高に加え、人手不足に伴う物流費や人件費の上昇を背景とした食品の値上げが相次いだことで、消費者の節約志向は継続しております。

このような経済環境の中、当社グループは、2023年12月に刷新いたしました中期経営計画の達成に向け、国内・既存事業の更なる強化に留まらず、海外市場や新規領域へ積極展開し、多様な事業ポートフォリオを構築するべく活動を進めております。その具体施策といたしまして、前連結会計年度のオランダ進出による本格的な海外展開に続き、当連結会計年度におきましては、新規事業として取り組んできた、きのこの「代替肉」の発売を予定しております。

この大きな転換期を迎えるにあたり、当社は、2024年6月26日開催の第7期定時株主総会におきまして商号の変更による定款一部変更議案の承認をいただき、2025年4月1日よりユキグニファクトリー株式会社(英文商号:YUKIGUNI FACTORY CO., LTD.)に社名(コーポレートブランド)を刷新することといたしました。自らのコアバリュー・独自性を改めて見直し、引き継いでいくべき伝統と信頼、そして未来に向かってのあるべき姿を見据え、その思いと決意を胸に、このたび相応しい社名に一新いたします。なお、今回の商号変更に至った背景、新たな価値観、ブランド構成イメージ等につきましては、2024年6月3日付にて当社ホームページで公表いたしました「社名(コーポレートブランド)刷新の背景と目的について」をご覧ください。

今までも、そしてこれからも、自然からの恩恵であるきのこの可能性を、雪国で磨いた技術や探求心により最大限引き出し魅力的な製品を開発することで、持続的な成長へと繋げてまいります。

当中間連結会計期間の収益は、21,555百万円(前年同期比14.6%増)、このうち、売上収益は14,988百万円(同11.4%増)となりました。また、売上総利益は、5,531百万円(同11.7%増)となりました。販売費及び一般管理費は、4,139百万円(同6.9%増)となりました。

以上の結果、営業利益は、1,316百万円(同23.0%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は、741百万円(同32.5%増)となりました。なお、当中間連結会計期間においては、IAS第41号「農業」の適用に関する公正価値変動による利得が、収益に6,566百万円(同22.8%増)、売上原価に5,156百万円(同32.7%増)、それぞれ含まれております。

当中間連結会計期間における事業セグメント別の売上収益の状況は、次のとおりであります。

〔茸事業〕

① まいたけ

ヘルシー且つ旨味成分豊富なまいたけを、消費者の皆様のニーズに合わせ手軽に美味しく調理していただけるよう、他食品メーカーとの共同企画により、季節に応じた幅広いメニュー提案を展開する等、まいたけの魅力や調理の汎用性の高さを訴求した販売施策に取り組み、需要拡大を推進しております。また、白まいたけを含めた商品ラインアップは、各種定量商品や量り売り商品、大株商品まで豊富に取り揃え、店頭シェアの拡大及びプレミアムブランド戦略の強化に努めております。前年同期に比べ販売量はやや減少いたしましたが、販売単価は上回りました。この結果、当中間連結会計期間においては、まいたけ事業の売上収益は、7,616百万円(前年同期比4.9%増)となりました。

② エリンギ

小型パックから大型パックまで各種量目を取り揃えた定番トレー製品をはじめ、利便性の高いスライス製品等、お客様ニーズに応じた多様な商品提案に取り組んでおります。また、小売店の店頭企画として、エリンギもぎ取り体験会の開催等、食育の一環となる販促活動を実施し、好評をいただきました。前年同期に比べ販売量は減少いたしましたが、販売単価は上回りました。この結果、当中間連結会計期間においては、エリンギ事業の売上収益は、1,740百万円(同2.4%増)となりました。

③ ぶなしめじ

青果市況と市場の動向を注視しながら、需給バランスに応じて1株製品と2株製品といった量目の異なる製品を活用した柔軟な製品投入を実施し、安定供給に取り組んでおります。販売量はほぼ前年並みとなりましたが、販売単価は上回りました。この結果、当中間連結会計期間においては、ぶなしめじ事業の売上収益は、3,047百万円(同7.6%増)となりました。

④ その他の茸

マッシュルームは、生産状況の安定化に注力するとともに、販促企画の実施等により販売強化及び新たな需要創造に取り組んでおります。これにより、前年同期に比べ販売は好調に推移いたしました。また、2023年12月に当社グループ傘下におさめました海外事業会社にて扱うマッシュルーム、エキゾチック・マッシュルーム(シイタケやヒラタケなど、日本国内にて呼称されるマッシュルーム以外のきのこの総称)の売上収益が、本セグメントの売上収益に含まれているため、前年同期に対し大きく上回っております。この結果、当中間連結会計期間においては、その他の茸事業の売上収益は、2,432百万円(同60.1%増)となりました。

〔その他〕

その他の売上収益は、主に健康食品の販売及び瑞穂農林株式会社が取り扱う培地活性剤によるものであります。当中間連結会計期間においては、健康食品の販売量は減少いたしましたが、培地活性剤の製造及び販売は好調に推移いたしました。この結果、その他の売上収益は、150百万円(同2.5%増)となりました。

各事業セグメント別売上収益は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
増減率

(%)
茸事業 13,310 14,838 11.5
まいたけ 7,257 7,616 4.9
エリンギ 1,700 1,740 2.4
ぶなしめじ 2,832 3,047 7.6
その他の茸 1,519 2,432 60.1
その他 146 150 2.5
売上収益 13,457 14,988 11.4

(2) 財政状態の状況

(資産)

当中間連結会計期間末(2024年9月30日時点)の資産合計は、37,706百万円(前連結会計年度末比554百万円減)となりました。流動資産は、10,073百万円(同541百万円減)となりました。これは主に、現金及び現金同等物が1,837百万円、営業債権及びその他の債権が404百万円、それぞれ減少した一方、公正価値変動による利得により生物資産が1,335百万円、棚卸資産が392百万円増加したこと等によるものであります。非流動資産は、27,632百万円(同12百万円減)となりました。これは主に、のれん及び無形資産が41百万円、使用権資産が36百万円、それぞれ減少した一方、有形固定資産が52百万円増加したこと等によるものであります。

(負債)

当中間連結会計期間末の負債合計は、25,762百万円(同886百万円減)となりました。流動負債は、9,148百万円(同129百万円減)となりました。これは主に、営業債務及びその他の債務が670百万円、未払費用や未払消費税等を含むその他の負債が615百万円、未払法人所得税が494百万円、引当金が176百万円、預り金を含むその他の金融負債が101百万円、それぞれ減少した一方、短期借入金が2,000百万円増加したこと等によるものであります。非流動負債は、16,613百万円(同756百万円減)となりました。これは主に、借入金が710百万円減少したこと等によるものであります。

(資本)

当中間連結会計期間末の資本合計は、11,943百万円(同332百万円増)となりました。これは主に、中間利益の計上等により利益剰余金が342百万円増加したこと等によるものであります。

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,837百万円減少し、960百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は、1,632百万円(前年同期は139百万円の使用)となりました。これは主に、税引前中間利益1,174百万円、減価償却費及び償却費1,173百万円の計上があった一方、生物資産の増加額1,336百万円、営業債務及びその他の債務の減少額1,006百万円、法人所得税の支払い955百万円、その他資産の増加額や未払消費税等の支払いを含むその他の支出670百万円があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、978百万円(前年同期は341百万円の使用)となりました。これは主に、茸事業に係る設備更新等に伴う有形固定資産の取得による支出940百万円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、779百万円(前年同期は1,185百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の借入による収入2,000百万円があった一方、長期借入金の返済による支出715百万円、配当金の支払い399百万円があったこと等によるものであります。

(4) 経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(6) 研究開発活動

当中間連結会計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、187百万円であります。

なお、当中間連結会計期間における当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(7) 経営成績に重要な影響を与える要因

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(8) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載については、重要な変更はありません。

(参考情報)

当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算定されたコア営業利益、コアEBITDA及びコアEBITDAマージンを、重要な経営指標として位置づけております。

コア営業利益、コアEBITDA及びコアEBITDAマージンは、次のとおりであります。

(単位:百万円)

回次 第7期

中間連結会計期間
第8期

中間連結会計期間
第7期
会計期間 自2023年4月1日

至2023年9月30日
自2024年4月1日

至2024年9月30日
自2023年4月1日

至2024年3月31日
売上収益 13,457 14,988 33,443
営業利益 1,069 1,316 2,798
(調整額)
- IAS第41号「農業」適用による影響額 (注) 4 △1,261 △1,190 △404
- その他の収益及び費用 (注) 5 12 75 △35
- 一時的な収益及び費用 (注) 6 - - 208
調整額小計 △1,249 △1,114 △231
コア営業利益 (注) 1、7 △179 201 2,567
(調整額)

+ 減価償却費及び償却費
1,083 1,168 2,235
コアEBITDA (注) 2、7 904 1,370 4,802
コアEBITDAマージン(%) (注) 3、7 6.7 9.1 14.4

(注) 1.コア営業利益=営業利益 - IAS第41号「農業」適用による影響額 - その他の収益及び費用 - 一時的な収益及び費用

2.コアEBITDA=コア営業利益 + 減価償却費及び償却費

3.コアEBITDAマージン=コアEBITDA ÷ 売上収益

4.IAS第41号「農業」適用による影響額とは、IAS第41号「農業」を適用し、きのこの生産工程である仕込みから収穫時までのきのこを生物資産として、売却費用控除後の公正価値で測定するものであり、当該公正価値の変動による利得及び損失を影響額としております。

5.その他の収益及び費用とは、主に減損損失、固定資産除却損等となります。

6.一時的な収益及び費用とは、通常の営業活動では発生しない一過性の収益及び費用となります。なお、第7期においては、2023年12月4日付にて実施いたしました海外事業会社の株式取得に関する費用を一時的な費用としております。当中間連結会計期間においては、一時的な収益及び費用の発生はありません。

7.コア営業利益、コアEBITDA及びコアEBITDAマージンは国際会計基準により規定された指標ではなく、投資家が当社グループの業績を評価する上で、当社グループが有用であると考える財務指標であります。当該財務指標は、非経常的損益項目及び競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目の影響を除外しております。なお、コア営業利益、コアEBITDA及びコアEBITDAマージンは、国際会計基準に準拠して表示された他の指標の代替的指標として考慮されるべきではありません。当社グループにおけるコア営業利益、コアEBITDA及びコアEBITDAマージンは、同業他社の同指標あるいは類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が低下する可能性があります。 

3 【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 第2四半期報告書_20241107184221

第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 159,400,000
159,400,000
② 【発行済株式】
種類 中間会計期間末

現在発行数(株)

(2024年9月30日)
提出日現在発行数(株)

(2024年11月8日)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
普通株式 39,910,700 39,910,700 東京証券取引所

プライム市場
単元株式数

100株
39,910,700 39,910,700 - -

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(株)
発行済株式

総数残高

(株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2024年4月1日~

2024年9月30日
- 39,910,700 - 100 - 44

(5) 【大株主の状況】

2024年9月30日現在
氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合

(%)
株式会社神明ホールディングス 兵庫県神戸市中央区栄町通6丁目1-21 19,963 50.03
日本マスタートラスト信託銀行

株式会社(信託口)
東京都港区赤坂1丁目8-1 3,137 7.86
株式会社日本カストディ銀行

(信託口)
東京都中央区晴海1丁目8-12 729 1.83
HSBC BANK PLC A/C M AND G(ACS)VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND

(常任代理人 香港上海銀行東京支店

カストディ業務部)
8 CANADA SQUARE, LONDON, E14 5HQ,

UNITED KINGDOM

(東京都中央区日本橋3丁目11-1)
638 1.60
SMBC日興証券株式会社 東京都千代田区丸の内3丁目3-1 360 0.90
JP MORGAN CHASE BANK 385781

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

決済営業部)
25 BANK STREET, CANARY WHARF,

LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1)
239 0.60
STATE STREET BANK AND TRUST

COMPANY 505001

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

決済営業部)
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1,

BOSTON, MA, U.S.A.

(東京都港区港南2丁目15-1)
171 0.43
JP MORGAN CHASE BANK 385794

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

決済営業部)
25 BANK STREET, CANARY WHARF,

LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1)
146 0.37
THE BANK OF NEW YORK MELLON

140042

(常任代理人 株式会社みずほ銀行

決済営業部)
240 GREENWICH STREET, NEW YORK,

NY 10286, U.S.A.

(東京都港区港南2丁目15-1)
105 0.27
長谷川 武男 新潟県新潟市中央区 103 0.26
- 25,596 64.14

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】
2024年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 6,600 - 株主として権利内容に制限のない、標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
完全議決権株式(その他) 普通株式 39,869,400 398,694 同上
単元未満株式 普通株式 34,700 - -
発行済株式総数 39,910,700 - -
総株主の議決権 - 398,694 -

(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が61株含まれております。

② 【自己株式等】
2024年9月30日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有

株式数(株)
他人名義所有

株式数(株)
所有株式数の

合計(株)
発行済株式総数に

対する所有

株式数の割合

(%)
株式会社雪国まいたけ 新潟県南魚沼市余川89番地 6,600 - 6,600 0.02
- 6,600 - 6,600 0.02

(注) 当中間会計期間において、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分により10,006株減少しております。

2 【役員の状況】

該当事項はありません。 

 第2四半期報告書_20241107184221

第4 【経理の状況】

1.要約中間連結財務諸表の作成方法について

当社の要約中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第5編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)に係る要約中間連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による期中レビューを受けております。

1 【要約中間連結財務諸表】

(1) 【要約中間連結財政状態計算書】

(単位:百万円)
注記 前連結会計年度末

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間末

(2024年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 11 2,797 960
営業債権及びその他の債権 11 3,211 2,807
未収法人所得税 - 4
棚卸資産 1,476 1,869
生物資産 2,939 4,275
その他の資産 189 155
流動資産合計 10,615 10,073
非流動資産
有形固定資産 19,621 19,674
投資不動産 95 95
のれん及び無形資産 6,025 5,984
使用権資産 261 224
退職給付に係る資産 303 304
その他の金融資産 11 213 221
繰延税金資産 1,053 1,053
その他の資産 69 75
非流動資産合計 27,645 27,632
資産合計 38,260 37,706
(単位:百万円)
注記 前連結会計年度末

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間末

(2024年9月30日)
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 11 3,570 2,899
未払法人所得税 940 445
従業員給付に係る負債 2,138 2,062
短期借入金 11 - 2,000
1年内返済予定の長期借入金 11 1,422 1,422
リース負債 137 144
引当金 177 0
その他の金融負債 11 115 13
その他の負債 776 160
流動負債合計 9,278 9,148
非流動負債
借入金 11 16,857 16,146
リース負債 196 172
繰延税金負債 165 147
引当金 21 21
その他の金融負債 11 130 126
その他の負債 0 0
非流動負債合計 17,370 16,613
負債合計 26,649 25,762
資本
資本金 100 100
資本剰余金 △6,067 △6,072
利益剰余金 17,405 17,748
自己株式 △17 △7
その他の資本の構成要素 25 18
親会社の所有者に帰属する持分合計 11,446 11,786
非支配持分 164 157
資本合計 11,610 11,943
負債及び資本合計 38,260 37,706

(2) 【要約中間連結損益計算書及び要約中間連結包括利益計算書】

【要約中間連結損益計算書】

| | | | |
| --- | --- | --- | --- |
| | | | (単位:百万円) |
| | 注記 | 前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日) |
| 収益 | | | |
| 売上収益 | 8 | 13,457 | 14,988 |
| 公正価値変動による利得 | 6 | 5,349 | 6,566 |
| 収益合計 | | 18,806 | 21,555 |
| 売上原価(*1) | | 13,852 | 16,023 |
| 売上総利益 | | 4,953 | 5,531 |
| 販売費及び一般管理費 | | 3,871 | 4,139 |
| その他の収益 | | 39 | 27 |
| その他の費用 | | 51 | 103 |
| 営業利益 | | 1,069 | 1,316 |
| 金融収益 | | 2 | 4 |
| 金融費用 | | 208 | 146 |
| 税引前中間利益 | | 864 | 1,174 |
| 法人所得税費用 | | 304 | 439 |
| 中間利益 | | 559 | 734 |
| 中間利益の帰属 | | | |
| 親会社の所有者 | | 559 | 741 |
| 非支配持分 | | - | △6 |
| 1株当たり中間利益 | | | |
| 基本的1株当たり中間利益(円) | 9 | 14.03 | 18.59 |
| 希薄化後1株当たり中間利益(円) | 9 | 14.03 | 18.59 |

経営者は同業他社との比較可能性を勘案し、「材料費、人件費等」の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、要約中間連結損益計算書に注記として自主的に開示しております。「材料費、人件費等」は、IAS第41号「農業」に基づき認識した公正価値変動による利得を含まない当社グループが販売した製品の製造原価及び商品の仕入原価であります。

(*1)売上原価の内訳
材料費、人件費等 9,967 10,867
公正価値変動による利得 3,885 5,156
合計 13,852 16,023
【要約中間連結包括利益計算書】

| | | | |
| --- | --- | --- | --- |
| | | | (単位:百万円) |
| | 注記 | 前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日) |
| 中間利益 | | 559 | 734 |
| その他の包括利益(税効果控除後) | | | |
| 純損益に振り替えられることのない項目 | | | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

資本性金融資産 | 11 | 5 | 0 |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | | 5 | 0 |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | | | |
| 在外営業活動体の外貨換算差額 | | - | △7 |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | | - | △7 |
| その他の包括利益(税効果控除後)合計 | | 5 | △7 |
| 中間包括利益 | | 565 | 727 |
| 中間包括利益の帰属 | | | |
| 親会社の所有者 | | 565 | 734 |
| 非支配持分 | | - | △6 |

(3) 【要約中間連結持分変動計算書】

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

(単位:百万円)
注記 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の

資本の

構成要素
親会社の

所有者に

帰属する

持分合計
非支配持分 資本合計
2023年4月1日残高 100 △6,012 16,341 △33 14 10,409 △0 10,409
中間利益 - - 559 - - 559 - 559
その他の包括利益 - - - - 5 5 - 5
中間包括利益合計 - - 559 - 5 565 - 565
株式報酬取引 10 - △9 - 15 - 5 - 5
剰余金の配当 - - △239 - - △239 - △239
その他 - - - - - - - -
所有者との取引額等合計 - △9 △239 15 - △233 - △233
2023年9月30日時点の残高 100 △6,022 16,661 △17 19 10,741 △0 10,741

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

(単位:百万円)
注記 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の

資本の

構成要素
親会社の

所有者に

帰属する

持分合計
非支配持分 資本合計
2024年4月1日残高 100 △6,067 17,405 △17 25 11,446 164 11,610
中間利益 - - 741 - - 741 △6 734
その他の包括利益 - - - - △7 △7 - △7
中間包括利益合計 - - 741 - △7 734 △6 727
株式報酬取引 10 - △5 - 10 - 4 - 4
剰余金の配当 - - △398 - - △398 - △398
その他 - - - - - - △0 △0
所有者との取引額等合計 - △5 △398 10 - △394 △0 △394
2024年9月30日時点の残高 100 △6,072 17,748 △7 18 11,786 157 11,943

(4) 【要約中間連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
注記 前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間利益 864 1,174
減価償却費及び償却費 1,089 1,173
支払利息 199 113
シンジケートローン手数料 8 -
固定資産売却損益(△は益) △1 -
固定資産除却損 38 78
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △1,124 378
棚卸資産の増減額(△は増加) △75 △393
生物資産の増減額(△は増加) △1,558 △1,336
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) 1,207 △1,006
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △4 △0
従業員給付に係る負債の増減額(△は減少) 216 △75
その他 △261 △670
小計 597 △564
利息の支払額 △59 △109
シンジケートローン手数料の支払額 △8 △3
法人所得税の支払額 △691 △955
法人所得税の還付額 21 -
営業活動によるキャッシュ・フロー △139 △1,632
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △329 △940
有形固定資産の売却による収入 1 -
無形資産の取得による支出 △0 △1
その他 △13 △36
投資活動によるキャッシュ・フロー △341 △978
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の借入による収入 2,300 2,000
長期借入金の返済による支出 △770 △715
リース負債の返済による支出 △105 △104
配当金の支払額 △239 △399
その他 - △0
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,185 779
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 0 △6
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 704 △1,837
現金及び現金同等物の期首残高 1,060 2,797
現金及び現金同等物の中間期末残高 1,764 960

【要約中間連結財務諸表注記】

1.報告企業

株式会社雪国まいたけ(以下「当社」という。)は、日本に所在する企業であります。登記されている本店及び主要な事業所の住所は、ホームページで開示しております。

当社の要約中間連結財務諸表は、2024年9月30日を期末日とし、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を表しております。当社グループは、きのこ類(まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ、本しめじ、はたけしめじ、マッシュルーム等)及びきのこ加工食品の生産及び販売を主たる事業としております。当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「4.セグメント情報」に記載しております。

本要約中間連結財務諸表の発行は、2024年11月8日に当社代表取締役社長湯澤尚史により承認されております。 

2.作成の基礎

(1) 準拠の表明

当社グループの要約中間連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第312条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

なお、要約中間連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報を含んでいないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

(2) 機能通貨及び表示通貨

当社グループの要約中間連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円未満を切り捨てて記載しております。

(3) 見積り及び判断の利用

国際会計基準に準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

本要約中間連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断、見積り及び仮定は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。 

3.重要性がある会計方針

当社グループが本要約中間連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。なお、要約中間連結財務諸表における法人所得税費用は、税引前中間利益に対して、見積平均年次実効税率を用いて算定しております。 

4.セグメント情報

(1) 報告セグメント

当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会(最高経営意思決定者)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、製品及びサービスについて、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している「茸事業」を報告セグメントとしております。「その他」は報告セグメントに含まれない事業が含まれております。

なお、まいたけ事業、エリンギ事業及びぶなしめじ事業等は、売上収益の推移など経済的特徴が概ね類似しており、かつ、(a)製品及びサービスの性質、(b)生産過程の性質、(c)当該製品及びサービスの顧客の類型又は種類、(d)当該製品の配送又は当該サービスの提供のために使用する方法、(e)規制環境の性質のすべてが類似しているため、「茸事業」として集約しております。報告セグメントの事業内容は次のとおりであります。

事業内容
茸事業 まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ等、茸製品の製造販売

(2) 報告セグメント情報

報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要性がある会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上収益は市場実勢価格に基づいております。

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

(単位:百万円)
茸事業 その他 合計 調整額

(注)
連結財務諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 13,310 146 13,457 - 13,457
セグメント間の内部売上収益 - - - - -
13,310 146 13,457 - 13,457
セグメント利益(△は損失) 1,060 19 1,080 △10 1,069
金融収益 2
金融費用 208
税引前中間利益 864

(注) セグメント利益(△は損失)の調整額には、各事業セグメントに配分していない全社費用が含まれております。

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

(単位:百万円)
茸事業 その他 合計 調整額

(注)
連結財務諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 14,838 150 14,988 - 14,988
セグメント間の内部売上収益 - - - - -
14,838 150 14,988 - 14,988
セグメント利益(△は損失) 1,317 13 1,331 △14 1,316
金融収益 4
金融費用 146
税引前中間利益 1,174

(注) セグメント利益(△は損失)の調整額には、各事業セグメントに配分していない全社費用が含まれております。 

5.企業結合

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

該当事項はありません。

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

2023年12月4日に行われたOakfield Champignons B.V.及びOakfield Onroerend Goed B.V.(現 Yukiguni Maitake Netherlands Real Estate B.V.)との企業結合について、前連結会計年度において取得対価の配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っておりましたが、当中間連結会計期間において取得対価の配分が完了しております。

取得日における支払対価、取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん

(単位:百万円)
当初の暫定的な

公正価値
その後の修正額 修正後の公正価値
支払対価の公正価値(現金) 913 - 913
流動資産 424 - 424
非流動資産 173 659 832
資産合計 598 659 1,257
流動負債 169 - 169
非流動負債 133 170 303
負債合計 302 170 472
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) 295 489 784
非支配持分 57 97 155
のれん 675 △391 284

(注) 1.非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主の持分割合で測定しております。

2.当該企業結合により生じたのれんは、今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。なお、のれんについて、税務上損金算入を見込んでいる金額はありません。

3.被取得企業の非支配株主に対して売建プット・オプションを付与しております。その償還金額の現在価値を金融負債として認識するとともに、同額を資本剰余金から減額しております。

6.生物資産

生物資産の帳簿価額の調整表は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
期首残高 2,662 2,939
製造工程投入による増加 10,221 11,230
売却費用控除後の公正価値の変動により発生した利得 5,349 6,566
収穫等による減少 △14,011 △16,461
期末残高 4,220 4,275

生物資産の帳簿価額の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前連結会計年度末

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間末

(2024年9月30日)
材料費、人件費等 1,793 2,090
公正価値変動による利得 1,145 2,184
合計 2,939 4,275

生物資産は、まいたけ、エリンギ及びぶなしめじ等の生育中のきのこで構成されております。生物資産の公正価値の変動による利益又は損失は、要約中間連結損益計算書の「公正価値変動による利得」に含まれております。生物資産の公正価値は、直近の販売動向等を基に販売単価を予想し、生物資産の数量、生育状況等を加味することにより、算定しております。当インプットは観察可能でないインプットに該当するため、レベル3に区分しております。担当部門は公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、生物資産の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。また、公正価値の測定結果につきましては適切な責任者が承認しております。生物資産の公正価値は、これらのインプットが増加・上昇(減少・下落)する場合に増加(減少)いたします。 

7.配当金

(1) 配当金支払額

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2023年5月11日

取締役会
普通株式 239 6 2023年3月31日 2023年6月7日

うち、関連当事者に対するものは、次のとおりであります。なお、議決権の被所有割合は、基準日時点のものであります。

基準日 名称 関連当事者との

関係
議決権等の

被所有割合

(%)
取引金額

(百万円)
未決済残高

(百万円)
2023年3月31日 株式会社

神明ホールディングス
親会社 50.08 119 -

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2024年5月9日

取締役会
普通株式 398 10 2024年3月31日 2024年6月6日

うち、関連当事者に対するものは、次のとおりであります。なお、議決権の被所有割合は、基準日時点のものであります。

基準日 名称 関連当事者との

関係
議決権等の

被所有割合

(%)
取引金額

(百万円)
未決済残高

(百万円)
2024年3月31日 株式会社

神明ホールディングス
親会社 50.08 199 -

(2) 基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2023年11月9日

取締役会
普通株式 39 1 2023年9月30日 2023年11月29日

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり配当額

(円)
基準日 効力発生日
2024年11月7日

取締役会
普通株式 119 3 2024年9月30日 2024年12月5日
8.売上収益

当社グループの売上収益は、顧客との契約から認識された収益であり、当社グループの報告セグメントを主要な製品別に分解した場合の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
茸事業
まいたけ 7,257 7,616
エリンギ 1,700 1,740
ぶなしめじ 2,832 3,047
その他の茸 1,519 2,432
その他 146 150
合計 13,457 14,988

(注) 1.グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。

2.茸事業のその他の茸には、マッシュルーム、本しめじ、はたけしめじ、海外事業等の売上収益が含まれております。 

9.1株当たり利益

基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の算定基礎は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
基本的1株当たり中間利益算定上の基礎
親会社の所有者に帰属する中間利益(百万円) 559 741
親会社の普通株主に帰属しない中間利益(百万円) - -
基本的1株当たり中間利益の計算に使用する

中間利益(百万円)
559 741
期中平均普通株式数(千株) 39,876 39,889
基本的1株当たり中間利益(円) 14.03 18.59
希薄化後1株当たり中間利益算定上の基礎
基本的1株当たり中間利益の計算に使用する

中間利益(百万円)
559 741
中間利益調整額(百万円) - -
希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する

中間利益(百万円)
559 741
期中平均普通株式数(千株) 39,876 39,889
譲渡制限付株式報酬制度による普通株式増加数(千株) 1 1
希薄化後期中平均普通株式数(千株) 39,878 39,890
希薄化後1株当たり中間利益(円) 14.03 18.59
10.資本及びその他の資本項目

前中間連結会計期間(自2023年4月1日 至2023年9月30日)

当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)及び執行役員に対する譲渡制限付株式報酬として自己株式13,003株を処分いたしました。

当中間連結会計期間(自2024年4月1日 至2024年9月30日)

当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)及び執行役員に対する譲渡制限付株式報酬として自己株式10,006株を処分いたしました。

11.金融商品の公正価値

(1) 公正価値のヒエラルキー

金融商品の公正価値のヒエラルキーは、次のとおり分類しております。

レベル1:活発な市場における相場価格により測定された公正価値

レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外で、直接又は間接に観察可能なインプットにより測定された公正価値

レベル3:観察可能でないインプットを含む、評価技法を用いて測定された公正価値

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振り替えは、連結会計年度の期首時点に発生したものとして認識しております。

(2) 公正価値の算定方法

金融資産及び金融負債の公正価値は、次のとおり算定しております。

(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)

短期で決済されるため公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

(借入金)

短期借入金は、短期で決済されるため公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

長期借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

(その他の金融資産、その他の金融負債)

その他の金融資産及び金融負債は、その将来キャッシュ・フローを見積り、その信用リスクを加味した割引率で現在価値に割り引いて公正価値を算定しております。

(デリバティブ資産、デリバティブ負債)

デリバティブ資産及びデリバティブ負債は、取引先金融機関から提示された価格等によっております。

(株式及び出資金)

上場株式は、期末日の市場価格によって算定しております。

非上場株式及び出資金は、主として純資産に基づく評価技法(株式発行会社の純資産に基づき、公正価値により修正すべき事項がある場合は修正した金額により、企業価値を算定する方法)を用いて測定した価格により算定しております。

ただし、出資金のうち投資事業有限責任組合への出資については、主として非上場株式で構成される組合財産の公正価値を見積った上で、その持分相当額を公正価値として測定しております。

(3) 償却原価で測定される金融資産及び負債

償却原価で測定される金融資産及び負債の公正価値並びに要約中間連結財政状態計算書における帳簿価額及び公正価値は、次のとおりであります。

なお、当該金融資産及び負債の帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている場合には、開示を省略しております。

(単位:百万円)

前連結会計年度末

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間末

(2024年9月30日)
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
--- --- --- --- ---
償却原価で測定される資産
その他の金融資産 84 79 96 92
償却原価で測定される負債
長期借入金 (注) 18,280 18,280 17,569 17,392
その他の金融負債 169 169 67 67

(注) 1年内返済予定の残高を含んでおります。

上記の公正価値測定は借入金を除き、レベル3に分類しております。レベル3の金融商品の公正価値は、将来キャッシュ・フローを見積り、その信用リスクを加味した割引率で現在価値に割り引いて算定しております。

借入金の公正価値測定はレベル2に分類しております。変動金利による借入金は、短期間で市場金利を反映しており、当社グループの信用状況も借入実行時と大きく変動していないことから帳簿価額は公正価値に近似しております。また、固定金利による借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

(4) 公正価値で測定される金融資産及び負債

前連結会計年度末(2024年3月31日)

(単位:百万円)

レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
投資事業有限責任組合への出資 - - 89 89
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

資本性金融資産
株式及び出資金 6 - 33 39
合計 6 - 122 129
金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債 - 20 - 20
合計 - 20 - 20

当中間連結会計期間末(2024年9月30日)

(単位:百万円)

レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
投資事業有限責任組合への出資 - - 83 83
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

資本性金融資産
株式及び出資金 4 - 35 40
合計 4 - 119 124
金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債 - 16 - 16
合計 - 16 - 16

レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前中間連結会計期間

(自2023年4月1日

至2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自2024年4月1日

至2024年9月30日)
期首残高 100 122
利得及び損失合計 0 △2
純損益 (注) 1 △2 △5
その他の包括利益 (注) 2 3 2
取得 - -
処分 - △0
その他 △0 △0
期末残高 101 119

(注) 1.純損益に含まれている利得及び損失は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、当中間連結会計期間では要約中間連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含めております。

2.その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に関するものであり、要約中間連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含めております。

レベル3に分類されている金融資産は、主に出資金により構成されております。レベル3の金融資産に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。また、公正価値の測定結果については上位役職者のレビューを受けております。

(5) 非支配株主に係る売建プット・オプション

非支配株主に係る売建プット・オプションは、その償還金額の現在価値で測定しており、要約中間連結財政状態計算書の非流動負債の「その他の金融負債」に含めております。

なお、当中間連結会計期間末における帳簿価額は、56百万円であります。  

12.後発事象

該当事項はありません。 

2 【その他】

2024年5月9日及び2024年11月7日開催の取締役会において剰余金の配当を決議しております。配当金の総額及び1株当たりの金額は、「1 要約中間連結財務諸表 要約中間連結財務諸表注記 7.配当金」に記載のとおりであります。 

 第2四半期報告書_20241107184221

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

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