Interim / Quarterly Report • Nov 14, 2024
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| 【提出書類】 | 半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2024年11月14日 |
| 【中間会計期間】 | 第78期中(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
| 【会社名】 | ヒロセ電機株式会社 |
| 【英訳名】 | HIROSE ELECTRIC CO.,LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 石井 和徳 |
| 【本店の所在の場所】 | 神奈川県横浜市都筑区中川中央二丁目6番3号 |
| 【電話番号】 | 045(620)7410(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | ファイナンス部長 原 慶 司 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 神奈川県横浜市都筑区中川中央二丁目6番3号 |
| 【電話番号】 | 045(620)7410(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | ファイナンス部長 原 慶 司 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
E01939 68060 ヒロセ電機株式会社 HIROSE ELECTRIC CO.,LTD. 企業内容等の開示に関する内閣府令 第四号の三様式 IFRS true CTE 2024-04-01 2024-09-30 Q2 2025-03-31 2023-04-01 2023-09-30 2024-03-31 1 false false false E01939-000 2023-04-01 2023-09-30 jpigp_cor:EquityAttributableToOwnersOfParentIFRSMember E01939-000 2023-09-30 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01939-000 2023-04-01 2023-09-30 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01939-000 2023-03-31 jpigp_cor:OtherComponentsOfEquityIFRSMember E01939-000 2023-09-30 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01939-000 2023-04-01 2023-09-30 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01939-000 2023-03-31 jpigp_cor:TreasurySharesIFRSMember E01939-000 2023-09-30 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01939-000 2023-04-01 2023-09-30 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01939-000 2023-03-31 jpigp_cor:RetainedEarningsIFRSMember E01939-000 2023-09-30 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E01939-000 2023-04-01 2023-09-30 jpigp_cor:CapitalSurplusIFRSMember E01939-000 2023-03-31 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第2四半期報告書_20241113135828
| | | | | | | | | |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| 回次 | | 第77期
中間連結会計期間 | | | 第78期
中間連結会計期間 | | | 第77期 |
| 会計期間 | | 自 2023年4月1日
至 2023年9月30日 | | | 自 2024年4月1日
至 2024年9月30日 | | | 自 2023年4月1日
至 2024年3月31日 |
| 売上収益 | (百万円) | | 82,910 | | | 94,519 | | 165,509 |
| 税引前中間利益又は
税引前利益 | (百万円) | | 19,680 | | | 23,846 | | 38,761 |
| 親会社の所有者に帰属する
中間(当期)利益 | (百万円) | | 12,597 | | | 17,531 | | 26,480 |
| 親会社の所有者に帰属する
中間(当期)包括利益 | (百万円) | | 25,585 | | | 13,214 | | 41,404 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | | 365,882 | | | 370,119 | | 364,173 |
| 総資産額 | (百万円) | | 411,496 | | | 414,715 | | 403,450 |
| 基本的1株当たり
中間(当期)利益 | (円) | | 365.87 | | | 518.17 | | 772.38 |
| 希薄化後1株当たり
中間(当期)利益 | (円) | | 365.83 | | | 518.17 | | 772.33 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | | 88.9 | | | 89.2 | | 90.3 |
| 営業活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | | 17,108 | | | 26,953 | | 41,049 |
| 投資活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | | △7,108 | | | △23,086 | | △13,935 |
| 財務活動による
キャッシュ・フロー | (百万円) | | △10,109 | | | △7,947 | | △28,187 |
| 現金及び現金同等物の
中間期末(期末)残高 | (百万円) | | 90,382 | | | 85,665 | | 90,341 |
(注)1.当社は要約中間連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.上記指標は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)により作成された要約中間連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。
3.2024年9月30日に第7回新株予約権の行使期間が満了しました。これにより、第78期中間連結会計期間において、潜在株式が存在しないため希薄化後1株当たり中間利益は、基本的1株当たり中間利益と同額です。
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
第2四半期報告書_20241113135828
当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、好調なインバウンド需要や価格転嫁の進展などを背景に、サービス業の景況感は改善しました。また、賃金の伸びの拡大に伴い個人消費も回復傾向にあります。一方、製造業は外需に持ち直しの機運が見られ、景況感は底打ちから回復へ向かう状況となっております。
海外におきましては、米国では所得環境が底堅く、個人消費が堅調でしたが、設備投資の不振により製造業の業況は悪化し、欧州では主力であるドイツ経済が低調で回復の重しとなり、中国も依然不動産市場など内需が低迷しており、景気の先行きは予断を許さない状況になってきております。
このような状況下当社グループは、主にスマートフォン市場向け、自動車市場向け及び産業用機器市場向けのグローバル事業拡大を進めると共に高度化する市場ニーズへの更なる迅速な対応を目指し、高付加価値新製品の開発・販売・生産体制の強化を推進して参りました。この3月に東北アドバンスト・テクノロジーセンター(岩手県盛岡市)、6月に新郡山工場(福島県郡山市)が竣工し稼働しています。
業績は産業用機器市場向けビジネスが本格回復しておりませんが、民生用機器市場向け、自動車用機器市場向けビジネスが堅調に推移したため、当中間連結会計期間の売上収益は945億19百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は222億16百万円(同29.2%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は175億31百万円(同39.2%増)となりました。
また、報告セグメントごとの業績を示しますと、以下のとおりであります。
[多極コネクタ]
当社の主力製品群であります多極コネクタは、丸形コネクタ、角形コネクタ、リボンケーブル用コネクタ、プリント基板用コネクタ、FPC(フレキシブル基板)用コネクタ、ナイロンコネクタ等多品種にわたります。
主としてスマートフォン、タブレットPC、通信機器、カーエレクトロニクス等の分野から計測・制御機器、FA機器及び医療機器などの産業用機器等の分野まで幅広く使用されているコネクタであり、今後の更なる高度情報通信ネットワーク化社会及び環境を考慮した省エネ化社会の進展とともに需要の拡大が見込まれております。
当中間連結会計期間は、売上収益は855億85百万円(前年同期比15.3%増)、営業利益は206億86百万円(同35.7%増)となりました。
[同軸コネクタ]
同軸コネクタは、マイクロ波のような高周波信号を接続する特殊な高性能コネクタであり、主にスマートフォンやパソコンなどの無線LANやBluetooth通信のアンテナ接続や自動車でのGPSアンテナ接続として、また無線通信装置や電子計測器の高周波信号接続として使用されるコネクタであります。なお、光コネクタ、同軸スイッチもこの中に含んでおります。
当中間連結会計期間は、売上収益は63億25百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は14億11百万円(同8.3%減)となりました。
[その他]
以上のコネクタ製品以外の製品として、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類を一括しております。
当中間連結会計期間は、売上収益は26億9百万円(前年同期比8.1%減)、営業利益は1億19百万円(同71.2%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて46億76百万円減少して856億65百万円となりました。
a. 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、269億53百万円の増加 (前年同期は171億8百万円の増加) となりました。これは、税引前中間利益238億46百万円の計上、及び減価償却費及び償却費89億58百万円の計上などによります。
b. 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、230億86百万円の減少 (前年同期は71億8百万円の減少) となりました。これは、有形固定資産の取得による支出143億29百万円、及び投資の取得による支出106億51百万円などによります。
c. 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、79億47百万円の減少 (前年同期は101億9百万円の減少) となりました。これは、配当金の支払額74億43百万円などによります。
(3) 財政状態の分析
当中間連結会計期間末の資産合計は、有形固定資産やその他の金融資産の増加等により前連結会計年度末に比べ112億65百万円増加して、4,147億15百万円となりました。負債合計は未払法人所得税やその他の流動負債の増加などにより53億19百万円増加して445億96百万円となりました。また、資本合計は中間利益の計上などにより59億46百万円増加して3,701億19百万円となりました。この結果、親会社所有者帰属持分比率は89.2%となり、前連結会計年度末と比べて1.1%減少しました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当社グループにおける当中間連結会計期間の研究開発費は、42億45百万円であります。この他に研究開発活動の成果として、工具器具などの固定資産で計上したものが、20億34百万円あるため、合わせますと、研究開発費投資額は62億80百万円となります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
第2四半期報告書_20241113135828
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 80,000,000 |
| 計 | 80,000,000 |
| 種類 | 中間会計期間 末現在発行数(株) (2024年9月30日) |
提出日現在 発行数(株) (2024年11月14日) |
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 |
内容 |
| 普通株式 | 35,693,969 | 35,693,969 | 東京証券取引所 (プライム市場) |
単元株式数 100株 |
| 計 | 35,693,969 | 35,693,969 | - | - |
(注)提出日現在の発行数には、2024年11月1日からこの半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年6月6日 (注) |
△556,469 | 35,693,969 | - | 9,404 | - | 12,007 |
(注) 自己株式の消却による減少であります
| 2024年9月30日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (百株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社 (信託口) |
東京都港区赤坂1丁目8-1 | 46,990 | 13.86 |
| 公益財団法人 ヒロセ財団 | 東京都港区六本木1丁目7-27 | 31,476 | 9.28 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-12 | 28,544 | 8.42 |
| ジェーピー モルガン チェース バンク 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
270 PARK AVENUE, NEW YORK, NY 10017, U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1) |
20,434 | 6.03 |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1) |
16,249 | 4.79 |
| 有限会社エイチエス企画 | 東京都渋谷区渋谷2丁目10-15 | 12,465 | 3.68 |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON MASSACHUSETTS (東京都港区港南2丁目15-1) |
10,654 | 3.14 |
| 全国共済農業協同組合連合会 | 東京都千代田区平河町2丁目7-9 | 9,791 | 2.89 |
| みずほ信託銀行株式会社 (信託口)0700210 |
東京都千代田区丸の内1丁目3番3号 | 8,707 | 2.57 |
| みずほ信託銀行株式会社 (信託口)0700211 |
東京都千代田区丸の内1丁目3番3号 | 8,652 | 2.55 |
| 計 | - | 193,965 | 57.30 |
(注)1.所有株式数は、百株未満を切り捨てて表示しております。
2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口)、みずほ信託銀行株式会社(信託口)0700210及びみずほ信託銀行株式会社(信託口)0700211の所有株式は全て信託業務に係る株数であります。
3.2024年9月30日現在における、ジェーピー モルガン チェース バンク 380055、ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223及びステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001の信託業務に係る株式数については、当社として把握することができないため、記載しておりません。
4.上記のほか、自己株式が17,807百株あります。なお、当該自己株式には、当社が設定する役員・執行役員向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託において、当該信託が保有する当社株式(777百株)は含まれておりません。
5.2024年9月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、野村ホールディングス株式会社及びその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー及び野村アセットマネジメント株式会社が2024年8月30日現在で以下の株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (百株) |
株券等保有割合 (%) |
| 野村ホールディングス株式会社 | 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 | 552 | 0.15 |
| ノムラ インターナショナル ピーエルシー | 1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom | 758 | 0.21 |
| 野村アセットマネジメント株式会社 | 東京都江東区豊洲二丁目2番1号 | 22,957 | 6.43 |
6.2024年7月19日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニーが2024年7月15日現在で以下の株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (百株) |
株券等保有割合 (%) |
| マサチューセッツ・ ファイナンシャル・ サービセズ・カンパニー |
111 Huntington Avenue, Boston, Massachusetts, 02199 U.S.A. |
19,546 | 5.48 |
7.2022年9月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメント・エルエルシーが2022年9月15日現在で以下の株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (百株) |
株券等保有割合 (%) |
| ファースト・イーグル・ インベストメント・ マネジメント・エルエルシー |
1345 Avenue of the Americas, New York, NY 10105-0048 U.S.A. |
26,104 | 7.01 |
| 2024年9月30日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) | - | 株主としての権利内容に制限のない、標準となる株式 | |
| 普通株式 | 1,780,700 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 33,851,800 | 338,518 | 同上 |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 61,469 | - | 同上 |
| 発行済株式総数 | 35,693,969 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 338,518 | - |
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、当社が設定する役員・執行役員向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託において、当該信託が保有する当社株式が77,700株(議決権の数777個)含まれております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が59株含まれております。
| 2024年9月30日現在 | |||||
| 所有者の氏名 又は名称 |
所有者の住所 | 自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式 総数に対する 所有株式数 の割合(%) |
| (自己保有株式) | |||||
| ヒロセ電機株式会社 | 神奈川県横浜市都筑区中川中央2-6-3 | 1,780,700 | - | 1,780,700 | 4.99 |
| 計 | - | 1,780,700 | - | 1,780,700 | 4.99 |
(注)上記には、当社が設定する役員・執行役員向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託において、当該信託が保有する当社株式は含まれておりません。
該当事項はありません。
第2四半期報告書_20241113135828
1.要約中間連結財務諸表の作成方法について
当社の要約中間連結財務諸表は、第1種中間連結財務諸表であり、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第312条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編及び第5編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)に係る要約中間連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による期中レビューを受けております。
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
|
| 資産 | |||
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 10 | 90,341 | 85,665 |
| 営業債権及びその他の債権 | 10 | 39,418 | 44,362 |
| 棚卸資産 | 24,359 | 23,632 | |
| その他の金融資産 | 10 | 73,066 | 73,491 |
| その他の流動資産 | 7,276 | 6,747 | |
| 流動資産合計 | 234,460 | 233,897 | |
| 非流動資産 | |||
| 有形固定資産 | 80,949 | 86,064 | |
| 使用権資産 | 5,633 | 5,370 | |
| 無形資産 | 5,141 | 5,855 | |
| その他の金融資産 | 10 | 69,133 | 75,514 |
| 繰延税金資産 | 2,409 | 2,276 | |
| 退職給付に係る資産 | 4,499 | 4,286 | |
| その他の非流動資産 | 1,226 | 1,453 | |
| 非流動資産合計 | 168,990 | 180,818 | |
| 資産合計 | 403,450 | 414,715 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
|
| 負債 | |||
| 流動負債 | |||
| 営業債務及びその他の債務 | 10 | 11,729 | 11,666 |
| リース負債 | 1,107 | 1,136 | |
| その他の金融負債 | 10 | 25 | 44 |
| 未払法人所得税 | 2,497 | 5,604 | |
| その他の流動負債 | 5,840 | 7,977 | |
| 流動負債合計 | 21,198 | 26,427 | |
| 非流動負債 | |||
| リース負債 | 4,819 | 4,513 | |
| その他の金融負債 | 10 | 105 | - |
| 退職給付に係る負債 | 310 | 299 | |
| 繰延税金負債 | 12,113 | 12,574 | |
| その他の非流動負債 | 732 | 783 | |
| 非流動負債合計 | 18,079 | 18,169 | |
| 負債合計 | 39,277 | 44,596 | |
| 資本 | |||
| 資本金 | 9,404 | 9,404 | |
| 資本剰余金 | 11,183 | 11,157 | |
| 利益剰余金 | 340,806 | 342,751 | |
| 自己株式 | 6 | △35,807 | △27,463 |
| その他の資本の構成要素 | 38,587 | 34,270 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 364,173 | 370,119 | |
| 資本合計 | 364,173 | 370,119 | |
| 負債及び資本合計 | 403,450 | 414,715 |
| | | | |
| --- | --- | --- | --- |
| | | | (単位:百万円) |
| | 注記 | 前中間連結会計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間
(自 2024年4月1日
至 2024年9月30日) |
| 売上収益 | 8 | 82,910 | 94,519 |
| 売上原価 | | 46,097 | 51,731 |
| 売上総利益 | | 36,813 | 42,788 |
| 販売費及び一般管理費 | | 19,165 | 20,555 |
| その他の収益 | | 199 | 303 |
| その他の費用 | | 656 | 320 |
| 営業利益 | | 17,191 | 22,216 |
| 金融収益 | | 2,547 | 2,262 |
| 金融費用 | | 58 | 632 |
| 税引前中間利益 | | 19,680 | 23,846 |
| 法人所得税費用 | | 7,083 | 6,315 |
| 中間利益 | | 12,597 | 17,531 |
| 中間利益の帰属 | | | |
| 親会社の所有者 | | 12,597 | 17,531 |
| 1株当たり中間利益 | | | |
| 基本的1株当たり中間利益(円) | 9 | 365.87 | 518.17 |
| 希薄化後1株当たり中間利益(円) | 9 | 365.83 | 518.17 |
| | | | |
| --- | --- | --- | --- |
| | | | (単位:百万円) |
| | 注記 | 前中間連結会計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日) | 当中間連結会計期間
(自 2024年4月1日
至 2024年9月30日) |
| 中間利益 | | 12,597 | 17,531 |
| その他の包括利益 | | | |
| 純損益に振り替えられることのない項目 | | | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する資本性金融商品 | | 1,357 | 174 |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | | 1,357 | 174 |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | | | |
| 在外営業活動体の換算差額 | | 11,645 | △4,472 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する負債性金融商品 | | △14 | △19 |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | | 11,631 | △4,491 |
| 税引後その他の包括利益合計 | | 12,988 | △4,317 |
| 中間包括利益合計 | | 25,585 | 13,214 |
| 中間包括利益合計額の帰属 | | | |
| 親会社の所有者 | | 25,585 | 13,214 |
| (単位:百万円) | ||||||||
| 注記 | 資本金 | 資本 剰余金 |
利益 剰余金 |
自己 株式 |
その他の 資本の 構成要素 |
親会社の 所有者に 帰属する 持分合計 |
資本合計 | |
| 2023年4月1日残高 | 9,404 | 11,191 | 345,201 | △39,840 | 23,897 | 349,853 | 349,853 | |
| 中間利益 | 12,597 | 12,597 | 12,597 | |||||
| その他の包括利益 | 12,988 | 12,988 | 12,988 | |||||
| 中間包括利益合計 | - | - | 12,597 | - | 12,988 | 25,585 | 25,585 | |
| 剰余金の配当 | 7 | △9,640 | △9,640 | △9,640 | ||||
| 自己株式の取得 | △0 | △4 | △4 | △4 | ||||
| 自己株式の処分 | △6 | 69 | 63 | 63 | ||||
| 自己株式の消却 | 6 | △13,905 | 13,905 | - | - | |||
| 株式報酬取引 | 5 | 20 | 25 | 25 | ||||
| 利益剰余金への振替 | 13,895 | △13,895 | - | - | ||||
| 所有者との取引額等合計 | - | △11 | △23,535 | 13,990 | - | △9,556 | △9,556 | |
| 2023年9月30日時点の残高 | 9,404 | 11,180 | 334,264 | △25,850 | 36,885 | 365,882 | 365,882 |
| (単位:百万円) | ||||||||
| 注記 | 資本金 | 資本 剰余金 |
利益 剰余金 |
自己 株式 |
その他の 資本の 構成要素 |
親会社の 所有者に 帰属する 持分合計 |
資本合計 | |
| 2024年4月1日残高 | 9,404 | 11,183 | 340,806 | △35,807 | 38,587 | 364,173 | 364,173 | |
| 中間利益 | 17,531 | 17,531 | 17,531 | |||||
| その他の包括利益 | △4,317 | △4,317 | △4,317 | |||||
| 中間包括利益合計 | - | - | 17,531 | - | △4,317 | 13,214 | 13,214 | |
| 剰余金の配当 | 7 | △7,443 | △7,443 | △7,443 | ||||
| 自己株式の取得 | △8 | △8 | △8 | |||||
| 自己株式の処分 | △10 | 63 | 53 | 53 | ||||
| 自己株式の消却 | 6 | △8,274 | 8,274 | - | - | |||
| 株式報酬取引 | 115 | 15 | 130 | 130 | ||||
| 利益剰余金への振替 | 8,143 | △8,143 | - | - | ||||
| 所有者との取引額等合計 | - | △26 | △15,586 | 8,344 | - | △7,268 | △7,268 | |
| 2024年9月30日時点の残高 | 9,404 | 11,157 | 342,751 | △27,463 | 34,270 | 370,119 | 370,119 |
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 税引前中間利益 | 19,680 | 23,846 | |
| 減価償却費及び償却費 | 8,303 | 8,958 | |
| 金融収益 | △2,547 | △2,262 | |
| 金融費用 | 58 | 632 | |
| 営業債権及びその他の債権の増減額 (△は増加) |
826 | △6,359 | |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | 2,106 | 434 | |
| 営業債務及びその他の債務の増減額 (△は減少) |
△9,604 | 697 | |
| その他 | 5,006 | 1,944 | |
| 小計 | 23,828 | 27,890 | |
| 利息の受取額 | 629 | 1,152 | |
| 配当金の受取額 | 209 | 200 | |
| 法人所得税の支払額 | △7,558 | △2,289 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 17,108 | 26,953 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 定期預金の純増減額(△は増加) | 8,276 | △1,633 | |
| 投資の売却及び償還による収入 | 6,679 | 4,390 | |
| 投資の取得による支出 | △4,757 | △10,651 | |
| 有形固定資産の取得による支出 | △16,661 | △14,329 | |
| その他 | △645 | △863 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △7,108 | △23,086 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 自己株式の取得による支出 | △4 | △8 | |
| 配当金の支払額 | △9,640 | △7,443 | |
| リース負債の返済による支出 | △528 | △549 | |
| その他 | 63 | 53 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △10,109 | △7,947 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 2,462 | △596 | |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 2,353 | △4,676 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 88,029 | 90,341 | |
| 現金及び現金同等物の中間期末残高 | 90,382 | 85,665 |
1.報告企業
ヒロセ電機株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)は、主に多極コネクタ及び同軸コネクタ並びにその他の電子部品等の製造販売を行っております。
2.作成の基礎
(1)要約中間連結財務諸表がIFRSに準拠している旨
当社グループの要約中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号) 第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第312条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
要約中間連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表とあわせて利用されるべきものです。
当社グループの要約中間連結財務諸表は、2024年11月14日に当社代表取締役社長 石井 和徳により承認されております。
(2)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約中間連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円としております。また、百万円未満の端数は四捨五入して表示しております。
3.重要性がある会計方針
要約中間連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、当中間連結会計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算出しております。
4.重要な会計上の見積り及び判断
当社グループは、要約中間連結財務諸表の作成において、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積り及び仮定を用いております。これらの見積り及び仮定は、過去の経験及び利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら、その性質上、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間及び将来の期間において認識しております。
要約中間連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
5.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主にコネクタ等を生産・販売しており、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループはコネクタの形状を基礎とした製品別セグメントから構成されており、「多極コネクタ」及び「同軸コネクタ」の2つを事業セグメントおよび報告セグメントとしております。
「多極コネクタ」は、主として機器の外部に実装する丸形コネクタ及び角形コネクタと機器の内部に実装するリボンケーブル用コネクタ、プリント基板用コネクタ、FPC(フレキシブル基板)用コネクタ、ナイロンコネクタがあります。
「同軸コネクタ」は、マイクロ波のような高周波信号を接続する特殊な高性能コネクタであり、ここには光コネクタも含んでおります。
(2) 報告セグメント情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | その他 (注) |
要約中間 連結財務諸表 計上額 |
|||
| 多極コネクタ | 同軸コネクタ | 計 | |||
| 売上収益 | |||||
| 外部顧客への売上収益 | 74,245 | 5,827 | 80,072 | 2,838 | 82,910 |
| 収益合計 | 74,245 | 5,827 | 80,072 | 2,838 | 82,910 |
| 営業利益 | 15,240 | 1,538 | 16,778 | 413 | 17,191 |
| 金融収益 | - | - | - | - | 2,547 |
| 金融費用 | - | - | - | - | 58 |
| 税引前中間利益 | - | - | - | - | 19,680 |
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類等を一括しております。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | その他 (注) |
要約中間 連結財務諸表 計上額 |
|||
| 多極コネクタ | 同軸コネクタ | 計 | |||
| 売上収益 | |||||
| 外部顧客への売上収益 | 85,585 | 6,325 | 91,910 | 2,609 | 94,519 |
| 収益合計 | 85,585 | 6,325 | 91,910 | 2,609 | 94,519 |
| 営業利益 | 20,686 | 1,411 | 22,097 | 119 | 22,216 |
| 金融収益 | - | - | - | - | 2,262 |
| 金融費用 | - | - | - | - | 632 |
| 税引前中間利益 | - | - | - | - | 23,846 |
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類等を一括しております。
6.払込資本及びその他の資本
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
当社は、2023年5月8日開催の取締役会決議に基づき、2023年5月15日に自己株式976,651株の消却を行っております。この結果、当中間連結会計期間において、自己株式が13,990百万円減少し、当中間連結会計期間末において自己株式が25,850百万円となっております。
上記消却の金額は「資本剰余金」の中のその他資本剰余金から減額しておりますが、その他資本剰余金を上回る金額については「利益剰余金」より減額しております。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
当社は、2024年5月30日開催の取締役会決議に基づき、2024年6月6日に自己株式556,469株の消却を行っております。この結果、当中間連結会計期間において、自己株式が8,274百万円減少し、当中間連結会計期間末において自己株式が27,463百万円となっております。
上記消却の金額は「資本剰余金」の中のその他資本剰余金から減額しておりますが、その他資本剰余金を上回る金額については「利益剰余金」より減額しております。
7.配当金
(1) 配当金支払額
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
| 決議 | 配当の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2023年6月23日 定時株主総会 |
9,643 | 利益剰余金 | 280.00 | 2023年3月31日 | 2023年6月26日 |
(注)2023年6月23日定時株主総会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| 決議 | 配当の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2024年6月21日 定時株主総会 |
7,445 | 利益剰余金 | 220.00 | 2024年3月31日 | 2024年6月24日 |
(注)2024年6月21日定時株主総会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
(2) 基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
| 決議 | 配当の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2023年11月1日 取締役会 |
7,578 | 利益剰余金 | 220.00 | 2023年9月30日 | 2023年12月1日 |
(注)2023年11月1日取締役会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| 決議 | 配当の総額 (百万円) |
配当の原資 | 1株当たり配当額 (円) |
基準日 | 効力発生日 |
| 2024年11月1日 取締役会 |
8,309 | 利益剰余金 | 245.00 | 2024年9月30日 | 2024年12月2日 |
(注)2024年11月1日取締役会決議による配当金の総額には、当社が設定する役員・執行役員向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金19百万円が含まれております。
8.収益
当社グループは、コネクタの種類(注記「5.事業セグメント」参照)及び顧客の所在地を基本にして組織が構成されており、それらの区分に基づき当社の取締役会は経営資源の配分の決定及び業績の評価の検討を行っております。
顧客の所在地により分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関係は以下のとおりであります。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | その他 | 合計 | |||
| 多極コネクタ | 同軸コネクタ | ||||
| 顧客の所在地 | 日本 | 16,624 | 938 | 726 | 18,288 |
| 中国 | 25,691 | 1,693 | 224 | 27,608 | |
| 韓国 | 11,357 | 553 | 1,677 | 13,587 | |
| その他 | 20,573 | 2,643 | 211 | 23,427 | |
| 合計 | 74,245 | 5,827 | 2,838 | 82,910 |
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメント | その他 | 合計 | |||
| 多極コネクタ | 同軸コネクタ | ||||
| 顧客の所在地 | 日本 | 13,277 | 772 | 448 | 14,497 |
| 中国 | 36,098 | 2,168 | 135 | 38,401 | |
| 韓国 | 13,986 | 892 | 1,816 | 16,694 | |
| その他 | 22,224 | 2,493 | 210 | 24,927 | |
| 合計 | 85,585 | 6,325 | 2,609 | 94,519 |
日本においては丸形コネクタ、角形コネクタ、プリント配線板用コネクタ、自動車用コネクタ等を販売しており、産機分野や自動車分野などを主な顧客としております。
中国においては、プリント配線板用コネクタ、同軸コネクタ等を販売しており、スマートフォン及びコンシューマ機器分野などを主な顧客としております。
韓国においては、プリント配線板用コネクタ、角形コネクタ、自動車用コネクタ、同軸コネクタ、その他機器等を販売しており、スマートフォン、コンシューマ機器分野及び自動車分野などを主な顧客としております。
その他地域は欧州、北米、その他アジア等の顧客に、プリント配線板用コネクタ等の様々なコネクタを販売しております。
9.1株当たり利益
| 前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
|
| 基本的1株当たり中間利益算定上の基礎 | ||
| 親会社の所有者に帰属する中間利益(百万円) | 12,597 | 17,531 |
| 基本的1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(百万円) | 12,597 | 17,531 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 34,431 | 33,833 |
| 基本的1株当たり中間利益(円) | 365.87 | 518.17 |
| 希薄化後1株当たり中間利益算定上の基礎 | ||
| 基本的1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(百万円) | 12,597 | 17,531 |
| 希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(百万円) | 12,597 | 17,531 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 34,431 | 33,833 |
| 新株予約権による普通株式増加数(千株) | 3 | ‐ |
| 希薄化後の期中平均普通株式数(千株) | 34,434 | 33,833 |
| 希薄化後1株当たり中間利益(円) | 365.83 | 518.17 |
(注)基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の算定において、役員・執行役員向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。
10.金融商品の公正価値
(1) 公正価値の測定方法
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務については、短期間で決済されるため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
その他の金融資産のうち、預入期間が3ヶ月超の定期預金等については、比較的短期で満期が到来するため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。ただし、長期預金にはデリバティブ内包型預金が含まれており、このデリバティブ内包型預金については金融機関より公正価値を入手しております。
資本性金融商品については、活発な市場がある場合は公表された市場価格を用いて測定し、活発な市場がない場合はマーケット・アプローチ、インカム・アプローチ、またはネットアセット・アプローチ等の評価技法を用いて測定しております。
負債性金融商品については、活発な市場がある場合は公表された市場価格を用いて測定し、活発な市場がない場合は信用格付けや割引率などの市場で観察可能な基礎条件を用いて測定しております。
デリバティブについては、先物為替相場等に基づいて算定しております。
(2) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の公正価値は以下のとおりであります。
なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は、下表に含めておりません。
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
|||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| その他の金融資産 | ||||
| 長期預金 | 1,000 | 986 | 1,000 | 984 |
| 負債性金融商品 | 10,079 | 10,371 | 13,909 | 14,192 |
(3) 公正価値で測定する金融商品
① 公正価値ヒエラルキー
公正価値で測定する金融商品については、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
公正価値で測定する金融商品の公正価値のレベル別内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度(2024年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| その他の金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 資本性金融商品 | - | 13,079 | - | 13,079 |
| デリバティブ | - | 1 | - | 1 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 負債性金融商品 | 20,604 | - | - | 20,604 |
| 資本性金融商品 | 16,135 | - | 2 | 16,137 |
| 資産合計 | 36,739 | 13,080 | 2 | 49,821 |
| その他の金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 130 | - | 130 |
| 負債合計 | - | 130 | - | 130 |
当中間連結会計期間(2024年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| その他の金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 資本性金融商品 | - | 14,674 | - | 14,674 |
| デリバティブ | - | 132 | - | 132 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 負債性金融商品 | 20,475 | - | - | 20,475 |
| 資本性金融商品 | 16,386 | - | 602 | 16,988 |
| 資産合計 | 36,861 | 14,806 | 602 | 52,269 |
| その他の金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 44 | - | 44 |
| 負債合計 | - | 44 | - | 44 |
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。
前連結会計年度及び当中間連結会計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
② レベル2、3に区分される公正価値測定に関する情報
公正価値ヒエラルキーのレベル2に区分される負債性金融商品については信用格付けや割引率などの市場で観察可能な基礎条件を用いて測定しており、デリバティブについては先物為替相場等に基づいて算定しております。
レベル3に区分される資本性金融商品の公正価値については、マーケット・アプローチ、インカム・アプローチ、またはネットアセット・アプローチ等の評価技法を用いて測定しており、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に、重要な公正価値の変動は見込まれておりません。
レベル3に分類された金融商品については、グループ会計方針等に則り公正価値の測定を行い、測定結果については管理部門の責任者が承認しております。
レベル3に区分される金融資産については、前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間において、重要な変動は生じておりません。
11.後発事象
該当事項はありません。
2024年11月1日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。
① 配当金の総額 8,309百万円
② 1株当たりの金額 245.00円
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日 2024年12月2日
第2四半期報告書_20241113135828
該当事項はありません。
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