AI Terminal

MODULE: AI_ANALYST
Interactive Q&A, Risk Assessment, Summarization
MODULE: DATA_EXTRACT
Excel Export, XBRL Parsing, Table Digitization
MODULE: PEER_COMP
Sector Benchmarking, Sentiment Analysis
SYSTEM ACCESS LOCKED
Authenticate / Register Log In

Sanrio Company, Ltd.

Interim / Quarterly Report Nov 14, 2024

Preview not available for this file type.

Download Source File

 0000000_header_0245047253610.htm

【表紙】
【提出書類】 半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年11月14日
【中間会計期間】 第65期中(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
【会社名】 株式会社サンリオ
【英訳名】 Sanrio Company, Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  辻 朋邦
【本店の所在の場所】 東京都品川区大崎1丁目6番1号

(上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は以下の場所で行っております。)
【電話番号】 03-3779-8111(代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員  松本 成一郎
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区大崎1丁目11番1号
【電話番号】 03-3779-8111(代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員  松本 成一郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

E02655 81360 株式会社サンリオ Sanrio Company,Ltd. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 Japan GAAP true cte 2024-04-01 2024-09-30 Q2 2025-03-31 2023-04-01 2023-09-30 2024-03-31 1 false false false E02655-000 2024-11-14 E02655-000 2024-11-14 jpcrp_cor:OrdinaryShareMember E02655-000 2024-09-30 E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No10MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No1MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No2MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No3MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No4MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No5MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No6MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No7MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No8MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:No9MajorShareholdersMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesLessThanOneUnitMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesSharesWithFullVotingRightsOtherMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:OrdinarySharesTreasurySharesSharesWithFullVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:Row1Member E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithNoVotingRightsMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsOtherMember E02655-000 2024-09-30 jpcrp_cor:SharesWithRestrictedVotingRightsTreasurySharesEtcMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:AsiaReportableSegmentsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:EuropeReportableSegmentsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:JapanReportableSegmentsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:NorthAmericaReportableSegmentsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:SouthAmericaReportableSegmentsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02655-000 2024-04-01 2024-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02655-000 2023-09-30 E02655-000 2023-04-01 2024-03-31 E02655-000 2024-03-31 E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:AsiaReportableSegmentsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:EuropeReportableSegmentsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:JapanReportableSegmentsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:NorthAmericaReportableSegmentsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp040300-q2r_E02655-000:SouthAmericaReportableSegmentsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:ReconcilingItemsMember E02655-000 2023-04-01 2023-09-30 jpcrp_cor:TotalOfReportableSegmentsAndOthersMember E02655-000 2023-03-31 iso4217:JPY iso4217:JPY xbrli:shares xbrli:pure xbrli:shares

 0101010_honbun_0245047253610.htm

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

|     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第64期

中間連結会計期間 | 第65期

中間連結会計期間 | 第64期 |
| 会計期間 | | 自  2023年4月1日

至  2023年9月30日 | 自  2024年4月1日

至  2024年9月30日 | 自  2023年4月1日

至  2024年3月31日 |
| 売上高 | (百万円) | 43,930 | 62,807 | 99,981 |
| 経常利益 | (百万円) | 14,201 | 24,196 | 28,265 |
| 親会社株主に帰属する

中間(当期)純利益 | (百万円) | 10,506 | 19,076 | 17,584 |
| 中間包括利益又は包括利益 | (百万円) | 13,101 | 23,027 | 22,542 |
| 純資産額 | (百万円) | 67,936 | 84,638 | 64,897 |
| 総資産額 | (百万円) | 121,663 | 171,732 | 156,062 |
| 1株当たり中間(当期)純利益 | (円) | 43.42 | 80.77 | 73.08 |
| 潜在株式調整後1株当たり

中間(当期)純利益 | (円) | - | 78.49 | 71.83 |
| 自己資本比率 | (%) | 55.5 | 49.0 | 41.4 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 8,624 | 14,157 | 22,173 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △1,014 | 10,523 | △3,457 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 2,521 | △8,039 | 15,704 |
| 現金及び現金同等物の

中間期末(期末)残高 | (百万円) | 43,822 | 87,091 | 67,935 |

(注) 1.当社は中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

  1. 当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり中間(当期)純利益、潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益を算定しております。

3.第64期中間連結会計期間における潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

4.「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用しております。

法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響はありません。

また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当中間連結会計期間の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前中間連結会計期間及び前連結会計年度については遡及適用後の中間連結財務諸表及び連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前中間連結会計期間の中間連結財務諸表及び前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。  ### 2 【事業の内容】

当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社についても異動はありません。  

 0102010_honbun_0245047253610.htm

第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 ### 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①財政状態

当中間連結会計期間末の総資産は1,717億円で前連結会計年度末比156億円増加しました。資産の部の主な増加項目は現金及び預金96億円、売掛金25億円、商品及び製品9億円、未収入金8億円、有形固定資産その他(純額)3億円、退職給付に係る資産5億円、繰延税金資産8億円です。

負債の部は870億円で前連結会計年度末比40億円減少しました。主な増加項目は支払手形及び買掛金13億円、契約負債12億円、賞与引当金2億円、減少項目は長短借入金及び社債(1年内償還予定社債を含む)41億円、流動負債のその他9億円、未払法人税等2億円、固定負債のその他16億円です。

純資産の部につきましては、846億円と前連結会計年度末比で197億円増加しました。主な増加項目は利益剰余金156億円、為替換算調整勘定41億円です。

自己資本比率は49.0%で前連結会計年度末比7.6ポイント増加しました。

②経営成績

当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善に加えインバウンド需要の高まりにより、一部に足踏みが残るものの緩やかに回復いたしました。一方で、世界的な金融引き締めによる景気への影響や中国経済の先行き懸念、中東情勢の緊迫化など、依然として先行きが不透明な状況が継続しております。

このような状況のなか、当社グループは3ヵ年の中期経営計画「不確実な成長から、安定・永続成長へ」(2025年3月期~2027年3月期)につき、「マーケティング・営業戦略の見直しによるグローバルでEvergreenなIP化」「グローバル成長基盤の構築」「IPポートフォリオ拡充とマネタイズの多層化」を3本の矢と称し、各々の主要施策を推し進めております。

国内の店舗・テーマパークは、50周年を迎える『ハローキティ』の様々な施策や、人気投票イベント「2024年サンリオキャラクター大賞」が過去最多となる5,707万票を集めるなど話題を集め、国内客および外国人観光客が大幅に増加し、売上高を押し上げました。また、国内外のライセンス事業は複数キャラクター戦略の好調継続により、既存ライセンシーの商品展開が増加するなど売上高の伸長に寄与いたしました。重点地域と位置づけている北米と中国は各種施策が好調に推移し大幅増収・増益となりました。

なお、サンリオグループ共通の会員サービス「Sanrio+」の会員数は2024年9月末現在で約224万人となりました。

連結営業損益に関しては、増収に加え、ライセンス事業の売上構成比の増加による収益性の向上、そして販売費及び一般管理費が当初計画を下回ったこと等により、大幅増益となりました。

以上の結果、売上高は628億円(前年同期比43.0%増)、営業利益は235億円(前年同期比77.3%増)、経常利益は241億円(前年同期比70.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は190億円(前年同期比81.6%増)となりました。

なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当中間連結会計期間の対象期間は、2024年1月~6月であります。

ⅰ.日本:売上高387億円(前年同期比22.1%増)、営業利益165億円(前年同期比72.0%増)

1.物販事業・ライセンス事業

物販事業は、店舗運営、卸売などの各販路の客数増が売上高の増加に寄与いたしました。特に、インバウンド需要の高まりをうけ、海外からのお客様が増加しており、店舗における外国人観光客の売上高シェアが大きく伸長いたしました。50周年で注目を集める『ハローキティ』だけでなく、『クロミ』や『マイメロディ』、『シナモロール』など複数のキャラクターが人気を博し、ぬいぐるみやマスコットホルダー、キーホルダーなどの自家需要が増加しております。また、国内のお客様も増加しており、人気投票イベント「2024年サンリオキャラクター大賞」(4/11~5/26)は、総得票数が過去最多となる5,707万票を記録いたしました。なお、大幅に増えた客数に対応するため、レジ台数を増設するなど利便性向上にも務めております。

ライセンス事業は、複数キャラクター戦略が好調に推移し、既存ライセンシーのリピート率向上や展開増に加え、新規ライセンシーの獲得も進み、全カテゴリーが前年実績を大きく上回りました。50周年を迎える『ハローキティ』の売上高が前年2倍以上となるとともに、『シナモロール』や『クロミ』などの他キャラクターによる案件獲得も増加いたしました。商品別でみると、インバウンド需要の高いお土産品や和柄物、幅広い世代に人気のカプセルトイに加え、他社人気キャラクターとコラボし大手アパレルブランドで販売したTシャツが話題を集めました。また、大手外食チェーンや食品メーカー、商業施設などのプロモーションとしてもご活用いただきました。

営業損益は、売上高の大幅増により大きく伸長いたしました。

2.テーマパーク

サンリオピューロランド(東京都多摩市)は、今年7月にニューオープンしたシアターアトラクション「シナモロールの小さな大冒険」や昨年6月に3年ぶりに再開した同施設最大の人気エンターテイメント「Miracle Gift Parade」などが注目を集め、国内外からの来園客数が増加し売上高を押し上げました。また、新規イベント「PUROSPRINGPARTY」(4/12~6/4)や6年ぶりに再開した七夕イベント「Mignon fuwafuwa matsuri」(6/7~7/9)などのシーズンイベントが人気を博すとともに、これらのイベントと連動した限定商品や食事メニューも好調に推移いたしました。50周年の『ハローキティ』関連の商品も引き続き人気を集め、売上高の増加に貢献いたしました。

営業損益は、売上高の増加、販売費及び一般管理費の抑制によりに大幅増益となりました。

ハーモニーランド(大分県)は、新規イベント「Heartful spring Days」(3/22~6/4)や「nakayoku birthday ハローキティとjoin hands」(7/1~)などが集客に貢献し、これらのイベント関連商品が人気を博しました。一方で、地震や台風10号などの自然災害や長引く猛暑の影響で7~8月の入園客数が落ち込みました。

営業損益は、自然災害などにより売上高の伸びが鈍化し、不足していた人員体制の強化や修繕などにより販売費及び一般管理費が増加したことで減益となりました。

ⅱ.欧州:売上高19億円(前年同期比76.2%増)、営業利益4億円(前年同期比158.8%増)

ライセンス事業は、イギリスや東欧の大手ファストファッションブランドとの取り組みが継続したアパレルカテゴリー、グローバル展開のブランドと引き続きコラボレーションしたフットウエアカテゴリーが好調に推移いたしました。玩具カテゴリーは、EMEA全域で展開したコレクタブルな商品が人気を博しました。また、アクセサリーカテゴリーも好調に推移するなど様々なカテゴリーが前年実績を上回りました。

営業損益は、売上高の増加に伴い営業利益も拡大いたしました。

ⅲ.北米:売上高98億円(前年同期比139.9%増)、営業利益21億円(前年同期比71.1%増)

ライセンス事業において、アパレル、玩具、ヘルス&ビューティーカテゴリーが売上高の増加に貢献いたしました。アパレルカテゴリーは、既存ライセンシーとの取り組みによりスペシャリティストア(専門店)での複数のキャラクター展開が増加するとともに、50周年を迎える『ハローキティ』をフックにマス市場(量販店など)での取り扱いが拡大いたしました。玩具カテゴリーは、大手玩具メーカーとの取り組みにより、人気継続中のぬいぐるみに加えフィギュアやキーチェーンなども好調に推移し売上高を押し上げました。ヘルス&ビューティーカテゴリーは、人気ブランドとの取り組み継続により伸長いたしました。また、デジタルカテゴリーは、大手プラットフォームのゲームコンテンツにて、定期的にイベントを行うことでコンテンツを活性化させ、アクセス数を伸ばすなどサンリオファンの裾野を広げております。

その他にもYouTubeでのオリジナルアニメーションの配信やプロスポーツリーグのMLB(野球)などとの協業イベントの実施、『ぐでたま』カフェや『ハローキティ』カフェオープンなどによる顧客接点強化に努めております。

営業損益については、売上高の大幅伸長により、大幅増益となりました。

ⅳ.南米:売上高6億円(前年同期比85.4%増)、営業利益2億円(前年同期比164.0%増)

南米全体では、ライセンス事業において、ヘルス&ビューティー、アパレル、文具、企業特販カテゴリーが好調に推移いたしました。

メキシコは、衛生商品が好調のヘルス&ビューティーカテゴリー、通学バッグが人気のバッグカテゴリー、バーガーショップ(2023年12月)やハローキティカフェ(2024年5月)などの新たなタッチポイントが増加した企業特販カテゴリーが好調に推移いたしました。ブラジルは、食品カテゴリーやアパレルカテゴリーなどが好調に推移いたしました。『ハローキティ』の50周年イベントや様々なキャラクターのイベントを行うなど、認知度向上に努めております。ペルーは、通学バッグの需要が増加したバッグカテゴリー、複数のキャラクターがデザインされたデビットカードが好調に推移した企業特販カテゴリーが売上を牽引いたしました。チリはノートなどの文具カテゴリーが注目を集めました。

営業損益については、売上高の大幅伸長により営業利益が増加いたしました。

ⅴ.アジア:売上高115億円(前年同期比75.1%増)、営業利益52億円(前年同期比83.8%増)

中国は、ライセンス事業において、トイ&ホビー、企業特販、家庭用品カテゴリーが好調に推移いたしました。また、キャラクターワイド展開が奏功しており、『ハローキティ』だけではなく『クロミ』や『シナモロール』などの他キャラクターも売上高を牽引いたしました。リテール事業においては、フランチャイズの新店舗オープンやECの新規チャネル開拓により、顧客とのタッチポイントが増え、売上高の増加に貢献いたしました。

韓国は、ライセンス事業において、新規案件獲得が売上高の増加に寄与いたしました。特に、大手通信会社とコラボした『シナモロール』の子供用携帯電話や『ハローキティ』のコスメが人気を博したヘルス&ビューティーカテゴリーが好調に推移いたしました。また、ソウル市内で開催した「ハローキティ50周年展(4/13~8/13)」は、Z世代を中心に連日盛況で、当初想定を大きく上回る約20万人の方にご来場いただきました。

台湾は、ライセンス事業において、玩具、文具、ヘルス&ビューティーカテゴリーが好調に推移し、売上高増に貢献いたしました。また、複数キャラクター展開が奏功し、『ハローキティ』以外のキャラクターの売上が増加いたしました。特に『クロミ』の人気が高まり、売上高が大きく伸長いたしました。

香港・マカオ地区は、ライセンス事業において、マカオのリゾート施設との複合的なプロモーションにより、企業特販カテゴリーが売上高を牽引いたしました。

東南アジアは、ライセンス事業において、大手コンビニエンスストアとの取り組みが好調なタイに加え、今期より開拓を強化しているインドネシアが売上高を牽引いたしました。カテゴリー別ではヘルス&ビューティーが売上高の増加に寄与いたしました。

営業損益については、アジア各国における全体的な売上高の伸びが牽引し、増益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比191億円増の870億円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは141億円の収入(前年同期比55億円収入増)となりました。これは、税金等調整前中間純利益が241億円(前年同期比94億円増)、減価償却費が10億円(前年同期比1億円増)、売上債権の増加額が15億円(前年同期比3億円収入増)、仕入債務の増加額が12億円(前年同期比5億円支出増)、その他の負債の減少額が11億円(前年同期比9億円支出減)、法人税等の支払額が88億円(前年同期比64億円支出増)等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは105億円の収入(前年同期は10億円の支出)となりました。これは、定期預金の預入払戻による差である111億円の収入(前年同期は5億円の支出)、有形固定資産の取得売却の差額11億円の支出(前年同期比5億円支出増)、投資有価証券の取得売却の差額10億円の支出(前年同期は8億円の収入)等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは80億円の支出(前年同期は25億円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出の39億円(前年同期比3億円支出減)、配当金の支払額34億円(前年同期比18億円支出増)等によるものです。

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。 ### 3 【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 0103010_honbun_0245047253610.htm

第3 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

①  【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 930,000,000
930,000,000
種類 中間会計期間末

現在発行数(株)

(2024年9月30日)
提出日現在

発行数(株)

(2024年11月14日)
上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名
内容
普通株式 255,408,303 255,408,303 東京証券取引所

プライム市場
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式

単元株式数 100株
255,408,303 255,408,303

(2) 【新株予約権等の状況】

①  【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。 ②  【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。 #### (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。 #### (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式

総数増減数

(千株)
発行済株式

総数残高

(千株)
資本金増減額

(百万円)
資本金残高

(百万円)
資本準備金

増減額

(百万円)
資本準備金

残高

(百万円)
2024年9月30日 255,408 10,261 2,764

(注) 当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。これにより、発行済株式総数残高は170,272,202株増加し、255,408,303株となっております。  #### (5) 【大株主の状況】

2024年9月30日現在

氏名又は名称 住所 所有株式数

(千株)
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行

株式会社(信託口)
東京都港区赤坂1丁目8番1号 26,903 11.4
清川商事株式会社 東京都港区芝大門2丁目5番1号 19,714 8.3
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 11,586 4.9
株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 11,503 4.9
株式会社バンダイナムコホールディングス 東京都港区芝5丁目37番8号 11,100 4.7
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8番12号 10,139 4.3
光南商事株式会社 東京都港区芝大門2丁目5番1号 7,692 3.3
辻 信太郎 東京都世田谷区 7,556 3.2
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1,

BOSTON, MASSACHUSETTS
5,603 2.4
辻 友子 東京都港区 5,131 2.2
116,930 49.5

(注) 上記のほか、当社所有の自己株式19,211千株があります。 

(6) 【議決権の状況】

①  【発行済株式】

2024年9月30日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)
議決権制限株式(その他)
完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
普通株式 19,211,900
完全議決権株式(その他) 普通株式 236,110,200 2,361,102
単元未満株式 普通株式 86,203
発行済株式総数 255,408,303
総株主の議決権 2,361,102

(注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が300株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数3個が含まれております。 ##### ②  【自己株式等】

2024年9月30日現在

所有者の氏名

又は名称
所有者の住所 自己名義

所有株式数

(株)
他人名義

所有株式数

(株)
所有株式数

の合計

(株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
(自己保有株式)
株式会社サンリオ 東京都品川区大崎1丁目6番1号 19,211,900 19,211,900 7.5
19,211,900 19,211,900 7.5

2 【役員の状況】

該当事項はありません。

 0104000_honbun_0245047253610.htm

第4 【経理の状況】

1.中間連結財務諸表の作成方法について

当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第3編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)に係る中間連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による期中レビューを受けております。

 0104010_honbun_0245047253610.htm

1 【中間連結財務諸表】

(1) 【中間連結貸借対照表】

(単位:百万円)
前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 90,442 100,082
受取手形 ※2 303 312
売掛金 13,643 16,191
商品及び製品 6,094 7,044
仕掛品 53 77
原材料及び貯蔵品 307 238
未収入金 633 1,509
その他 1,814 2,138
貸倒引当金 △120 △161
流動資産合計 113,173 127,434
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,609 3,779
土地 6,160 6,179
その他(純額) 5,077 5,404
有形固定資産合計 14,847 15,363
無形固定資産 2,726 3,211
投資その他の資産
投資有価証券 10,405 10,263
退職給付に係る資産 9,391 9,965
繰延税金資産 874 1,739
その他 4,829 3,892
貸倒引当金 △187 △138
投資その他の資産合計 25,313 25,721
固定資産合計 42,886 44,295
繰延資産 2 1
資産合計 156,062 171,732
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 ※2 4,882 6,280
短期借入金 9,154 8,054
未払法人税等 6,049 5,778
契約負債 4,705 5,982
賞与引当金 952 1,153
株主優待引当金 31 34
ポイント引当金 9 11
その他 ※2 12,206 11,243
流動負債合計 37,990 38,537
固定負債
社債 39 -
転換社債型新株予約権付社債 31,047 30,934
長期借入金 10,305 7,444
退職給付に係る負債 1,015 1,085
その他 10,768 9,090
固定負債合計 53,174 48,556
負債合計 91,165 87,093
(単位:百万円)
前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 10,261 10,261
資本剰余金 2,764 2,847
利益剰余金 59,655 75,307
自己株式 △18,728 △18,693
株主資本合計 53,953 69,723
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,390 1,374
為替換算調整勘定 4,762 8,913
退職給付に係る調整累計額 4,502 4,190
その他の包括利益累計額合計 10,655 14,478
非支配株主持分 288 436
純資産合計 64,897 84,638
負債純資産合計 156,062 171,732

 0104020_honbun_0245047253610.htm

(2) 【中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書】

【中間連結損益計算書】
                  |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| | | | | | | | | | | | (単位:百万円) |
| | | | | | | | | | | 前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日) |
| 売上高 | | | | | | | | | | 43,930 | 62,807 |
| 売上原価 | | | | | | | | | | 11,630 | 14,441 |
| 売上総利益 | | | | | | | | | | 32,299 | 48,365 |
| 販売費及び一般管理費 | | | | | | | | | | ※1 18,992 | ※1 24,774 |
| 営業利益 | | | | | | | | | | 13,307 | 23,591 |
| 営業外収益 | | | | | | | | | | | |
| | 受取利息 | | | | | | | | | 421 | 563 |
| | 有価証券利息 | | | | | | | | | - | 112 |
| | 受取配当金 | | | | | | | | | 96 | 79 |
| | 為替差益 | | | | | | | | | 176 | - |
| | 投資事業組合運用益 | | | | | | | | | 187 | 78 |
| | その他 | | | | | | | | | 183 | 180 |
| | 営業外収益合計 | | | | | | | | | 1,065 | 1,014 |
| 営業外費用 | | | | | | | | | | | |
| | 支払利息 | | | | | | | | | 87 | 86 |
| | 為替差損 | | | | | | | | | - | 206 |
| | 支払手数料 | | | | | | | | | 50 | 104 |
| | その他 | | | | | | | | | 32 | 12 |
| | 営業外費用合計 | | | | | | | | | 171 | 409 |
| 経常利益 | | | | | | | | | | 14,201 | 24,196 |
| 特別利益 | | | | | | | | | | | |
| | 固定資産売却益 | | | | | | | | | 0 | 0 |
| | 関係会社清算益 | | | | | | | | | 538 | - |
| | 特別利益合計 | | | | | | | | | 538 | 0 |
| 特別損失 | | | | | | | | | | | |
| | 固定資産処分損 | | | | | | | | | 0 | 17 |
| | 投資有価証券売却損 | | | | | | | | | 12 | - |
| | 減損損失 | | | | | | | | | 1 | 6 |
| | その他 | | | | | | | | | 2 | - |
| | 特別損失合計 | | | | | | | | | 17 | 24 |
| 税金等調整前中間純利益 | | | | | | | | | | 14,722 | 24,172 |
| 法人税、住民税及び事業税 | | | | | | | | | | 3,439 | 7,543 |
| 法人税等調整額 | | | | | | | | | | 725 | △2,539 |
| 法人税等合計 | | | | | | | | | | 4,164 | 5,003 |
| 中間純利益 | | | | | | | | | | 10,558 | 19,168 |
| 非支配株主に帰属する中間純利益 | | | | | | | | | | 51 | 92 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | | | | | | | | | | 10,506 | 19,076 | 

 0104035_honbun_0245047253610.htm

【中間連結包括利益計算書】
                  |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |     |

| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| | | | | | | | | | | | (単位:百万円) |
| | | | | | | | | | | 前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日) |
| 中間純利益 | | | | | | | | | | 10,558 | 19,168 |
| その他の包括利益 | | | | | | | | | | | |
| | その他有価証券評価差額金 | | | | | | | | | 671 | △15 |
| | 為替換算調整勘定 | | | | | | | | | 3,071 | 4,186 |
| | 退職給付に係る調整額 | | | | | | | | | △1,199 | △312 |
| | その他の包括利益合計 | | | | | | | | | 2,543 | 3,858 |
| 中間包括利益 | | | | | | | | | | 13,101 | 23,027 |
| (内訳) | | | | | | | | | | | |
| | 親会社株主に係る中間包括利益 | | | | | | | | | 13,024 | 22,899 |
| | 非支配株主に係る中間包括利益 | | | | | | | | | 77 | 127 | 

 0104050_honbun_0245047253610.htm

(3) 【中間連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益 14,722 24,172
減価償却費 901 1,056
長期前払費用償却額 46 42
貸倒引当金の増減額(△は減少) △55 △34
賞与引当金の増減額(△は減少) 123 186
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △540 △936
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △91 △61
株主優待引当金の増減額(△は減少) △2 3
ポイント引当金の増減額(△は減少) △0 2
受取利息及び受取配当金 △518 △643
有価証券利息 - △112
支払利息 87 86
固定資産処分損益(△は益) 0 17
減損損失 1 6
投資有価証券売却損益(△は益) 12 -
関係会社清算損益(△は益) △538 -
売上債権の増減額(△は増加) △1,944 △1,552
棚卸資産の増減額(△は増加) △1,795 △825
その他の資産の増減額(△は増加) 224 △366
仕入債務の増減額(△は減少) 1,866 1,267
未払消費税等の増減額(△は減少) △138 102
契約負債の増減額(△は減少) 491 867
その他の負債の増減額(△は減少) △2,140 △1,169
その他 △133 297
小計 10,581 22,406
利息及び配当金の受取額 510 692
利息の支払額 △103 △111
法人税等の支払額 △2,364 △8,830
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,624 14,157
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △15,591 △7,877
定期預金の払戻による収入 15,015 18,990
有形固定資産の取得による支出 △582 △1,134
有形固定資産の売却による収入 1 0
無形固定資産の取得による支出 △243 △474
投資有価証券の取得による支出 △1 △1,076
投資有価証券の売却による収入 884 17
関係会社の清算による収入 538 -
貸付金の回収による収入 34 0
投資事業組合からの分配による収入 - 1,226
差入保証金の差入による支出 △95 △95
差入保証金の回収による収入 35 88
その他 △1,008 857
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,014 10,523
(単位:百万円)
前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 9,100 -
長期借入金の返済による支出 △4,348 △3,961
社債の償還による支出 △281 △51
自己株式の取得による支出 △2 △0
配当金の支払額 △1,612 △3,417
その他 △333 △608
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,521 △8,039
現金及び現金同等物に係る換算差額 1,552 2,514
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 11,683 19,156
現金及び現金同等物の期首残高 32,139 67,935
現金及び現金同等物の中間期末残高 ※1 43,822 ※1 87,091

 0104100_honbun_0245047253610.htm

【注記事項】

(会計方針の変更)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用しております。

法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響はありません。

また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当中間連結会計期間の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前中間連結会計期間及び前連結会計年度については遡及適用後の中間連結財務諸表及び連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前中間連結会計期間の中間連結財務諸表及び前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。 

(中間連結貸借対照表関係)

1 偶発債務

前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
従業員の銀行借入に対する債務保証 7名 百万円 5名 百万円

期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。  

なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が、期末残高に含まれております。

前連結会計年度

(2024年3月31日)
当中間連結会計期間

(2024年9月30日)
受取手形 百万円 百万円
支払手形 52 百万円 百万円
流動負債の「その他」(設備関係支払手形) 百万円 百万円
(中間連結損益計算書関係)

※1  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

  至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

  至  2024年9月30日)
役員報酬及び給料手当 4,294 百万円 5,218 百万円
賞与引当金繰入額 763 百万円 1,141 百万円
退職給付費用 329 百万円 △98 百万円
(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

  至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

  至  2024年9月30日)
現金及び預金 65,595 百万円 100,082 百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 △21,773 百万円 △12,991 百万円
現金及び現金同等物 43,822 百万円 87,091 百万円
(株主資本等関係)

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2023年5月12日

取締役会
普通株式 1,612 20.00 2023年3月31日 2023年6月7日 利益剰余金

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2023年11月2日

取締役会
普通株式 1,814 22.50 2023年9月30日 2023年11月30日 利益剰余金

1.配当金支払額

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2024年5月14日

取締役会
普通株式 3,424 43.50 2024年3月31日 2024年6月11日 利益剰余金

(注) 当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。2024年3月31日を基準日とする1株当たり配当額につきましては、当該株式分割前の数値を記載しております。

2.基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

決議 株式の種類 配当金の総額

(百万円)
1株当たり

配当額(円)
基準日 効力発生日 配当の原資
2024年11月1日

取締役会
普通株式 4,723 20.00 2024年9月30日 2024年12月2日 利益剰余金

(注) 当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。2024年9月30日を基準日とする1株当たり配当額につきましては、当該株式分割後の数値を記載しております。  ###### (セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

1.  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 調整額

(注)1
中間連結

損益計算書計上額

(注)2
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
売上高
外部顧客への売上高 31,734 1,120 4,088 371 6,614 43,930 43,930
(うちロイヤリティ売上高) (6,438) (1,122) (3,146) (355) (5,990) (17,053) (-) (17,053)
セグメント間の

内部売上高又は振替高
5,830 29 30 9 2,109 8,009 △8,009
(うちロイヤリティ売上高) (5,385) (1) (-) (-) (-) (5,387) (△5,387) (-)
37,565 1,150 4,118 381 8,724 51,939 △8,009 43,930
セグメント利益 9,640 172 1,248 85 2,838 13,985 △678 13,307

| | | |
| --- | --- | --- |
| (注) | 1. | セグメント利益の調整額 △678百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用であり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 |
| | 2. | セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |  2.  報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

重要性が乏しいため、記載を省略しております。 

Ⅱ 当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1.  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

報告セグメント 調整額

(注)1
中間連結

損益計算書計上額

(注)2
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
売上高
外部顧客への売上高 38,757 1,973 9,805 689 11,581 62,807 62,807
(うちロイヤリティ売上高) (8,900) (1,908) (8,815) (674) (9,145) (29,444) (-) (29,444)
セグメント間の

内部売上高又は振替高
12,031 68 49 39 2,080 14,270 △14,270
(うちロイヤリティ売上高) (11,431) (4) (-) (-) (-) (11,435) (△11,435) (-)
50,788 2,042 9,855 729 13,661 77,077 △14,270 62,807
セグメント利益 16,584 445 2,136 224 5,216 24,607 △1,015 23,591

| | | |
| --- | --- | --- |
| (注) | 1. | セグメント利益の調整額 △1,015百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用であり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 |
| | 2. | セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |  2.  報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

重要性が乏しいため、記載を省略しております。   (収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

(単位:百万円)

報告セグメント 合計
日本 欧州 北米 南米 アジア
商品販売及びライセンス 25,274 1,120 4,088 364 6,584 37,432
テーマパーク 6,122 30 6,152
ロボット販売・賃貸 223 223
その他 113 7 120
顧客との契約から生じる収益 31,734 1,120 4,088 371 6,614 43,930
外部顧客への売上高 31,734 1,120 4,088 371 6,614 43,930

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

(単位:百万円)

報告セグメント 合計
日本 欧州 北米 南米 アジア
商品販売及びライセンス 30,938 1,973 9,805 682 11,453 54,854
テーマパーク 7,275 127 7,402
ロボット販売・賃貸 313 313
その他 229 6 236
顧客との契約から生じる収益 38,757 1,973 9,805 689 11,581 62,807
外部顧客への売上高 38,757 1,973 9,805 689 11,581 62,807

1株当たり中間純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり中間純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

  至  2023年9月30日)
当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

  至  2024年9月30日)
⑴ 1株当たり中間純利益 43.42円 80.77円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する中間純利益(百万円) 10,506 19,076
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益

(百万円)
10,506 19,076
普通株式の期中平均株式数(千株) 241,948 236,172
⑵ 潜在株式調整後1株当たり中間純利益 78.49
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する中間純利益調整額(百万円) △77
(うち社債発行差金の償却額

(税額相当控除後)(百万円))
(-) (△77)
普通株式増加数(千株) 5,869
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり中間純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

(注)1.当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり中間純利益、潜在株式調整後1株当たり中間純利益を算定しております。

2.前中間連結会計期間における潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

3.社債額面金額よりも高い価額で発行したことによる当該差額に係る償却額(税額相当控除後)です。  #### 2 【その他】

2024年5月14日開催の取締役会において、2024年3月31日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり期末配当を行うことを決議いたしました。

① 配当金の総額                     3,424百万円

② 1株当たりの金額                    43.50円

③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日   2024年6月11日

また、第65期(2024年4月1日から2025年3月31日まで)中間配当について、2024年11月1日開催の取締役会において、2024年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。

① 配当金の総額                     4,723百万円

② 1株当たりの金額                     20.00円

③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日   2024年12月2日 

 0201010_honbun_0245047253610.htm

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

該当事項はありません。

Talk to a Data Expert

Have a question? We'll get back to you promptly.